2024年釣行記(12) – MB

2024年 Mebaring 釣行記

日 時:03月15日(金) 18:10~22:15
潮回り:中潮
(↑↓)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 5
同行者:Dr.TJさん

予報によると西南西の風が4~5m。西の要素が強いため、現地では強い横風になる恐れがある。しかし、条件が良い時だけを選んでいては、唯でさえ2月の釣行回数が僅か2回に終わっているだけに、今年のエイジ・シュート達成が厳しくなる。と云う訳で、兎に角、行くことにして準備をしている所にDr.TJさんから今晩、MHR-KGに行く旨の連絡が入って来た。Dr.TJさんによると、YTさんは前日にHYKWに行ったので今回は見送り、ISBSさんはスキーに行っているとのことで、今回はDr.TJさんとのコラボ。

17:50頃、現地に到着し、先着して準備を始めていたDr.TJさんと合流。
SoareXR改を手に、先にポイントに向かったDr.TJさんを追い掛けて岸壁に出てみると、予報とは違って風は殆んど吹いておらず、これなら全く問題なく釣りが出来る。
問題は海藻の繁茂状況。メバルを狙うからには、海藻を嫌っていては釣りにならないのは充分承知しているが、過ぎたるは及ばざるが如し。キャストの度に海藻が掛かって来る様では堪らない。明るい時間帯であれば、繁茂状況を目視し海藻の薄いポイントを狙うことも出来るが、明かりのない夜間なのでそれも出来ない相談。と云う訳で、今回は比較的海藻の少ないへの字カーブの手前を重点的にチェックすることにした。

Dr.TJさんプラグをキャストしているが、所々で海藻が海面に頭を出しているので、今回は、最初から飛ばし浮きを使ったワーミングで始めることにして、18:10頃、11番スポット付近からこの日のメバリングを開始した。

この日の皮切りは、18:2417番スポット付近で来た20cm程の本命。
実釣開始後20分も経過しておらず、良い出足に気を良くしてキャストを繰り返し、この後18:3718:50とポツポツとだが退屈しない程度の間隔で可愛娘ちゃんをゲット。しかも、この2匹は22~23cmの良型。
この調子で行けば、楽しい釣りが出来そうだ・・・。
独りほくそ笑んでキャスティングを繰り返したが、どう云う訳か、その後はピタリとなくなってしまった。

それでも何とか反応が返って来ないかとキャスティングを繰り返していたが、悪いことに20:00少し前頃から西風が強く吹き出して来てしまった。
こうなっては堪らない。モティベーションは急降下してしまったが、Dr.TJさんは先に進んで行った切り。

引き揚げるには早過ぎる。せめて、Dr.TJさんが戻って来るまではとキャスティングを繰り返し、20:0536番スポット付近で交通事故的な反応で追加することはあったが、コツコツ、ゴソゴソとラインを伝わって来る感触は、海藻ばかり。

21:00を回っても、Dr.TJさんは戻って来ず、可愛娘ちゃんからの音沙汰もないまゝ。
モティベーションは風前の灯だったが、強かった西風が弱くなって来たので、気分転換のためにプラグを投げることにして、システムを変更。
最初にTOTO42Sを結んで見たが、反応はない。そこでBEAGLE SSStorm Minnow 35SPなど色々とルアーを変えてみたが、何れも無視。そこで、半ば自棄気味になってShallow Magic60をキャストしてみると、思い掛けなく反応が返って来て、ようやくこの日の5匹目をゲット。
この日は表層付近が良いのか・・・と思いShallowMagic60を続けたが、反応があったのは、後にも先にもこの1回だけで、元の木阿弥

22:00を回った頃、Dr.TJさんはまだ戻って来ていなかったので電話を入れると、への字カーブ付近にまで戻って来たとのこと。
そこで、Dr.TJさんを迎えに行き、22:15頃、二人揃ってStopFishingとした。

この日、Dr.TJさんは、岸壁の端まで足を伸ばしたが、駄目だったとのこと。
いつもプラグで好釣果を出しているDr.TJさんにして3匹しか物に出来なかったことは、この日の厳しさの左証と云えるだろう。

