※ 月別アーカイブ:9月2017 ※

2017年釣行記(61) – TC

2017年 Touching 釣行記

日 時:9月29日(金)
潮回り:長潮(↑)

場 所:UMB-FP
釣 果:ナシ

同行者:単独

前回は、隣の若者がワインディングを始めた途端、サクッと1本ものにしたのを横目に、一度しかなかったガツンを上手く仕留められず、何とも悔しい思いをしたので、今回は、そのリベンジ。

15:00頃、自宅を出発、現地到着は16:20頃。
この日は月末の金曜日なので、混雑しているだろうと思っていたが、悪い予感に限って当たるもので、駐車場は前回よりも多く6割方埋まっている。
入れる場所がなければ、昼間組が帰るのを待とうと思い、道具を手にブラブラと奥に向かって進んでいると、岸壁の中央付近に昼間組が引き揚げて行ったばかりの空きを発見。願わくば、もう少し奥に行きたかったが、こんな時刻に来てすんなりと入れただけでもラッキーと思うべきだろう。

今回は、タチウオ狙いに徹する積りだったので、ロッドはEarly+81Mのみ。このロッドに20gのメタル・ジグを組み合わせてキャスティングを始めたが、どうしても奥側が気になる。そこで道具をそのまゝにして奥を偵察した所、2番街灯の直ぐ手前に少し広めの間隔を見付けた。普段なら、敢えて入ろうとは思わない位だが、両側のアングラーに声を掛けると、思いの外気持ちの良い反応があったので、遠慮なく入らせて頂いた。

そして、元の場所からの引っ越しを終わり、暗くなってから使うJHにワームをセットしていると、こんにちは・・・・!!
誰だろうと声の主を見ると、前回、このUMB-FPで色々と教えてくれた若者がニコニコと笑顔で立っている。タチウオを本格的に狙うには、時刻はまだ早いので、二人並んでベンチに腰を掛けて釣り談義をして時間潰し。

その若者は、17:00を回った頃引き揚げて行った小生の奥側のアングラーの後に入り、そして、その後やって来た若者の知り合いが来て、3人並んでワインディングをすることになった。

日没時刻の17:30を廻ったばかりで、まだ周囲が明るい17:45頃のこと。
ワームを取り換えて後ろを振り返った所、若者がロッドを曲げている場面に遭遇。前回も、彼はワインディングを始めるや否やタチオウをゲットしていたが、今回もその動画を観ている様な・・・。
そして、アタリがある!!
と云った直後に、更に1匹を追加。しかも指4本位の良型。

今日こそ、タチウオが釣れるかも知れない・・・・。期待を込めてワインディングを続けたが、小生にも若者の知り合いにもアタリがない。
そして、その若者の曰く、最近、18:30以降は、餌にはアタリがあっても、ルアーでは釣れなくなる傾向があるとのことだが、その言葉通り、若者にもアタリがなくなった由。

前回は、陽が沈み切って周囲が暗くなってからでも、海面に浮かんだ電気浮子には反応があって、タチウオが居ることが判り、次は来るか次は来るかと期待を持ってワインディングを続けられた。しかし、今回は、電気浮子も波間に漂っているだけで、タチウオが寄って来ている気配がさっぱり感じられず、岸壁にはまったりモードが漂っている始末。

結局、19:00を回った頃になって、若者は現場で捌いたタチウオを持って引き揚げて行き、それから30分程経った所で、若者の知り合いも1度もアタリを感じることなく終了。
二人共、UMB-FPの近くに住んでいる様で、サッサと諦めが付くのだろうが、1時間半も運転して来る小生は、あっさりと諦める訳にも行かず、独り居残ってワインディングを続けたが、一度もアタリがない。

タチウオのアタリがない時には、アジングで気分転換が出来れば、もう少し粘ることが出来たかも知れないが、生憎、今回は、タチウオに特化する積りでアジングの準備をして来なかったので、否応なくワインディングを続ける以外にない。
20:00を回った頃には、腕は疲れる、アタリはないはで、すっかり嫌気が差して来て、20:40頃、StopFishingとした。

