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2025年釣行記(48) – MG

2025年 SaltLure 釣行記

日 時:07月31日(月) 17:30~20:30
潮回り:小潮
(↑) 120→170cm
場 所:HGS-OGSM
海水温 : n.a.
釣 果:マゴチ x 0
同行者:単独

昨日(07/30)に発生したマグニチュード8.7のカムチャツカ半島付近の大地震のため出されていた津波警報注意報に格下げとなった。とは云えやはり君子危うきに近寄らず。やはり海辺に近付くのは避けるべきなので、今週後半の釣りは諦めていた。
所が、翌日の今日(07/31)の午前中になって注意報も解除されたので、釣行することにした。しかし、予報では5m/sの北東or北北東の風が吹くらしい。となると、KMI’sMHR-KGNでは強い向かい風になって厳しそうだが、HGS-OGSMでは斜め後ろから受けられるので、何とかなるだろう。
と云う訳で、HGS-OGSMマゴチを狙うことにした。

17:00頃、現地に到着。
早速、クーラーやバッカンをキャリヤーに積んで岸壁に出てみると、津波警報注意報が出ていた影響かも知れないが、意外にもアングラーの数が少ない。
今回は、アングラーの間隔が一際広く空いている中央付近に釣り座を構えることにして、準備に入った。

今回使用するロッドは、小生が海釣りを始めるに当たって購入したエギング用のZENAQASSAUT Shore S96だが、重たいので最近は全く出番がなくなっていた。しかし、今回は飛距離が欲しかったので、敢えて引っ張り出して来たもの。

17:30頃、スリーパーマッチョDX 18gのJHを組み合わせてキャスティングを開始。
しかし、ロッド自体に重さがあり、長さも普段使いのロッドよりも40cm程長いので、リリースのタイミングが掴めず上手くキャスト出来ない。こんなロッドをよく振っていたものだと思ったが、この日持ち込んだロッドはこの1本だけなので、使い続けるしかない。
幸い、陽はまだ高くて夕マヅメまでは間があるので、ロッドに慣れることを優先して、力を入れず軽くキャストすることにした。しかし、斜め右前方から夏の太陽がジリジリと照り付けているため、キャストした仕掛けの軌跡を追い掛けるため見上げると、陽の光がギラギラと眼に差し込んで来て何も見えず、タイミングが掴み難い。早く、日が沈んでくれと思いつゝ練習を繰り返した。
何投かした所で、マゴチ狙いに切り替えたが、思った程飛距離が出ていない。この時使用していたラインはPEの0.8号なのだが、少しでも細い方が良いだろうと考えて、PEの0.6号を巻いている予備のスプールを取り出してラインを交換。

結局、本格的にマゴチ狙いを始めたのは、18:00頃。
太陽の高度が少し下がって日差しも若干弱くなって来たが、それでもマダマダ鉄板の上で焼かれている様に暑い。幸い、風は左後方から右前方に向けて強く吹いているので、まだ凌げるが、これもアングラーが少ない理由かも知れない。
もう少し我慢をすれば、少しは楽になると自分に云い聞かせながらキャスティングを繰り返した。

しかし、時間的にまだ早いのか、マゴチからの反応は全くない。

日没時刻の18:46に近付くに連れ徐々にアングラーが姿を現して来た。やはり、暑さを避けている様だが、それでも釣り場は空いている方だろう。

イヨイヨ、陽が沈みゴールデン・タイムに入って来て期待に胸を膨らませたが、やはりマゴチからの音沙汰はない。

陽がすっかり沈んでしまうと、背後からの風に暑さは飛んでしまって心地良い。しかし、肝心要のマゴチはすっかり黙りを決め込んでいる。本命のマゴチどころかカサゴなどの根魚の反応も1度もない。

20:00を過ぎ、陽が暮れてからやって来たアングラーもいつの間にか居なくなっており、小生の左側は50m程も空いている。そこで、2~3m立ち位置を替えながらマゴチの居場所を探したが、空振り。

20:20頃、この日始めての根掛かり
情報では岸壁に近い所は根があるので根掛かりに注意とあったので用心はしていた。確かに、岸壁に近くなるとゴツゴツした感触が伝わっては来るが、ロッドを軽く煽ると簡単に外れるので、砂や泥の底から頭を出している岩だろうと思っていた。
とは云え、海底をズルズルと引いてくれば根掛かりすることは、税金の様なもの。何とか外そうとロッドを煽ったりもしたが、ガッチリと掛かっており、結局、外すのは失敗してラインを高切れさせてしまった。

