※ 月別アーカイブ:9月2011 ※

2011年釣行記(46)-FF

2011年 FlyFishing 釣行記

FlyFishing 場所:SKM-R 釣果:ニジマス x 1 同行者:単独

台風12号が9月初めに通り過ぎて行ったと思ったら、それから2週間後に15号
そのために、9月は台風の来襲と釣行が1週間おきになり、今日が2回目の釣行。

9月も下旬になると日の出時刻は5:30頃とかなり遅くなっている。 そこで、現地到着を周囲が明るくなった6:00頃に予定して、4:40頃自宅を出発。
ゆっくり目に走って予定通りに到着し、渓に立ったのは6:20頃。

台風15号が過ぎ去った後、急に気温が下がって朝晩は肌寒く感じる位になり、300mもない標高のSKM-Rでは吐息が白く煙りの様にたなびいて、一段と気温が低いことが判る。
水量は思っていた以上に多く、1週間前の台風15号の影響がまだ残っており、しかも、雪代(ユキシロ)が消え掛かった北海道の渓流の様に何となく白く濁りが入っている。

最初のキャストは6:30頃。

神奈川県の渓流は、他の地域より2週間程遅く10月14日から禁漁となるので、もう少し遊ぶことが出来るのだが、今シーズンのSKM-Rは芳しくない。
もし、今日も駄目なら、今回でFFを終わりにしようと決めて、めぼしいポイントを叩いて釣り上がったが、果せるかな渓魚の気配は全く感じられず、いつもの休憩ポイントまで、パーフェクト・ゲーム

休憩ポイントで遅い昼食代わりの菓子パンを食して、再開。

前回、20cm位が出た開きの下流側で、目ぼしいポイントを一通り叩いた後、一歩進んで水中にある岩に脚を掛けた途端・・・。
黒い影がその岩陰から走り出るのが眼に入った。
しまったと思っても後の祭り。

SKM-021R.JPG
それでも、未練がましくキャストしたフライが流れに乗って身体の真横にまで来た時、パシャッとライズ。 思わず腕を伸ばして合せるとロッドに渓魚の重さが伝わり、水中でヒラを打つ魚体が見え、中々の引き・・・・。

引きを楽しんでネットインした渓魚を見ると、この渓流にしては珍しく22~23cm位のニジマス
惧らく増水の影響で上流にある管理釣り場から流されて来たものだろう。
取り敢えず、これでボーズはなくなりホッとしたが、ヤマメではなかっただけに何となく中途半端な気分。

その後は、又、音無しが続いて全く雰囲気がない。
諦め掛けて脱渓点付近まで来た時見掛けた普段なら狙うことのない流れが、今日は増水のために絶好のポイントに見えたので、念のためキャスト。 すると、フライが流れに乗り掛かった時、底からヌーッと浮かんで来てフライを吸い込んでゆっくりと反転する渓魚の影。 しかし、渓魚ののんびりとした動きに合せる様にのんびりとした合せだったので、針掛かりしたものゝ、掛かりが浅く敢え無くオート・リリース。
結局、アタリが2回だけの寂しく厳しい状況のまゝ10:30頃StopFishing

2011-022R.JPG
今回にて本年のフライ・フィッシングは終わることにして、10月から暫くはメッキを狙う積りで帰路の途中で寄り道をした漁港で、様子見のためにスプーンをキャストして見た。
生憎、メッキの姿は見えなかったが、コトヒキが遊んで呉れた。

2011年釣行記(45)-FF

2011年 FlyFishing 釣行記

FlyFishing 場所:SKM-R 釣果:ヤマメ X 3 同行者:単独

紀伊半島に大災害をもたらした台風12号の影響による大雨のため、先週一週間は釣行することが出来なかった。
否、実は、豪雨が上がってから3日後の金曜日の9日にSKM-Rに出掛けることは出掛けた。 2日も間を空ければ遡行出来る程度には水位も下がっているだろうと思ってのことだった。
しかし、驚いたことにいつもの駐車スペースには川崎ナンバーのエスティマが止まっている。 昨年からこの渓に通う様になったが他の人に先を越されることがなかっただけに、これには正直吃驚した。 加えて、この地方の雨量が住んでいる横浜方面に比べて遥かに多かった様で、渓の水嵩はまだまだ高く、直ぐに引き揚げて来てしまった。

と云う訳で、一週間振りの釣行となった次第。
4:00過ぎに自宅を出発し、現地到着は6:00少し前。 心配していた先行者はなく、ホッと安心。

SKM-018R.JPG
ゆっくり支度をして入渓したのは6:30頃。
先週の豪雨から一週間経過しているのに、水量は未だ多くて流れが速くて直ぐにドラグが掛かって釣り難い。

水量が少なくて渓魚が底にへばり着いて水面に浮かんで流れているフライに興味を示さない状況よりは良いだろうと期待をしながらめぼしいポイントを叩いて釣り上がったが、やはり今回も期待倒れでアタリがない。

丹沢方面の幾つかが入渓禁止になっていることも影響しているのだろうか、昨年は見ることがなかった餌師の姿を見掛ける様になったし、どうも渓魚の絶対量が減ってしまったのではないかと思えて仕方がない。
7:40頃、いつもの休憩ポイントの手前で漸く来てくれたのが12cm位のこのヤマメ。
型は小さいが、取り敢えずこれでボーズはなくなった。

SKM-019R.JPG
休憩ポイントで20分程休憩してから再開したが、やはりアタリが遠い。

10:15頃来たのは20cm位。
20cm程度では良型とは云えないだろうが、最近は型を見るのがやっとの状態だったので、久し振りの引きを楽しむことが出来た。

これは、カメラを用意している内にパシャッと跳ねて、ネットから飛び出してしまったので、写真はなし。
その代わりにそのポイントを・・・。
写真の右半分は本流の流れで、最初はその左側の少し流れの弱くなったを流したが、そこは空振り。
駄目元で、更にその左側、つまり、水面から少し頭を出している岩とその左の苔むした岩との狭い間を流すと、ヌーッと出て来てくれた。

SKM-020R.JPG
それから程なくして10:30頃、川底からフライを目掛けて突進して来た12cm。

その後は音沙汰もなく、疲れもあったのでMr.Maximaに案内して頂いた開きを軽く流して12:00頃、StopFishingとした。