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2025/08/22
2025年 Ajing 釣行記
日 時:08月22日(金) 18:00~22:00
潮回り:大潮(↓) 170→110cm
場 所:KMI’s
海水温 : n.a.
釣 果:アジ x 14
同行者:単独、(ICNH、IMMR、FJKW各氏)
江戸の敵を長崎でではないが、前回のMHR-KGNでの刀狩りはパーフェクトに抑え込まれてしまったので、今回はKMI’sでのアジングで何とか借りを返そうと目論んだ。しかし、仲間からはムツっ子ばかりだとか日付が変わる頃から魚信が出始めたなど芳しくない情報ばかりで、返り討ちを喰らう惧れが大なのだが、こればっかりはやってみなければ判らない。
現地到着は、17:30頃。
岸壁の入り口に一人だけ居た顔見知りの年配アングラーに挨拶代わりに様子を尋ねると、鉛筆カマスばかりでアジも豆が少しだけとやはり余り調子は良くない様子。
今日も釣れないかも知れないが、それも仕方がないと思いつゝ最奥に釣り座を構えることにした。
8月も立秋を過ぎて所謂処暑を迎える時期となり、ソロソロ猛暑・酷暑が収まって残暑の頃。残暑と云う言葉の中には秋の気配が漂っている様に感じられるが、この日も相変わらず残暑には似つかわしくない程の蒸し暑さで、手に入れたばかりの空調服を着ていても汗が吹き出して来て止まらない。
汗を拭きつゝ支度を整えて、キャスティングを開始したのは18:00頃。
この日の先発タックルは、BlueCurrentⅢ 82/Bのロッド、0.6号のPEを巻いたSilver Wolf SV TW PE SPのリールに4号の錘を使った直リグの組み合わせ。まるでマゴチを狙う時の出で立ちそのものだが、今回はマゴチ狙いと云うよりも、前回のMHR-KGNで高切れを頻発させたことから、キャスティング方法を確認するのが主眼。
と云いながら、心の何処かではマゴチの姿を思い描いていたのは、アングラーとしては当然のこと・・・だろう。
しかし、マゴチからの紛れ魚信もなく、18:21の日没時刻を過ぎた頃、アジングに切り替えるべく準備をしている所に、ICNHさんが登場。
今回のアジングはXSC-59ST-Proのロッド、月下美人AIR TW PE SPのリール、1.0GのJHを組み合わせたタックル構成にして、19:00頃、開始した。
大潮の下げに入っているにも拘わらず潮の動きはなく、アジからの魚信はない。いつも、遅れて入って来ても先行者の誰よりも早く本命をものにするICNHさんには、この様な場合はパイロットになって貰いたいのだが、そのICNHさんも首を傾げている。
やはり予想通り、厳しいアジングになりそうだと思いながらキャスティングを繰り返している内に、右手から左に少し潮が動き出した。すると間もなくICNHさんが来たヨ!と云ってロッドを大きく曲げ、20cm超の良型のアジをゲット。
早い時間帯には魚信はないと思っていたので驚いたが、隣りに来たのだからこっちにも来る筈と集中力を高めて魚信が返って来るのを待った。しかし、何の音沙汰もなく、ICNHさんに来たのは単独行動のアジだった様子。
潮の動きは多少あるが、1.0gのJHでは殆んど流されることはない。そこで、JHを軽くしてみることにした。出来ればICNHさんに倣って0.6gのJHにしたかったが、ベイト・タックルで0.6gのJHを扱えるだけの技量はないので、0.8gのJHをチョイスすることにした。1.0gのJHであれば、今では殆んど気を使わずにキャスト出来る様になっているが、たった0.2gの違いだが0.8gのJHではこうは行かない。多少の緊張感を持ちながらキャスティングを繰り返していると、ある時、馴染みきったラインがプルプルと揺れる様な変な動きがあった。
アレッと思った時には腕が勝手に動いていて、生命体の動きを感じながらリールのハンドルを回していた。
来た、来た!!と声を上げながら抜き上げた獲物は20cmを僅かに超える良型の本命アジで、時刻は丁度19:30のことだった。
