※ 月別アーカイブ:6月2018 ※

2018年釣行記(39) – AJ

2018年 Ajing 釣行記

日 時:6月25(月) 16:00~5:00
潮回り:中潮(↓↑↓)

場 所:孤島
釣 果:アジ × 17、カサゴ × 多数
同行者:YGW、AKT、INUE各氏、(WK、TD、MSD、SKUC各氏)

孤島の岸壁に4人揃って、16:00頃到着。
幸いアジンガーの姿はなく、最も航路側にINUEさん、右隣りにYGWさんAKTさん、そして小生の順に並んで釣り座を構えて、今晩の濱アジングを楽しむことになった。

風は正面から南東の風が強め、海は黄土色に少し濁っている状態。
風がないのは釣り易くて良いが、最近は静かな夜の釣果は余り伸びない傾向が強い。寧ろ、強めに吹いている方が良いのでは・・・・AKTさんとも話していたので、寧ろ好条件かも知れない。水の色にしても、過ぎたるは及ばざるが如しだが、多少の濁りは魚の警戒心を弱めることにもなるので、悪いとばかりは云えない。
まぁ、何れにしても答えは直ぐに出ることになるのだが・・・・

今夜のラインナップは、ライト・キャロ用のTenryu改、1g以下のJH用のSoare改、1g超のJH用の8320#1Bの3本。

夏至を過ぎたばかりのこの時期の日没時刻は19:00前後なので、16:00と云えばまだまだ日差しが強くアジングを始めるには早い。直射日光を避けるためにクーラー・ボックスを建物の陰に入れて、ゆっくりと釣り支度をしていると、早くもYGWさんはキャスティングを始めている。彼はあらゆる釣りに精通しているので、アジを狙っているのではなさそう。そして、航路側の先端左側ではINUEさんもキャスティングをしているのが目に入って来た。それにしても素早いこと。

16:20頃、小生も航路に向かってキャスティングを開始。
前回も、明るい内はロリ・カサゴが盛んにロッドを曲げてくれたので、今回もカサゴと遊ぼうと考えてのことだが、その思いが通じたのか、一投目からトボケタ顔のカサゴが掛かって来た。
暫く、ロリ・カサゴと遊んでいたのだが、ある時、掛けた瞬間にカサゴとは違った引きを見せるアタリがあった。
ひょっとするとアジかも知れない。
しかし、そう思った次の瞬間にバレてしまった。そして、次のキャスティングでも同じ場所でアタリがあり、今度こそはと思ったのも束の間、これも敢え無くバレてしまった。
こうなると、何とかモノにしてやろうと意地になるのがアングラーの性で、小生もアングラーの端くれ。同じ様に意地になったが、アジらしいアタリはそれで終わり、カサゴもいつの間にか遊んでくれなくなってしまった。

暫くの間、あちらこちらをウロウロして、又、アジらしいアタリがあった航路側に戻って来た所で、久し振りのコンタクト。
合わせも決まり、抜き揚げたのは、紛れもない23cm程のまぁまぁサイズのアジで、時刻は17:15のこと。
ボーズ逃れの1匹で、嬉しいことには違いないが、何よりも3人の手練れを差し置いてゲットした獲物なので、殊更以上に嬉しく思った。
そして、その後30分程して、1匹を追加。3人の手練れには未だ獲物はなかったので、追い付き追い越されるのは時間の問題とは云え、こうなると鼻高々

この調子で行けば・・・と思ったが、2匹を獲った後は、さっぱりコンタクトがなくなってしまった。ライト・キャロを止めてSoare改を持ち出して、JHを軽めの0.8gや0.6gにしてみたが、あるのは交通事故の様な単発のアタリばかり。
手練れの3人もペースが上がらず、ポツリポツリ。

18:00頃、AKTさんの友人のWKさん、そしてTDさんMSDさんSKUCさんの3人組が登場して来て、初めて見掛けるアジンガーを含めて10人程が並んで、期待のキャスティングを繰り返すことになった。

