※ 月別アーカイブ:8月2021 ※

2021年釣行記(48) – AJ

2021年 Ajing 釣行記

日 時:08月30日(月) 18:00~20:50
潮回り:小潮(↑)
場 所:DKK
釣 果:ナシ
同行者:単独

前回のDKK釣行以降も状況に大きな変化はなかったので、厳しい釣りになることは充分考えられたが、敢えてDKKに行くことにした。

17:45頃、現地に到着。
夏枯れの釣り場に来る物好きは小生ぐらいなものだろうと思っていたが、意外にも岸壁には10人程のアングラーの姿があって、これにはビックリ。
ひょっとして釣れ出した情報でも流れたのか・・・。
小さな釣り場なので、こんなに大勢のアングラーが入っていると、入る場所も限られているが、入り口から少し入った所、岸壁の1/3程の所に何とか入らせて貰った。

今回は久し振りに持ち出した宵姫S58FL-solidに1.0gのJHを組み合わせたタックルで、18:00頃、キャスティングを開始。
風は右から左の横風が少々強めに吹いていて、アジングには不向きだが、これまで風がなく蒸し風呂の様な中でのDKKアジングを強いられて来たので、寧ろ、心地が良い。

キャスティングをしながら、周囲の様子を窺っていたが、全く竿が曲がる場面を見掛けない。
引き揚げて行く地元のおっちゃんに尋ねた所、7:00からやって、ベラが2匹だけだよ・・・・とウンザリした顔をして答えてくれた。
やはり、状況は変わっていなかったんだ。にしても、この混み様は何?

18:50頃、最奥に陣取っていた若者2人組が引き揚げて行ったので、場所を移動。この様な状況なので、場所を変えても結果は変わらないだろうと思いつゝも、いつも入っている馴染んだ場所なので、気持ちが落ち着く上、気分転換にもなる。

風は相変わらず右から左に吹いているが、潮は前回と違って全く流れていない。

JHを0.5gと軽いものにしたり、ワームを替えたり、色々と手を変え品を変えしたりしたが、何の答えも返って来ない。
それでも、次こそ・・・・。
気が付くとあれ程居たアングラーは引き揚げて行き、岸壁には中央付近のアジンガーと小生の2人だけ。
そのアジンガーも魚を掛けた様子はなく、苦労している様子。

20:00を回った頃には、切れ掛かった気持ちを何とか保たせてキャスティングを続けていたが、頭の中では、いつ引き揚げるかタイミングを図っている始末。
20:00と云えば、UMB-FPでの刀狩りでは、まだまだ気力も充実していて、集中してタチウオからのコンタクトを待っている頃。にも拘らず、今回のDKKアジングでは、実釣を開始して2時間程しか経っていない時点で厭になって来ている。やはり獲物からのコンタクトを信じて待てるか、信じられないかの違いだろう。

カサゴには失礼な話だが、アジが駄目ならカサゴでもと思い、昨年、見付けたカサゴのマンションを狙ったが、この日はカサゴも留守にしている様子で、コツリとも来ない。

こうなってしまっては、辛うじて繋がっていた糸もプツンと切れてしまって、20:50頃、StopFishingとした。

と云う訳で、2回連続でパーフェクトゲームを喫した訳だが、今回の3時間足らずの実釣時間は、小生の釣り歴の中でも最短の部類に入る程の短さになる。にも拘わらず、いつもよりも酷く疲れを感じた。
年齢的なものか、始めから釣れないと思いつゝ挑んだための精神的なものか・・・・。

2021年釣行記(47) – AJ

2021年 Ajing 釣行記

日 時:08月27日(金) 18:15~21:50
潮回り:中潮(↑↓)
場 所:DKK
釣 果:ナシ
同行者:単独(IMMRさん他1名)

8月の前半は、九州や広島などでは土砂災害を引き起こす程の豪雨が続き、小生が住んでいる横浜方面では、それ程でもなかったが、それでも梅雨を思わせる雨模様の日が続きなかなか釣行するチャンスがなかった。所が、中盤から後半に入っては、正反対の天候。まるで真夏を思わせる様なギラギラ太陽が照り付け、時期的には秋に近付いている筈なのだが、夜になってもサウナ風呂状態の毎日でウンザリ。

と云う訳で、近場の釣り施設での海水温も25~26℃と高くなり過ぎていて、アジの釣果も二桁の前半。この様な状況なので、更に湾奥に位置しているDKKでは期待は出来そうにもない。実際、3日前は小さなアジを2匹、やっと姿を拝めただけの結果だった。
しかし、釣り場が限られているので、釣り場を選ぶ訳にも行かない。運が良ければ遊んで貰えるかも知れないと前回に続いてDKKアジングをしに行くことにした。

