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2013年釣行記(40)-SL

2013年 SaltLure 釣行記

大潮 場所:TKIS 釣果:カマス x 3 同行者:単独

先週の水曜日から南寄りの強い風が続いていて釣行出来ず、週が替わった所で漸く収まったので丁度一週間振りに出撃出来ることに・・・。

0:30頃自宅を出発。現地には2:00頃の到着を予定していたが、深夜割引の高速道路を使ったので20分も早く到着。
駐車場には先着車が2台。去年の経験から云うと、カマスの盛期には5~6台も止まっているので、まだ走りなのだろうか?

重いクーラーを肩に磯道を進んで行くと、ザワザワとした雰囲気が漂っている。
何だろうと訝しく思いながら、釣り座を構える積りの磯に立ってみると、ウネリが次から次に押し寄せて来ている。確かにここ数日続いた強い南寄りの風で波浪注意報が出されていた位なので、海は荒れていたのは知っていた。しかし、風が弱くなって1日近く経とうとしているので、収まっているものとばかり思っていたのに、これはどうしたことか?

道具を降ろして、新月で暗い海を見渡すと、辺り一面真っ白いサラシが広がっていて、シーバス狙いでは好条件だが、果たしてカマスではどうだろうか?
風は殆どないので、ウネリも収まる筈で時間の問題だが、今日の所は引き揚げて出直そうか・・・・、等々。
そんなことを考えていると、押し寄せて来た一際大きなウネリが小生の立っている磯を這い上がり足許をサーッと洗って行く。
やはり出直した方が良さそうと考えつつ諦め切れずに海を眺めていると、一つ二つと青白い光が陸伝いに近付いて来るのが目に入った。その次の瞬間には、出直そうと云う考えは何処かに飛んでしまい、そこで漸くロッドにリールをセットしラインをガイドに通し・・・・。

3:00頃になると、一段と高くなってウネリを避けられる岩にはアングラーの影が点々と見え、満員状態。
3:30頃、隣りの若者に最初の1匹。と同時に、小生の方は根掛かりで敢え無く高切れ
ライン・システムを組み直してフト顔を上げると、正面には、漁船群の漁火がズラリと並んでいる。去年、初めてこの光景を見た時、音もなく増えて行く漁火の列に不気味さを感じた記憶があるが、この漁火はカマスの群れを追い掛けているので、群れの回遊が近付いて来ている証拠。

イヨイヨ地合いの到来か?

胸を時めかしてキャスティングを繰り返したがアタリがない。
漁船群は左手側少し沖目で行ったり来たりを繰り返していて、一向に小生の釣り座近くには寄って来ない。と云うことは、カマスの群れも近寄って来ていないことの証で、アタリがないのは道理。

4:00を廻って、周囲が明るくなりかけた頃になって、少しづつ漁船が近付いて来たと思ったら、先ず隣りの若者のロッドが曲がり・・・・。
所が、小生の方には音沙汰がない。

SL-2013-001R

最大の40cm(中央)

そこでメタル・ジグを止めてミノーに替えてジャークさせるとビンゴ。ロッドにグ~ンと重さが加わって丸々と太ったカマスが掛かって来た。

3匹をこのパターンで釣り上げた所で、どうしたことかアタリが遠くなってしまった。そこで、隣りの若者を見習って今度はミノーからメタル・ジグに替えて遠投。
すると、アタリが出る様にはなったが、リーリングして寄せて来ている最中にフッと軽くなって痛恨のフック・アウトの連続。そんなことを3~4回繰り返した所で、左後方の山影から太陽が顔を出し左の頬をジリジリと照らし始めた途端、アタリがぴったりとなくなってしまった。

隣りの若者などは地合いが去ったと思われる5:00頃には、あっさりと引き揚げて行った。
一方、小生は、漁船の群れは目の前を行ったり来たりしているので、カマスはいる筈だと未練のキャスティングを繰り返したが完全に無駄な作業で、暑くなり始めた5:30頃、遂に諦めてStopFishingとした。