しかし、一向にアジからのコンタクトがない。
AKTさんWKさんによれば、4~5日前に来た時には良型アジの爆釣を楽しんだとのことだが、そんなことがあったことが嘘の様に思える程、岸壁全体が静かで活気がない。

相変わらず南東から吹き付けている風は、湿気が高くて、ベタベタと身体中に纏わり着き、釣れずにフラストレーションを溜め込んだ小生の神経を逆なでして行く程。
時間が進み周囲が暗くなっても、状況の好転は見られず、手練れの3人がポツリポツリと拾う程度で、小生には全くアタリが感じられない。

この夜、小生がツ抜けをしたのは24:05のこと。

この頃になって南東の風が北寄りに変わって、漸く蒸し暑さはなくなり気持ち悪さは徐々になくなって行ったが、アジのご機嫌は相変わらず。

25:00近くになると、余りのアタリのなさに諦めて休憩に入ってマグロ状態になるアジンガーが2人、3人と増えて来る始末で、時折イビキが聞こえて来る程の弛緩した釣り場になってしまった。

この日は、4:30頃になって少し回遊があった様で、ポツポツと掛けているアジンガーもいたが、小生は例によって蚊帳の外で、早々に道具を片付けてギャラリーと化していた。

結局、この日は17匹の釣果で今季の孤島での平均値。もっと数を出したいと一方では思うが、これ以上持ち帰っても処分に困ることになる。ご近所へのお土産分を入れて丁度良い数だし、小生としてはまぁまぁの成績と云って良いだろう。
また、サイズの面では、一時期より一回り二回り大きく、少し体高がなくてホッソリとした印象だが、楽しい釣りだった。

2018年釣行記(38) – AJ

2018年 Ajing 釣行記

日 時:6月22(金) 18:00~24:30
潮回り:小潮(↑)

場 所:DKK
釣 果:アジ × 20
同行者:AKTさん、(AKT弟さん)

予報では南寄りの風が3~4m。これまでであれば南風に強いMHR-KGNに行く所だが、どうしたことか、35kmも走っていくことにもう一つ気乗りがしない。だが、釣りはしたい。と云う訳で、AKTさんに案内して頂いたDKKに行くことにした。ここならば、拙宅から11km余りで近いので、気楽に行き来出来る。
そして、その旨AKTさんに伝えると、彼も出撃するとのこと。
AKTさんは17~18日は小生と一緒に孤島で夜を明かし、更に19~20日にも孤島に泊まり込みだったので、よもや行くとの連絡を貰えるとは思わなかったが、まだ様子を掴んでいない釣り場なだけに同行してくれるのは、有難い限り。

待ち合わせ場所のBY-BRDGには、約束時刻の30分程前に到着。AKTさんが到着するまで少し時間があるので、Tenryu改に2.2gのシンカーで組んだライト・キャロで様子をチェックしながら待っていると、程なくしてAKTさんが到着。暫くの間、二人して様子を探ったが、横風となる南風が強くて釣り難くて仕方がない。早々に諦めてDKKに向かった。

DKKでは、やはり常連の餌釣り師達が長いロッドを振っていて、狙っていた場所には直ぐには入れそうにもない。
そこで、彼らの邪魔にならない場所に道具を置いて時間待ち。しかし、唯待っているだけでは面白くない。小生はAKTさんを置いて、背後に木々の枝が張り出していて長尺ロッドが振れないため、餌釣り師が入れない場所に入って、Tenryu改で時間潰し。

暫くすると、アジが回って来た様子で、周囲でポツリポツリとロッドが曲がり始めた。しかし、まだ明るい時間帯でアタッている場所は遠く、軽い2.2gのシンカーのライト・キャロでは届く距離ではない。

時間の問題だと自分に云い聞かせながら、キャスティングを続けていると、日没直前の18:50頃、ブルブルとしたアタリがあって20cm位のこの日のファースト・フィッシュをゲット。しかし、この1匹は交通事故の様なもので、アタリが続かない。

