※ 月別アーカイブ:7月2024 ※

2024年釣行記(47) – TC

2024年 Touching 釣行記

日 時:07月29日(月) 18:35~22:15
潮回り:小潮
(↑↓)
場 所:MHR-KGN
釣 果:タチウオ x 2
同行者:単独

この所、アジング続きだったので、目先を替えて今シーズン初めての刀狩りに行くことにした。

目標となる獲物は決まったが、場所をUMB-FPにするか、MHR-KGNにするか?
UMB-FPは、刀狩り初体験をした場所なので、2024年の開幕もUMB-FPでとの思いが強かったが、残念ながら、この日の夜は横風となる南風が3mとの予報。少しでも西寄りであれば良いのだが、隣りが餌釣り師だと、仕掛けが風に流されて来てトラブルの元になり、甚だ具合が悪い。一方のMHR-KGNでは、風の面では全く問題はないが、釣果が安定していない印象がある。しかし、お隣りさんとのトラブルはあり得ない。
一長一短で、どちらにするか決め兼ねたままゝ、17:00頃、自宅を出発し、現地に近くになった所でMHR-KGNに決めた。

現地到着は、18:00過ぎ。
早速、クーラーやバッカンをキャリヤーに積んで岸壁に出てみると、かなり風が強く吹いており、MHR-KGNにして正解。
潮位は、130cm程とかなり高くて、処々にテトラ帯の頂上が海面から頭を出しているだけ。テトラ帯が完全に海中に没している時間に到着すると、テトラ帯の切れ目が判らず釣り座を決めるにも苦労しそうだが、頭を出しているテトラを頼りに出来ただけでもラッキーと云えそう。
結局、見えている頂上からテトラ帯の位置を推測して、24番スポット付近に釣り座を構え準備に取り掛かった。

BlueCurrentⅢ 82/Bを手に、18:35頃、快適波止タチウオテンヤSS2Sを組み合わせてキャスティングを開始。
この時期の日没時刻は18:47なので、間もなくゴールデン・タイム丁度良い時間に始められたと思いつゝ、キャスティングを繰り返していると、ある時、ロッドを振り被って振り下ろした瞬間、カツッと軽いショックが伝わって来た。アッと思い前方を見やると、糸の切れたタコの様に遥か遠くに飛んで行くテンヤが目に入って来た。
ベイト・リールを使っている場合に、時折発生することのあるラインの高切れで、その対策はリーダーを長く取ることとあった。そこで、今回はリーダーをふた尋(約3m)取って来たのだが、どうやら効果はなかったらしい。
リーダーを結び直そうかと思ったが、ゴールデン・タイム直前のことで、無駄な時間を使いたくはない。急遽、予備に持って来ていたスピニングSephia S809M/Fにロッドを替えて、キャスティングを続けた。

しかし、期待の反応はない。
周囲を見回しても、餌釣りの電気ウキが一つも見えない。いつも通りであれば、5個や6個の赤い色の電気ウキの灯りが波間に漂っているのだが、どう云う訳か、自転車で行き来している地元のおっちゃん連中も一人も見えない。
アレーッ、今年は釣れていないのか・・・・・・?


UMB-FPにすれば、良かったのかも・・・・・?


粘っていれば、必ず廻って来る・・・・だろう?

そんなことを考えながらキャスティングを続けていると、20:00少し前、突然何とも云えない違和感が伝わって来た。反射的に合わせを入れたが、空振り。それから15分(?)後にも、何かが触って来たが、これも掛けられず仕舞。
それでも、回遊して来た気配に集中して反応が返って来るのを待ったが、その後は完全に音無し状態。

気分転換を兼ねて、テンヤを滅多に使うことのない軽めの快適波止タチウオテンヤSS-3S4Sに替えてみたが、効果なし。立ち位置も、24番スポット付近を中心に22番スポット付近や26番スポット付近を行ったり来たりしたが、反応は返って来ず仕舞いで、21:00を廻った頃には、早くも集中力は風前の灯状態。