さて、来週は・・・・。
来週の夜間は、潮位のない潮回りに当たるためMHR-KGNでのメバリングにはかなり厳しい状況だろう。
時間帯をずらすか、あるいは、狙いを変えるか・・・。

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18:24 1匹目 17番
18:37 2匹目 21番
18:50 3匹目 26番
20:05 4匹目 36番
21:18 5匹目 24番

2024年釣行記(11) – MB

2024年 Mebaring 釣行記

日 時:03月11日(月) 17:50~21:15
潮回り:大潮
(↓)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 8
同行者:YTさん、SHGさん

久し振りに見る南西若しくは南南西の風が3~4mの予報に、喜び勇んでMHR-KGNに出掛けて来た。

17:40頃、現地に到着し先着していたYTさんSHGさんに合流。
この二人とは前回HRTKカマスを狙ったのだが、小生はアタリ一つないパーフェクト・ゲームを喰らってガックリと肩を落として釣り場を後にした。しかし、小生が帰った直後に回遊があって、二人共楽しい釣りが出来た由。
この様なことは、釣りの世界では良くあることで、正直な所、当事者としては余り聞きたくない話し。
もう少し粘っていれば・・・切歯扼腕。
今回はその様な轍を踏むことのない様にと思いつゝ岸壁に出てみると、予報よりも風が弱く、大潮の満潮時刻に当たるため眼の前に横たわっている筈のテトラ帯は海中に没していて海が広く見える。

17:50頃、19番スポット付近に立ちSoareXR改ビーズ・ルアーの小を組み合わせてキャスティングを開始。
釣りではどんな時でもそうなのだが、その日の釣りを占うキャスティングなので、期待と不安が綯い交ぜになってドキドキもの。特に、前回はパーフェクトを喰らっているだけに、今回は何とか可愛娘ちゃんの顔を見たいと強く思いながらキャストを繰り返した。
しかし、まだ明るさが残っているせいか、反応が返って来ない。

可愛娘ちゃんはまだ浮いて来ていないのかも・・・とルアーを沈めると、海藻が掛かって来る。昨年の今頃は海藻がびっしりと海面を覆っていたことを考えると、今年はそれ程繁茂していないので楽と云えばば楽。とは云え、それも可愛娘ちゃんからの反応があってこそ云えることで、反応がなければ詮のないこと。
所が、キャストを繰り返していると、ルアーを沈めても、所々に海藻が掛かった来ないポイントがあることが判った。そこで、その様なポイントを重点的に探っていると、ようやく反応が返って来る様になった。しかし、なかなか針掛かりさせられない。何とか針に掛けても海藻に巻かれてバレてしまう。

そんなことの繰り返しで苦労させられたが、何とかこの日の口開けの可愛娘ちゃんに面会出来たのは、18:3228番スポット付近のことだった。サイズは15cm程度で小振りだったが、3月に入って初めての獲物で一安心。
さあ、これからだ・・・・!
この1匹を皮切りに爆釣を目論んだが、なかなか反応が続いて返って来ない。
そこでへの字カーブの先にプチ・ワープした。ここはビーズ・ルアーを初めて使って面白い釣りをしたポイントなので、期待をしたが、こちらの方が海藻の密度は高くて、キャストの度に海藻が針掛かりして来る。

何年か前のMHR-KGNでは、海藻に掛かったルアーが海藻から外れた途端に口を使って来ることも多くあったが、今回はそんなこともない。それどころか、海藻に掛かったルアーを外そうとしてラインを引っ張りして海藻を揺らしたり、海藻が掛かったルアーを回収したりして無駄に警戒心を持たせる結果にもなりかねない。そうなると益々口を使わなくなってしまう。