そうこうする内、入りたかった場所の餌釣り師達が片付けを始めたので、その後に移動し、この夜の釣り座を確保し、改めてキャスティングを開始。
すると、AKTさんがポツポツと掛け始めた。そこで、小生も8320#1B1.0gのJHでジグ単に切り替えたが、小生にはアタリが感じられない。こんなことは良くあることで、驚くには当たらないが、それにしても何が違っているのだろうか・・・・・・(答:肩から先の問題)。

19:30頃になって周囲が暗くなって来たので、ここで夜釣りの準備を整えて仕切り直し。強かった風も収まって、アジングの条件としては申し分がない状況になり、期待も高まったが、意に反してコンタクトがない。
間詰め時にはコンスタントに掛けていたAKTさんにも、アタリがなくなってしまい、アジは云うに及ばず、カサゴメバルなどアジングには付き物の常連客も姿を見せず、思わず、孤島でも、風がなく条件が良い時に限って思った程の結果が出ないなどとAKTさんと顔を見合わせてしまう程。

それから1時間も経った20:30頃、それまで殆ど動かなかった潮が左から右にトロトロと流れ始めた。すると、直ぐにアジからの反応が出始めて、テンポは余り良くはないが、漸く小気味の良いアジの引きを楽しめる様になって来た。しかし、アジの寄りはまばらと見えて連続してアタッて来ることがない。

AKTさんにJHの重さを訊ねると、0.8gとのこと。そこで何事も上手い人の真似をするのが上達する一番のコツとばかりに小生もJHを軽くすることにした。しかし、同じ重さに揃えるのは如何にも面白くない。幸い、風もそよ風、潮の動きもないので更に軽い0.6gにしてみた。すると、これが大正解で、AKTさんも驚く3匹、4匹と連チャン。型も少し良くなっている様子に、気を良くしたが、連チャンは一瞬で終わって仕舞い、その後はポツリポツリ。
それでも退屈しない程度にロッドを曲げてくれるので、アジの小気味の良い引きを楽しんでいたが、フト、MHR-KGNでのメバリングでは0.3gのJHでやっていたことを思い出した。そこで、物は試しとばかりにJHを0.3gにまで軽くしてみた。
すると、入れ掛かりには程遠いものゝ0.6gの時よりもテンポが良くなった。

22:30頃(?)、AKT弟さんが登場。訊けば勝浦ワラサをやった帰りで、2回戦のアジングをこのDKKで夜通しでするとのこと。こんなことは、若さ故出来ることで、小生にはとても出来ない芸当。
他人の若さを羨んでも詮ないことは重々承知しているが、そうは云ってもやはり若さが欲しい!!

釣りをしている時は、釣れていても釣れていなくても、時間の経つのが殊更に早く感じられる。
この日も、気が付けばいつの間にか日付が変わっており、腰も痛くなって来たのでソロソロ引き揚げようかと考え始めた頃になって、調子が上向きに。
そして3匹連続ゲットしてカウンターの数字は19。切りの良い20になったら引き揚げようと、キャストすると呆気ないほど簡単に答が出て20匹を達成。延長することもなく24:30頃StopFishingとした。

この日は、終始潮の動きが悪くて、もう一つ本調子ではなかった様に思う。潮の動きが良ければ、AKTさんが云う様に爆釣することも充分可能だろう。
自宅からも近く、仮に爆釣とまでは行かなくても、この日位釣れてくれれば小生に取っては充分なので、これからも通わせて貰おうと思う。

所で、この日は面白い出来事が・・・・。
23:00頃だったかと思うが、釣り上げたアジをバケツに入れるのにモタモタしていると、目の前を黒い影がサッと横切り、次の瞬間にはパチンと軽いショックが伝わって来た。一瞬、何が起きたのか判らなかったが、黒い影の主は釣り場に屯している野良猫の内の1匹。
陸ッパリの釣り場にはが付き物で、このDKKでも野良猫がウロウロしていることは知っていたが、それまでは全くそんな素振りも見せていなかったので、完全に油断をしていた時の一瞬の出来事だった。

