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2023年釣行記(38) – TC

2023年 Touching 釣行記

日 時:07月06日(木) 19:10~21:30
潮回り:中潮
(↑↓)
場 所:MHR-KGN
釣 果:ナシ
同行者:単独、(ISBSさん)

この所、KMI’sアジング続きだったので、目先を変えて刀狩りに行くことにした。

自宅を17:40頃に出発し、現地付近には18:50頃到着。
実は、刀狩りの今シーズン開幕の場として、MHR-KGNにするかUMB-FPにするか大いに迷っていたが、街灯があってより可能性が高いUMB-FPに決めて車を走らせていた。所が、UMB-FP近くの交差点にまで来た時、何を思ったかハンドルを切ってMHR-KGNの駐車スペースに車を入れていた。

そして、車から降りて丁度キャリヤーにクーラーやバッカンを積み込んでいる時に、小生と同じ車が滑り込んで来た。この車の持ち主は、専ら刀狩りばかりをしている御仁で、偶々、乗っている車の種類や色が小生の車と同じだったことから、親しくなったのだが、その御仁によれば、5月には指5本位のドラゴン級が釣れたが、6月に入ってからはさっぱり。今日は10日振りに様子を見に来たとのこと。

これを聞いて、UMB-FPにポイントを替えようかと考えたが、やって見なければ判らないと考え直し、キャリヤーを引っ張って岸壁に出た。

中潮の満潮時刻直前なので潮位が高く、テトラ帯は完全に海中に沈んでいて位置が全く判らない。となると、下手をするとテトラ帯の真上を釣ることになり、根掛かりが怖い。そこで、微かな記憶を頼りにテトラ帯の切れ目の正面になる22番スポット付近に入ろうと、岸壁を歩いたが、生憎、そこには先行者の姿がある。そこで、その少し先の24番スポット付近に釣り座を構えることにした。このポイントでもタチウオを釣った記憶があり、根掛かりもしなかったので、大丈夫だろうと考え、準備に取り掛かった。

19:10頃、Sephia S809M/Fのロッドに、テンヤドジョウを括り付けた快適波止タチウオテンヤSS2Sの組み合わせで、今シーズン初めての刀狩りを開始。
日没時刻前のまだ明るい時間帯なので、タチウオがコンタクトして来る可能性は低い。しかし、掛けた瞬間のタチウオ独特の動きを想像して、胸がドキドキする瞬間だが、案の定、何も異常がない。

何回か、テトラ帯に根掛かりしないコースを探りながら、キャストを繰り返していて、背後を通り掛かろうとするアングラーに気が付いた。そのアングラーが通り過ぎるのを確認しようと、振り返って顔を見ると、何とそのアングラーはISBSさん
ISBSさんによると、最近も通って来ているが、タチウオが釣れている場面を見掛けたことがない。近くのUMB-FPの駐車場もガラガラ状態だとのことで、やはり、今年のタチウオは良くなさそう。こんなことなら、来る前に、ISBSさんに状況を尋ねれば良かったと思ったが、後の祭り。

しかし、来てしまった以上、やるしかないと腰を落ち着けてタチウオ調査をすることにした。

ISBSさんタチウオを求めて、先に進んでいった後も、その場で回遊を待ち続けたが、全く、反応がない。
時折、海中に沈んでいるテトラにテンヤが掠った際のコツッと伝わって来る感触に、来たか!!と胸をドキドキさせガッカリすることがあるだけ。

20:00頃、先に行っていたISBSさんが戻って来て、やっぱり、駄目だったよと言葉を残して、引き揚げて行った。
その頃には、小生の頭にはボーズの文字がグルグルと回っていたが、ヒョットすると、回遊があるかも知れないと根拠のない期待を抱いてキャスティングを続けた。
しかし、全て無駄な作業に終わり、結局、21:30を回った頃、疲れ果ててStopFishingとした。

昨年の今頃は、MHR-KGNでもUMB-FPでも釣果があった上、釣り場近くの上◯屋のHPでも、7月3日付でUMKZ-Pでの釣果写真を掲載していたこともあって、よもやボーズを喰らうとは思いもしなかった。
しかし、結果は思いもしなかったパーフェクト・ゲーム
とは云え、主として岸辺近くをネチネチと狙うアジングと、長いロッドを力一杯振って11gのテンヤをキャストする刀狩りは、釣り方としては真逆だが、その面白さは甲乙つけ難く癖になって止められない。

次回の釣りは、KMI’sでのアジングにするか、UMB-FPでの刀狩りにするか・・・・?