※ 月別アーカイブ:3月2021 ※

2021年釣行記(15) – AJ

2021年 Ajing 釣行記

日 時:03月29日(月) 18:00~22:00
潮回り:大潮(↓)
場 所:釣福丸
釣 果:アジ x 15、イシモチ x 2
同行者:AKT、AKT弟、AKT弟友人、IKD、KRT、SK、YGW(敬称略)

2021年になって初めてのアジングを仲間達8人と楽しむことになった。
集合時刻は18:30だが、早めの16:00過ぎにYGWさんの車に便乗して集合場所に向かっていると、16:40頃、AKTさんより着信があり、
船長の話では『夕間詰が良い』とのことなので、出船時刻を1時間程早くしたい。
IKDさんを除き、全員が揃っている。IKDさんも間もなく到着する筈。
とのこと。
1時間半も早く到着する積りでいたにも拘らず、もう、殆ど全員が揃っていると聞いて、呆れる程の出足の良さにYGWさんと顔を見合わせて苦笑い。

集合場所には17:00前に到着。
先着していた仲間達と久し振りに会う挨拶をし、釣り談義をしている内にIKDさんも到着して、全員が揃った所で乗船。小生は空いていた左舷おおともに釣り座を構えて、予定より1時間早い18:00頃、岸払い。

ポイントには10分も走らない内に到着し、船長の掛け声でこの夜の釣り会を開始。

今回はバチコン主体のアジングをする積りにしていたので、SSQC-6112ULS-BF-KRのロッドを手に、2021年のアジングの幕開けをした。
因みに仕掛けは5号のナス型錘を使った逆ダン仕掛け

開始早々船首方向から当たった・・・と声が聞こえて来るが、小生には全く感じられない。小生の出足の悪さはいつものことなので、暫く我慢をしていれば、当たって来る筈と思いキャスティングを続けたが、どうしたことか全く気配が感じられない。
隣のYGWさんアタリは小さいよとの言葉に、殊更以上に集中して違和感を感じ取ろうとしたが、コツリとも感じない。
当たった・・・! あっ、バレた・・・!
と賑やかな歓声が聞こえて来るのに、小生の釣り座付近だけは取り残されてしまった様に、静かな時間が流れ・・・・・。
何とかアタリを出したいとワームを替え、JHの重さを替えたりしたが、一向に埒が明かない。そうこうする内、エンジンの排気ガスがまともに当たる様になり、その臭いに辟易すると同時に、アジングに対するモチベーションが急降下。

見かねたYGWさんの提案で、ロッドを取り換えてみると、YGWさんのロッドでははっきりとアタリが判る。所が、小生のロッドを振ったYGWさんによると、アタリが判り難い。これでは向こう合わせでなければ駄目だろうとのこと。どうやら小生の肩から先の問題ではなく、ロッドに原因がありそうだ。

実は、当初はSoare30 S610LS30バチコンをする積りで準備万端整えていたのだが、自宅を出る直前になって、何を思ったか、ベイト・ロッドが振りたくなって、急遽入れ替えたもの。SSQC-6112アジングで使うのは初めてだが、メバリングでは使ったこともあるので、問題はないだろうと考えた。しかし、こんなにもアタリが判らないのであれば、ロッドを替えたのが裏目に出たとしか考えられない。
と云っても、このロッドの他にはジグ単用の8320#1Bしか持ち込んでいないので、バチコンであればSSQC-6112を使い続けるしかない。

一旦はジグ単に切り替えて8320#1Bを持ち出したが、1~2度程アタリを感じたものゝ掛けられず、釣れなくても良いからと再度SSQC-6112を引っ張り出してバチコンを続けることにした。

これまでバチコンで使ったJHの重さは、0.3g、0.5g、1.0gと重たくして来たのだが、結果が伴わなかったので、手持ちの中では最も軽い0.2gにしてみた。すると、ようやくチクと感じる小さなアタリが判るようになり、それからはポツリポツリと釣れる様になって来たが、0.3gと0.2gの違いは一体何だろう

兎に角、取り敢えずの答えを見付けるのに、既に2時間程も経過していた。
出足が悪いのは承知の上とは云え、少々時間が掛かり過ぎで、ようやく人様に付いて行けそうになった頃には、沖上がり時刻の22:00になり、何とも後ろ髪を引かれる思いでStopFishingとした。

2021年釣行記(14) – MB

2021年 Mebaring 釣行記

日 時:03月23日(火) 18:00~22:30
潮回り:若潮(↓↑)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 28
同行者:単独

