※ カテゴリー別アーカイブ:2016年 ※

2016年釣行記(77) – AJ

2016年 Ajing 釣行記

潮回り:中潮(↓↑↓)
場 所:孤島
釣 果:アジ x 30
同行者:FKGW女史

今年最後(?)の釣りを、クリスマス当日にFKGW女史孤島でコラボすることになった。

女性と待ち合わせをするのは何年振りのことだろう?
絶えて久しくなかったことで、艶っぽい話でもないのに、年甲斐もなく胸をドキドキさせながら、駐車場で落ち合い、16:00頃に孤島に到着。

釣り場には、コバ横付近と陸側の先端に餌釣り師が入っているだけで、アングラーは小生達二人を入れて僅か4人だけで、日曜日は意外と空いている場合が多いと聞いていた通り。

FKGW女史街灯下の中央付近に釣り座を構えて、早速、キャスティングを開始。対して小生は、17:00に引き揚げると云う餌釣り師の後に入りたかったので、ゆっくりと支度をして時間調整。今回の先発は、向かい風の強さを考えて、8326#1B1.3gのJHの組み合わせにして、先ずは様子見のキャスティング。
風は予報通りの東寄りだが少々強目で、JHが思い通りに飛ばない。2~3投した所で、アジングでは殆ど入ることもない裏側に移って、追い風にJHを乗せる様にしてキャストし着底を待ってアクションを付けながら探っていると、中程まで近付いて来た所で、ジワーッとした重さがティップに伝わって来た。
アレッ、根掛かり?

ラインを張って様子を窺うと微かに生命感が感じられる。そこで、思い切って合わせを入れてみると、23cm位のまぁまぁサイズの本命が掛かって来た。

アタリの出方に若干納得が出来ない点もあったが、日没時刻の16:35を廻った頃のことで、こんなに早くボーズを逃れることが出来たのは嬉しい誤算。

早速、FKGW女史に声を掛けて裏側に来てもらった所、直ぐに彼女もゲット。小生も、同じ様なアタリで続けて2匹目と好調な開幕を遂げることが出来たが、最近の傾向は最初だけの竜頭蛇尾に終わることが多いので油断がならない。
心配した通り、2匹を揚げた所で早くもアタリがなくなり、裏側でのアジングは終了。

17:00を回った頃、二人の餌釣り師が引き揚げて行き、入れ違いに一人や二人のアジンガーが登場して来ると思っていたが、案に相違して誰もやって来ず、期せずしてFKGW女史と二人だけのクリスマスの一夜となった次第。

こうなると孤島は二人だけの世界。
誰に遠慮をすることもなく、好きな所で好きな様にキャスティングが出来るのだが、FKGW女史裏側の下段に陣取り、小生は街灯下の中央付近で、殆ど場所移動をすることもなく一晩を通した。しかし、アタリは間遠くもう一つ調子が出ない。まるで、前回の状況のフラッシュバックの様相で、ツ抜け達成は20:00頃、20匹超えは24:00頃、孤島での目標の30匹達成は4:00頃と一晩を通して20~30分に1匹。

一方、風向きが変わって向かい風になる北風を正面から受ける様になっても、裏側の下段で頑張ったFKGW女史は、20匹を達成出来た由で、2016年の納竿を自己記録で飾れたのは、小生としても嬉しい限り。

この日のアタリの出方は、何れもジワーッと重くなるものばかりで、チクッ、モゾとかコンと云ったアタリの出方は数える程もなかった。ヘラブナ釣りで浮子には何の変化も現れない居喰いと云うのがあるが、それに似た様なものかも知れない。
FKGW女史も同じ印象を持ったとのことなので、この日のアタリの出方だったのかも知れないが、最初の内はこのアタリの出方に納得が出来ず、何とかチクッ等のアタリを出そうと試行錯誤を繰り返した。しかし、結局は、無駄な作業に終わってしまい、この日はジワーッとしたのがアタリの出方だと割り切ることにしたのだが・・・・。

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2016年も残す所あと僅か。
今年の釣行回数は77回を数え、昨年よりも1回少ないとは云え、年齢以上の回数を達成することが出来ました。これも釣り場で出会った皆さんから、若さを分けて頂いた(奪取した?)お蔭だと感謝しております。
本当に有難うございました。

この年齢ですから、体力の衰えも年々顕著になって来ていますが、新年も元気に釣り場に通いたいと思っております。
釣り場でひげ面の高齢者をお見掛けになった節には、気軽に声を掛けて頂ければと思います。