2018年釣行記(37) – AJ

2018年 Ajing 釣行記

日 時:6月17(日) 16:00~5:00
潮回り:中潮(↑↓↑)

場 所:孤島
釣 果:アジ × 15、カサゴ × 多数
同行者:AKTさん、INUEさん

実は、18日の月曜日にYGWさんAKTさんINUEさんの4人で孤島”でアジングの予定をしていた。しかし、月曜から火曜に掛けて雨が降る予報が出ており、雨にはことの他弱い小生はこの予報を目にした途端、ヘナヘナと気持ちが萎えてしまって、前倒して日曜日に出撃することにした。
その旨、YGWさんAKTさんに連絡を入れると、AKTさんもやはり雨を避けて日曜日に行くとのことで、この時点ではAKTさんと小生は日曜日に孤島で、YGWさんINUEさん孤島”濱アジングをすることになった。

AKTさんと連れ立って孤島の突堤に到着したのは、いつもより早い16:00頃。
日曜日にしては、思いの外アングラーの数が少なく、先行のアジンガーは一人だけで、釣り座は選り取り見取り。AKTさん街灯直下の中央、小生は航路側の継ぎ目付近に釣り座を確保した所で、ゆっくりと釣り支度を開始。
風は南東から結構強めに吹いている。東が入ると孤島では正面から受けることになり、足場が高いだけに、やり難いが、先行者のアジンガーは黙々とキャスティングを続けている。海は、前回の様な黄土色ではなく回復して綺麗に澄んでいる。人によっては、海の色は釣果には関係がないと云うが、赤茶けた汚い海で釣るよりは、綺麗に澄んだ海で釣りをする方が、余程気持ちが良い。

今回のロッドは、1g超のJH用の8320#1B、1g以下用のSoare改、そしてキャロ用にSoare S709ULTの3本で、先発にはSoare S709ULTをチョイス。
この所、2.2gの軽いシンカーを使ったライト・キャロの出番が多いのだが、もう一つ結果が出せていない。そこで、今回はキャロを始めた頃に戻って重めの4gのシンカーを使う積りにしていたのでSoare S709ULTに出番が回って来た次第。

16:15頃、航路向きの左角に立って、強い風を背中に受けてキャスティングを開始。すると、いきなり一投目から生命体からのコンタクトがあり、長めのロッドをグイグイと曲げてくれる。
アジならば良いがと思いながらやり取りを始めると、針掛かりした瞬間こそファイトしてくれたが、途中で大人しくなってしまい、トボケタ顔をしたカサゴが揚がって来た。そして、この1匹を皮切りに次から次にカサゴが掛かって来る。しかも。お土産には出来そうにもない可愛いサイズばかり。
アタリは、ロッドが強い南東の風に押されてしまって、手元にまで伝わって来ず、ティップがクッと入る動きで取ったもの。
時間的には、日没時刻前で未だ明るい時間帯なのでアジには少し早い。ここはカサゴと遊ぼうと割り切って見ると、これはこれで面白い。所が、不思議なもので、そんなカサゴもある程度釣ると、ピタリとあたらなくなってしまう。

そこで、玉網や椅子を置いて確保した釣り座に戻ろうと振り返ると、そこには餌釣りのおっさんが入っている。留守をしていたので、そこに入っていたとしても文句の云える筋合いではないのは百も承知だし、そのことについて、とやかく云う積りなんてさらさらない。しかし、その釣り座の主が戻って来たら、明け渡すのがアングラーとしての暗黙の了解事項の筈だが、このおっさんはそんなルールも知らないのか、小生が戻っても、なんの断りもなく動こうともしない。
一言でもあれば、少し座を動かして場所を空けてやろうかと思ったが、こんな態度を取られると、意地になるのが小生の悪い癖。大人げないとは思ったが、強引に釣り座に戻った。と云っても、遠慮して椅子には座らず少し彼からは離れた位置だが・・・・。
そうこうする内、餌釣り師のロッドにアジが掛かり出した。しかも型がソコソコ良い。すると、このおっさんは、こともあろうに仲間を呼び集め、小生の左側の狭い場所に4人もひしめく結果に。