半ば諦め気味で惰性のキャスティングを繰り返していると、何かがテンヤに軽く触れている様な気配が伝わって来た。
オッ、何かが居るとその瞬間、覚醒してジッと次の反応を待ったが、そのまゝ気配は消えてしまった。しかし、その違和感の主がタチウオなら、まだ近くに居る筈と同じコースにキャストし軽いリフト&フォールを繰り返していると、フッとラインのテンションが抜ける反応が返って来た。そこで、ロッドを煽って合わせを入れるとガツンとショックが伝わって来て、その直後にグングンと力強く締め込むタチウオの引きが伝わって来た。

時刻は、実釣を開始して3時間経過した21:27のことで、抜き上げたタチウオはギリギリ指3本程の太さしかなく、決して大きくはなかったが、今シーズン初の獲物であり、諦めかけていただけに、嬉しい1匹だった。

タチウオは群れで回遊しているので、近くには仲間達が居る筈とキャスティングを繰り返したが、後続の反応は返って来ず仕舞い。

そのまゝ時間が経ち22:00近くになった所で、ソロソロ引き揚げようか・・・と思いつゝキャスティングを繰り返していると、コツンと来て、1匹目より少し太い余裕の指3本をゲット。
こうなると、引き揚げようと云う気持ちは雲散霧消。寧ろ、息も絶え絶えになっていた御老体が息を吹き返した様に元気になって、更に追加しようとキャスティングを続けていると、コツ。
よし、頂いた・・!と合わせを入れた所、軽いショックを残してロッドが急に軽くなってしまい、リーダーを僅かに残した仕掛けが帰って来た。どじょうテンヤ刀狩りをする様になってから、タチウオに仕掛けを切られることはなかったのだが、どうやら装着していたケミホタルにバイトして来た様子で、ケミホタルから先が見事になくなっていた。

タチウオが寄って来ているので、ここでStopFishingとするのは、少し勿体ないと思ったが、心身共に疲れが溜まっていてライン・システムを組み直す気にもならず、結局、22:15頃、釣り場を後にして帰路に着いた次第。

2024年釣行記(46) – MG&AJ

2024年 Ajing SaltLure 釣行記

日 時:07月26日(金) 17:30~21:45
潮回り:中潮
(↑↓)
場 所:KMI’s
釣 果:アジ x 17、マゴチ x 0
同行者:単独、(ICNHさん)

天気予報によると、この日の夜は南西or西南西の風が1~2m程度と弱いらしい。風が弱いのはアジングには持って来いの状況なので、いつものことであれば、喜び勇んで出掛ける所。しかし、酷暑続きのこの時期では寧ろ蒸し暑さの素。出来れば、もう少し吹いて欲しいと思うのだが・・・・。

雨は嫌、風は嫌などと云ってばかりいては、自然相手の遊びなど出来る訳はない。無理をするのは禁物だが、行ってみて我慢が出来ない様なら中断して引き揚げれば良いと考え直して自宅を出発した。

17:10頃、現地に到着。
早速、岸壁に出てみると、人影は皆無でガランとしている。
茹だる様な酷暑の毎日で外出を控えているためかも知れないが、釣れても釣れなくても、週に1度は通って来る小生には、釣り場が空いていることは寧ろ有り難い。

今回は、マゴチが釣れたとの情報があったので、明るい時間帯はマゴチ、陽が落ちてからはアジに切り替える予定で、最奥に釣り座を構えて準備に取り掛かった。

17:30頃、BlueCurrentⅢ 82/Bにいつものヘビ・キャロでキャスティングを開始。
マゴチはどの様な反応をして来るのか?
反応があれば、即座に合わせに行っても良いのか?
それとも、喰い込むまで待つべきなのか?
兎にも角にも、マゴチを釣ったのは生涯に1度しかなく、しかもマグレとあっては、全てが手探り状態。YouTubeには、マゴチ釣りの解説動画が沢山あって、当然、小生もその動画を観て勉強はしているのだが、所詮は畳の上の水練。実際に釣って初めて解説の云わんとしていることが、腑に落ちると云うもの。
しかし、いつもと同じで反応がない。
誰も居ない釣り場を少しづつ移動しながら、マゴチの居場所を探したが、何処に居るのかコツンとも来ない。それどころか、根掛かりで仕掛けをロストする始末。
そこで、仕掛けを簡単な直リグに替えてマゴチ探しを続けている所に、ICNHさんがニコニコと笑いながら登場。