2017年釣行記(60) – AJ&TC

2017年 Ajing Touching 釣行記

日 時:9月26日(火)~27日(水)
潮回り:大潮(↑↓↑)

場 所:孤島’
釣 果:アジ x 26、カサゴ x 5、メバル x 1、セイゴ x 1

同行者:FKGW女史

FKGW女史とは8月4日以来、ほゞ2ヶ月振りのコラボ。
先着していたFKGW女史に迎えられて16:00少し前に、現場に到着。
先行者は、FKGW女史の他にサビキの若者が二人だけで、FKGW女史第一出っ張り、若者グループは第二出っ張りに陣取っているので、小生は第二Vゾーンで一晩を過ごすことにして、準備開始。

今回持ち込んだのは、アジング用のSoare改8320#1Bの2本に加えて、ワインド用にEarly+81Mの3本。
10日の孤島で2回、21日のUMB-FPで1回、アタリだけで終わってしまったタチウオの姿を見てやろうと、先発にEarly+81Mを選び20gのメタルジグを組み合わせて、先ずは水深の計測。すると、意外にも20カウント前後で着底してしまう。これではUMB-FPよりも浅い位で、孤島’ではもう少し季節が進まなければ駄目かも知れないと、少々ガッカリ。
時間潰しに、ワインディングの練習を兼ねて海底の様子を探っていると、隣りの若者達の歓声が聞こえて来た。見るとサビキに良型のアジ様が掛かっていて寄って来た模様。すると程なくして、17:30頃だったと思うが、今度はFKGW女史アジ様を抜き揚げている場面を目撃。

そこで、ワインディングを直ちに切り上げて、小生もアジングを開始することに。
最初に手にしたロッドは、8320#1B1gのJHの組み合わせ。
8320#1Bは最も最近の作だが、もう一つしっくり来るものがなかった。所が、10日の孤島で破損させてしまったEmeraldas改の代役として否応もなく一晩中このロッドを振った結果、それが幸いして、手に馴染んで意外に使い易いことを認識させられ、最近は出番が増えて来ているもの。

キャスティングを始めて間もなくのこと。
キャスティングし直そうとJHの回収に掛かった所、ロッドにジワーッとした重さが伝わって来て、根掛かった様子。ガッカリしながら外そうとした所、何やら生命体の反応が伝わって来て、海面に見えた主は本命のアジ様
ヘラブナ釣りで云う居喰いの様に、小生は全くアタッていることに気が付かなかったので、釣った感は全然なくて面白くも何ともないが、1匹は1匹。所が、残念乍ら、抜き揚げようとした瞬間ポチャンと海に帰って行ってしまった。
今回もそうだが、アジングの場合、こちらから積極的に掛けて行かず、向こう合わせで掛かった場合は、バレて仕舞うことが多いが、今回も正にその例の通りの結果で、芳しくないスタートになってしまった。

気を取り直してキャスティングを続けていると、今度は足許の岸壁の際でモゾモゾした違和感が伝わって来た。反射的に合わせを入れた所、今度は上顎にガッチリと針掛かりして、22cm程のアジ様。
日没時刻の17:33を過ぎたばかりの17:45頃のことで、まだまだ明るい時間帯。

この1匹を皮切りに3匹目、4匹目と順調に数が伸び、今日は良い釣りになりそうだと思ったのも束の間のこと。陽が落ち周囲の暗さが増して来るに従ってアタリが遠くなり、好調に釣り続けていた若者達のサビキにもサッパリと来なくなってしまった。

暗くなってからは、連続したアタリはなく単発ばかりで、それでもポツリポツリと拾う様な釣りで、この日、小生がツ抜けを達成したのは若者達が引き揚げて行った20:30頃のこと。
この時点でFKGW女史は13匹程と大差のない状況で射程距離の範囲内だと思っていた。しかし、日付が変わる頃にやっと20匹に達した小生に対して、その頃の彼女は25匹位で、差が縮まるどころか徐々に広げられて仕舞う始末。

