※ 月別アーカイブ:5月2006 ※

釣行記(10)

2006年

潮回り:中潮  場所:三戸浜・秋谷  釣果:ナシ 同行者:ナシ

天気予報では南よりの風が5?8mとなっており、場所によっては釣りにならない。そこで風裏になりそうな所を地図とガイド・ブックで物色していた。
そんな時に、僕の道楽部屋に度々来て頂いているKAZUSAN88さんからメールがあり、三浦半島西部・某港の名前の連絡を頂いた。これまでに行った事のない漁港であったが、地図で確認すると北向きの釣り場。であれば今日の風には丁度良い。
午前3時半に自宅を出て某港へ。夜明け時刻の4時半頃に到着。
目論見通り殆ど風がない。所が、始めて来た悲しさ。防波堤が見えず、何処に入って良いか全く見当が付かない。
果たして、ここがKAZUSAN88さんの云っていた漁港なんだろうか?
車に戻ってカーナビで付近を捜索すると余り大きくはないが突堤状の模様がある。行って見ると確かに釣れそうな感じの突堤である。しかし、竿が出せそうなのはその先端だけである。しかも既に先客が2名入っている。残念ながら、この二人で満員状態。
他を見回しても入れそうな場所も見当たらず、泣く泣くここは諦めた。
さて、何処に行くか?
三戸浜はどうか?ここも行ったことのない場所であるが、地図で見ると防波堤の先端に入釣出来れば南風を背負えそう。それにKAZUSAN88さん情報の某港からそんなにも離れていない。何とかなるだろう。
車を止めて様子を見るために防波堤に行くと、幸いなことに入釣者がいない。出足が遅いのであれば良いのだが、釣れていないので・・・であれば、悲劇である。
風は斜め右後ろから吹いているが、背中に防波堤の一段高くなった壁があるので、殆ど影響はない。対岸の岩場では白い波頭が立っている。
選択は間違っていなかった。
で、キャスティングの開始。
1投・・・、2投・・・、3投。釣人は僕以外に増える兆しもなく、イカさんからの信号もない。
7時頃になって、風が弱まって来た。となると気になるのが、ヤッパリ秋谷の様子。
7時半頃までシャクッたが、出そうにもないので、諦めて秋谷に移動。
途中の渋滞もあり着いたのは8時半頃。
防波堤には常連の皆さんばかり。土曜日は全体で15杯、最高5杯の釣果だったとのことだが、
昨日、今日はさっぱり駄目
成る程。だから地元の常連さんしか残っていないんだと納得。
風は左から右。三戸浜では納まったと思ったのだが、ここに来ると結構な強さ。エギは飛ばないし、ラインは吹ける。釣り難いことこの上ない。それでも、何とか結果を出そうと午後1時過ぎまで頑張った。
頑張ったが、しか?し、又もや・・・。
結果は云うまでもないが、今日は珍しい人にあった。
去年、この秋谷で一緒になり色々とエギングを教えて頂いたMED氏だ。MED氏は八千代市で整骨院をされているのだが、今日は、僕の顔を見るなり、
骨折した所を見せて
有り難いことに、以前、電話で骨折のことを話したのを覚えて呉れていた。
そして、足の浮腫みはフクラハギが張っているから、とフクラハギを揉み解して呉れた。
ここは矢張りその道の専門家。効果抜群で、足がスーッと軽くなった。
MEDさん、有難うございました。

釣行記(9)