良い、新年をお迎え下さい。

2016年釣行記(76) – AJ

2016年 Ajing 釣行記

潮回り:中潮(↑↓↑)
場 所:孤島
釣 果:アジ x 22
同行者:MZOさん(INUさん)

定例釣行日の火曜日は、都合で孤島に行けないので月曜に釣行することにした。月曜日は、『年明けから休みが土日になるので、一緒に釣りをする機会がなくなる』と云うMZOさんが遠路遥々つくばから来ると云うので、今回はMZOさんとのコラボ。幸い、予報では風も弱く2~3m程なので、この点も申し分ない所。

孤島にはMZOさんより一足早く14:00過ぎに到着。
釣り場には良く見掛ける餌釣り師2人、反対側の端に黒鯛師が2人と先行者は4人。アジンガーは一緒に到着した若者と小生の2人と都合6人だけで、思った以上にアングラーの数が少ない。
所が、餌釣り師の2人は、航路側のコバの曲がり角付近から常夜灯下まで占拠しており、第一希望のコバ横に釣り座を構えるのは無理。同時に来た若者はその餌釣り師の置いているロッドの隣り、常夜灯下中央に入ったので、小生はその陸側にMZOさんと二人分の釣り座を確保。

15:00過ぎになって、MZOさんが遅れて登場。
最近の日没時刻は16:30過ぎで、陽はまだ高くアジングには早過ぎるので、Soare Xtune S709ULTのキャロシステムで時間潰しをし、16:00を廻って日没時刻間近になった所で、Soare改1.0gのJHでアジングを開始。

風は斜め左前方からやゝ強目なので、風上に向かってキャストすると潮は右から左に結構早く流れていて、やり難い。試行錯誤を繰り返している内に17:00少し前になって2人組の餌釣り師が引き揚げる準備を始めたので、直ぐにコバ横に移動。

そして、移動後2~3投でこの日のファースト・フィッシュをゲット。しかも、24cm程の最近の傾向からすると良型の部類と云って良い本命のアジ

17:00を廻って餌釣り師の2人組が引き揚げて行って間もなくINUさんが登場して来て、この夜はアジンガー4人で徹夜アジングをすることに決定。

この日はコバ横に移動したのが大正解で、ポツリポツリとアジからのコンタクトがあった。と云っても、アタリとアタリの間隔は長く焦れて待てなくなることもしばしばで、好調と云うのは難しい状況だが、それでも他の3人よりは良いペース。しかもアタッてくれば23~25cmの良型で、19:00前には6匹。
このペースで行けば・・・・などと考えると調子が悪くなるのが決まり事の様で、この日も徐々にペースダウン。それでも、21:00前には何とかツ抜けを達成したので悪くはないが、その内、アタリが全くなくなってしまったので、裏側に移動。
裏側は北風を正面から受けるので、北風が強い場合は余り入りたくないが、この日はそれ程気にする程の風でもなく、それよりも、潮は左から右に強過ぎもせず弱すぎもせず丁度良いトロトロとした流れで、条件は良い。

アタリがある時は、案外一投目からコツンと感じることが多いのだが、この日は空振り。少しガッカリしながらキャスティングを続け、4投目か5投目のこと。ハッキリと感じた訳ではないが、微かな違和感に反応すると、表側より一回り小振りのアジ
この1匹を皮切りに若干遅めのペースだがアタリが続き、22:00過ぎには裏側でもツ抜け。所が、その後はサッパリ。

MZOさんINUさん、そして小生は釣り場をウロウロしてアジの居場所を探したが、何処に行ってしまったのか、気配はなく、忘れた頃に来るアタリをじっと待つ修行の釣りになってしまった。

堪らずMZOさんINUさんが休憩に入り、小生も2:30頃から1時間程仮眠を取って、3:30頃から再開したが、朝間詰めのフィーバーもなく5:00過ぎには片付けに入ってしまった。

2016年釣行記(75) – MK

2016年 Ajing 釣行記

潮回り:中潮(↑)
場 所:YNGSM
釣 果:メッキ x 1
同行者:単独

金曜日の夜は例によって孤島アジングをする積りにしていたが、北寄りの風が吹き荒れるとの予報。日付が変わってからは、かなり弱くなるらしいが、それまで気持ちも身体も持たせられる筈もなく、今回はパス。
その替わり、YNGSMでのメッキ狙いをすることに。

