※ 月別アーカイブ:3月2010 ※

ポイントの下見

その他

2月の中旬頃に15℃を超えて来ていた江之浦沖の海水温が、黒潮の離岸と共にドンドンと下がってしまい、遂に13℃を切る所まで来てしまった。 これではアオリイカの接岸は未だ先だろう。
であれば、今後のために、三浦方面のポイントの下見をして来た。

最近になってメールの交換をさせて頂く様になったオーシャンさんや雑誌等の情報を元に候補地を2ヶ所に絞り込んで、9:30に出発。
それにしても、最近のナビは凄い。 我々アングラーが行くような所は、どう考えてもローカルとしか思えない場所なのだが、ちゃんと検索出来てしまう。

下見が目的なので時間の制約もない。 当然、有料道路を使わずに一般道を走ったが、50km程の行程でやはり2時間コース。 世間様が寝静まった夜中の走行であれば30分程度は短縮出来るだろう。

ナビの指示に従って、県道から車一台分幅しかない細い農道に入り、畑や雑木林を抜けて海岸近くの駐車スペースに到着。
退職後は、あちらこちら釣りに行くことを前提にPassatから軽四のエブリィ・ワゴンに替えたのだが、こう云う細い農道を走らなければならない時は、替えておいて良かったと思う。 まだPassatに乗っていたら、おそらくこんなに細い道には入り込むことはなかっただろう
休日でもないので誰も居ないと思っていたが、5~6台も車が止まっている。
車がなければないで、本当に目的の場所かどうか不安になるし、こんなに止まっていると、人気場所で場荒れしているのではないか・・・。
まぁ、勝手なものだ!!!

始めて入る磯で状況が分からず、場合によってはタイド・プールを横切る必要もあるかも知れないと考え、ヒップ・ブーツを履いていると、頭上をラジコン飛行機が飛び回っているのに気が付いた。 しかも、1機だけではなく2機も3機も飛んでいる。
飛ばしている人達は、同好会か何かなのだろう。 皆さん、小生と同じか少し上の年代の方ばかり
老後の楽しみで飛ばしに来ている様で、駐車している車が多かった理由はこれ。

さて、肝心の磯は・・・・。
途中、一か所だけ潮が高い時は海水に被ってしまいそうな所があるが、目的地の磯までは踏み跡もしっかりとついており、非常に楽に入れるし、夜でも危険は少なさそう。 
見た所、水深は余りなさそうなものゝ、海草も結構繁茂しており如何にも良さそうな雰囲気。
只、磯から20~30m沖にイケスの様な物がありその固定ロープがあるので、キャスト方向が限られる所がある。 と云っても、磯自体は、その場所を避けても充分掛かれる程かなり広い。 最も気になるのは、全体として高さがない上に前下がりなので、多少でも波気があると這い上がって来そうな点。

うみねこ.jpg次に下見をした磯は、この付近では超有名な磯の手前の浅場の磯。
雑誌に書かれていた駐車スペースは満車だったが、今回は下見なので長時間にはならないと、道路が少し広くなった所に路駐させて貰って漁港を横切って磯に出る道を進む。

こちらも踏み跡がしっかりと付いているので迷うことはないが、この磯もやはり高さがなく、多少でも波がある時は避けた方が良さそう。 しかも、スリットが至る所に入っていて迷路状態で、これじゃ、余程慣れていないと、暗くて見通しが悪い夜に入っても、目的のポイントに辿り着くのが大変・・。

まぁ、一度や二度見ただけでは何も判るものではないがが、これで夜一人で入る場合でも、ある程度の見当はつけられた。

2010年釣行記(10)--ドジ連発

2010年 釣行記

潮回り:小潮  場所:TKUR  釣果:ナシ 同行者:単独

前回と同じ2:30に出発。
所が、予報では雨は夜からの筈なのに、車を出した途端にフロント・ウィンドウに雨粒が当って来る。
一瞬、今日はレイン・ウェアも用意していないのでこのまゝ帰ろうかと思ったが、兎に角、行って見ようと目的地に向かった。 その途中、雨は降ったり止んだりで、もう一つはっきりしない。

予定通り4:00に駐車場に到着した時は、完全に雨は上がっており、これなら大丈夫だろうと準備に掛かると、まるでそれを見透かしたかの様にポツリポツリ。 であれば、リクライニングを倒し少し様子見をして・・・・・。
4:30頃、もう大丈夫だろう・・・・。

釣り場の磯では、多少の向かい風はあるが前回に比べると全く問題なし。
早速タックルの準備に掛かり、ヘッド・ランプのスイッチを押したが・・・・。
ランプが点灯しない!!!
ウン?????