こうなると、小生も益々意固地になって、頑として場所を動かず7’9”のロッドを振っていると、17:40頃、コツッとアタリがあった。こいつは海面近くになってもファイトをしてくれるので、本命のアジであることを確信。抜き揚げてみると、最近では良型に属する23cm位の丸々と太った濱アジ

この餌釣り師のグループは、18:00頃には引き揚げるだろうと踏んでいたが、結局、20:30頃まで粘っており、その間、小生はイライラのし通し。
そんな状態では、タダでさえ肩から先に問題を抱えているアウングラーにはハンディキャップを背負っているのと同じで、中々集中出来ない。

20:30頃、この一団が引き揚げ、入れ替わりにINUEさん他2人のシー・バサーが登場して来て、この夜の徹夜組が決定。日曜日の夜でも10人を超えるアジンガーで混みあうこともあるが、この夜は4人だけ。

AKTさんは、出足こそ小生に遅れたものゝ、最初の1匹を掛けて様子を掴んだと見えて、アッと云う間に小生の遥か先に行ってしまい、AKTさんの右隣に釣り座を構えたINUEさんは、キャスティングを始めるや否や一投目からドラグをジリジリと鳴らして良型濱アジをものにしている。
残されたのは小生と、孤島でのアジングは2度目だと云う目黒から来たアジンガーの二人。目黒のアジンガーは場馴れしていないので、やむを得ない面は大いにあるが、いつものこととは云え、通い詰めている小生がこの体たらく。孤島アジングでは2回続けて一桁釣果に終わっているので、今回は何とか挽回してやろうと意気込んで来たが、ツ抜け達成した時には既に日付が変わっていた。

この夜は、日付が変わる頃から風が収まり申し分のない状況になったが、風が弱まると共に何処からともなく蚊が纏わり着き出し、チラチラと視界を横切るのが五月蠅くて仕方がない。それでもアジと遊べれば、何とか我慢も出来るが、思う様に遊んで貰えないと五月蠅いを通り越して腹立たしくなって来さえする。

それでも、この日は収穫があった。
と云うのは、キャロに使うシンカーの重さについてだが、これまでは2.2gを小生なりの標準と考えて使って来た。しかし、前述の様に中々結果が出せずにいた。
そこで、AKTさんINUEさんにシンカーの重さを訊ねると、1.8gを使っていると云う。小生も品揃えとして一応1.8gのシンカーも持っては来ているが、たった0.4gの違いなので影響はないものと考えて、敢えて2.2gばかりを使って来た。しかし、物は試しとシンカーを1.8gに替えてみた。
すると、これまでとは違って、アタリが感じられる様になり、今回の釣果の半分以上は、1.8gのシンカーを使ったキャロだった。特に、印象的な出来事は、夜が明けて東の空が白んで来た4:00頃になっての4連続キャッチで、全体の釣果は今一つながら、何故か満足した気持ちでStopFishingとすることが出来た。

と云う訳で、次回は、1.8gを中心にして、2.2gと1.5gを状況によって替えてみようと思う。

2018年釣行記(36) – LEG

2018年 Eging 釣行記

日 時:6月14(木) 19:00~23:30
潮回り:大潮(↓)

場 所:南端
釣 果:ケンサキイカ(?) × 1
同行者:YGWさん

光陰矢の如しで、ついこの前、桜が咲いたと思ったらもう梅雨の季節の6月。時期的には、ソロソロ、メトウイカが釣れても良い頃なのに、小生のアンテナには、釣れ出したと云う情報が引っ掛かって来ない。
情報がない以上、自分で調査するしかないか・・・と思っている所に、YGWさんライト・エギングに行こうと思っていたとの連絡が入って来た。
こうなると、話が決まるのは早く、YGWさんが休みの14日(木)に南端に行くことになった。

16:00少し前、拙宅に到着したYGWさんの道具を、小生のリムジンに積み替えて出発。
交通量が多くてスムーズに走れず、又、途中の魔界で買い物をしたこともあって、現地到着は予定より大幅に遅れて日没時刻の19:00少し前。