そこでビーズ・ルアーを諦めてジグ単メバリングに切り替えることにした。実はSoareXR改では初めてのジグ単なのでキャスティングが上手く出来るか不安だったが、ものは試しとばかりに1gのJHを結んでキャストしてみた。するとフォローの風だったこともあって、何とかキャストすることが出来ることが分かった。
そして、ジグ単に切り替えて直ぐに答えが出て、19:0719:10と立て続けに可愛娘ちゃんをゲット。ジグ単が正解だったか・・・とこのまゝジグ単を続ける積もりだった。しかし、丁度、海藻の密度の高い所にJHが着水していると見えて、アクションを付けようとした時には海藻が引っ掛かっている始末で煩くて仕方がない。
と云う訳で、沖目であれば幾分海藻も薄くなっているのでは飛ばし浮きを使うことにして再度システム変更を行った。しかし、思惑は見事に外れて沖目でも海藻に邪魔をされてしまう。メバルは海藻に身を隠しているので、海藻を毛嫌いするのは間違えかも知れないが、過ぎたるは及ばざるが如し

どうしようかと考えたが、海藻が少ない筈の凸部にワープすることにした。
幸い、思惑通り海藻が少なかったので、ストレスはなくなったが、肝心要の反応がない。そこで少し場所を変え何とか反応のあるポイントに当たり、92番スポット付近で19:4094番スポット付近で19:46に続けてゲット。

ここで凸部の先から戻って来たYTさんSHGさんと合流。YTさんによれば凸部の先も芳しくない由。と云う訳で、3人連れ立って折返しに入った。

その頃には、潮位が130cm程にまで下がって来ていたので、海藻の頭が海面に届き、邪魔をされる度合いが往路よりも激しくなっていた。しかも、相変わらず可愛娘ちゃんからの反応も少ないまゝ。

小生から少し離れた所で、一生懸命ロッドを振っているSHGさんを見習って、何とかキャスティングを繰り返して、73番スポット付近で20cmを超える良型をゲットしたものゝ、再現性は皆無で、気分は盛り上がらないまゝ低空飛行が続き、海藻が比較的少なかった凸部の手前で拾ったのを最後に、21:15頃、StopFishingとした。

まだ、昨年程の繁茂状況にはなっていないが、今年もやはり海藻に悩まされる時期になった。
昨年は余りにも海藻の繁茂状態が凄く、対してメバルの釣果が上がらなかったことに嫌気が差して、4月に入る早々KMI’sでのアジングに切り替えたのだが、今年はどうだろうか・・・。

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18:32 1匹目 28番
19:07 2匹目 51番
19:10 3匹目 52番
19:40 4匹目 92番
19:46 5匹目 94番
20:07 6匹目 73番
20:29 7匹目 39番
20:48 8匹目 34番

2024年釣行記(10) – SL

2024年 SaltLure 釣行記

日 時:03月07日(木) 12:20~15:30
潮回り:中潮
(↑)
場 所:HRTK
釣 果:カマス x 0
同行者:YTさん、SHGさん

前回のHRTKでは、紛れ当たりでカマスを1匹掛けただけで、初めての釣りで要領を得ていなかったことを割り引いても、極めて厳しい結果に終わってしまった。
と云う訳で、再度挑戦しようと考えていたのだが、予報では3~4mの北東の風。HRTKは東向きなので強い向かい風の中の釣りになるため、YTさんに連絡を入れると、この程度なら、充分釣りは出来るよとのこと。

現地の駐車場には、前回とほゞ同じ時刻の12:00少し前に到着。
直ぐに釣り場の岸壁に向かい、先着していたYTさんSHGさんに合流したが、釣り場にはアングラーの姿がそれ程見えずガラガラ状態。釣り場が空いているのは大歓迎だが、それが風のせいであればまだしも、釣れなくなったのであれば由々しいことだが・・・・。

風は、予報通り斜め左前方から強めに吹いて来ている。出来ればいつもの様にベイト・ロッドでやりたかったが、風の影響を考えて、よりトラブル危険性が低いスピニング・ロッドTenryu改を選んで臨むことにした。

12:20頃、湘南の達人であるYTさんカマスの名人であるSHGさんに挟まれて、手練の二人と同じスプリットを組んでキャスティングを開始。

風は強めだが、潮位が高く足許近くに海面があるので、距離が出ないことを除いては殆んど影響がない。飛距離についても、カマスは比較的岸壁近くを回遊しているので気にする必要もない。と云う訳で、釣りを楽しむ条件は整った。残るはカマスが回遊して来るかどうか・・・・。