日付が変わってからのFKGW女史のペースは変わらず、寧ろペースを上げる様に絶え間なくドラグをチリチリと鳴らしては釣果を伸ばしていた。特にこの日明け方近くになってから、1投1匹を演じているFKGW女史の姿が漁師と異名を取るSGMRさんとダブって見える程の絶好調振りには、只々感心するのみ。
一方の小生は、アジ様の屯している場所を探してプチ移動を繰り返したものゝ、一向に釣果を伸ばせず、日付が変わってからは6匹を獲ったのみ。

思い返せば、今シーズンの初め頃は、小さなサイズのアジ様FKGW女史のバケツに放り込んでいたのに、そんなことがあったのかと疑わざるを得ない程、FKGW女史の上達は目覚ましく、7月頃から、目を見張る程急速にアジングが上手くなって、今では、立場が逆転し完全に後塵を拝することになってしまった。

結局、この日のFKGW女史の釣果は、恐らく70匹は超えたのではないかと思うが、それにしても大差を付けられてしまったものだ。
この日は、一晩を通してチクとかコンと云った反響系のアタリは殆どなく、ムズやモゾと云った違和感系のものが殆どだった印象があり、そんな状況下でも、確実にアタリを出させる技法をマスターしたんだろうと思うが、未だにそれが出来ずウロウロとしている小生とのセンスの有無の結果が如実に表れてしまったものだろうと思う次第。

所で、もう一つのタチウオ調査の結果だが、合間合間にワインディングをしてみたものゝ、全く気配は感じられなかった。やはり孤島’では、もう少し先になるのだろうと思う結果だった。

2017年釣行記(59) – TC

2017年 Touching 釣行記

日 時:9月21日(木)
潮回り:大潮(↓)

場 所:UMB-FP
釣 果:ナシ

同行者:単独

前回、アタリを一度も感じることなく悔しい思いをしながらUMKZ-Pから引き揚げる道すがら考えた通り、今回はUMB-FPに行くことに。

前回のUMKZ-Pではアジにしろタチウオにしろ、すっかり暗くなってからは全くアタリがなくなっていたので、夕間詰めを狙うべきだろうと考えて、自宅を15:00頃に出発。現地に到着したのは、予定通りの16:20頃。

何年振りかのUMB-FPに何となく懐かしさを感じつつ、以前と同じ様に奥に向かって歩いて行ったが、平日にも拘らず、結構なアングラーがロッドを振っている。
ここでは、やはり一番奥に入りたいが、こんな時刻に来てすんなりと入れる筈もない。しかし、幸いなことに、2番街灯の直下に入っているカップル・アングラーの手前隣りに釣り座を確保することが出来た。

道具を後ろのベンチに置いて、釣り支度を開始。
今回持ち込んだのはSoare改Early+81Mの2本。8320#1Bを実戦に配備して以来、Soare改は殆んど出番がなかったが、UMB-FPアジ様の大きさを考えて、久し振りに使って見ようと考えた。

先発はEarly+81Mに20gのメタルジグ。このUMB-FPでメタルジグを投げたことはなかったので、先ずは水深の計測。キャストしてラインの出方を見ながらカウントすると、27~30カウントで着底するので、UMKZ-Pよりもかなり深く、根掛かりする様子もなく安心してキャスト出来そう。

未だ明るい時間帯なので、タチウオがいるとしたら底に着いている筈とそのままメタルジグを投げていると、若者アングラーが隣りに入らせて貰っても良いですか?と声を掛けて来た。
どうぞ!!良いですヨ。
すると、今度は向う隣りのアングラーにも挨拶をしているのが聞こえて来た。
礼儀の正しい若者だなぁ!
と感心したが、少々間隔が狭過ぎる。
そこで左手のカップルアングラーに少し間を詰めて貰って、釣り座間隔を調整した上で、キャスティングを再開。

