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2025/10/27
2025年 Eging 釣行記
日 時:10月27日(木) 17:15~22:00
潮回り:小潮(↑↓) 150→162→110cm
場 所:MHR-KGN
海水温 : n.a.
釣 果:アオリイカ x 1
同行者:単独
10月も下旬に入っているので北風が吹く日が多いが、この日の風は東風で風速は2m/s。季節柄、南風は望むべくもないが、東の2m/sならば問題はない。しかし、潮回りは潮の流れが余り期待の出来ない小潮で、この点は気掛かり。とは云え、潮位は18:35の満潮時で162cmもある潮位の高い時間帯での釣りになるので、邪魔なテトラ帯を余り気にする必要がないと、結局、潮の面では一長一短。
と云う訳で、やっと緑のアイシャドウの可愛娘ちゃんに会いに行くチャンスが来た。
17:00頃、現地に到着。
岸壁を俯瞰すると、電気ウキの赤い灯りがポツンポツンと波間に漂っていて、前回よりもタチウオ狙いのアングラーが多くなっている印象で、何となく気分がウキウキとして来る。
そのまゝ岸壁に降りて7番スポット付近で支度を始めたが、風は殆んど吹いておらず波もなく穏やかな海で、正にエギング日和。
今回は、7番スポット付近からスタートして蟹の横這い釣法で可愛娘ちゃんの居場所を探し、最終的には凸部までは脚を伸ばす予定で、Sephia XTUNE S806ML-Sのロッドに3.0号のエギを組み合わせて、17:15頃、キャスティングを開始。
その2投目か3投目のこと。キャストした後何もアクションを加えずただ巻きをしていると、リールのハンドルを回している手にジワーッと重たい感触が伝わって来た。
ただ巻きをしているとこの様な反応が出ることが多く、実際、前回の2杯共そんな反応だったので、この時もテッキリ可愛娘ちゃんの仕業だと喜んで回収に掛かった。
所が、その獲物はただ重たいだけでジェット噴射の感触が全くない。
あれ、何だ・・・? 可怪しいぞ!と思いつゝ抜き上げてみると、その正体はボロボロになったビニールの切れっ端。
何だ、ゴミか・・・・。
ガッカリしながらエギに纏わり付いたビニールを取り除いてキャストすると、又々、ビニールが引っ掛かって来る。そんなことが続いたので、海を覗き込んで様子を確認してみると、岸壁とテトラ帯の中間付近にゴミが帯状になって漂っているのが見えた。
ゴミでも海藻の切れ端であれば、自然の物なのでまだ許せる。しかし、人口物でしかも長い期間海を漂っていたと見えて薄茶色に変色していて気色が悪く、何よりも、そんなものに釣りの邪魔をされるのは許し難い。
可愛娘ちゃんの反応は皆無にも拘らず、キャストの度に邪魔をして来るゴミに少し苛立ちながらキャスティングを繰り返したが音沙汰はなく、実釣を開始して約1時間15分後の18:30頃にはへの字カーブに到達していた。
このへの字カーブ付近から54番スポット付近に掛けては実績ポイントなので、丁寧に探ったが掛かって来るのはビニールばかり。少し足を伸ばした先の前回の実績ポイントである59番スポット付近も空振り。
そこで蟹の横這い釣法のテンポを少し上げて更に先に進んで可愛娘ちゃんを探したが見付からず、20:00頃に凸部に到達。凸部にもタチウオ狙いの赤いウキの灯りが見えたが、幸い実績ポイントの90番スポット付近は空いていたので、先ずここから調査を開始することにした。
そして、テトラ帯の端を狙ってキャストしていると、この日初めて魚かイカか正体は不明ながら反応が返って来た。これまでずっとゴミが掛かって来る反応ばかりで集中力も切れ掛かっていたが、これで勇気百倍。どんな小さな違和感も見逃すまいと集中したが、その後は元の木阿弥。
そこで更に先に向かって蟹の横這い釣法で一通りチェックしたが、何の反応も得られず、結局、21:00頃、諦めて113番スポット付近から折り返しに入った。しかし、復路に入っても何も反応がないまゝ、この日唯一の反応があった90番スポットに戻って来た。可能性があるとしたら、この90番スポット付近だろうと駄目元で再度念入りにチェックすることにした。しかし、願いも虚しくやはり反応は返って来ない。
そこで、ロッドを少し大きめにシャクってエギにアクションを加えてみた。
実は、今シーズンのエギングはただ巻きを中心にしており、アクションを入れる際も小さく入れるだけにしていた。しかし、余りにも反応がなくボーズが確実になった所で、気分転換のために少し違ったアクションを付けてみることにした。
そして、キャスト後パンパンとロッドを小さく・強くシャクった後ラインを張ったまゝテンションを掛けてフォールさせ、少しサビキ始めた所、ムズと重くなる反応が返って来た。
オッ、やっと来たか・・・!
