※ 月別アーカイブ:7月2013 ※

2013年釣行記(45)-FF

2013年 FlyFishing 釣行記

場所:SKM-R 釣果:ヤマメ x 3 同行者:単独

カマスは諦めて盛夏には定番のFF釣行

現地到着を6:00頃に予定して、4:00過ぎに自宅を出発。
予報では曇りで南風1mとあったが、遠くに見える筈の山々は雲を被って全く見えず、山に登り始めるとフロントガラスに細かい水滴が当たり出した。

兎に角行ってみて雨が降る様なら、諦めて帰ろう・・・。

現地到着は予定通り6:00過ぎ。
目の前の山の中腹より下にまで雲が下りて来ており、雨になる惧れが強い。

暫く様子を見ようと助手席に座りシートを倒した所までは覚えているが、次に気が付いたのは7:45頃。1時間半程寝ていたことになるが、直ぐ近くにワンボックスが止まったことさえ気が付かなかった。

寝ている間に先行されてしまったか?

ワンボックスの中を窓越しに覗いてみたが、どうも釣りではない様子。雲は相変わらず低くて降り出すのが心配だがやってみよう。

最初のキャストは8:00頃。
この所ゲリラ豪雨のニュースが頻繁なのだが、一方では降雨量が少なくて首都圏では取水制限が始まったとのこと。
小生が通っている釣り場付近も、小生がチェックしている限り豪雨はなく、寧ろ降雨が少ない様子。豪雨は豪雨で溪が荒れてしまうので問題だが、余りにも降雨が少ないと水量がなくなって、警戒心の強い溪魚の活性が下がるので、これまた問題。
で、心配していた通り水量は30~40cmも少ない様に思える。しかも、水はクリアだがミドロが付いている岩がそこかしこにある。ミドロは水が澱んだ所に付くので、水量が少なく流れも弱っていることの査証で、厳しい釣りの予感が・・・。

果たせるかな、これまでの実績ポイントでも、見向きをしなかったポイントでも、何処を狙っても気配は全くない。
所が、休憩地点に到達する直前、頭大の岩に流れがぶつかっている本当に小さな深みで、黒い影がフライに向かって垂直に上がって来るのが見えた。そして、その3m程上流。水量が多い時は流れが強過ぎてフライを上手く流すことが出来ないので、余り狙ったことがないポイント。しかし、水量が少ないので物は試しとフライを流して見ると、いきなりバシャッと派手なライズ。
残念ながら、2回とも針掛かりさせられなかったが、居る所には居るのが解って一安心。

休憩ポイントをスルーしてそのまま釣り上がって10:00頃。強い流れの脇に出来たヨレにフライを漂わせていると、底から黒い影が飛び出して来て、15cm程の小振りだが待望の本日第一号。

その30分後に1匹追加。

FF-2013-002R更に釣り上がって、脱溪ポイントの直前。細くなった流れが落ち込んでいる小さな釜。
ここも水量が多い時は流れが強過ぎてアッと云う間にフライが流されてしまうのだが、水量が少ないので良い感じのポイントになっている。

5回6回としつこい程何回も流したフライに出て来たのが本日最大の20cmに少し足りない良型で、丁度12:00のこと。

その後は、もう少し楽しみたいと思い堰堤下まで足を延ばしたが、バシャッと派手なアタリを2度味わった所で合わせ切れず12:30頃StopFishingとした。

今回は水量が少なくて溪魚の活性もそれ程高くなかったが、特に休憩ポイント付近から上流ではアタリもそこそこあって、漸く不調に終わったカマスでのストレスを解消することが出来た一日だった。

2013年釣行記(44)-SL

2013年 SaltLure 釣行記

中潮 場所:TKIS 釣果:ナシ 同行者:単独

大カマスのシーズンはソロソロ終わりに近付いていることは確実だが、今シーズンは通算で3匹しか釣果が上がっていないので、このまま閉幕にしてしまうのは何とも侘しい
しかし、カマスを止めても、暫くは釣り物がないし・・・・・。
渓流のヤマメは、雨不足で水量が減っているため不調とのことだし・・・・・。

カマスをやるかヤマメをやるか迷っていた。
と云うか、6分4分でヤマメに行く積りになっていた。

しかし、前々日から身体を動かす度に左腰にピリッと痛みが走る様になっていた。激痛ではないので、身体を動かすことは何とか出来ても、その度にウッとなる。膏薬を貼り一晩寝れば治るだろうと安直に考えていたが、一向に良くならない。

