※ 月別アーカイブ:4月2025 ※
2025/04/30
2025年 Mebaring 釣行記
日 時:04月30日(水) 18:20~21:30
潮回り:中潮(↑↓) 150→165→140cm
場 所:MHR-KGN
海水温 : n.a.
釣 果:メバル x 9、カサゴ x 2
同行者:単独、(YT、SHG、AKW、ISBS各氏)
飛び石とは云え、世の中はGWの真っ只中。平日釣行派の小生としてはGW中の釣行は控えて道楽部屋で過ごす積りにしていた。しかし、南々西の風が3m/sと釣りには持って来いの予報を目にしてはジッとしては居れない。幸か不幸か30日は連休の谷間の平日なので、禁を破ることにはならない。しかも、広大なMHR-KGNであれば、現役組の皆さんの邪魔になることはないだろうし、多少アングラーの数が多くてもあぶれる心配もない。
と云う訳で、2週間振りに円らな瞳の可愛娘ちゃんに会いに行くことにした。
18:10頃、現地に到着した所、いつもの場所に停められている黒のSUVが目に入って来た。
ひょっとするとDr.TJさん・・・?
確認しに行ってみると、その車の主は残念ながらDr.TJさんではなかったが、その後ろに停められていたバンから小生の名を呼ぶ声が掛かって来た。振り返るとそのバンにはYTさん、SHGさんそしてAKWさんの顔があって、
考えることは皆一緒だね・・・・。
自分の車に戻り支度を整えた所で、YTさん達より一足早く岸壁に出てみると、風は予報通り背後からソヨリと吹いて来て気持ちが良く、正に薫風。海は波もなく穏やかで、目の前にある筈のテトラ帯がポツンポツンと頂上だけを海面から頭を出している程高い潮位にも拘らず、アチラコチラに海藻が浮かんでいるのが見える。
今回使用するタックルは、BlueCurrentⅢ82/Bのロッドに飛ばし浮き、0.5gのJHを使ったワーミング・システム。
BlueCurrentⅢ82/BはMHR-KGNでのメバリングには強過ぎるのだが、前回、海藻に巻かれて獲れず悔しい思いをしたことが何度もあったので、その反省から今回は強引にやり取りをして海藻に巻かれない様に、また、巻かれた場合でも海藻ごと抜き上げてやろうと考えて、敢えて選択したもの。
18:20頃、18番スポット付近に立ってキャスティングを開始。
前回は1投目から反応があったのでひょっとしたら・・・と期待をしたのだが、2匹目のドジョウは居らず、何も反応はない。それどころか、キャストする方向によってはゴソゴソと海藻がJHに触れる感触が伝わって来るので、油断が出来ない。
可愛娘ちゃんの居場所を探してキャスティングを繰り返している内に、周囲の光量が減って如何にもと云う雰囲気になって来た。しかし、反応は感じられない。そこで、少しづつ立ち位置をずらしながら探ることにした。
この日、最初の反応があったのは27番スポット付近のことで、時刻は18:53。
反応そのものはモソとした微かなもので、その瞬間は可愛娘ちゃんの反応とは思えなかったが、半信半疑のまゝ軽く腕を煽ってみると生命体の感触が伝わって来たもの。抜き上げた獲物は17cm程度のアベレージ・サイズだったが、ボーズ回避がなってやれやれと云った所。
この微かな反応は、この時まで何回か感じたことがあったものゝ海藻が触れたものとばかり思っていたのだが、どうやらメバルの反応だった様子。
そこで、この微かな反応を積極的に取りに行った所、
19:06 2匹目 30番スポット付近
19:13 3 31番
19:17 4 ↓
と調子が上がって来た。
よし、よし、この調子!!と気合を入れ直したが、満潮時刻の19:27を過ぎた頃から、
19:38 5匹目 35番スポット付近
19:57 6 ↓
20:00 7 34番
20:08 8 33番
と、反応は逆に徐々に間遠くなって来てしまった。
加えて、引き潮の影響で海藻が動き出したと見えて、海藻が仕掛けに引っ掛かる頻度が高くなって来た。この日のタックルはロッドもラインも海藻対策で強めにして来ているので、海藻が掛かっても引っこ抜くことが出来る。とは云え、海藻に掛かった仕掛けを外そうとしたり、引っかかった海藻を引っ張って来たりすると可愛娘ちゃんに警戒心を持たせてしまうことになり、場を荒らす結果になってしまう。
そんなこともあってか、反応は益々間遠くなって9匹目のメバルを31番スポット付近で掛けたのは20:24。こうなると何とかツ抜けを達成したいと思うのはアングラーの性で、気持ちを新たに10匹目を狙ってキャスティングを繰り返した。
しかし、掛かって来るのは海藻ばかりで、老骨に鞭打って奮い立たせたやる気は徐々に嫌気に変わってしまい、そうこうする内に腰の痛みまで強くなって来る始末で、結局、21:30頃に一足早く片付けに入った。そして、その後はYTさん達の釣りを見たり釣り談義をしたりして、22:00過ぎに釣り場を後にして帰路に着いた。
2025/04/24
2025年 Ajing 釣行記
日 時:04月24日(木) 18:20~20:50
潮回り:中潮(↓) 95→50cm
場 所:KMI’s
海水温 : n.a.
