※ 月別アーカイブ:7月2021 ※

2021年釣行記(41) – TC

2021年 Touching 釣行記

日 時:07月29日(木) 18:30~21:30
潮回り:中潮(↑↓)
場 所:UMB-FP
釣 果:タチウオ x 6
同行者:単独

アジタチウオを交互に狙う筈だったが、日照り続きでDKKアジはもう一つ期待出来そうにもない。又、UMB-FPでは、南南西の風が4~5mとそこそこ強く吹く予報なので、タチウオも厳しそう。しかし、二者択一でどちらかを選ぶとなれば、前回、7匹の結果だったタチウオの方が可能性としては高そう。
と云う訳で、UMB-FPに行くことにした。

現地には17:50頃、到着。
道具を持って岸壁に向かったが、今回はお持ち帰りの予定はないため、クーラーがない分、非常に楽チン。
前回と違って、岸壁には沢山のアングラーが竿を振っていて、前回入った場所には入れなかったが、その少し奥側に見つけた空きスペースに道具を置いて、準備に入った。

風は、予報通り右から左に強く吹いていてやり難そう。
キャスティングを始めたのは18:30頃。
タックルは、前回と同じSephia S809M/Fのロッドに、ドジョウを巻き付けた快適波止タチウオテンヤSS SS

右手のアングラーは餌釣り師だが、混み合っている釣り場にも拘らず、何と3本も長いロッドを出している。少しでも沢山釣りたいと云う気持ちは、アングラーとして充分に理解出来るが、3本は多過ぎる。もう少し節度を持って釣りを楽しんで欲しいものだ。

日没時刻の18:47を過ぎ、そろそろコンタクトがある頃だと期待しながら軽いリフト&フォールを繰り返したが、前回と違って何も音沙汰がない。しかし、釣りは始まったばかりで、勝負はこれからだと、この時点ではマダマダ余裕はあったが、時間の経過と共に前回が良過ぎたのかも・・・
暗い海面に浮かんでいる両サイドの餌釣りの赤い電気ウキの灯りが、時折、ジワーッと沈んで行く時があるので、タチウオが居る気配はあるのだが、アタリがない。
テンヤを軽いものに替えても見たが、やはりコンタクトはない。
その内、左手の餌釣り師がロッドを大きく曲げ、程なくして右側の餌釣り師もバチバチとタチウオを抜き上げた。
強い風のために、軽いテンヤでは安定していないのかも知れないと考え、最初に使ったテンヤに戻して、リフト&フォールを繰り返していると、コンと反応が返って来た。
やっとアタリが出て来た!!
そして、20:00頃、この日最初の1匹をゲット。サイズは指3本でマズマズ。これは左隣の餌釣り師にプレゼント。それから程なくして、同サイズをゲットして、またもや左隣の餌釣り師に引き取って貰った。

その後も、コツッやモゾと感じるアタリを積極的に合わせて、20:45頃までに4匹を追加して、都合6匹となった所で、ドジョウの腹から尻尾に掛けて見事になくなっているのに気が付いた。
現場でドジョウを巻き直すのも面倒だし、何よりも生臭くなった手で車のハンドルを持ちたくない
と云う訳で、無精をしてテンヤを1段軽い快適波止タチウオテンヤSS SSSに替えたのだが、コンタクトがピタリとなくなってしまった。
テンヤを軽くしたので、少しゆっくり目にリフト&フォールをしてレンジを合わせた積りだったのだが、どうやらズレてしまったようだ。しかし、両隣の餌釣り師にもアタリがなくなった様子なので、タチウオの群れが去って行ってしまったのかも知れない。

どちらか判らないまゝ21:30になってしまったので、片付けに入ってStopFishingとした。

前回はどちらかと云うとゴンと手元に響く様な強い向こう合わせ的なアタリが多かったのだが、今回は全てコン、コツ、モゾと云った小さなアタリを取ったものばかりで、楽しく満足感の高い釣りだった。
アジと交互に・・・を改めて、暫くタチウオを追い掛けてみようか・・・と、そんな考えが浮かんで来ている。