仲間の情報では、最近のYNGSMは朝方よりも夕方の方が良くなる傾向にあるとのことなので、今回は午後から釣りをする積りで、自宅を10:45頃出発。流石に師走の昼間で交通量も多く、いつもより時間が掛かり、現地到着は12:00を廻った頃。

支度を整えて海岸に向かった所、前回、あれ程ズラリと並んでいたアングラーの姿が何処にも見えない。無暗に混み合っているのも厭だが、誰もいないのも何か不安な気持ちになる。

12:30頃、井桁突堤の右端に立って、Soare Xtune S610LS30のロッドにD-Contactの組み合わせでキャスティングを開始。
風は、右後ろから左前に抜けていく北東の風。所が、北寄りの風にも拘わらず、思いの外、波が高くサーフでは波脚が長く伸びている。遠目には水の色は青くて綺麗だが、足許を見ると前回と同じ様な濁りが入っていて、motoさんからの(前回は)濁りのない所が良かったとの情報が気になる所。

釣れるなら、2~3投の内・・・と期待をしたが、これは期待倒れ。
右に左に、一通り扇状に探ったが、気配はない。前回もそうだったが、生き物の気配が感じらず、早くも気持ちが萎えかかって来る始末。

そこで、サーフなら何とかなるかも知れないと、直ぐに井桁突堤を見切ってサーフに移動。
サーフでは風を背負う格好になるのでキャスティングは楽だが、肝心な魚からのアタックがない。本来ならメッキ以外は外道になるのだが、この時はセイゴでも良いから来てくれと切に願った次第。
所が、全くコンタクトもなく、長いサーフを細かくチェックした筈なのに、アッと云う間に導流堤に到着してしまった。

導流堤の先端は、昨年はメッキが溜まっていたので、大いに期待したのだが、何処に行ってしまったのか、コツンとも来ない。
昨年の様にボトムに貼り付いているのかも知れない7gのメタル・ジグを結び、流れもソコソコあったので確実に底を取るために、30カウントした所、敢え無く根掛かり。そこで、ラインを手に巻き付けてグイと引っ張ると、思いの外簡単にプツンと高切れしてしまった。
仕方がないので、強目の風の中少々やり難いがFGノットをして締め込むとPEラインがプツン。念のため、PEラインを両手に巻き付けて引っ張って見た所、いとも簡単に切れてしまう。何メートルかラインを引っ張り出して試して見たが、結果は同じで、これまで経験したことがないことだっただけに、これには唖然。
予備のスプールやリールを持って来ておらず、メッキが居る気配もないので、諦めて引き揚げようかと思ったが、何もせずにサーフをトボトボと歩いて戻るのは脳がなさ過ぎる。そこで、万が一のことを考えて、合わせ切れを防ぐために、ドラグをユルユルに緩めた上で、キャスティングをしながら戻ることにした。

幸か不幸かアタリがないまゝ、井桁突堤の近くにまで戻って来た所、直ぐ目の前のブレイクの所でブルブルとこの日初めての魚からのコンタクト。

ガツンとルアーを引っ手繰る様なメッキらしいアタリでもなく、ユルユルのドラグを引っ張り出すこともない程の弱い引きで一瞬フグかとも思ったが、上がって来たのは紛れもないメッキ
時計を見ると、丁度15:00。実釣2時間半で初めてのアタリで、大きさも15cm程度しかなく、この時期にしては小さ過ぎるサイズ。しかも釣った感よりも釣れちゃった感が遥かに強い1匹だが、メッキはメッキと気持ちを奮い立たせて、2匹目を狙ってキャスティングを続けたが、正に交通事故の1匹。

陽も西の空に傾き、漸く動き出したかと、それから1時間程粘ったが、気持ちも切れて、16:00頃StopFishingとした。

2016年釣行記(74) – AJ

2016年 Ajing 釣行記

潮回り:大潮(↓↑↓)
場 所:孤島
釣 果:アジ x 17、カサゴ x 1
同行者:OHTさん(YGWさん)

今週もまた、定例釣行日の火曜日の夜から水曜日にかけて雨模様の予報なので、1日前倒しして月曜日に孤島アジングをすることにした。今回SGMRさんは都合によりパスとのことで、OHTさんとのコラボ。