暫くの間、並んでキャスティングを続けたがアタリがない。ワインディングを続けているのも、結構、疲れるので休憩を兼ねて、その若者に声を掛けた所、彼もタチウオ狙いでUMB-FPに通っているとのこと。

彼によれば、UMB-FPでのタチウオ11~12月が最盛期であること。また、最近の釣れる時間帯は18:00頃から1時間程であること等々、色々とUMB-FPでのタチウオに関する情報を頂いた。
後ろのベンチに座って、そんな話をしていると、餌釣りのアングラーがタチウオを掛けた場面を目撃。時計を見ると18:00少し前の17:45頃で少し早めだが、我々もワインディングを再開。
すると、間もなくその若者が大きくロッドを曲げて、指3本程のタチウオを抜き上げた。流石に通っているだけのことはある。タチウオは群れで回遊しているので、直ぐにでも小生のロッドもガツンと止まるかと期待したが、音沙汰はなく、若者にも後続がない。

暫くシャクッてアタリがなければ休憩、休憩してはキャスティングを繰り返したが、こんな時は、話し相手がいるのは非常に助かる。今回は、隣りに気持ちの良い若者が入って来てくれたので、休憩の度に色々と釣り談義が出来、退屈することは全くなかった。

波間に浮かんでいる餌釣り師の電気ウキは、ジワーッと海中に沈んで行くことが度々ある。しかし、掛けた場面を見ることがない。タチウオは近くに寄って来ているが、活性が低くて、喰い込みが悪い様子。彼によれば、こんな場合は、スローテンポのアクションが良いとのこと。

彼の助言に従って、アクションのテンポを遅くしたり、逆に早くしたり色々と変化を加えて見たが、全く反応がない。

時刻は定かではないが、19:00を回った頃だったと思う。
マナティーにケミホタルを差し込んでキャストして、15カウント程の所でワインディングを開始した所、いきなりガツンとロッドに衝撃が伝わって、待望のタチウオのアタリ。
思わず、若者に向かって
来た!!
と叫んでいた。
所が、タチウオの強烈な締め込みを感じつゝ、リーリングを始めた所、フッとロッドが軽くなって、無念のバラシ
続くコンタクトを期待したが、その後は何の変化もなくなってしまった。

その後も二人並んでワインディングを続けたが、電気ウキの動きもなくなり群れが去って行った雰囲気に、若者は、明朝も来るから、今夜はこの辺で・・・と引き揚げて行った。
時計を見ると未だ20:00少し前。小生が引き揚げるには早過ぎる時刻なので、次の回遊を待って居残ってタチウオを狙うことに。
しかし、タチウオからのコンタクトは全くなく、餌釣り師も諦めて引き揚げて行き始める程の状況。気分転換にSoare改にロッドを替えて、アジングをしたものゝ、こちらも空振り。

結局、今回、ターゲットからのアタリを感じたのは、ワインディングでは1度だけ、アジングでは完全な空振りで、又々、空手でのご帰還を強いられる結果。しかし、タチウオはこれから最盛期を迎えると云うことなので、暫くは、タチウオ狙いに特化して通って見ようと思いながら、21:30頃、StopFishingとした。

2017年釣行記(58) – AJ

2017年 Ajing 釣行記

日 時:9月19日(火)
潮回り:大潮(↓)

場 所:UMKZ-P
釣 果:ナシ

同行者:単独

前回はHGS-OGSMでアタリらしいアタリもなくスゴスゴと引き揚げて来たので、今回は場所を替えてUMKZ-Pに行くことにした。
UMKZ-Pも8月に2度、出撃してその度に情けない思いをして帰って来た実績しかないが、他に思い当たる良い釣り場もなく、3度目の正直に期待しての出撃。

