2025/11/12
2025年 Eging 釣行記
日 時:11月12日(水) 16:50~21:20
潮回り:小潮(↑↓) 130→138→135cm
場 所:MHR-KGN
海水温 : n.a.
釣 果:アオリイカ x 0
同行者:YTさん、SHGさん
季節柄どうしようもないことだが、北寄りの風が吹く毎日。しかも強めなので、向かい風になる我がホームでの釣りはMHR-KGNにしろKMI’sにしろやり難くなる。更に、初冬のこの時期の夜間の釣りになると、北風に吹かれた身体は芯から冷えて正に修行になってしまい、後期高齢者でなくても辛いものになる。
と云う訳で、道楽部屋でグズグズと過ごしていたのだが、ようやく南寄りの風が吹くと云う予報が出たので、喜び勇んで釣行することにした。
今回のターゲットはMHR-KGNの緑のアイシャドウの可愛娘ちゃん。
前回はパーフェクトに抑え込まれたのだが、お気に入りの90番スポット付近には入れず、しかも、大潮の下げ潮のタイミングでの釣りだったため、20:00頃までの短時間釣行となり、何となく納得感がないまゝ引き揚げて来た。
今回は、そのリベンジと云う訳ではないが、兎に角、90番スポット付近でジックリと粘る算段を立てたのだが・・・・・・。
今回は90番スポット付近を確保するため少し早めに到着する積りで道楽部屋を出たのだが、現地到着は、日没時刻の16:37ギリギリの16:20頃。
いつもの場所にはYTさんの車は見当たらないが、今回はYTさんを待つことなく岸壁に出た。すると、風は殆ど吹いておらず、久し振りの釣り日和になったためか、アングラーの姿が多い。こんなに多いんじゃ、90番スポットには先行者が居るかも知れないと心配になり、途中の実績ポイントに寄ることもせずに90番スポットに急行して、16:40頃に到着。
すると、幸いなことに90番スポット付近には先行者の姿はない。ここに釣り座を確保することがこの日のエギングの大前提だったので、これで関門の一つを突破出来た。後は可愛娘ちゃんを釣るだけ。しかし、長い道のりを急ぎ足でやって来たため、到着した時には息はゼイゼイと上がっており、道具を肩から下ろして暫しの休憩を余儀なくされた程だった。
16:50頃、ようやく息も落ち着いて来たので、キャスティングを開始。
風が殆ど吹いていないのはエギングにとっては好都合だが、潮の流れがないのは気掛かり。可愛娘ちゃんの活性が高ければ、余り気にすることもないが、猛暑の夏から秋を飛ばして一気に初冬に入ったため、海水温が急に下がった筈で、この影響で活性が落ちていることが考えられる。そうなると、厳しいエギングになるので、少しでも動いて欲しい所。
キャスティングを繰り返したが可愛娘ちゃんからの返事は貰えず、潮が動き出す気配もない。隣に入ったタチウオ狙いの餌師の電気ウキも、流れて行くこともなく同じ場所で赤く光って波間に漂っているだけで、タチウオが喰い付いた様子も見えない。
1時間程、キャスティングを続けていたが何も反応はなく、潮の動きもないので、早くも嫌気が差して来た。しかし、いつ何時気まぐれな可愛娘ちゃんが反応して来るかも知れず、そのチャンスを逃さないためにもキャスティングを止める訳にも行かない。若い頃は2時間でも3時間でも平気で粘れたのに・・・と自分自身を奮い立たせてキャスティングを繰り返した。
しかし、2時間程経過しても相変わらず音沙汰はなく、潮もまったりと動かないまゝ。それでもキャスティングを繰り返したが、丁度その頃から風が吹いて来始めた。冷たい北風ではなく南寄りの弱い風だったが、徐々に寒さを感じる様になって来て、心が折れるのも時間の問題。
20:00頃になってYTさんがやって来て合流。SHGさんは、小生は気が付かなかったが背後を通って更に先に進んで行ったとのことだが、これで何とか一息付けた格好。
その後も、暫く90番スポット付近で可愛娘ちゃんが来るのを待ってキャスティングを続けたが完全に待ち惚け。
21:00前には90番スポット付近を諦めて折り返しに入り、目ぼしいポイントや実績ポイントをチェックしながら戻ったが、事件は何も起きず、21:20頃、遂に諦めてStopFishingとした。
このMHR-KGNでのエギングは昨年から始めたばかりで、寒くなった冬場の状況は全く判らないが、前回に続いて2回連続してパーフェクト・ゲームを喰らったことから見て、新仔の季節限定の釣り場なのだろう。
しかし、後期高齢者に優しいこの釣り場だけに、真冬でも可愛娘ちゃんが来てくれれば願ったり叶ったりなのだが、これは無理は相談なのかも・・・。
2025/11/04
2025年 Eging 釣行記
日 時:11月04日(火) 17:30~20:10
潮回り:大潮(↓) 135→50cm
場 所:MHR-KGN
海水温 : n.a.