しかし、待てど暮らせどカマスが回って来ている様子がない。
今回が2回目の小生だけが云っているのであれば、単に小生が反応を感じ取れていないだけで、実際には何度もコンタクトして来ているのかも知れないし、大いに有り得ること。しかし、達人名人アタリがないと云っているので、カマスが回遊して来ていないことは確かだろう。
と云うことは、回遊して来るまで待てるかどうかだが、14:00を前にして、早くも小生の気持ちは、皮一枚で何とか繋がっている状態。

達人名人カマスの居場所を探し出すために、場所を色々と変えてキャスティングを繰り返しているが、結局、スゴスゴと戻って来ることを見ても、カマスは近くには居ないことは確かだろう。

にも拘わらず、干潮時刻の14:48を状況が変わるだろう達人名人は集中してキャスティングを繰り返しているが、小生は引き揚げるタイミングを測っている始末。
そして、二人の予想通り、15:00を回った頃から反応が出始めた様子だが、一旦切れた小生の気持ちが繋がることはなく、15:30頃、二人を置いて小生独りStopFisingとして、予定より早めに帰路に着いた。

と云う訳で、2回目のカマス狙いはパーフェクトに抑え込まれてしまったが、小生の知識ではカマス夏の夜間に狙うターゲット。そのターゲットを正反対の真冬の昼間に狙おうと云うのだから、無理があるのかも知れない。
にも拘わらず、達人名人はそれなりに釣果を上げて楽しんでいるので、流石の一言だろう。

2024年釣行記(09) – SL

2024年 SaltLure 釣行記

日 時:03月04日(月) 12:20~15:45
潮回り:小潮
(↓)
場 所:HRTK
釣 果:カマス x 1
同行者:YTさん、(Dr.TJ、ISBS両氏)

天候の巡り合わせが悪くて、結局、2月の釣行は2回のみに終わってしまい、早くもエイジ・シュート達成に不安に覚える程。
月が変われば、少しは良くなるのではないかと期待をしていたが、3月3日から始まる週も傘マークが付いていない日は月・水の2日だけ。しかも、その二日も風は北寄りで強めに吹く予報が出ているので、MHR-KGNメバリングは難しそう。

そんな所に湘南の達人のYTさんより連絡があり、HRTKでカマスと遊ばないか?とのお誘いを頂いた。実は、これまでも何度かお誘いを頂いていたのだが、駐車場の問題などがあって、ご一緒することは出来ずにいた。しかし、今回のお誘いは、昼間に狙うとのこと。昼間であれば、近くの有料駐車場が使えるので、問題解消。
と云う訳で、久し振りにHRTKに出掛けることにした。

11:00頃、自宅を出発。途中、渋滞の名所を2箇所通過する必要があるのだが、幸運なことに、この日は車の流れは比較的スムーズだったので、現地の駐車場に到着したのは、丁度1時間後の12:00頃。
早速、YTさんに連絡を入れて、合流。

この日持ち込んだロッドは、ベイト・リール用に改造したばかりのSoareXR改とスピニング・ロッドのTenryu改の2本。
予報では背後からの西風が吹くとのことだったが、現地では右手から左手に吹き抜けて行く南寄りの風がやゝ強めだったので、少し迷ったが、先発にはSoareXR改を選び、飛ばしウキオーシャンルーラーソルト・フライを組み合わせた仕掛けでキャスティングを開始。

明るい時間帯に見る広い釣り場は、ここ数年間は夜釣りしかやっていなかったこともあって、殊更に開放的で新鮮に感じられて気持ちが良い。
これで本命のカマスが遊んでくれれば云うことなしだが、小生の知識ではカマスは夜釣りのターゲット。今回の様に昼間の明るい時間帯に狙うことなど考えもしなかったが、小生が始めて程なくして、隣りのYTさんがロッドを大きく曲げているのを見て、認識を改めた次第。
YTさんによれば、2ヶ月ほど前までは40cm程の良型が良く釣れたが、最近は型も小さくなって数も少なくなった。それでも退屈しない程度に遊んでくれるとのこと。
これで小生も肖りたいと俄然、やる気になったが、小生にはコンともコツツとも反応がない。そこで、SoareXR改からTenryu改にロッドを持ち替えて、YTさんご推奨の仕掛けに替えてみた。しかし、小生にはコンタクトが感じられない。にも拘わらず、隣りのYTさんからは
あたった・・・・!!
バレた・・・・・!!
と間を置かずに声が上がって来る。
YTさんと知り合う切っ掛けになったメッキでもそうだが、兎に角、YTさんには小生の様な凡人にはない好感度の感性があると見えて、独りロッドを曲げていることがままある。この時も小生を始め、沢山の餌釣り師が釣れていない中、YTさんだけが釣っていた。