久し振りの良型アジだったので、背後でジッと小生の釣りを見守っていた黒猫には進呈せずに老夫婦の食卓用にキープさせて貰った。その時の黒猫のガッカリしたもの欲しそうな眼差しが印象的で、一寸、待ってろよと声を掛けつゝ後続を狙ってキャスティングを続けた。
しかし、魚信が続かない。
黒猫用もさることながら、老夫婦の食卓用としても1匹ではどうしようもない。このまゝ終わったらどうしようか・・・・などと考えながらキャスティングを繰り返していた。
すると19:37に2匹目のアジをゲット。これも20cmクラスだったので、黒猫には申し訳ないがキープさせて貰った。
その頃だったと思うが、昨年の11月以来久し振りに会うIMMRさんが登場。以前は、気が付けばタバコを吸っていて、釣りをしている時間よりもタバコを吸っている時間が長い位だったIMMRさんはイヨイヨ禁煙を始めた由。超ヘビー・スモーカーだった小生もタバコを止めて20年程。何とかIMMRさんの禁煙が上手く行って欲しいと願うばかり。
と云う訳で、最奥から小生、ICNHさん、IMMRさんと3人並んでロッドを振ることになった。
この日は2匹目を掛けた後も魚信は続き、19:30頃から20:00過ぎまでの約30分間がこの日のハイライト。一時は二人を差し置いて入れ掛かり状態を演じている小生を見て、隣りのICNHさんが眼を丸くして驚く程。しかし、どう云う訳か魚信があるのは小生の足許ばかりで、ICNHさんやIMMRさんには殆ど魚信がない状態。
所が、潮の流れが右から左に変わるとアジの群れが居なくなったと見えて、20:02に11匹目を掛けたのを最後に魚信は遠くなってしまい、その後は忘れた頃の魚信を取るしかなくなってしまった。
21:30頃、FJKWさんがやって来て最奥の奥に入った所で、マゴチ狙いに切り替えたが事件が起きることもなく、22:00頃StopFishingとして、3人を置いて引き揚げた。
それにしても、この日のアジの偏在振りは異常だった。偶々小生の足許が屯場所だったので、小生は楽しいアジングが出来た。しかし、一歩でもズレていたら、こんなことはなかっただろうし、ラッキーだった。
しかも、この日は、キャストした後斜めに伸びたラインが垂直になった頃、チョンチョンとアクションを加えて一拍置いた後に出るラインがフッと緩んだ魚信を取ったものが殆どで、所謂、コンやチクと云った典型的なアジの魚信を取ったものではなかった。この魚信の出方を見付けられたのもラッキーだった。
しかし、時合が僅か30分で終わってしまうとは・・・・。
これも季節的なものなのか?
(追伸)
長時間待たせた黒猫には、詫びの気持ちを込めて19:52、20:41に釣った18cmのアジをそれぞれ進呈した。
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19:30 |
1匹目 |
20cm |
20:02 |
11匹目 |
20cm |
19:37 |
2 |
20 |
20:27 |
12 |
20 |
19:41 |
3 |
19 |
20:41 |
13 |
18 |
19:43 |
4 |
19 |
21:20 |
14 |
19 |
19:45 |
5 |
20 |
|
|
|
19:48 |
6 |
20 |
|
|
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19:52 |
7 |
18 |
|
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19:55 |
8 |
20 |
|
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19:58 |
9 |
20 |
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19:59 |
10 |
19 |
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2025/08/12
2025年 Ajing 釣行記
日 時:08月12日(火) 18:10~21:10
潮回り:中潮(↑↓) 180→195→165cm
場 所:KMI’s
海水温 : n.a.