16:00頃、自宅を出発し、UMKZ-Pには予定通り17:20頃、到着。
駐車場に車を止めて岸壁を見ると、平日にも拘らず、結構な数のアングラーの姿がある。
クーラーやバッカンを手に空きを探して、暫く歩いてみたが、何処も割って入るには少々勇気の要る微妙な距離しか空いていない。そのまゝ歩を進めてスーパーの建物の陰で、一ヶ所だけ広めに空いている場所を発見。これを逃すとあぶれることにもなりかねないので、道具を置いて場所を確保した上で周囲を見やると、隣りのアングラーが留守にしているので、空いている様に見えただけ。とは云え、そのアングラーに遠慮して他の場所を探すにしても、なさそうなので、そのまゝ居座ることにして、準備に入った。

今回持ち込んだロッドは、ワインディング用のEarly+81Mとアジング用の8320#1Bの2本。
その2本にリールをセットしラインを通している最中に、隣りのアングラーが自転車に乗って戻って来て、何事もなかった様に釣りを始めた。様子を見ると4~5mの長いロッドにサビキをコマセなしでセットして、キャストすることもなく、ストンと底まで落とした上でロッドを小さくシャクッて誘いを掛けているだけ。
そして直ぐに、ティップの先が横で見ている小生にも判る程大きくクンクンとお辞儀をして、20cm強のアジ様を抜き揚げた。

アジ様が寄って来ていることが判ったので、先ずは1gのJHでアジングを開始。隣りは2匹、3匹と順調に掛けているので、直ぐにでもコンタクトがあるかと思ったが、何も感じられない。そのアングラーに棚を訊けば、底だと云うので30、40、50カウントと沈めたが、底にはヘドロでも溜まっている様で、根掛かりすることもなければ着底した感触もなくて、何をしているか皆目判らなくなってしまった。そこで、今度は10カウントから5カウントづつ端を下げて探って見たが、これも空振り。
その内、群れが去ったのか、隣りも掛けることがなくなったが、すると直ぐに帰り支度を始める始末。釣り場に近く住んでいる人は、毎日の様に通って来て、釣れる時間帯だけ楽しんで、釣れなくなったら、サッと引き揚げて行く。無い物強請りをしても仕方がないが、小生もこんな生活をしたいと、つい思ってしまった。

隣りが引き揚げて行ったので、少し彼の居た場所寄りに移動していると、逆隣りのアングラーがワインディングでタチウオを掛けて獲り込んでいる所を目撃。
ならばと、Early+81Mにロッドを持ち替えてワインディングを開始。斜め右前方遠くに見える赤い電気浮子の灯りも、何やらおかしな動きをしているので、タチウオが回って来た・・・・・。
しかし、小生にはガツンと衝撃が来ることもなく、隣りもその1匹を掛けてからは何事も起きていない様子。

それからは、8320#1Bでアジングをしたり、Early+81Mでワインディングをしたり、どちらかに反応があれば、そちらに集中する所だが、どちらにも反応がなく如何にも落ち着かない釣り。

20:30を回り、後ろのスーパーから客に帰りを促す蛍の光のメロディーが繰り返し繰り返し流れて来て、こちらもスッカリ嫌気が差して、StopFishingとした。

そして、帰り支度をしている時に、フト、近くのMHRC-GNPKに寄って見ることを思い付いた。MHRC-GNPKは色々な魚種が釣れることで知られている釣り場で、勿論タチウオも釣れると聞いているので、様子を見ておこうと考えた次第。

着いて見ると、長い岸壁の半分以上に金網が貼られており、UMB-FP寄りに少し釣れる場所があるだけ。情報によれば護岸工事らしい。
空いているUMB-FPに近い岸壁に這い上がって、ワインディングをしたが、はやり岸壁に中央付近でなければ水深は余りない様で、少し油断をすると直ぐに根掛かってしまう。
タチウオのガツンはないし、根掛かりも激しいので、左前方に見えるUMB-FPの街灯が消えた22:00頃に、この日2度目のStopFishing。

と云う訳で、今回はアタリ一つさえない完全ボーズの屈辱感を胸に、次回は、豆アジだがアジングの実績のあるUMB-FPに久し振りに行ってみようと考えつゝ、帰路に着いた次第。

2017年釣行記(57) – AJ

2017年 Ajing 釣行記

日 時:9月14日(木)
潮回り:小潮(↑)

