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2025年釣行記(59) – AJ

2025年 Ajing 釣行記

日 時:09月12日(金) 18:00~19:00
潮回り:中潮
(↑) 180→190cm
場 所:KMI’s
海水温 : n.a.
釣 果:アジ x 14
同行者:単独、(KMIさん)

小生が日頃使っている天気予報アプリによると、金曜日は夕方と夜遅い時間帯に傘マークが付いている。しかし、チェックする時間によっては傘マークが増えていたり減っていたり、又、予報を出している会社によっても雨が降る時間帯が違っている。要するに天気は不安定で、いつ雨が降っても可怪しくはないことだけは確か。
と云う訳で、今週後半の釣行はパスしようと思っていたが、何となく気持ちが収まらず、短時間にはなるが雨が降り出すまでの間、ロッドを振ることにした。

17:30頃、現地に到着。
来る途中、車窓から見た雲行きは怪しく今にも降り出しそうで心配だったが、いつもの場所に停まっているKMIさんの車を見付けて、何となくホッとして、岸壁に出た。

岸壁には、初めて見る顔の若者アングラーと最奥に釣り座を構えて準備をしているKMIさんの二人だけで、小生は事務机前に釣り座を構えることにした。
しかし、空はいつ泣き出しても可怪しくない雰囲気が広がっているので、雨に濡れた道具を片付けるのは願い下げにしたい小生としては、道具を広げる踏ん切りがつかない。どうしようか・・・?と考えながら、岸壁の主の黒猫に挨拶代わりのオヤツをあげるなどしてグズグズしていたが、KMIさんは雨中の釣りになる前提で準備万端整えて来たとのこと。そんなKMIさんに促されて、レイン・ウェアなどの雨具を車に取りに戻り漸く道具を出す気になった。

と云う訳で、XSC-59ST-ProのロッドにAldebaran BFS XGのリール、1.0GのJHの組み合わせで、18:00頃、キャスティングを開始。

所が、小生のキャスティング開始と同時に雨粒がポツリポツリと落ち出して来た。
もう少し降り出しが早ければ、道具を広げることもなかったのに・・・!!
と独り毒づいてみたものゝどうしようもない。かくなる上は雨が酷くならないことを祈るしかない。そんな祈りが通じたのか、本降りにはならなかったものゝ降り続いたので、直ぐにクーラーやバッカンの蓋には雨粒が溜まってビッショリ。

この日の日没時刻は17:53なので、時間的にはゴールデン・タイムに差し掛かったタイミングのため、いつアジからの反応が返って来ても良い状況にある。しかし、昨日の大雨洪水警報が出される程の強い雨の影響によるものなのか、隣りのKMIさんからもぼやく声が聞こえる程全く気配がない。

雨に降られてもアジからの反応が返って来るのであれば、まだ我慢も出来るが・・・・。
そんなことを考えるもなしに考えていると、突然、隣りのKMIさんから当たったヨ!!と声が掛かったので、見ると良型のアジを抜き上げる所。
漸く回って来たと期待をしたが、小生の所では反応がない。
群れが小さいのか・・・・?
単独行動中のアジだったのか・・・?

この日初めての魚信があったのは、KMIさんから少し間をおいた18:36
この時は、斜め左前方にキャストしたJHが沈み切ってラインが垂直になった時に、コツンと反応があった。
この所、刀狩りに精を出していたので、久し振りに感じる小気味の良い引きを楽しんで抜き上げたアジはギリギリ20cmだったが、ボーズ逃れの嬉しい1匹だった。

こうなると雨が降っているからと云ってStopFishingとする訳にも行かない。キャスティングを繰り返して2匹目、3匹目を狙ったが、反応が続かない。KMIさんの所にも反応はないとのこと。
やはり、群れは小さそうだし、今日の所は上がった方が良さそうだ・・などと考えていると、幾分雨脚が弱くなって来て遂には止んだと云っても良い位の小さな雨粒になった。
ラッキー、このまゝ行って呉れ!!と思いつつキャスティングを繰り返していると、コツ。これは空振りだったが、キャストし直して18:42に19cmの2匹目をゲット。