ライン・システムを組み直すのも面倒なので、PEの0.8号を巻いてあるスプールに交換してマゴチ調査を継続した。
所が、20:30頃、又もや根掛かり。これも外すのに失敗して2度めのラインの高切れ。

と同時に気持ちも切れてしまって、StopFishingとして尻尾を巻いて退散して来た。

2025年釣行記(47) – MG&AJ

2025年 Ajing SaltLure 釣行記

日 時:07月28日(月) 18:00~22:30
潮回り:中潮
(↑↓) 165→191→120cm
場 所:KMI’s
海水温 : n.a.
釣 果:マゴチ x 0、アジ x 11
同行者:単独、(AKT弟、IKOK両氏)

17:35頃、現地に到着。
岸壁には入り口付近と最奥付近に先行者が居るだけで空いてはいるが、入りたいポイントは両方とも塞がっており、ガックリ。
どうしようか?
と思ったが、最奥のアングラーは一見した所どうやらタコ狙いらしい。
タコだけならそんなに遅くまで釣りをすることはないだろうと様子を確かめるために奥に向かって歩き出した所、そのアングラーが小生に向かって手を振っている。その御仁の顔はよく見えず少々小太り気味のその姿にも見覚えはない。誰だろうと思いつゝ近付いてみると、一昨年の11月以来久し振りに顔を見るAKT弟さんで、ビックリすると同時に隣りに入れて貰えると一安心。
AKT弟さんは20:00頃には切り上げなければならず、タコが終わったらWNDに移動してアジングをするとのことだったので、今回も最奥に釣り座を構えることが出来た。

18:00頃、マゴチ調査を開始。
今回もロッドはSephia S809M/Fを使い、仕掛けは全て動画の受け売りで三叉ヘビーキャロ、使用するワームはケイテックのクローワーム クレイジーフラッパ、錘は14gを組み合わせた。

予報では南風が3~4m/sの強さで吹くとあったが、現地では殆んど吹いて居らず、堪らなく蒸し暑い。こんな状況なのに、何も好き好んで釣れるか釣れないか分からない獲物を追い掛けなくても・・・と一方では思うが、何としてでもマゴチを釣りたい。
しかし、そんな思いはマゴチに届かず、何も反応を返して来ない。
やっぱり、今日も駄目かと半ば諦めつゝキャスティングを繰り返していると、コツコツと反応が返って来た。ブルブルと感じる反応ではなかったので期待を込めてロッドを煽って合わせを入れた所、確かに生命体が掛かった手応えがある。しかし、ゴンゴンとロッドを締め込む力強さはない。動画では、マゴチは針掛かりすると頭を振って針を外そうとする独特な動きをするらしく、小生もこの動きを感じたくてマゴチ調査を続けているのだが・・。
正体は何か・・・?と思いつゝ抜き上げた獲物は少々大きめのカサゴで、これにはガックリ。

それから間もなくして、このカサゴをプレゼントした入り口の若者は引き揚げ、小生の眼の前でタコを釣ったAKT弟さんは、18:30頃、WNDに転進して行き独り残った小生はキャスティングを続けたが、マゴチからは梨の礫

結局、19:30頃までマゴチ調査を続けたが、今回も空振り。仕方がないのでSaltyStage改にロッドを持ち替えてアジングを始めたが、もう一つ気が入らない。

この日始めて手にした獲物は19:43に掛けた19cmの本命のアジ
最近、コツやコンと云った明確な反応が返って来ることは少ない印象で、このアジもラインを揺らすだけの反応だった。これはこれで面白いし、何よりもアジが遊んでくれるだけでも良しとしなければならないだろう。しかし、贅沢を云わせて貰えるとすれば、微かに感じるコンやコツン、カサッと云った反応であれば更に楽しさは倍増する・・・。無い物強請りの類でアングラーの身勝手な思いだが。

そして、19:502匹目を掛け、ほゞほゞ順調に反応があって20:08には5匹目をゲット。その頃から、アジやタチウオを狙っている際は、例え1時間2時間、場合によっては3時間、4時間も反応が返って来ることはなくても、じっとチャンスを待ってキャスティングを繰り返すことが出来るし、待つことは当たり前のことと思っている。にも拘らず、マゴチの場合は、何故直ぐに諦めてしまうのだろう。もう少し粘っていれば、ひょっとするとチャンスが来るかも知れないのに・・・などと考え始めていた。

