※ 月別アーカイブ:4月2019 ※

2019年釣行記(27) – AJ

2019年 Ajing 釣行記

日 時:04月28日(日)~29日(月) 16:00~06:00
潮回り:小潮(↑↓)
場 所:孤島
釣 果:アジ x 13
同行者:AKT、YGW、INUE各氏(KRHR、UHR各氏)

今シーズンのアジングの幕開けを孤島ですることにした。
時期的には、通常のGWに加えて、今上天皇の退位と新天皇の即位のため今年限りの祝日が設けられて史上初の10連休に入ったばかりで、孤島に限らず、何処の行楽地も人出が賑わうこと必至。しかも、南風が4mと少々強目の予報なので、どうしようかと迷っていた。
しかし、昼前の予報で南風が3mと弱くなっているのを見て、3mなら何とかなるだろうと行くことにした。

15:20頃、駐車場に到着したが満車状態で、遥か遠くにしかスペースがない。これでは釣り場は超満員状態になっている筈だし、重たい荷物を背負ってこの距離を歩くのは少々辛い。いつもなら、次の機会を狙うことにして引き返す所だが、この日は、偶然、駐車場で1年振りに出会ったKRHRさんUHRさんと色々と話をしている内に、その気もなくなって予定通り幕開けアジングをすることにした。

16:00過ぎ、孤島’に行くと云うKRHRさんUHRさんとは途中で別れて孤島の突堤に、先着していたAKTさんYGWさんINUEさんに迎えられて到着。
風は、向きこそ予報通りの南だが、強さはかなり強目で軽量リグではやり難そう。しかし、それよりもこれまで見たこともない程の混み具合が問題で、とても釣り座を設けられる状態ではない。事実、先着していた3人も、昼間のアングラーが引き揚げて行くのを待っている状態。

先着していた3人と色々と話をしながら、ゆっくりと支度を整えて、裏側の空いたスペースを見付けて、キャスティングを始めたのは、17:30頃。

今回持ち込んだロッドは、1g以下のJH用のSoare改、1.2~1.5g用の8320#1B、キャロシステム用のSoare30 S803ULT30の3本で、先発は、風対策に少々重めの1.2gのJHを結んだ8320#1B
キャスティングを始めたと云っても、裏側の空いているスペースを見付けての釣りになるので、気持ちの面でも落ち着かず、時間潰しが目的。しかも、日没時刻の18:24にはまだまだ間がある明るい時間帯なので、本命のアジが来ることは期待薄だろうし、どうしても気持ちが入らない。

所が、キャスティングを初めて間もなくして、コツ。
合わせも決まって抜き揚げたのは、本命のアジで、サイズは20cm程度だが今季の幕開けを告げる嬉しい初獲物。時刻は17:30頃のこと。

思い掛けなく本命をゲット出来、後続がある様なら腰を落ち着けてと思ったが、得てしてこんな時は竜頭蛇尾に終わることが多い。この時もその例に漏れず、その後はロッドを曲げてくれるのはトボケタ顔のカサゴばかりで、アジ交通事故みたいなもの。

18:00を回った所で引き揚げて行ったアングラーも多少はあったが、それでも突堤には多くのアングラーが残っていて、釣り座の確保が出来ないまゝ。
釣り座の確保が出来たのは20:00頃。それまでの間は、釣り談義や、空いた場所を見付けてのキャスティングで退屈凌ぎをしていたが、南寄りの風が時折身体をグーッと押す程の強さになったりで、モティベーションは益々下がるだけ。
小生の釣り座は、引き揚げる先行者のアジンガーに譲って貰った場所で、街灯直下のベスポジの少し岸寄り。YGWさんは小生の右隣り。AKTさんは、一人置いた小生の左、最も航路側にINUEさんが入って、漸く全員の釣り座が決まった。この夜の徹夜組の正確な人数は不明だが、恐らく小生達を別にして10人は下らない程の盛況振り。

