※ 月別アーカイブ:7月2019 ※
2019/07/30
2019年 Octopusing 釣行記
日 時:07月30日(火) 14:15~19:30
潮回り:中潮(↑↓)
場 所:Y’s P’
釣 果:タコ x 1 (リリースサイズ)
同行者:YGWさん
前回のY’s Pで楽しい思いをしたので、カミさんが留守にする絶好のチャンスを逃す手はないと先週に続いて月・火連続で魔女狩りをすることにした。場所はYGWさんの選択でY’s P’。
14:00過ぎ、Y’s P’に到着し、前回と同じ航路側でキャスティングを開始。
風は昨日と違ってかなり強目。しかし40~60gと重たいエギを扱うので、釣りそのものは多少やり難いが、暑さが凌げる上、蚊の暗躍も防いでくれるので、寧ろ好都合。
14:15頃、航路に向かって右の角に立ってキャスティングを開始。
2投目か3投目のこと。昨日の様に着底させた後、ズル引きをして根を探すと
とカチッとした感触でエギが動かなくなった。これはチャンスとばかりにシェイク&シェイク。そして、様子を窺う様にロッドを立ててみたが動かない。
タコが来ているかも・・・・。
更にロッドを立てたり斜めにしたりしてシェイクを繰り返したが、ピクリとも動く気配がない。ここで動く様なら根掛かりだが、動かないのは良型のタコがガッチリとエギを押さえ込んでいる筈。そこで更にシェイクを繰り返した後、大きくロッドを煽って合わせを入れると、ガツンとロッドが止まった。この時点でズリッとした感触があり、少しでも動く様なら、それ程大きなタコが掛かっていることはないが、ガッチリと動かない場合は大物が掛かっていることが考えられる。暫くの間、シェイクを繰り返して様子を窺ったが、ピクリともしない。そこでタコを引き剥がす積りで、アルミのパイプを持ち出してみたが、力を入れて引っ張っても動かない。
ここで、良型のタコではなく根掛かりであることを確信し、体重を掛ける様にしてラインを引っ張って何とかエギの回収に成功。と思ったら、15号のオモリはなくなり、エギのアイがグラリと曲がって、到底使い物にならない状態になって仕舞った。
入釣した途端にこの調子ではとガッカリしながら、キャスティングを繰り返したが、音沙汰がない。
隣りのYGWさんも空振りを繰り返しているので、この日はタコの活性は低い様に思える。こうなると釣り場の規模の小さいY’s P’では、タコを求めて徘徊することも叶わず、同じ様な場所を交代しながらの釣りになって仕舞う。
この日、最初の獲物は15:40頃。
サイズは、エギと同じ位のイイダコサイズで面白み掛けるが、兎にも角にもボーズだけは回避出来た格好。
しかし、その後は全く音沙汰がなく、時折ロッドを曲げているYGWさんを見るのが精一杯。
こうなって来ると、正に無い物ねだりで、蚊を寄せ付けず、暑さも和らげてくれる強い風が疎ましくなって来るのだから始末が悪い。
もう少し風が弱ければ、意図したコースをトレース出来るのに・・・・。
結局、19:30頃にStopFishingとするまでに、取れたのは最初のイイダコサイズだけ。エギを押さえ込んだのかと期待したものは、悉く本当の根掛かりで、昨日の面白かったオクトパッシングとは真逆の結果だった。
所で、この日、図らずもSKさんに会った。彼はY’s Pで14:30頃から17:30頃までの3時間程で合計12匹、内キロクラスは4~5匹だったとのこと。
場所の選択を間違えたのかも・・・・・・。
2019/07/29
2019年 Octopusing 釣行記
日 時:07月29日(月) 06:30~13:30
潮回り:中潮(↓↑)
場 所:Y’s P
釣 果:タコ x 5 (700g(推定)、900g、1kg、リリース x 2)
同行者:YGWさん
前回SKさんに教えて頂いたことを復習したいと思っていた所に、タイミング良くYGWさんからの連絡があって、一も二もなく悪魔狩りに行くことに決定。
Y’s Pには二人連れ立って06:00過ぎに到着。