釣 果:豆アジ x 2、鉛筆カマス x 1
同行者:単独
この日は潮位が高く南寄りの風向きなので、前回に続いて今回もMHR-KGNで刀狩りをしたかった。しかし、今週末の15日には両親の墓参りをし、その帰りにMHR-KGNに寄って刀狩りをすることにしている。
世間的にはお盆のこの時期に殺生をすることは避けるべきだろうが、この墓の住人の一人は、小生に釣りの手解きをしてくれた親父なので、まぁ、許してくれるだろうと誠に都合よく考え、この様な予定にしているのだが、そうなると、前回、今回そして15日と3回連続して刀狩りをすることになる。
自然相手のことなので釣れるか釣れないかはやってみなければ判らないが、釣れることを前提にすると、釣ったタチウオをどうするかが問題。
家にはまだ在庫はある。
人様に差し上げるには細過ぎる。
リリースするにしても、余り生命力があるとは云えないので、針の掛かり具合が悪ければリリースする意味がない。
と云う訳で、今回は刀狩りは諦めてKMI’sでアジングをすることにした。
17:10頃、自宅を出発。
すると、程なくしてウィンドウに水滴が・・・。
予報では傘マークは付いていないものゝこの時間帯の降水確率は40%となっていたので、雨が降っても可怪しくはない。しかし、この時間帯以外は30%以下になっており直ぐに降り止む俄か雨だろうと思い、給油のためにガソリン・スタンドに立ち寄った。
そして給油が終わってKMI’sに向かって走り出した所、雨は止まず間欠ではあるがワイパーを使う程の強さになって来た。ウィンドウに落ちて来る雨粒を見ながら、ここで引き返すべきか考えたが、兎に角、現場に行って様子を見て決めることにして車を走らせた。
現場には、17:45頃に到着。
相変わらず雨は降っていたので、暫く車の中で様子を伺っていた。すると、心做しか車の屋根に落ちる雨粒の音が、少しずつ間遠くなっている様な・・・・。
釣り場の岸壁に出てみると、入り口付近にタコ狙いの若者が一人入っているだけだったので、お気に入りの最奥に釣り座を構えることにして、クーラーやバッカンを事務机の上に置いて準備に取り掛かった。
小生を出迎えてくれた黒猫にオヤツを上げながら準備を整えて、18:10頃、SaltyStage改のロッドにAldebaran BFS XGのリール、1.0GのJHの組み合わせでキャスティングを開始。
最近の仲間から寄せられる情報では、状況は余り芳しくはないとのことだが、昨日の雨の影響で良くなっているかも知れないと藁にもすがる思いで反応を待ったが、何も返って来ない。
釣りを始めて1時間経ち19:00を回ったが、何も変化はなく、早くもボーズの文字が浮かんでは消え、消えては浮かんで来る状況になって来た。
回遊して来る時間になっていないのかも・・・。
キャスティングを続けたが、音沙汰はない。
雨粒は相変わらず落ちては来ているが、本降りになる様子はない。しかし降り止む気配もなく、何とも中途半端なまゝ。
20:00を過ぎれば雨は止む筈だから、それまでの辛抱だと自分自身に云い聞かせてキャスティングを繰り返していると、19:59にこの日初めての反応が返って来た。
はっきりとしたものではなくモゾモゾとした違和感だったが、腕が勝手に動いた結果手にした獲物はまだ幼い顔付きをした豆アジ。サイズには到底満足出来るものではなかったが、兎にも角にもこれでボーズは回避出来たと一安心して、後続を期待した。
しかし、後続の2匹目が来たのは20:19のことで、サイズはこれも豆。
豆でも良い。遊んでくれれば・・・と気持ちを入れ直してキャスティングを繰り返したが、鉛筆よりも若干太いカマスが来てくれただけで、肝心のアジは全く興味を示してくれない。
それでもキャスティングを続けていたが、降り止まない雨にも嫌気が差して、結局、21:10頃、いつもより1時間程早くStopFishingとして、釣り場を後にした。
2025/07/28
2025年 Ajing SaltLure 釣行記
日 時:07月28日(月) 18:00~22:30
潮回り:中潮(↑↓) 165→191→120cm
場 所:KMI’s
海水温 : n.a.
釣 果:マゴチ x 0、アジ x 11
同行者:単独、(AKT弟、IKOK両氏)
17:35頃、現地に到着。
岸壁には入り口付近と最奥付近に先行者が居るだけで空いてはいるが、入りたいポイントは両方とも塞がっており、ガックリ。
どうしようか?