17:40頃、現地に到着。
干潮時刻の1時間半前なので潮位はかなり低く、テトラ帯が連なって海面上に出ているので、海が狭く見える。今年になって、こんなに潮位が低い時間帯に入ることがなかったので、何故か懐かしさを感じてしまう。
風は、予報通りの弱い南風で、メバリングには好都合だが、テトラ帯とテトラ帯の切れ目には海藻がびっしりと漂っており、更に悪いことには、テトラ帯と岸壁の間には海藻とゴミが大きな塊になって浮かんでいて、満足にキャスト出来るかどうか・・・・。

海面を覗き込みながらへの字カーブの先に向かい、ようやく、55番スポット付近にキャスト出来そうな場所を見付けたので、ここから始めることにした。
今回のMHR-KGNでは、45cmと水深のない干潮時を挟んでの釣りになるので、Tenryu改0.3gのJHの組み合わせがスターティング・ラインナップ。本当の所は、プラッギングをしたいのだが、こんなにも水深がない状況では、根掛りラッシュになってしまう上、例え、根掛りが回避出来ても、海面を漂っている海藻やゴミの餌食になってしまうこと必至で、それでは釣りにならい。

キャスティングを開始したのは、18:00頃。
2投、3投・・・・・。日没時刻を過ぎたばかりのため、周囲はまだ明るいせいかコンタクトはない。
何投かしたが気配がないので、テトラ帯と岸壁の中間に配置されているテトラぎりぎりを狙った所、コツンと反応があって、円らな瞳の可愛い子ちゃんをゲット。
サイズは15cm内外のロリ・サイズだが、兎に角、その日の最初の獲物は嬉しいもの。
時刻は18:10頃のことで、良い出足と云えるだろう。

これに気を良くして2匹目、3匹目を狙ったが、反応はあるものゝ、針掛りさせられない。そこで、テトラの奥向こうにキャストしてテトラを掠める様に引っ張って来るために、JHを0.5gに替えた所、これが良かった。連続ヒットはなかったが、良いテンポで反応があって、直ぐにカウンターの数値が5、6と増えた。

そうこうする内、折角のポイントに海藻やゴミが流れて来て塞いでしまったので、キャスト出来そうな場所を探しながらの蟹の横這い釣法にして、早くも19:00過ぎにはツ抜けを達成。実釣開始後約1時間で、10匹ゲットなので、かなりのハイペースに、この分で行けば・・・・と甘い考えが頭に浮かんで来た途端にアタリが遠くなってしまった。

そこで、20:00頃、109番スポット付近にワープ。
今年は、この109番スポット付近も含めて凸部より先では、余り釣果が出ていないので、出来れば足を延ばさないでいたかった。しかし、凸部の手前ではキャスト出来るポイントが限られている。実際、75番スポット付近から凸部に掛けての場所は、それこそ海藻が一面にびっしりと繁茂していて、とてもロッドを振る気にもならない程だった。時間的にも、引き揚げるには早過ぎたので、駄目元で移動して来たのだが、この日は、結果的にそれが良かったと云える。

109番スポット付近では、何度かアタリはあったが、2連続バラシで場を潰してしまった。それからは、蟹の横這い釣法で、先に進みながらポツリポツリと拾うメバリングになり、21:00頃、やっと20匹目に到達。

21:00を回り、時間的にも良い頃であり、潮位も入釣した頃よりも高くなっている筈と云うことで、127番スポット付近から折り返しに入った。
所が、潮汐表では高くなっている潮位は、潮の動きがそれほど大きくない若潮と云うこともあってか、見た目では殆ど変わらず、相変わらず繁茂した海藻が煩くて、結局、この日はプラグの出番はなし。

その後も、キャスト出来そうな場所を探しながら続けたが、目ぼしい結果も得られず、22:30頃、根掛りで高切れしてしまったのを機にStopFishingとした。

2021年釣行記(13) – EG

2021年 Eging 釣行記

日 時:03月19日(金) 02:15~06:00
潮回り:小潮(↑)
場 所:SOFKZK
釣 果:ナシ
同行者:単独

今年は、どう云う訳か、10年も前に夢中になっていた緑のアイシャドウの可愛い子ちゃんのあの独特な引き味が堪らなく恋しく、暫くの間、集中してみようという気になっている。とは云え、円らな瞳の可愛い子ちゃんも気になる。何とも気の多い後期高齢者だが、仕方がない。風の条件によって狙いを替えることにした。

そして、この日のSOFKZK方面の予報では、北東の風が1m、明け方には静穏とのこと。SOFKZKは北東の風には極めて弱い釣り場だが、1m程度なら何とかなるだろうと2月25日以来の3週間振りに、02:00~06:00頃までの上げ潮のタイミングを狙って行くことにした。