丁度、そんな時、IKOKさんが登場して並んでアジングをすることになった。
そして、20:166匹目をゲットしたのを機に、マゴチ調査を再開することにした。しかし、やはり反応がない。堪え性がなくて汗顔の至りだが、我慢し切れずに30分程で切り上げてしまった。とは云え、頭の半分程はマゴチが渦巻いている。そこで、このまゝ続けても虻蜂取らずになってしまう。アジがつ抜けしたら、きっぱりとアジを止めてマゴチに専念しようと固く心に決めてアジングに戻った。

アジングに復帰して間もなく20:447匹目を獲り、20:57つ抜けを達成した所で、改めてマゴチ探しのキャスティングを始めた。しかし、ウンともスンとも云って来ない。

1時間程、じっくりとマゴチを探したが結果は出ず仕舞い。
そして、22:00を回った頃、引き揚げる積もりになりながら、片付けをせずに置いていたSlatyStage改を手に名残のキャストをすると、アジからは反応があって11匹目22:15にゲット。このアジでこの日の釣りに見切りを付けて、もう少しやって行くと云うIKOKさんを置いて、StopFishingとした。

この日は、これまで以上に気を入れてマゴチ調査をした積りだったが、これまで通りマゴチからの応えが返って来ることはなかった。
確かに小生はマゴチ初心者だが、釣り歴はそれなりにあるので何か違和感でもあれば、それを見逃すことはない筈。それもないと云うことは、マゴチが居ない。あるいは居ても数が少ないのだろうか?
この日一緒になったIKOKさんは、何年か前にこのKMI’sマゴチを狙って獲ったことがあるとのことで、3匹も並んで写っているその時の写真も見せて貰った。何年前のことか定かではないので、何とも云えないが、状況が変わってマゴチの数が減ったのかも知れない。
ソロソロ、答えの出ないマゴチを諦めてタチウオに狙いを換えた方が良いのではないか? そんな考えが浮かんで来て仕舞う。

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19:43 1匹目 19cm
19:50 2 19
19:53 3 17
19:58 4 17
20:08 5 16
20:16 6 18
20:44 7 16
20:51 8 20
20:55 9 18
20:57 10 18
22:15 11 18

2025年釣行記(46) – AJ&MG

2025年 Ajing SaltLure 釣行記

日 時:07月24日(木) 17:40~22:40
潮回り:大潮
(↓) 176→120cm
場 所:KMI’s
海水温 : n.a.
釣 果:アジ x 17、マゴチ x 0
同行者:KMIさん

今週の前半の釣行は一昨日の火曜(22日)だったので、次回の釣行を金曜(25日)にする積もりにしていた。と云うのは、後期高齢者ともなると、若い頃と違って一晩寝ただけで疲れが取れることは殆んど皆無に等しく、釣行の翌日、翌々日にも気怠さが澱の様に身体にズシーンと残っていることが多い。そんなことから、いつの間にか自然に2日間の休みを入れることがパターン化していて、今回もそんなパターンに従って金曜日を予定していた。
そんな所にKMIさんから金曜日に休みが取れたので、木曜に行くがどうかとの連絡が入った。小生は365連休の身分なので、平日の釣行を旨としている。そのため、現役組の皆さんと一緒になるのはたまたま釣り場で一緒になる以外ないので、有り難く申し出を受けることにした。と云っても、何かと口煩いカミさんのご機嫌を取ってOKを貰えたからだが・・・。

現地到着は17:30頃。
岸壁には入り口に立川から通っているスバル乗りの年配者、そして最奥KMIさんの二人の姿があるだけだったので、小生は事務机前に釣り座を構えた。

この日は3~4m/sの南風が吹いている筈だが、岸壁に立ってみると殆んど吹いておらず蒸し暑くて堪らない。アングラーが少ないのも、この暑さ故かも知れないが、この日は北海道の北見や帯広で40℃にもなる猛暑とのことで、人間様はこの暑さに参っているが、蚊だけは元気一杯。バッカンやクーラーを机の上に置いている間にも群がって来るので、先ずは虫よけを顔や手に塗ることから準備を始めた。