と思ったが、最奥のアングラーは一見した所どうやらタコ狙いらしい。
タコだけならそんなに遅くまで釣りをすることはないだろうと様子を確かめるために奥に向かって歩き出した所、そのアングラーが小生に向かって手を振っている。その御仁の顔はよく見えず少々小太り気味のその姿にも見覚えはない。誰だろうと思いつゝ近付いてみると、一昨年の11月以来久し振りに顔を見るAKT弟さんで、ビックリすると同時に隣りに入れて貰えると一安心。
AKT弟さんは20:00頃には切り上げなければならず、タコが終わったらWNDに移動してアジングをするとのことだったので、今回も最奥に釣り座を構えることが出来た。
18:00頃、マゴチ調査を開始。
今回もロッドはSephia S809M/Fを使い、仕掛けは全て動画の受け売りで三叉ヘビーキャロ、使用するワームはケイテックのクローワーム クレイジーフラッパ、錘は14gを組み合わせた。
予報では南風が3~4m/sの強さで吹くとあったが、現地では殆んど吹いて居らず、堪らなく蒸し暑い。こんな状況なのに、何も好き好んで釣れるか釣れないか分からない獲物を追い掛けなくても・・・と一方では思うが、何としてでもマゴチを釣りたい。
しかし、そんな思いはマゴチに届かず、何も反応を返して来ない。
やっぱり、今日も駄目かと半ば諦めつゝキャスティングを繰り返していると、コツコツと反応が返って来た。ブルブルと感じる反応ではなかったので期待を込めてロッドを煽って合わせを入れた所、確かに生命体が掛かった手応えがある。しかし、ゴンゴンとロッドを締め込む力強さはない。動画では、マゴチは針掛かりすると頭を振って針を外そうとする独特な動きをするらしく、小生もこの動きを感じたくてマゴチ調査を続けているのだが・・。
正体は何か・・・?と思いつゝ抜き上げた獲物は少々大きめのカサゴで、これにはガックリ。
それから間もなくして、このカサゴをプレゼントした入り口の若者は引き揚げ、小生の眼の前でタコを釣ったAKT弟さんは、18:30頃、WNDに転進して行き独り残った小生はキャスティングを続けたが、マゴチからは梨の礫。
結局、19:30頃までマゴチ調査を続けたが、今回も空振り。仕方がないのでSaltyStage改にロッドを持ち替えてアジングを始めたが、もう一つ気が入らない。
この日始めて手にした獲物は19:43に掛けた19cmの本命のアジ。
最近、コツやコンと云った明確な反応が返って来ることは少ない印象で、このアジもラインを揺らすだけの反応だった。これはこれで面白いし、何よりもアジが遊んでくれるだけでも良しとしなければならないだろう。しかし、贅沢を云わせて貰えるとすれば、微かに感じるコンやコツン、カサッと云った反応であれば更に楽しさは倍増する・・・。無い物強請りの類でアングラーの身勝手な思いだが。
そして、19:50に2匹目を掛け、ほゞほゞ順調に反応があって20:08には5匹目をゲット。その頃から、アジやタチウオを狙っている際は、例え1時間2時間、場合によっては3時間、4時間も反応が返って来ることはなくても、じっとチャンスを待ってキャスティングを繰り返すことが出来るし、待つことは当たり前のことと思っている。にも拘らず、マゴチの場合は、何故直ぐに諦めてしまうのだろう。もう少し粘っていれば、ひょっとするとチャンスが来るかも知れないのに・・・などと考え始めていた。
丁度、そんな時、IKOKさんが登場して並んでアジングをすることになった。
そして、20:16に6匹目をゲットしたのを機に、マゴチ調査を再開することにした。しかし、やはり反応がない。堪え性がなくて汗顔の至りだが、我慢し切れずに30分程で切り上げてしまった。とは云え、頭の半分程はマゴチが渦巻いている。そこで、このまゝ続けても虻蜂取らずになってしまう。アジがつ抜けしたら、きっぱりとアジを止めてマゴチに専念しようと固く心に決めてアジングに戻った。
アジングに復帰して間もなく20:44に7匹目を獲り、20:57につ抜けを達成した所で、改めてマゴチ探しのキャスティングを始めた。しかし、ウンともスンとも云って来ない。
1時間程、じっくりとマゴチを探したが結果は出ず仕舞い。
そして、22:00を回った頃、引き揚げる積もりになりながら、片付けをせずに置いていたSlatyStage改を手に名残のキャストをすると、アジからは反応があって11匹目を22:15にゲット。このアジでこの日の釣りに見切りを付けて、もう少しやって行くと云うIKOKさんを置いて、StopFishingとした。
この日は、これまで以上に気を入れてマゴチ調査をした積りだったが、これまで通りマゴチからの応えが返って来ることはなかった。
確かに小生はマゴチ初心者だが、釣り歴はそれなりにあるので何か違和感でもあれば、それを見逃すことはない筈。それもないと云うことは、マゴチが居ない。あるいは居ても数が少ないのだろうか?