それ程強くはないが、アオリイカのグイーングイーンの引きを楽しんで何とか可愛娘ちゃんをゲット。サイズは300gに少し足りない位だが、嬉しい嬉しい1杯だった。時刻は21:16。実釣を開始して丁度4時間後のことだった。
この頃にはかなり疲れも出て腰の痛みも強くなりかかっていたが、可愛娘ちゃんの顔を見た途端に何処かに吹き飛んで雲散霧消。この1杯に気を良くして、2杯目を狙ってキャストしていると突然ロッドを引っ手繰る様な強い反応があった。しかし、オ、オーッとビックリ合わせを入れたが、これは文字通りの空振り。しまった!!と思いつゝキャストし直すと又もやゴツン。だが、これも掛けることが出来ずに空振り。
次こそはと三度目の正直を目論んだが、残念ながら三度目はなく終わってしまった。
90番スポット付近はこの日唯一反応があったポイントなので後ろ髪を引かれる思いだったが、北風の吹き出しと共に身体が冷えて来たので、目ぼしいポイントをチェックしつゝ戻り、22:00頃、StopFishingとした。
それにしても、この日のゴミは凄かった。キャストの度にエギにヒラヒラと引っ掛かって来るのには閉口した。
風や潮の流れでこの様に吹き寄せられるのだろうが、このゴミの帯は凸部付近手前まで続いていた。しかし、凸部付近では比較的少なくなっており、海藻が繁茂する時期でもこの付近には余り海藻が生えていないことを考えると、この付近はやはり潮の動きがあるのかも知れない。
2025/10/10
2025年 Eging 釣行記
日 時:10月10日(金) 17:40~21:30
潮回り:中潮(↑↓) 180→188→110cm
場 所:MHR-KGN
海水温 : n.a.
釣 果:アオリイカ x 2
同行者:単独、(KRKZさん)
湾奥で新仔とは云えアオリイカが出るならMHR-KGNでも出る筈だと考えて、今から丁度1年前の10月11日に初めてMHR-KGNでのエギングを試してみた。すると、驚くことに9杯もの釣果を上げることが出来、以来、引き出しの一つにして来た。とは云え、満足な釣果があったのはその最初の時だけで、以降は前回の09月17日に2杯ゲットするまではボーズ続き。しかし、アオリイカの釣り場としてのMHR-KGNを諦めたくない。と云う訳で、夢よ、もう一度と今週の週末はMHR-KGNに行くことにしていた。
しかし、生憎の台風22号のため大荒れの天候の影響が残るとのことだったので、泣く泣く諦めていた。所が、八丈島や青ヶ島には甚大な被害をもたらせたものゝ、足早に通り過ぎて行ったので、週末の釣行はどうやら出来そうになった。そこで気になる風向きをチェックしてみると、南南東or南東の風で2m/sとのこと。横風となる東が入ってはいるが弱い風なので、何とかなるだろう。
17:30頃、現地に到着。
早速、道具を手に岸壁に出てみると、沢山のゴミが打ち上げられており、足許の海にもゴミの帯が出来ている。心配していた風は殆ど吹いておらず、満潮間際の海は、潮位が高くてテトラ帯の殆どが見えず、台風の影響が残っているのか少し波立っている様に見える。
そんな様子を見ながら、最近になく大勢入っているアングラーの背後を通って22番スポット付近に到達し、この日のエギング開始点として準備に取り掛かった。
この日のタックルはSephia XTUNE S806ML-Sのロッドに2.5号のエギの組み合わせで、17:40頃、キャスティングを開始。
そして、2投、3投していると、一人のアングラーに声を掛けられた。誰だろうと思いながら、残照の中に立っているその顔をよくよく見るとその声の主はKRKZさん。仕事の関係で金曜日の釣行はないと思っていたので、びっくりしたが訊いてみると遅い夏休みだとのこと。
時間的にはゴールデン・タイムに入ろうかと云う頃だったので、KRKZさんを促して24番スポット付近で準備に取り掛かって貰った。