所が、この直後から又々雨が降り出し、しかも、少し雨粒も大きくなった気がして、イヨイヨ、本降りになる気配が漂って来た。
こうなると、首の皮一枚で何とか辛うじて繋がっていた気持も、プツンと切れてしまい、19:00頃、KMIさんを残してStopFishingとした。

2025年釣行記(54) – AJ

2025年 Ajing 釣行記

日 時:08月22日(金) 18:00~22:00
潮回り:大潮
(↓) 170→110cm
場 所:KMI’s
海水温 : n.a.
釣 果:アジ x 14
同行者:単独、(ICNH、IMMR、FJKW各氏)

江戸の敵を長崎でではないが、前回のMHR-KGNでの刀狩りはパーフェクトに抑え込まれてしまったので、今回はKMI’sでのアジングで何とか借りを返そうと目論んだ。しかし、仲間からはムツっ子ばかりだとか日付が変わる頃から魚信が出始めたなど芳しくない情報ばかりで、返り討ちを喰らう惧れが大なのだが、こればっかりはやってみなければ判らない。

現地到着は、17:30頃。
岸壁の入り口に一人だけ居た顔見知りの年配アングラーに挨拶代わりに様子を尋ねると、鉛筆カマスばかりでアジも豆が少しだけとやはり余り調子は良くない様子。
今日も釣れないかも知れないが、それも仕方がないと思いつゝ最奥に釣り座を構えることにした。

8月も立秋を過ぎて所謂処暑を迎える時期となり、ソロソロ猛暑・酷暑が収まって残暑の頃。残暑と云う言葉の中には秋の気配が漂っている様に感じられるが、この日も相変わらず残暑には似つかわしくない程の蒸し暑さで、手に入れたばかりの空調服を着ていても汗が吹き出して来て止まらない。
汗を拭きつゝ支度を整えて、キャスティングを開始したのは18:00頃。

この日の先発タックルは、BlueCurrentⅢ 82/Bのロッド、0.6号のPEを巻いたSilver Wolf SV TW PE SPのリールに4号の錘を使った直リグの組み合わせ。まるでマゴチを狙う時の出で立ちそのものだが、今回はマゴチ狙いと云うよりも、前回のMHR-KGN高切れを頻発させたことから、キャスティング方法を確認するのが主眼。
と云いながら、心の何処かではマゴチの姿を思い描いていたのは、アングラーとしては当然のこと・・・だろう。
しかし、マゴチからの紛れ魚信もなく、18:21の日没時刻を過ぎた頃、アジングに切り替えるべく準備をしている所に、ICNHさんが登場。

今回のアジングXSC-59ST-Proのロッド、月下美人AIR TW PE SPのリール、1.0GのJHを組み合わせたタックル構成にして、19:00頃、開始した。

大潮の下げに入っているにも拘わらず潮の動きはなく、アジからの魚信はない。いつも、遅れて入って来ても先行者の誰よりも早く本命をものにするICNHさんには、この様な場合はパイロットになって貰いたいのだが、そのICNHさんも首を傾げている。

やはり予想通り、厳しいアジングになりそうだと思いながらキャスティングを繰り返している内に、右手から左に少し潮が動き出した。すると間もなくICNHさん来たヨ!と云ってロッドを大きく曲げ、20cm超の良型のアジをゲット。
早い時間帯には魚信はないと思っていたので驚いたが、隣りに来たのだからこっちにも来る筈と集中力を高めて魚信が返って来るのを待った。しかし、何の音沙汰もなく、ICNHさんに来たのは単独行動のアジだった様子。

潮の動きは多少あるが、1.0gのJHでは殆んど流されることはない。そこで、JHを軽くしてみることにした。出来ればICNHさんに倣って0.6gのJHにしたかったが、ベイト・タックル0.6gのJHを扱えるだけの技量はないので、0.8gのJHをチョイスすることにした。1.0gのJHであれば、今では殆んど気を使わずにキャスト出来る様になっているが、たった0.2gの違いだが0.8gのJHではこうは行かない。多少の緊張感を持ちながらキャスティングを繰り返していると、ある時、馴染みきったラインがプルプルと揺れる様な変な動きがあった。
アレッと思った時には腕が勝手に動いていて、生命体の動きを感じながらリールのハンドルを回していた。
来た、来た!!と声を上げながら抜き上げた獲物は20cmを僅かに超える良型の本命アジで、時刻は丁度19:30のことだった。
久し振りの良型アジだったので、背後でジッと小生の釣りを見守っていた黒猫には進呈せずに老夫婦の食卓用にキープさせて貰った。その時の黒猫のガッカリしたもの欲しそうな眼差しが印象的で、一寸、待ってろよと声を掛けつゝ後続を狙ってキャスティングを続けた。
しかし、魚信が続かない。
黒猫用もさることながら、老夫婦の食卓用としても1匹ではどうしようもない。このまゝ終わったらどうしようか・・・・などと考えながらキャスティングを繰り返していた。

