※ 月別アーカイブ:2月2023 ※

2023年釣行記(10) – MB

2023年 Mebaring 釣行記

日 時:02月27日(月) 19:00~22:10
潮回り:小潮(↑)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 4
同行者:単独

予報では、南風が2~3mとMHR-KGNでのメバリングには申し分のない状況なので、文字通り江戸の仇を長崎でとばかりに、前回のHYKWのリベンジを果たすべくMHR-KGNに行くことにしていた。所が、いつも釣りをしている時間帯の潮位は、かなり低くて40~90cm程しかなく、繁茂して来ている海藻が海面を覆っていて、釣りを楽しむ所ではない。
と云う訳で、少し時間を後ろにずらして、少しでも潮位が高い時間帯で釣りをすることにした。

17:40頃、自宅を出発し、現地には18:45頃に到着したのだが、驚いたことにいつもの駐車スペースには、1台の車も見えない。何年もの間、シーズンになると週に2回も通っている釣り場だが、この様な場面に出くわしたことがなかったので、空いていて良かったと云うよりも寧ろ、何か不気味さを感じる程だった。
とは云え、次の瞬間には、何事もなかった様に釣り支度を始めたのは云う間でもないが・・・・。

SoareXRを手に岸壁に出てみると、潮位は75cm程度にまで上がって来ている筈だが、テトラ帯は大きく海面から姿を出しており、そのテトラ帯から岸壁の際までの間には、海藻がビッシリと繁茂しているのが見え、とても釣りが出来る状況ではない。
駐車スペースに車がなかったのは、こんな状況を嫌ってアングラーが来なかったのかも知れないと思いつゝ、少しでも海藻の密度が低い場所を探しながら、岸壁を歩いたが、結局、59番スポット付近に到達した所で、キャスティングを始めることにした。

念のため、岸壁の手摺に手をついて覗き込んでみると、海面に頭を出している海藻は疎らだが、ルアーを通すコースを見付けるのは難儀しそう。そこで、海藻に掛かってもすり抜けし易そうな手持ちの中では最も小さなFinluckMinnow30Sを先発に選んで、19:10頃、この日のメバリングをスタートさせた。

案の定、海藻にはキャストの度に掛かったが、可愛い娘ちゃんからのコンタクトはない。
そこで、いつもよりもかなり速いテンポの蟹の横這い釣法で、居場所を探し71番スポット付近にまで来た。前々回、この付近でRigge60SSで面白い釣りが出来たので、2匹目のドジョウを期待をしたのだが、留守にしているのか・活性が低いのか、S.P.M55など色々とプラグを替えて気を引こうとしたが、今回は完全に空振り。

これ程まで反応がないとは思ってもいなかったので、当初は、足を延ばさず凸部の手前までをジックリと狙う積りだったが、このままではHYKWの二の舞いになる公算が大。
それだけは、何としてでも回避したい。
と云う訳で、凸部に移動。

そして、91番スポット付近でのこと。
これまで実績のあるプラグを色々と取り換えてみたが、全く反応が返って来なかったので、正直な所、途方に暮れていた。
そんな時、ふと、ShallowMagic50のことを思い出し、駄目で元々と使ってみる気になった。このプラグはゴロタ場メバリング用に持っていたのだが、最近は磯場にもゴロタ場にも出向くことがなかったので、全然出番がなく、プラグ・ボックスで燻っていたもの。

すると、思い掛けなく可愛い娘ちゃんからの反応が返って来た。時刻は、実釣開始後1時間程経った20:10頃のことで、この日初めての反応だった。
サイズは、MHR-KGNのアベレージの17cm程だが、兎にも角にも、これでボーズは回避出来、嬉しい1匹だった。

漸く当たりプラグが見付かったと思ったが、コンタクトがあったのは、これ切りで後続は皆無。

2匹目を獲ったのは、97番スポット付近で、20:40頃。
この時は、1匹目を獲ってから後は、余りにも反応がなかったので、ShallowMagic50を諦め色々と替え、FinluckMinnow30Sを結んでいた。
MHR-KGNで困った時は、FinluckMinnow30S
MHR-KGNでは滅法強いと信じているこのプラグでも、後続の獲物を引っ張り出せず、21:00頃に110番スポット付近で掛けた3匹目は、又々、ShallowMagic50

