※ 月別アーカイブ:11月2006 ※

釣行記(27)

2006年

潮回り:小潮  場所:網代  釣果:220g X 1 同行者:ナシ


予報では又々日曜日から月曜日に掛けて雨模様となっている。先週もそのために釣行出来ず、今週もとなればストレスも溜まってしまう。
と云うことで土曜日、仕事から戻って来てから出掛けることにした。
仮眠を取り、夜中の12時に起床し出発。
途中、江ノ浦に寄って見たが、満員御礼の状況に加えて、アオリも出ていないとのこと。
で、当初の目的地に急行。
現地には2時過ぎに到着したが、流石に週末のこと。こんな時刻であっても駐車スペースがない。
辛うじて前回tokeiさんと来た時に止めた所に1台分の空きを見つけ何とか駐車に成功。
こんなに沢山の車がいるので竿を出す場所もなかろうと思いつつ、目を凝らして防波堤を見ると意外なことに釣り人の数が少ない。湾側の先端も空いている。た?ぼさんに教えて頂いた防波堤のポイントにも釣り人が見えない。
どちらにするか一瞬迷ったが、た?ぼさんポイントに釣り座を構えた。
風はそれ程強くはないものの、斜め左後ろから吹いて来る。たーぼさん情報によると、北風や北東の風の場合は外海側は無理とのことだが、まぁ、フォローに近いので問題はなかろう。
所がこの防波堤は高さがあるためか、海面に近い付近の風は左から右。
ヘッド・ランプの光を当てるとラインがテトラの方に大きく右に吹けてるのが微かに見える。
折角確保出来たた?ぼポイントであるし、多少の釣り難さはあるが、今日は兎に角粘ろうとキャスティングを繰り返した。しかし、ノー感じのまゝ時間が過ぎて行く。
周囲が明るくなって来た頃から、ドンドンと釣り人が入って来る。
小生の直ぐ右側2m程の所に、何の挨拶もなくクラーを置いて行く奴がいるかと思えば、左側に入った奴は1m程の所にピトンを打ち込み出した。こいつも挨拶なし。

以前、熱海でも同じ様なことがあり、非常に不愉快な思いをしたが、今回も同じ。
両人とも、カゴ師。コマセをカゴに詰め込んで、ドボンドボンとキャスティング。
右に吹けている小生のラインなんかに、全く無頓着。
1匹でも沢山釣りたい気持ちは良く解るが、これじゃネ。
暫く我慢をしていたが、とうとう耐え切れなくなって、小生が場所を替えることにした。
港内側の防波堤から中央に浮かんでいるブイに向かってキャスティング。
こちら側は海面から1.5m程しか高さがないためか、風は殆ど感じられない。
そろそろ諦めて帰ろうかと考えつつキャスティングを繰り返していると、7時40分頃何やらロッドに違和感が伝わって来る。グィーン・グィーンはないけれどゴミではない。タコかと思ったが、コロッケより一回り大きいオスのアオリ。
今シーズン初の釣果にも拘わらず、感激が今一つ涌いて来ない。
リリースしようと思ったが、今シーズンの初釣果は骨折した時に色々とお世話になったお向かいのS宅へのお土産にしようと考えていたので、これはキープさせて貰うことにした。
その後、もう少し大き目のを期待してキャスティングを繰り返したものゝ、結局疲れてしまい8時半頃StopFishing。

釣行記(26)

2006年

潮回り:大潮  場所:網代  釣果:ナシ 同行者:tokeiさん

日曜日の夜からた?ぼさんも行っている筈の網代に出撃積りでいたのだが、生憎の雨風。
諦めて、5230の工作をしているとtokeiさんから、電話。
今日、昼から行かないかとのお誘い。
荒れ模様の天気も治まって来ているし、この様なお誘いは有難くお受けする主義であるので即、OKの返事。
午後1時半頃tokeiさん到着。車は前回の深緑と違ってシルバーのレガシー。
アレッ、この前と違うねと尋ねると、新車で納車されたばかりとの返。確かにオド・メーターには2桁の数字。
下ろし立ての新車を汚すのは申し訳ないが、新車の香りについ引き込まれ・・・、早速、道具を新車に積み込んでいざ出発。
渋滞が心配だったが、思った以上に順調。
西湘バイパスから見る海は、昨夜の荒れ模様の名残か、結構高い波が打寄せて来ており、ちょっと厭な思いが頭を過ぎる。
網代には午後3時半頃到着。防波堤先端の港内側には見るからにエギンガーが入っており、他にも3?4組の釣り人の姿が見える。
掛り場がなさそうなのでtokeiさんと相談して三角テトラに釣り座を構える。
ウネリがきつくてテトラから5?10m付近は薄く濁っており、底もかなり荒れている様に思える。
そこで10分程キャスティングを繰返したが、tokeiさんが防波堤に移動すると云い出したので、付き合って移動。行って見ると先程の釣り人は皆さん引き揚げてしまい、特等席の先端部分に入れた。
これはラッキー
しか?し
、期待を込めてキャスティングを繰返しても、全く反応なし。
日が落ち辺りが暗くなりゴールデン・タイムに突入かと思ったが、採らぬ狸の何とやら。気配も感じぬままに時間だけが経って行く。
その内、最初の根掛り。これはtokeiさんの根掛り回収器で難なく回収に成功。
2度目の根掛りでは上手く回収出来ず、ラインを手に巻いて思いっ切り引っ張ると、プツンと高切れ。回収の可否は、上手くスナップに回収器の金具が引っ掛かるかどうかの様だ。そのためには、スナップも少し大きめの方が良さそうである。
システムを組み直すのも面倒なので、予備のスプールに切替えて見たものの、これで完全にモチベーションはダウン
あえなく、今季2度目の出撃も空振りの三振。
唯一の収穫は、下ろし立ての新車に乗せて頂き、ターボが効いた時の強烈な加速感を味うことが出来たこと。
tokeiさん
下ろしたての新車に乗せて頂いたにも拘らず、ボーズに付き合わせてしまい、申し訳ありませんでした。
これに懲りずに又お願いします。

