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2025年釣行記(83) – AJ&LEG

2025年 Ajing Eging 釣行記

日 時:12月16日(火) 16:50~22:00
潮回り:中潮
(↓↑) 120→37→45cm
場 所:KMI’S、WND
海水温 : n.a.
釣 果:アジ x 0、ヒイカ x 2、シリヤケイカ x 1
同行者:単独

この時期には珍しく南寄りの風が1~2m/sとの予報に、久し振りにMHR-KGNに行けると喜んだ。所が、この日の潮回りは中潮で、釣りをする時間帯の潮位は17:00頃の1mから干潮時刻の21:07には37cmまで下がってしまう。これではとても釣りにならない。
そこでMHR-KGNは諦めて前回見送ったKMI’sに行くことにした。

15:50頃、自宅を出発しいつものルートでKMI’sに向かった。しかし、到着直前になって、前回雨のために早揚がりせざるを得なかったWNDが気になり、立ち寄ってみることにした。
すると、WND-Aには釣り人は2~3人しか見えず、WND-Cには誰も居ない。そんな状況を目にして君子豹変WND-Cの様子をチェックしすることにした。

16:50頃、XSC-59ST-Proのロッドに月下美人AIR TW PE SPのリール、1.0gのJHの組み合わせで、アジングを開始。

風は予報通りの微風で、願ってもないアジング日和に嫌が上にも期待に胸が膨らんで来る。
しかし、反応がない。足許にはセイゴが3匹、4匹とのんびりと行ったり来たりしているだけで、他には生き物の気配が感じられない。それでも、その内アジが回って来るだろうと余裕を持ってキャスティングを繰り返した。だが、ピクリとも反応がない。

30~40分した所で、ヒイカの様子を見るためにJHおっぱいスッテに替えてみた。しかし、ヒイカも反応を返してくれず、小さなシリヤケイカが来ただけ。

アジは駄目。ヒイカも来ないとなるとKMI’sに行けば良かったか・・?と最初に行く積りにしていたKMI’sのことが気になって来る。こんな時には身体が二つあればとついつい思ってしまうが、出来ることは移動するか粘るかのどちらか。迷ったが、結局、WND-Cは1時間程で諦めて移動することにした。

18:00を少し回った頃、KMI’sに到着。
ロッド・ケースやバッカンを両手に細い獣道を通って岸壁に出た所、入り口最奥に若者がそれぞれ入っていて、狙っていたポイントはどちらも塞がっている。
WND-Cで粘れば良かったか・・・とガッカリしながら最奥の若者に様子を訊ねると、引き揚げる所だとのこと。捨てる神あれば拾う神あり
と云う訳で、18:15頃、KMI’sアジングを再開。

しかし、時合いは終わったと見えて、アジからは何の音沙汰もなく、ヒイカも試してみたが、こちらも音無しの構えを崩さず、19:30頃には嫌になって引き揚げようかと考え始めた。

結局、20:00を回った頃、引き揚げる積りで片付けに入ったのだが、WND-Aヒイカ・チェックをすることを思い付いた。
詰まり、ヒイカについては例年以上に熱心に力を入れて来ており、釣果もそれなりに出せる様になった。とは云え、釣果を得たのはWND-Cだけなので、他のポイントをチェックしておく必要もあるだろうと考えた。幸か不幸か、この日はボーズを喰らうことは必須なので、ヒイカ・チェックが空振りに終わっても痛くも痒くもない。

と云う訳で、WND-Aに立ち寄ってロッド1本だけを持ってヒイカ・チェックを開始。

開始して2投目か3投目のこと。
スッテにアクションを加えようとラインを張った所、何となくジワーッとした重さが伝わって来た。思わず反射的に合わせを入れたが、これは空振り。しかし、この日初めて返って来た獲物の反応に、オッ、何かが居る!!
胸をドキドキさせながらキャスティングを繰り返して遂にこの日の初獲物をゲット。
時刻は20:30のことで、4cm程の小さなスッテの倍程しかない胴長の小さな小さなヒイカだったが、嬉しい1杯だった。
それから間もなくして、同サイズを追加したものゝその後は完全に音沙汰なしの世界。