現地には、17:45頃に到着。
直ぐに道具を手に岸壁に出てみると、中程に1人そして最奥に1人とガラガラ状態で、やはり、期待出来そうにない。

最奥のアングラーに挨拶をして、水道蛇口の前に釣り座を構えた。
今回も一応刀狩りの用意はして来たが、先ずはアジングに専念することにして、先行者と情報交換をしながら準備に入った。するとその先行者の口からAKTさんIKDさんの名前が出て来て、小生のこともご存知とのこと。小生も有名になったものだが、生憎、小生には記憶がない。困るのはこの様な場合なのだが、話をしている内に、AKTさんIKDさんとの会話の中に出て来た年寄が、どうやら、小生らしいと判ったとのことで、ヤレヤレ。歳のせいで会った事も忘れてしまっていたのかと心配したが、これで一安心。

18:15頃、Soare改のロッドに1.0gのJHを組み合わせて、キャスティングを開始。
水の色はやゝ茶色掛かって見え、左から右に少し早めに流れている。
風は殆ど吹いておらず、ネットリとした蒸し暑さが纏わり付いて、息苦しさを感じる程。

18:45頃、先行者の連れのアジンガーが登場。その頃にはすっかり暗くなっていたので、小生には判らなかったが、声を掛けて頂いてIMMRさんと判明。
最奥からKBYSさんと仰る(?)先行者、IMMRさん、小生と3人並んでロッドを振ったが、全くコンタクトがない。

潮は、相変わらず左から右に向かって、強弱を繰り返しながらも流れているので、状況は悪いとは云えない。
次は来るか?
次は来るだろう!
次は来る筈!!
背中を流れ落ちる汗を我慢して、黙々とキャスティングを繰り返したが、努力は報われず仕舞い。

19:45頃の満潮時刻を過ぎて、下げ潮が効き始めた20:30を回った頃から、潮の流れが変わって右から左になった。と共に風が吹いて来る様になり、この時程、風の有り難みを感じることはなかった。
これで気分も一新、状況も変わって、アジの群れがやって来るかと期待をしたが、まるで期待外れ。時折、イワシがラインに触れるアタリがあるだけ。
イワシが居るのであれば、タチウオが寄って来ていることも考えられるが、その頃には、新たに刀狩りの準備を整える気力もなく、惰性でアジングを続けているだけ。

それでも、22:00頃までは粘る積りでキャスティングを続けていたが、21:50頃、蚊取り線香が燃え尽きたのを機にStopFishingとして、片付けに入った。

と云う訳で、久し振りにアタリを1度も感じることのないパーフェクト・ゲームを喰らってスゴスゴと引き揚げて来たのだが、コロナ禍で選択の自由がないので、暫くの間は、素針を引くことを前提にDKKに通うことになりそう・・・。

2021年釣行記(46) – AJ

2021年 Ajing 釣行記

日 時:08月24日(火) 18:15~21:40
潮回り:大潮(↓)
場 所:DKK
釣 果:アジ x 2
同行者:単独(NGHMさん、IKDさん)

22日の日曜日の夜、UMB-FP指5本サイズの良型をものにしている所を夢見ながら就寝して、目覚めた23日の月曜日の朝、KRTさんからUMB-FP方面が釣り禁止になった旨の連絡を頂いた。
寝耳に水とはこのことで、慌ててUMB-FPのHPを観ると、確かにコロナの感染拡大のため閉園するとある。しかし、22日の発表で、周知期間を全く設けることなく翌日の23日から実施とのこと。如何にも短兵急なことで、発表の仕方などに問題はあるが、コロナがこれだけ蔓延して来ている現状を考えれば、已むを得ない措置かも知れない。
とは云え、小生の場合は、KRTさんから頂いた連絡のお陰で、時間と高速代を無駄にせずに済んだが、現地まで行って貼り紙を見てスゴスゴと引き揚げて来たアングラーも少なからず居た筈で、やはり多少の配慮はあって然るべきだと思う。
どちらにしても、閉園の理由を考えると、再開する条件の明示もなく、又、コロナの収束に目処が立っていない現状を考えると、当分の間、再開は期待出来ないだろう。

と云う訳で、急遽行き先を変更してほゞ1ヶ月振りにDKKに行くことにした。

17:40頃、現地に到着。
道具を手に岸壁に出てみると、先行者は4~5人程。しかし、地元のおっちゃん連中の姿が見えない。
と云うことは、余り良くないのか・・・・?