釣 果:アジ x 1、カサゴ x 2
同行者:単独
南寄りの風だったのでMHR-KGNに行きたかったのだが、生憎、潮位が低い潮回りなので、前回に続いてKMI’sに行くことにした。
現地到着は、17:45頃。
駐車スペースにはいつもよりかなり多めの車が駐車しており、最近なかったことだけに、これにはビックリ。この車の主が全てアングラーとは限らないが、狭い釣り場だけに空いているかどうか心配になって来る。早速、道具を肩に岸壁に出てみると、心配していた通り6組・10人近いアングラーで混み合っていて、入れる場所がない。
仕方がないので、最近すっかり顔馴染となったクロダイ師の背後に腰を掛けて空くのを待つことにした。しかし、海を目の前にしてジッとしていることも出来ず、岸壁をウロウロ。岸壁の主の黒猫のクロちゃんも、大勢のアングラの姿に気圧されたと見えて姿を見せないので、遊んで時間を潰すことも出来ず、結局、クロダイ師の右隣りの少し広めに空いている場所に入らせてもらうことにした。
今回使用するロッドはSaltyStage改。
このロッドに1.0gのJHを組み合わせて18:20頃、キャスティングを開始した。
風は殆んど吹いていないので、今回は風に邪魔をされる心配はない。海はノタリノタリと穏やかだが、キャストしたJHが真っ直ぐに戻って来るので潮の流れは殆んどなさそう。潮の動きがない時は余り釣果が出ていないので、少しでも流れが出てくれることを願うしかない。とは云え、身勝手なことだが、流れが強過ぎるとこれはこれで釣りにならないので、程々にと云うことになるが・・・・。
今回釣り座を構えたポイントは、同じ岸壁でありながらこれまで一度も竿を出したことがないため、果たしてアジの回遊経路に当たっているのかどうかが不安。しかし、今日結果を出せれば、新しいポイントを見付けたことになる。釣り場が空いていれば、どうしてもこれまでの実績のあるポイントに入ってしまうため、新規ポイントの開拓に繋がらないので、この日は新規開拓をするには絶好のチャンスかも知れない。
etc.
etc.
色々と考えながら、アジからの反応を待ったが、何も返って来ない。
潮の流れがないからなのか・・・?
回遊経路から外れているのか・・・・・?
下げ潮だからなのか・・・・・?
ワームが気にらないのか・・・・?