突堤に来て4時間も待って、漸く落ち着いてアジングが出来ると思ったが、風は一向に弱まる気配がない。それでも、ポツリポツリとアタリがあるので退屈し切って厭になってしまうことはないが、サイズがもう一つ。

そんな中、隣りのYGWさんがキャロで良型を揚げ始めたので、小生もSoare30 S803ULT30を持ち出したが、強い風でどうにもロッドが振り難い。実は、当初、キャロ用のロッドとして短めのSoare30 S610LS30を使う積りでいた。しかし、キャロで遠投するなら少しでも長い方が良かろうと考え、自宅を出る直前になってSoare30 S803ULT30に替えたもので、これが裏目に出た格好。強い向かい風の抵抗が強くて思う様にロッドが振れないので、直ぐに諦めてジグ単に戻した。

日付が変わってから、少しづつ風が弱くなって来て釣り易くなったが、釣果は伸びず豆ばかりの8匹だけ。それでも老夫婦二人が刺身を楽しむには充分だと思っていた。
そんな時、3:00頃だったと思うが、YGWさんが小生のSoare30 S803ULT30を手に航路側のカーブ付近に立って遠投して、難なく良型をゲット。そして老夫婦のため2匹欲しいと云う小生の要望に応えて、またまた良型を掛けてニコニコ。
そこで、YGWさんのレクチャーを受けながら試してみると、直ぐに答えが出て良型を抜き上げることに成功。しかも、アタリが続いてあるので、まぐれではなく本物。
結局、小生の5匹にYGWさんに貰った2匹を加えて良型を7匹確保出来、豆アジの8匹の影がすっかり薄くなってしまった。良型が先に釣れていたなら、当然リリースしていた筈の8匹で、少々可哀そうなことをしてしまったと思うが、こればっかりは仕方がない。美味しく頂いて供養にしようと思う。

この夜の特記事項は、YGWさんに色々とご教授頂いたこと。
YGWさんにはこれまでも色々と教えて頂いたが、認知症気味(?)の高齢者の頭脳では中々理解出来なかった。しかし、この夜はどう云う訳かスーッと腑に落ちたのが自分でも意外だった。
腑に落ちたと云っても、それが実践出来るかどうかは別物。
例えばロッドの立て方や寝かせ方等々・・・・、傍目では同じ様に見えている動作一つ取っても、実際には風の強さや潮の流れなどによって微妙に変えている由で、とてもとても小生には出来る芸当ではないと痛感した次第。
と云っても、このまゝ尻尾を巻いて退散する訳には行かない。時間は余り残されていないかも知れないが、兎に角、やるだけはやってみようと思う次第。

2019年釣行記(26) – MB

2019年 Mebaring 釣行記

日 時:04月25日(木) 18:30~23:45
潮回り:中潮(↑↓)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 5
同行者:tommyさん

今回は1年振りでtommyさんとのコラボ釣行。
彼は、文字通り病膏盲で、退職後にnorthwoodsと云う会社を立ち上げて、フライフィッシング用のタイイングツールやアクセサリーの企画、設計開発、 生産を行っておられる程フライフィッシングに傾倒されており、小生のフライフィッシングの師匠筋にあたる御仁。
そう云う訳で、tommyさんは滅多に海釣りをすることはないが、年に1~2度位の割でメバリングにお付き合い頂いており、何度か都合が合わずに流れた後、平成の終わりに近付いたこのタイミングでコラボすることになった。

tommyさんには拙宅まで来て頂き、タックルを小生の車に積み替え17:30頃、自宅を出発。現地には18:30頃に到着。

今回は、tommyさん円らな瞳の可愛娘ちゃんと遊んで貰うことが主目的なので、凸部の手前の76番スポット付近にから始めることにした。と云うのは、これまで実績が高く好んで入っていた凸部の先は、ここ何回かの結果から余り期待が出来ず、寧ろ76~86番スポット付近の方が反応が良かったことから、この様に判断した次第。

