※ 月別アーカイブ:9月2016 ※
2016/09/30
2016年 Ajing 釣行記
潮回り:大潮(↑↓↑)
場 所:孤島
釣 果:アジ x 2
同行者:単独(FKGWさん)
前回の釣行での帰り際、朝間詰めでタチウオのライズを見たとの情報があったので、今回はタチウオも少し真剣に狙って見る積りで、いつもよりもかなり早めに出発。
孤島には14:00過ぎに、先着していたFKGWさんに迎えられて到着。
FKGWさんは、何と、小生より2時間も早い12:00過ぎに到着し、明朝6:00までの18時間を孤島で過ごすとのこと。最近は増えて来ているとは云え、余り出会うことのない女性アングラーが同伴者もなく独りでやって来て、しかも半日以上もの長時間、ロッドを振ろうと云うその意気込みに、只々感心するばかり。
釣り場の突堤は、週末を控えた金曜日だが、思いの外アングラーが少なく、アジンガーはFKGWさんと小生の二人だけ。
足場の広い所と狭くなった所の境付近でキャスティングをしているFKGWさんは、早々にサバをゲットしたので早く来た甲斐がったとニコニコしている。小生は彼女の航路側隣りに釣り座を構えてキャスティングを開始。
風は、斜め右前方からの南東で少々強目なので、8326#1Bに1.5gのJHの組み合わせをチョイス。
2~3投した所で、アジが回って来る時間帯には早過ぎると考えて、突堤の最も航路に近い場所に移動して、タチウオ調査に切り替え。
ロッドはエギング用のSephia X-tuneのS809M/Fで、ワインドをするにはティップが少々柔らか過ぎる気がするが、ロッドにはFor All-Round Performanceと印字があるので何とか使えるだろう。
ジグは、時刻を考えてもタチウオはまだ沖目の深場に潜んでいる筈。と云う訳で、前日にAmazonから届いたばかりのMajorCraftのジグパラZEBRAPink20gを結んで第一投。
アジングと比べて、ロッドは倍近く長くジグも20倍程も重たいので、ヨイショとキャスティング・・。これには厭でも老いを感じざるを得ない所(涙)
しかし、遥か遠くを飛んで行くジグの黒い影を見るのも、これはこれで爽快感があって楽しい。
慣らし運転の様なキャスティングを繰り返していると、右側からチリチリとドラグ音が聞こえ、FKGWさんがアジを撮り込んでいる様子が目に入って来た。しかも、良型!!
アジングに戻ろうかと思ったが、ここは初心貫徹。そのままタチウオ狙いでキャスティングを続けていた所、ジグが中程まで戻って来た所で根掛かり。
これは、ロッドを煽って何とか外すことが出来てホッとした瞬間、ティップがグーンと引き込まれて生命体の反応が伝わって来た。慌てて追い合わせを入れてリーリングを開始したが、中々寄って来ない。ドラグを少しづつ締めながら半ば強引にリーリングをしていると、突然ロッドがフッと軽くなって、敢え無くフック・アウト。その瞬間、海面が泡立ったが正体は不明のまま。そして、回収したジグをみると、トレブル・フックの1本が伸びてしまっている。
これを機にFKGWさんの隣りに戻ってアジングを再開。
明るい時間帯からサバやアジをゲットしたFKGWさんは、今日は釣れる気がすると真剣にキャスティングを繰り返している。小生も見倣って集中したがアタリがない。
1時間経ち、2時間経っても状況は変わらず、生命体の反応は感じられない。
夕方になれば、回って来るだろう!!