場 所:HGS-OGSM
釣 果:カサゴ X 1

同行者:単独

UMKZ-PにするかHGS-OGSMにするか・・・・・。
UMKZ-Pは3週間振りでもあり、一頃程ではないにしてもタチウオが出そうなので、行く積りにしていた。しかし、21:00頃から風向きが北寄りに変わる予報になっている。このUMKZ-Pは真北に向いているので、北風には滅法弱い。
一方、HGS-OGSMは南東から北東に変わるにしても、東寄りであることは変わらないので、西向きに釣り座を取れば問題はなかろう。しかも、高速を使えば30分程しか掛からず、この点も気軽。

と云う訳で、HGS-OGSMに行くことにした。
前回は到着時刻が早過ぎて、1時間半も空きを待ってウロウロする羽目になったので、今回は、1時間以上遅くして17:20頃に自宅を出発。釣り場の駐車場には、予定通り18:00少し前に到着。
直ぐに道具を肩に釣り場の岸壁に向かったが、思いの外、風が強く吹いている。アングラーの姿は、日没も間近に迫ったこの時刻なので、前回程多くはない。と云っても、平日であるにも拘らず、閑散としているとは云えず、適当な間隔で並んでいるので、やはり、印象としては多い目と云った所。

岸壁に出て左手の角に向かったが、やはりベスト・ポジションを中心としてアングラーの密度が高く、前回入った場所には先行者がいる。そこで、そのアングラーの隣りの角から15m程手前に荷物を置いて、縄張りを確保。
支度をしながら様子を見ると、隣りのアングラーも南向きの岸壁に陣取っているアングラーも、皆、タチウオ狙いの様子。
今年はタチウオの出始めが例年よりも早いので、回って来ているのかも知れない。であれば、ワインディング用のタックルを持って来るんだった・・。
その中で角のベストポジションで竿を出しているアングラーに見覚えがあったので、挨拶がてら声を掛けて様子を訊ねた所、タチウオのアタリはないし、アジも今日は出ていないとのこと。
のっけから芳しくない情報だが、こればっかりはやって見なければ分らない

今回持ち込んだロッドは、Tenryu改8320#1Bの2本。
前回は足許でも出たが、遠くでアタルことが多かったので、手持ちのロッドの中では最も長いTenryu改を先発に選び、風の強さを考慮して1.3gのJHを組み合わせた。

風は、斜め左後方からの東の風がかなり強目に吹き抜けているので、正面に向かってキャストすると、風に吹けたラインに引っ張られてJHが沈んで行かない。また、風に乗せる様に斜め右にキャストすれば問題はないが、ロッドが風に叩かれてしまってどうしようもない。
そこで、出来るだけロッドを水平に保ち風に叩かれない様にしていたが、全く気配が感じられない。
気配がないのか、気配があっても感じられないのか・・・・。

そこでTenryu改から手持ちのロッドの中では最も短い8320#1Bにロッドを変更。
こうすることによって、風に叩かれることは少なく出来たが、魚からのコンタクトは全く感じられない。歳のせいで粘りもなくなったのか、実釣1時間程の19:00を回る頃には、集中力もなくなって惰性のキャスティングになってしまった。そうなると根掛かりする様になり・・・・。

この日最初の生命体は、19:40頃のロリカサゴ

それも、コンとかチクッと云った感覚は全くなくて、ジワーッと重たくなっただけ。
また、根が掛かった・・・・。
と思ってラインを張ってみた所、首を振る様な感触が伝わって来たので、漸く魚だと判ったと云う次第で、釣った感の全くない釣れちゃった感満載の結果。

その後は、益々風が強くなって、隣りや角のアングラーが引き揚げて行ったのを見て、小生も全くヤル気が失せてしまった。
それでも、巨人:阪神戦を聞きながらキャスティングを続けたが、こんな釣り方では釣れる筈もなく、21:00頃になって遂に気持ちも切れて、StopFishingとした。

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