小生は、26番スポット付近にタチウオ狙いの餌師が入っていたので、その先の30番スポット付近から緑のアイシャドウの可愛娘ちゃんを探すことにした。
秋イカは脚で探せと動画にあったので、今回は特にテンポの良い蟹の横這い釣法を心掛けたが、反応のないまゝへの字カーブ付近に到達。この付近は昨年の実績ポイントなので、ジックリと探ったが梨の礫。
アオリイカなので一回の釣行で1~2杯釣れれば御の字と云えるが、秋イカは数釣りが出来るチャンス。とは云え、秋イカを1杯釣るのに四苦八苦している動画もあるので、数釣りが出来るとは一概には云えないのだろう。しかし、反応が全くない時間帯が長く続くと、果たして、MHR-KGNをエギングの新しい釣り場であるとするのは間違えだったのではないかと、ついつい思ってしまう。そんな時は、真冬の極寒の中一睡もせずにアオリイカを追い掛けても釣果がなかったことがザラにあった昔を思い出す様にしているのだが、それでも何も反応が返って来ないのは辛い。
そうこうする内、東風が少し強くなって来たので、斜め左に向かってキャストしたり、エギを3.0号に替えたりと色々と試してみたが、一向に興味を示してくれない。
そこで、夕食のパンを齧りながら考えた。
これまでは根掛かりが怖いので、テトラ帯を避けながらやって来たが、敢えてテトラが入っている場所を選んでやってみよう。
正に虎穴に入らずんば虎子を得ず。
と云う訳で、かつてはメバリングで好んで入った59番スポット付近から63番スポット付近までを重点的にチェックすることにした。この付近は、沖のテトラ帯と岸壁の中間にもテトラが配置されていて、掛けたメバルに逃げ込まれて苦労した記憶がある。幸い、エギは半傘にしているので、テトラ帯を超えて沖にキャストしても、エギを沈めない限りはテトラ帯の餌食になることもないだろう。
しかし、エギがテトラにコツコツと当たる感触はあるが、肝心要の可愛娘ちゃんのお触りはないまゝ63番スポット付近にまで来た時、一時的に弱くなっていた風が右から左に吹き出して来た。そこで、59番スポット付近に向かって斜め左にキャストし、ただ巻きをしていると何やらジワーッと重たさが伝わって来た。あれ、ゴミでも掛かったかと思ったが、微かにエギを引っ張る様な感触がある。
抜き上げた獲物は、コロッケ・サイズのアオリイカの新仔。新仔と云えども本命のアオリイカなので、嬉しいことは嬉しいが、何とも微妙な所。この娘は余りにも可愛かったので、そのまゝノータッチで海に帰って貰った。
そして、同じ様に斜め左にキャストして、ただ巻きをしていると、又もやジワーッと重たくなった。
今度はアオリイカの反応であることを確信して、軽く合わせを入れてリールのハンドルを回すと、先程とは比べ物にならない位の強い引きがあり、ロッドが2度3度とお辞儀をする程。
そして、久し振りにアオリイカの独特な引きを楽しんで抜き上げたのは胴長17cmのこの時期としては良型と云っても良いサイズ。時刻は19:40頃で、実釣を開始して2時間も経過していた。
やっと可愛娘ちゃんの活性が上がって来た?と期待をして後続を狙ったが、可愛娘ちゃんの反応は後にも先にもこれっきり。
それでも何とか追加を目論んで粘ったが、腰の痛みも強くなって来たので、21:40頃、指4本サイズを含めて4~5匹の本命のタチウオをゲットしたKRKZさんと連れ立ってStopFishingとした。
今回は、63番スポット付近以遠までは足を伸ばさなかったが、昨年はこの先の凸部付近で2杯ゲットしている。今回何故足を伸ばさなかったのか、今となっては後悔する所だが、次回はもう少し歯切れのよい蟹の横這い釣法で凸部付近でもやって見ようと思う。
2025/10/07
2025年 Ajing Eging 釣行記
日 時:10月07日(火) 17:30~21:30
潮回り:大潮(↓) 180→60cm
場 所:KMI’s
海水温 : n.a.