周囲を見回してみてもアジを掛けている場面を目にすることもなく、この岸壁近くには寄って来ていない様子。
時刻は19:00を回り、いつアジが回って来ても良い頃になったが、一向にその気配はなく、諦めて引き揚げて行くアングラーも出て来た。小生にも前回、前々回のKMI’sでも厳しい結果を強いられたので、早くも諦める気持ちが湧いて来た。しかし、過去には、それまで全く反応がなかったにも拘わらず、20:00を回った頃から状況が一変してアジングを楽しんだこともあるから、引き揚げるには早過ぎる。
自らを奮い立たせてキャスティングを繰り返したが、相変わらず梨の礫。
19:45頃、最奥を陣取っていたアングラーが引き揚げる準備を始めた。
新規にポイントを開拓するのも良いが、釣りに来た以上やはり釣果は欲しい。これまで慣れ親しんだポイントで釣れなくても納得出来るが、実績ポイントが空いているにも拘らず、敢えて新しいポイントに挑戦して結果が出なかった場合、やはり悔いが残る。
と云う訳で、最奥に移動することにした。
19:50頃、最奥でアジングを再開。
新規に開拓をしようと考えたポイントからそれ程距離がないのだが、何故か落ち着いて反応を待つことが出来る。
しかし、反応が返って来る気配は相変わらずない。
イヨイヨ、今日は駄目か・・と諦め掛けた時、トンとこの日初めてのアジからの反応があった。
時刻は20:14のことで、やっと、来たか・・・と抜き上げた獲物は18cmのまぁまぁサイズ。
いつもならこれに喜んで後続を狙う所だが、前回も前々回も交通事故の様な単発しかなかったので、間を置かずに来てくれれば儲けものと思いつゝキャスティングを繰り返した。しかし、案の定、その後の反応は続かないまゝ。
その頃になると、あれ程いたアングラーの姿は消えており、独り岸壁に残った小生は、その後も30分程粘ったが音沙汰はない。このまゝでは前回、前々回と同じパターンに陥ってしまい、たまに来るかも知れない反応をひたすら待つ釣りになりそう。
だが、いつ来るか分からない反応を待ち続ける気力は残っておらず、いつもよりかなり早い20:50頃、精根尽き果てゝ片付けに入った。
2025/04/21
2025年 Ajing 釣行記
日 時:04月21日(月) 18:10~21:30
潮回り:小潮(↑) 55→80cm
場 所:KMI’s
海水温 : n.a.
釣 果:アジ x 1、カサゴ x 3
同行者:単独、(YROさん)
前回のMHR-KGNでのメバリングは、正に竜頭蛇尾。1投目から連続して4匹も掛ける程の絶好調振りだったが、19:00を回ってからは泣かず飛ばずで、結局ツ抜けも叶わずフラストレーションを溜め込んで釣り場を後にした。そこで、海藻の繁茂状況も心配していた程でもなく、しかも南風が3~4m/sとMHR-KGNでのメバリングには絶好の条件だったので、前回のリベンジに出撃する積りになっていた。
所が、潮汐表を見ると干潮時刻17:03の潮位は僅か47cmしかなく、22:00になって漸く100cmになる小潮の潮回り。となると、とてもメバリングが出来る状況ではない。
と云う訳で、MHR-KGNを諦めてKMI’sでアジングをすることに変更。
現地到着は17:50頃。
岸壁に出て見ると中央付近と奥に其々1人の先行者の姿が見えたので、久し振りに入り口に釣り座を構えることにして道具を置き、状況を尋ねるため奥に向かった。すると中央付近のアングラーは府中から通って来る(?)顔見知りの年配者、事務机前と水道前の中間付近のアングラーは昨年11月以来久し振りに会うYROさんで、ラッキーなことに最奥は空いていた。そこでYROさんに断って最奥の奥に釣り座を構えさせてもらった。
この岸壁の主の黒猫のクロちゃんは、前回は姿を見せなかったので心配をしていたのだが、今回は出迎えてくれたのでご褒美のオヤツをあげ、YROさんと情報交換をしながら支度を整えた。
今回使用するロッドは、XSC-59ST-Pro。
風は予報通り右手から左手への横風になる南風。しかし、風速は予報の3~4m/sよりも強い印象だったので、1.0gにするか1.2gにするか若干迷ったが結局1.0gのJHを組み合わせて、18:10頃、キャスティングを開始。
風に吹かれて左に大きく膨らんでいるラインに引っ張られてJHは流されてはいるが、潮の動きは殆んどない。
干満差の少ない小潮なので余り潮が動かないのは仕方がないが、少しでも動いてくれないかなぁ・・・・。
周囲の暗さが増すに連れて期待感は膨らんで来るが、反応は返って来ない。
その内・・・・。
その内・・・・。
根拠のない希望的観測だけを頼りにキャスティングを繰り返したが、応えはないまゝ時間が経ち、19:00を回った頃には、早くもボーズの文字が浮かんでは消え、消えては浮かんで来る始末。
風は相変わらず吹き続いており、南風なので真冬の北風程ではないにしろ、昼間の陽気に騙されてダウンのインナーを着て来なかったことを後悔する程の寒さ。多少でもアジからの反応が返って来ていれば我慢も出来ると云うものだが、梨の礫状態が続いていると殊の外寒く感じ、キャスティングを続ける気持ちもなくなってしまう。
とは云え時刻はまだ20:00前なので、引き揚げるには早過ぎる。
余りにも反応がないのでと見切りを付けて引き揚げていった後にアジの回遊があって爆釣したと云うことも、釣りの世界では良く聞く話し。
と云う訳で、19:50頃、気分を変えるために釣り座を入り口に替えてアジングを続行することにした。
最奥と入り口の間を2往復3往復して場所移動を完了し、改めてキャスティングを再開。
しかし、反応は全く返って来ない。
せめて21:00頃までは粘ろうと老骨に鞭打ち、切れ掛かった気持ちを必死に繋いでキャスティングを続けていると、漸くコツと待望の反応が帰って来た。
時刻は20:21のことで、抜き上げた獲物は18cm位の本命だったが、余りにも待っていた時間が長過ぎたためか、もう一つ喜びが湧いて来なかった。
それでも
ひょっとして、廻って来た・・・?