この日のFishingPlanは、陽の高い時間帯は緑のアイシャドウが悩ましいアオリイカ、陽が暮れてからは本命のメトウイカを狙うことになっていたので、ロッドはSephia S806ML-SFalcon改の2本建て。

到着が遅れたので余り時間がない。
Sephia S806ML-Sとバッグを手に、点々とアングラーが入っている西向きの岸壁を過ぎ、その先の突堤に急いで出た所、突堤は先端で盛んにロッドをシャクッているエギンガーが一人だけで、岸壁とは違ってガラガラ状態。
岸壁を通り過ぎる時は、建物の陰に入っていることもあって殆ど感じることのなかった東風が、沖に張り出している突堤では、少々強く吹いている。幸いポイントは西向きなので、寧ろ、遠投出来るので好都合。

YGWさんは、準備宜しく、先端寄りに釣り座を決めるや否やキャスティングを開始。小生は、そんなYGWさんの様子を見ながら、リールをセットしラインを通す等していると、早くも、
アッ、ラインが止まった。アタッた!!
YGWさんの声が聞こえて来た。
アタリの主の正体は判らないが、イカの活性は高そうで、楽しい釣りが出来るのでは・・・・。

19:00を回った頃、遅ればせながら小生もディープ・タイプのエギを結んでキャスティングを開始。

20カウント程沈めてから軽く3回程シャクリを入れた後ロッドを水平に寝かせてサビき、アタリがなければシャクリを入れてサビいてを繰り返して、半分程回収した所で、ロッドのティップがプンと入るアタリがはっきりと見えた。
オッ、アタッた!!
しかし、これは残念ながら空振りだったが、何事もなかった様に澄まして同じ様にしていると、又々、プンとティップが入る。タイミング良く合わせた筈だが、これも空振り。
ひょっとするとイカではなくて魚かも知れないと思いつゝ、同じアクションを続けていると、今度もプン。
3度目の正直で、今度は合わせが決まったが、引きが弱々しい。
何だろうと・・・・?

揚がって来たのは、3.5号のエギより少しだけサイズの大きなこの娘。
アオリイカではなかったことは残念だが、第一投目から、今日のターゲットの軟体系の獲物があったのは嬉しい限り。

この所、目ぼしい釣果が得られずお土産を持ち帰れない日が続いていたので、これはお持ち帰りすることにしよう
所が、慌てて来たので、タオルやトングも、肝心の獲物を入れるビニール袋さえも車に置き忘れて来たことに、初めてここで気が付き、YGWさんに袋を提供して頂いたと云うお粗末さ。

ビニール袋に入れたこの娘を足許に置いて、アオリイカを掛けようと、先程よりもエギを沈めたが、そんなに簡単にコンタクトを取って来て呉れる筈もない。方向を変え深さを変えたりしたが、音沙汰がない。立ち位置を色々と替えてキャスティングを続けているYGWさんも、アタッタのは最初だけだとのこと。

周囲がすっかり暗くなった20:00前になっても、状況は一向に好転する気配もない。そこで、この日のアオリ狙いは終了し、本命のメトウイカにターゲットを替えることに。
タックルを取り換えるために、車の方に戻りながら岸壁の墨跡をチェックしたが、意外な程少ない。量販店の釣り情報には、釣れている様なことが書いてあったが、この南端は余り良くないのかも知れない。

メトウイカは、建物の庇に設置してあるライトが一際明るく岸壁から海面を照らしている所に、釣り座を構えた。ここは、コの字になった岸壁の最奥に近い場所なので、潮通しも悪く、メトウイカの回遊も少し心配になるが、何しろ明るい。実は、メトウイカのポイントを作る必要があるかと、一応作業灯を持って来てはいたが、全くそんな心配はない程だった。
潮通しについても、実際にはFlacon改Aurie Q 1.6を組み合わせてキャストすると、瞬く間に左に流されてしまう程早い時間帯もあったので、杞憂なのかも知れない。

ここでも、開始早々YGWさんメトウイカらしきアタリがあった由で、期待したが、小生は1度もアタリを感じることもなく、YGWさんも最初の1回だけで終わったとのこと。
堪らず、YGWさんは、イカを求めてあちらこちら徘徊を始めていなくなり、ほゞほゞ気持ちの切れ掛かった小生は、休憩がてら居残って、キャスティングを続行。
30分ほどして戻って来たYGWさんに様子を聞くと、想像していた通り、何処も駄目!!