この日、小生がカマスをゲットしたのは、実釣を開始して2時間近く経過した13:50頃。この時の反応は、グンとロッドを引っ手繰る大きな向こう合わせだったので、釣れちゃった感満載で釣趣としては物足りないが、兎にも角にも、狙って獲った本命なので、歓びも一入と云った所。

これに気を良くして2匹目を狙ったが、後続の反応が返って来ない。

15:00過ぎにやって来たDr.TJさんは、粘ってプラグをキャストし続けて、1匹掛けたが、その後は苦労をしている様子。小生はYTさんに譲って貰ったワームを付けてみたが、何も変化は感じられず、にも拘わらず、隣りのYTさんはポツリポツリだが、着実に釣果を伸ばしており、Dr.TJさんと小生は、顔を見合わせてアングリ。

16:00少し前になって、ISBSさんが自転車に乗ってやって来たが、帰りの渋滞を避けるために、小生はStopFishingとして入れ替わって引き上げた。

今回は、初めてのカマスのデイ・ゲームでYTさんに色々と教えて頂いたとは云え、要領が全く解らず手探り状態だった。時期的には外れていると思うのだが、近々、再挑戦してみようと思う。

2024年釣行記(08) – MB

2024年 Mebaring 釣行記

日 時:02月29日(木) 17:20~21:40
潮回り:中潮
(↑↓)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 8
同行者:単独

今年の2月は、どう云う巡り合わせなのか天候の条件が思わしくなくて、来る日も来る日も雨模様だったり、雨が降らない日は強い北風が吹いたりで、毎日空を見上げて長嘆息をつく毎日。
この分で行けば、2月の釣行は1回切りになってしまうと思っていた。
所が、27日に見た予報では、29日の夜の20:00以降には傘マークが付いているものゝ、風は弱い南東の風となっている。出来れば南西の風であって欲しいが、贅沢は云っておられず、行く積りになっていた。しかし、当日の29日の朝の予報では、条件は悪い方に変わっていて、傘マークは19:00から付き風向きもになっていた。
これまでなら、釣行は当然見送る条件だったが、2月の釣行回数を1回だけで終わらせる訳には行かない。風向きも悪い上、雨が降り出すまでの短い時間しか出来ないが、兎に角、行ってみることにした。

17:00頃、現地に到着。
早速、岸壁に出てみたが、風は殆んど吹いておらず、予報は良い方向に外れた様子。しかし、空は今にも泣き出しそうなので、最近のお気に入りポイントであるへの字カーブの先を重点的に探ってみることにした。

今回使用するロッドは、スピニング・ロッドであるSoareXR S76UL-Tベイト仕様に改造したもの。

17:20頃、47番スポット付近から、例によって自作のビーズ・ルアーの小を結んで、今月2度目となるメバリングを開始。

そして、その1投目。
キャストして、いつもの様に軽くリフト&フォールを始めると、何やらがガサゴゾとルアーに当たって来る感触が伝わって来て、手元に回収したルアーには海藻の切れ端が掛かっている。
そこで、改めて海の様子をチェックした所、海面にまで達している海藻の塊がアチラコチラに見える。昨年の2月には、海藻がびっしりと海面を覆っていてキャストするポイントを探すにも一苦労だったが、それ程ではないにしても、キャストの度に邪魔をして来るので煩わしくて仕方がない。これでは釣りにならないので、久し振りに飛ばしウキを使ったワーミングに切り替えることにした。