2021年釣行記(40) – TC

2021年 Touching 釣行記

日 時:07月26日(月) 18:50~21:30
潮回り:大潮(↑↓)
場 所:UMB-FP
釣 果:タチウオ x 7
同行者:単独

先週の木曜日から続く4連休が終わって、イヨイヨ、小生の出番到来。所が天気予報では、生憎、月曜日は夕方から雨模様。そして、火曜日は朝から傘マークがずらりと並んでいる。どうやら台風8号の影響によるものの様だが、仕方がないと諦めていた。しかし、月曜日の朝になって、予報をチェックすると、良い子の願いが通じた(?)ものと見えて傘マークは見事になくなっている。風は向かい風になる北風だが、1m程と弱い上、20:00、21:00頃には更に弱くなって静穏に変わるとのこと。風が弱いのは願ってもないことだが、この時期は蚊が煩くなるし、蒸し暑くなるので、出来れば少しは吹いていて欲しい所だが、これは贅沢というもの。傘マークが無くなっただけでも感謝しなければ・・・・・。

18:00頃、現地の駐車場に到着。
直ぐに道具を持って岸壁に向かったが、北風が斜め左前方から強く吹いていて、海は波立ち、岸壁に打ち付けられた波が飛沫を上げ、岸壁の足元を濡らしている。そのために、いつもは入る場所を見付けるのに苦労する程、アングラーの数が多い釣り場だが、この日は、難なく場所の確保は出来た。

場所は確保出来たが、強い風と雨の様に降って来る波飛沫に意気消沈。
しかし、折角40kmも走って来たのに、このまゝ何もせずに引き揚げるのは勿体ない。少し様子を見ようと、握り飯で早めの夕食を摂りながら、時間潰し。

暫くすると、心なしか風が少し弱くなって来た様な・・・・。
欲目かも知れないが、取り敢えず準備だけでもしておくことにした。

今回のロッドはSephia S809M/F
テンヤは、強い横風なので、出来れば重量のあるものを選びたい所だが、弱い風の予報だったので、重たいテンヤは持って来ていない。仕方がないので、持参した中では最も重たい快適波止タチウオテンヤSS SSドジョウを巻き付けた。

準備が出来てしまうと、始めたくなるのはアングラーの性。
結局、波立つ海に向かってキャスティングを始めたのは、18:45を回った頃。
こんなに荒れた海で、果たしてタチウオが反応してくれるのか判らなかったが、軽くリフト&フォールを繰り返しながらリーリングをしていると、2投目か3投目で、いきなりゴンと反応があった。
このアタリには、アッと思っただけで何も出来なかった。
しまった。あたったヨ!!と思いつゝそのまゝリフト&フォールをしていると、又々ゴン。
幾ら反射神経に衰えが見えて来ている後期高齢者でも、2度目のアタリには上手く反応が出来て、ドジョウの引き釣りで初めてのタチウオをゲット。
時刻は、日没時刻を過ぎたばかりでマダマダ明るい19:00前のことで、時間は充分残っている上、指2本半程しかないサイズだったので、写真撮影後直ぐにリリースし、後続を狙うことにした。

しかし、コンタクトがない。

隣りの餌釣り師の電気ウキの灯りを見ていると、時折、ジワーと沈む様な動きがある。海が荒れているので、波の影響で沈んで行く様に見えるのかも知れないが、近くに寄っている筈と敢えて思いながら、降って来る波飛沫を背中に受けてキャスティングを続けていると、ゴン。これはサイズが少々上がって指3本程で、今季、5回目の刀狩りで初めてのお土産サイズをゲット。
時間的な記憶が定かではないのだが、19:20か19:30頃のことだったと思う。