21:30頃、駄目元で対岸の岸壁の先端付近に大きく場所を移動することに。
この場所は、2~3年程前のことになるが、YSKWさんが好んで入っていたポイントとの記憶があったので、ひょっとすると・・・・と一縷の望みを持っていたが。
この頃になると、東風が冷たい北風に変わり、少し肌寒い位になって来た。それでも、獲物があれば気にもならない程度だが、入釣した直後にあった以外にはアタリらしいアタリもなく過ごして来たので、殊更に身に染みる寒さで、念のため持って来ていたウィンド・ブレーカーを着た位。

周囲を見渡しても、メトウ狙いでロッドを出している地元のオッチャン連中は1~2人しかおらず、これでは、粘っても徒労に終わると、23:30頃、精も根も尽き果てゝStopFishingとした。

所で、対岸に場所を移ってからのことだが、ここでは、ロッドを振っている時間帯よりも、YGWさんにレクチャーして頂いた時間帯の方が長い位、釣りに関するものの見方や考え方など色々なことを教えて頂いた。年齢的には小生の子供であってもおかしくはない程歳は離れているが、こと、釣りに関しては大ベテランと云える程の知識と技量を有しておられることを、改めて実感させられた時間帯だった。
色々と話して頂いた中でも、印象的だったのは、例えば、ワームを替える際にも、小生の様にただ漫然と替えているのではなく、その目的と理由を極めてハッキリと意識し持って実行していることだった。目的意識を明確に持っているからこそ、それが正解であった時も、不正解であった時も、その理由が手に取る様に解り、次回に活かせることになるのであって、小生の様なやり方は、例え結果は良くても、それは宝くじに当たった様な物で、単に運が良かったからに過ぎず、それこそ再現性は全く期待が出来ない。
ことほど左様にYGWさんと小生とは全く違うことを痛感させられた。思えば、釣りの上手い人は、皆さんその様な傾向が強い様に思われる。

この先、何年釣りを楽しむことが出来るか判らないが、YGWさん他釣りの上手い人達の爪の垢を煎じて飲むことにしようと思う。

2018年釣行記(35) – AJ

2018年 Ajing 釣行記

日 時:6月12(火) 18:30~21:45
潮回り:大潮(↓)

場 所:BY-BRDG
釣 果:アジ × 10
同行者:単独

BY-BRDGでアジング探査をして来た。
ここは、アジングが出来る場所であることは、以前から知っていたが、非常に狭くて釣り難そうだったので、敬遠していた。所が、先日、AKTさんの案内でDKKに行く途中で立ち寄ってみた所、以前とは様変わりで、広く整備されていて背後にはベンチや街灯まで設置されていて、これならばと思った次第。

初めての場所なので、日没時刻の1時間程前には到着したかったが、家を出る段になって、急に黒い雲がモクモクと出て来て、予報通り今にも雷雨になりそうな雰囲気がプンプンと臭って来た。小生は、雨の中の釣りは最も苦手。そこで様子を見ていたが、降って来そうにもないので、18:00頃、自宅を出発。現地の駐車場には18:30に到着。

直ぐに道具を手に岸壁に出ると、ザッと14~15人程のアングラーが竿を振っており、AKTさんに教えて頂いたベスト・ポジション付近には、残念ながら、3~4人のアングラーが入っている。探査と云えども、この所、アジングは貧果続きなので、出来れば・・・と思っていたが、仕方がない。その手前の街灯直下に道具を降ろして、準備に掛かった。