2006年

潮回り:長潮  場所:三崎・秋谷  釣果:ナシ 同行者:ナシ

去年の初釣果は丁度一年前の5月23日。ならば、今日は必ず出る筈!!!
で、何処に行くか?ある人の情報では三浦は未だ早いとのこと、であれば伊豆に行くか? 真鶴か福浦辺りが良さそう。
2時半に起床して、暫く走ってから大事なアオリイカポイントガイドを忘れたことに気が付いた。今更戻るのも億劫だし、ハンドルを握りながら考えた。
未だ夜が明けずに暗い中で、勝手を全く知らない漁港をウロウロするのは心許無いし、危険でもある。
マタマタ、怪我をすると何を云われるか・・・。云われるだけなら未だ良い方だろう。呆れた様な眼差しで・・・。
ここは君子危うきに近寄らず。勝手知った所に行くしかない。
と云う訳で三崎には3時半頃着いた。
ポイントはtokeiさんと一緒に来た時と同じ白灯防波堤。
先端の白灯下ではアジの活き餌釣り師が一人。赤い光が波間にユラユラ。その手前の前回tokeiさんが入ったった所が丁度空いているので、迷わず道具を降ろして釣りの準備。
風は少々強く吹いているが背中からのフォロー。潮は左から右。
早速、期待を込めての第一投。
暗くて良く見えないが、遥か前方に着水した模様。
カウントを充分とってラインのフケを取ろうとリールのハンドルを回すと、ラインを通して違和感が伝わって来る。
少し送り込む様にしてから、ロッドを煽ると、ガツンッ!!!
来たか???
ラインを張ったままためを作って見てる。
でも、グィーンがない(涙)
最初から根掛り。しかも、ラインを持ってグッと引っ張るとプツンッ。リーダーとの結び目付近でブレイク。
気を取り直してキャスティングの繰り返し。追い風だからエギは気持ち良く飛んで呉れるが、イカからのラブ・コールはなし。
明るくなって活き餌師も最後の味を使い切って帰り支度。右手の籠釣り師にも全く魚信がないまま。
それでも我慢をしていたが、6時半頃秋谷に転戦することにして撤収。
秋谷には7時過ぎに到着。所が、駐車する場所が空いていないし、防波堤にはエギンガーが鈴なり。
車は前田川の橋の上に駐車し、道具を担いでエッチラオッチラ。
防波堤に着くと南風が強く吹いている。そんな中、数えて見ると15人のエギンガーが盛んにシャクッている。
こんな風じゃ釣りにならないとYMT氏の横に座り込んで、最近の様子を尋ねると・・・。
この2?3日は、殆ど出ていないとのこと。
そうこうする内、諦めて切り上げるエギンガーが出て来たので、その後に入釣するが、只、風と波で揉まれているだけで、全く釣れそうな雰囲気もない。
今年は冬が例年よりも寒かったし、風薫る5月に入ったのに雨や曇りの日が続き日照時間が少ない。まるで気温が上がらぬままに入梅した見たいで、農業に影響があるとのニュース。
海の中も同じ傾向か?
どうも今年はムラが大きい様だ。

これまでは、足のリハビリが中心だった(?)けれど、こんなにもボーズが続くんじゃ、そろそろ本気にならなきゃ・・・!!!

釣行記(8)