今回は先行者の姿もなく、長い突堤は我々二人の天国。
小生は直ぐにウェストバッグとタコ網を持って、9~10番スポットに急行。
ここは水深は余りないが、ボトムの様子が他とは違っているので、兎にも角にもやってみたかったポイント。正直に云えば前回爆釣したSKさんにあやかりたいと思う卑しさもあったのは確か。
海水の色は薄く赤茶けていたが、前々回だったかYGWさんやAKTさんと来た時程ではないので、気にする必要はなさそう。
風は予報では1m程とされていたが、現地では殆どなく、しかも陽が差しているので、湿気の高い暑さが身体中に纏わり着いて、不快を覚える程。そんな中をテクテク歩いたので、目当てのポイントに着いた頃には、べっとりと汗をかいていた。
キャスティングを始めたのは06:30頃。
そしてその2投目。
ボトムを取って根掛かりポイントを探してズル引きし、ズル引きが止まった所で、シェイク&シェイク。すると何やらモゾモゾしている様なしていない様な表現し難い違和感が伝わって来た。そこでSKさんの教えに従って真上にロッドを大きく煽る様にして合わせを入れた所、ガツンとロッドが止まって・・・・。
海面でプシューッと潮を吹いたのは、200~300g程度のタコ。サイズは物足りないが直ぐに結果が出せて大満足。
サイズが小さいので、最終的にはリリースすることになるだろうと思いながら、取り敢えず、手に入れたばかりのタコ網に一旦キープして、キャスティングを再開。
それから約10分後、同じ様に根掛かりポイントでシェイク&シェイク。そして大きく合わせを入れた所、今度はガッチリと根掛かりした様で、ピクリとも動かない。
根掛かりなのかタコに貼り付かれたのか判らないので、取り敢えずラインを張らず緩めずの状態にしてシェイク&シェイク。頃合いを見て大きくロッドを煽ったが、やはりピクリともしない。これは本物の根掛かりだろうとアルミパイプにラインを巻いてグイッと力を入れて引っ張ると、ズルッと動く。
タコだ!!
前回、同じ状況で抜き揚げに失敗したので、今回は追い合わせを入れた上でリーリングすると、8本の足を大きく広げた良型のタコが海面に浮いて来た。慎重に抜き揚げて、これもタコ網に収納。
そして、3匹目を狙ってキャスティングを続けたが、反応が間遠くなって来た。キャストする方向を変えてやってみたが、それらしい違和感が伝わって来ない。
そうこうする内、07:00を回ったばかりだと云うのに、太陽がジリジリと照り付けて来て堪らない。風があれば少しは凌げるのだろうが、ソヨリともしないし、日陰のない突堤では逃げ場もない。
そこで、一旦ベースキャンプに戻り建物の陰に入ることにして、タコ網を引き揚げてみると、どう云う訳かもぬけの殻。網が破れているのかと思いチェックすると破れは見当たらず、ファスナーが10cm程空いているのが分かった。2匹目を収納する際に、きちっと締まり切っていなかったのかも知れないが、空になったタコ網を手に、暫し呆然。
ベースキャンプに戻り、日陰に入ってYGWさんと話をしながらキャスティングを再開。日陰に入っても建物の陰なので風が回って来ず、蒸し暑さは変わらない。直射日光が当たっていないだけマシと云った所。
付近は、既にYGWさんが叩いた後で余り期待は出来ないと思っていたが、日陰から出るのも億劫なので、兎に角キャスティングを続けていた時のこと。時刻は定かではないが、エギが足許から7m程のブレイクに差し掛かった時に何やら違和感がある。そこでシェイク&シェイクして合わせを入れたが、これは空振り。そのまゝの状態で、又々シェイク&シェイクしていると、明らかに何かがエギを引っ張る様な感触が伝わって来た。そこでシェイク&シェイクの後合わせを入れて、キロ前後の良型をゲット。
このタコも網に収容したが、今度は絶対に脱走は許すまじとタコ網の収納口付近を取り付けロープでグルグルと巻き縛ったことは云うまでもない。