ShallowMagic50には反応があることから、この日の可愛い娘ちゃんは海面直下を意識しているのだろうと考え、他のプラグで海面直下を通すこともしてみたが、それには無反応。
と云う訳で、以降は、最も興味を示しそうなShallowMagic50で通すことにしたが、コンタクトがないまゝ時間が過ぎ、折り返しに入って71番スポット付近で、漸く、4匹目をゲット。これは、22:00頃のことで、3匹目を獲ってから1時間も経っており、その間は完全に無反応。

22:00頃になって、潮位は1m程にまで上がってはいたが、反応が余りにも少なく、予報と違って左から右に抜けて行く西寄りの風がかなり強く吹いていたため、粘る気持ちもなく、22:10頃、StopFishingとした。

結局、この日は、潮位が低く、横風が強い状況下でのプラッギングで4匹の釣果。
この4匹全てがプラグのリア・フックに掛かっていたもので、丸呑みサイズの全長が3cmしかないFinluckMinnow30Sでも、辛うじてリア・フックに掛かっていた。活性が高い場合には、フロント・フックに掛かることが多いので、やはり、この日は活性が低かったと云えるのだろう。
そんな状況下での4匹の釣果だが、実は、前回のMHR-KGNと同じくツ抜けを頭に描いていただけに、この結果には不満が残る所で、これでHYKWのリベンジが成ったと云うには、少々寂しく中途半端な印象は拭えない所。

2023年釣行記(09) – MB

2023年 Mebaring 釣行記

日 時:02月22日(水) 17:00~21:00
潮回り:中潮(↓)
場 所:HYKW
釣 果:ナシ
同行者:YTさん、AKWさん

予報では、南風が2~3mとMHR-KGNでのメバリングには最適な条件なので、その積りにしていたが、YTさんAKWさんHYKWに行く予定とのこと。
HYKWと云えば、この時期には尺メバルが出るポイントで、小生の記録の32cmメバルもここで出したものだが、この2~3年はすっかりご無沙汰していた。しかし、行けば久し振りに2人に会えることもあって、出掛けることにした。

15:20過ぎに自宅を出発、久し振りに東海道を下って目的地に向かい、16:40頃、2人に合流。暫く、3人で釣り談義をして後、釣り場の突堤に向かった。

この時期の日没時刻は17:30頃なので、周囲はまだ明るく、メバリングを始めるには早過ぎる。
しかし、ゆったりと煙草を燻らしているYTさんを除いて、AKWさんと小生は、海を目の前にしてじっとしていることなど出来る筈もなく、早速、キャスティングを開始。

この日の先発タックルは、Soare S803ULT30のロッドに、プラグはS.P.M75の組み合わせにした。と云うのは、思い掛けず強めの風だったので、その対策で重めのプラグにしたのだが、予報では2~3mの南風となっていた筈。しかし、突堤に立ってみると、風向きも強さも全く外れの西寄りで、かなりの強風。
今回も天気予報に騙されたのか・・・・?
実は、2日前の月曜日に、北寄りの風1~2mの予報を信じて南端ヤリイカを狙いに行ったのだが、正面から吹き付けて来る南寄りの爆風のため、殆どロッドを振ることもなく引き揚げて来ざるを得なかった。その帰り道では強風波浪注意報発令中との電光掲示板を見て、
何でこうなるの?
と腹立たしく思ったのだが・・・・。
しかし、この日は日没時刻を迎える頃になって、風も収まり予報通りの穏やかな状況になったのは幸いだった。

キャスティングを開始したと云っても、本命の可愛娘ちゃんが来てくれれば儲けもので、寧ろ、時間を潰すための肩慣らしと云った所だったが、ここで下ろしたてのS.P.M75を奉納する羽目に・・・・(涙)

日没時刻が過ぎ、徐々に周囲の光量が減って来て、夕間詰めのゴールデン・タイムの到来。いつ可愛娘ちゃんからのコンタクトがあっても良い様に集中力を高くして、キャスティングを繰り返したが、全く気配がない。

満を持して参戦したYTさんも首を傾げるばかり。
暫くは、3人並んでキャスティングを繰り返していたが、何も反応が帰ってこないことに嫌気が差して、AKWさん奥の様子を見て来ると移動。

その後1時間程は、残ったYTさんと2人でキャスティングを続けていたが、YTさん奥の突堤に行って来ると移動。結局、3人夫々の場所で、尺メバルからの反応を探ることになった。

独り元の場所に残された小生は、色々とプラグを替え、2gのJHでのジグ単でボトムを叩いてみたが、メバルどころかフグにも相手にされず、まるで魚の居ないプールで釣りをしている様相。