先行者に挨拶をしながら奥に向かって歩いて行くと、最奥の長身のアングラーが小生に向かって手を振っている。誰だろうと近付くと、その主は久し振りに会うNGHMさんで、小生が刀狩りに夢中になっている間に、何度か来て、釣果もソコソコあった由。

色々と近況を語り合いながらNGHMさんの隣りに釣り座を構えて、準備に入っていると、大きなバッカンを持ったアングラーが登場。マスクで顔の半分を隠しているので、当初は誰だか判らなかった。しかし、眼は親しげに笑っているので、少なくとも、先方は小生を見知っている筈と思っていると、マスクを取ったその顔はIKDさん
久し振りにDKKに来たのに、二人の仲間に会えるとは想像もしていなかった。これで、釣れても釣れなくても楽しい時間を過ごせそう。

18:15頃、Soare改1.0gのJHを結んでキャスティングを開始したが、潮が左から右に早く流れていて、やり難い。
そこで、アジ・センサーの役をIKDさんNGHMさんに任せて、小生はタチウオの調査をすることにし、XRFC-704M-MBのロッドにドジョウを巻いた快適テンヤSSSSサイズで調査を開始。
独りで来ている場合は、タチウオを狙っているとアジが気になり、アジを狙っているとタチウオが気になって、結局、虻蜂取らずになってしまうのだが、仲間が居ると役割分担が出来るので、極めて具合が良い。

暫く、タチウオを狙ったが、まだ湾奥にまでは回って来ていないのか、時間帯が悪いのか、全く音沙汰がない。最近通い詰めているUMB-FPでさえ20:30頃までコンタクトがない場合もあるのだが、実績があるので、ジッと我慢をすることが出来る。しかし、実績のないDKKでは、疑心暗鬼。色々な考えが頭を巡ってしまい粘ることが出来ない。

結局、19:00頃、刀狩りを諦めてアジングに移行。
しかし、IKDさんにもNGHMさんにもアタリがないとのことで、どうやら厳しい釣りになりそうな気配が色濃く漂って来た。

何でも良いから、兎に角、当たってくれと念じながらキャスティングを続けたが、ウンともスンとも音沙汰がないまゝ。

それでも、アジが回って来たチャンスを逃すまいとキャスティングを続けていると、19:40頃、何やらモゾモゾとした違和感が伝わって来た。確信のないまゝ、合わせを入れてみると、力なく頼りない引きで銀色の魚体が上がって来た。よく見るとテンヤに結び付けるのに丁度良さそうな10cm程の豆アジ
豆アジとは云えこの日最初の本命なので、写真撮影の後直ぐに海に帰って貰った。

20:00頃、NGHMさんが引き揚げて行き釣り場にはIKDさんと小生、そして入口付近に1人の3人だけ。

この日の2匹目を獲ったのは21:10頃。
豆アジを見ている目には大きく見えたが、精々20cm程。これに前後してIKDさんも同サイズをゲットしたので、やっと回って来た!!
所がこれは完全に期待外れで、回って来たのは無情にも雨で、ポツリポツリと降り出して来た。自宅を出る前にチェックした天気予報では、22:00頃から降水確率が40%とあったので、場合によっては降られるかも知れないと覚悟はしていたが、見上げれば月が出ている。酷くなることはないだろうと思ってキャスティングを続けたが、その内徐々に雨粒が大きくなり、海面に落ちる雨音まで聞こえ出して来ては、我慢も限界。
もう少し、頑張ると云うIKDさんを残して、21:40頃、StopFishingとした。

後にIKDさんから入った連絡では、小生が引き揚げた後1匹追加しただけに終わった由。
近くの釣り施設のアジの釣果も上がっていないので、湾奥の海水温も上がり過ぎており、どうやら夏枯れの様相を呈している様子。とは云え、選択肢が限られているので、暫くの間は、DKKで豆アジと遊ぶ外ないだろう

2021年釣行記(45) – TC

2021年 Touching 釣行記

日 時:08月18日(水) 18:15~21:30
潮回り:若潮(↓↑)
場 所:UMB-FP
釣 果:タチウオ x 1
同行者:単独(鎌倉氏)