夕食後、道楽部屋で仮眠を取り、23:45頃、自宅を出発し、現地には予定通り02:00頃に到着。
街灯が一つもない駐車場には、川崎横浜ナンバーの車が各1台駐車しており、先行者の有無が気になる所。しかし、2台なので、アブレルことはないだろうと、車を降りて支度に掛かった所、全く気にもしていなかった波音が聞こえて来るのに、ビックリ。

ヘッドランプの灯りを頼りに、急坂を下り磯の先端に向かって歩いたが、時折、大き目のウネリが寄せて来て、飛沫を高く舞い上げているのが見える。しかし、釣りが出来ない程ではなさそう。
月明かりもなく真っ暗な磯をそのまゝ進んで先端にまで来たが、誰もいない。
これは、ラッキー!!

Sephia S806ML-Sを手に前回と同じ右角に立とうと思ったが、波が洗いそうな勢いで上がって来る。しかも、北東の風が強く吹いていて、沖に向かってキャストすると真横から受けることになるので、難しそう。
そこで、少し戻って腰掛岩付近に場所を替えることにした。右角から5mも離れていないにも拘らず、背後の岩壁が風を遮ってくれるので、釣り座付近はほゞ無風状態。
02:15頃、3.5号のエギを結んでキャスティングを開始。

貸し切りなので、誰に遠慮をする必要もない。扇状にキャスト方向を替え、レンジを替えて緑のアイシャドウの可愛い子ちゃんの居場所を探したが、まるで雰囲気がない。

その内、潮が上がって来るに連れて、足元近くまで波が這い上がって来る様になり、その都度、少しでも高くなっている場所を探して、キャスティングを続けたが駄目。
迷子になったヤリイカも来ない。

04:00頃、アングラーが登場。
このアングラーは、一言も声を掛けて呉れることもなく黙って小生の後ろを通って先端に向かって行ったが、その40分後にやって来たアングラーは、お早うございますと云って、やはり先端に入って行った。
見ず知らずのアングラーだが、やはり、ひと言位はあっても良いだろう。

05:00を回り、空が白み始め山の稜線がハッキリと浮かんで来る時間になって、いよいよラスト・チャンスのゴールデン・タイム。
キャスティングを続けていなければ、千載一遇のチャンスを逃すことになると疲れた身体に鞭打ってキャスティングを続けたが、これも無駄な作業。

時間の経過と共に、次から次にアングラーがやって来て、06:00前には総勢7名程になって、磯は満員御礼状態。
その内の一人に釣り座を譲って引き揚げて来た。

所で、この釣り場だが、崖に作られたつづら折りになった踏み分け道の途中、道から外れた林に中に、レジ袋に入れられたゴミが沢山投げ捨てられているのが目に付いた。恐らく、否、99%は釣り人が引き揚げて行く際に捨てて行ったものだろう。
旅の恥は掻き捨て精神を発揮しているのだろうか・・・。
釣った魚の代わりにゴミを捨てて行くとは、もっての外で、何とも嘆かわしいことか。
こんなゴミばかりではなく、釣り場にはこぼれたコマセがそのまゝに放置されているし、タバコの空き箱、吸い殻、ペットボトル、ルアーやエギの空き箱云々云々。
それでいて、釣り場が閉鎖されると、文句たらたら・・・・・。

釣りが好きなら、釣り場を大事にしたいものだ。

2021年釣行記(12) – MB

2021年 Mebaring 釣行記

日 時:03月15日(月) 17:30~21:45
潮回り:中潮(↑↓)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 5
同行者:単独 (Dr.TJさん、ISBSさん)

17:15頃、現地に到着。
支度をしようと車を降りた所で、見覚えのある黒のレガシーが目に入って来た。登録番号は正しくDr.TJさんの車の番号で、テール・ゲートが上がっている所を見ると、準備中なのだろう。そこで、その車の後ろに回り込んで、釣り支度真っ最中のDr.TJさんに声を掛け、小生も直ぐに支度に取り掛かった。

偶然とは云え、出来過ぎの感があるが、前回Dr.TJさんと会ったのは、3日違いの去年の3月18日のことで、しかも、釣り場は同じMHR-KGN
実は、今回、ALC BF7の投げ心地を確認する目的があったので、まだ明るい時間に到着するように来たのだが、いつもの様に日没時刻前後に来ていると、恐らくDr.TJさんとは擦れ違っていただろう。

いつもは一人で歩く遊歩道を、近況を伝えあいながら歩いたので、ポイントまではアッと云う間で、Dr.TJさんへの字カーブの手前からキャスティングを始め、小生は55番スポット付近で開始。