すっかり気持ちが萎えきって、岸壁に腰を下ろして惰性のキャスティングをしている所に、奥に行っていた二人が連れ立って戻って来た。訊けば、奥でもアタリもなかった由で、翌日の仕事に差し障りがあるからと20:20頃引き揚げて行った。

一度でも反応があれば、気持ちの持ち様も変わろうと云うものだが、3時間程キャスティングを続けているのに、完全に梨の礫。このまゝ続けたとしても、念願のには遠く及ばないロリ・メバルであっても、手に出来る確率は宝くじ以下だろう。しかし、ここで引き揚げるのは早過ぎる
と云う訳で、残業をすることにしたが、気持ちを立て直すことは叶わず、21:00になるのを待って、StopFishingとした。

この日は尺メバルを夢見て何年か振りにHYKWに行ったのだが、結局、高価なルアーを奉納しただけで、尺メバル夢のまた夢に終わった。
しかし、その代わりに元気にしているYTさんAKWさんに久し振りに会うことが出来たのが、褒美と云うべきだろう。

2023年釣行記(08) – EG

2023年 Eging 釣行記

日 時:02月16日(木) 18:00~22:10
潮回り:若潮(↓↑)
場 所:南端
釣 果:スミイカ x 1
同行者:単独

時期的にヤリイカが回って来る頃。
昨年まではヤリイカを狙ってSOFKZKまで出掛けていたので、今年も行こうと思っていたのだが、SOFKZKまでは片道100kmもある。若い頃なら、何ら問題のない距離だが、喜寿を迎えた高齢者にとっては、若干厳しいものがある。どうしようかと思っている所に、南端でも出始めたらしいとの情報が入って来た。南端であれば、片道50km程度なので問題はない。
と云う訳で、すっかりその積りになって準備万端整えたにも拘らず、強い風や雨などでチャンスは巡って来ない。来る日も来る日も、天気予報を見てはため息をつく毎日だったが、降水確率0%、北東の風1~2mと、待ちに待った釣りには問題のない予報が出て、喜び勇んで出掛けることにした。

16:20頃、自宅を出発。途中で渋滞にあったため、予定より20分近く遅れて17:50頃に現地に到着。
車から降りて、釣り場の岸壁を見回すと、2隻の船が停泊しているため、掛かり場が少なくなっていることもあるが、意外にもアングラーの姿が少なく、何処となく寂しさが漂っている。釣れている様であれば、掛かり場の多少に拘わらず、地元のオッチャン連中を含めてアングラーの数は多く、活気も伝わって来るのだが、何となく不安な気持ちになる。
だからと云って、そのまゝ何もせずに引き揚げることなど、微塵も考えることもなく、北風を背負える南向きの岸壁の街灯近くに釣り座を構えて、準備に入った。

18:00頃、Sephia S806ML-Sのロッドに邪道エギのV1ササミを縛り付けてキャスティングを開始
風は殆ど吹いておらず、海は油を流した様にベッタリと凪いでいて、潮の流れもなく、まるで湖面の趣で、全く生き物の気配が感じられない。

それでも、千載一遇のチャンスを期待して、キャスティングを繰り返した。
しかし、何にも反応が返って来ない。

ひょっとすると、アオリイカならコンタクトして来るかもSephia SS S76ML-Sを引っ張り出し、3.5号のエギを組み合わせてキャスティングを始めたが、こちらも音沙汰はないまゝ。
隣りの先行者も、何を狙っているのか判らないが、全く竿を曲げることなく黙々と釣りを続けている。その向こう隣りはカゴ釣りの様だが、こちらもダンマリを続けていて、岸壁の何処からも歓声が聞こえて来ない。

近くの誰かが獲物をゲットする場面を眼にすれば、気持ちの持ち様も変わって来るが、余りにも静かな釣り場に、実釣を開始して1時間半程で、早くもこの日のボーズを覚悟した程。

この調子じゃ、上げ潮が効き始める21:00頃まで、期待出来ないなぁ。

そんなことを考えつゝ半ば惰性でキャスティングを繰り返していた時のこと。着底したエギを暫く放置した後に、アクションを加えようとしてロッドを煽った途端、ドスン。
釣った感が全くない、釣れちゃった感満載の結果だったが、
やっと、来た・・・
と喜んで回収に入った。所が、やけに重たい。
ヤリイカにしては重過ぎる。ひょっとするとアオリイカか?
所が、アオリイカのあのグイーングイーンとロッドをお辞儀させる程の、強いジェット噴射の手応えがない。ひょっとすると、ゴミ?
正体を確かめようとラインを張ったまゝじっと様子を窺ってみると、微かだがジェット噴射の気配は伝わって来る。
ジェット噴射の様子からは雌のヤリイカの様だが、重さはアオリイカ
一体、正体は何だろう・・・?