日没時刻を過ぎて薄暗くなって来た中、tommyさんと並んで岸壁を歩いたのだが、いつもは一人で歩いているので、距離が遠くに感じられる道程も、気の合った仲間と喋りながら歩くと、アッと云う間に着いて仕舞う。

可愛娘ちゃんを釣るのはtommyさんに任せて、小生は左手キャスティングの練習をする積りで、19:00過ぎ、NSL-S702UL/BFのロッドにBEAGLE SSの組み合わせで、キャスティングを開始。
所が、キャストの都度、ラインとリーダーの結束部分がガイドに当たるショックが伝わって来る。実は、昨日見た動画で、フィネス・ベイト・フィッシングにはロング・リーダーがお勧めとあったので、それに習って今回はリーダーを二ひろにして来たのが原因で、ショックと云っても軽いものなので、気にする必要はないのかも知れない。しかし、左手でロッドを扱うことに慣れていない身には、バックラッシュの原因となりそうな要素は出来るだけ排除しておく方が賢明だろうと、リーダーを短く詰めることにした。

そして、リーダーを詰め終わっての第一投。リーリングを始めた所BEAGLE SSが泳いでいる気配が伝わって来ない。
アレッ、どうした・・・・。
何が原因なのか、全く分からないが、回収し終えたラインは見事に高切れしており、下ろしたばかりのBEAGLE SS可愛娘ちゃんと一度もまみえることもなく、海の藻屑と化してしまった(合掌)

仕方がなくFGノットでリーダーを結束し直した所で、tommyさんの様子を見ると、ヘッドランプの灯りを頼りにまだ何かの作業の最中で、キャスティングは一度もしていないとのこと。
訊けば、ラインとリーダの結束が上手く行かないとのことで、小生には考えられないことだが、最初からラインとリーダーの結束を現場で行う積りだった由。

兎にも角にもtommyさんのライン・システムも完成し、少し離れた位置で其々にキャスティングをし始めたが、全く可愛娘ちゃんの気配が感じられない。
そこで、tommyさんには凸部の角近くの86番スポット付近でやる様に伝え、小生は逆方向に戻った所で左手キャスティングの練習をすることにした。
時刻は定かではないが、左手キャスティングを繰り返していると、右手の闇中からドラグ音らしい音が聞こえて来たので、目を向けるとヘッドランプの灯りが白く光っている。
近付いてみるとtommyさんが良型の可愛娘ちゃんを撮影している所で、訊けばアタリは3回あったとのこと。獲れなかったアタリの内の1回は、大物を予感させる強いアタリだったとのことで、獲れなかったことを悔しがっていた。
とは云え、1年振りのメバリングで、良型を手に出来たことで喜んでいたし、小生も一安心と肩の荷を降ろせた次第。

このMHR-KGNでは同じポイントで何匹もメバルが出ることは少ない上、獲れなかったアタリが2度もあったとのことなので、場を休める必要があることをtommyさんに伝えて、元のポイントに戻ったが、小生には1度もコンタクトがない。

今回は左手キャスティングの練習だと割り切って考えてはいるものゝ、出来れば1匹位は何とかしたい。tommyさんに様子を訊ねると、以降はアタリがないとのことなので、凸部の先に移動することを提案。
そして、角の111番スポット付近に先着したので、物試しのキャストをして軽いバックラッシュを解いていると、いきなりグッグンとBEAGLE SSを引っ手繰る様なアタリ。

慌てて合わせを入れて抜き揚げたのは、22cm程のグラマーな可愛娘ちゃん
時刻は21:20頃のことで、実釣開始後約3時間にして、この日初めてのアタリで何とかボーズを逃れることが出来たが、釣れちゃった感満載で、もう一つも二つも物足りない結果だった。