釣 果:アジ x 3、アオリイカ x 0
同行者:単独、(IKOKさん)
今週末は、台風22号が非常に強い勢力を保ったまゝ伊豆諸島付近を通過するとのことなので、週後半の釣りは出来なくなる惧れが非常に強い。そうなると、釣行出来るのは週前半のこの日か或いは翌日の水曜日の2日しかない。しかし、台風の接近状況によっては、水曜日も駄目になることもある。と云う訳で、北東の風が4m/sと条件としては良くないが、火曜日のこの日に釣行することにした。
しかし、何処に行くか?
行動範囲がめっきり狭くなったので、候補は三つしかない。先ず、MHR-KGNだが、ここでは斜め右前方からの風になって具合が悪い。しかも潮位が高い時間帯は20:00頃までしかないので、実釣時間が短いため却下。前回、KMIさんに連れて行って貰ったWNDであれば、風裏のポイントがあるかも知れない。しかし、一度しか行ったことがないので、まだ様子が良く分かっていない。また、KMIさんによればアオリイカは余り出ていないとのこと。残るKMI’sだが、ここでは斜め左前方からの風になるので、MHR-KGNと同様具合が悪いが、潮位が低くても釣りは出来る。更に、仲間からつい最近アオリイカを出したとの情報も入っている。
と云う訳で、比較的マシなKMI’sに行くことにした。
17:00頃、現地に到着。
岸壁には、先行者の姿が一人見えるだけ。挨拶がてら声を掛けると、そのアングラーは立川から来ている顔見知りの年配者で、豆アジがパタパタと来ただけだ・・とのこと。
その年配者の釣り座は水道前付近だったので、その御仁にお断りを入れてお気に入りの最奥に釣り座を構えることにした。そして、岸壁の主の黒猫を呼びながら付近を整えたが、姿を見せない。野良猫なので何かあったのかも知れないと心配だったが、気が向けば出て来るだろうと思いつゝそのまゝ準備を続けていた。すると、いつの間にかやって来たのか全く気が付かなかったが、チョコンと座って小生の様子を見ている黒猫の姿が背後にあってホッと一安心。この猫のために持参して来たオヤツを上げてから、準備を済ませた。
この日はXSC-59ST-Proのロッドに月下美人AIR TW PE SPのリール、1.0GのJHを組み合わせたタックルに1.0GのJHの組み合わせで、17:30頃、キャスティングを開始。
この日の日没時刻は17:17なので、まだ残照がある筈の時間帯なのだが、空一面に灰色の雲が広がっているためか、随分と暗く感じる。風は、予報通り左手からかなり強く吹き付けて来ており、海はバシャバシャと波立っていて何となく落ち着かない。潮も左から右に強めに流れており、更に悪いことには、小生のキャスティング開始にタイミングを合わせたかの様に、細かい前が降って来る始末。
雨、強い横風、強過ぎる潮の流れ・・・・。
正に三重苦で、とてもアジングをする状況ではないが、ロッドを振り始めた以上、ここで引き揚げる訳にも行かない。
風と潮が左手から右手に同調して流れているので、1.0gのJHではどうしようもない。そこで1.3gのJHに替えて対応したが、アジからの反応は全く感じられない。
KMI’sでのアジングはほゞ1ヶ月振りなので、様子がどの様に変わっているのか判らないが、兎に角、ここは気長に待つ以外にない。
この日、最初に反応があったのは、18:14のことだった。
その時の様子ははっきりとは覚えていないのだが、沈み切って足許直下に戻って来たJHを回収しようとしたタイミングでコツとあった様な・・。
そして、抜き上げてみると可愛い16cmの豆アジ。久し振りに黒猫に上げようと思ったが、残念ながら、黒猫の姿は消えていたので、この豆アジは海にお帰り願った。
17:30から実釣を開始して45分間待って、やっとの思いで獲れたのが豆アジで少々がっくり。しかし、時間帯によっては良型の群れも回って来る筈だと期待を込めてキャスティングを繰り返し、2匹目を掛けたのは18:21。だが、サイズはこれも16cm。
WNDの方がサイズは良かったなと思ったが、今更場所を移動するのも億劫だし、幸い、嫌な雨も止んだので、気を取り直してキャスティングを続けた。
丁度、その頃、IKOKさんが登場。
IKOKさんはつい最近、アオリイカを掛けた旨の情報をくれた本人で、この日も岸壁の中央付近でアオリイカを狙うと云う。そして、その一投目で見事に獲物を手にしてニコニコ。
