2013年釣行記(42)-SL
2013/07/20
中潮 場所:TKIS 釣果:ナシ 同行者:単独
前回の結果だけで今シーズンのカマスは終わったと判断するのは、ちょっと早計過ぎる様に思うので、その確認釣行。
前回より若干遅い1:20頃、現地駐車場に到着。
丁度1台の先行車からアングラーが磯に向かって歩き出した直後で、磯道を沖に向かって移動している青白い光が見えた。いつもなら、先を越されたと思ってしまうのだが、今回は何故かしらそんな思いは全くしなかった。
直ぐに支度を整えて、彼を追い掛ける様に磯に向かうと、前方に青白い光がチラチラと見える。方向からして、小生の入りたかった磯ではなさそうなので、ホッとしたのも束の間で、小生の進行につれて次第に小生に近付いて来て、小生の乗りたかった磯の入り口付近では、小生の3m程前。これじゃ乗る磯がかぶってしまうのではと心配したが、彼はその先に進み磯の角に入って行った。
小生は、これまでと全く同じ磯で釣りをすることに。これで3回連続。
地合いが出るまでまだ随分と時間があるのは解っていたが、前回と同じ11フィートのロッドに20gのメタルジグのタックルで、取り敢えず、キャスティングを開始。
風は北寄りでかなり強め。背中側に受けることになるのだが、東風が入っているので風の強さによっては少々やり難い。ウネリは前回と同じ位だろうか、時々高く波しぶきが上がっている。先行者の彼が入った角は、こちらから見ている限りかなり波しぶきが掛かっている様で、早々に彼は場所を替えていた。
2:00を廻り3:00を廻っても、一向にアングラーの姿が見えず、やはりシーズンは終わったのだろうか? 気のせいか漁船の出足も遅い様に感じるし、なかなか釣りに集中することが出来ず、後ろが気になって仕方がなかった。
3:30頃になって、昨年この磯でカマスのルアーフィッシングのコツを教えて呉れた御仁が姿を現し、漸く気持ちが落ち着いた次第。
この頃になって、漁船の数もいつもの様に増えて来たが、ワンドを挟んだ隣りの灯台下方面に集中している。昨年は、こんなことはなかったので、今年はカマスの回遊経路が変わったのかも知れない。
周囲が明るくなって期待が出来る時間帯に入り、漁船の群も徐々に小生の左側から正面に移動して来た。
次は来るか? 次は来るか?
と期待を込めてキャスティングを繰り返したが、アタリは一向にない。漁船が直前にまで近付いて来たので、やっと岸寄りに寄って来て呉れた・・・。しかし、小生のルアーには反応はない。
目の前でウロウロとしている漁船は、気のせいか、去年よりもばらけている様に思える。とすれば、去年よりもカマスの群れが小さいのかも知れない。
この日のカマス・アングラーは小生を含めて4人入っていたが、結局全員にアタリはなかった様に思う。少なくとも、大カマスを釣り上げたアングラーはいなかったと思う。
ただ、前回とは違って20cm位のムツを2匹、同じく20cm前後のカマスを6匹釣ったので、完全試合を喰らった訳ではないのが慰めだが、本命が・・・・・。
大カマスを狙うのも良いが、メバル用のライト・タックルで20cm前後のカマスを専門に狙っても楽しい釣りが出来るのではないかと思った次第。
考えてみれば、釣果のあった8日は、上げ潮で潮位は130~150cmと高かったのに対して、釣果のなかった前回の16日は下げ潮で潮位は70cm前後、そして今回は下げ潮の100~70cm。
下げ潮で潮位が低かったことが、釣果のなかったことの要因の一つかも知れない。
来週の前半は上げ潮のピークがカマスの地合いが出る時間帯に当たり、少なくとも潮位が160~170cmと非常に高いので、もう一度調査(?)をしてシーズンが終わったかどうかを判断したいと思う。ただ、心配は潮位が高いので一寸した南風で釣り場が波を被ることで、南風が吹かないことを今から祈っておこう。