駐車場からここまでは懐中電灯を使っていたので気が付かなかったが、スイッチを押してもLEDが頼りなく薄ぼんやりと光るだけ
充電したばかりのバッテリーに替えた筈だし、何かの間違いじゃないかと思ったが、これじゃ、ラインをガイドに通すことすら儘ならない。
いつもは予備のバッテリーや首から下げるタイプのランプを持っているのだが、こう云う時に限って持って来ていない。
折角、ここまでやって来たのだが諦めて帰るしかないか???

帰ってしまうのも口惜しい!! 何とか出来ないか???
で、懐中電灯を口に咥えやれば何とかなるかも知れないと思い至ったが・・。
咥える力加減を替えたりして色々と工夫して見たものゝ、照らしたい手元を避ける様に光が行ったり来たり。 本当は海面を照らすことだけは避けたかったが、そんなことは云ってられない。
苦労をして、何とかタックルの準備を終えた頃に、絶好のタイミングでポツリとまた泣き出した。

ここまでやってスゴスゴと引き揚げることも出来ず、キャスティングを開始。
このPは、アオリで通った所なので、海藻帯が何処にあるか良く判っている。 その海藻帯の上をリグが掠める様に狙って扇状に探った。メバリングの解説本によるとと、アタリが来る筈なのだが、やはり懐中電灯の光りが影響したのだろうか、案に相違して音沙汰はなし。
何投目かのこと、キャストした途端に、ロッドにコツンと軽いショックが伝わって来たので、キャストし直す積りでリールを巻き始めた所、カッチッとハンドルが動かない。
?????

ロッドの手元からチップに向かって点検して見ると、トップ・ガイドの直下のガイドの所で白っぽいモヤモヤを発見。
巻き替えたばかりの0.4号のPEラインがバック・ラッシュ!!!
スピンニング・リールでのバック・ラッシュはエギング始めた当初一度経験したことがあるが、その後は全くなかったので一寸ショック。

口に咥えた懐中電灯の光りでライン・システムを組み直すのも無理があるし・・・・
今までの小生であれば、ここで諦めて帰ってしまう所だが、幸い、雨は上がり雲も少し高くなって来たので、今日は別人になって、予備のフロロに替えて再開・・・・。

あちらこちらと移動を繰返し、表層から底まで探るレンジを替えて見たが、結局、メバルからのラブ・コールはなし。

メバルが居ないのか?
探るレンジが合っていないのか?
ルアーの色?
泳がせるスピード?
????


何が悪いのか皆目見当が付かぬまゝ今日も空振り三振で、8:30にStopFishing

(さらに…)

リーダーの太さ(メバル)

釣り道具

釣行日前日の儀式、つまり天気予報をチェックすると、何処も彼処も北寄りの風が5~6m/sとなっている。
これじゃ、無理だと半分諦め掛けながら神奈川県西部を念のためにチェックすると、エギングで通っている付近だけ2m/sとなっている。 しかも、その時間帯も午前3時から6時頃までの間だけで、夜が明ける頃からはまた強くなるらしい。
この所、神奈川県東部が続いていたので、久し振りに西部方面も良かろうと、2:30に出発。

出発して間もなくして雨が降り出し、戸塚付近では雨粒も大きくなり本降りとなってしまった。 普通なら、雨に溶けてしまう小生はUターンしてしまう所だが、今日は一寸考える所があったので、そのまゝ車を走らせていると、幸いにも辻堂辺りで上がった。 所が、この28日から4車線運用が開始される湘南大橋を過ぎて西湘バイパスに差し掛かった付近から、車のハンドルが取られる程の北風。

目的地の駐車場には予定通り4:00。 この駐車場は尾根にあるので、ゴーゴーと海から吹き上げて来る風が桜の木の枝を大きく揺らしている。 
しかし、北風なので、ポイントではフォローの風になる筈と、ある意味安心して支度を終え、九十九折りを下って行き海岸に立って見ると、何と風は正面から吹き付けて来ている。 しかも、結構強め!!
暫く磯に立ち様子を窺って見たが、時折強さが弱まることもあるが・・・・・の状態。

尾根を挟んだ反対側に行けば、フォローになる???
息を切らせて急な上り坂を戻り移動を敢行。 所が、尾根を挟んで反対側に来たにも拘わらず、こっちでも何故か風が正面から吹き付けて来る。 しかも、先程より強さが増している!!
再度、元の駐車場に戻り少しの間休んでいたのだが、止む様子もないので、諦めて引き揚げて来た。

さて、前置きが大変長くなったが、今日、多少無理をしてでもロッドを振りたかったのは・・・。

先週、釣行から帰ってからツラツラと考えて見た。 何故、アタシには釣れないのか?

