2009年釣行記(26)
2009/07/27
潮回り:中潮 場所:三崎 釣果:ムツ X 2 同行者:単独
烏帽子群礁で手も足も出なかった7月11日以来リベンジをズーット企てていたのだが、出撃をしようと思ったら雨や風で行けず、予報が芳しくないので見送ったら風も波もなく絶好の釣り日和だったりと、タイミングがどうにもこうにも合わず、気が付いたらもう7月の最終週。
7月に入ってからと云うもの魚や烏賊の顔を一度も見ていないし、2週間も竿を振っておらず完全に欲求不満が溢れ出ようとしている状態。 幸い、予報によれば多少南風が強そうだが、雨はなさそう。
と云っても、最近は予報が外れていることが多いけれど・・・。
ここは予報を信じて、何が何でも行かねばならぬ、と、その積りになったのに、またまたタイミングが良くない。
聴力データを入手するために、お袋を耳鼻咽喉科に連れて行かねばならなくなってしまった。 そのためには朝8時頃には戻っている必要がある。 とすれば、烏帽子群礁は時間的にも無理・・・・・。
仕方がないので、夜釣りでアジを狙えば、小生のフラストレ?ションの解消にもなるしお袋を病院にまで連れて行ってやれる。 上手くすれば、美味いお土産が出来るかも・・・・・と超甘の考を胸にメバル用のタックルを積んで三崎に向かうことにした。
これで、調子が良ければ、アオリのシーズン・オフとなる少なくとも9月一杯までは、退屈することもないだろう。
三崎には干潮時刻1:30の少し前に到着。
何人かいた先行者の内の一人に声を掛けて見たが余り芳しくない様子に、城ヶ島側に渡るかどうか考えていると、10m程の沖合い方面から、パシャパシャと水音が聞こえて来る。
そこで、暗い水面を目を凝らして見てみると、何やら海水面がザワザワ波立っている。
早速、タックルの準備を急ぎがまかつのカブラ・ジグをセットして第1投。
海水面から少し下をスロー・リトリーブ。 すると時折コツンコツンとしたあたりが散発的だが感じられる。 しかし、前アタリも感じられない突然のアタリで、合わせのタイミングが全く掴めない。 その内、そのアタリもなくなり、スレるのも早い印象。 海釣りと云えばエギングしか知らない小生にとっては何をどうして良いのやら皆目見当も付かない。
そこで、気分を変えるために城ヶ島に渡ることにした。 こちらは南風は完全にフォローになるので釣り易かろうと思ったのだが・・・。
岸壁にある常夜灯下の海面を覘くとおびただしいベイトの群れ。
この下にはきっと狙う魚がついている筈と期待して・・・・・、キャスティングを繰り返したが、反応は全くなし。 ワーム、ジグ、スプーン等々色々と試してみたが、結局は駄目。
最後の手段と、半ば自棄になってミノーをキャストし足元までリトリーブして来ると、何やら影が追尾して来ているのが見える。
こいつは期待出来る・・・・?
キャストし直して、軽くトゥイッチしてステイ・・・。 するとブルブルとしたアタリが伝わって来る。
よし、来た!! と心で叫んで巻き上げて見ると、ルアーにアタックして来たのはコイツ。 しかし、余りにも小さ過ぎて釣った気持ちは全然しないし、針を外すのが大変。 結局、その後暫くして来たのも同サイズ。
海釣りには全くど素人の小生には、魚種も判らない。
最初はセイゴかと思ったが、写真をジックリと見るとどうもセイゴでもなさそう。
寧ろ、目の大きさから判断してムツの様にも思える。
兎に角、何の魚かも判らないコイツが遊んで呉れるだけ楽しいことは楽しいのだが、本命は全く来ず、辺りがすっかり明るくなった5:00、StopFishingとした。
久し振りの釣行だったが、狙いも大衆魚のアジだったので、人数分位のお土産は何とかなるだろうと思っていたのだが、矢張り、釣りは何によらず難しい。
結局、フラストレーションの解消にはならず、別の意味でのフラストレーションを抱える結果に終わってしまった。