そんなことを考えながらキャスティングを続けていると、回って来たのはアジならぬ若者エサ師で、しかも、小生の左側直ぐ隣り1mあるかないかの至近距離にクーラーボックスを置いて釣りを始める始末。
何もそんな近くに入って来なくても・・・と少々目障りに感じたが、暗くなれば引き揚げて行くだろう。それまでの我慢だと思っていた所、何と徹夜をすると云う。
この釣り場は、右から左に潮が流れることが多く、潮下に当たる左側で重たい錘を使われると、お祭りすることは必至。案の定、何度もお祭りをして、その都度小生の仕掛けを切っていたが、それも厭になって、やんわりと場所を移動してくれる様促したが、こちらの意図が理解出来なかったのか、その気配もない。
18:00頃、アジンガーが4~5人登場して来て、足場の狭い所に並んで、表側はほぼ満員状態。
日没時刻を30分程過ぎ、周囲が暗くなって来たので、ソロソロアジの回遊がある筈と期待したが、その気配もなく、全体を見回してもエサ師が1匹、アジンガーが1匹揚げたのを見ただけ。
20:30頃、引き揚げて行った何人かのアジンガーと入れ違いにYSKWさんが登場。YSKWさんには問い合わせに答えてこの状況を伝えていたが、敢えて来るには何か採算があるのだろうと期待したが、流石のYSKWさんでも手も足も出ない程の悪い状況。
小生がこの日最初のアジをゲットしたのは22:30頃。
気分転換に途中でワインドをしたりしていたとは云え、釣りを始めてから8時間で、初めてのアジからのコンタクト。
2匹目は、何時頃だったか思い出せもしないが、型は明らかにこれまでよりも一回りも二回りも小さくなっていた。
結局、14:00から翌朝の5:00までの15時間もの長丁場で、ゲットしたアジは2匹、バラシが2匹とこれまでにない程の悪い状況になすすべもなくスゴスゴと引き揚げて来た次第。
そんな中でも、集中力を切らすことなくアジからのコンタクトを待ってキャスティングを繰り返していたFKGWさんは、女性らしい細かな気遣いで、途中途中でコーヒーやポタージュ、昆布茶まで振る舞ってくれた。
状況が悪くて、気持ちの切れ掛かった小生には、何よりのご馳走で、良い気分転換になったのは当然で、この場を借りてお礼を申し上げたい。
本当に有難うございました。
所で、FKGWさんは日曜日にも来てリベンジを果たすとのこと。
生憎、小生には体力が残っていないので、お付き合いは出来かねるが、そのタフさ、熱心さには脱帽!!
2016/09/25
2016年 Ajing 釣行記
潮回り:長潮(↑↓)
場 所:孤島
釣 果:アジ x 24
同行者:単独(UKさん)
今週は火曜日の27日に、SGMRさんやOHTさんと久し振りに3人揃ってロッドを振る予定にしていたが、年金生活者の小生には滅多にないことだが、のっぴきならない用事が入ってしまって、火曜日の釣行が出来なくなってしまった(泣)
3人が揃ってと云う条件は満たせないが、金曜日には出撃出来る筈とタカを括っていたが、予報では南寄りの風が6~7m。と云うことは金曜日の出撃は出来なくなる惧れがある。
それでなくても、9月に入ってから続いている不順な天気のため、釣行回数の増加ペースがガクンと落ちてしまって9月の釣行は週一ペース。このままではエイジ・シュート達成にも影響が出て来そう。
と云う訳で、これまでになかったことだが、急遽、日曜日の夜間に出撃することにした。
孤島には20:30頃、到着。
日曜の夜はアングラーが少ないと聞いていたが、どうしてどうして、表側には7~8人のアジンガーがズラリと並んでいる。
爆釣情報でも流れたのだろうか?
この情景に驚き呆れながら、どうしようかとボーッとしている所に、UKさんから声を掛けられ、二人で顔を見合わせてヤレヤレ・・・・と出るのは苦笑い。
表側は足場の狭い所を先に進めばは入れるには入れるが、結局、表側は諦めて裏側でUKさんと並んで一晩を過ごすことに。
今回の先発は、Soare改に1gのJHの組み合わせ。
最初は失敗作かと思っていたSoare改だが、使っている内にその柔らかさが心地良く、最近ではすっかり先発レギュラーの定位置を獲得した格好。
キャスティングを始めたのは21:00少し前。
風は微風で、べた凪状態。
裏側は潮がガンガン流れることが多く、そうなるとJHを重くしても沈めることが出来ず、釣りにならないが、この日は左から右にトロトロとした流れ。
小生よりも一足早くキャスティングを始めたUKさんは、数投目でロッドを曲げてニッコリ。
小生に来たのは21:45頃のことで、微かな違和感に反応すると23cm位。
去年の9月にも裏側で独りじっくりと狙って、面白い釣りをした記憶があるが、その再現になるかも知れない。
密かに期待を持ったが、群れが小さいのか連続してアタリが来ることがなく2匹目は22:00を廻った頃。
結局、1:00~2:00に掛けて全くアタリがない時間帯もあったが、ポツリポツリの間隔が長くなったり短くなったりしながらのペースで、終わって見れば24匹の釣果。
今回も30匹の目標を下回る結果だったが、いつもの実釣時間よりも4時間も短いことを考えれば、まぁ、及第点と云った所か・・・・・。
この日は、表側の様子を一度も見ることもなかったが、後で聞いた所によると、タチウオが出始めラインを切られたアングラーが何人もいたとのこと。
前回のタチウオ調査は空振りに終わり、今回も、泡良くばタチウオをとタックルは用意していたものの、出さずに終わってしまって残念なことをした。
次回は是非タチウオの強烈なアタリを味わいたいと思った次第。
2016/09/21
2016年 Ajing 釣行記
潮回り:中潮(↑↓↑)
場 所:孤島
釣 果:アジ x 4、カサゴ x 2
同行者:KKCさん、SGMRさん、FKGWさん
今週も月曜・火曜は台風で出撃出来ず。9月に入ってから太陽の顔を何回見たことだろう・・・・?