メバル用のラインは、PEと3lbのフロロを使い分ける様にしているが、実質的にはフロロは保険の為に持っているだけで殆ど出番がなく、PEをメインにしている。 所が・・・・・・、この辺がアタシの好い加減な所で、エギングで使っていたものを流用していた。 つまり、エギングのお古と云うことになる。 しかも、古いバージョンのシステムなので、PEは0.8号、リーダーは2.5号のフロロと太めな構成になっている。
メイン・ラインのPEが0.8号と云うのも、1g程の軽いジグが沈み難くなることに繋がるだろうけれど、それよりも、硬くて太いフロロがジグの動きに大きな悪影響を及ぼしているのではないか?
従って、ライン・システムを全体的にもう少し細くした方が良いだろう。
と云うのが、ない頭を絞って得た小生なりの結論。

そこで、早速ヤフ・オクで、ユニチカのその名もズバリNightGame THEメバルの0.4号をゲットし、今日はそのラインを使って見たかった。 
これが、今日、多少無理をしてでもロッドを振りたかった理由だが、何故使って見たかったのか?

PE-Line.JPG
このPEライン(写真の下)の太さはメーカーのサイトで4b(0.4号)とあるのだが、それまで使っていたお下がりの0.8号(写真の上)と太さが殆ど変わらない様に思える。 蛍光の黄色で膨張色だからその様に見えるのかも知れないが、それにしても番手で倍も違うのだから、もう少し細く見えてもよさそうなのに・・・・。
メーカーが違うとこんなにも違うとすれば、何のための番手なんだろうか?

で、やっと、今日の本題のリーダーの太さに辿り着いた訳だが・・・。
メバル用のライン・システムのリーダーの太さは、どれ位が良いのだろうか?
エギング用のリーダーは、2.5号だったので、それよりも細い2号か1.5号??
1.5号じゃ一寸頼りなさそうなので、取り敢えず2号のフロロをリーダーにしたのだが、皆さんは何号を使っておられるのだろうか?

追 : 真鶴有料道路(新道)は、工事の為通行止めとなっている。 小生は、旧道が無料化されてから有料の新道を使うことはなくなっていたので、通行が止められて
も気にする所ではないが、その旧道もトンネル付近で舗装工事のため片側交互通行となっている。
並行して走るメインロードを同時に交通規制して、行政は一体何を考えているんだろう??? 
新道も旧道も同時に工事をすれば渋滞すること位、素人だって簡単に解かる。
予算消化のための工事に思えて仕方がない(怒)

2010年釣行記(9)

2010年 釣行記

潮回り:大潮  場所:JYGSM-NSZK,PP  釣果:ナシ 同行者:単独

釣行しようと考えていた月曜日(15日)の夜は風が5~6m/sの予報だったので、前倒しをして日曜日の15:00に出発。
安く上げるために最近は有料道路を使わない様にしていたが、休日で道路代が半額になることもあって、今日は上の道を走った。 時間的にも行楽帰りが多いのか、上りは車の列が切れることはなかったが、コッチは下りなので、スイスイと流石に信号待ちもなく快適なドライブ。

目的地には目標通り16:30頃に到着。
所が、以前は無料だった駐車場は全て有料になっている。 ただし、いくつかある駐車場の内2個所は、釣り場から多少遠くなるが上限が600円止まりになっているので、我々アングラーにとっては有り難い設定(他は、1時間200円、その後は30分毎に100円だった?)

早速、支度をして土産物屋が並ぶ道を突っ切って磯に出て見ると、思いのほか風が強い。
初めての磯なので下見を兼ねて、風裏になる所、風を背に受けられる所を30分程探し回っていると、丁度引き揚げて行くアングラーを発見。
彼の居た場所は、幸いなことに風を背中から受けられる。 加えて、正面とその先に見える磯の様子も観察出来るのでポイントの下見には好都合と、そこでロッドを振ることにした。
所が、・・・・・・。
010R.jpg
汚ネ~!!
恐らくメジナ師だったのだろうが、一面に餌にしたオキアミをブチマケテある
(写真では良く判らないかも知れないが、白く点々と写っているのがオキアミ)。
一旦、海が荒れると波に流されてきれいになるから良いとでも思っているのだろうか?
もう少し、季節が進むと腐って臭うし、どうして流して行かないのだろう?
こんな奴がいるから釣り人は嫌われて締め出しを喰らうんだ(怒)

立ち位置からグルリと見回して見ると、流石に春めいた日曜日、観光客も多いし、磯場にも沢山のアングラーが竿を振っている。 これじゃ、他に入れる場所ない。 

周囲が薄暗くなりかけた頃、正面の磯の先端に陣取っていたエギンガーが大きく合わせる所が目に入った。 
アオリか?

もしアオリなら次回からは待ちに待ったアオリに切り替えるか?と思ったが、生憎、取り込む所が丁度こちらから見ると岩陰になって見えない。
残念!!