実は、北海道に居た時のこと。ニジマス狙いで入渓して間もなくして、腰が猛烈に痛くなって二進も三進も行かなくなったことがあった。
その時は這う様にして下って来て、何とか車に辿り着くことが出来たのだが、今回も、こんな調子なのに無理をして渓流に入って途中で動けなくなったら・・・と考え、最後のカマス狙いをすることにした。

1:00過ぎに自宅を出発。現地駐車場には2:00過ぎに到着したが、今回も駐車場には先行車がなく、はやりカマスは釣れていない様子。

予報によれば南風2mとのことだったが、磯に立ってみれば無風状態。
空には薄雲が広がっていて、頭上の月の輪郭はボーッとしており、どんよりとした重苦しい蒸し暑さが身体に纏わり着いて来る。この所、風があっても北風だったりして夏場には珍しく快適な夜が続いていたので、この久し振りの蒸し暑さは堪えた。

いつもの磯に釣り座を構えたのは2:30頃。クーラーに海水を汲み入れるなどして準備をしながら、海の様子を観察したが、やはり今回もベイトの群れが見えない
風がなくて蒸し暑いことを除けば、海も穏やかで条件としては悪くはないと思うのだが、ベイトの姿が見えないのでは、今回も期待薄か・・・・。

3:30頃になって、白いヘッドランプの光が近付いて来たのが見えて、漸く2人目のアングラーの登場。この光の主は、地元のカマス狙いのIDさんと仰る小生と同じ高齢者ルアーマンで、昨年も今年も何度か顔を合わせていて、色々と情報を聞かせて貰っている。
そのアングラーの話では、一昨日の水曜日はかなり出たとのことで、その知らせを聞いて昨日入ったが釣果はなかった由で、回遊に当たるか当たらないかはタイミング次第とのこと。

3:40頃から漁船の漁火が徐々に増えて来たので、沖目にはカマスの回遊はあるのだろう。
問題は岸寄りに寄って来るかどうかだが・・・・?

しかし、期待に反してルアーが届く範囲には回遊はなかった様でアタリらしいアタリもなく夜明けを迎え、日の出時刻を過ぎ、結局、カマスらしいアタリは1度あったのみで、外道のワカシが1匹だけで、6:00前には粘る気力も失せてしまってStopFishingとした。

これからも続けて通えば回遊に遭遇する可能性はあるだろうが、これで、カマスは一旦終わりにして、10月に入るとまたカマスの寄りがあるとのことなので、それまでは渓流か・・・・?

2013年釣行記(43)-SL

2013年 SaltLure 釣行記

大潮 場所:TKIS 釣果:ナシ 同行者:単独

ショアからは釣果が得られていないが、漁船は相変わらず3:00頃から集まって来ているので、シーズンが完全に終わった訳ではなさそう。
と云っても、過去2回連続で釣れていないのも事実で、その理由は・・・・。
肩から先が問題、つまり腕が悪いのもその一端であろうが、自然条件としては潮位の違いがあるのではないか?

と云うことで、これまでの2回とは違って、大潮の満潮時が時合と重なって潮位が166cmと非常に高い月曜にのこの日に出撃した。

現地到着は1:15頃。駐車場には、今回も先行車はなく、やはり出ていないことが伺えるが、兎に角やって見るしかない。

風は斜め左前方からの南東で、多少強めと云った所で、海はこれまでになく穏やかで条件としては良いと思ったのだが・・・・。

誰も居ない磯に立って釣り座を何処にするか・・・。
最初は、昨年11匹も出した左角に近い所でやろうとクーラーに海水を汲み入れて何投かした所で、ここは出始めも早いがカマスの群れが通り過ぎるのも早いので時合は短いと云われていることを思い出し、これまでと同じ磯に移動。
しかし、クーラーには海水を入れてしまっているので、ロッドとバッグ、そしてクーラーの2回に分けての引っ越し。

2:30を回った頃、アングラーのヘッド・ランプの光が近づいて来るのが目に入って来た。
おそらく、釣れ出したと云うニュースを聞いて来た訳ではないだろう。月曜日を休業日としている業種はサービス業等結構あって、そのせいか月曜日のアングラーの数は思いの外多い。この日もその影響だろう。
しかし、真っ暗闇の中独りでロッドを振っているのは寂しく不気味でもあるので、こうして他のアングラーが姿を見せるのは、正直に云って何処かしらホッとするものがある。とは云っても、アングラーの数が多過ぎるのもウザッタイものがあるので、得手勝手と云えば得手勝手なのだが・・・・。