この2匹目を獲ってからは、ポツリポツリとコンタクトがあって、波風に負けないで帰らずにいて良かったと思えた。

20:00を回った頃から、風が弱まって来、それに伴って波も収まって来て幾分釣り易くなって来た所で、風上に向かって少し斜め左にキャストするようにした。
すると、これが正解でコンタクトして来る頻度は上がって来た。
7匹目は、21:20を過ぎた所で、帰り支度を始めながら、これが今日の最後の1投とキャストして獲ったもので、調子が上がって来ていただけに続けていればもっと獲れたと思う。アングラーとしては続けていたい所だが、年寄2人、そしてご近所に配る分も含めて7匹もあれば充分と自らに云い聞かせて21:30頃StopFishingとした。

結局、この日のタチウオのサイズは指3本で、それを超えるものは出なかった。シーズンが始まったばかりなので、これからに期待と云うことだろう。
又、アタリはゴンと手元に感じる強いもので、どちらかとう云うと向こう合わせ的なものが殆どだった。しかし、4匹目を獲った際のアタリは、モソモソとした違和感を合わせに行ったもので、これは釣った感満載。掛けた後は、どれも強い引きで楽しいのだが、やはり、釣れちゃったよりは釣った方がより楽しいし、出来ればこんな刀狩りをしたいと思う。

2021年釣行記(39) – AJ

2021年 Ajing 釣行記

日 時:07月21日(水) 18:00~23:00
潮回り:中潮(↓↑)
場 所:DKK
釣 果:アジ x 8、カサゴ x 7、キス x 1
同行者:AKT弟さん、SKさん、(TKZWさん、MRさん)

今週は、オリンピックの関係で22日の木曜日、23日の金曜日が休日となったので、2回目の釣行をするとすれば、21日の水曜日しかない。しかし、前回の釣行から中1日しか経っておらず、後期高齢者の身では疲れが取り切れておらず少々無理かも知れない。
どうしようか・・・・と迷っている所に頂いた21日にDKKに行くとのAKT弟さんからの連絡に、思わずリアクション・バイト。

18:00頃、AKT弟さんに少し遅れて現地に到着。
直ぐに連れ立って岸壁に出てみると、入口付近に3~4人、そして、奥に1人と、前回程ではないが、やはりアングラーの数は少ない。

奥の先行者は、間もなくして引き揚げて行ったので、その後に釣座を構える事が出来、準備に入った。すると、程なくしてSKさんそしてTKZWさんが相次いで登場。

今回はアジングに特化する積りでいたので、1本しか持ち込んでいないSoare改0.8gのJHを組み合わせて、キャスティングを開始したのは、18:40頃。

まだ、日没時刻前の明るい時間帯なので、コンタクトがあるとは思っていなかったが、TKZWさんが真っ先にアジを抜き上げた。

エッ、こんな時間からアタリがあるの・・・・?
と集中していると、着水後18カウント程の所で、コツッとハッキリとしたアタリがあって、23cm程のアジをゲット。時刻は、ほぼ日没時刻の18:50頃。
そして、その直後に2匹目を掛けることが出来て、頗る好調な出足に気を良くして、
今晩は爆跳か・・・・?
所が、好時合は瞬時にして終わってしまい、それ以降は、忘れた頃に反応があるだけで、しかも、単発。

こんなことは、小生のアジングでは良くあることなのだが、小生以外の手練の3人もかなり苦労していたので、この日はアジの寄りが悪かったとしか考えられない。
しかし、代わりにカサゴの活性は極めて高かった。
ボトム付近でコツッと来るアタリに合わせが決まって、アジが来たと喜んだのも束の間。揚がって来るのは惚けた顔をしたカサゴで、しかも、サイズはそこそこ。

21:17の干潮時刻を過ぎ潮が上げに変わり、少しは状況が上向くかと期待をしたが、これも空振り。

22:00頃、MRさんが登場して来たが、その頃には、小生は惰性のキャスティングを繰り返しているだけの辛い状況のまゝ変わらず、23:00頃、諦めてで、小生のみStopFishingとして帰路についた。