21:00過ぎに、再度WND-Cに入りライト・エギングをして少し大きめのヒイカを掛けたが、残念ながら、これは抜き上げに失敗。

その後も、粘ってヒイカを狙ったが音沙汰はなく、結局、22:00頃、StopFishingとしてロッドを畳んで帰路についた。

2025年釣行記(82) – LEG&AJ

2025年 Ajing Eging 釣行記

日 時:12月13日(土) 16:45~19:30
潮回り:小潮
(↓↑) 95→90→95cm
場 所:WND-C
海水温 : n.a.
釣 果:ヒイカ x 6
同行者:KMIさん、(SMTさん)

季節柄どうしようもないことなのだが、木曜日も金曜日も北風。特に金曜日は爆風だったので、道楽部屋でグズグズして過ごさざるを得ず、今週2回目の釣行は諦めていた。
所が、土曜日の予報を見ると、23:00以降は傘マークが付いているものゝ、風は北東or北北東からの風で風速は2m/sとそれ程強くはなさそう。向かい風になる東寄りの風なので、この寒い時期には願い下げにしたい所だが、KMI’sであれば何とかなるかも知れない。状況によってはWNDに転戦することも前提に、兎に角出掛けることにした。

16:20頃、現地に到着。
早速、岸壁に出てみた所、残念ながら水道前から最奥に掛けて4人の先行者が入っていて最奥には入れない。仕方がないのでWNDに転戦するしかないなと思って居ると、その内の一人が小生に向かって大きく手を振っている。
エッ、誰だろう・・・と思いつゝ近付いてみると、フードを被り顔だけを出している黒尽くめのその御仁は久し振りに逢うAIYMさんで、FNDさんや他2人と来ているとのこと。
お二人とは久し振りのご対面だったので、暫し四方山話をしていると、そこにKMIさんから連絡が入り17:00前に家を出るとのこと。そこで、AIYMさん達とは別れてWNDに向かった。

16:30頃、WND-Cに到着。
そこには見覚えのあるブルーの外車が止まっておりSMTさんがロッドを振っていたので、隣りに釣り座を構えて準備に取り掛かることにした。しかし、ここではほゞ正面からかなり強めの風が吹いて来ている。KMI’sでは気にする程の強さではなかったのでその旨SMTさんに伝えたが、SMTさんは構わずキャスティングを続けている。そこで、小生もお付き合いをする準備を始めたが、丁度そのタイミングでアジが寄って来たと見えて、SMTさんがロッドを曲げ始めた。しかも良型。
この時期の時合いは短いので、チャンスを逃してはならじと慌ててXSC-59ST-Proのロッドに月下美人AIR TW PE SPのリール、1.2gのJHを組み合わせて16:45アジングを開始した。
しかし、反応がない。
風の強さを考慮して1.2gのJHをチョイスしたのだが軽くする方が良いのか・・・と考えている内に、SMTさんがロッドを曲げる間隔が徐々に広くなり、ついには時合いは終わってしまった様子。
そこで、1.2gのJHおっぱいスッテに替えてヒイカ狙いに変更。

前回とは違って今回は足許に大きなシーバスの影は見えないので、ヒイカが寄って来ても良い筈だが、全く反応がない。隣りのSMTさんは時折良型のアジを掛けている。そんな所を眼にすると気持ちは大きく揺らいだが、グッと我慢をしてヒイカからの反応を待ったが、音沙汰はない。

17:30頃、KMIさんが到着し、SMTさんKMIさんアジ、小生はヒイカを狙って3人並んでロッドを振ることになった。冷たい風は変わらず正面から吹いて来るので指先がジンジンと冷たくなって来たが、ヒイカからは梨の礫
そこでSMTさんの右隣の少し空いたポイントでキャストしてみることにした。
すると、待ちに待った反応がやっと返って来てこの日の口開けの1杯をゲット。時刻は17:40のことだった。
これでボーズはなくなったと一安心して、群れで回遊している筈のヒイカが居なくならない内にと直ぐに同じポイントで後続を狙ったが、反応は返って来ない。