10:00頃、夏休みに入ったばかりの子供連れと黒鯛師が登場して来た丁度その時、ベースキャンプの突端で、良型のタコを追加。
しかし、その後も梅雨が明けたばかりの猛暑の中頑張ってキャスティングを続けたが、この日の悪魔狩りは、イイダコサイズを追加したものゝ、事実上これが最後で、13:30頃に片付けに入った。
所で、今回は前回SKさんに教えて頂いた通り、こちらから積極的に根掛かりを求めてタコの居場所を探したのが、これまでと違う点だった。
これまではタコと根掛かりは切っても切れないものとの認識はあったが、どうしても根掛かりを怖がっており、根掛かったと思うと、その根掛かりを外すことに意識が行っていた。
しかしSKさんの云う、根掛かった場所はタコの住処の近くなので、近くにタコがいる筈。タコの活性が高ければエギを見付けると、スッと寄って来てエギを抱き込むが、活性が低い場合は長い足でエギを触っているだけ。従って、出来るだけシェイク&シェイクを繰り返して、タコがエギを抱き込むまで待つことを聞いて、目から鱗が落ちた様な・・・・。
と云う訳で、今回は意識の持ち様をがらりと変えて、ひたすら根掛かりポイントを求めることを徹底した。
その結果、数こそ5匹だけで爆釣には程遠い結果だったが、内容的には釣れちゃったと云うのではなく、釣った感が強くあって、これまでになく楽しいオクトパッシングだった。
2019/07/26
2019年 Octopusing 釣行記
日 時:07月26日(金) 06:30~13:30
潮回り:小潮(↑↓)
場 所:Y’s P
釣 果:タコ x 1 (400g)
同行者:AKTさん、SKさん
前回のY’s P’で、AKTさんから26日にSKさんとオクトパッシングに来ることになっているので、一緒にどうかとの有難いお誘いを頂いた。聞けばSKさんは何年も前からオクトパッシングをしておられるとのことなので、色々と教えて頂ける。しかし、26日も釣行するとなると、今週の釣行は月曜、火曜に続いて3回目となるので、流石に疲れが気になった。と云っても、滅多にないこんなチャンスを見逃す手はない。
と云う訳ですっかりその気になっていたのだが、予報を見ると台風6号の影響のためか、26日は10:00頃から雨模様になっている。釣りの予定は6:00頃から14:00頃までなので、前半は問題ないとしても後半は雨に濡れてしまうことになる。何とか降り出しが少しでも遅くならないか・・・・。
そんな願いが天に通じたのか、次に予報をチェックした時には傘マークは15:00以降にズレて付いている。こうなると迷うことなく、21:00過ぎには道楽部屋で床に入っていた。
6:00過ぎ、AKTさん、SKさんと連れ立ってY’s Pに到着。先行者はヘチ釣りの黒鯛師が一人だけ。
風は横風になる南東から強目に吹いている。アジングでは邪魔になって仕方がない風も、40g以上の重たいジグを扱うオクトパッシングでは殆ど問題とはならなず、暑さ凌ぎになるので、寧ろ有難い。
06:00過ぎ、キャスティングを開始。
海の色は前回の様に赤茶けておらず綺麗になっているので、直ぐにでもコンタクトがあるのかと思ったが、反応がない。AKTさんはタコからのコンタクトを求めて3番、4番スポット方面に移動。SKさんは蟹の横這い釣法でタコの居場所を探し、小生はSKさんに付かず離れずで付いて行く作戦。
07:00過ぎ、コンタクトがないので、小生のみ引き返して、水が綺麗になってピーカンに晴れているので、タコは物陰に隠れているのではないかと考えて、岸壁の陰を狙うことに作戦変更。そして、岸壁の近くの陰になった部分を狙ってアンダーキャストでエギを送ってチョンチョンとシェイクしていると、根掛かり。
アーアッ、こんな所で根掛かりとは・・・・。
ロッドを煽っても、ラインを手に巻き付けて引っ張っても、全く動く気配がない。仕方がないので、エギをロストする覚悟でラインをアルミパイプに巻き付けて、グイッと力を込めて引っ張ると、ズルズルと動く。
アレッー、根掛かりじゃなくて、タコ????