すると19:37に2匹目のアジをゲット。これも20cmクラスだったので、黒猫には申し訳ないがキープさせて貰った。

その頃だったと思うが昨年の11月以来久し振りに会うIMMRさんが登場。以前は、気が付けばタバコを吸っていて、釣りをしている時間よりもタバコを吸っている時間が長い位だったIMMRさんはイヨイヨ禁煙を始めた由。超ヘビー・スモーカーだった小生もタバコを止めて20年程。何とかIMMRさんの禁煙が上手く行って欲しいと願うばかり。

と云う訳で、最奥から小生、ICNHさんIMMRさんと3人並んでロッドを振ることになった。

この日は2匹目を掛けた後も魚信は続き、19:30頃から20:00過ぎまでの約30分間がこの日のハイライト。一時は二人を差し置いて入れ掛かり状態を演じている小生を見て、隣りのICNHさんが眼を丸くして驚く程。しかし、どう云う訳か魚信があるのは小生の足許ばかりで、ICNHさんIMMRさんには殆ど魚信がない状態。
所が、潮の流れが右から左に変わるとアジの群れが居なくなったと見えて、20:0211匹目を掛けたのを最後に魚信は遠くなってしまい、その後は忘れた頃の魚信を取るしかなくなってしまった。

21:30頃、FJKWさんがやって来て最奥の奥に入った所で、マゴチ狙いに切り替えたが事件が起きることもなく、22:00StopFishingとして、3人を置いて引き揚げた。

それにしても、この日のアジの偏在振りは異常だった。偶々小生の足許が屯場所だったので、小生は楽しいアジングが出来た。しかし、一歩でもズレていたら、こんなことはなかっただろうし、ラッキーだった。
しかも、この日は、キャストした後斜めに伸びたラインが垂直になった頃、チョンチョンとアクションを加えて一拍置いた後に出るラインがフッと緩んだ魚信を取ったものが殆どで、所謂、コンやチクと云った典型的なアジの魚信を取ったものではなかった。この魚信の出方を見付けられたのもラッキーだった。
しかし、時合が僅か30分で終わってしまうとは・・・・。
これも季節的なものなのか?

(追伸)
長時間待たせた黒猫には、詫びの気持ちを込めて19:52、20:41に釣った18cmのアジをそれぞれ進呈した。

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19:30 1匹目 20cm 20:02 11匹目 20cm
19:37 2 20 20:27 12 20
19:41 3 19 20:41 13 18
19:43 4 19 21:20 14 19
19:45 5 20
19:48 6 20
19:52 7 18
19:55 8 20
19:58 9 20
19:59 10 19

2025年釣行記(51) – AJ

2025年 Ajing 釣行記

日 時:08月12日(火) 18:10~21:10
潮回り:中潮
(↑↓) 180→195→165cm
場 所:KMI’s
海水温 : n.a.
釣 果:豆アジ x 2、鉛筆カマス x 1
同行者:単独

この日は潮位が高く南寄りの風向きなので、前回に続いて今回もMHR-KGN刀狩りをしたかった。しかし、今週末の15日には両親の墓参りをし、その帰りにMHR-KGNに寄って刀狩りをすることにしている。
世間的にはお盆のこの時期に殺生をすることは避けるべきだろうが、この墓の住人の一人は、小生に釣りの手解きをしてくれた親父なので、まぁ、許してくれるだろうと誠に都合よく考え、この様な予定にしているのだが、そうなると、前回、今回そして15日と3回連続して刀狩りをすることになる。
自然相手のことなので釣れるか釣れないかはやってみなければ判らないが、釣れることを前提にすると、釣ったタチウオをどうするかが問題。
家にはまだ在庫はある。
人様に差し上げるには細過ぎる。
リリースするにしても、余り生命力があるとは云えないので、針の掛かり具合が悪ければリリースする意味がない。
と云う訳で、今回は刀狩りは諦めてKMI’sアジングをすることにした。