孤島にはOHTさんより一足早く、14:00頃に到着。
先行者は餌釣りの若者が一人だけ。これなら好きな所に釣り座を構えることが出来ると思ったが、彼は4~5本もロッドを並べていて、航路側は独り占め。と云っても、広い釣り場に一人しかいないので、何処をどの様に使おうと勝手だし、後から来た小生が文句を云える筋合いではないのは百も承知。
しかし、前回良かったコバ横を狙っていたので、これにはガックリ。
さて、何処に釣り座を構えるか?
これだけ場所が空いていると、選り取り見取りだが、かえって迷ってしまう。オーソドックスには常夜灯下を取るべきだろうが、今回は切れ目付近にすることに決定。

今回の先発は前回活躍したEmeraldas改1.3gのJHの組み合わせ。

実は、切れ目付近は余り入ったことがない。陽も高くアジング・タイムまでには時間があるので、様子見のため正面、右、左と扇状にキャスト。そして、左側にキャストして着底させようとすると、何やらジワーとラインを引っ張る感触がある。
何だろう?
ラインにテンションを掛けると伸び、テンションを抜くと縮む様なゴムの様な動き・・・・。
あるいは、ひょっとしてとラインを巻き取りながら航路側に移動して見ると、案の定、エサ師のラインが小生の釣り座方向に長く出ていて、小生のJHがそのラインに掛かっている。
エサ師の隣りの常夜灯下に入らなくて良かった

15:00過ぎ、OHTさんYGWさんの二人が連れ立って登場。YGWさんとは8月に会って以来で久し振りの再会。
二人の登場に前後して、エサ師がラインを回収してくれたので、常夜灯下の中央にYGWさん、その右隣りにOHTさんが釣り座を構えるが出来て一安心。

16:00過ぎになって江東区から来たと云うアジンガーが加わり、今回はゆったりと4人で徹夜アジングを楽しむことになった。

日没時刻が近付き徐々に周囲の光量が減って来て、イヨイヨ、アジング・タイムが始まった・・・・・。
所が、アジからのコンタクトを見逃すまいと集中力を高めたが、全くノー感じで、生命感があるのはは目の前で潜水を繰り返す水鳥だけで、滅多矢鱈に飛び跳ねるボラの姿もない。

この日の最初の獲物は、日没時刻の16:30頃に、他の3人に先駆けて小生に来た23cm程の本命。

いきなりコンと手許に伝わって来る明確なアタリだったので、メバルかも知れないと思ったが、揚げて見ればボーズ逃れの嬉しいアジ。

これは幸先の良いスタートが切れた

直ぐにでもフォローのアタリが来る筈と期待を込めてキャスティングを続けたが、そんな期待とは裏腹にその後のコンタクトはなく、4人が顔を見合わせてウーン
17:00頃には、早くもアジを求めて釣り場をウロウロし始める始末。

この日、ツ抜けしたのは22:00過ぎのことで、忘れた頃に来るアタリを拾う以外にない状況。
潮が上げに変われば、少しは状況に変化があるかも知れないと敢えて前向きに考えて潮変わりに期待したが、潮の上げ下げには全く関係がなく、これも空振り。こうなって来ると、集中力を保つのは極めて難しく、根掛かりの連発で何度システムを組み直したことだろう(涙)

空振り続きで溜まりに溜まったフラストレーションを晴らすべく藁にもすがる思いで、朝間詰めに期待を掛けたが、これも敢え無く期待倒れに終わり、予定より1時間早い6:00過ぎにStopFishingとした。

結局は、集中力を如何に保ち、忘れた頃に来るアタリを逃さずに拾えるかがポイントで、小生の様な高齢者には難しい時期になってしまった。
昨年、一昨年もやはり12月に入るとアジからのコンタクトは激減し、忘れた頃のアタリを拾うアジングだった。それから見ても、今回の状況は、今年のアジングもシーズン・オフを迎えつつあると云うことを示すものだろう。

(追記)
今回も、未練タラタラで合間合間にタチウオを狙って見た。しかし、掠ることもなく、唯一、江東区のアジンガー氏が2本足らずの細いタチウオを掛けたのを目撃しただけ。前回もワインドで掛かって来たのは指2本程度の細いものばかりだったので、タチウオも終わったとみてよいだろうと思う。

2016年釣行記(73) – MK

2016年 Ajing 釣行記

潮回り:中潮(↓↑)
場 所:YNGSM
釣 果:メッキ x 0、セイゴ x 2
同行者:単独(motoさん)

週末の土曜日はアジング仲間の忘年会の予定があるので、金曜日の孤島アジングはパス。と云っても、やはり、短時間だけでも釣りはしたい。
小生の場合、YNGSMメッキを狙う場合は、午前中で終わることが多い。しかも、天気予報では北風2~3mとフォローの風が吹くとのことで、この点も都合が良いし、メッキは間もなく終盤となるので、出来る限りやっておきたい。
と云う訳で、YNGSMメッキを狙うことに決定。