慌ててラインを巻き取ろうとしたが、アルミパイプに巻き付けたラインを解くのに手間取ってしまって、又々、根掛かり。この根掛かりもパイプにラインを巻き付けて、ズルズルと動かし、急いでパイプから解いてリーリングをすると、ゴミでも掛かった様な重さがある。
やっぱりタコだぁと漸くここでタコであることを認識。
そのまゝリーリングを続けて、足を傘の様に広げたタコを海面まで浮かせ、抜き揚げようとした所、ボチャンと空しいを残して海に帰って行ってしまった。
オクトパッシングを始めたばかりとは云え、タコを掛けたことがない訳ではない。しかも、タコか根掛かりか判らなければ、兎に角合わせを入れるべしとの知識はあるのに、何故この時は、直ぐに根掛かりだと決めつけてしまったのか・・・・。
自身の馬鹿さ加減と悔しさで意地になって同じ場所をしつこく攻めたが、タコがエギを押さえ込む根掛かりは、2度と起こらず仕舞い。
その後は、根掛かりかも知れないが怪しいと思ったものには、ドンドンと合わせを入れたが、悉く空振り。
こうなると、どうせ、これも根掛かりだろうと注意力は散漫になりモティベーションは急降下。
建物の陰に座り込んで、オクトパッシングのし過ぎで左手親指の付け根を痛めたAKTさんと並んで休んでいる時間が多くなってしまった。
そんな二人を他所にやる気満々のSKさんは、突堤の反対側を探査して来ると云って出て行き、中々帰って来ない。
と云うことは、釣れている筈だと思いつつも重い腰を上げる気にもならずに休んでいる所に、タコ網を大きく膨らませてSKさんがニコニコしながら帰って来た。
9番から10番が良いですヨ。
網に入れたタコを1匹1匹処理しながら、キャスティング方向や狙い方などを説明してくれた所で、漸くその気になり重い腰を上げて、テクテク歩いて10番スポット付近に到着し、一足先に来ていたAKTさんと並んでキャスティングを始めた。
確かに、他とは違う根の様子なので期待をしたがコンタクトがない。そうこうする内、釣ったタコの処理を終えて戻って来たSKさんが、小生の後ろに立ち、キャスト方向やエギの動かし方など、それこそ手取り足取りで教えてくれた。それでも、小生にはコンタクトがない。
そこで荷物を置いている場所に向かいながら、蟹の横這い釣法でタコの居場所を探すことにした。
小生が先に立ち、キャストをし底取りをしてズル引き。根のある所に来たらシェイク・シェイク。シェイクしながらロッドを立てる様にして、エギが動かない様なら合わせを入れ、動く様なら引き続いてシェイク・シェイク。
それでもタコからのコンタクトがない様なら、少し移動して、同じことを繰り返す。仮に合わせが空振りでも、エギを回収せずにシェイクし続けること。
SKさんのこんな説明を受けながらタコを探していると、小生の後方でロッドを振っていたSKさんが、小生が探った筈の場所でロッドを曲げている。
ウーン。一体何が違っているのか・・・・・。それにしてもSKさんの爆釣振りには只々呆れるばかり。
やり方は間違っていない。そのまゝ続けていれば、必ずタコは釣れる。
とSKさんは後ろから声を掛けて呉れるが、小生の気持ちは直ぐにでも切れてしまいそうな状態。そうなっては、小生に釣らせようと一所懸命になってくれているSKさんに申し訳ないと思う気持ちだけで持っている様なもの。
そして、とうとう1番スポット付近にまで来た時のこと。時刻は既に13:00を回っており、ソロソロ終わろうかと思いつゝキャストして底を取ったと思ったら根掛かり。
SKさんの教え通りシェイクを続けロッドを立てたが、ガッチリと動かない。そこで思い切って合わせると・・・・。
ガツンとロッドが止まると同時にゴミを掛けた様な重さが伝わって来て、漸く、この日最初の獲物をゲット。
サイズはそれ程大きくはないが、付きっ切りで教えてくれたSKさんも、ホッとしたことだろう。
と云うことで、最後の最後になって何とか辻褄合わせが出来たの訳だが、思い返せばSKさんに教えて頂いた内容も、YGWさんやAKTさんの説明も、突き詰めると根掛かりを積極的に狙うことではないかと思った。
オクトパッシングには根掛かりは憑き物であることは、充分に承知しているのだが、実際には、無意識の内に根掛かりを避け様としていた様に思う。そのために、根掛かりが発生するとそこでシェイクし続けることはなく、根掛かりを外すことに気を使っていたのが、余りタコが釣れなかった理由だろう。つまり、根掛かりをするとチェッと舌打ちをするか、シメタと思うかの違いで、オクトパッシングの場合はシメタと思わなければならず、この点、他の釣りとは正反対なのだろう。