その後も、小生は暫く111番スポット付近で粘ったが、アタリは続かない。
そこで、凸部の先に移動して、保険に持って来ていたTenryu改0.5gのJHでワームに替えてみた所、小さなアタリがある。これまでコンタクトがなかったので、アタリがあるだけでも嬉しくなるが、針掛かりさせられない。何度か空振りした後、何とか針掛かりさせ抜き揚げたのは、ネンブツダイサイズのロリコン・メバル。やはり、ワームにすると良型が口を使うよりも早くロリが来てしまう様だ。

このポイントで、ロリを2匹、17cmクラスを1匹追加した所で、音沙汰もなくなったので、目ぼしいポイントをチェックしながら戻ることに。

そして、先ず、凸部の角の88番スポット付近。ここはtommyさんが良型をものにした立ち位置とは逆サイドから狙うことになり、凸部の先で暫く遊んだので、場も充分に休んだ筈で、上手くすれば夢よもう一度が叶うかも知れないと考えた。しかし、事はそう上手く行く筈もなく、見事に空振り。

その後、狙うポイント、狙うポイントも悉く外して、60番スポット付近に到達。このポイントは、かつては好きで通っており、最近でも、場合によってだが、2匹、3匹と良型が出ることもあった上、時刻も23:00を回っているので、最後の頼み。
tommyさんにはキャストする方向などを説明して、キャストして貰い、小生は逆方向にキャストしていると、皮肉にも小生の方に答えが出て、この日一番の23cm程の良型をBEAGLE SSで掛けた所で、この日のメバリングは事実上の終わりで、23:45頃、StopFishingとして帰路に着いた。

2019年釣行記(25) – MB

2019年 Mebaring 釣行記

日 時:04月23日(火) 18:00~22:45
潮回り:中潮(↑↓)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 18
同行者:単独

この所MHR-KGNでのメバリングが続いており、しかも、最近は釣果が伸びていないこともあって、些か食傷気味になって来た。だからと云って、年寄りが独りで安全に釣りを楽しめる場所は、それ程ある訳ではないので、今回も又MHR-KGNに出撃することにした。
しかし、仕事が忙しくて、釣りに行きたくても行けない現役諸兄に云わせると、行けるだけマシで、贅沢な悩みだと云うことになるのだろうが・・・・・。

17:00頃に自宅を出発し、現地到着は18:00頃。

実は、最近になって、右の手首と肘に時々ピリッとした痛みが出る頻度が高くなって来た。原因は、加齢による肉体的な衰えもさることながら、釣りによる負担の掛け過ぎだろう。だからと云って、釣りがしたくて勤続延長の要請を断って強引に退職した人間にとっては、釣りを控えることなど到底考えられる訳がない。であれば、症状が酷くなって、右手が使えなくなった場合を考え、左手でのキャスティングやリーリングの練習をしておく必要がある。
と云う訳で、これまでも何度か、今日は左手しか使わないぞと固く心に決めて釣りに臨んだことがあった。しかし、スピニングリールではどうしてもラインをリリースするタイミングが掴めず上手くキャスティングが出来ない。しかも、リールのハンドルを回すのもカクカクとぎこちなく、ストレスが溜まる一方で、いつの間にか元に戻して右手を使っていた。

所が、昔、嵌っていたバスフィッシングでベイトリールを使う場合は、キャスティングこそ右手を使っていたが、ロッド操作は左手で行っていた上、ハンドルもスムーズに回していたことを思い出した。
そこで、最近流行り出したと云うソルトのベイトフィネスフィッシングを試して見ようと考え、MalorCraftNSL-S702UL/BFAbuGarciaREVO ALC-BF7を導入した。

前置きが長くなったが、この様な事情で、今回持ち込んだロッドはNSL-S702UL/BF、バックラッシュでREVO ALC-BF7が使えなくなった時の保険にTenryu改の2本。

岸壁に出て見ると、風は予報通りの弱い南風。海は波も静かで潮位もソコソコ高くメバル狙いのプラッギングには良い条件。と云っても、今回は左手によるキャスティングの練習が主目的なので、釣果は要らないと云えば嘘になるが、NSL-S702UL/BFREVO ALC-BF7の入魂が出来れば恩の字と云った所。