と期待をしたが、次のキャストでは反応はなく、
やはり、単発か・・・
と淡い期待は忽ちの内に雲散霧消。
その頃になって、漸く風が収まって状況が良くなって来たので粘ったが、やはり反応は期待に反して皆無。
JHの重さを替え、ワームを替えたり、表層を狙ったり、中層、ボトムを狙ったりと藁でも掴もうとする溺れる者の心境で、色々と試してみたが、何れも空振り。そして、21:30頃、根掛かりでラインが高切れしてしまってはどうしようもない。それまで、何とか首の皮一枚で辛うじて繋がっていた気持ちもプツンと切れてしまって、YROさんを置いて小生一人StopFishingとして帰路に着いた次第。
2025/04/18
2025年 Mebaring 釣行記
日 時:04月18日(金) 18:30~21:30
潮回り:中潮(↑↓) 150→163→125cm
場 所:MHR-KGN
海水温 : n.a.
釣 果:メバル x 7、カサゴ x 2
同行者:YTさん、SHGさん
金曜日の夕方から夜に掛けては南々西の風が7m/sと強く吹くとの予報だったので、釣行するのは諦めていた。そんな所にYTさんからMHR-KGNではメバルが出ているとの連絡が入って来た。例年、この時期のMHR-KGNは海藻の繁茂が凄くて釣りにならないので念頭になかったが、YTさんによるとそれ程でもないので、充分釣りになるとのこと。しかも、MHR-KGNは北に開けているので、風向きが南寄りであれば7m/sの強さであっても何とか釣りは出来る。
と云う訳で、久し振りにMHR-KGNの円らな瞳の可愛娘ちゃんの顔を見に行くことにした。
18:00頃、現地に到着。
先着して車中で食事中だったYTさん、SHGさんに挨拶をして準備に取り掛かり、海藻の状況をチェックしておこうと二人をおいて先に岸壁に出た。
岸壁の際に立って様子をチェックすると、この時刻の潮位は1m程あるため、テトラ帯の殆どが海中に没しており頂上だけが点々と海面から頭を出している。そのテトラ帯が配置されている付近の海面はザワザワとしていて、やはり海藻が生えている。しかし、テトラ帯と岸壁の間やテトラ帯の切れ目の海面になさそうに見える。とは云え、海中には切れ藻が漂っているかも知れない。
と云う訳で、SoareXRのロッドに、風の状況を考えると軽過ぎる惧れはあるが軽い0.5gのJHを組み合わせてチェックを始めた。すると、海中では海藻がJHに掛かって来ることはなかったので、海面の海藻に気を付ければ良いことが判った。
一通りのチェックが終わったので、18番スポット付近で釣り支度をしているYTさんとSHGさんに合流し、18:30頃、メバリングを開始することにした。しかし、二人はマイクロ・ガイドにラインを通すのに手間取っているので、支度が整うまでの時間潰しのために、キャスティングを試みた。
すると、その第一投目でゴソゴソと海藻がJHに触れる感触と共にブルと生き物の反応も伝わって来た。あれ、何だろう?と半信半疑のまゝロッドを立てゝ合わせを入れてみた所、グングンとロッドを絞り込む強い引きがあり、可愛娘ちゃんであることを確信。海藻に巻かれない様に少し強引にやり取りをして抜き上げた獲物は、23.5cmの良型で、ビックリ。時刻は18:36のことだった。
二人の支度がまだ終わらないので、幸先の良いスタートに気を良くして、同じ立ち位置でキャスティングをすると、モゾと少し小振りな可愛娘ちゃんがロッドを曲げてくれ、18:38、18:40、18:41と立て続け。
その頃になってようやく二人の支度が終わり小生の隣りでロッドを振り始めたので、その二人を追い越す様にして21番スポット付近に進みキャストをすると、直ぐに答えが出て19:52、19:53と絶好調。
この調子で行ったら、今日は何処まで行くんだろう?