この日一緒になったIKOKさんは、何年か前にこのKMI’sでマゴチを狙って獲ったことがあるとのことで、3匹も並んで写っているその時の写真も見せて貰った。何年前のことか定かではないので、何とも云えないが、状況が変わってマゴチの数が減ったのかも知れない。
ソロソロ、答えの出ないマゴチを諦めてタチウオに狙いを換えた方が良いのではないか? そんな考えが浮かんで来て仕舞う。
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19:43 |
1匹目 |
19cm |
19:50 |
2 |
19 |
19:53 |
3 |
17 |
19:58 |
4 |
17 |
20:08 |
5 |
16 |
20:16 |
6 |
18 |
20:44 |
7 |
16 |
20:51 |
8 |
20 |
20:55 |
9 |
18 |
20:57 |
10 |
18 |
22:15 |
11 |
18 |
2025/07/24
2025年 Ajing SaltLure 釣行記
日 時:07月24日(木) 17:40~22:40
潮回り:大潮(↓) 176→120cm
場 所:KMI’s
海水温 : n.a.
釣 果:アジ x 17、マゴチ x 0
同行者:KMIさん
今週の前半の釣行は一昨日の火曜(22日)だったので、次回の釣行を金曜(25日)にする積もりにしていた。と云うのは、後期高齢者ともなると、若い頃と違って一晩寝ただけで疲れが取れることは殆んど皆無に等しく、釣行の翌日、翌々日にも気怠さが澱の様に身体にズシーンと残っていることが多い。そんなことから、いつの間にか自然に2日間の休みを入れることがパターン化していて、今回もそんなパターンに従って金曜日を予定していた。
そんな所にKMIさんから金曜日に休みが取れたので、木曜に行くがどうかとの連絡が入った。小生は365連休の身分なので、平日の釣行を旨としている。そのため、現役組の皆さんと一緒になるのはたまたま釣り場で一緒になる以外ないので、有り難く申し出を受けることにした。と云っても、何かと口煩いカミさんのご機嫌を取ってOKを貰えたからだが・・・。
現地到着は17:30頃。
岸壁には入り口に立川から通っているスバル乗りの年配者、そして最奥にKMIさんの二人の姿があるだけだったので、小生は事務机前に釣り座を構えた。
この日は3~4m/sの南風が吹いている筈だが、岸壁に立ってみると殆んど吹いておらず蒸し暑くて堪らない。アングラーが少ないのも、この暑さ故かも知れないが、この日は北海道の北見や帯広で40℃にもなる猛暑とのことで、人間様はこの暑さに参っているが、蚊だけは元気一杯。バッカンやクーラーを机の上に置いている間にも群がって来るので、先ずは虫よけを顔や手に塗ることから準備を始めた。
今回も前回と同じ明かるい時間帯はマゴチ、暗くなってからアジを狙う算段。しかし、アジは一昨日に持ち帰っているので、今回は敢えて持ち帰る必要はないため、場合によってはマゴチ狙いに比重を置く前提で、17:40頃、Sephia S809M/FにスリーパーマッチョDX 18gのJHを組み合わせてマゴチ調査を開始した。
このKMI’sの沖は砂や泥地の海底になっており、キスが釣れているのでマゴチも居るだろうと思って調査を続けているのだが、これまで1度もそれらしい反応を感じたことがない。しかも、小生以外にマゴチを狙っているアングラーを見掛けたことがないので、KMI’sには生息していないのかも知れない。
不安に思いつゝこの岸壁の主のKMIさんに訊ねると、
シーズンになると、朝マヅメの時間帯には入り口から中央付近に掛けてマゴチ狙いのアングラーが並んでいるが、皆、ハゼやキスの泳がせ釣りだとのこと。