2006年

潮回り:中潮  場所:秋谷  釣果:ナシ 同行者:ナシ

左足を骨折してから2ヶ月半を経過した。医者の云う全治3ヶ月に近くなっているので、多少引き摺っているが普通の歩行には支障が無くなって来た。ヤレヤレである。
今日は、その診察日である。そのために有給休暇を取った。診察と云ってもレントゲン写真を見て骨折箇所の治り具合を確認するだけなので、待ち時間さえなければ正味5分も掛からないだろう。
で、その診察予約時刻は10:30。日の出は4:30頃・・・・・・
近場であれば、朝まづめが狙えるし、3?4時間程度はシャクれる。
折角の有給休暇を無駄にする手はない。
と考えると心は決まったも同然、早々に床に入った。
3:30過ぎに出発。現地到着は丁度日の出時刻の4:30。
ウィーク・デイなので当然貸切りで釣り放題かと考えたが、甘かった。防波堤にはエギンガーが二人シルエットになって、盛んにシャクッている。
今日の様な週中の日であっても先行者がいる・・・・、と云うことはアオリが出始めたのか(?)。
釣りなら何にでも当てはまることだが、釣りの本質は常に期待の連続。
餌を替える毎に、キャストする毎に、シャクル毎に、次は来るか今度は来るかの繰り返し。
今日もエギンガーの姿を見た途端に、そんな能天気な期待が漲って来る。
さて、車から道具を降ろし肩に担いで防波堤に向かい、丁度先端に着いた時、先行者が800g位のアオリを取り込んでいる。
こんなのを見せ付けられては、平静で居れるエギンガーはいないだろう。
アドレナリンが一気に噴き出して来る。
準備を終わり、さぁ、第一投。今日は出るのか出ないのか?出る筈だ!!
風は前回とは逆の右から左への北風。潮も同じ方向に流れているので、キャスト後着底するまでにかなり左手に流されてしまい、釣り難い。
釣り難いのが勝つか、期待が勝つか?
そうこうする内に、常連のHR氏が姿を見せ、KNI氏、YMT氏と役者が揃い6人程がズラリと並んでキャスティング。
6時半頃、地元の常連さんの中では一番最後に登場したYMT氏がロッドを曲げている。700g位か。
アオリは当方のエギには見向きもして呉れない。色を替え、サイズを替え、更にシャクリ方を替えて見たが、アオリの注意を引き付けることが出来ず、時間だけが刻々と過ぎて行き、そろそろ上がらなければならない7時過ぎに、再度YMT氏に同サイズ。
ム?、どうなってるんだ????
皮肉なもので、7:30頃になって、風は弱くなり向きも東風に変って絶好の釣り日和になった。これなら微妙なラインでの魚信も取れる。
未練がましく、
もう最後。これが最後。
と云いながらキャストしたが、結局今回もボーズ(涙)
泣く泣くロッドを仕舞って、防波堤を後にした。
足の診断結果は・・・、
骨は完全にくっ付いた。但し、腫れと痛みは半年程残る
とのこと。
であれば、今日が最後の診察かと思ったが、念のため6月14日に診察するとのお達し。素人ながら、そこまで慎重になる必要はないと思うが、又有給休暇を取る口実が出来たので善しとしよう。又、挑戦してやるゾ!!!

釣行記(7)

2006年

潮回り:中潮  場所:三崎  釣果:ナシ 同行者:tokeiさん

今回はtokeiさんと同行することになった。
tokeiさんにはよく私の道楽部屋に来て頂いているが、お目に掛かるのは今回が初めて。だからと云う訳でもないだろうが、10時頃床に入ったがウツラウツラとするものの眠れず気が付くと1時半。
道具を持って玄関まで行った所で、携帯に着信音。tokeiさんの到着は2時頃と思っていたので、少々慌てて駐車場に行き、tokeiさんの道具を私の車に乗せ替えていざ出発。
三崎には3時過ぎに到着。「GWも過ぎたので、もうそろそろ出て呉れても良いだろう」と期待するエギンガーが結構入っている。
まぁ、考えることは皆同じだネ。
我々だってそう考えて来たんだから。

目指すポイントの白灯堤防の先端部にはヤッパリ先行者が既に入っている。
さて、どうするか?
先端部より少し岸寄りに何とか二人が入れそうな中途半端な間隔がある。どうしようかと迷ったが、他に入れそうな場所もなさそうなので、先行の若者尋ねると、快く、「ドウゾ」
ウ?ン、良いネ?。譲り合いの精神。皆こういう気持ちを持っていればSAMURAI777さんの掲示板での騒ぎ見たいな事にはならないだろうに・・・。
と思いつつ、お礼を云って入れさせて貰う。
そう云えば昨日は満月の大潮で、今日は中潮とは云え、殆ど満月に近い月が南よりの空に輝き、北よりの風が多少ではあるが吹いている。
tokeiさんは準備が早?い!!!
私がモタモタしている内にもうキャスティングをしている。
で、私も漸く第一投。
気になっていた潮の流れも満潮の潮止まりが近いせいか、気になるほどでもなく、
ウ?ン、これは期待出来そう!!!
さぁ、来い! 出て来?い!