今回、目的をALC BF7の投げ心地の確認としたのは、前回、2gのGS-Aがキャストし難く感じたので、何とか上手くキャストする方法はないかと調べた結果、スプール・ベアリングの交換が良いらしいことが解った。そこで、近くのキャ〇ティングに車を走らせ、IXA M.B.S. マイクロベアリングシステムを購入して来た。そして、直ぐにベアリングを交換したのだが、交換した後、指でスプールを回してみても動画にある様な劇的な変化はなく、折角、交換したのにとがっかり。それでも、実際にロッドに装着して振ってみると違うかも知れない・・・・・。

風は予報通り微風。大潮の翌日の中潮の満潮時刻なので、潮位が高くテトラ帯は海面下に沈んでいるため海が広く見える。しかし、テトラ帯が入っている付近を中心に海藻が海面に出ており、邪魔になりそう。

先ず、先発のプラグは、目的から当然GS-A
しかし、予想通り上手くキャスト出来ない。メカニカルマグネット・ブレーキを調整して何とかならないかと試してみたが、それ程効果がない。キャストの仕方に問題があるのかも知れないが、余り無理をすると、それこそライン・トラブルに繋がってしまう。
そこで、GS-Aを諦めて、プラグを替えてつぶらな瞳の可愛い子ちゃんからのコンタクトを待ったが、日没時刻を過ぎ、周囲が徐々に暗くなって来ても、何の音沙汰もない。

こんな筈では・・・。
前回、良かったTETRA WORKSFURAFURAに替えてようやくコンタクトがあったのは、18:15頃。そして、その直後に連続してヒット。
やっと可愛い子ちゃん達が動き出した。さぁ、これからだ!!
とキャストする左腕にも力が入ったが、可愛い子ちゃんからのコンタクトはそれっきり。

これから後のことは、ブログに書くのも嫌になる程アタリのない状態が続き、ひょっとするとワームなら来るかもと思ったが、ワームにも興味を示さない。
可愛い子ちゃんからのコンタクトはないのに、キャストの度に切れ藻やゴミが掛かって来て、煩いことこの上ない。アタリがあれば未だ我慢も出来るが、掛かって来るのが切れ藻やゴミばかりでは、精神状態も悪くなって来る。

念のため、凸部の先にも行ってみたが、こちらも海藻が煩い。であればとテトラ帯と岸壁の間を通しても、1度アタリがあっただけ。

MHR-KGNは、型物は出なくても数で癒して貰える釣り場と思っているだけに、ここまで反応がないのは面白くない。
結局、21:45頃、一足早く引き上げることにして小生一人StopFishingとした。

所で、この日のMHR-KGNは、弱い南風の予報が出ていたためか、コロナ禍で野外の遊びにブームが来ているせいなのか、これまでになくアングラーの姿が多かった。しかも、これまで余りアングラーを見なかった70番スポット付近から凸部の手前には、長いロッドを振っているアングラーが等間隔に入っている。そのために、Dr.TJさんや小生は狙っていたポイントには入れず仕舞。これとは逆に、凸部にはアングラーの姿が見えない。いつもであれば、エサ釣りのオッチャン達が入っているのに、これはどうしたことだろう。
小生が引き揚げる際には、長いロッドのオッチャン達はいなくなっていたが、代わりにルアーマンが増えていた様な印象で、最近になくアングラーで賑わっていた釣り場だった。

この日は、また、思い掛けずISBSさんが、途中で合流して来た。
ISBSさんと岸壁で出会った頃には、嫌気も差していたので凸部の先に行くと云う彼には付き合えなかったが、どうだったのだろう。
小生が引き揚げる際、言葉を交わせなかったが、あの状況ではいくら葉山の達人と雖も苦労したのではないだろうか?あるいは、釣りでは良くあることだが、小生が引き揚げた後に状況の変化があり、美味しい思いをしたかも知れない。気になる所だ。

2021年釣行記(11) – EG

2021年 Eging 釣行記

日 時:03月09日(火) 17:40~22:00
潮回り:若潮(↓↑)
場 所:JGSM-NSZK
釣 果:ナシ
同行者:単独

9日の夜から10日の早朝に掛けて東寄りの風が1m乃至静穏と、強い風が続いていた最近では珍しい。この状況はSOFKZK方面でもJGSM方面でも同じで、この点から見れば、絶好の釣行チャンス。
身体が二つほしい所だが・・・・・。
この時期の干潮時刻は21:00頃のため、22:00頃から始めれば、丁度、上げ潮の時間帯に当たる。しかも、翌朝03:00頃に終われば、交通量の少ない夜間での移動になるので、長距離走行をするにしても、誠に都合が良い。と云う訳で、SOFKZKに強く惹かれた。しかし、帰りの急坂を上らなければならないことを考えると、少々躊躇するものがある。更には、これからのエギング・シーズンを考えれば、JGSMの様子も把握しておく必要もある。とは云え、JGSM付近の海水温が2日程前から14°台半ばまで1.5°も下がっていることが心配。