17:10頃、自宅を出発。
すると、程なくしてウィンドウに水滴が・・・。
予報では傘マークは付いていないものゝこの時間帯の降水確率は40%となっていたので、雨が降っても可怪しくはない。しかし、この時間帯以外は30%以下になっており直ぐに降り止む俄か雨だろうと思い、給油のためにガソリン・スタンドに立ち寄った。
そして給油が終わってKMI’sに向かって走り出した所、雨は止まず間欠ではあるがワイパーを使う程の強さになって来た。ウィンドウに落ちて来る雨粒を見ながら、ここで引き返すべきか考えたが、兎に角、現場に行って様子を見て決めることにして車を走らせた。

現場には、17:45頃に到着。
相変わらず雨は降っていたので、暫く車の中で様子を伺っていた。すると、心做しか車の屋根に落ちる雨粒の音が、少しずつ間遠くなっている様な・・・・。

釣り場の岸壁に出てみると、入り口付近にタコ狙いの若者が一人入っているだけだったので、お気に入りの最奥に釣り座を構えることにして、クーラーやバッカンを事務机の上に置いて準備に取り掛かった。

小生を出迎えてくれた黒猫にオヤツを上げながら準備を整えて、18:10頃、SaltyStage改のロッドにAldebaran BFS XGのリール、1.0GのJHの組み合わせでキャスティングを開始。

最近の仲間から寄せられる情報では、状況は余り芳しくはないとのことだが、昨日の雨の影響で良くなっているかも知れないと藁にもすがる思いで反応を待ったが、何も返って来ない。

釣りを始めて1時間経ち19:00を回ったが、何も変化はなく、早くもボーズの文字が浮かんでは消え、消えては浮かんで来る状況になって来た。
回遊して来る時間になっていないのかも・・・。
キャスティングを続けたが、音沙汰はない。

雨粒は相変わらず落ちては来ているが、本降りになる様子はない。しかし降り止む気配もなく、何とも中途半端なまゝ。

20:00を過ぎれば雨は止む筈だから、それまでの辛抱だと自分自身に云い聞かせてキャスティングを繰り返していると、19:59にこの日初めての反応が返って来た。
はっきりとしたものではなくモゾモゾとした違和感だったが、腕が勝手に動いた結果手にした獲物はまだ幼い顔付きをした豆アジ。サイズには到底満足出来るものではなかったが、兎にも角にもこれでボーズは回避出来たと一安心して、後続を期待した。

しかし、後続の2匹目が来たのは20:19のことで、サイズはこれも
豆でも良い。遊んでくれれば・・・と気持ちを入れ直してキャスティングを繰り返したが、鉛筆よりも若干太いカマスが来てくれただけで、肝心のアジは全く興味を示してくれない。

それでもキャスティングを続けていたが、降り止まない雨にも嫌気が差して、結局、21:10頃、いつもより1時間程早くStopFishingとして、釣り場を後にした。

2025年釣行記(47) – MG&AJ

2025年 Ajing SaltLure 釣行記

日 時:07月28日(月) 18:00~22:30
潮回り:中潮
(↑↓) 165→191→120cm
場 所:KMI’s
海水温 : n.a.
釣 果:マゴチ x 0、アジ x 11
同行者:単独、(AKT弟、IKOK両氏)

17:35頃、現地に到着。
岸壁には入り口付近と最奥付近に先行者が居るだけで空いてはいるが、入りたいポイントは両方とも塞がっており、ガックリ。
どうしようか?
と思ったが、最奥のアングラーは一見した所どうやらタコ狙いらしい。
タコだけならそんなに遅くまで釣りをすることはないだろうと様子を確かめるために奥に向かって歩き出した所、そのアングラーが小生に向かって手を振っている。その御仁の顔はよく見えず少々小太り気味のその姿にも見覚えはない。誰だろうと思いつゝ近付いてみると、一昨年の11月以来久し振りに顔を見るAKT弟さんで、ビックリすると同時に隣りに入れて貰えると一安心。
AKT弟さんは20:00頃には切り上げなければならず、タコが終わったらWNDに移動してアジングをするとのことだったので、今回も最奥に釣り座を構えることが出来た。