夏真っ盛りのこの時期は、ギラギラの太陽が照り付ける日が続くのが常なのだが、今年は季節外れの前線が日本列島に沿って横たわり、まるで梅雨末期の様相。そのために熊本、佐賀、福岡や広島などは豪雨が続いて、大きな土砂災害も発生。小生が住んでいる横浜では、それ程でもなかったが、それでも、毎日毎日、雨が続いてウンザリしていた。
そして、前回の釣行から10日程経って、ようやく予報から傘マークが取れたので、すっかりその気になって、釣行の準備をしていた。所が、昼過ぎになって、突然、強い雨が降り出し、慌てて洗濯物を取り込んで事なきを得た。しかし、隣りは布団や夏掛けを干していて雫がポタポタと落ちる程の悲劇に見舞われてしまった。
暫くして、雨は上がったが、西の空には黒い雲が広がっているので、この日の釣行を一旦は諦めることにして、PCに向かって動画を見ていた。しかし、ふと気が付くと、空には青空が広がり、西の空の黒い雲も消えていた。こうなるとじっとしていることも出来ず、改めて釣りに行くことにした。

現地到着は17:45頃。
相変わらず岸壁では、大勢のアングラーが長いロッドを振っているので、道具を手にブラブラと奥に向かった。すると、岸壁の中央付近に見覚えのあるアングラーが目に入って来た。声を掛けると、何度か会ったことのある鎌倉の御仁だったので、隣に入らせて貰った。

Sephia S809M/Fのロッドにドジョウを巻いた快適テンヤSSSSサイズといつもの組み合わせで、18:15頃キャスティングを開始。
風は、斜め右後方からの南寄りでかなり強目に吹いて来ているが、真横からでないので何とかなりそう。しかし、潮は風とは逆に左から右に向かって強目に流れていて、正面に投げたテンヤが右手から帰って来る。潮の流れがあることは悪いことではないが、この日はその影響がどう出るか・・・?

この日もなかなかコンタクトがない。
隣りの鎌倉氏の電気ウキの赤い灯りにも動きがなく、潮に流されているだけ。

この日の最初のコンタクトは18:30頃。
例によってリフト&フォールを繰り返して7~8m付近にまで寄って来た時、リフトしようとしたがリフト出来ず、アレーッ、根掛りか?
と思った所、次の瞬間、ググンとロッドを引っ張り込む様な強い引きに慌てて合わせを入れて、やり取りを始めたが、なかなか浮いて来ない。獲物が本命のタチウオであれば、ラインはPEの1号なのでブレイクする筈はないと強引に海面まで引っ張り上げたが抜き上げられない。覗き込むと頭は海面から出ているが、銀色の魚体をウネウネとくねらせて、必死の抵抗を見せている。
玉網は持って来ていないし、どうしようか?
悩んだ所で問題は解決しない。ロッドの中央付近に左手を掛けてエイ、ヤー!と抜きに掛かった所で・・・・・・。
ドボンとお帰りになってしまった(涙)
前々回、指4本サイズを掛けた時よりも遥かに強い手応えだったので、指5本位はあったのではないだろうか。勿体ないことをした。

次に来たら、絶対に獲ってやると思いながらキャスティングを続けたが、以降、さっぱりコンタクトがない。
鎌倉氏に様子を聞くと、一度だけエサを取られたとのこと。
前回は20:30頃までアタリはなかったが、それから21:30頃までで3本獲ったので、今日もそのパターンかも知れないと直近の様子を伝えて、釣り座に戻ってキャスティングを再開。

隣りの鎌倉氏がエサを取り替えていると見えて、ウキがないことを良いことに、若干左手の潮上に向かってキャストしてリフト&フォールを始めた所でガツンと待望のアタリがあって、この日最初の獲物をゲット。指3本サイズだが、嬉しいボーズ逃れの1匹で、時刻は20:30頃。
すると、その直後、鎌倉氏のウキがジワーと海中に引き込まれて、氏も待望の獲物を手にして、時間通りだねとニコニコ。

さぁ、あと1時間・・・。
気持ちを入れ直して、キャストしてはリフト&フォールを繰り返していたが音沙汰がないまゝの時間が過ぎて、21:00頃。
コツと久し振りのアタリがあったが、これは空振り。しかし、近くに居る筈なので、そのまゝリフト&フォールを続けていると、読み通り、又々、コツ。今度は合わせが決まって、2匹目をゲットしたと思ったが、抜き上げに失敗。空中でキラキラと銀色の魚体をくねらせて、海に帰って行ってしまった。

その後は、又々、コンタクトがない状態に戻ってしまい、21:30頃、StopFishingとした。

今回も、前回、前々回と同様にアタリの回数は極めて少なく、群れが寄って来ている気配は全く感じられず、ボーズを逃れるのに精一杯。
しかし、コツと感じる小さなアタリを掛けた瞬間に来るガツンとロッドが止まる程の強い引きが忘れられず、性懲りもなく、又々、行ってしまいそう(笑)