後から得た情報によると、小生が引き上げた後も状況は変わらず釣果は伸びなかった由。
どうやら、大きな群れは抜けていった様子だが、暫くはDKKでのアジとUMB-FPでのタチウオを交互に狙うことにしようと思う

2021年釣行記(38) – AJ&TC

2021年 Ajing Touching 釣行記

日 時:07月19日(月) 18:40~23:30
潮回り:長潮(↑)
場 所:DKK
釣 果:アジ x 21、タチウオ x 0
同行者:単独

3回連続して刀狩りに失敗した反動で、帰宅後、思わずポチッとしたドジョウが届いたので、今度こそ、そのドジョウを使ってタチウオをモノにしようと思っている所に、AKT弟さんから、DKKで、21:00頃からアジ回って来て釣れているヨとの情報を頂いた。
こんな耳寄りな情報を頂いてジッとしている訳には行かない。幸い、果たすべき用事も相手の都合で延期となったので、早速、DKKに行くことにした。

アジが回って来るのが21:00頃と云うことであれば、それまではドジョウを使ったテンヤの引き釣りタチウオを狙い、21:00頃からアジを狙えば、正に一石二鳥
と誠に都合の良い計画を胸に、18:00過ぎに現場に到着。

早速、岸壁に出てみると、何と先行者は最も奥に1人しかおらず、釣り場はガランとしていて、拍子抜け。朝6:00から入っていると云うその先行者によれば、キスを4匹釣ったが、そろそろ帰ろうかと思っていたとのこと。AKT弟さんの情報がなければ、この時点で気持がスーッと萎んでしまったことだろう。

予報では南寄りの風が3~4mとやゝ強目に吹くとなっていたが、現場では殆ど風はなく、モアとした蒸し暑さが不快になる程。しかも、蚊が五月蝿く寄って来て、先行者と話しをしている間にも、アッと云う間に2箇所3箇所と刺されてしまった。

今回持ち込んだロッドは、テンヤの引き釣り用のSephia S809M/Fアジング用の8320#1Bの2本。それぞれのロッドにラインを通し云々の準備が終わった頃には、先行者は引き揚げて行き、釣り場の岸壁は小生だけの貸し切り。

予定通りSephia S809M/F快適波止タチウオテンヤSS SSドジョウの組み合わせで、18:40頃、キャスティングを開始。
UMB-FPでは、数は少ないかも知れないが、タチウオが寄って来ていることは確実。しかし、湾奥のDKKではどうか? 誰にも気を使うことなく好き勝手にキャスティングをして、コンタクトを待ったが、音沙汰がない。
岸壁の中央付近、入口付近と場所を替え、レンジを替えても状況は変わらない。

そこで、ロッドを8320#1Bに換えて0.8gのJHの組み合わせでアジングを試してみることにした。

すると、意外にも反応があって、19:40頃、この日の最初の獲物をゲット。
サイズは20cm強だが、久し振りに味わう青物の引きが小気味良い。

そして、2匹目、3匹目とコンタクトがある。そこで、取り敢えず、刀狩りを中断してアジングを続けることにしたが、アタリとアタリの間隔は長いものゝ、コンスタントに口を使ってくれ、最初の1匹を獲ってから1時間も経たない20:30頃にツ抜けを達成。

アジは好調だが、タチウオも釣りたいタチウオの状況が気になって仕方がない。しかし、ここで刀狩りに切り替えると、折角のアジの好地合いを逃してしまう事になりかねず、それこそ一石二鳥どころかない虻蜂取らずになってしまう。