結局、この日のカマス狙いのアングラー数は、最近では多い方に属する7名で、内2名は灯台下の湾向き、5名が外海向きだったので、磯の規模に対して丁度だと云えるだろう。

この日の漁船の出足は、これまでと違ってかなり遅くなっている。しかも、遠くに見える漁火がなかなか岸に寄って来ることはなく、更に、数も一時期程ではなくなっている。
その漁船の群れが寄って来たのは、周囲がすっかり明るくなった4:00頃のことで、やはり、シーズンの末期であることは確かなようだ。

結局、6:00頃まで粘ってみたものの、20cm程のカマスを1匹釣っただけで、今回も大カマスの力強い引きを楽しむことは出来ずに終わってしまった

所で、この日は、道具を片付けてから磯をグルーッと歩いて様子を見た。そこで、岸近くにベイトが余り見えないことに気が付いた。

フィッシュ・イーターであるカマスを狙って来ているのに、ベイトの寄りをチェックしていないと云うことは、どう云うことか・・・・。
カマスの回遊コースに当たっているので、その内回って来る筈と安心していたのか?
何とも情けない話である(汗)

 

 

2013年釣行記(42)-SL

2013年 SaltLure 釣行記

中潮 場所:TKIS 釣果:ナシ 同行者:単独

前回の結果だけで今シーズンのカマスは終わったと判断するのは、ちょっと早計過ぎる様に思うので、その確認釣行。

前回より若干遅い1:20頃、現地駐車場に到着。
丁度1台の先行車からアングラーが磯に向かって歩き出した直後で、磯道を沖に向かって移動している青白い光が見えた。いつもなら、先を越されたと思ってしまうのだが、今回は何故かしらそんな思いは全くしなかった。

直ぐに支度を整えて、彼を追い掛ける様に磯に向かうと、前方に青白い光がチラチラと見える。方向からして、小生の入りたかった磯ではなさそうなので、ホッとしたのも束の間で、小生の進行につれて次第に小生に近付いて来て、小生の乗りたかった磯の入り口付近では、小生の3m程前。これじゃ乗る磯がかぶってしまうのではと心配したが、彼はその先に進み磯の角に入って行った。

小生は、これまでと全く同じ磯で釣りをすることに。これで3回連続。

地合いが出るまでまだ随分と時間があるのは解っていたが、前回と同じ11フィートのロッドに20gのメタルジグのタックルで、取り敢えず、キャスティングを開始。

風は北寄りでかなり強め。背中側に受けることになるのだが、東風が入っているので風の強さによっては少々やり難い。ウネリは前回と同じ位だろうか、時々高く波しぶきが上がっている。先行者の彼が入った角は、こちらから見ている限りかなり波しぶきが掛かっている様で、早々に彼は場所を替えていた。

2:00を廻り3:00を廻っても、一向にアングラーの姿が見えず、やはりシーズンは終わったのだろうか? 気のせいか漁船の出足も遅い様に感じるし、なかなか釣りに集中することが出来ず、後ろが気になって仕方がなかった。
3:30頃になって、昨年この磯でカマスのルアーフィッシングのコツを教えて呉れた御仁が姿を現し、漸く気持ちが落ち着いた次第。

この頃になって、漁船の数もいつもの様に増えて来たが、ワンドを挟んだ隣りの灯台下方面に集中している。昨年は、こんなことはなかったので、今年はカマスの回遊経路が変わったのかも知れない

周囲が明るくなって期待が出来る時間帯に入り、漁船の群も徐々に小生の左側から正面に移動して来た。

次は来るか? 次は来るか?

と期待を込めてキャスティングを繰り返したが、アタリは一向にない。漁船が直前にまで近付いて来たので、やっと岸寄りに寄って来て呉れた・・・。しかし、小生のルアーには反応はない。
目の前でウロウロとしている漁船は、気のせいか、去年よりもばらけている様に思える。とすれば、去年よりもカマスの群れが小さいのかも知れない

この日のカマス・アングラーは小生を含めて4人入っていたが、結局全員にアタリはなかった様に思う。少なくとも、大カマスを釣り上げたアングラーはいなかったと思う。

SL-2013-002Rただ、前回とは違って20cm位のムツを2匹、同じく20cm前後のカマスを6匹釣ったので、完全試合を喰らった訳ではないのが慰めだが、本命が・・・・・。