19:00を過ぎて周囲の光量が減って来て、イヨイヨ、夕マヅメの到来。
マゴチにしろアジにしろ、時間的には喰いが立って来る時間帯に入って来たが、マゴチ調査を続けても反応が返って来る気配が感じられず、反応を引っ張り出す自信もない。と云う訳で、今回も早々にマゴチを諦め、ロッドをSaltyStage改に持ち替えてアジングに切り替えた。

しかし、アジからの反応もない。
前回、前々回ともアジが回って来たのは20:00を過ぎてからだったので、それまでは駄目かも知れないと思い始めた頃、モゾとした反応が返って来て、この日初の獲物をゲット。
時刻は19:28のことで、サイズも20cm程のマアマアと云った所。その後は19:3419:51と追加することは出来たが、テンポがもう一つ良くない。

そして、20:004匹目をゲットし、イヨイヨこれから前回の再現かと期待をしたが、テンポは上がらず20:1620:3620:4420:47とポツリポツリと返って来る反応を拾うだけ。この調子でも、湾奥に位置するKMI’sでは、時期にもよるが決して悪いとは云えないのだが、前回の良かった際の記憶が残っているだけに、余計にテンポが悪く感じてしまう。

所が、21:00を廻った頃から、それまで殆んど吹いていなかった風が、突然吹き出して来た。しかも、左から右に抜ける北風で、時間が経つに連れて強くなって来た。それまでは蒸し風呂の中で釣りをしている様なものだったので、この風は殊更に気持ちが良く生き返った気持ちだった。しかし、夏のこの時期に、突然、北風が吹き出すのは天気が変わる前触れのことが多い。心配になって上空を見上げると一面に雲が広がってはいるが、遥か上空を飛行している飛行機のランプがはっきりと見えるので、雨雲ではない筈。

例え、雨が降り出しても夕立の様なもので長くは続かないだろう。とは云え、濡れるのは勘弁して貰いたいと思いつゝキャスティングを繰り返していると、強い風に大きく膨らんだラインの動きがおかしい。念の為、合わせを入れてみると、これがアジから帰って来た反応で、21:12にようやく9匹目をゲット。
この9匹目からがこの日のハイライト。同じ様なラインの吹けアタリで調子良く本命を連続ゲットし、21:3617匹目をゲットするまでの30分足らずの時間で9匹も追加出来た。
所が、好事魔多しの例え通りで、心配していた雨が降り出して来た。いきなり本降りになることはなかったが、徐々に雨粒が大きくなって来たので、後ろ髪を引かれる思いで急いで道具を片付けて、21:45頃、StopFishingとした。

所で、最近、ジグ単アジングでは専らAldebaran BFSXのリールを使っていたのだが、この日は久し振りに月下美人 Air TW PE Specialを持ち出してみた。
ベイト・アジングを始めた際、Aldebaran月下美人のリールを色々と比較した結果、Aldebaranアジングに、月下美人メバリングに使う様になって現在に至っている。とは云え、月下美人アジングに使っても何ら問題はなく、使い分けのポイントはリールの重量で、より軽いAldebaranをよりシビアな釣りになるアジング用にしたもの。
と云う訳で、メバリンングのシーズンが終わって出番がなくなった月下美人を、使って見る気になっただけで、他意はなかった。

そして、使ってみた結果、どう云う訳かライン・トラブルの続出。
20:00台はキャストの度に縺れたラインを解く作業を行っていた。こうなるとアジの反応に気を使うよりも、キャスティングに気を使うことなり、結果としてテンポが悪かったのかも知れない。
21:00近くになって、ようやくライン・トラブルになることも減って来て、釣りに集中出来る様になったことが、テンポの良い釣りに繋がったとも云えるだろう。
と云う訳で、これまでと同じAldebaranのリールを使っていれば、前回と同じ釣果を挙げられたのかも知れない。ひょっとすると月下美人とロッドのSaltyStage改の相性が良くなかったことも考えられる。

このまゝで終わっては月下美人が可哀想なので、次回も月下美人に頑張って貰おうと思う。

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19:28 1匹目      21:17 11匹目
19:34 2匹目      21:20 12匹目
19:51 3匹目      21:27 13匹目
20:00 4匹目      21:29 14匹目
20:16 5匹目      21:32 15匹目
20:36 6匹目      21:34 16匹目
20:44 7匹目      21:36 17匹目
20:47 8匹目
21:12 9匹目
21:15 10匹目