18:00頃、マゴチ調査を開始。
今回もロッドはSephia S809M/Fを使い、仕掛けは全て動画の受け売りで三叉ヘビーキャロ、使用するワームはケイテックのクローワーム クレイジーフラッパ、錘は14gを組み合わせた。

予報では南風が3~4m/sの強さで吹くとあったが、現地では殆んど吹いて居らず、堪らなく蒸し暑い。こんな状況なのに、何も好き好んで釣れるか釣れないか分からない獲物を追い掛けなくても・・・と一方では思うが、何としてでもマゴチを釣りたい。
しかし、そんな思いはマゴチに届かず、何も反応を返して来ない。
やっぱり、今日も駄目かと半ば諦めつゝキャスティングを繰り返していると、コツコツと反応が返って来た。ブルブルと感じる反応ではなかったので期待を込めてロッドを煽って合わせを入れた所、確かに生命体が掛かった手応えがある。しかし、ゴンゴンとロッドを締め込む力強さはない。動画では、マゴチは針掛かりすると頭を振って針を外そうとする独特な動きをするらしく、小生もこの動きを感じたくてマゴチ調査を続けているのだが・・。
正体は何か・・・?と思いつゝ抜き上げた獲物は少々大きめのカサゴで、これにはガックリ。

それから間もなくして、このカサゴをプレゼントした入り口の若者は引き揚げ、小生の眼の前でタコを釣ったAKT弟さんは、18:30頃、WNDに転進して行き独り残った小生はキャスティングを続けたが、マゴチからは梨の礫

結局、19:30頃までマゴチ調査を続けたが、今回も空振り。仕方がないのでSaltyStage改にロッドを持ち替えてアジングを始めたが、もう一つ気が入らない。

この日始めて手にした獲物は19:43に掛けた19cmの本命のアジ
最近、コツやコンと云った明確な反応が返って来ることは少ない印象で、このアジもラインを揺らすだけの反応だった。これはこれで面白いし、何よりもアジが遊んでくれるだけでも良しとしなければならないだろう。しかし、贅沢を云わせて貰えるとすれば、微かに感じるコンやコツン、カサッと云った反応であれば更に楽しさは倍増する・・・。無い物強請りの類でアングラーの身勝手な思いだが。

そして、19:502匹目を掛け、ほゞほゞ順調に反応があって20:08には5匹目をゲット。その頃から、アジやタチウオを狙っている際は、例え1時間2時間、場合によっては3時間、4時間も反応が返って来ることはなくても、じっとチャンスを待ってキャスティングを繰り返すことが出来るし、待つことは当たり前のことと思っている。にも拘らず、マゴチの場合は、何故直ぐに諦めてしまうのだろう。もう少し粘っていれば、ひょっとするとチャンスが来るかも知れないのに・・・などと考え始めていた。

丁度、そんな時、IKOKさんが登場して並んでアジングをすることになった。
そして、20:166匹目をゲットしたのを機に、マゴチ調査を再開することにした。しかし、やはり反応がない。堪え性がなくて汗顔の至りだが、我慢し切れずに30分程で切り上げてしまった。とは云え、頭の半分程はマゴチが渦巻いている。そこで、このまゝ続けても虻蜂取らずになってしまう。アジがつ抜けしたら、きっぱりとアジを止めてマゴチに専念しようと固く心に決めてアジングに戻った。

アジングに復帰して間もなく20:447匹目を獲り、20:57つ抜けを達成した所で、改めてマゴチ探しのキャスティングを始めた。しかし、ウンともスンとも云って来ない。

1時間程、じっくりとマゴチを探したが結果は出ず仕舞い。
そして、22:00を回った頃、引き揚げる積もりになりながら、片付けをせずに置いていたSlatyStage改を手に名残のキャストをすると、アジからは反応があって11匹目22:15にゲット。このアジでこの日の釣りに見切りを付けて、もう少しやって行くと云うIKOKさんを置いて、StopFishingとした。