と云う訳で、18:20頃、への字カーブ付近からキャスティングを開始。
ルアーはZIPBAITSRigge35SSをチョイス。NSL-S702UL/BFの扱えるルアーの負荷は1.5~5gなので、自重が2.2gのこのルアーであれば充分にその範囲内だが、思った程も飛距離が出ない。丁度、テトラ帯と岸壁の中間に入れられているテトラ付近に、着水の波紋が広がっている。
アリャー、これじゃベイトフィネスのプラッギングは成立せんぞ!!
投資したロッドやリールは無駄になるかも・・・・・。
飛ばそうとして、力を入れるとバックラッシュしてしまうし、しかも、ラインは0.2号の細番手のPEなので、一旦、バックラッシュさせてしまうと解くのは難しくそれこそ命取りになってしまう。そんな事態に備えてTenryu改も持っては来ているのだが、出来れば初心貫徹NSL-S702UL/BFだけで済ませたい。

今日は可愛娘ちゃんに会うのが目的じゃない。ベイトのキャスティングに慣れるのが目的だから・・・・。
と云っても、キャスティングの練習だけが目的だとすると、40kmも走って来る必要はなく、近くのFRYでも充分練習は出来る。にも拘わらず、MHR-KGNを選んだのは、釣果も欲しいとする卑しい気持ちの表れで、Tenryu改に替えて仕舞おうと云う誘惑の陰が徐々に大きくなって来る。
それでも、自分自身を宥めすかして、恐る恐るマグネットブレーキを緩めながら距離を伸ばそうとしたが、余り効果がある様には見えず、ストレスが徐々に溜まって来る始末。と云っても、明るい内はスプールの回転が見えるため、バックラッシュし掛かっても直ぐに対応が出来るので大事に至らなかった。しかし、暗くなると全てが手探り状態になってしまうので、バックラッシュのリスクが高くなる。そこで、サミングを早目早目にすることになり、益々飛距離が落ちる結果になる。

飛距離も出せず、可愛娘ちゃんからのコンタクトもないストレスを抱えたまゝ凸部の先にまで行ってみたが気配がないので、引き返して海が広い88番スポット付近から戻りながらキャスティングの練習をすることに。

そして気分転換にプラグをBEAGLE SSに替えて、努めてゆっくりとリーリングをしていると、何かが触った様な気配が伝わって来た。この時は、アレッと思っただけで合わせもしなかったが、次のキャスティングで同じ様な違和感があったので、念のために合わせを入れてみると、思い掛けなく生命体の反応が伝わって来た。
時刻は19:40頃のことで、抜き揚げたのは20cm程のグラマーな可愛娘ちゃんで、NSL-S702UL/BFREVO ALC-BF7の入魂が成った次第。

 この頃から、漸く距離が少し出る様になったので、気分を新たに可愛娘ちゃんを釣ることに軸足を置いてキャスティングを続けたが、思う様な結果が出ない。そこで、キャスティングの練習を兼ねて、重さの違う色々なプラグを投げてみた所、単発ながら何とか4匹を掛けることが出来た。

20:30頃、バックラッシュが発生。それまでも、何度かバックラッシュはしていたが、何れも軽いもので何とかラインを解いて難を逃れていた。しかし、この時のバックラッシュは重症で、どうにもならない。
仕方がなく予備のTenryu改を持ち出して、ワームでのメバリングに切り替えた所、プラグよりもワームに対する反応の方が良い。特に76番スポット付近では、23cm位の良型やネンブツダイ紛いのロリを含めて、4匹をゲットし、21:00過ぎにツ抜けを達成。

その後は、いつもとは逆方向へ戻りながらの蟹の横這い釣法でポツリポツリと拾ってへの字カーブに達した所で、歩き疲れて踵に痛みが出て来たのを機に、22:45頃、StopFishingとして帰路に着いた。