今日はこの1杯で終わりかな・・・と諦めかけていると、ポツリポツリと雨粒が落ちて来た。
予報では夜遅くなってからだったのに・・・と思わず愚痴が出て来るがどうしようもない。しかし、SMTさんKMIさんは気にする気配も見せずにキャスティングを続けている。小生は、雨にはからきし弱いため普段なら直ぐにヘナヘナと気持ちが萎えてしまうのだが、この時は止める踏ん切りが付かずにダラダラとキャスティングを続けていた。すると、雨は次第に弱くなって来たので、これ幸い。気分を変えるためにスッテエギに替えて、キャスティングを繰り返した。

しかし、相変わらずヒイカからの反応はない。
雨は何とか止んだが冷たい風は止むことなく吹いて来ているので、首の皮一枚で何とか繋がっている気持ちを奮い立たせ、駄目元でエギを別のものに替えてみた。
すると背中が赤、腹が黄色のNAORY 1.5号が良かったのか、あるいは、やっと寄って来たのか、兎に角、反応が続いて返って来てパタパタと追加に成功。
現金なものでこれで俄然やる気になったが、調子が良かったのも束の間のことで、直ぐに反応が返って来ない状態に戻ってしまった。しかも、止んでいた雨が又々降り出して来ては堪らない。直ぐに諦めてKMIさん共々片付けに入りSMTさんを残して、19:30頃、釣り場を後にした。

2025年釣行記(80) – LEG&AJ

2025年 Ajing Eging 釣行記

日 時:12月06日(土) 17:30~22:00
潮回り:大潮
(↓) 180→30cm
場 所:WND-C
海水温 : n.a.
釣 果:ヒイカ x 8、アジ x 9
同行者:KMIさん、(SMTさん)

実は一昨日の木曜日(4日)、ヒイカ狙いでWNDに行ったのだが、どうしたことか夜釣にはなくてはならないライトを忘れてしまう大失態をやらかしてしまった。気が付いたのが釣り場到着の直前だったが、一旦は取りに戻って出直そうと考えた。しかし、釣り場の岸壁には街灯がある上、この日はスーパー・ムーンでしかも快晴なので何とかなるだろうと釣り場の岸壁に向かった。

そして、何とか準備を終えてキャスティングを始めた所、ラインは微かだが見えるので、思惑通り何とかなりそう。
しかし、ヒイカからの反応は返って来ない上、あるべき物があるべき所にないため、何とも落ち着かない。それでもキャスティングを続けていると、19:00を回った頃になって突然東風が吹き出して来た。それまでは殆んど無風状態だったため、風のことは全く意識することもなくヒイカからの反応を待っていたのだが、冬の風は冷たく一気に寒くなって来た。と同時に気持ちも冷えてしまい、19:30頃、スゴスゴと引き揚げざるを得ない羽目になった。

と云う訳で、悶々としていたのだが、土曜日は西or西南西の風が1m/sと極弱い予報が出ている。中一日しか空いておらず後期高齢者に身には少々厳しいが、どうにも気持ちが抑えられずKMIさんに連絡を入れると、WNDに出撃する予定とのこと。
KMIさんが行かないのであればMHR-KGNにしようと考えていたが、KMIさんのお供で再度WNDに行くことにした。