と爆釣するのは間違えなしとキャスティングを繰り返していた。正に獲らぬ狸の皮算用も良い所で、あれ程間断なくあった反応は徐々に間遠くなってしまった。それでも気持ちにはまだまだ余裕があってその内、来るさ!と楽観的に考えていた。
所が、たまに来る反応に合わせを入れよっしゃ!!とリーリングを始めた途端に海藻に巻かれてしまって二進も三進も行かなくなり・・・を何度か繰り返している内に、すっかり反応も返って来なくなってしまった。
そこで、への字カーブの先にミニ・ワープして入れ掛かり状態の再現を目論んだ。しかし、先に進めば進む程、海藻の繁茂状態が酷くなり、何処にキャストしてもゴソゴソと邪魔をして来る。唯一、岸壁の際を通すと海藻には邪魔をされることもなく、また、何度か反応もあった。しかし、全く獲れず仕舞いだったため早々にへの字カーブ付近を諦めることにした。
戻りながら目ぼしいポイントをチェックしてみたが、入釣直後の絶好調振りが夢の又夢でさっぱり反応が返って来ず、小生はあっちにウロウロこっちにウロウロと岸壁を彷徨ったが、結局答えは出ず仕舞い。ならば、最初に良かった18番スポット付近はどうか?とそこまで戻ってみたが、これも空振り。
こうなると、気持ちも首の皮一枚でようやく繋がっている状態で、いつプツンと切れても不思議ではなく、惰性のキャスティングを繰り返しているだけ。
それでも何とか可愛娘ちゃんをものにしたいと云う気持ちは何処かに残っていたと見えて、最後の手段とばかりに自作のビーズ・ルアー小を試してみる気になった。幸い、この付近の海藻は薄くて針掛かりしそうにもなかったので、ワームに反応しなくてもプラグには反応を示すかも知れないと溺れる者の心境だった。そして、2投、3投とキャスティングを繰り返しているとコツンと反応があって、久し振りに可愛娘ちゃんをゲット出来た。時刻は20:52のことで、かれこれ2時間もの間キャスティングだけを繰り返していたことになる。
やはり、プラグには反応して来たか・・・と俄然やる気になってキャスティングを繰り返したが反応は続かず、更に21:00を回った頃から腰の痛みが強くなって来たので、21:30頃、StopFishingとした。
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18:36 |
1匹目 |
18番スポット付近 |
23.5cm |
18:38 |
2 |
↓ |
|
18:40 |
3 |
↓ |
|
18:41 |
4 |
↓ |
|
18:52 |
5 |
21番スポット付近 |
|
18:53 |
6 |
↓ |
|
20:52 |
7 |
25番スポット付近 |
ビーズルアー |
2025/04/16
2025年 Ajing 釣行記
日 時:04月16日(水) 18:10~21:50
潮回り:中潮(↑↓) 150→163→125cm
場 所:KMI’s
海水温 : 15.2℃
釣 果:アジ x 6
同行者:単独、(AIYMさん、FNDさん)
日曜日の夕方、長年使っていた冷蔵庫が突然逝ってしまった。そこで、修理を頼もうと思いメーカーのHPにアクセスしてみると、技術者の派遣は火曜日になるとのこと。しかも、製造が終わっている機種なので、場合によっては修理出来ないこともある。その場合でも技術者の出張費用は掛かると書かれていた。人を派遣するのだから、それなりにコストが掛かるのは当然だが、負担する方としてはそれに見合う効果が得られないのは、頭では解っているが感情的には何とも納得し難い面がある。念の為、購入時期を調べてみると2008年7月のレシートが取説に挟まっていた。と云うことは、一般的に8~12年と云われている冷蔵庫の寿命を遥かに超えてかれこれ17年も使っていたことになる。
と云う訳で、修理せずに買い替えることにして、月曜日に量販店に出掛けて注文して来たのだが、久し振りに人混みの中に長時間居たせいか疲れ方が酷くて、帰宅後にロッドを車に積み込んで走らせる気にはとてもならなかった。
そして、翌日の火曜日は雷雨のため出撃出来ず、水曜日は20:00以降は風向きは北に変わるものゝ、それまでは南西の風が4~5m/sと稍強めの予報。その先の木曜、金曜になると更に風が強くなり両日とも南西の風が7~8m/s。
こうなると、行くとすれば水曜日しかない。
現地到着は17:30頃。
岸壁の中央付近には、すっかり顔馴染になったクロダイ師が釣り座を構えており、水道前と事務机前にはAIYMさん、FNDさんが入っていたので空いている最奥に釣り座を構えることにした。
AIYMさんやFNDさんとは昨年の11月以来の再会になるため色々と釣り談義が弾み、キャスティングを開始したのは二人が引き揚げて行った後の18:10頃。
今回のロッドはSaltyStage改。風は予報と違って殆ど吹いていなかったので、JHは最初から軽めの0.8gを選択。
どんな場合でもそうなのだが、
果たして反応はあるだろうか?
