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2017年釣行記(55) – AJ

2017年 Ajing 釣行記

日 時:9月5日(火)
潮回り:大潮(↓↑)

場 所:HGS-OGSM
釣 果:アジ X 16、カサゴ X 1

同行者:単独

近年にない不順な天候が続き、釣りに行きたくても行けなかったので、8月の釣行は4回止まり。
9月に入ったので、少しは天候が良くなるだろうと期待したが、これも外れて中々釣行出来ず、漸く9月に入って初めて釣行出来ることになった。
従来であれば、当然の様に孤島付近に出張る所だが、久々の釣行にも拘わらず今回は徹夜が出来ない。そこで今回はFKGW女史が時々行っているHGS-OGSMに行くことにした。

HGS-OGSMは3年程前に何回か来たことはあるが、
1)猫が異様に多いこと、
2)釣り場がお世辞にも綺麗とは云えないこと、
3)そして何よりも釣果がなかったこと
が理由で、それ以来来ることはなかった。しかし、前回のUMKZ-Pでのタチウオ狙いも不発に終わってしまったので、再度、覗いてみる気になったもの。

現地到着を17:00頃に予定して16:00過ぎに自宅を出発。夜中ならいざ知らず昼間のこの時間帯では、渋滞があって到着時刻が覚束ないので、奮発して高速を使ったこともあって、17:00少し前には着いてしまった。

早速、道具を担いで岸壁に出てみると、平日の火曜日だと云うのに、満員状態。特に小生が入りたかった南端は、びっしりとアングラーが並んで、5~6mもあろうかと云う長いロッドを振り回していて、入り込む隙もない。
だからと云って、高速道路代を払って来ている以上、このまゝ踵を返す訳には行かない。
様子だけでも見ておこう。
東向きの少し空いた場所に道具を降ろして、観天望気よろしく様子を窺っていると、投げサビキをしている小柄なアングラーと目が合った。そこで、これ幸いと話し掛けた所、小生と同じ年金生活者とのことで、ここには良く来ている由。お蔭で、色々と様子を教えて貰うことが出来たのはラッキーだった。

彼の弁によると、地元の常連たちは18:00頃には引き揚げて行く筈とのことなので、待つことにしたが、こう云う時に限って思い通りには事が運ばないもので、彼等が引き揚げて行ったのは、日没時刻も過ぎ周囲が暗くなって来た18:30を廻った頃のこと。
結局、小生がキャスティングを始められたのは、18:40頃で、1時間半も待っていたことになる。

今回、持ち込んだロッドはEmeraldas改8320#1BSoare Xtune S709ULTの3本。Soareはジグサビキをしようと思って持ち込んだものだが、常連さんは100mも飛ばしているとのことだったので、結局出番はなし。

先発は、東寄りで強目の風を考慮してEmeraldas改1.3gのJHの組み合わせにしたが、岸壁の南端では横風になってやり難い。しかも、潮の重さが全く感じられない。JHを更に重くするか・・・考えていると東向きに空きが出来たので、即、移動。
そして、その直後の19:00頃、モゾとした違和感で、待望のアジ様をゲット。型は、もう一つだがHGS-OGSMでの嬉しい初獲物。

これを皮切りにパタパタとテンポ良く2匹目、3匹目と釣り上げた所で、隣りのベストポジションの角でタチウオを狙っていたアングラーは、アジングを初めて目にした様で、凄いですネと感心しきり。

19:40頃、そのアングラーはタチウオのアタリがないと引き揚げて行ったので、小生は、彼が居たベストポジに秘密兵器をセットしてアジングを継続。

20:00頃を廻った頃、パターンが決まって4匹連続ゲット。
調子が出て来てこれからだと思った途端、好事魔多しの例え通りで、風が更に強く、しかも斜め左後ろからの南寄りに変わって、思った様にJHを沈めることが出来なくなってしまって、ペースは大幅にダウン。

それでも退屈しない程度の間隔でアタリがあるので、引き揚げる切っ掛けが掴めずダラダラと続けていると、24:00直前になっていきなりの強い雨が降って来て、やっと踏ん切りが付いた次第。

この日のアタリは、風の影響で微かな違和感を感じることが出来なかったのかも知れないが、比較的ハッキリしたものばかり。また、アジ様の型は孤島に比べて一回りは小さく、この点では不満はあるものゝ、掛ける楽しみは充分に味わえるので、風が弱い状況で、どの様なアタリを感じられるのか確かめたいと思った。
また、今回は、現地到着が早過ぎたきらいがり、1時間半も空き待ちになってしまったので、地元の常連が引き揚げて行った後に来る方が良いのかも知れない。しかし、タチウオが出始めると、夜になっても混雑状況は変わらないとのことなので、アジングとしては期間限定の釣り場だと思うのが良いだろう。