21:00頃、時刻は、AKT弟さんの云うアジが回って来る頃合い。
これまでは前哨戦で、これからがイヨイヨDKKアジングの本番に突入する筈。と云う訳で、タチウオUMB-FPで改めて狙うことにして、アジングに専念することにした。しかし、タチウオ用のタックルが出ているとどうしても気になってしまう。そこで、気持ちに踏ん切りをつけるためにSephia S809M/Fの片付けに入った。
そして、アジングを再開したのだが、専念することにしたアジからのコンタクトが、時間の経過と共に徐々に遠くなってしまった。

風は相変わらずソヨリともせず、蒸し暑さが身体中に纏わり付いて息苦しさを感じる程。
このまゝ釣りを続けていると、熱中症になってしまうかも知れない
ポツリポツリと忘れかけた時に来るアタリを拾いながら、半ば惰性でアジングを続けていると、22:30頃になり、ようやく風が吹き出して来た。小生は釣り場での風は好まない。特に軽いJHを使うアジングでは、風は弱い程好ましいと思っているのだが、この時程、有り難く思ったことはなかった。

この風で、蒸し暑さもなくなって一息付けたのだが、風と共に潮の流れが右から左に早くなってどうしようもなくなってしまった。しかも、表層の潮はは右から左に流れているのに、JHは殆ど流れておらず、寧ろ、着水点より右から帰って来る始末で、所謂、二枚潮の様相。

23:00頃、アタリもないので、諦めて引き上げようとした時、チクッとアジ独特の小さなアタリ。ようやく帰って来てくれたかと少し残業することにして、2匹追加出来たが、直ぐに何処かに去って行ったと見えて、コンタクトがなくなった所で、23:30頃、StopFishingとした。

当初は、アジタチウオもと大変欲張った思いで臨んだDKKだが、結果としてタチウオは今回も空振りで、4回連続のボーズを喰らってしまった。しかし、久し振りにアジの小気味の良い引きを堪能する事が出来、何とか格好を付けることが出来た。
これも、AKT弟さんから頂いた貴重な情報のお陰で、この場を借りて、お礼を申し上げたいと思う。

2021年釣行記(37) – TC

2021年 Touching 釣行記

日 時:07月15日(木) 18:00~21:30
潮回り:中潮(↑↓)
場 所:UMB-FP
釣 果:サバ x 1
同行者:単独

前回、隣り合った鎌倉の餌師の弁によれば、タチウオの寄りには斑があるとのこと。であれば、良い時に当たるのは時の運だが、その確率を上げるには足繁く通うしかない。と云う訳で、3回連続のUMB-FPでのタチウオ狙い釣行。

現地到着は、17:45頃。
直ぐに道具を持って岸壁に出てみると、相変わらずアングラーの数が多い。しかも、一見した所、前回もそうだったが、子供連れ、カップル、若者グループが多くて、小生の様な年寄りの姿は余りいない印象。メディアによると、最近は、コロナの影響で釣り人気が高くなっているそうだが、ウィーク・デイのまだ明るい時間帯にも拘らず、こんなに沢山の若者や現役世代の人間が遊んでいる情景を目の当たりにすると、何となく違和感を感じてしまう。

今回は、入口からそれ程遠くない場所に入ることを目論んでいたのだが、それは到底無理な相談。そこで、いつもの様に入れそうな場所を探しながら、奥に向かって進み、ようやくトイレを過ぎた辺りのスロープ付近に一人分のスペースを見付けて、準備に入った。