どの様な反応が返って来るのだろうか?
獲物のサイズはどうだろうか?
云々とキャスティングを初めて早々は、期待と不安が綯い交ぜになった気持を抱いてこれから先の展開を思い描いている時間帯。勿論、バラ色の状況に浸っている場面を想像する方が多いのは云うまでもないが・・・・。
日没時刻を過ぎ徐々に暗さが増して来て、今にも反応が返って来そうな気配が漂っているが、反応は感じられない。
どうした?
廻ってくる時間が遅くなったのか?
・
・
時間が経ち周囲がすっかり暗くなっても、状況は相変わらずで、何の違和感もない。
19:00を回った頃クロダイ師が引き揚げて行ったので、一人残った小生が周辺の魚を独り占め出来る状況になったものゝ、肝心要の獲物が居なければどうしようもなく、早くもボーズを意識した程。
この日初めての反応があったのは、実釣開始約1時間半後の19:35だった。
気配すら感じていなかった時間帯が長かった所に、何の前触れもなく突然来たモゾとした違和感だったので、アジの反応であることに確信が持てないまゝ軽く聞き合わせをしてみると生命体の感触があったもの。
抜き上げた獲物のサイズは15cm程しかない豆だったが、兎にも角にもボーズが回避出来てヤレヤレ。
苦労してやっと手にした獲物だが15cmではどうしようもない。いつもなら背後でジッと小生の釣りを見守ってくれている黒猫に進呈する所だが、この日はどう云う訳か姿を見せないので、お父さんかお母さんを呼んで来てくれと云い聞かせて海に戻って貰った。
しかし、呼んで来るどころか一目散に逃げ帰ったと見えて、後続の反応はない。シースンも始まったばかりなので、好不調の波が大きくても仕方がない。
半ば諦めながらキャスティングを繰り返していると19:43にコツ。
オッ!とビックリ合わせを入れてみると、1匹目よりも強い引きが伝わって来た。アジなら良型だが、クロダイかも知れないと思いつゝ、ドラグを締めて慎重にやり取りをして抜き上げて正体を確かめると、紛れもない本命で、サイズは21cm。シーズンが始まったばかりの湾奥の釣り場なので、21cmでも立派な良型で、どうやら、海に帰って貰った1匹目の豆アジが呼んで来てくれたとみえる。
豆アジにお礼を云いつゝ良型の追加を目論んだが直ぐには答えが出ず、3匹目を掛けたのは約15分後の19:59のことだった。その15分間も全く気配を感じられず出会い頭の単発。
20:00を回って20:04と20:06に連続して反応が返って来たので、ようやく群れが廻って来たと期待をしたが、これがこの日1度しかなかった短いハイライトで、以降は完全に無の世界に入り込んでしまった。
その頃から、風が強く吹き出し、しかも左から吹いて来たり右からに変わったりで、全く落ち着かずやり難くて仕方がない。時間的にはまだ早いが、普段なら諦めて引き揚げる所。
しかし、この日の小生は、何故か引き揚げることなど露程にも考えず、粘っていればきっと回遊して来る筈とひたすらキャスティングをし続けた。すると、その甲斐があったのか、20:43に6匹目をゲット。これで調子が出て来るのではないかと期待をしたが、これも完全な交通事故で、その後は梨の礫。
これで、クーラーの中には4匹のお土産が入っているが、刺し身にして老夫婦が楽しむには少々物足りない。せめてもう1匹追加出来れば・・と粘りに粘ったが、全く反応が返って来ることもなく、結局21:50頃、諦めてStopFishingとした。
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19:35 |
1匹目 |
15cm |
19:43 |
2 |
21 |
19:59 |
3 |
19 |
20:04 |
4 |
19 |
20:06 |
5 |
16 |
20:43 |
6 |
18 |
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