であれば場所の選定は間違えていないが、違っている点は活きエサかプラスティック製のワームかと云うこと。釣りの原点からから考えると活きエサが有利なのは当然なので、少し心が揺れるが・・・。
兎に角、何か反応して欲しいと思いながらズルズルと底を引き摺っていると、突然、ブルブルと何かの反応が返って来た。反射的にロッドを煽って合わせを入れたが残念ながら空振りで、手元に戻って来たワームをチェックすると尻尾がなくなっている。恐らくカサゴかフグの仕業だろう。
とは云え、その正体を見届けた訳ではない上、マゴチを掛けた経験は皆無なので断定も出来ない。正体を確認しようとワームを取り替えてキャスティングを繰り返したが、その後は無反応。
それからも立ち位置を替えながらマゴチを探したが、ブルブルとした反応でワームの尻尾を食い千切られたことが1度あったものゝ、マゴチは見付けられず仕舞い。
日没時刻の18:51を過ぎて、ソロソロ、アジングに切り替えようかと考え出した頃、アクションの付け方を変えてみることを思い付いた。それまでは海底のズル引き一辺倒で引いて来るスピードを変化させるだけだったが、軽くリフト&フォールするのはどうかと考えた。メバリングにしろ刀狩りにしろ小生の釣り方は軽いリフト&フォールを主体に展開しているのだが、どう云う訳か、マゴチではズル引きしかして来なかった。そこで、駄目で元々とばかりに試してみると、何やら反応が出て来る様になり、1度はコツンとはっきりと感じるものもあった。残念ながらこれも空振りに終わり、その後は反応がなくなったので、何とも云えないが、少し光が見えた様な・・・・。
19:00を回った所で、狙いをアジに替えることにした。
今回使用するロッドはXSC-59ST-Pro。このロッドにAldebaran BFS XGのリール、1.0GのJHを組み合わせて、19:15頃、アジングを開始した。
前回の口開けのアジをゲットした19:30頃を回っても、何も反応がない。
今日の出足は遅そうだと思いつゝキャスティングを繰り返していると、隣りのKMIさんからあたったよと声が掛かり、程なくして小生にも反応が・・。
と云ってもはっきりとしたアタリではなく、ラインの揺れで獲ったもの。サイズは18cm、時刻は19:41のことだった。
漸く、回って来たか・・・と後続を期待したが、後が続かない。結局、2匹目をゲットしたのは1匹目から20分も経った20:04のことで、サイズも19cmと前回と同じ金太郎飴状態。
その後は20:27に7匹目をゲットするまで比較的順調だったが、潮の流れが左から右に強くなり、手持ちの中では最も重たい1.3gのJHに替えて臨んだが、ピタリと反応がなくなってしまった。対して、隣りのKMIさんはピッチを早めて抜き上げだし、アッと云う間に抜き去られ差を開けられてしまった。
隣りで好調に竿を絞っているのに、何も反応が感じられないのは切歯扼腕。釣り人として忸怩たるものがあるが、アジの居場所が変わってしまったのでは、戻って来てくれることを願う以外どうすることも出来ない。
そこで、再度マゴチに狙いを替えたが、こちらも梨の礫。
結局、再度アジングに戻って、潮上に当たる隣りのKMIさんの竿下を狙ってキャストして何とか活路を開いてポツリポツリと拾うことが出来た。
その強い潮の流れも21:30頃になって漸く緩み、同時にアジも戻って来て山を迎えたが、22:00を回った頃には何処かに去って行ってしまったと見えて、今度は二人共に反応がなくなってしまった。
それでも、気の合う仲間との釣りは楽しくて、ついついダラダラと続けてしまい、気が付けば時刻は22:30過ぎ。そこで漸く見切りを付けて、KMIさんを残して小生はStopFishingとした。