実は、この日KMI’sに決めた理由の一つにアオリイカが釣れるかも知れないことにあったので、その準備はして来ていた。しかし、現場に来てみると強い横風が吹いていたので、竿も出さずにアジングに特化していたのだが、IKOKさんに感化されて直ぐにアオリイカ狙いのエギングの準備をしたのは云うまでもない。
所が、エギをキャストしてみると、風上の左前方を狙っても風と潮に流されてしまって帰って来るのは斜め右から。そんなことはキャストしなくても、容易に判る筈で、だからこそ敢えてエギング・ロッドを出さなかったのに・・・。
横風の中でのエギングの難しさを改めて確認した所で、君子豹変。
直ぐにアジングに戻ったが、ウンともスンとも反応して来ない。
時刻は定かではないが、20:00頃(?)、いつの間にかIKOKさんの姿が見えなくなっていたが、小生は残ってアジからのラブ・コールを待っていた。しかし、反応が返って来ない時間帯が続いており、気持が切れ掛かったいた頃、ある時、風に吹かれて膨らんでいたラインがフッと緩んだのが見えた。
アレッと思った瞬間には腕が反射的に動いていて、針掛かりした生命体の反応が伝わって来た。そして抜き上げた獲物は20cmの良型で、時刻は20:55のことだった。この日の2匹目を掛けたのは18:21だったので、実に2時間30分もの間、唯単にキャスティングを繰り返していだけだったことになる。老いの一徹と云うべきか、今、振り返っても呆れるばかりだが、この日は、それまで16cmの豆アジしか見ていなかったため、20cmのアジでも一際大きく見えたのは御愛嬌。
その後は、微かな違和感が伝わって来てアジが付近に居ることは判ったので、やっと時合が回って来たと期待をしたが、直ぐにその違和感も消えてしまって元の木阿弥。
それでも、何とかして追加を・・と粘ったが音沙汰はない。
そして、21:30頃、入り口に移動していたIKOKさんが戻って来たのを機に、二人揃ってStopFishingとして引き揚げて来た。
2025/09/25
2025年 Eging 釣行記
日 時:09月25日(木) 17:30~22:10
潮回り:中潮(↓) 183→90cm
場 所:MHR-KGN
海水温 : n.a.
釣 果:アオリイカ x 0
同行者:単独
長かった猛暑・酷暑の毎日が終わり漸く秋の気配が漂って来て時節は秋のお彼岸。と云う訳で、毎度の様に両親の墓参りをした後に、釣行すると云うパターン。となると釣行先はMHR-KGNの一択だが、幸いにも風向きは南or南西。しかも、風力は3m/s程と強過ぎもせず弱過ぎもせず、正に理想的。また、潮回りも中潮の満潮から下げの潮位が高い時間帯での入釣になるので、条件面は全く申し分のない所。
行き先は決まったが、何を狙うか?
MHR-KGNではタチウオが狙えるし、アオリイカも狙える。どちらも魅力的で大いに迷う所。欲張って両方を狙う事も考えられるが、小生はどうもそれが出来ない。例えばタチウオを狙っていて反応が返って来ない場面になると、アオリイカのことが気になってタチウオに集中出来なくなる。逆も又真なりで、どちらも仮にそれまでは気配がなくても、突然、反応を返して来る傾向が強い獲物だけに、常に集中して居る必要がある。と云う訳で、どちらかに対象を絞らなければ、虻蜂取らず、二兎を追う者・・になってしまう。
散々迷ったが、江戸の敵を長崎でではないが、前回、BNBURで殆ど釣りが出来ずに引き揚げて来る羽目になったアオリイカを、MHR-KGNで狙うことにした。
現地到着は、17:20頃。
早速、岸壁に出て様子を見ると、満潮時刻直前のため潮は最高潮に近いため、テトラ帯は完全に水没していて海が広く見え、背後から吹いて来る風が気持ち良い。
何処から始めようかと考えながら岸壁を歩いていて、19番スポット付近に新しい墨跡を発見したので、この墨跡を手掛かりにエギングを始めることにした。
この日のタックルは、Sephia XTUNE S806ML-Sのロッドに3.0号のエギの組み合わせで、17:30頃、期待を込めてキャスティングを開始。
しかし、可愛娘ちゃんからの反応はない。逆にエギを沈め過ぎてテトラ帯に奉納してしまう結果になり、しかも、ラインを高切れさせてしまった。早々にトラブルを引き起こしてしまったが、エギングはまだ始めたばかりだったので、クーラーに腰を掛けてライン・システムを組み直すことにした。