足元まで寄せて来た獲物は重過ぎて抜き上げるのは、難儀しそう。どうしようかと足元の獲物を見ながら考えている所に、隣りの先行者も駆け付けてくれたが、彼の手には玉網がない。仕方がないので、ラインが切れることを覚悟して、何とか抜き上げた獲物は、1kg近い大物のスミイカ
隣りの先行者の連れの女性も駆け付けて来て、凄いですね~。今晩、この岸壁で始めて見た釣果ですヨ。

これでボーズはなくなったが、ヤリイカアオリイカをものにしていたらその女性に差し上げたか、リリースする対象の外道なので、嬉しさも半ばと云った所。

21:00頃、隣りの先行者は引き揚げて行ったのを機に、ポロポロとアングラーが帰って行き、気が付けば南向きの岸壁には、小生が独りだけ。こうなると小生にも里心が付いて、引き揚げることを強く考えだしたが、10日振りの釣りであることに加えて、潮が動き出せばチャンスが来る可能性があると22:00まで頑張ることにした。

頑張ることにしたのは良いが、イカ様からのコンタクトは一向になく、潮も全く動き出す気配もない。やはり、引き揚げれば良かったと思いつゝキャスティングを繰り返していると、21:30を回った頃から、一人、二人とアングラーがやって来た。この日の干潮時刻は20:11なので、どうやら、上げ潮が効き始める時間帯を狙ってのことらしい。
彼らと同じ様に、イカ様も上げ潮に乗ってやって来てくれればと考え、22:00過ぎまでキャスティングを続けたが、何も結果を得ることはなく、StopFishingとした。

2023年釣行記(07) – MB

2023年 Mebaring 釣行記

日 時:02月06日(月) 17:30~21:15
潮回り:大潮(↓)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 10、カサゴ x 4
同行者:単独、(Dr.TJさん、ISBSさん)

釣行することを考えている場合、最も気になるのは風の具合だが、予報では、月曜日の夕方の19:00頃までは、1mの南南西or南西の風と絶好の状況。この状況が、21:00頃まで続いてくれれば、文句のない所だが、生憎、20:00頃には風向きが変わって、最悪の北風になるとのこと。こうなると、例え、行ったとしても、実釣時間が余り取れず中途半端になりそうで、行くか・行かざるか、大いに悩む所。
しかし、火曜日の夜は、雨か雪になると云う。であれば、行ける時に行くしかない。しかも、北風であっても、1m程度の強さであれば、何とかなるだろう!!

16:15頃、自宅を出て、現地には17:10頃に到着。
いつもの様に駐車スペースに車を入れると、見覚えのある黒色のSUVが眼に入って来た。登録番号に記憶はないが、念の為、Dr.TJさんに電話を入れると、ビンゴ。既にへの字カーブの先に居るとのこと。

SoareXR S76ULTを手に岸壁に出てみると、風は殆どなく、大潮の満潮時刻を過ぎたばかりのため、テトラ帯は完全に水没しており、波もない穏やか海が広がっている。しかし、海藻の塊がテトラ帯が沈んでいる付近から岸壁の間の至る所に浮かんでいて、竿を出すのはかなりリスキー。

17:30頃、への字カーブの先でロッドを振っているDr.TJさんに追い付き短い挨拶の後、小生は57番スポット付近で、TOTO42Sを先発に選んでキャスティングを開始。
この付近から先は海藻の塊の密度が低くなっているが、油断は禁物。海藻のない所を選んでキャストすると、コツコツとルアーを啄く様な反応が返って来る。しかし、合わせを入れても針掛かりさせられない。何とか掛けてやろうとしたが、何度か空振りを続けるとその反応もなくなってしまったので、かなりゆっくりとした蟹の横這い釣法円らな瞳の可愛娘ちゃんを探すことにした。

しかし、TOTO42Sには反応がない。そこで、可愛娘ちゃんのレンジは浅いのかも知れないと、海藻対策のためシングル・フックに換装したS.P.M55に替えてみた。すると、直ぐに答えが出て、コン。
強い引きを楽しみながら抜き上げた魚体は22cm程の良型で、ポイントは59番スポット付近、時刻は17:45頃のことだった。