大カマスを狙うのも良いが、メバル用のライト・タックルで20cm前後のカマスを専門に狙っても楽しい釣りが出来るのではないかと思った次第。

考えてみれば、釣果のあった8日は、上げ潮で潮位は130~150cmと高かったのに対して、釣果のなかった前回の16日は下げ潮で潮位は70cm前後、そして今回は下げ潮の100~70cm。
下げ潮で潮位が低かったことが、釣果のなかったことの要因の一つかも知れない。

来週の前半は上げ潮のピークがカマスの地合いが出る時間帯に当たり、少なくとも潮位が160~170cmと非常に高いので、もう一度調査(?)をしてシーズンが終わったかどうかを判断したいと思う。ただ、心配は潮位が高いので一寸した南風で釣り場が波を被ることで、南風が吹かないことを今から祈っておこう。

2013年釣行記(41)-SL

2013年 SaltLure 釣行記

大潮 場所:TKIS 釣果:ナシ 同行者:単独

先週の月曜から一週間振り。
実は木曜日の11日とその翌日の金曜日にもカマス狙いTKISに出撃したのだが、木曜日は身体を揺らす程強い風、金曜日は台風7号の余波なのだろうか、ウネリが非常に大きく立ち位置にまで波が這い上がって来る始末。
と云う訳で、行くには行ったがロッドを振ることも出来ず、結果として一週間も間が空いてしまったと云う次第。

邪魔な台風7号は台湾経由中国大陸に上陸して行きその影響もなくなった所で、連休明けの0:00頃自宅を出発。現地に到着したのは丁度1時間後。

カマスの釣りそのものは、夜明け前の3:00頃から日の出時刻を回った5:00頃までの短時間勝負なので、こんなにも早く来る必要はないのだが、釣れる場所も限られているこのTKISでは、余りゆっくりすると入る場所がなくなってしまう
そこで場所取りのために早く出て来たのだが、その甲斐があって一番乗り!!
しかし、少なくても2~3台の車が止まっているのに、1台もないと云うことは・・・・・。
素直に喜んで良いのだろうか?

前回と同じ磯に立って海の様子を見ると、先週の金曜日程ではないが、ウネリが入っていて時折波シブキが高く舞い上がっている。
風は、背後からの北風でヒンヤリとしていて快適至極。

釣れ出すまで時間はたっぷりあるので、釣ったカマスを氷締めするために海水をクーラーに汲み入れたりして、いつもより丁寧に準備を整え11フィートのロッドに20gのメタルジグを結んでキャスティングを開始したのが、1:40頃。

2:30頃、ポツリポツリと思いもしなかった雨。
本降りにならないことを祈りつゝキャスティングを繰り返していたが、期待に反してザーッと大粒の雨になって、アッと云う間にずぶ濡れ
こうなっては車に乗る訳にも行かないので、兎に角服が乾くまではやるしかない!!
すると幸いなことに、雨は直ぐに上がって空には星が見える様になったが、3:00間近になってもアングラーがやって来る気配がない。
いつもなら、アングラーが砲列を敷いている時間帯なのに、一体これはどうしたことか?
気のせいか、漁船の漁火の数も少ない様に思えてしまう。

早くも今シーズンは終わったのだろうか?

最初のアングラーの白いヘッドランプの光が近付いて来るのが目に入ったのは3:00を回った頃で、その時ホッとしたと云うのが正直な所。

日の出時刻の4:30を過ぎてこの磯でロッドを振っているアングラーは、小生を入れて4名。その内1人はエサ釣りなので、カマス狙いのルアーマンはたったの3人だけ。

5:00を回った頃、小生のキャストしたラインを横切る様に漁船が近付いて来たのに気が付き、慌ててルアーを回収しようと高速でリトリーブしていると、いきなりブルブル本日最初のアタリ
これは、足許まで寄せて来た所で無念のフックアウト
待ちに待った地合いの到来かと高速リトリーブを繰り返した所で、2度3度とアタリがあったが、何れもフックアウトで喰いが浅そう

そうこうする内にアタリがなくなって短い地合いもアッサリと終わって、睡眠不足の上にずぶ濡れになり、更にはルアーを3個奉納(内ラインの高切れ2回)してまで頑張った甲斐もなく6:00頃StopFishingとした。

帰り際に他のカマス狙いのルアーマンに状況を訊ねた所、アタリもなかった由。
漁船の出方は前回よりも若干遅くなった様な気がするが、まだまだ数も出ているので、シーズンが終わったとするには早計だろう。

それにしても他のアングラーは何処から情報を得ているのだろうか?
釣れている時にはそれこそ入る隙間もない程に押し掛けて来るのに、釣れなくなるとピタリと姿を現さなくなってしまう。

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