釣行記(25)

2006年

潮回り:大潮  場所:伊東  釣果:ナシ 同行者:ナシ

9月から始まった2ヶ月強の出張月間が3日で漸く終わった。
毎週毎週、3泊4日で泊まり歩く出張は、やはり堪える。去年はこんなんじゃなかったと思ったが・・・。
と云っても、当然のことながら楽しいことも色々とあった。
九州の西側にある甑島(コシキジマ)では、ヤエンでアオリを楽しんでおられる小学校の校長先生と偶然知り合い、アオリの話で時が経つのを忘れ、島の名所を案内して頂いた。港で帰りの船を待っていると、ご自分で釣ったアオリをわざわざ港までお土産に持って来て頂いたり・・・。
出張時の移動はレンタカーを使っているので出来ることだが、漁港や海岸の近くに行った時は、時間が有れば様子を見に行かせて貰っている。そんな時に墨跡等を見付けると、何となく嬉しく思ってしまう。
しかし、何処に行っても共通していることは、釣り人が少ないことだろう。ウィーク・デイだからかも知れないが、それにしても、少ない。好きな所で、好きな時間、好きな方法で釣りが楽しめる。関東じゃ防波堤の端から端まで釣り人が並ぶ光景故、ターゲットの魚よりも釣り人が多様にさえ思える。
本当に、地方のゆったりした生活が羨ましい。
そんなこんなで自分自身のアオリのシーズン・インは遅れたが、漸くオープニングに漕ぎ着けた。
潮周りは満月の大潮。天気予報を見ても晴れもしくは曇りで、風もそれ程強く吹くことはなさそうだ。
午前0時にセットした携帯電話のアラームで目を覚まし出発。
途中で江之浦に寄って見た所、アオリ狙いが6?7人いる。空いていれば江之浦でと思っていたが、もとより今日は伊東に行く予定だったので、即Uターン。
午前2時過ぎ、伊東に到着。様子を見るために防波堤の先端にまで行って見ると、釣り人はたった2名の貸切状態。早速、車に取って返して防寒着を着込んで、いざシーズン・イン。
風は結構吹いているが、丁度背中からの追い風。ウネリも殆どなく波静か。まん丸の月には少し雲がかかって朧月状態になっているが、全く問題なし。
絵に描いた様な絶好のアオリ日和。
さぁ、キャスティング。リリースして1・2・3秒。遥か彼方で小さな水飛沫が月の光りで幽かに見える。久し振りのエギングに期待一杯。シャクッては寄せ、寄せてはキャスティングの繰り返し。
ン・・・・?????
アレ?ッ・・・・・?????

場所を替えても、状況は変わらず。モチベーションは降下するばかり。
夜が明けて明るくなってから周囲を見回すと・・・・。月曜日だと云うのに結構な数の釣り人が入っている。
所が、ロッドをシャクッテいる人が全然見当たらない。
釣れないからエギンガーはいないのか? それとも未だ早いのか?
と云う訳で、開幕戦から完封負けで、今シーズンも辛い1年になりそうな予感。
所で、伊東港の中に、イルカのイケスがあるのを始めて知った。
余りの釣れなさに、後々のためにと新井堤防に行って見た。この辺りのあちらこちらのテトラには黄色い「禁漁」の文字が書かれているので、竿を出すのは少し気が引ける。但し、釣り人はいるし、背の高い防波堤に登るためのアルミの梯子が掛けてあったりしているので、個人が楽しんでいる分には、お目溢しがあるのかも知れない・・・。
で、一通り見回って車の所に戻って来たら、何処やら近くで生き物の気配。よくよく周囲を見渡すと、岸壁の直ぐ近くにイケスの網があり、その中で何やら背鰭を水面から出して泳いでいる生き物。暫く様子を見ていると、息継ぎで顔を出したのは紛れもないイルカ。3頭位のイルカがイケスの網に沿ってグルグルと廻っており、時折、ジャンプまでして呉れる。
車に乗ってから気が付いたが、そのイケスへのアプローチ付近に「ドルフィン何とか」と看板が掛っていた。