水曜・木曜で行くか金曜・土曜で行くか?
予報を見れば、水・木は風が北東ないし北の4m。孤島では強い横風になるので辛い所だが、傘マークはない。対して金・土の組み合わせは南風が2~3mで穏やかなので、風の条件で見れば文句なく金・木の釣行になるが、土曜の早朝には傘マークがついている。
さて、どちらにするか?
悩む所だが、世の中には、雨模様の方がアングラーが少ないので好きだと云う人もいるが、小生は雨に濡れるのが大嫌い!!
と云う訳で、水・木に行くことに・・・。
駐車場でKKCさん、SGMRさんと落ち合って、15:00過ぎに孤島に到着。
台風一過の秋晴れには程遠く今にも雨が降り出しそうな曇り空のためか、釣り場にはアジンガーが1人と黒鯛師が4人しかいない。
祝日前の釣り場が、混雑していないことは幸いだったが、北東の風が、予報よりも強く突堤を左から右に吹き抜けていて、これは???
釣り座は、航路側から小生、KKCさん、SGMRさんの順に確保したものの、この風に3人の気持ちは少々萎え気味で、早くもKKCさんとSGMRさんはサバ缶を肴にガソリンを補給し始める程の状況。
小生は、そんな二人を置いてキャスティングを開始。先発タックルは8326#1Bに1.5gのJH。強い横風対策に1.5gをチョイスしたが、潮の流れが風とは逆に右から左に早く、釣り難くて仕方がない。その上、ラインが風に吹かれてしまって操作感はゼロ。
15:45頃のこと。ロッドの向きを右に左に、上に下にと替えて何とかテンションを感じるところを探していると、モゾとした違和感が伝わって来た。
早くも来たか!!
この風でも、何とかなるかも知れない!
ほくそ笑みながらアタリの主を揚げてみると、何と小生にとってはこの夜のアジングを象徴する様な鬼門のロリ・カサゴでガックリ(涙)
16:00過ぎ、FKGWさんが例によってニコニコ顔で登場。
彼女には小生とKKCさんの間に入って貰って、この夜のラインナップが確定。
17:00から18:00にかけて先行者の仲間2人が登場。彼らは先行者の陸側、足場が狭くなった所に並んで、キャスティングを始めたが、この日もやはり足場が細くなった側にアジが集まっている様で、ポツリポツリながら揚げ始めた。
それに対して、我々グループ側にはアタリが殆どなく、SGMRさんが1匹、KKCさんが2匹揚げただけ。
彼らよりも更に航路側に位置する小生が最初にゲットしたのは19:00頃。
そして、2匹目を追加出来たのは1時間後の20:00頃。横風の強さと潮の流れの速さに気持ちも切れ掛かり、30匹のノルマ達成はこの時点で諦める程アタリが遠い状況。
20:30頃、先行者とその仲間が引き揚げて行った後、当然、我々グループは移動したが、状況は変わらず、若者達がポツリポツリながら揚げていたのが嘘と思える程にアタリが遠い。
この時点で、アジンガーは我々の4人の他に1人、シーバス狙い(?)が1人と自由に釣り座を選べる状況だったが、何処でキャストしてもアタリは殆どないまゝ。
これ程までに状況が悪くなったのは何故か?
台風の影響による大雨で海水の塩分濃度が下がった(水潮)、あるいは海水温が下がったこと等がその原因なのだろうか?