この日は、これまで以上に気を入れてマゴチ調査をした積りだったが、これまで通りマゴチからの応えが返って来ることはなかった。
確かに小生はマゴチ初心者だが、釣り歴はそれなりにあるので何か違和感でもあれば、それを見逃すことはない筈。それもないと云うことは、マゴチが居ない。あるいは居ても数が少ないのだろうか?
この日一緒になったIKOKさんは、何年か前にこのKMI’sマゴチを狙って獲ったことがあるとのことで、3匹も並んで写っているその時の写真も見せて貰った。何年前のことか定かではないので、何とも云えないが、状況が変わってマゴチの数が減ったのかも知れない。
ソロソロ、答えの出ないマゴチを諦めてタチウオに狙いを換えた方が良いのではないか? そんな考えが浮かんで来て仕舞う。

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19:43 1匹目 19cm
19:50 2 19
19:53 3 17
19:58 4 17
20:08 5 16
20:16 6 18
20:44 7 16
20:51 8 20
20:55 9 18
20:57 10 18
22:15 11 18

2025年釣行記(46) – AJ&MG

2025年 Ajing SaltLure 釣行記

日 時:07月24日(木) 17:40~22:40
潮回り:大潮
(↓) 176→120cm
場 所:KMI’s
海水温 : n.a.
釣 果:アジ x 17、マゴチ x 0
同行者:KMIさん

今週の前半の釣行は一昨日の火曜(22日)だったので、次回の釣行を金曜(25日)にする積もりにしていた。と云うのは、後期高齢者ともなると、若い頃と違って一晩寝ただけで疲れが取れることは殆んど皆無に等しく、釣行の翌日、翌々日にも気怠さが澱の様に身体にズシーンと残っていることが多い。そんなことから、いつの間にか自然に2日間の休みを入れることがパターン化していて、今回もそんなパターンに従って金曜日を予定していた。
そんな所にKMIさんから金曜日に休みが取れたので、木曜に行くがどうかとの連絡が入った。小生は365連休の身分なので、平日の釣行を旨としている。そのため、現役組の皆さんと一緒になるのはたまたま釣り場で一緒になる以外ないので、有り難く申し出を受けることにした。と云っても、何かと口煩いカミさんのご機嫌を取ってOKを貰えたからだが・・・。

現地到着は17:30頃。
岸壁には入り口に立川から通っているスバル乗りの年配者、そして最奥KMIさんの二人の姿があるだけだったので、小生は事務机前に釣り座を構えた。

この日は3~4m/sの南風が吹いている筈だが、岸壁に立ってみると殆んど吹いておらず蒸し暑くて堪らない。アングラーが少ないのも、この暑さ故かも知れないが、この日は北海道の北見や帯広で40℃にもなる猛暑とのことで、人間様はこの暑さに参っているが、蚊だけは元気一杯。バッカンやクーラーを机の上に置いている間にも群がって来るので、先ずは虫よけを顔や手に塗ることから準備を始めた。

今回も前回と同じ明かるい時間帯はマゴチ、暗くなってからアジを狙う算段。しかし、アジは一昨日に持ち帰っているので、今回は敢えて持ち帰る必要はないため、場合によってはマゴチ狙いに比重を置く前提で、17:40頃、Sephia S809M/FスリーパーマッチョDX 18gのJHを組み合わせてマゴチ調査を開始した。

このKMI’sの沖は砂や泥地の海底になっており、キスが釣れているのでマゴチも居るだろうと思って調査を続けているのだが、これまで1度もそれらしい反応を感じたことがない。しかも、小生以外にマゴチを狙っているアングラーを見掛けたことがないので、KMI’sには生息していないのかも知れない。
不安に思いつゝこの岸壁の主のKMIさんに訊ねると、
シーズンになると、朝マヅメの時間帯には入り口から中央付近に掛けてマゴチ狙いのアングラーが並んでいるが、皆、ハゼやキスの泳がせ釣りだとのこと。
であれば場所の選定は間違えていないが、違っている点は活きエサかプラスティック製のワームかと云うこと。釣りの原点からから考えると活きエサが有利なのは当然なので、少し心が揺れるが・・・。