そして、岸壁にしゃがみ込んでシステムを組み直して、改めてキャスティングを始めようとしたタイミングを見計らった様に、風が強く吹き出して来た。しかも、横風となる東風で、極めて具合が悪い。
とは云え、釣りを始めたばかりなので、引き揚げるには早過ぎるし、高速道路代が無駄になる。もう少し粘ってみようとキャスティングを続けたが、指先がジンジンとして来る。それでも、可愛娘ちゃんからのコンタクトがあれば我慢が出来ると云うものだが、何も反応がない。蟹の横這い釣法のテンポを早めて59番スポット付近、67番スポット付近と探ったが、反応は感じられない。

18:00少し前、71番スポット付近で、気分を変えるために夕食のパンを囓って一呼吸入れて、キャスティングを繰り返したが、強い風の影響でワームを通すコースは完全に風任せ状態。
これじゃ、釣りにならない・・・・
と半ば諦め気味にキャスティングを繰り返していると、ふと風が息をつく様に弱くなる瞬間が出て来て、正に緩んだタイミングでゴツンと手許にまで感じる強いアタリがあった。
時刻は18:12。ポイントは72番スポット付近のことで、向こう合わせ気味の15cm程のサイズだったが、この強風下では仕方がない。
兎に角、諦め気味だったSoareXR改鱗付が成って初期の目標は達成!!

そして、18:16、同じポイントでやはり風が弱くなったタイミングで、20cmクラスをゲット。
これで調子が出て来たか・・・と期待をしたが、風が息をついて弱くなる時間は短く、右から左の強い横風は相変わらず吹き止まない。
更に、悪いことには雨がシトシトと振り始めて来てしまった。予報では、明朝までこのまゝ降り続くとのことなので、本降りになったら直ぐに車に戻れる様にと少し早いが、74番スポット付近から折返しに入った。

復路に入ると風は幾分弱くなって来て、釣りはし易くはなったが、キャストの度に海藻が引っ掛かる状況には変わりはなく、たまにあるコンタクトを拾うだけ。
そして、20:00少し前には雨が本降りの様相となって来た。粘れば、つ抜け達成となったかも知れないが、冬の雨に打たれて風邪を引くと家人に何を云われるか・・・・。
と云う訳で、20:1032番スポット付近で8匹目をゲットしたのを最後に、20:15頃、StopFishingとした。

所で、この日見たアオサギだが・・・。
この釣り場で、小生が初めてアオサギを目撃したのは2020年11月のことで、この日の個体と同じものではないかも知れないが、最近になって度々姿を見る様になった(写真は2020年11月撮影したもの)。
この日は、アングラーが少なかったためか、このアオサギは小生に纏わりついて離れず、3~4m程の間隔を保って小生の後をついて来ており、18:00少し前に小生が小休止を取った際にも少し離れた所からジッと小生の様子を伺っていた。
そこで、可哀想に思って、食べていたパンを少し千切って投げ与えてみた。魚を喰っているアオサギがパンを喰うとは思わなかったが、どうするか見ていると、オズオズとした様子でパンを咥えて少し離れた所に離れていった。
そして、暫くすると、また戻って来て小生の様子を伺っている。
偶然にも、このタイミングでこの日の1匹目のメバルを掛けたのだが、アオサギにも魚であることが判るらしく、何か落ち着かない様子に変わったので、投げ与えて見た。すると、パンの時とは全く違ってバタバタと小さく羽ばたいて慌てた様子でメバルに近付き、咥えて離れて行って、暫くして戻って来た。
そして、2匹目のメバルを与えると、これも嬉しそうに咥えて離れていったが、これで満足したのか、その後は戻って来ることはなかった。

この日のアオサギは、こうしてアングラーから獲物のお裾分けを得たことが過去にもあって、アングラーを見ると近寄って来る様になったのだろうが、野生の動物をこの様に餌付けするのは、やはり避けるべきだろう。
この日、小生は戯れにパンを与え、獲物の魚を与えてしまったのだが、理由の如何を問わずすべきことではなかった。大いに反省する次第。

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18:12 1匹目 72番
18:16 2匹目 72番
18:49 3匹目 68番
19:26 4匹目 57番
19:55 5匹目 51番
20:07 6匹目 40番
20:04 7匹目 39番
20:10 8匹目 32番

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