釣 果:アオリイカ x 0
同行者:単独
この日の夜は東or北東からの風が3m/sのことで、MHR-KGNで釣りをするには、条件がもう一つ良くない。更に潮位は少なくとも1mは欲しい所だが、この日の釣りは大潮の下げの時間帯に当たっており、20:00頃には70cm程にまで潮位が下がってしまう。
と云う訳で、条件が余り良くないので今週前半の釣行は諦めようと思った。しかし、後半も用事が入っているので、場合によっては今週は釣行のない週になりかねない。八十路を目前にした後期高齢者なので釣りに行けなくなるのは時間の問題で、やがて嫌でも蟄居を強いられる時が来るのは必至なので、行ける時は行っておこうと兎に角行くことにした。
17:10頃、現地に到着。
日没時刻を過ぎており、既にゴールデン・タイムに入っているので急いで岸壁に出てみると、タチウオ狙いの赤い電気ウキの灯りがポツポツと浮かんでいるのが見え、ようやく復調して来た様子。
風は予報通り右手から稍強めに吹いており、満潮時刻を過ぎたばかりの海は潮位が高いため殆どのテトラ帯は海の中に沈んでいて、その配置場所が良く判らないがこれは覚悟の上。兎にも角にも20:00頃までの短時間勝負なので、四の五の云っている暇はない。急いでSephia XTUNE S806ML-Sのロッドに3.0号のエギを組み合わせて、17:30頃、49番スポット付近からキャスティングを開始した。
この日は過去の実績場所を順番にチェックした上、90番スポット付近でジックリと粘ることにしていたので、49番スポット付近をスタート・ポイントとしたのだが、全く気配がない。54番スポット付近、59番スポット付近、70番スポット付近と足早にチェックをしたが、何処もお留守。
そこで予定通り90番スポット付近に移動したのだが、残念ながら釣り支度を始めたばかりと見えるタチウオ狙いのアングラーの姿があって、入れず仕舞い。タッチの差で先に入られた様で、途中、寄り道をせず真っ直ぐに来ていたら・・・と思ったが、こればっかりはどうしようもない。
ガックリと来たが、折角なので凸部とその先をチェックすることにして、キャスティングを繰り返したが、コツリともない。
その内、テトラ帯が大きく海面から姿を出して来る程の潮位となっては、釣れる気もしなくなり、20:10頃、StopFishingとした。
所で、この日のタチウオだが、どうやら余り良くなかった様子で、中の一人に様子を尋ねた所、全く魚信がないとのこと。やはり大潮の下げ潮は釣りには余り良くないのかも知れない。
2025/10/30
2025年 Ajing Touching 釣行記
日 時:10月30日(木) 17:25~21:10
潮回り:長潮(↓↑) 135→127→130cm
場 所:KMI’s
海水温 : n.a.