今回は、何年か振りでベイトリールを使った釣りをしたが、余りの飛距離の出なさに、当初は、これではベイトフィネスフィッシングは小生には無理かも知れないと思った。
そもそも、左手を使ったベイトフィネスフィッシングをする気になった切っ掛けは、右手首や肘の痛みから来るストレスを解消しようとしたものだが、今度は飛距離のなさ故に、別の意味のストレスを抱えることになってしまった。
しかしながら、今回、2時間程キャスティングを続けた結果、少し飛距離も伸びて来たので、もう少し続けてみる必要はありそうに思えた次第。

2019年釣行記(24) – MB

2019年 Mebaring 釣行記

日 時:04月16日(火) 23:30~01:45
潮回り:中潮(↑)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 3
同行者:単独

前回は、潮位が低い時間帯の釣りで結果が思わしくなかったので、今回は高い時間帯に入ろうと考えた。所が、生憎、この時期は夕方から21:00過ぎにかけては下げ潮で潮位が低く、ある程度高くなって来るのは夜中からになる。

と云う訳で、実釣時間帯を23:30頃から2~3時間と考えて、自宅を22:15頃、出発。現地到着は23:15頃。
流石にこの時間帯になると駐車中の車は2台とガラガラ状態。

直ぐにTenryu改を手に岸壁に出て見ると、思いの外潮位が高くなっておらず、前回の引き上げ時よりも低い様に見える。
もう少し、入釣するのを遅らせた方が良かったかも知れない。しかし、大潮の直前の中潮なので、直ぐに高くなって来る筈。
と思いながら、凸部の角の111番スポットに向かったが、途中で見掛けたアングラーは一人だけで、この長い岸壁はほゞ貸し切り状態。

風は予報通り南から弱く吹いており、海は油を流した様なべた凪状態。凪を釣れと云われているメバルだが、余りにも静か過ぎる印象。しかし、これもアングラーのない物強請りで、荒れ気味が良い時もあれば、凪が良い時もある。兎に角やって見なければ分らないと、23:20頃、Rigge 35SSをパイロットに選んで、期待のメバリングを開始。

2投、3投したが、全く反応がない。そこでMHR-KGNでは実績の高いFinluckMinnow30Sに替えたが、これでも音沙汰がない。
円らな瞳の可愛娘ちゃんは居るのか居ないのか?
居ても口を使わないのか?

そこで、保険のためにバッグに入れて来た0.5gのJHに替えてみた所、直ぐに答が出てコン。
残念ながら、今日はプラグではなくワームの日かも知れない。

時刻は23:30頃のことなので、実釣開始後それ程時間も経過しておらず、この分で行けば、楽しいメバリングが出来るのではと思ったが、後続がない。

幸い釣り場は貸切状態なので、誰に遠慮をすることもなく、キャストする方向もルアーを泳がせるルートも自由に出来る。可愛娘ちゃん達が屯している場所を探して、蟹の横這い釣法で探ってみたが、一向に見付からない。

この日の2匹目をゲットしたのは、1匹目を出して1時間後の24:30頃のこと。
その間、凸部の先の129番スポットまでの間を2往復もして、ワームやプラグを色々と取り換えて可愛娘ちゃんの気を引こうとしたが、アタリがあったのは1度あるかないかの状況。しかも、1度アタリがあったポイントを2度、3度と通しても見向きもしない位にナーバスになっている様子。最後には禁じ手とも云われている汁系ワームまで動員したが、これも奏功せず仕舞いで、完全にお手上げ。
こうなうると、実釣時間1時間余りで、ヤル気は急降下してしまい、暖かい布団の中が恋しくなって来る。

そこで、戻りながら、これまでロッドを出したことにない88~60番スポットをチェックしてみることに。
そして83番スポット付近で、FinluckMinnow30Sで23cm良型をゲット。この時は、その直後にもアタリがあった。残念ながらこれは軽いショックと共にフック・アウトしてしまったが、この日連続してアタリがあったのは、後にも先にもこの1回だけ。