実釣開始早々に良型を掛けて気を良くしたが、毎度のことながら後続がない。
そこで、いつもの様にプラグを色々と替えて、可愛娘ちゃんの気を惹こうとしたが、なかなか小生の気持ちに応えてくれない。

何か良い手はないかと頭を悩ましている所にISBSさんが登場。
彼とは昨年の10月3日以来、2023年になって初めての再会で、遅ればせながら新年のご挨拶をした後、小生は居残り、彼はDr.TJさんを追い掛けて先に進んで行った。

一人残ってキャストを続けたが、反応はなく、何とか追加出来たのは71番スポット付近で、1匹目を掛けてから1時間も経った18:45頃。その間、2~3度反応があったのだが、ロッドに獲物の重さを感じやり取りを始めた途端に、フッとロッドが軽くなって無念のバラシ。そんなことが続いていたので、何とか抜き上げた20cmクラスの可愛娘ちゃんは、1匹目に負けず劣らず嬉しい獲物だった。

2匹目の可愛娘ちゃんを連れて来たプラグがどれだったか、取っ替え引っ替えしたこともあって記憶にないのだが、その後、思い付いてRigge60SSを結んでみた。
すると、これがこの日のヒット・プラグで、72番スポット付近で、18:50、18:51、18:56と立て続けにゲット。しかし、残念ながら、19:00頃のバラシで可愛娘ちゃんが散ってしまったのか、反応がなくなった。そこで、少し移動を移動して、74番スポット付近に立って、19:11、19:21と連続ゲット。
この時は、Rigge60SSを遠投した後、チョンチョンと軽くアクションを加えてラインを張らず緩めずの状態でジット待っていると、コツッと反応が返って来たもの。アジングと同じ様に、小さなアタリを見逃さずタイミング良く合わせられた時の面白さは格別で、しかも、ここまでにゲットした7匹の可愛娘ちゃんは、何れも20cmクラスと来ては、云うことなし。

その後は、反応がなくなったので、先に進んでいるDr.TJさんISBSさんを追い掛けて凸部の先に急行することにしたが、途中で気になった94番スポット付近で、19:40頃、8匹目をゲット。この時のプラグもRigge60SSだったが、アタリの出方は、それまでと違ってジワーッと重たく感じるもの。

そして、123番スポット付近(?)で二人に追い付き、折り返しに入った。

復路に入った頃には、潮位はかなり下がっていて根掛かりリスク高くなっていたので、プラグをFinluckMinnow30Sに替えて、メバリングを継続。既に廃盤となったこのプラグも紛失したくはないが、Rigge60SSよりも軽くて小さいので、根掛かりリスクは小さいと考えた。

そして、20:41に9匹目を70番スポット付近で、更に、20:51にツ抜けとなる10匹目を67番スポット付近で追加。
その後は、潮位が下がったために海中に没していた海藻の塊でも海面に出て来て、キャスト出来るポイントがなくなった所で、21:15頃、StopFishingとした。

この日のMHR-KGNでのメバリングは、兎にも角にもRigge60SSに尽きる訳だが、取っ替え引っ替えしたプラグの中に、このプラグが偶然あったと云うもの。換言すれば、下手な鉄砲数撃ちゃ当たるの典型で、メバルの泳層やプラグの性格を考えて合理的に選びだしたプラグではなかったことには、忸怩たる物があるが、結果オーライ。
久し振りに楽しいメバリングだった。

2023年釣行記(06) – MB

2023年 Mebaring 釣行記

日 時:02月04日(土) 17:20~20:20
潮回り:大潮(↓)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 5
同行者:単独

今週は、北風に加えて潮位が低い時間帯での釣りになるので、釣行することを諦め道楽部屋でグズグズする積りにしていた。所が、何気なく見た予報では、4日の土曜日に限って、20:00頃には風向きは西風に変わるものゝ、それまでは南西とのこと。しかも、風力は3mと、風の条件はまあまあ。
そこで、潮汐表で潮位をチェックしてみると、満潮時刻は15:47で潮位は154cm。そして、干潮時刻の22:54には10cmまで落ちる大潮の下げ潮の潮回り。しかし、20:00の潮位はまだ67cm程なので、これ以上潮位が低くなると、水深のないMHR-KGNで釣りをするのは難しくなるが、この頃までなら何とか釣りは出来そう。

