2013年釣行記(41)-SL
2013/07/16
大潮 場所:TKIS 釣果:ナシ 同行者:単独
先週の月曜から一週間振り。
実は木曜日の11日とその翌日の金曜日にもカマス狙いでTKISに出撃したのだが、木曜日は身体を揺らす程強い風、金曜日は台風7号の余波なのだろうか、ウネリが非常に大きく立ち位置にまで波が這い上がって来る始末。
と云う訳で、行くには行ったがロッドを振ることも出来ず、結果として一週間も間が空いてしまったと云う次第。
邪魔な台風7号は台湾経由中国大陸に上陸して行きその影響もなくなった所で、連休明けの0:00頃自宅を出発。現地に到着したのは丁度1時間後。
カマスの釣りそのものは、夜明け前の3:00頃から日の出時刻を回った5:00頃までの短時間勝負なので、こんなにも早く来る必要はないのだが、釣れる場所も限られているこのTKISでは、余りゆっくりすると入る場所がなくなってしまう。
そこで場所取りのために早く出て来たのだが、その甲斐があって一番乗り!!。
しかし、少なくても2~3台の車が止まっているのに、1台もないと云うことは・・・・・。
素直に喜んで良いのだろうか?
前回と同じ磯に立って海の様子を見ると、先週の金曜日程ではないが、ウネリが入っていて時折波シブキが高く舞い上がっている。
風は、背後からの北風でヒンヤリとしていて快適至極。
釣れ出すまで時間はたっぷりあるので、釣ったカマスを氷締めするために海水をクーラーに汲み入れたりして、いつもより丁寧に準備を整え11フィートのロッドに20gのメタルジグを結んでキャスティングを開始したのが、1:40頃。
2:30頃、ポツリポツリと思いもしなかった雨。
本降りにならないことを祈りつゝキャスティングを繰り返していたが、期待に反してザーッと大粒の雨になって、アッと云う間にずぶ濡れ。
こうなっては車に乗る訳にも行かないので、兎に角服が乾くまではやるしかない!!
すると幸いなことに、雨は直ぐに上がって空には星が見える様になったが、3:00間近になってもアングラーがやって来る気配がない。
いつもなら、アングラーが砲列を敷いている時間帯なのに、一体これはどうしたことか?
気のせいか、漁船の漁火の数も少ない様に思えてしまう。
早くも今シーズンは終わったのだろうか?
最初のアングラーの白いヘッドランプの光が近付いて来るのが目に入ったのは3:00を回った頃で、その時ホッとしたと云うのが正直な所。
日の出時刻の4:30を過ぎてこの磯でロッドを振っているアングラーは、小生を入れて4名。その内1人はエサ釣りなので、カマス狙いのルアーマンはたったの3人だけ。
5:00を回った頃、小生のキャストしたラインを横切る様に漁船が近付いて来たのに気が付き、慌ててルアーを回収しようと高速でリトリーブしていると、いきなりブルブルと本日最初のアタリ。
これは、足許まで寄せて来た所で無念のフックアウト。
待ちに待った地合いの到来かと高速リトリーブを繰り返した所で、2度3度とアタリがあったが、何れもフックアウトで喰いが浅そう。
そうこうする内にアタリがなくなって短い地合いもアッサリと終わって、睡眠不足の上にずぶ濡れになり、更にはルアーを3個奉納(内ラインの高切れ2回)してまで頑張った甲斐もなく6:00頃StopFishingとした。
帰り際に他のカマス狙いのルアーマンに状況を訊ねた所、アタリもなかった由。
漁船の出方は前回よりも若干遅くなった様な気がするが、まだまだ数も出ているので、シーズンが終わったとするには早計だろう。
それにしても他のアングラーは何処から情報を得ているのだろうか?
釣れている時にはそれこそ入る隙間もない程に押し掛けて来るのに、釣れなくなるとピタリと姿を現さなくなってしまう。