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釣行記(10)

2006年

潮回り:中潮  場所:三戸浜・秋谷  釣果:ナシ 同行者:ナシ

天気予報では南よりの風が5?8mとなっており、場所によっては釣りにならない。そこで風裏になりそうな所を地図とガイド・ブックで物色していた。
そんな時に、僕の道楽部屋に度々来て頂いているKAZUSAN88さんからメールがあり、三浦半島西部・某港の名前の連絡を頂いた。これまでに行った事のない漁港であったが、地図で確認すると北向きの釣り場。であれば今日の風には丁度良い。
午前3時半に自宅を出て某港へ。夜明け時刻の4時半頃に到着。
目論見通り殆ど風がない。所が、始めて来た悲しさ。防波堤が見えず、何処に入って良いか全く見当が付かない。
果たして、ここがKAZUSAN88さんの云っていた漁港なんだろうか?
車に戻ってカーナビで付近を捜索すると余り大きくはないが突堤状の模様がある。行って見ると確かに釣れそうな感じの突堤である。しかし、竿が出せそうなのはその先端だけである。しかも既に先客が2名入っている。残念ながら、この二人で満員状態。
他を見回しても入れそうな場所も見当たらず、泣く泣くここは諦めた。
さて、何処に行くか?
三戸浜はどうか?ここも行ったことのない場所であるが、地図で見ると防波堤の先端に入釣出来れば南風を背負えそう。それにKAZUSAN88さん情報の某港からそんなにも離れていない。何とかなるだろう。
車を止めて様子を見るために防波堤に行くと、幸いなことに入釣者がいない。出足が遅いのであれば良いのだが、釣れていないので・・・であれば、悲劇である。
風は斜め右後ろから吹いているが、背中に防波堤の一段高くなった壁があるので、殆ど影響はない。対岸の岩場では白い波頭が立っている。
選択は間違っていなかった。
で、キャスティングの開始。
1投・・・、2投・・・、3投。釣人は僕以外に増える兆しもなく、イカさんからの信号もない。
7時頃になって、風が弱まって来た。となると気になるのが、ヤッパリ秋谷の様子。
7時半頃までシャクッたが、出そうにもないので、諦めて秋谷に移動。
途中の渋滞もあり着いたのは8時半頃。
防波堤には常連の皆さんばかり。土曜日は全体で15杯、最高5杯の釣果だったとのことだが、
昨日、今日はさっぱり駄目
成る程。だから地元の常連さんしか残っていないんだと納得。
風は左から右。三戸浜では納まったと思ったのだが、ここに来ると結構な強さ。エギは飛ばないし、ラインは吹ける。釣り難いことこの上ない。それでも、何とか結果を出そうと午後1時過ぎまで頑張った。
頑張ったが、しか?し、又もや・・・。
結果は云うまでもないが、今日は珍しい人にあった。
去年、この秋谷で一緒になり色々とエギングを教えて頂いたMED氏だ。MED氏は八千代市で整骨院をされているのだが、今日は、僕の顔を見るなり、
骨折した所を見せて
有り難いことに、以前、電話で骨折のことを話したのを覚えて呉れていた。
そして、足の浮腫みはフクラハギが張っているから、とフクラハギを揉み解して呉れた。
ここは矢張りその道の専門家。効果抜群で、足がスーッと軽くなった。
MEDさん、有難うございました。