次回は、積極的に根掛かりを求めてやってみようと思う。
2019/07/23
2019年 Octopusing 釣行記
日 時:07月23日(火) 14:30~19:30
潮回り:中潮(↑)
場 所:Y’s P’
釣 果:タコ x 4 (1kg x 1、リリースサイズ x 3)
同行者:YGWさん、AKTさん
YGWさんやAKTさんは、昨日の貧果を受けて別の場所でリベンジを図るとのこと。小生も参加したいと思ってはいたが、連日の釣行は、高齢者の身には些か辛いものがある。と云う訳で、参加するしないの意思表示は保留にさせて貰って帰宅して来た。
そして、翌日の朝起床し、どう云う訳か余り疲れが残っていないのに自分自身でもビックリ。
幸い(?)この日から25日までは、臨時に独身に帰る3日間になるので、何をするにしても、誰に遠慮する必要もない。となると、この日の予定は、当然、YGWさんやAKTさんのリベンジ釣行に参加することで、直ぐにその旨連絡を入れたのは云うまでもない。
待ち合わせ時刻の14:00に余裕を持って到着すべく12:40頃、早目に自宅を出発。
すると、大通りに出た途端、車が進まない。何とか渋滞を抜けヤレヤレと1kmほど走った所で、又もや渋滞。ここはよく渋滞する場所だが、渋滞することのない朝早い時間帯に通っていたので、完全に意識外のことだった。しかも、渋滞の列がいつもより遥かに長く、信号が青になっても全く動かない。
余裕を持って家を出たこともあって、最初の内はまだまだ冷静でいることが出来たが、時計の針が進んで来るに連れ、徐々に焦りを感じ始め、途中でYGWさんに遅れるかも知れないとお断りの連絡を入れた程。
結局、約束の時刻には何とか間に合ったが、二つの渋滞の原因は、どちらも交通事故。交通事故を起こしたくて事故る人はいないだろうが、二つとも、なんでこんな所で事故るの?と不思議に思う程の場所での事故。小生も高齢者ドライバーの端くれになり、昨年はどうしてと思う様な自爆事故を起こしているだけに、もっと注意をしなければと思った次第。
14:00過ぎに、目的の釣り場に到着。
ここはY’s Pとは違って突堤の先端だけが掛かり場で、270°程開けていて3人で釣りをするには、丁度良い大きさ。
例によって、最初にキャスティングを始めたのはYGWさんで、彼によれば根は北北東方向にあるが、南向きは泥又は砂底でつぶ根がある程度だとのこと。
そこで、小生は先ず南向きを広くデビルパラシュートで結探ってみることにして、14:20頃、キャスティングを開始。
1投目。底を取ってからズルズルと引いて来たが、YGWさんの云う通り、根の存在は感じられない。
タコの拠り所がないので、こちら向きは駄目かも知れない・・・・。
と思いつゝ2投目をしようとしていると、北北東向きにキャストしていたYGWさんが、早くも一番乗りでキープサイズのタコをゲット。
やはり、根がある方が良さそうだな。
2投目をキャストして、今度は軽くチョンチョンとルアーを動かしながら寄せて来た所で、岸壁の陰があることに気が付いた。ひょっとすると陰に潜んでいるかもと思い、そのまゝルアーを陰に誘導する様に動かしていると、根掛かり。
こんな所に根があるんだと思いながら、根掛かりを外そうとロッドを持ち上げる様にすると、ロッドはギューッと曲がりつゝもジワーッと持ち上がって来る。そこでタコがルアーに抱き付いていることを確信し、合わせを入れて寄せに掛かった。しかし、重たくて中々上手くリールを巻くことが出来ない。YGWさんからポンピングをするなと声が掛かったが、余りにも重たいので、どうしてもポンピング気味になってしまう。
何とか海面に浮かせて、抜き揚げたのは、見るからに良型と判る大きなタコ。
オクトパッシングを始めて3回目にして、1から10まで全てを独りでやり遂げた最初のタコで、しかも良型だったので、年甲斐もなく興奮していたのか、写真を撮るのをすっかり失念していた。
2匹目は、17:30頃。
これは南西の壁際で来たリリースサイズ。
前回と違って1匹、2匹とロッドを曲げてくれたので、今日は釣れそうだと期待したが、期待を胸にすると釣れなくなるのは、釣りの世界ではよくあることで、時間が進むに連れてサッパリ。
小生が釣れていないのは、ある意味当然だとしても、意外にもAKTさんが苦しんでいる。しかし、そんな二人を他所にYGWさんは一人だけポツリポツリと良型を掛けている。
何が違うのだろうか?