今回も前回と同じ明かるい時間帯はマゴチ、暗くなってからアジを狙う算段。しかし、アジは一昨日に持ち帰っているので、今回は敢えて持ち帰る必要はないため、場合によってはマゴチ狙いに比重を置く前提で、17:40頃、Sephia S809M/FスリーパーマッチョDX 18gのJHを組み合わせてマゴチ調査を開始した。

このKMI’sの沖は砂や泥地の海底になっており、キスが釣れているのでマゴチも居るだろうと思って調査を続けているのだが、これまで1度もそれらしい反応を感じたことがない。しかも、小生以外にマゴチを狙っているアングラーを見掛けたことがないので、KMI’sには生息していないのかも知れない。
不安に思いつゝこの岸壁の主のKMIさんに訊ねると、
シーズンになると、朝マヅメの時間帯には入り口から中央付近に掛けてマゴチ狙いのアングラーが並んでいるが、皆、ハゼやキスの泳がせ釣りだとのこと。
であれば場所の選定は間違えていないが、違っている点は活きエサかプラスティック製のワームかと云うこと。釣りの原点からから考えると活きエサが有利なのは当然なので、少し心が揺れるが・・・。

兎に角、何か反応して欲しいと思いながらズルズルと底を引き摺っていると、突然、ブルブルと何かの反応が返って来た。反射的にロッドを煽って合わせを入れたが残念ながら空振りで、手元に戻って来たワームをチェックすると尻尾がなくなっている。恐らくカサゴフグの仕業だろう。
とは云え、その正体を見届けた訳ではない上、マゴチを掛けた経験は皆無なので断定も出来ない。正体を確認しようとワームを取り替えてキャスティングを繰り返したが、その後は無反応。

それからも立ち位置を替えながらマゴチを探したが、ブルブルとした反応でワームの尻尾を食い千切られたことが1度あったものゝ、マゴチは見付けられず仕舞い。

日没時刻の18:51を過ぎて、ソロソロ、アジングに切り替えようかと考え出した頃、アクションの付け方を変えてみることを思い付いた。それまでは海底のズル引き一辺倒で引いて来るスピードを変化させるだけだったが、軽くリフト&フォールするのはどうかと考えた。メバリングにしろ刀狩りにしろ小生の釣り方は軽いリフト&フォールを主体に展開しているのだが、どう云う訳か、マゴチではズル引きしかして来なかった。そこで、駄目で元々とばかりに試してみると、何やら反応が出て来る様になり、1度はコツンとはっきりと感じるものもあった。残念ながらこれも空振りに終わり、その後は反応がなくなったので、何とも云えないが、少し光が見えた様な・・・・。

19:00を回った所で、狙いをアジに替えることにした。
今回使用するロッドはXSC-59ST-Pro。このロッドにAldebaran BFS XGのリール、1.0GのJHを組み合わせて、19:15頃、アジングを開始した。

前回の口開けのアジをゲットした19:30頃を回っても、何も反応がない。
今日の出足は遅そうだと思いつゝキャスティングを繰り返していると、隣りのKMIさんからあたったよと声が掛かり、程なくして小生にも反応が・・。
と云ってもはっきりとしたアタリではなく、ラインの揺れで獲ったもの。サイズは18cm、時刻は19:41のことだった。
漸く、回って来たか・・・と後続を期待したが、後が続かない。結局、2匹目をゲットしたのは1匹目から20分も経った20:04のことで、サイズも19cmと前回と同じ金太郎飴状態。

その後は20:277匹目をゲットするまで比較的順調だったが、潮の流れが左から右に強くなり、手持ちの中では最も重たい1.3gのJHに替えて臨んだが、ピタリと反応がなくなってしまった。対して、隣りのKMIさんはピッチを早めて抜き上げだし、アッと云う間に抜き去られ差を開けられてしまった。
隣りで好調に竿を絞っているのに、何も反応が感じられないのは切歯扼腕。釣り人として忸怩たるものがあるが、アジの居場所が変わってしまったのでは、戻って来てくれることを願う以外どうすることも出来ない。
そこで、再度マゴチに狙いを替えたが、こちらも梨の礫

結局、再度アジングに戻って、潮上に当たる隣りのKMIさんの竿下を狙ってキャストして何とか活路を開いてポツリポツリと拾うことが出来た。

その強い潮の流れも21:30頃になって漸く緩み、同時にアジも戻って来て山を迎えたが、22:00を回った頃には何処かに去って行ってしまったと見えて、今度は二人共に反応がなくなってしまった。