2021年釣行記(44) – TC

2021年 Touching 釣行記

日 時:08月10日(火) 18:15~21:30
潮回り:中潮(↓)
場 所:UMB-FP
釣 果:タチウオ x 3
同行者:単独

台風9号10号の影響で南寄りの強い風が吹き荒れていたが、火曜日の夜には3m程になるとのこと。しかも、風向きは南西とのことで、これまでにない好条件なので、勇んで刀狩りに行くことにした。

18:00前、釣り場の駐車場に到着。少なくとも午前中は爆風だった筈なので、空いているだろうと思っていたが、意外にも駐車中の車が多い。直ぐに岸壁に出たが、沢山の家族連れやカップルのアングラーが竿を振っていて、入れる場所がなさそう。最近は、夜暗くなっても釣りを続けている家族連れが多いので、彼らが引き揚げて行った後に入れるかどうか。
今日は釣座の確保に苦労するかも知れない・・・・。
などと考えながら、ブラブラと歩いていると、最初のスロープガ終わった所に何とか入れそうな場所があった。これまでであれば、見送って、もう少し間隔が広い場所を探す所だが、奥に行ったとしても、見渡しても、そんな場所はありそうにもない。と云う訳で、少し狭いその場所に入らせて貰うことにした。

今回の先発ロッドは、この所スピニングのSephia S809M/Fばかり使って来たが、この日は追い風になる南西の風なので、久し振りにXRFC-704M-MBを選択。テンヤはSSサイズドジョウを巻いたものを結んで、18:15頃、キャスティングを開始。

追い風とは云え、やはりベイト・タックルではスピンニング・タックルよりも飛距離が落ちる。しかも、30cm以上も短いXRFC-704M-MBなので、Sephia S809M/F並の飛距離を求めることは、そもそも無理な相談。しかし、これまでの結果から、このUMB-FPでの刀狩りでは、岸壁近くでコンタクトして来るケースが多いので、この点を考えると、充分な距離は出ている筈。

しかし、コンタクトがない。
日が沈み、周囲が暗くなって、赤や緑の電気ウキの灯りが海面に漂い始めても、何も変化が感じられない。

我慢をしていれば、その内、群れがやって来る筈!!
いつ来るか判らないアタリを期待して、キャスティングを続けたが、音無しの構えで、1度だけコツとした違和感があっただけ。

電気ウキの灯りは、時折、ジワーッと沈むことはあっても、直ぐに浮かんで来るだけ。タチウオが餌をついばんでいるのか、波の動きでその様に見えるのか判らないが、タチウオを抜き上げる場面は全く見られない。

20:00近くになって、余りにもアタリがないことに嫌気が差して来たので、気分を変えるために、ロッドをSephia S809M/Fに替えることにした。この方が飛距離が出る分、探索範囲が広く取れる上、何よりも、バック・ラッシュの心配がなくストレスを感じなくて済む。

だが、コンタクトは、相変わらずないまゝ。

20:00を回った頃、左隣りのカップル・アングラーが背後のベンチで休みに入ったので、そちらにも探索の範囲を広げたが、事件は起きず仕舞い。
そして、そのカップルが引き揚げて行こうとした20:30過ぎ、ようやく、この日最初の1匹を掛ける事が出来た。
この日も、お持ち帰りは指3.5本超と決めていたので、指3本サイズのこの獲物は、帰りかけたカップルを呼び止めて、進呈。

待ち遠しかったけれど、やっと、回って来た!!
と後続を期待したが、うんともすんとも云って来ず、元の木阿弥。

2匹目を抜き上げたのは、21:00頃だったが、その頃には電気ウキの灯りは全く見えなくなっていた。
そして、3匹目は21:15頃。どちらも指3本サイズだったので、左隣の若者に進呈して、21:30頃、StopFishingとした。

今回も、前回と同じ様に、アタリは本当に少なかった。群れが回って来る時間帯が変わってしまったのか、アタリは全て単発で、迷子のタチウオを獲った様なもので、満足感はもう一つ。
しかし、厳しい中であっても3匹も獲れたのは、やはりドジョウの効果なのだろう。テンヤドジョウを巻き付ける際に、指が酷く生臭くなるのには閉口するが、刀狩りにはなくてはならないものになって来た。

尚、アタリがあった場所だが、やはり、これまで通り岸壁近くのXRFC-704M-MBの守備範囲内だった。となると、途中でロッドを替える必要はなかったかも知れない。

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