陽がとっぷりと沈み、辺りが暗くなって暫くして気が付くと、あれだけ居たアングラーの姿が見えなくなっている。
と、それとは反対に磯に入って行くヘッド・ランプの青白い光がユラユラと揺れているのも見える。
暗くなって帰る奴、暗くなってから入って来る奴。 丁度、アングラーの入れ替えの時刻なのかも知れない。

ワタシの釣りは・・・・・と云うと、ワームの色を変え、通す深さを替え、ジグにしたりスプーンにしたりと色々とやって見たが、全くアタリもなく、ついに一つ挟んでその向こうに見える磯に移動することに決定。
こちらは、少し陸寄りになっているので、先程の磯よりは風の影響は少ないが・・・・・。

シャッターが閉まっていて閑散とした土産物屋の間の道を抜けて、一旦車に戻り、スパイクシューズをスニーカーに替えて、今度は港側に移動したが、岸壁の半分ほどが工事中で立入禁止となっており、軽く流して21:30頃にStopFishingとした。

アァ、ロック・フィッシュも駄目なら、駄目で元々!!
いっそ、エギングにしようか・・・・・。

それにしても、約5時間。
珍しく最近になく集中力が続いたものだ。
収穫はと云えば、この点だけだ(笑)

2010年釣行記(8)

2010年 釣り道具 釣行記

潮回り:中潮  場所:ARSK、MSK  釣果:ナシ 同行者:単独

最近は気温の変化が激しく、4月~5月並みになったかと思ったらその翌日には真冬に逆戻り、先日などは雪が降ったり・・・。
そんなこんなで、結局、9日の火曜日の釣行は見送り、気温が上がる予報となっている12日の金曜日に出掛けることにしていた。 所が、予報では、11日の木
曜日の夕方から日付の変わる頃までを除いてその前後は北寄りの強風となっている。

と云うことで、その風の弱い時間帯で少しでも竿を振れればと、急遽、木曜日の21:00に出発。
今回もまた、道路代を節約するために高速を使わなかったため、現地着は23:00少し前。

予報通り風は殆どなく、ついでに、新月に近い月の光りも殆どなく・・・・・。
この様な場合のためにGENTOS SG-305閃を買っておいたのだが、これは正解だった。GENTOS-SG305_R.jpg
これまではヘッド・ライトしか使っていなかったのだが、安心度が全く違う。 小生が使っているヘッド・ライトは、それなりに定評のあるPETZLのTIKKA XPで、特に問題がある訳ではなかったが、何かの記事で懐中電灯があると便利だとあったので、つい一月ほど前に通販で買い求めたものだが、今日の様な暗闇の磯を歩く場合には本当に頼りになった。
価格も3,000円以下で小さい物なので、闇夜の磯を徘徊されているアングラー諸兄にも、是非ポケットに忍ばせておくことをお勧めしたい。

さて、釣りの方はと云うと・・・・・。
闇に慣れて来ると、辺りの様子はモノクロで何とか見えて来て、波や海面から頭を出している根の様子は大雑把には分かるが、やはり、漆黒の中、慣れない磯に独り居るのは何となく薄気味悪く落ち着かない
しかも、コッチはメバリングに皆目実績がないだけに、何をどうして良いか分からぬまゝ、キャスティングを繰り返すだけ。 期待のビギナーズ・ラックもなく30分程度で場所替えを決定。

今回は当初から、磯が駄目なら近くの漁港をラン・ガンしようと考えていたので、予定の行動とも云えるが・・・・。
所が、漁港の突堤はどの漁港も関係者以外立入禁止・釣り禁止の看板が立っている。 数年前にエギングのポイント探しに何度か来たときは、そんな看板はなかったのに残念なことだ。 漁業者と何かトラブルがあったのだろうか?
正直な所、人々が寝静まっている真夜中の釣りなので、無視しても誰も見てはいないだろう・・・・・という気持ちがなかったと云うと嘘になるが、そこは抑えて看板のない数か所を選んでキャスティングをしたが。
ここでの唯一の収穫は、若いメバリンガーに会え、色々と釣り方を訊ねることが出来たことで、特に、メバルとアオリのポイントは共通しているとのアドバイスは、目からウロコだった。 本当は、他にも色々と教えて頂きたいことはあったが、折角の時間を無駄にさせてしまうことになるので諦めたが、気持ちの良い若者だった。

その後、MSKに転戦したものゝ、到着した頃から北風が吹き出しそれと共に指先が冷たくなって来たのを機に、今日の所はStopFishing
ここでも足立ナンバーの車に乗った若いエギンガーと一緒になった。 この若者も非常に感じの良い青年で、釣果はなかったが、気持ちの良い釣行だった。

帰路も有料を使わず往路と同じ様にやはり下道を使って、2:30出発。 帰着が4:00過ぎだったので約1時間40分の行程。 この程度の時間であれば敢えて有料道路を使う必要はないネ。

« 古い記事