それにしても、この日の釣果の殆んどはラインの動きで獲ったもので、コツンと感じる明確な反応では獲れないものが多かった。はっきりと感じる反応で掛けることが出来なければ、何とか掛けてやろうと熱くなるのはアングラーの性。これはこれで面白く、この日も何とかしてやろうとしたが、結局、答えは出せなかった。
そして、今回もマゴチ調査は空振りだったが、最後の最後になってこれまでと違う反応があったので、チャンスがあるかも知れない。
老いの一徹ではないが、次回も続けようと思う。
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19:41 |
1匹目 |
18cm |
21:36 |
11匹目 |
18cm |
20:04 |
2 |
19 |
21:40 |
12 |
19.5 |
20:07 |
3 |
18 |
21:45 |
13 |
19 |
20:10 |
4 |
18 |
21:47 |
14 |
18.5 |
20:15 |
5 |
18 |
21:49 |
15 |
17 |
20:17 |
6 |
19.5 |
22:04 |
16 |
18 |
20:27 |
7 |
16 |
22:09 |
17 |
17 |
20:42 |
8 |
19 |
|
|
|
21:22 |
9 |
17 |
|
|
|
21:32 |
10 |
19 |
|
|
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2025/07/22
2025年 Ajing SaltLure 釣行記
日 時:07月22日(火) 17:40~22:10
潮回り:中潮(↓↑) 150→132→140cm
場 所:KMI’s
海水温 : n.a.
釣 果:アジ x 22、マゴチ x 0
同行者:単独
今年は、南国のスコールを思わせる様な強い雨ばかりで、音もなくシトシトと降る典型的な梅雨の雨がないまゝ例年よりも早く梅雨明けとなった印象。雨に弱いアングラーとしては、有り難いことだが、農作物などに悪い影響が出ることを考えると喜んだばかりはいられない。
とは云え、雨が降らなければ、これはチャンス。
と云う訳で梅雨明けしたばかりの蒸し暑い中、KMI’sに行って来た。
現地には17:30頃、到着。
岸壁には、入り口に車椅子に座ったアングラーとその介護者らしい若者の二人しか居らず、迷うことなく最奥のお気に入りの場所に釣り座を構えることにした。
予報では南風が3~4m/sの強さで吹いている筈だが、岸壁では殆ど無風に近い状態で蒸し暑さが纏わり付いて来て、汗が吹き出して来る。更に蚊が直ぐに集まって来て耳元でプーンと嫌な羽音をさせており、これだけで息が消沈して来る。
この日は、明かるい時間帯はマゴチの調査をし、日没後にアジングに切り替える予定で準備に入った。
17:40頃、Sephia S809M/FにスリーパーマッチョDX 14gのJHを組み合わせて調査を開始した。
すると間もなくして入り口に居た若者が近付いて来て何を狙うのか?と聞いて来た。そこでマゴチだよと応えるとカサゴしか来なかったと余り芳しくない様なことを宣う。期待に胸膨らませてキャスティングを始めたばかりなのに、機先を削がれる思いだが、だからと云って止める訳には行かない。万に一つしかないかも知れないが、千載一遇のチャンスをものにすべくキャスティングを続けた。
18:00過ぎ、入り口の二人組が引き揚げて行き、岸壁には小生の一人だけになったので、狭い釣り場を広く使うことが出来る様になった。そこで、前回の調査ではチェックしなかった入り口付近も念入りに当たってみたが、マゴチからの反応はなし。
このKMI’sはマゴチの生息数が少ないのだろうか?
ルアーの動かし方が良くないのだろうか?
やはり、ハゼやエビなどの活餌を使うべきなのだろうか?