そして、組み直しが終わって顔を上げると、周囲は暗くなっていて、丁度ゴールデン・タイムに入ったばかりで、さぁ、これからだと気を取り直して可愛娘ちゃんの居場所を探すことにした。しかし、テトラ帯が全く見えないので、無闇矢鱈とキャストしても又々テトラ帯の餌食になってしまう公算が高い。そこで、勝手知ったる26番スポット付近でやろうと歩を進めた所、残念ながら26番スポット付近にはアングラーの姿が見えたため、その手前の24番スポット付近でキャスティングを続けた。しかし、可愛娘ちゃんからの応答はなし。
それでも何とか反応して欲しいと願いながらキャスティングを繰り返していて、フト気が付くと26番スポット付近の人影が見えなくなっていた。これはラッキー!!とばかりに、早速、移動。しかし、音無し。
次に、への字カーブ付近に移動。
ここはMHR-KGNで初めてエギングをして2~3杯の可愛娘ちゃんをゲット出来たので、釣果があったのはその時だけだが、それ以降は欠かさずエギを流しているポイントで、今回こそはと期待をしたものゝ今回も空振り。
その後は、前回の実績ポイントである54番スポット付近をチェックし、そのまゝ進んで70番スポット付近、更に凸部の91番スポット付近にまで足を伸ばしたが、丸で反応なし。
結局、一度もそれらしい反応が返って来ることもなく、20:20頃、折り返しに入った。
復路に入ってからは、潮位が下がって来たために頭を出し始めたテトラ帯とテトラ帯の切れ目を狙うことにして、2~3回程エギを流して反応がないのを確認して隣りの切れ目をチェックする様にしたが、悉く失敗。
21:30頃には、そんな釣り方にも嫌気が差して来たので、再度26番スポット付近をチェックしようと移動したが、生憎タチウオ狙いの赤い電気ウキが浮かんでいて入れず、13番スポット付近から岸壁の入口に掛けてチェック。
しかし、唯の一度も反応らしい違和感もなく、22:10頃、精魂尽きてStopFishingとした。
所で、メバルとアオリイカのポイントは重なっているとのこと。
と云う訳で、昨年、初めてMHR-KGNでエギングを試してみたのだが、出来過ぎの感があるが9杯の好釣果。
これでMHR-KGNでもエギングが楽しめると思ったのだが・・。
元々、アオリイカは数を狙う釣りではないが、9月~10月頃までは所謂新仔狙いで数も出るとのことで、昨年の9杯の釣果は正にこの例だろう。そして、11月~12月の寒い時期になっても、何とか釣果を得ることが出来ればこの上ないことと期待をしているのだが、果たして期待通り上手く行くかどうか・・・?
2025/09/22
2025年 Eging 釣行記
日 時:09月22日(月) 16:45~17:45
潮回り:大潮(↓) 164→155cm
場 所:BNBUR
海水温 : n.a.
釣 果:アオリイカ x 0
同行者:単独
緑のアイシャドウの可愛娘ちゃんに会いに行くことを考えていたが、明日の23日は秋分の日の祝日。となると週前半の釣行日は月曜日のこの日しかない。しかし、生憎、この日の風向は北寄りの4m/s。となると、正面から受けることになるMHR-KGNでのエギングは難しい。しかし、BNBURなら背後の高い崖に風は遮られて何とかなりそう。
とは云え、BNBUR方面に釣行したのは今から8年前の2007年12月が最後。と云うのも、BNBUR近辺では釣り終わって引き揚げる際には、嫌でも駐車場までの急坂を登らざるを得ない。この登坂が高齢者にとっては最大の難点でエギングから遠ざかった理由の一つと云っても良い。
と云う訳で、週前半の釣行は諦めようと思ったが、残された釣り人生を考えると、体力的にあの急坂を登れるチャンスはそんなにはない。しかし、今なら、片道70km程の道程を往復し、エギングを楽しんだ後急坂を上って帰って来る体力がひょっとすると残っているかも知れない。それを確かめるためにも、一度試してみる必要がある。
14:50頃、自宅を出発。
自宅からBNBUR方面には渋滞のメッカが2個所もあって、通過時間が読めないこと。又、8年も留守にしていた現地の様子を明るい内に確かめたい。と云う訳で、少し早めに出発したが、途中で激しい渋滞に巻き込まれることもなく、予定通り16:40頃現地に到着。
早速、ヒップ・ウェーダーに履き替えバッグを肩に掛けて浜への降り口に立ってみると、遥か下方からザーッと波音が聞こえて来る。
ありゃ、波がある・・・・?