兎に角、何か反応して欲しいと思いながらズルズルと底を引き摺っていると、突然、ブルブルと何かの反応が返って来た。反射的にロッドを煽って合わせを入れたが残念ながら空振りで、手元に戻って来たワームをチェックすると尻尾がなくなっている。恐らくカサゴフグの仕業だろう。
とは云え、その正体を見届けた訳ではない上、マゴチを掛けた経験は皆無なので断定も出来ない。正体を確認しようとワームを取り替えてキャスティングを繰り返したが、その後は無反応。

それからも立ち位置を替えながらマゴチを探したが、ブルブルとした反応でワームの尻尾を食い千切られたことが1度あったものゝ、マゴチは見付けられず仕舞い。

日没時刻の18:51を過ぎて、ソロソロ、アジングに切り替えようかと考え出した頃、アクションの付け方を変えてみることを思い付いた。それまでは海底のズル引き一辺倒で引いて来るスピードを変化させるだけだったが、軽くリフト&フォールするのはどうかと考えた。メバリングにしろ刀狩りにしろ小生の釣り方は軽いリフト&フォールを主体に展開しているのだが、どう云う訳か、マゴチではズル引きしかして来なかった。そこで、駄目で元々とばかりに試してみると、何やら反応が出て来る様になり、1度はコツンとはっきりと感じるものもあった。残念ながらこれも空振りに終わり、その後は反応がなくなったので、何とも云えないが、少し光が見えた様な・・・・。

19:00を回った所で、狙いをアジに替えることにした。
今回使用するロッドはXSC-59ST-Pro。このロッドにAldebaran BFS XGのリール、1.0GのJHを組み合わせて、19:15頃、アジングを開始した。

前回の口開けのアジをゲットした19:30頃を回っても、何も反応がない。
今日の出足は遅そうだと思いつゝキャスティングを繰り返していると、隣りのKMIさんからあたったよと声が掛かり、程なくして小生にも反応が・・。
と云ってもはっきりとしたアタリではなく、ラインの揺れで獲ったもの。サイズは18cm、時刻は19:41のことだった。
漸く、回って来たか・・・と後続を期待したが、後が続かない。結局、2匹目をゲットしたのは1匹目から20分も経った20:04のことで、サイズも19cmと前回と同じ金太郎飴状態。

その後は20:277匹目をゲットするまで比較的順調だったが、潮の流れが左から右に強くなり、手持ちの中では最も重たい1.3gのJHに替えて臨んだが、ピタリと反応がなくなってしまった。対して、隣りのKMIさんはピッチを早めて抜き上げだし、アッと云う間に抜き去られ差を開けられてしまった。
隣りで好調に竿を絞っているのに、何も反応が感じられないのは切歯扼腕。釣り人として忸怩たるものがあるが、アジの居場所が変わってしまったのでは、戻って来てくれることを願う以外どうすることも出来ない。
そこで、再度マゴチに狙いを替えたが、こちらも梨の礫

結局、再度アジングに戻って、潮上に当たる隣りのKMIさんの竿下を狙ってキャストして何とか活路を開いてポツリポツリと拾うことが出来た。

その強い潮の流れも21:30頃になって漸く緩み、同時にアジも戻って来て山を迎えたが、22:00を回った頃には何処かに去って行ってしまったと見えて、今度は二人共に反応がなくなってしまった。

それでも、気の合う仲間との釣りは楽しくて、ついついダラダラと続けてしまい、気が付けば時刻は22:30過ぎ。そこで漸く見切りを付けて、KMIさんを残して小生はStopFishingとした。

それにしても、この日の釣果の殆んどはラインの動きで獲ったもので、コツンと感じる明確な反応では獲れないものが多かった。はっきりと感じる反応で掛けることが出来なければ、何とか掛けてやろうと熱くなるのはアングラーの性。これはこれで面白く、この日も何とかしてやろうとしたが、結局、答えは出せなかった。

そして、今回もマゴチ調査は空振りだったが、最後の最後になってこれまでと違う反応があったので、チャンスがあるかも知れない。
老いの一徹ではないが、次回も続けようと思う。

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19:41 1匹目 18cm 21:36 11匹目 18cm
20:04 2 19 21:40 12 19.5
20:07 3 18 21:45 13 19
20:10 4 18 21:47 14 18.5
20:15 5 18 21:49 15 17
20:17 6 19.5 22:04 16 18
20:27 7 16 22:09 17 17
20:42 8 19
21:22 9 17
21:32 10 19

 

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