そして、55番スポット付近で、海面から頭を出しているテトラをタイトに狙い過ぎて、Beagle SSを殉職させてしまったと同時に気持ちも切れてしまって、01:45頃、StopFishingとして帰路に着いた。

2019年釣行記(23) – MB

2019年 Mebaring 釣行記

日 時:04月13日(土) 18:00~22:30
潮回り:小潮(↑)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 15
同行者:単独

雨や風の条件が整わず、週末の土曜日になって漸く南風が3m。
時期的には4月も中旬に差し掛かって来たので、ソロソロ孤島でのアジング開幕も考えたい所。しかし、週末なのでシーズンが始まったばかりとは云え、孤島は混み合うだろう。
と云う訳で、週末でも混み合うことのないMHR-KGNでのメバリングをすることにして、17:00頃、自宅を出発し、現地到着は18:00を回った頃。

今回のプランは、干潮からのスタートになるため、潮位が低い内はジグ単、潮位が高くなって来たらプラグに替える予定。
そのため、どちらにも対応出来るTenryu改を手に岸壁に出て、釣り場の状況を確認すると、風は予報通り背後からの弱い南風で好条件。時間的には干潮時刻から30分程経った頃なので潮位は低く、テトラ帯が海面から姿を現しており、テトラ帯とテトラ帯の切れ目には、繁茂した海藻が海面に漂っている。

日没時刻前のまだ明るい海を眺めながら、凸部の先に向かい、18:20頃、111番スポット付近に到着。直ぐに、0.5gのJHでキャスティングを開始したが、音沙汰がない。

18:30を回り、漸く周囲の光量が落ちて来てゴールデン・タイムに入った所で、待ちに待ったコツと小さな反応が出て来た。これで円らな瞳の可愛娘ちゃんが居ることは判ったが、どうにも合わせるタイミングが掴めない。何度か空振りが続いたり、掛かったと思ったらプルプルとした感触だけで、バレてしまったりで、どうにもいつもとは勝手が違って、乗せられない。

18:40頃、小さなアタリに何とか合わせが決まり、魚が掛かった感触もあったので、今度こそ大丈夫だろうとリーリングを始めたが、全く引きが感じられない。
アレ、又、バラした?
と思いつゝリーリングをしていると、空中をヒラヒラと小さな魚が上がって来た。良くよく見ると、まるでネンブツダイの様な10cmソコソコの可愛娘ちゃん
10cm程度と云っても本命には違いなく、取り敢えずボーズは回避出来たと云えるが、これにはガッカリ。しかも、2度、3度と空振りをしていると、直ぐにスレてしまって、アタリがなくなってしまう。

そこで蟹の横這い釣法で隣りのテトラ帯の切れ目に移動して、探ってみたが、アタリは間遠く中々続いて来ない。たまに来るアタリを取っても、来るのは判で押した様に同じサイズのロリータばかりで、面白みが全くない。

潮位が低いから良いサイズの可愛娘ちゃんは、まだ寄って来ていないのかも知れない。
そこで、少し遠目を狙ってキャストすると、海藻に掛かってしまう。
海藻にも可愛娘ちゃんは絡んでいる筈で、海藻からジグを外した時のイレギュラーな動きに反応して来たことも、以前はあったが、今シーズンは前回も今回もない。

20:10頃、ツ抜けと成ったので、一応、様にはなったと云えるが、その内容に至っては寂しい限りで、内8匹がネンブツダイサイズで、15cm位が2匹だけ。
釣れなければ、サイズは小さくても良いから、来て欲しい。
小さなものばかりだと、少しは大きいのが欲しい。
と身勝手なことを考えるアングラーの性で、潮位が少し上がって来た21:00過ぎからサイズ・アップを狙ってプラグに替えたが、忘れた頃に掛かって来るのはロリータばかり。

21:30を回った頃、凸部の先を諦めて、戻りながらチェックすることにしたが、悉く空振りで、もう一つ満足感のないまゝ22:30頃、StopFishingとした。

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