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釣行記(8)

2006年

潮回り:中潮  場所:秋谷  釣果:ナシ 同行者:ナシ

左足を骨折してから2ヶ月半を経過した。医者の云う全治3ヶ月に近くなっているので、多少引き摺っているが普通の歩行には支障が無くなって来た。ヤレヤレである。
今日は、その診察日である。そのために有給休暇を取った。診察と云ってもレントゲン写真を見て骨折箇所の治り具合を確認するだけなので、待ち時間さえなければ正味5分も掛からないだろう。
で、その診察予約時刻は10:30。日の出は4:30頃・・・・・・
近場であれば、朝まづめが狙えるし、3?4時間程度はシャクれる。
折角の有給休暇を無駄にする手はない。
と考えると心は決まったも同然、早々に床に入った。
3:30過ぎに出発。現地到着は丁度日の出時刻の4:30。
ウィーク・デイなので当然貸切りで釣り放題かと考えたが、甘かった。防波堤にはエギンガーが二人シルエットになって、盛んにシャクッている。
今日の様な週中の日であっても先行者がいる・・・・、と云うことはアオリが出始めたのか(?)。
釣りなら何にでも当てはまることだが、釣りの本質は常に期待の連続。
餌を替える毎に、キャストする毎に、シャクル毎に、次は来るか今度は来るかの繰り返し。
今日もエギンガーの姿を見た途端に、そんな能天気な期待が漲って来る。
さて、車から道具を降ろし肩に担いで防波堤に向かい、丁度先端に着いた時、先行者が800g位のアオリを取り込んでいる。
こんなのを見せ付けられては、平静で居れるエギンガーはいないだろう。
アドレナリンが一気に噴き出して来る。
準備を終わり、さぁ、第一投。今日は出るのか出ないのか?出る筈だ!!
風は前回とは逆の右から左への北風。潮も同じ方向に流れているので、キャスト後着底するまでにかなり左手に流されてしまい、釣り難い。
釣り難いのが勝つか、期待が勝つか?
そうこうする内に、常連のHR氏が姿を見せ、KNI氏、YMT氏と役者が揃い6人程がズラリと並んでキャスティング。
6時半頃、地元の常連さんの中では一番最後に登場したYMT氏がロッドを曲げている。700g位か。
アオリは当方のエギには見向きもして呉れない。色を替え、サイズを替え、更にシャクリ方を替えて見たが、アオリの注意を引き付けることが出来ず、時間だけが刻々と過ぎて行き、そろそろ上がらなければならない7時過ぎに、再度YMT氏に同サイズ。
ム?、どうなってるんだ????
皮肉なもので、7:30頃になって、風は弱くなり向きも東風に変って絶好の釣り日和になった。これなら微妙なラインでの魚信も取れる。
未練がましく、
もう最後。これが最後。
と云いながらキャストしたが、結局今回もボーズ(涙)
泣く泣くロッドを仕舞って、防波堤を後にした。
足の診断結果は・・・、
骨は完全にくっ付いた。但し、腫れと痛みは半年程残る
とのこと。
であれば、今日が最後の診察かと思ったが、念のため6月14日に診察するとのお達し。素人ながら、そこまで慎重になる必要はないと思うが、又有給休暇を取る口実が出来たので善しとしよう。又、挑戦してやるゾ!!!