何れにしても、アタリが遠い。小生一人がアタリを出せずに苦労しているのなら、それは明らかに腕の問題だが、KKCさん、FKGWさんだけでなく孤島に住民票を移したと云われているSGMRさんも手を焼く程の状況で、これはやはりアジのご機嫌が悪いとしか云うしかないだろう。
アタリがないまま日付が変わって間もなく、雨がポツリポツリと降り出して来た。正に、泣きっ面に蜂で、これは完全に予報が外れた格好。
秋雨前線が太平洋岸に横たわっており、その前線の動き次第で雨が降ったり降らなかったりするのは解るが、コンピュータがこれだけ発達したこの時代、もう少ししっかりとした予報を出して貰いたいものだ(怒)
防寒対策にバッグに入れて来たレインウェアを本来目的のために着込んだが、この時点で小生の気持ちは完全になくなってしまい、4:00前から道具の片づけを始めてしまった。
この日は小生を始め、KKCさん、SGMRさんの男共はアタリのなさにキャストするよりも寝たり休んだりしてウダウダと過ごしている時間が多かった。
対して、FKGWさんは、雨にも負けず風にも負けず、殆ど休むこともなくロッドを振り続け、7匹のKKCさんには惜しくも及ばなかったが見事に5匹の釣果を出し、熟女パワーを男共に見せ付ける結果だった。
所で、この日は、横須賀方面でタチウオが出始めたとの情報があったので、アジングの合間合間にトライして見た。結果は、期待に反して全く反応は感じられなかった。
昨年も10月に入ってからだったので、未だ少し早い様子だった。
この釣り場の直ぐ横に航路が走っており、大きな貨物船や旅客船が出入りしており、その様子を見ているだけでも楽しい。
今日は、商船三井のにっぽん丸が姿を現したので、パチリ。
2016/09/16
2016年 Ajing 釣行記
潮回り:大潮(↑↓↑)
場 所:孤島
釣 果:アジ x 27、サバ x 1
同行者:単独(FKGWさん、TKNさん、HRSさん)
9月に入って天候が良くない日が続いていて、今週も週の始めは雨模様。金曜日になっても雨が続いていたが、突堤に着く頃には何とか曇りになりそう。と云う訳で、先週に引き続いて、週末を控えた金曜日に釣行することにしたが、いつも一緒のSGMRさんは、富山方面に遠征のため、今回も単独釣行。
孤島には駐車場で出会ったTKNさんと4人の仲間達と一緒に15:00過ぎに到着。
いつもより1時間程早いが、3連休前の金曜日で人出も多いだろうし、足場の広い所に釣り座を確保したかったのが、その理由。しかも、この日は曇っていて薄暗いため、日没前の時間帯でもアタリを期待出来る筈だから、早く行っても無駄にはなるまい・・。
突堤の先端付近にはカゴ釣り師が2名、長いロッドを出しており、TKNさんはその陸側隣りに素早くバケツを置いて釣り座を確保。小生はその隣りの足場の広い所と狭くなる所の境付近に部分に決めて、準備に入った。
しかし、一行を率いて来たTKNさんは、バケツの釣り座ではなく突堤の足場の狭くなった所でキャスティングを開始している。しかも、早くもその2投目か3投目に良型のアジを掛けており、日没前でもと云う予想通りの展開。
そして、小生が準備を終えて釣り座に入ろうと振り返ると、何とTKNさんの仲間の一人が、小生が置いた座布団と50cm程も離れていない場所に座ってキャスティングを始めているではないか。
座布団があるので誰かが来ることは容易に判る筈だし、隣りに入るなら一声あっても然るべきだろう。しかも間隔がないのであればなおのことだと思うが、小生が隣りに座っても、この若者は一言もなかった。クレームをしたかったが、これから先長い時間を一緒に過ごすことを考えると、ここで厭な気分にはなりたくはない。幸い、TKNさんは足場の狭い場所でキャスティングを続けているので、少し、席をTKNさん側にズラしてキャスティングを開始。
小生に、この日最初のアタリが来たのはキャスティングを始めて間もなくの15:45頃。
クンと当たった瞬間にドラグをジーっと鳴らす程の強い引きで、次の瞬間プツンとラインブレイク。引きの具合から本命のアジではないことは判ったが、正体は不明。
それから、10分程後のこと。同じ様なアタリがあり、慎重にやり取りをして揚げてみると、その正体は泣き尺のサバ。もう少しサイズが良ければお土産になるが、それには少々物足りないので、写真撮影後にリリース。