5:00頃、自宅を出て現地到着は6:00頃。
今回は、昨年良かったCGSKで粘る積りで、まだ暗い中向かっていると、サーフには点々とアングラーが入っているのが目に入って来た。歩きながら数えてみると、何と10人。
後で、聞いた所によると、つい最近、良型のヒラメが出た由。週末の土曜日なので大勢さんが来たのかと思っていたが、どうも良型ヒラメの情報に釣られたと云うのが真相の様。

サーフの砂にヨタヨタと足を取られフーフー云いながらやっとの思いでCGSKに着くと、そこにも二人のアングラーの姿がある。しかも、その内の一人は小生が入りたかった先端に陣を取っている。仲間内であれば、多少窮屈だが二人並ぶことも出来る。しかし、見知らぬアングラーではそうは行かない。
とは云え、70年も人生を過ごして来た厚かましさを発揮して、何食わぬ顔をしてそのアングラーに近付き、朝のご挨拶を兼ねて様子を訊ねてみた所、2:00頃から入っているシーバサーで、魚の気配は全くないとのこと。

シーバサーなので陽が高くなれば引き揚げる筈、メッキはその後でも良い
彼の直ぐ隣りでキャスティングを始めるのは憚られたので、4~5m離れてSoare Xtune S709ULTD-Contactの組み合わせで準備を開始。すると、キャスティングを始める前にそのシーバサーは引き揚げて行ったので、先端を確保して、6:40頃、太陽が東の空に顔を出すのと同時にキャスティングを開始。

風は背中からの北風が少々強目だが、この先端では南方向にポイントがあるので全く問題ない。

D-Contactでは表層付近、中層付近でもコンタクトはなく、底を取ろうにも流れが強くて、とても着底させることが出来ない。そこで5g、7gのメタルジグに交換。

この日の最初の魚類は、7:30頃に来たフグ
掛けた瞬間はゴミかと思ったが、揚げてみるとプーッと風船の様に膨らんでいるのに、思わず苦笑。

後にも先にも、魚からのコンタクトはこれだけ。昨年のこの時期には、このポイントで良い釣りをした経験があるので、必ずメッキの回遊はある筈と、自身に云い聞かせる様にして、後は、いつ来るか判らないメッキからのコンタクトをひたすら待ちながらのキャスティング。

しかし、待てど暮らせどコンタクトはない。こうなって来ると、スルーして来た井桁突堤の様子が気になり、最初の内は11:00頃までは粘る積りでいた気持ちは徐々に萎えて、10:00頃まで粘ろうになり、結局9:30頃には諦めて移動することに。

サーフを打ちながら戻っていると、波打ち際で小さなシブキがあり付近に波紋があるのが目に入って来た。その様子からはメッキであるとは思えなかったが、念のためその沖にキャストしジャークを繰り返しながら、リーリングしていると、魚が掛かった気配。しかし、メッキの引きとは明らかに違って力強さが全く感じられない。
何だ?
引き揚げてみると、その主は何とスレ掛かりしたセイゴで、尾びれ付近に掛かったにしては引きが弱々しかったのが印象的。
2匹目は、波打ち際から少し沖で来た同サイズのセイゴ。これはきちんとルアーを咥えて来たが、とてもスズキの子どもとは思えない程、引きはやはり弱いものだった。

サーフの中程まで移動して来たが、メッキはもとよりセイゴのアタリもなく、税金と云えるダツの姿も見えない。
そこで、サーフで打つのは止めて井桁突堤に急行しようと歩き始めた所でオレンジ色の上着を着たmotoさんに遭遇。様子を訊ねると、やはり駄目だとのこと。
暫く、情報交換をした後別れて井桁突堤に乗った所、この日は波が静かで左角にも入るにも問題はなさそう。
そこで、時々やって来る大き目の波に気を付けながら、キャスティングをしたが、やはり全くコンタクトがない。サーフでは気が付かなかった濁りが入っているのがアタリのない原因かとも思ったが、この程度の濁りがメッキに影響があるとは思えず、やはり今季のメッキの不調の原因は他にあるのだろう。

どちらにしても、アタリのなさに嫌気が差すと同時に、アクションを加え続けた右腕・手首も疲れたので、11:00頃StopFishingとした。

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