ここは風裏になって穏やかな筈なのに・・・。
ここまで来て引き返す訳にも行かず、ゴロタ浜に出てみた所、かなり強い風が斜め右前方から吹き付けて来ており、高い波が次から次に押し寄せて来て遠くに見えるKWUSには波飛沫が高く上がっているのが見える。
こんな筈では・・・と思ったが、現実は眼の前にある風景でこればっかりはどうしようもない。暫くその場に佇んで波が低い場所を探してゴロタ浜を行ったり来たり。
しかし、竿を出せそうな場所は見付からない。
どうする?
引き揚げるか・・・・?
と暫し自問自答していたが、どうにも気持が収まらない。
結局、ゴロタ浜の中央付近の磯場近くで、やってみることにして準備に入った。
この日のロッドはSephia XTUNE S806ML-S、組み合わせるエギは風の強さを考えて3.5号のBASIC Typeにして、16:45頃、キャスティングを開始した。
しかし、正面に向かってキャストするとラインが大きく風に吹かれてどうしようもない。風上に向かって斜め右前方にキャストしても、風に押し戻されてヘナヘナと落ちてしまい、全く距離が出ない。それでも着水後ラインを張ってリーリングを始めると、エギが引き波に引っ張られてグーッと重くなったり、寄せ波に押されて全く重さがなくなったりで、波に遊ばれているだけ。
満潮時刻の16:58を過ぎて、下げに入れば少しは波が収まるかも知れないと期待をして、暫く粘ったが収まる気配はない。この時点での予報でも、風が弱くなるとはなっておらず、このまゝキャスティングを続けても可愛娘ちゃんが反応を返して来ることは考え難い。とは云え、この時点で引き返しても、帰り道は丁度渋滞の真っ只中で、完全に行くも地獄、戻るも地獄状態。
どうするか迷いながら、人影のないゴロタ浜で只一人になって期待の持てないキャスティングを繰り返していたが、結局、17:45頃になって諦めることにした。
帰り道は、100数段もある急坂をエッチラオッチラ息も絶え絶えになって上り駐車場に辿り着けたので、何とか第一関門はパス出来た。
念の為、帰る途中でBNBURの裏側に当たるKTGHMを覗いてみたが、こちらのウネリはBNBURよりも酷くて、いつも乗っている磯にも這い上がっている。
と云う訳で、この日は何処に入っても釣りにならないことを確認して、18:00過ぎに帰路に着いたが、帰る途中の渋滞は思っていた程酷くなく助かった。
しかし、久し振りにヒップ・ウェーダーを履いてゴロタ浜を歩き回ったせいでいつも以上に脚に疲れが溜まったと見えて、中程を過ぎた辺りから、右足の向こう脛に違和感が出て来た。このまゝ運転を続けているとブレーキ・ペダルを踏めなくなって事故る惧れがある。
そこで、途中にある上州屋に立ち寄ることにした。
そして、広い上州屋を目的もなく歩き回っている内、程なくして右足の違和感は消えたが、一難去って又一難。今度は左足の踵から脹ら脛に掛けて立って居られない程の痛みが出て来た。左足の踵は、遥か昔にエギングで東伊豆に遠征した際、骨折した部位だが、完治して以来痛むことは皆無だったので、骨折が原因とは思えない。しかし、歩けないので仕方がない。店員や客が近くに居ないことを良いことに、床に跪いてマーサージをした所、暫くして痛みはなくなった。
そこで、上州屋には休ませて貰ったお礼に910円のエギ・ケースを買って車に戻り、20:00過ぎ、無事自宅に帰り着いた。
と云う訳で、脚に出た違和感や痛みをどう考えるかによるが、帰りの急坂は何とか上り切れたので、70kmを往復する体力はまだ残っている。
我田引水的だが、そう思っても良い・・・・・?
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