結局、どちらにすべきか、直前まで悩んだがJGSMに行くことにした。
JGSMでは、2年前にNDGSKHTL-ST、そして前回のNGTR-WNと3回しか竿を出したことがないので、今回はHTL-STNSZKSSPNを候補にして、15:10頃、自宅を出発。現地駐車場には16:40頃、到着。

ロッド・ケース、バッカンを手に磯に出てみると、PIPの先端に4~5名、HTL-STにも4名の先行者がロッドを振っているのが見える。やはり入り易い磯は、競争率が高い。
そこでSSPNに向かった所で、前回入ったNGTR-WNには先行者がいないのを見て、大いに心が動いたが、初心貫徹。そのまゝ歩を進めて、SSPNを見下ろせる場所に到着。しかし、そこにも先行者の姿があって、ガックリ。
仕方がないのでNSZKに行くと、幸いにも、ここには先行者の姿はない。
ヤレヤレ・・・・と思いながら沖に張り出した磯の先端に到着。

風は予報通り微風で、磯道を歩いて汗をかいた身体には心地良く、釣りには全く影響はない。
ロケーションとしては、北側にはHTL-STの磯が意外にも近くて、先端で振っているエギンガーのロッドの風切り音が聞こえて来る程しか距離がない。反対の南側には離れ磯があって、キャスト出来るスペースがない。沖向きは、自分が立っているNSZKがそのまゝ海中に伸びている様子。と云う訳で、キャスト出来る範囲は、隣のHTL-STの先端の左からNSZKの延長線までの約40°程しかない。

前回と同じSephia S806ML-S3.5号のエギの組み合わせでキャスティングを開始したのは17:40頃。
先ず、HTL-STの先端方向にキャストして20カウントし、2回ほどシャクリを入れた所でガリガリと嫌な感触がある。幸い、この時はエギのカンナに海藻が掛かっただけで済んだが、これにはガックリ。次は、それよりも少し左にキャスト。根掛りが怖いのでカウントを15にして、シャクリ始めたが今度は根掛りはしない。そして更に少し左。丁度HTL-STNSZKの延長線の中央付近。ここでは、25カウント程沈められるが、10~15m程の所で根掛り。唯一、延長線の少し右側だけが何とか根掛りを避けられる。と云っても、少しずれると根掛ってしまうので、油断が出来ない。
そこでシャロータイプのエギを使ったり、マグキャストを遠投して沖目だけを狙ったりして見たが、一向に可愛い子ちゃんからのコンタクトがない。

場所を替え様かとも思ったが、暗い磯をウロウロすることは前回の二の舞いになりかねない。これも調査の一環だ
自分自身に云い聞かせて粘ったが、22:00頃、3個目のエギを奉納したのに伴って、気持ちもプツンと切れてStopFishingとした。

細長く沖に張り出した磯から引き上げる際、周囲の磯の様子を見ると、PIPにもHTL-STにもアングラーは残っておらず、どうやら小生が最後のエギンガーの様子。
この日は、海水温低下が原因だったのか、全体的にイカの寄りはなかったと見える。

それにしても、広大なJGSMなのに、エギングで入れる場所が意外に少ないのが判って、少々ガッカリした。足腰が丈夫でバランス感覚が良ければ、色々と探してみる所だが、後期高齢者になったこの身では、一寸きつい。入り易さを考えて入ったNSZKにしても、メジナクロダイを狙うなら良いポイントかも知れないが、エギングには不向きな印象で、それが故に空いていたのだろうと思う。

所で、前回と今回のキャスティングだが、実は、左手は殆ど使うことはなかった。
と云うのは、前回、ロッドが8ft半もあって長く、ルアーも20gと重たいエギのため、左手でのキャスティングではどうしてもスッポ抜けてしまって、思い通りには行かなかった。そこで、試しに右手を使ってみたが、帰宅後も痛みがでなかった。今回も同じ様に右手でキャストをしたのだが、釣りをしている最中は、肘に痛みがあったものゝ、こうしてブログを書いていても、殆ど痛みがないので、治ったと云っても良いだろう。
とは云え、折角、左手も使える様になったのだから、これからも二刀流で行こうと思う。

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