16:00頃、この孤島で何度か会ったことのある熟女アジンガーのFKGWさんがニコニコ顔で登場。訊けば東京から電車で通って来ると云う女性アングラーで、キャスティングも堂に入ったもの。
彼女は、突堤の先端付近に釣り座を構えてキャスティングを開始。
最初の本命が来たのは、FKGWさんが登場してから程ない16:20頃。
足場の狭い所でキャスティングをしているTKNさんは好調にロッドを曲げており、結局、その場所に腰を落ち着けることにした様子で、気が付けば、釣り座を見張っていたバケツがなくなっていた。
そこで、FKGWさんにその旨を伝え、並んでキャスティングをすることに。
相変わらず好調なTKNさん程ではないが、小生もポツリポツリと揚げ始めて、日没時刻の18:45までに、7匹の釣果。
この分で行けば、直ぐにでも目標の30匹を超えることは出来るだろう。
こんなことを考えると、結果はその逆になるのは、これまでの経験が如実に物語っているが、この日もその例に漏れず、日没時刻を過ぎるとピタリとアタリがなくなってしまった。
20:30頃、TKNさんが引率して来た4人が引き揚げて行き、残ったTKNさんは小生の右隣りに移動して来て、4人と入れ違いに登場して来た6人のアジンガーは足場の狭い所にズラリと並んで、9人での夜の部をすることに。
夜の部に入っても状況は改善せず、全体として余り良い状況ではなかったが、足場の狭い所に並んだアジンガーはポツリポツリとアタリを拾っている。
所がTKNさん、小生、FKGWさん、そして、先端付近のカゴ釣り師にも殆どアタリがなく、TKNさんは場所を替えたのが裏目に出た格好。
23:00頃になり、余りにもアタリがないのに嫌気が差して、気分転換のために裏側でキャスティングを開始。すると、その2投目で懐かしいクンと小さなアタリ。これは獲れなかったが、その次のキャストでアジをゲット。
連続してアタリが来ることはなかったが、アジからのコンタクト回数は表側よりは多い。2匹、3匹と獲った所で、苦戦をしているFKGWさんに来て貰った。彼女は1~2匹ゲットした所で、蚊の猛攻に耐えられず元の場所に戻ってしまったが、小生は粘って偶に来るアタリを拾う釣りを継続。
そんな拾い釣りをしていると、20:30頃に登場して来たアジンガーの一人が、小生の所にやって来て、
今晩は!
薄暗い中顔を覗き込むと、声を掛けられるまで彼とは判らなかったが先週もここで会ったHRSさんと云う若者アジンガー。
彼によれば、表側はポツリポツリだがアタリは続いているとのこと。
対して、裏側は10匹を捕獲した所でアタリがなくなってしまったので、元の場所に戻ったが、アジの偏在は解消しておらず相変わらずアタリはないまゝ。
空が白み始める4:00頃になって、アジが回って来たが、やはりアタリの多さは足場の狭い所が圧倒的で、小生は2~3匹を追加出来ただけ。
結局、5:00を廻った所で、30匹に届かないまゝStopFishingとしたが、今回は日暮れまでに7匹、裏側で10匹、朝間詰めに3匹、残る7匹は忘れた頃にポツリと来るアタリを拾った結果で、久し振りに辛い夜を過ごして来た。
2016/09/09
2016年 Ajing 釣行記
潮回り:小潮(↑↓↑)
場 所:孤島
釣 果:アジ x 47、マゴチ x 1
同行者:単独(UHRさん、KRHRさん)
週に2回の徹夜アジングは、老齢の身には些かきついが、前回から2日も経ちその時の疲れが抜けて来るとまたぞろ孤島に行きたい虫が頭をもたげて来て・・・・。
今回は、孤島’に行くと云うSGMRさんとは別行動で、孤島には小生単独で行くことにしたが、何となく年老いたヒナの巣立ちの様相(笑)
孤島には16:00過ぎに到着。週末の金曜日なのでアングラーは多いと思っていたが、果たせるかな、この時刻で既に6人ものアジンガーがキャスティングをしている。その他にも黒鯛師やエサ師がいて突堤は満員状態。
突堤に上がった所で、去年ここで何度も顔を合わせたUHRさんと云う中田英寿似の若者に1年振りの再会。今シーズンになって1度も顔を見ることがなかったので、どうしているのかと折に触れ思い出していたが、元気な姿を見ることが出来てことの他嬉しく思った。
彼は小生よりも少し早く着いたとのことだが、やはりアングラーの多さに少々辟易気味で、突堤の幅が狭くなった所にクーラーを置いて釣り座を確保したまま竿も出さずに様子を眺めていた由。