16:40頃、現地に到着。
17:20頃、渋滞に巻き込まれて到着が遅くなったKMIさんが到着し、並んで釣り座を構えた。

小生は前回の出直し戦なのでヒイカ狙いのライト・エギングKMIさんアジの反応がなくなったらヒイカ狙いに切り替えるとのことでアジングでキャスティングを開始。

今回のタックルは、沖目のボトム狙い用としてTenryu改のロッドに2.0gのナツメ錘を使ったライト・キャロ、足許の岸壁際狙い用としてXSC-59ST-ProのロッドにAldebaran BFS XGのリール、0.8号のおっぱいスッテを組み合わせたジグ単ならぬスッテ単の二組を用意。
そして、先発にTenryu改を手にヒイカの居場所を探したが、反応がない。そこで、一旦沖目を諦めることにして、足許を狙うためにロッドをXSC-59ST-Proに持ち替えて、チョンチョンと小さなアクションを加える釣り方にしてみた。
この釣り方はYouTube動画で観た釣り方を参考にしたもので、動画ではスッテから40~50cm離した所に付けたケミホタルの動きでヒイカの魚信を取る方法だった。しかし、WNDではヒイカの天敵であるシーバスクロダイが多いため、ヒイカはボトムに張り付いている筈。そうなるとスッテとケミホタルの間を広く取る必要があり、とてもアジング用のタックルでは扱えない。そこで、ケミホタルを付けずにラインの動きでヒイカの魚信を取ろうと考えたもので、果たしてこの方法が有効なのか、不安ではあるが楽しみな釣り方。

すると足許狙いに切り替えて、2投目か3投目。アクションを加えようとするとジワッとした重さが伝わって来て、可愛い可愛いヒイカをゲット。
ラインで魚信が取れず、釣れちゃった感が満載だが、兎にも角にも狙って獲ることが出来た久し振りのヒイカで、思わず隣りのKMIさんに見せに行った位。
時刻は17:46のことで、出足は良い。この調子で・・・と思って後続を狙うと程なくして、2杯目をゲット。

所が、その後が続かない。ヒイカアジと同じ様に群れで回遊しているとのことなので、群れが小さいのかも知れない。
その頃、アジを狙っていたKMIさんは、良型を次から次にものにしておりご満悦の様子。一方の小生は反応がなくなったヒイカが戻って来るのを待ちながら、KMIさんの釣りを只指を咥えて見ているだけで、心は徐々にアジングに傾いて行ったことは云う迄もない。

その後はSMTさんも加わり、3人並んでアジングを楽しみ、アジの反応がなくなった所で小生はヒイカ狙いに切り替えて、都合8杯。最後の3杯はエギ単での釣果だったが、スッテ単で結果が出せたので大いに満足出来た一晩だった。
とは云え、小さなヒイカ8杯では、老夫婦の食卓に乗せるにしても足りないので、近々追加補充のためにライト・エギングに行こうと考えている。その際にはラインの動きでヒイカの魚信を取ることに傾注したいと思う。

2025年釣行記(79) – LEG&AJ

2025年 Ajing Eging 釣行記

日 時:12月01日(月) 16:00~21:30
潮回り:中潮
(↓↑) 140→50→57cm
場 所:KMI’s
海水温 : n.a.
釣 果:ヒイカ x 0、アジ x 23、サバ x 2
同行者:単独

予報によると、この日の夜は南西の風が3m/s。となると、MHR-KGNメバリングをするにしろKMI’sアジングをするにしろ申し分のない条件なので、どちらにするか迷う所。しかし、前回のKMI’sではパーフェクト・ゲームに抑え込まれて悔しい思いをさせられたが、記念すべきエイジ・シュートとなる79回目の今回だけは、そんな思いをしたくはない。となるとMHR-KGNと云うことになるが、この日の潮回りは中潮で、生憎なことに、釣りをしている時間帯は下げ潮で20:22には49cmまで潮位が落ちてしまう。これでは到底釣りになりそうもない。

と云う訳で、前回の二の舞いにならないことを願いつゝKMI’sに行き、定番のアジではなくヒイカをメイン・ターゲットとすることにした。
と云うのも、アジは前回の例がある上、仮に釣れたとしても時合は極々短く、しかもサイズも小さくなっているので、楽しめる要素がかなり減って来ている。
対して、ヒイカは好ポイントとされているFRYに近く、何よりもつい先日には眼と鼻の先のWNDで釣果が出たとの情報があった。だからと云ってKMI’sで釣れる確証はなく、寧ろ、過去にも何度か挑戦したことはあるが結果は芳しくなかったことを考えると、今回も空振りに終わる公算が大きい。しかし、アジとは違ったヌメーッとした反応を味わいたくて敢えて試してみることにした。勿論、ヒイカでパーフェクト・ゲームを喰らっても、余り実績のないKMI’sでのことなので、アジ程の悔しさはない筈との打算の上でのことは云う迄もない・・・。