釣 果:アジ x 17、タチウオ x 0
同行者:単独、(AIYMさん)
予報によると、天気は下り坂で金曜日の夜には雨が降り出すとのこと。となると、この週の後半の釣行チャンスは木曜日しかないが、生憎、北東or北からの冷たい風が吹くとのこと。初冬になる11月を目前にしたこの時期に、この風向きは願い下げにしたいが、風速は2~3m/sと余り強くはないらしい。であれば、何とか凌げるのではないかと思い、出撃することにした。
現地到着は、丁度17:00頃。
早速、クーラーやバッカンを手に岸壁に出てみると、先行者は水道前付近に一人しか見えず最奥は空いている。そこで最奥に釣り座を構えることにして、その御仁の背後を通りつゝ声を掛けるとその振り返った御仁は、久し振りに顔を見るAIYMさん。
様子を訊ねるとアジを2匹釣っただけとのことで、余り調子は良くないと見えるが、どの様な結果になるかはアジのご機嫌次第。
この日はアジをメインにして反応がなければ刀狩りに切り替える予定で、XSC-59ST-Proのロッドに月下美人AIR TW PE SPのリール、1.0GのJHを組み合わせたタックで、17:25頃、キャスティングを開始。
風は予報通りの左から右の横風だが、潮はどうか・・・・。
どんな場合でも、最初の数投は魚を釣ることよりも潮の流れ具合や強さなどの状況を掴むことに重点を置いており、この時もそうしていたのだが、馴染み切ったJHが何やら重たくなった。
そこで、何だろうと思いつゝロッドを軽く煽ってみた所、生命体の反応があって意外にもかなり強めの引きが伝わって来た。逃げ回る獲物をいなして抜き上げてみると、その正体は立派な本命でしかもサイズは20cm。時刻は17:27のことだった。
1投目から反応があるとは思っても見なかったのでビックリしたが、取り敢えずお土産用にキープしてフォローのキャストを入れると、トン。17:31のことで、1投目から来たので喜び勇んで後続を狙っても、その後は無反応となり竜頭蛇尾に終わることが多いのだが、この時は続けて反応があったので、又々、ビックリ。
そして、この日はこの後も反応が続き、18:00前の17:54にはつ抜けを達成。実釣を開始してから30分足らずの間でつ抜けを達成することなど滅多にないことで、独りウハウハとこの日の爆釣を確実視していた。
事実、18:00を回ってからも反応は続いていた。しかし、サイズが少し小振り、と云っても少し前の頃ならお土産にしていたサイズだが、になって来ており、反応と反応との間隔も少し開き始めていたので、群れが入れ替わったのかも知れないと少し気にはなっていた。それでも18:31に17匹目を掛けるまでは順調だったので、先行きをそれ程心配していなかった。
所が、17匹目を掛けたのを最後に、これまでが夢の中の出来事だったかの様にピタリと反応がなくなってしまった。まるで狐に摘まれたかの様な気持になってキャスティングを繰り返したが、梨の礫。
これまでであれば、反応が消えてしまっても諦めずにキャスティングを続けていると、忘れた頃にコンと返って来る反応を拾うことが出来たのだが、不思議な位に何も事件が起きることはなかった。
結局、19:00頃、アジを諦めてタチウオに狙いを替えたのだが、タチウオもさっぱり反応して来ない。この日はアジの泳がせでタチウオを狙っていたAIYMさんの電気ウキが海中に引き込まれる場面も全くなく、タチウオも留守にしている様子。
それでも、AIYMさんと二人老骨に鞭打って何とか・・・と藁に縋りながら、釣りを続けたが何も反応が得られず、こうなると冷たい北風がより冷たく感じて来て、21:10頃、二人揃ってStopFishingとして、釣り場を後にした。
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| 17:27 |
1匹目 |
20cm |
17:59 |
11匹目 |
16cm |
| 17:31 |
2 |
20 |
18:08 |
12 |
21 |
| 17:35 |
3 |
17 |
18:16 |
13 |
18 |
| 17:39 |
4 |
22 |
18:18 |
14 |
18 |
| 17:42 |
5 |
22 |
18:24 |
15 |
17 |
| 17:44 |
6 |
20 |
18:27 |
16 |
21 |
| 17:46 |
7 |
21 |
18:31 |
17 |
22 |
| 17:48 |
8 |
21 |
|
|
|
| 17:51 |
9 |
20 |
|
|
|
| 17:54 |
10 |
18 |
|
|
|
2025/10/27
2025年 Eging 釣行記
日 時:10月27日(木) 17:15~22:00
潮回り:小潮(↑↓) 150→162→110cm
場 所:MHR-KGN
海水温 : n.a.