持ち込んだロッドは、今回もライト・キャロ用のTenryu改とジグ単用のSoare改の2本。
先ず、2.2gのシンカーで組んだキャロで、18:45頃、StartFishing
風は背後からの東風なので、キャスティングし易い。カウントを取りながら着底を待つと、何と15カウント程でラインの出が止まってしまう。
エーッ、こんなに浅いの!!!
予想外の浅さに拍子抜けしながら、アクションを付けつゝ巻き寄せて来ると、4~5m付近でガッチリと根掛かってしまい、期待の第一投目で抜き揚げも出来ないギガ・アジにラインを切られてしまい、前途多難を思わせるスタートとなった。

システムを組み直しながら、ベスポジのアジンガーの様子を見ると、ポツポツとアジを掛けている。そこで、2投目は斜め左に向きを変えてキャスト。すると、19:15頃、根掛かりをした4~5m付近で、まるでキスの様なブルブルとしたアタリがあり、この日のファースト・フィッシュをゲット。

サイズは、丁度20cm程で物足りないが、兎に角早目にボーズ逃れが出来、ヤレヤレと云った所。

今シーズンは、何とかライト・キャロをものにしようと思い、パイロット的に多用している。しかし、思い通りに行かず、記憶が定かではないのだが、恐らく、このアジがライト・キャロで獲った初めての獲物かも・・・・。どちらにしてもライト・キャロで獲った数少ない獲物の内の1匹で、その意味でも嬉しい1匹だった。

と云う訳で、今回はライト・キャロで通そうと考え、キャストする方向を変えカウントを少なくしても、どうしても根掛かってしまうことが多い。何度か、システムを組み直して後、こんなに浅いのなら、表層を流してもと思い立ち、濱アジングでは滅多にすることはないのだが、着水と同時にアクションを付けテンション・フォールをさせると、いきなり引っ手繰る様なアタリ。
アタリは派手だが、サイズはやはり20cm程。
この釣り方が、今日の釣り方だと思ったが、アタリがあったのはこの1回だけで交通事故

20:00頃、根掛かりでラインブレイクしたのを機に、ライト・キャロは諦めてジグ単に変更。
Soare改1.0gのJHでキャスティングを始めたが、20カウントで根掛かってしまう。何度か根掛かりのない所を探したが、4~5mラインに基礎の壁がある模様。そこでJHを0.8g、0.6gと徐々に軽くして、最終的には0.6gでやっと落ち着いたと云う次第。

20:30頃、ベスポジの一人が引き揚げて行ったので、即座に移動。
この頃になると、潮が右から左にかなり早く流れ出して来たので。0.6gでは全く沈んでくれない。そこで0.8gに重くして潮上にキャストすると、こんどは根掛かり。
駄目で元々と、又々0.6gに戻して、潮上にキャスト。潮に流されたJHが正面を過ぎ左に流れて行った所で、チョンとアクションを加えるとチク。
この釣り方が正解で、テンポ良く釣れたが、サイズはどれも20cm内外の金太郎飴

21:00を回った頃、帰り支度を始めた若者に、休憩を兼ねてこの釣り場の様子を訊ね、釣りに戻ってみると潮の流れは止まってしまい、アジの群れも何処に行ったのか、全くコンタクトがなくなってしまった。
そう云えば、前回DKKで一緒になったATK弟さんが、同じ様なことを云っていたのを思い出し、これ以上粘っても無駄に終わりそうなので21:45頃StopFishingとした。

今回、キャロ用のシンカーは2.2gと1.5gしか持ち込んでおらず、実際に使用したのは2.2gのみだったが、根掛かり回避のために1.5gを試すべきだった。あるいは、もっと軽いシンカーを使うべきかも知れない。ラインも沈みを遅くするためにPEを使う方が良いかも知れない。
また、これまでの濱アジングと同じ様に、ボトムを中心に攻めたが、ひょっとすると房総アジングの様に表層からチェックすべきかも知れない。

次回、BY-BRDGに繰る際には、この辺りを試して見ようと思った。

« 古い記事