15:45頃、現地に到着。
早速、岸壁に出て見ると先行者の姿は見えず小生の貸し切りだったので、いつもの最奥に釣り座を構えることにして、準備に取り掛かった。

今回使用するロッドは、久し振りに引っ張り出して来たスピニング・ロッドのTenryu改。験を担いだ訳ではないが、このロッドは小生が初めてヒイカを掛けた際に使用していたもので、スピニング・ロッドの方がベイト・ロッドよりも何かと小回りが効くと考えてチョイスしたもの。このロッドに組み合わせる仕掛けは、まだ明かるい時間帯なのでヒイカはボトムに着いていると考えて、リーダーの先端に1.5号のナス錘を結び、その40cm程上にスッテを結んだものにした。

キャスティングを始めたのは16:00頃。
海は前回と同じ様に波はなくノッペリとしていて、風も殆んどなくエギングをするには文句のない所だが、何となく釣れそうな雰囲気がない。ヒイカアジと同じ様に群れで回遊しているとのことなので、回遊して来るのを待つ以外にない。それまでは只ひたすらキャスティングを続けるしかないが、KMI’sにも寄って来るのか?
寄って来るとして、そのタイミングはいつか?
等々考えながらキャスティングを繰り返していた。
しかし、何となく、アジなら来そうな気がしてならない。この日のターゲットはヒイカでアジは保険だと云い聞かせたが、アジングをするならこのタイミングしかないとの意見に負けて、アジングに切り替えることにした。

そこで、SaltyStage改のロッド、Aldebaran BFS XGのリール、1.0gのJHを組み合わせて、16:30頃、アジングを開始。
だが、やはり反応はない。反応はないが、実績があるだけに続けていれば必ず回って来ると思える点がヒイカとは大きく違っていて、何となく余裕がある。

この日初めて反応が返って来たのは、10分程経った16:40のことだった。
何の前触れもなく突然トン。合わせが決まってやり取りを始めたが、思いの外引きが強い。
ひょっとするとクロダイかも・・と思ったが、クロダイにしてはトルク感がない。
何だろうと思いながら抜き上げたのはアジで、しかもサイズは22cmの良型。
釣れるのはロリ・サイズが多くなった冬パターンに入った筈なのに、まだ明るい時間帯に良型アジが来たことに驚いたが、これ1匹では老夫婦の食卓用としても到底足りない。何とか追加しなければと思いつゝキャストすると、今度はモソとした微かな反応があって強い引きが伝わって来た。良し、良し!!これでお土産は確保出来たと喜んだが、今度の獲物は右に左に強い力で走り回る。ひょっとすると・・と思った通り、抜き上げた獲物は30cm程のサバ。もう少し大きければこれ1匹でお土産に出来るが帯に短し襷に長しで如何にも中途半端。そのまゝリリースしようと思ったが、背後で小生の釣りを見守ってくれていた黒猫に進呈することにした。その黒猫も最初はバタバタと暴れるサバを持て余していたが、やがて、少し大人しくなったサバを咥えて背後の茂みに入って行った。

良型アジボーズを喰らうことから逃れられたが、このサバが暴れ回ったためか、反応がピタリと消えてしまった。時合の短い冬パターンに入っているので、これで終わっても仕方ないが、せめて何とか1匹でも追加を・・
その願いが通じたのか16:552匹目をゲット。しかし、サイズは16cm程しかない。立派なアジだがこのサイズではどうしようもないので、そのまゝ海に帰って貰ってキャスティングを続けた。そして、少し時間を置いた17:143匹目をゲット。しかし、サイズは同じ16cmで即リリース。