18:00頃、ティップの柔らかいSephia S806ML-SMar AmigoⅡの組み合わせでキャスティングを開始。
前回は、風がなくて蒸し暑さが身体中に纏わり付いて苦しい程だったが、今回は、南寄りの風が斜め右から吹いて来ているので、心地良い。しかし、足元の海には、前回、あれ程泳ぎ回っていたイワシの群れが見えない。思い返せば、来る途中でイワシが釣れている場面を眼にしなかったので、
フィッシュ・イーターのタチウオが寄って来るかどうか・・・?
そんなことを考えながら、キャスティングを続けていると、風向きや強さの加減によるのか、時々、嫌な臭いが漂って来るのに気が付いた。近くにあるトイレの臭いなのか、あるいは、コマセの臭いなのかは判らない。それ程強くもないので、我慢をしようと思えば出来るが、出来れば臭いのない場所で釣りをしたい。と云う訳で、場所を替えようと更に奥に進んだ所、見覚えのあるアングラーの姿が目に入って来た。
その主は、前回このUMB-FPで初めて会った鎌倉の餌師で、人柄の良さそうな対応だったので、出来れば隣に入れさせて貰いたいと思ったが、生憎、スペースがない。そこで、その鎌倉の餌師に断って更に奥に進み、最奥から2本目の街灯と3本目の街灯の中間に釣り座を構えて、20gのメタルジグを結んで、改めてキャスティングを開始した。

そして、その2投目。
19カウントで着底を確認して、しゃくり上げようとした所、見事に根掛りし、しかも、高切れまでする始末。
日没前のまだ明るい時間帯だったので、ベンチに腰を掛けてFGノットでラインシステムを組み直し、快適波止タチウオテンヤSS SSSにいつもの様にサンマの切り身ワームを重ねて結び付けるハイブリッド仕様で再々スタートを切ることになった。

すると、いきなりコツン。
3回連続で通って来て、初めての反応だったが、これは合わせ切れず、残念ながら空振り。姿を見た訳ではないので、タチウオだと断定することは出来ないが、自然に期待が高まって来る。そして、それから間もなく、隣の若者がロッドを大きく曲げてタチウオを抜き上げた所を見て、次は俺の番だとばかりに力を込めたが、反応はそれっきり。

日没時刻を過ぎ、周囲の暗さが増して来るに連れて、赤や緑色の電気ウキの灯りが増え、数えてみれば15個程。前回は、これ程の数はなかったので、調子は上向きなのかも知れない
所が、タチウオからのコンタクトは全く感じられない。
そこで、テンヤが駄目ならバイブレーションではどうか藁をも掴む気持ちでMar AmigoⅡに替えてキャストしリトリーブしていると、1/3程の所にまで回収して来た所でコツン。
バイブレーションが正解だったか・・・と喜びながら寄せに入ったのだが、タチウオにしては引き具合が可怪しい。何だろうと思いつゝ強引に寄せて来ると、掛かっていたのは大サバ
抜き上げるにしては大き過ぎる、どうしようかと思いながら、右に左に、ジーッとドラグを鳴らして突っ込む大サバをいなしていると、地獄に仏。大きな玉網が差し入れられ何とかゲット出来た。
玉網を入れてくれたのは、てっきり隣りの若者だとばかり思っていたのだが、実際には、その主は二人置いた3人目のアングラー。そんなに遠くから、ワザワザタモを持って駆け付けて呉れたことに大いに感激した次第。
この騒ぎは20:00頃のことだったが、これがこの日のハイライト。

バイブレーションを投げ続けて40cmもある大サバを釣るのも面白いが、玉網を持って来ていない上、飽くまでもターゲットはタチウオ。と云うことで、又々テンヤに替えて本命狙いに徹したが、以降は全く事故が起きることもなく。21:30頃StopFishingとした。

帰りは例の鎌倉の餌師と話しをしながら駐車場に向かったが、この日の彼の釣果は、本命のタチウオを1本、大サバを6本その他だったとのこと。どうやらこの日はサバの回遊が多かった様で、トイレで会った若者もやはり大サバを獲ったとのこと。

と云う訳で、これで3回連続してタチウオ・ボーズの結果だったが、群れは小さいにしてもタチウオが回って来ていない訳ではない。ひょっとすると活性がそこそこ高い時でなければ、サンマの切り身ハイブリッド仕様では喰って来ないのかも知れない。
となると、やはりタチウオには強いドジョウしかないか・・・・
そして、帰宅後、直ぐに冷凍ドジョウをポチッ。

4回目となる次回は、このドジョウでやってみよう。

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