釣 果:アオリイカ x 1
同行者:単独
10月も下旬に入っているので北風が吹く日が多いが、この日の風は東風で風速は2m/s。季節柄、南風は望むべくもないが、東の2m/sならば問題はない。しかし、潮回りは潮の流れが余り期待の出来ない小潮で、この点は気掛かり。とは云え、潮位は18:35の満潮時で162cmもある潮位の高い時間帯での釣りになるので、邪魔なテトラ帯を余り気にする必要がないと、結局、潮の面では一長一短。
と云う訳で、やっと緑のアイシャドウの可愛娘ちゃんに会いに行くチャンスが来た。
17:00頃、現地に到着。
岸壁を俯瞰すると、電気ウキの赤い灯りがポツンポツンと波間に漂っていて、前回よりもタチウオ狙いのアングラーが多くなっている印象で、何となく気分がウキウキとして来る。
そのまゝ岸壁に降りて7番スポット付近で支度を始めたが、風は殆んど吹いておらず波もなく穏やかな海で、正にエギング日和。
今回は、7番スポット付近からスタートして蟹の横這い釣法で可愛娘ちゃんの居場所を探し、最終的には凸部までは脚を伸ばす予定で、Sephia XTUNE S806ML-Sのロッドに3.0号のエギを組み合わせて、17:15頃、キャスティングを開始。
その2投目か3投目のこと。キャストした後何もアクションを加えずただ巻きをしていると、リールのハンドルを回している手にジワーッと重たい感触が伝わって来た。
ただ巻きをしているとこの様な反応が出ることが多く、実際、前回の2杯共そんな反応だったので、この時もテッキリ可愛娘ちゃんの仕業だと喜んで回収に掛かった。
所が、その獲物はただ重たいだけでジェット噴射の感触が全くない。
あれ、何だ・・・? 可怪しいぞ!と思いつゝ抜き上げてみると、その正体はボロボロになったビニールの切れっ端。
何だ、ゴミか・・・・。
ガッカリしながらエギに纏わり付いたビニールを取り除いてキャストすると、又々、ビニールが引っ掛かって来る。そんなことが続いたので、海を覗き込んで様子を確認してみると、岸壁とテトラ帯の中間付近にゴミが帯状になって漂っているのが見えた。
ゴミでも海藻の切れ端であれば、自然の物なのでまだ許せる。しかし、人口物でしかも長い期間海を漂っていたと見えて薄茶色に変色していて気色が悪く、何よりも、そんなものに釣りの邪魔をされるのは許し難い。
可愛娘ちゃんの反応は皆無にも拘らず、キャストの度に邪魔をして来るゴミに少し苛立ちながらキャスティングを繰り返したが音沙汰はなく、実釣を開始して約1時間15分後の18:30頃にはへの字カーブに到達していた。
このへの字カーブ付近から54番スポット付近に掛けては実績ポイントなので、丁寧に探ったが掛かって来るのはビニールばかり。少し足を伸ばした先の前回の実績ポイントである59番スポット付近も空振り。
そこで蟹の横這い釣法のテンポを少し上げて更に先に進んで可愛娘ちゃんを探したが見付からず、20:00頃に凸部に到達。凸部にもタチウオ狙いの赤いウキの灯りが見えたが、幸い実績ポイントの90番スポット付近は空いていたので、先ずここから調査を開始することにした。
そして、テトラ帯の端を狙ってキャストしていると、この日初めて魚かイカか正体は不明ながら反応が返って来た。これまでずっとゴミが掛かって来る反応ばかりで集中力も切れ掛かっていたが、これで勇気百倍。どんな小さな違和感も見逃すまいと集中したが、その後は元の木阿弥。
そこで更に先に向かって蟹の横這い釣法で一通りチェックしたが、何の反応も得られず、結局、21:00頃、諦めて113番スポット付近から折り返しに入った。しかし、復路に入っても何も反応がないまゝ、この日唯一の反応があった90番スポットに戻って来た。可能性があるとしたら、この90番スポット付近だろうと駄目元で再度念入りにチェックすることにした。しかし、願いも虚しくやはり反応は返って来ない。
そこで、ロッドを少し大きめにシャクってエギにアクションを加えてみた。
実は、今シーズンのエギングはただ巻きを中心にしており、アクションを入れる際も小さく入れるだけにしていた。しかし、余りにも反応がなくボーズが確実になった所で、気分転換のために少し違ったアクションを付けてみることにした。
そして、キャスト後パンパンとロッドを小さく・強くシャクった後ラインを張ったまゝテンションを掛けてフォールさせ、少しサビキ始めた所、ムズと重くなる反応が返って来た。
オッ、やっと来たか・・・!