この3匹目は表層で反応して来たので、狙いを表層に替えて後続を狙って17:16に同サイズの4匹目をゲット。そこで狙いを表層に絞ったが、案に相違して反応がない。そこでボトム付近に狙いを替えると反応が返って来て、5匹目となる21cmの良型を17:21にゲット。良型はやはり底近くに居ると判断してボトムを狙うと反応が続かない。表層に替えると反応があるが、続かず単発に終わってしまって、どうにも落ち着かない。

しかし、20cm超を2匹キープ出来、お土産の心配はなくなったので、後は数釣りを楽しもうと表層狙いに徹することにした。すると、あったり遠退いたりしながらも退屈する間もなく反応が続いて18:16にはツ抜けを達成。

冬パターンに入っているのにこんなにも早い時間にツ抜けを達成出来たのは望外の喜びだが、この日の主役はヒイカの筈。
早くヒイカに切り替えたいと思いながらも、なかなか踏ん切りが付けられずそのまゝアジングを続け、1時間足らずで10匹のアジを追加し19:11ダブル・ツ抜けに成功。その後更に2匹追加した所で、アジングを止めてTenryu改にロッドを持ち替えてヒイカに狙いを替えた。

しかし、ヒイカからは何も反応が返って来ない。仕掛けをエギ単に替えたりもしたが空振りで、結局2時間程で諦めて片付けに入った。

そして、最後の最後にSaltyStage改を手に未練のキャストをすると、コツと反応があって21:3723匹目アジをゲット。これで未練も断ち切ることが出来てこの日の釣りを終えることにした。

と云う訳で、この日は本命のヒイカにはパーフェクトに抑えられ、半ば諦めていたアジの好釣果に救われた格好で、謂わば主客転倒と云った結果だったが、何としてでもヒイカを釣りたい。
次回は、他に目移りがしない様に、アジ狙いのタックルは持参せずに臨んでみようと思う。

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16:40 1匹目 22cm 18:17 11匹目 17cm 19:12 21匹目 16cm
16:55 2 16 18:21 12 15 19:13 22 17
17:14 3 16 18:23 13 16 21:37 23 16
17:16 4 16 18:26 14 17
17:21 5 21 18:29 15 17
17:30 6 17 18:58 16 20
17:48 7 15 19:00 17 16
18:04 8 17 19:03 18 17
18:06 9 16 19:06 19 19
18:16 10 17 19:11 20 16

2025年釣行記(78) – AJ&LEG

2025年 Ajing Eging 釣行記

日 時:11月27日(木) 16:10~19:30
潮回り:小潮
(↑) 120→135cm
場 所:KMI’s
海水温 : n.a.
釣 果:アジ x 0、ヒイカ x 0、カサゴ x 2
同行者:単独、(KMIさん)

天気予報によると、週末の金曜日は北寄りの風が4~5m/s、対して木曜日は南南西の風が2~3m/s。となると、釣りに出掛けるのはKMI’sにしろMHR-KGNにしろ無条件で木曜日にしたい所。しかし、残念ながら、KMI’sでは17:00頃、MHR-KGNでは21:00以降に傘マークが付いている。
特に冬パターンとなって夕間詰めの短時間しかアジが回ってこないKMI’sにとっては、肝心要の時間帯に雨が降るのは非常に辛い。一方のMHR-KGNであれば20:00過ぎ迄の4時間程は釣りが出来る計算だが、前回、前々回の傾向からすると可愛娘ちゃんが喰い気を出すのは20:00を回ってから。となると、こちらも肝心要の時間帯は雨の中と云うことになる。
と云う訳で、風向きは絶好の条件だが、週末の釣行は泣く泣く諦めていた。

所が、昼過ぎに天気予報をチェックすると、KMI’s傘マークは消えていた。となると釣りに行かない理由はない。そそくさと釣りの準備を始めたのは云う迄もない。
しかし、道楽部屋から見る空はどんよりと曇っており、今にも降り出しそうだったが、心配した通り、車に乗り込んで走り出した途端ポツポツとウィンドウに雨粒が落ち始め、途中ではワイパーを使うまでの降りになっていた。