それでも、気の合う仲間との釣りは楽しくて、ついついダラダラと続けてしまい、気が付けば時刻は22:30過ぎ。そこで漸く見切りを付けて、KMIさんを残して小生はStopFishingとした。

それにしても、この日の釣果の殆んどはラインの動きで獲ったもので、コツンと感じる明確な反応では獲れないものが多かった。はっきりと感じる反応で掛けることが出来なければ、何とか掛けてやろうと熱くなるのはアングラーの性。これはこれで面白く、この日も何とかしてやろうとしたが、結局、答えは出せなかった。

そして、今回もマゴチ調査は空振りだったが、最後の最後になってこれまでと違う反応があったので、チャンスがあるかも知れない。
老いの一徹ではないが、次回も続けようと思う。

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19:41 1匹目 18cm 21:36 11匹目 18cm
20:04 2 19 21:40 12 19.5
20:07 3 18 21:45 13 19
20:10 4 18 21:47 14 18.5
20:15 5 18 21:49 15 17
20:17 6 19.5 22:04 16 18
20:27 7 16 22:09 17 17
20:42 8 19
21:22 9 17
21:32 10 19

 

2025年釣行記(45) – AJ&MG

2025年 Ajing SaltLure 釣行記

日 時:07月22日(火) 17:40~22:10
潮回り:中潮
(↓↑) 150→132→140cm
場 所:KMI’s
海水温 : n.a.
釣 果:アジ x 22、マゴチ x 0
同行者:単独

今年は、南国のスコールを思わせる様な強い雨ばかりで、音もなくシトシトと降る典型的な梅雨の雨がないまゝ例年よりも早く梅雨明けとなった印象。雨に弱いアングラーとしては、有り難いことだが、農作物などに悪い影響が出ることを考えると喜んだばかりはいられない。
とは云え、雨が降らなければ、これはチャンス。

と云う訳で梅雨明けしたばかりの蒸し暑い中、KMI’sに行って来た。

現地には17:30頃、到着。
岸壁には、入り口に車椅子に座ったアングラーとその介護者らしい若者の二人しか居らず、迷うことなく最奥のお気に入りの場所に釣り座を構えることにした。
予報では南風が3~4m/sの強さで吹いている筈だが、岸壁では殆ど無風に近い状態で蒸し暑さが纏わり付いて来て、汗が吹き出して来る。更にが直ぐに集まって来て耳元でプーンと嫌な羽音をさせており、これだけで息が消沈して来る。

この日は、明かるい時間帯はマゴチの調査をし、日没後にアジングに切り替える予定で準備に入った。

17:40頃、Sephia S809M/FスリーパーマッチョDX 14gのJHを組み合わせて調査を開始した。
すると間もなくして入り口に居た若者が近付いて来て何を狙うのか?と聞いて来た。そこでマゴチだよと応えるとカサゴしか来なかったと余り芳しくない様なことを宣う。期待に胸膨らませてキャスティングを始めたばかりなのに、機先を削がれる思いだが、だからと云って止める訳には行かない。万に一つしかないかも知れないが、千載一遇のチャンスをものにすべくキャスティングを続けた。
18:00過ぎ、入り口の二人組が引き揚げて行き、岸壁には小生の一人だけになったので、狭い釣り場を広く使うことが出来る様になった。そこで、前回の調査ではチェックしなかった入り口付近も念入りに当たってみたが、マゴチからの反応はなし。
このKMI’sはマゴチの生息数が少ないのだろうか?
ルアーの動かし方が良くないのだろうか?
やはり、ハゼやエビなどの活餌を使うべきなのだろうか?
これまでマゴチを狙って獲ったことは皆無なので、何をどうすれば釣果に結び付くのか全く判らず、動画で得た知識を頼りにしているのだが・・。

兎にも角にも、微かな反応も得られず19:00になったので、予定通りアジングにシフトすることにした。

前回と同じXMBC-742ULT-BFのロッドに1.0gのJHを組み合わせて、19:00過ぎにアジングを開始。

前回は19:00を回った頃に最初の獲物を獲ったが、この日はどうか?
仲間からも良い釣果を得た旨の情報が入っていただけに、期待をして臨んだが何も反応が返って来ない。
自然相手の遊びだけに、昨日は良くても今日はカラキシ駄目なことはザラにある。この日はその様な巡り合わせなのかと思いながらキャスティングを繰り返していると、コツ。抜き上げた獲物は18cmの本命で、時刻は19:30のことだった。