それ程強くはないが、アオリイカのグイーングイーンの引きを楽しんで何とか可愛娘ちゃんをゲット。サイズは300gに少し足りない位だが、嬉しい嬉しい1杯だった。時刻は21:16。実釣を開始して丁度4時間後のことだった。
この頃にはかなり疲れも出て腰の痛みも強くなりかかっていたが、可愛娘ちゃんの顔を見た途端に何処かに吹き飛んで雲散霧消。この1杯に気を良くして、2杯目を狙ってキャストしていると突然ロッドを引っ手繰る様な強い反応があった。しかし、オ、オーッとビックリ合わせを入れたが、これは文字通りの空振り。しまった!!と思いつゝキャストし直すと又もやゴツン。だが、これも掛けることが出来ずに空振り。
次こそはと三度目の正直を目論んだが、残念ながら三度目はなく終わってしまった。
90番スポット付近はこの日唯一反応があったポイントなので後ろ髪を引かれる思いだったが、北風の吹き出しと共に身体が冷えて来たので、目ぼしいポイントをチェックしつゝ戻り、22:00頃、StopFishingとした。
それにしても、この日のゴミは凄かった。キャストの度にエギにヒラヒラと引っ掛かって来るのには閉口した。
風や潮の流れでこの様に吹き寄せられるのだろうが、このゴミの帯は凸部付近手前まで続いていた。しかし、凸部付近では比較的少なくなっており、海藻が繁茂する時期でもこの付近には余り海藻が生えていないことを考えると、この付近はやはり潮の動きがあるのかも知れない。
2025/10/23
2025年 Ajing Touching 釣行記
日 時:10月23日(木) 17:30~21:00
潮回り:中潮(↓) 200→90cm
場 所:WND
海水温 : n.a.
釣 果:アジア x 1、タチウオ x 0
同行者:単独、(AKT兄、YGW両氏)
10月に入ってから天候に恵まれない日が続き、秋らしくスカッと晴れ渡った日は皆無。それどころか、それまでの猛暑・酷暑の毎日が嘘だった様に、2~3日前から気温が急に下がって秋を飛び越して一気に冬に入った様相で慌てて冬物の服を引っ張り出す始末。
そんな天候不順の毎日だったが、久し振りに傘マークのない予報が出たので釣行する前提で風の状況をチェックしてみた。すると北東の風向きで風速は3m/sとのこと。念の為、翌日の金曜日をみると同じ北東の3m/s。
北東の風なので、ホームのMHR-KGNにしろKMI’sにしろ、向かい風になってやり難いことは同じだが、どちらかと云うとKMI’sの方が影響は少なそう。と云う訳で、一日中降り続いた昨日の冷たい雨の影響が気になったが、KMI’sに行くことにした。
16:30頃、自宅を出発しKMI’sに向かって車を走らせている際、ふとWNDに立ち寄ってみることを思い付いた。そして、17:00過ぎにWNDに到着し、岸壁の様子をみると先行者は岸壁とボラード付近にそれぞれ一人。ボラード付近に入れなければKMI’sに行く予定だったが、何とか入れそうだったので、この夜の釣り場をWNDに決めて車を停めて外に出た。
すると、岸壁に居た先行者が、小生に向かって大きく手を振っているのが眼に入って来た。誰だろうと、そのアングラーに近付き顔をよくよく覗き込んでみると、その御仁は何とAKT兄さんでビックリ。しかもAKT兄さんによればYGWさんも来ているとのこと。
AKT兄さんもYGWさんも孤島に通っていた頃にお付き合い願ったアングラーで、記録を見るとAKT兄さんとは2021/10/07、YGWさんとは2022/05/23にご一緒願ったのが最後。と云う訳で、3年半から4年振りの再会となる訳だが、AKT兄さんは小生の車を覚えていて直ぐに小生と判った由で、これにもビックリさせられた次第。