それでも引き返す気にならず、そのまゝ車を走らせて、15:40頃現地に到着。幸い、その頃には雨は殆ど上がっていたので、すっかりその気になって岸壁に出てみた。すると、中央付近から奥に掛けて長い竿を何本も出している二人のアングラーの姿があり、最奥には入れそうにもない。そこで、一旦道具を入り口に置いて場所を確保した上で、様子を訊きに行くとその先行者は府中よく喋るおっさんとその連れで、型は小さいが数は出ているとのこと。この二人は水道前事務机前の中間と中央付近に釣り座を構えており、最奥は空いていたので入らせて貰うことにした。

16:10頃、SaltyStage改のロッド、Aldebaran BFS XGのリール、1.0gのJHを組み合わせでキャスティングを開始。

この日の日没時刻は16:29なので、まだ明かるい時間帯だが、最近のアジ夕間詰めの極々短い時間帯しか回遊して来ない。そのため余りノンビリ構えていると、千載一遇のチャンスを逃してしまう結果になりかねない。そこで、いつ何時回遊があっても良い様に、まだ明るい時間帯から始めたものだが・・・・。

岸壁では風は殆んど吹いておらず、海は波もなく穏やかでのっぺりしていてまるで湖or池の様で、生き物の気配がない。それでも先行者の二人はポツリポツリとだが、余り大きくはないアジを釣り上げているので、サイズを気にしなければ、反応が出始めるのは時間の問題だと考えていた。

所が、日没時刻を過ぎて周囲の光量が減って来てゴールデン・タイムに差し掛かっても何の反応もない。
アレッ、どうしたんだ・・・・・?
回遊してくる時間が少し遅れているのか・・・・?
期待を込めてキャスティングを繰り返したが、全く気配さえもない。

その内、魚信がなくなったと先行者の二人が帰り支度を始める始末。
沖目で魚信がなくなった
 ↓
岸壁の際に寄って来た
 ↓
いよいよ時合か・・・
こんな根拠のない三段論法で自身を励ましてキャスティングを続けたが、ウンともスンとも反応は返って来ない。
可怪しい! 可怪しい!
どうしたんだろう・・・・?
と思っている内、正に泣きっ面に蜂。ポツリポツリと雨粒が落ちて来始めた。
参ったなぁ・・・。
雨にはからきし弱いので引き揚げる事も考えたが、時計を見るとまだ18:00前なので止めるには早過ぎる。空を見上げると雲は高く色も白いので、本降りになりそうにもない。そこで、暫くすれば止むだろうと考えて背後の木陰で雨宿りをして様子見を決め込んだ。
予想通り雨は程なくして止んだので、気分を一新してアジングに戻ったが、アジの御一行様のご到来はないまゝ。

もうそろそろ回って来るだろうとキャスティングを繰り返しても、肝心要のアジは回って来ず代わりに雨粒が落ちて来て、早くも集中力は風前の灯

雨は降ったり止んだりを繰り返していて、何とも中途半端。いっそのこと、もう少し強く降ってくれれば踏ん切りがつくと云うものだが、引き揚げようかなと思い始めると降り止み、キャスティングを続けているとポツリポツリと泣き出して来る。

19:00頃になってアジには見切りを付け、狙いをヒイカに替えてキャスティングを繰り返している所に、WNDで間詰狙いのアジングをした帰りのKMIさんが登場。
WNDでの結果は大小取り混ぜて10数匹だったとのことで、KMI’sでは只の一度も反応がなかったことを考えると、釣り場の選定を間違えたと見える。

19:30頃、その頃にはやる気は殆んど失せていたので、KMIさんと四方山話をしながらダラダラとキャスティングを続けていたのだが、又々雨が降り出して来た。しかも、これまでよりは若干強め。
これで漸く踏ん切りをつけてStopFishingとし、ソソクサと道具を片付けてKMIさんと一緒に岸壁を後にした。

それにしても久し振りに味わうアジングでのパーフェクト・ゲームだが、それ程悔しさがないのは、どうしてだろう?
煩悩の塊の様な小生も、八十路を目前にして漸く達観の域に近付いたと云う訳か・・・・。

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