期待を込めてキャスティングを切り返す。
周囲が明るくなって来た頃、先端に入っていた人が玉網を出して取り込んでいる様子に、やっと回って来たか!と期待が一段と膨らみ、キャストを繰返す手に力が入る。
しか?し、待てど暮らせどアオリ君からのシグナルは全くなく、7時頃まで粘ったが場所換えを決断。
花暮は、普段より数多い漁船が接岸しており竿を出せるスペースが殆どない。即見送って、製氷所前に行くと花暮からあぶれた釣り人達で賑わっている。収容力のある花暮に殆ど入れないので仕方がないが、これじゃ?、何処にっても無理かと半ば諦めながら隣の通り矢に行くと案の定一杯。
只、田中堤防にはエギンガーが一人だけなので、多摩からお越し頂いたtokeiさんにはそこに入って貰うことにして、8時過ぎまで田中堤防で頑張って貰ったが残念ながら・・・・・。
と云う訳で、二人とも見事にボーズを喰らってしまった。

釣行記(6)

2006年

潮回り:若潮  場所:秋谷  釣果:ナシ 同行者:ナシ

4時起床し4時半出発。現地到着は5時15分。
世の中は大型連休明けで人出も少なく貸切だろうと予想していたが、防波堤を見ると既に3人のエギンガーが入っており、狙っていたテトラ寄りで盛んにシャクッている。
こんなことなら、もう少し早く出るんだった。
しかし、前回に来た時は一人しか居なかったのが今日は3人も・・・・、と云うことは漸くシーズン・イン?
早々に支度をして防波堤に到着。
朝の挨拶をして状況を尋ねると「魚信もない」とのこと。 やはり未だ早い?
テトラ寄りは無理をすれば入れないことはないが、ここは少々遠慮をして先端に陣取る。
風は左から右への南風。結構強い。三浦の低い山にも雲が垂れ込み今にも降り出しそうな雰囲気。
確か、天気予報では晴れじゃなかった?
さて、キャスティングだ。
ラインは風に煽られ大きく右にふけ、エギが着底する頃には身体は殆ど斜め45度右を向いている状態。こんな状態が続き、魚信が取り辛い。と云っても、ラインでの魚信は殆ど取ったことがなく、シャクッた時のズッシンが大部分なので余り影響がないとも云える。しかし、これだけふけると恐らく5m?8m位、エギは手前に引っ張られて来ているのではないだろうか? やはり、ラインが沖に向かって真っ直ぐに伸びた状態でシャクリたい。
と云う訳で、次第にテンションが下がって来る。
6時45分頃、常連Yさんの見慣れた姿が現れる。彼はやはりテトラ寄りに座を構える。
程なくしてその常連Yさんに1杯。見た所400g位か・・・。
やはり、現金なもので、俄然ヤル気が出て来て、シャクル腕にも力が入る。
8時頃になって、先行の3人の中の最も若いエギンガーが引き揚げて行った直後に、残った一人がロッドを大きく曲げる。800g位か?
常連Hさんが登場して若いエギンガーの後に入って2?3投目で、同サイズをゲット。
ムムム、どうなってるの????
途中で雨にも降られたにも拘らず、頑張って11時過ぎまで粘って見た。
その頃には、雨も上がり風も収まり絶好のエギング日和、なのに・・・・、今日もアオリからの挨拶はなかった。
やはり、大きな根に近いテトラ寄りが良い様だ。結局防波堤の中央から先端寄りには廻って来ていない様子。
で、足の様子だが、やはり傷めた左足には体重は掛けられないので、右足に重心を掛け左足はバランスを取っている様な状態で立っていることになる。キャストする時には立ち上がり、シャクル時はクーラー・ボックスに腰を掛ける等して、右足に掛る負担を軽くしようとして見たが、やはり右足の疲れは相当なものだ。と云っても朝の5時過ぎから11時過ぎまで6時間粘れたのである程度の目算は立った。
只、ここは足場も良いから問題ないが、テトラの様に足場が不安定な所は未だ無理だろう。
加えて、僕のスタイルじゃないから影響は僅少だけれど、所謂ラン・ガン・スタイルもこの足じゃ出来そうもない。

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