ボラード付近のアングラーは直ぐに引き揚げて行ったので、海に向かって右から小生、YGWさんそしてAKT兄さんと並んでアジングをすることになり、17:30過ぎ、XSC-59ST-ProのロッドにAldebaran BFS XGのリール、1.0gのJHを組み合わせて、キャスティングを開始。
予報では北東の風が3m/sとのことだったが、岸壁に際ではかなり強めに右から左に吹き付けて来ており、やり難い。キャスティングを始めたのは、中潮の満潮から下げに入って間もない頃だったためか、潮の動きは殆んどない。もう少し時間が経てば潮が効いて来る筈。そうすればアジの動きも良くなるだろうと思いつゝキャスティングを繰り返していると、早くも隣りのYGWさんがロッドを大きく曲げて、本命をゲット。
小生の所に回って来るのは時間の問題だと期待をしたが、何も変化がない。
その後も隣りのYGWさんはポツリポツリとだがロッドを曲げ、AKT兄さんも続いてロッドを曲げているが、小生にはコツリとも来ない。昔、孤島でこの二人と並んでアジングをしている際、二人はアジをゲットしているのに、小生はさっぱりと云った場面が何度もあったが、今回もその再現の様。
とは云え、二人の釣り上げるテンポは好調と云うには程遠くて忘れた頃に返って来る反応を拾っている様子。ひょっとすると、昨日の冷たい雨の影響でアジの活性が低いのかも知れず、苦戦しそうな臭いがプンプンとして来る。
小生がこの日の口開けの1匹をゲットしたのは、18:30頃のこと。
余りにも反応が返って来ないので、キャストした後JHが馴染み切ってもロッドを動かして誘うこともせずにボーッとしていると、突然、ロッドをグーッと抑え込む様な魚信。気配も何もなく突然のことだったので些か慌てたが、何とか針掛かりさせることが出来、抜き上げた獲物は20cm超の良型アジ。
やっと、来た!!
ボーズ逃れが出来てホッと一息付いて後続を期待したが、全く、音沙汰がない。
何処かに居る筈だと色々と試してみたが、全て空振り。
その内、隣りの二人にも反応がなくなり、アジは何処かに去って行った様子。
こうなると、強い北東の風に吹かれ続かれて身体がゾクゾクと寒くなって来る。アジの反応がある状況であれば、多少の寒さは気にならないが、こんなにも反応のない時間が続くと、アジングを続ける気持は徐々に萎えて行き、代わりに寒さが益々身に沁みて来て、ダウンのジャケットを着て来なかったことを悔やむ始末。
それでも、ひょっとするとアジが回って来るかも知れないと溺れる者の心境でキャスティングを繰り返したが、何も返事は返って来ないまゝ。
そこで、駄目で元々と刀狩りをすることにした。
実は、この日はアジングの他に刀狩りもする積りで来たのだが、余りにも横風が強いのでタックルを出さずにいた。しかし、長いロッドを身体を使ってキャストする刀狩りであれば、寒さ凌ぎにもなるので、YGWさんに促されたこともあって、TCX-962STYのロッドに11gのテンヤの組み合わせて、狙いをタチウオに替えてキャスティングを始めた。
しかし、タチウオからの便りもない。
20:30頃、余りにも反応がなく冷たい風が吹き止むこともなかったため、AKT兄さんとYGWさんは引き揚げて行き、小生は一人残業を試みたが状況に変化はなく、結局、21:00頃、諦めて片付けに入った。
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