結局、StopFishingとした19:30頃までにリリースサイズを2匹追加出来たものゝ、正に竜頭蛇尾の結果で、10年に1度の当たり年と云われているだけに、もう一つ満足しきれない結果だった。
所で、タコがルアーを抱いた時と根に掛かった時とでは、何が違っているのだろう。
例えば、タコが抱いた時は、ルアーを引き込んだり押さえ込んだりするにしても軟体動物特有のヌルッとした感触があり、対して、根掛かりの場合は無機質の物体にルアーが引っ掛かっているので、硬い感触しかない筈だとばかり思っていた。そして、その違いは必ずロッドを通して伝わって来る筈なので、集中すれば判ると思っていた。
しかし、現実にはその違いを小生は全く判別出来ずにいるために、タコが抱いたのを見逃し、根掛かりをタコのそれだと勘違いをして合わせているのかも知れず、結果として貧果に繋がったのではないか・・・。
だがこの日の結果を見る限り、どうも、そうではなさそうで、最初の2匹を除いては、根掛かりだと思いつゝも合わせてみたらタコだったと云う訳。こうなると、益々、どっちがどっちなのか判別し難くなるのは当然のことで、その解決策は、数多く釣って経験的にその違いを得とくする以外にないのかも知れない。
そのためには、せっせと釣り場に通う必要がある・・・・・とはオクトパッシングにのめり込もうとする口実か?
2019/07/22
2019年 Octopusing 釣行記
日 時:07月22日(月) 06:15~13:30
潮回り:中潮(↑↓)
場 所:Y’s P
釣 果:ナシ
同行者:YGWさん、AKTさん
前回はマグレっぽい結果で、満足度はもう一つだったが、兎にも角にも、生まれて初めてのタコを釣ったことには気を良くしていたので、YGWさんの提案には一も二もなく飛び付いてY’s Pでオクトパッシングをすることにした。そして、その後の連絡ではAKTさんやINUEさんも行くことになり、2ヶ月半振りの4人揃い踏み。
Y’s Pに到着したのは6:00過ぎ。
長い釣り場には先行者の姿は見えず、アングラーは遅れて参加することになっているINUEさんを除く3人だけ。釣り場には仲間内しかいないので、誰に遠慮することなく思う存分タコと遊ぶことが出来そう。
小生が準備をしている間にも、YGWさんは釣り場の中程の所まで歩いて行き、AKTさんは一段高くなった所で、早速ロッドを振り始めている。毎度のこととは云え、彼らの手際の良さにはただ感心するばかり。
この日の最初の獲物を手にしたのは、AKTさんで、小生がキャスティングを始めるのとほゞ同時。残念ながら、サイズは今一つでノータッチリリースになったが、今日は期待出来そうだ!!
小生は、釣り場の取っ付き付近から蟹の横這い釣法で、タコの居場所を探しながらキャスティングを繰り返したが、全く音沙汰がない。
前回、初めてのオクトパッシングで2匹獲ったとは云え、タコのアタリだと確信を持って獲りに行った結果ではなく、これは文字通りビギナーズ・ラックで、釣ったと云うよりも釣れちゃったと云うべきもの。早くタコのアタリと根掛かりを見極めるコツを掴みたいと思うが、ネット情報では、兎に角、怪しいと思ったら合わせるべしとのこと。
この釣り場の底の様子は、足許から7~10m先まで基礎が入っており、その先は泥か砂地で、余り根はない様な印象。とは云え、沖目につぶ根でもあれば、そこも狙うべきポイントになるので、沖目から手前までを探り続けたが、2番スポット付近を除いては、小生には見付けられなかった。
それでも、時合などがなくいつエギに抱き付いて来るか判らないタコを釣るには、兎に角、キャスティングを休むことなく続けることが肝とのことなので、老骨に鞭打ってロッドを振ったが、根掛かりでエギを3個奉納しただけ。根掛かりの中には、前回の様にエギを抱いて岩か何かに貼り付いたのを、小生が見極められず根掛かりと判断したのもあったのかも知れないが、何れにしろ、タコの姿は拝めず仕舞い。
この日、小生は完全試合を喰らってしまったが、YGWさん、AKTさんと云った手練れでも2~4匹程度。この釣果が良いのか悪いのか小生には判断出来ないが、同じ釣り場でYGWさんが10匹以上の釣果を出した10日程前と比べると、悪いことは明らかで、総じてタコの活性が低かったのがその理由だろう。
とすれば、オクトパッシングが2回目の小生が釣れなくてもある意味では不思議ではないかも知れないが、釣りに来たにも拘わらず、空手で引き揚げざるを得ないこと程寂しい物はなく、いつも以上に疲れを感じてしまう。
この様な貧果に終わってしまったことから、YGWさん、AKTさんは次の日別の場所に入ってリベンジするとのこと。
小生としても、釣果だけでなく何の収穫もないまゝ週を跨ぐのは辛いものがある。と云って、この年齢故、連日の釣行は体力的にどうか・・・・・。
でも、YGWさん達が行くなら、行きたい!!
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