こうなると、寝ていた虫がムズムズと起き出して来て治まらず、急遽、MHR-KGNに行くことにした。

16:10頃、自宅を出て、現地には17:00頃に到着。

SSQC-742LT-BF-KRを手に岸壁に出てみると、風は殆ど感じられず、海も穏やか。しかし、テトラ帯と岸壁の間には、前回よりも増えた印象の海藻の塊がアチラコチラにプカプカと浮き沈みしていて邪魔になりそう。この日は、その対策として、一回り太いラインを巻いて来てはいるが、出来れば、そんな塊を引っ掛けることは避けたい。
海藻の塊の少ないポイントを探しながら歩を進めたが、への字カーブの手前は云うに及ばず、への字カーブを過ぎても59番スポット付近までは、キャスト出来そうなポイントが見付からなかった。

17:20頃、TOTO42Sを先発プラグに選び、59番スポット付近でキャスティングを開始。このプラグは、オリジナルのトレブル・フックを根掛かり対策でシングル・フックに換装したもので、今回の様に海藻の塊が浮かんでいる場合でも、すり抜けが良いので、引っ掛かるリスクが減ると考えた。

2投、3投。
海藻が薄そうなポイントを狙って、何度かキャストし、少し沈めて軽いリフト&フォールを繰り返していると、17:30頃、実釣開始後10分程で早くもコツ。
日没時刻を過ぎたばかりで、まだまだ明るいので、コンタクトがあるとは思っていなかったが、幸先よく、この日の口開けの円らな瞳の可愛娘ちゃんをゲット。サイズは、MHR-KGNでのアベレージの16cm程。

ひょっとすると、今日は良いかも・・・・

しかし、同じポイントでは後続がないため、蟹の横這い釣法で移動ながら可愛娘ちゃんの居場所を探して、63番スポット付近でのこと。
モゾとした違和感に上手く対応が出来、今度は21cmをゲット。時刻は、17:40頃。

早い時刻からコンタクトがあったのは嬉しいことだが、1匹目もこの2匹目もプラグのリア・フックに掛かっていたので、余り活性は高くないと思っていた。
所が、帰宅後、プラグの潮抜きのために洗おうとして、フロント・フックが折れていることに気が付いた。そして、この写真を拡大してよく見ると、何と、この時には既に折れているではないか。念のため、1匹目の写真もチェックすると、やはり、折れている。
と云うことは、フロント・フックが折れてリア・フックしかないプラグを使っていたと云うことで、この時は幸運にもバラさずに2匹もゲット出来た訳だが、正に汗顔の至り。穴があったら入りたい心境。

これまでとは打って変わって、実釣開始後30分も経たない内に2匹もゲット出来てすっかり気を良くし、以前のMHR-KGNに戻ったかと思ったが、それは夢のまた夢で、その後は、元の木阿弥
色々とプラグを取り替えてみたが、暖簾に腕押し糠に釘。全くコンタクトがない時間が過ぎ、何とか3匹目をゲット出来たのは、18:20頃。ポイントは68番スポット付近。

そして、4匹目は18:35頃にゲット。ポイントはハッキリとしないが、恐らく70番71番スポットの中間付近だと思う。
この時は、スロー・フローティングのプラグを使い、ブルブルとプラグの震えを感じた所でピタリと止めて10カウント。ジワーッとプラグを浮上させて誘う釣り方だった。このアクションが効いたと見えて、直ぐに答えが出た格好だが、実は、小生が最も苦手とする釣り方で、10秒もの間、ジットしていることが出来ないので、知識としてはあっても、実践することはなかった。
この時は、たまたまその気になって試して見たのだが、そんな釣り方で、答えが出たので、気を良くしてその後も同じ釣り方を繰り返した。しかし、反応があったのは、この1度だけ。

可愛娘ちゃんからのコンタクトがないまゝ時間が経って19:00頃を回った頃。それまで静穏だったのに、西風が吹き出して来てしまった。予報よりも早い吹き出しだったが、やり難さはあるが、メバリングを続けられなくなる程ではない。何とか釣果を伸ばそうと、キャスティングを繰り返したが、相変わらず、梨の礫

この日の5匹目をゲットしたのは、78番スポット付近で、時刻は19:25頃。
潮位は1mを切りかなり低いため、根掛かりリスクが高くなっているので、水漏れでフロートしなくなったGracy SFを結び、根掛かり覚悟でテトラ帯近くを狙ってキャストすると、着水すると同時にコン。どうやら目の前に落ちてきたプラグに、思わず口を使ってしまった様子で、あとが続かない。

そうこうする内に、耳元を過ぎる風がビューと音を立てる程の強さになって来て、プラグが吹き戻されて来る様になっては、どうすることも出来ない。結局、20:20頃にはStopFishingとして帰路に着いた。