最初の獲物に気を良くして鼻息荒く後続を狙うと、案に相違して空振りに終わることが常なのだが、この時はその様なこともなくその5分後の19:35に同サイズを追加。
そして、その後も退屈しない程度の間隔でお相手をしてくれて、20:21には早くもつ抜けを達成。結局、19:30からの約50分間で10匹の釣果で、逆算すると5分に1匹の割となり忙し過ぎず程良いテンポのアジングが出来た。

つ抜けがなった所で、ロッドをSlatyStage改に変更。

SlatyStage改で最初にアジを獲ったのは20:28だったが、この頃から少し反応が返って来る間隔が広くなった。それでも着実に釣果を伸ばすことが出来、21:31までの約1時間で10匹の釣果。

都合20匹を数えた所で、再度マゴチ狙いに切り替えて30分程重たいJHをキャストし続けたが、やはり反応は返って来なかった。

時刻が22:00を回った所でStopFishingとする積りになったが、未練のアジングを試みた。すると、22:05にコツ、22:07にモゾとまだ反応が続いて返って来た。こうなると止めるに止められない。しかし、ここで調子に乗って続けると、その後が怖い。この歳になると疲れが中々取れないので、翌日、翌々日までも怠い身体を引き摺って過ごさなければならないことになって仕舞う。
となると、この辺で切り上げるのが賢明だと自分自身に云い聞かせ、22:10頃未練心を振り切ってStopishingとして釣り場を後にした。

所で、この日もメバル専用とされているXMBC-742ULT-BFアジングの先発ロッドとして選んだのだが、アジングで使うには少々難がある印象。
このロッドはカタログでは72gの重さと表記されており、決して重たくはない。しかし、長さが7’4″とアジング用としては若干長めであるため、どうしても先端のティップに重さを感じて仕舞う。そのために小さな軽い変化は吸収されている様に思え、その結果、釣った感よりも釣れちゃった感の方が強くなる印象が残る。
対して、5’5″のXAJS-552ULT-STを改造したロッドのSlatyStage改は実測43g足らずの重さで、長さが60cm程も短いこともあって先端のティップの重さが全く感じられず、海中のJHの存在がよりはっきりと伝わって来る。そのためにアジングの面白さをより強く感じられるのではないか・・・。
と云う訳で次回からのアジングではSlatyStage改XSC-59ST-Proのロッドを使おうと思う。

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19:30 1匹目 18cm 20:28 11匹目 18cm
19:35 2 18 20:35 12 20
19:37 3 19 20:46 13 20
19:48 4 19 20:52 14 20
19:50 5 19 20:59 15 17
19:52 6 18 21:05 16 19
20:06 7 17 21:07 17 19
20:16 8 18 21:10 18 20
20:18 9 18 21:16 19 18
20:21 10 19 21:31 20 19
22:05 21 18
22:07 22 19

2025年釣行記(44) – AJ&MG

2025年 Ajing SaltLure 釣行記

日 時:07月17日(木) 18:45~22:00
潮回り:小潮
(↑↓) 130→173→165cm
場 所:KMI’s
海水温 : n.a.
釣 果:アジ x 15、マゴチ x 0
同行者:単独、(AIYMさん)

台風5号の影響で月曜日は強風&雨。台風一過となるべき火曜日・水曜日は激しい雨。やっと雨の心配がなくなった所で風の状況をチェックすると、木曜日・金曜日とも南もしくは南西の風が5~4m/sとやゝ強め。となるとKMI’sでは横風になるので釣り難くなるが、MHR-KGNなら云うことなし。しかし、時期が時期だけにMHR-KGN梅雨メバルは苦労することになりそう。
と云う訳で、KMI’sにするかMHR-KGNにするか散々迷った末、風が強くならないことを願いつゝKMI’sに行くことにした。

現地到着は17:30頃。
車から降りて風の様子を伺いながら道具を下ろし始めたが、心配をしていた通りかなり強めに吹いており、しまった、選択を間違えた!!
所が、実際に岸壁に出てみると然程強さはなく、これなら大丈夫だと一安心して奥に進んで、丁度帰り支度を始めたAIYMさんと入れ替わって最奥に釣り座を構えた。