突堤の幅が狭くなった所は、釣り上げたアジの置き場に困るので、小生も好きではないし出来れば避けたいが、他に場所がないので仕方がない。彼の隣りで釣りをすることにした。
風は予報通り右手から左手に抜ける南寄りだが、強さは予報よりもかなり強目。良いポジションに入れなかった上、この風では・・・と早くも孤島’にしておけば良かったかとの思いが、頭の片隅に浮かんで来る始末。
今回のラインナップは前回と同じEmeraldas改、8326#1B、Soare改の3本で、先発は横風の強さを考慮してEmeraldas改に1.5gのJHの組み合わせにして、16:30頃、キャスティングを開始。
小生を含めて8人程のアジンガーが、ズラリと並んでキャスティングを繰り返したが、アジからのコンタクトは誰にもなく、皆、黙々とロッドを振るだけ。
17:00頃、突堤の航路側にいたエサ師が引き揚げて行ったので、小生は早くも場所替え。ここは右から左に潮が流れる時は釣り難くなるものゝ、足場が広くなっているので、狭い所よりは遥かに良い。
気分を変えてキャスティングを繰り返したが、やはりコンタクトはない。
18:00頃、KRHRさんが夕日をバックに登場。
この日最初のコンタクトがあったのは、19:00少し前。
少し風の強さも弱くなっていたので、ロッドをSoare改に替え1.0gのJHの組み合わせにしてアクションを付けていると、クッと感じる小さなアタリがあって、サイズはもう一つだが、取り敢えずはボーズ逃れの嬉しい1匹が来てくれた。
この1匹を皮切りにアタリが出始めて、21:00前にはツ抜け達成、日付が変わる直前には早くも30匹と、山や谷はあったが前回よりは遥かに良いペース。
ペースは良いが、しかし、サイズが前回よりは一回り小さい。
アタリがない時は、小さくてもアタッて欲しいと願い、
小さいものが続けば、少しでも大きいものが来て欲しい
と願うのは釣り人の我が侭か・・・。
そうとは解っていても、前回が良くその印象がまだ強く残っているだけにやはりサイズについては若干不満の残る所。
日付が変わり風が強めの北に変わった頃から、ペースダウン。
アタリがないので休もうと思うと、アタリが出て、次を狙うとアタリが遠くなったりの繰り返しで、中々踏ん切りがつかなかったが、2:00頃から1時間程の仮眠を取って3:00頃から再開。
再開した途端、コツンと小気味の良いアタリがあって、強い引きに良型アジを期待したが、上がって来たのは30cm程のマゴチ。
一月ほど前、マゴチを狙い見事に空振りに終わったことがあったが、この場所で来るとは思わずビックリ。サイズがもう少し大きければお土産にする所だったが、今回は写真を撮ってリリース。
マゴチの後はポツリポツリとたまに来るアタリを拾う釣りで、StopFishingとした5:00頃には47匹の釣果。
もう少し頑張って切りの良い50匹で終わりたかったが、それでも自己記録更新で楽しい釣りだった。
この日は、日付けが変わって北寄りの風が強く吹き出して来るまではSoare改を使っていたが、本当に微かなアタリでもものに出来たし、掛けてからのやり取りが非常に面白かった。
隣りのアジンガーが興味を持ってくれたので、彼にも使って貰ったが、極めて良い評価を得られた。彼も使っていないSoareを素材にアジング・ロッドを作ろうとまで云ってくれたが、社交辞令にしても嬉しい評価だった。
北風が強くなってからは8326#1Bにロッドを持ち替えたが、これまでは柔らかいと思っていたのに、Soare改の柔らかさが手元に残っていたので、殊更に硬く感じたのかも知れない。
しかし、強い風の雑音の中でも、アジのアタリを確実に伝えてくれることが解って、Soare改との使い分けが出来そう。
また、隣りのアジンガーの御仁は、水産関係の仕事をされている由で、アジでもツボ抜きが有効である旨を教えて頂き、そのための割りばしまで提供して頂いた。
ツボ抜きそのものはメバルですることはあったが、アジにしようとの発想はなかった。しかし、考えてみれば、エラを切って血抜きをするよりも、ハラワタからエラまで全てを抜く方が鮮度を保つには良いだろう。と云う訳で次回からはツボ抜きで〆ようと思う。
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