これまでマゴチを狙って獲ったことは皆無なので、何をどうすれば釣果に結び付くのか全く判らず、動画で得た知識を頼りにしているのだが・・。
兎にも角にも、微かな反応も得られず19:00になったので、予定通りアジングにシフトすることにした。
前回と同じXMBC-742ULT-BFのロッドに1.0gのJHを組み合わせて、19:00過ぎにアジングを開始。
前回は19:00を回った頃に最初の獲物を獲ったが、この日はどうか?
仲間からも良い釣果を得た旨の情報が入っていただけに、期待をして臨んだが何も反応が返って来ない。
自然相手の遊びだけに、昨日は良くても今日はカラキシ駄目なことはザラにある。この日はその様な巡り合わせなのかと思いながらキャスティングを繰り返していると、コツ。抜き上げた獲物は18cmの本命で、時刻は19:30のことだった。
最初の獲物に気を良くして鼻息荒く後続を狙うと、案に相違して空振りに終わることが常なのだが、この時はその様なこともなくその5分後の19:35に同サイズを追加。
そして、その後も退屈しない程度の間隔でお相手をしてくれて、20:21には早くもつ抜けを達成。結局、19:30からの約50分間で10匹の釣果で、逆算すると5分に1匹の割となり忙し過ぎず程良いテンポのアジングが出来た。
つ抜けがなった所で、ロッドをSlatyStage改に変更。
SlatyStage改で最初にアジを獲ったのは20:28だったが、この頃から少し反応が返って来る間隔が広くなった。それでも着実に釣果を伸ばすことが出来、21:31までの約1時間で10匹の釣果。
都合20匹を数えた所で、再度マゴチ狙いに切り替えて30分程重たいJHをキャストし続けたが、やはり反応は返って来なかった。
時刻が22:00を回った所でStopFishingとする積りになったが、未練のアジングを試みた。すると、22:05にコツ、22:07にモゾとまだ反応が続いて返って来た。こうなると止めるに止められない。しかし、ここで調子に乗って続けると、その後が怖い。この歳になると疲れが中々取れないので、翌日、翌々日までも怠い身体を引き摺って過ごさなければならないことになって仕舞う。
となると、この辺で切り上げるのが賢明だと自分自身に云い聞かせ、22:10頃未練心を振り切ってStopishingとして釣り場を後にした。
所で、この日もメバル専用とされているXMBC-742ULT-BFをアジングの先発ロッドとして選んだのだが、アジングで使うには少々難がある印象。
このロッドはカタログでは72gの重さと表記されており、決して重たくはない。しかし、長さが7’4″とアジング用としては若干長めであるため、どうしても先端のティップに重さを感じて仕舞う。そのために小さな軽い変化は吸収されている様に思え、その結果、釣った感よりも釣れちゃった感の方が強くなる印象が残る。
対して、5’5″のXAJS-552ULT-STを改造したロッドのSlatyStage改は実測43g足らずの重さで、長さが60cm程も短いこともあって先端のティップの重さが全く感じられず、海中のJHの存在がよりはっきりと伝わって来る。そのためにアジングの面白さをより強く感じられるのではないか・・・。
と云う訳で次回からのアジングではSlatyStage改やXSC-59ST-Proのロッドを使おうと思う。
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19:30 |
1匹目 |
18cm |
20:28 |
11匹目 |
18cm |
19:35 |
2 |
18 |
20:35 |
12 |
20 |
19:37 |
3 |
19 |
20:46 |
13 |
20 |
19:48 |
4 |
19 |
20:52 |
14 |
20 |
19:50 |
5 |
19 |
20:59 |
15 |
17 |
19:52 |
6 |
18 |
21:05 |
16 |
19 |
20:06 |
7 |
17 |
21:07 |
17 |
19 |
20:16 |
8 |
18 |
21:10 |
18 |
20 |
20:18 |
9 |
18 |
21:16 |
19 |
18 |
20:21 |
10 |
19 |
21:31 |
20 |
19 |
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22:05 |
21 |
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22:07 |
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