18:00頃、先ずBlueCurrentⅢ 82/Bのロッドにジグヘッドのスリーパーマッチョ21gを組み合わせて、マゴチ調査を開始。マゴチは何年か前にアジングの外道で獲ったことがあり、それ以来、アジングを始めるまでの明るい時間帯には何とかものにしてやろうと考えて見様見真似で試しているのだが、結果は空振りばかりで、未だに手にしたことがない。
この日も、何とかしてマゴチの顔を見たいと誰も居ない岸壁を1mずつ立ち位置を替えてキャスティングを繰り返したが、全く反応なしに終わってしまった。

18:45頃、マゴチを諦めてアジングを開始。
この日のロッドは、メバル専用の謳い文句に釣られて手に入れたXMBC-742ULT-BF
このロッドのウロコ付は7月7日のMHR-KGNで無事終えているのだが、その時の仕掛けは1.2gのJH0.5gの錘を使ったスプリット・ショットだった。ロッドの仕様として扱えるルアーは0.8g以上10g以下と記載されているが、その時は、始めて手にするロッドでいきなり下限に近い1.0gのルアーを扱う自信がなかった上、飛距離も欲しかったので総重量1.7gの仕掛けにしたもの。しかし、果たして謳い文句通りに0.8gや1.0gのルアーが扱えるか確かめたかったため、敢えて持ち出してみた。

そして、1.0gのJH0.5gの錘を使ったスプリット・ショットでキャスティングを開始し、何度かブレーキ調整をした後、1.0gのJHだけのジグ単に替えてみた。すると、思いの外スムーズなキャスティングが出来ることが分かった。
そこで、この日は1.0gのJHで通すことにして、アジングに専念することにした。
時刻は、日没時刻の18:55を過ぎたばかりのため、周囲は明るいので反応が出始めるのはもっと先になるだろうと思っていたのだが、キャストして斜めに伸びたラインが徐々に沈んでほゞ垂直になった時、ゴソゴソとした反応があった。
アジとは思えない可怪しい反応の仕方だったので、その瞬間には本命とは思えなかったが、腕が勝手に動き生命体が掛かった感触が伝わって来て、抜き上げてみると立派なアジ
油断をしていて些かビックリはしたが、本日の口開けの1匹を早々にゲット出来てヤレヤレ。時刻は19:03、サイズは18cmだった。

開始早々の1匹に気を良くして今日は良いかも知れないと後続を期待してキャスティングを続けた。しかし、反応がない。
何だ、交通事故だったのか・・・と半ばがっかりしながらキャスティングを繰り返し、足許にまで寄って来た仕掛けを回収しようとした所、いきなりブルブルと魚が抵抗する動きが伝わって来た。仕掛けが沈み切った所での反応だったので、てっきりカサゴかメバルだろうと思ったが、引きが違う。
何が掛かったのだろうと訝しく思いながら抜き上げてみると、魚体が白くて細長い。あれ、カマスか?と一瞬思ったが、その正体は23~24cmもある立派なキスでビックリ。

これまでと違って、明るい時間帯から本命のアジが来たり外道でキスが来たりと魚は動いている様だが、それでも思った様には反応が返って来ることはなく、2匹目アジをゲットしたのは1匹目から30分近くも経った19:29のことで、この30分間はいつも以上に長く感じられて、
おおーっ、やっと来てくれたか・・・
サイズは変わらず18cmでお持ち帰りをするには微妙な大きさだったが、キスを持ち帰ることにしたのでそのお供になってもらうことにした。

その後は、忘れた頃にポツポツと返って来る反応を拾って21:00頃につ抜けを達成。最近のKMI’sの状況からすると、これだけでも上出来と云える結果だが、その後の30分間で5匹も追加出来たのは出来過ぎと云えるだろう。

しかし、15匹目を獲った後はピタリと反応が消えてしまったので、22:00頃、StopFishingとして片付けに入った。

この所、不調が続いていたKMI’sだが、ひょっとすると復調の兆しかも知れない。そうであって欲しいと願うのだが・・・・。

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1匹目 18cm 19:03 11匹目 19cm 21:05
2 18 19:29 12 18 21:07
3 18 19:36 13 16 21:17
4 20 19:46 14 19 21:33
5 20 20:05 15 13 21:36
6 20 20:14
7 19 20:31
8 19 20:34
9 13 20:51
10 19 21:02

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