2024年釣行記(45) – AJ

2024年 Ajing 釣行記

日 時:07月23日(火) 18:35~22:30
潮回り:大潮
(↑↓)
場 所:KMI’s
釣 果:アジ x 31
同行者:単独、(YROさん、FJKWさん)

梅雨が明けたので、雨の心配をする必要は余りなくなった筈なのだが、どう云う訳か、定例釣行日の月曜日(22日)の夜に限って傘マークが付いていたため、翌日の火曜日(23日)にKMI’sアジングに行くことにした。幸い、風は南風が3mとある。KMI’sでは南風は横風になるため、軽い仕掛けを扱うアジングでは歓迎すべき風向きではないが、この時期は例え海辺であっても暑さ凌ぎになるので、風があるのは寧ろ有り難い。

18:00頃、現地に到着。
岸壁にはタコ狙いの若者が入り口付近、年配のカゴ釣り師中央付近にいるだけで、最奥は空いているので、迷うことなく最奥に釣り座を構えることにして、準備に入った。

今回も前回に続いてお持ち帰りの予定がないノー・クーラー・デイのため、持ち込んだロッドは、SoareGame改の1本だけ。
そのロッドに1.0gのJHを組み合わせて、18:35頃キャスティングを開始。

風は予報通りやゝ強めの横風が右から左に吹いているので、モアーッとした蒸し暑さが幾分緩和される上、が寄って来ることがないので、今の時期には寧ろ有り難い。その風に吹かれて海はバシャバシャと波立っており、茶色の濁りもなく、雰囲気は良い。しかし、流れが殆んどないのが気になる。

この日の日没時刻は18:52。一時より早くなったとは云え、マダマダ明るい時間帯なので、アジが回って来ることもないだろう。そこで、小生が準備に入ったタイミングで登場して来て机前水道前の中間に釣り座を構えたYROさんと四方山話しながら時間潰しをして、暗くなるのを待った。

そして、周囲の光量が減り始めて来た頃になって、気を入れ直してキャスティングを繰り返しアジからのコンタクトを待った、しかし、反応はない。
前回は最初の本命を掛けたのが20:00を廻った頃だったので、今回も出足が悪いのかも知れない
そんなことを考えながらキャスティングを続けていると、突然コツッと反応があって、この日の口明けの本命をゲット。時刻は19:32のことで、サイズは、最近では小さい部類に入る17cm程だった。
とは云え、その日の最初の獲物はサイズの大小に拘らず、嬉しいもので、この1匹に気を良くして、後続を狙った。すると、いつもは期待外れに終わることが多いのに、この日に限って19:3419:37と立て続けに反応があって、サイズも最近のアベレージで20cm超。
おっ、潮は動いていないけれど、調子は良さそうだ・・・・・!!と喜び勇んで追加を目論んだが、その後はピタリと反応が返って来なくなってしまった。
アレッ、どうした?????
何とかして状況を変えたいと前回良かったセリアのワームに替えても見たが、2匹目のドジョウは居らず音沙汰はないまゝ。
それでも、キャスティングを繰り返していると20:00を廻った頃から、潮が左から右に動き出して来た。これで何か変化が出て来るかもと思っていると、案の定コツと反応があって20:144匹目をゲット。3匹目を掛けてから小一時間も素針を引いていたことになって長い中休みだった。

丁度、その頃、子連れのアングラーが登場して来て、YROさんの向こう隣りに入って釣り支度を始めていた。世間的には学校も夏休みに入った頃なので、子ども連れであっても不思議ではないが、夜釣りに子ども連れはこれまで出会ったことがない。誰だろうと思いつゝも順調に釣果を伸ばしていると、そのアングラーから声を掛けられてFJKWさんであることが判った次第。

FJKWさんの登場後も、2~3分間隔で反応が途切れることもなく続き、20:36には早くもつ抜けを達成。しかし、その頃から、潮の流れが一段と早くなって、1.0gのJHではどうしようもなくなって来た。そこで、手持ちの中では最も重たい1.3gのJHに交換してアジングを続けた。
結果的に、これが良くて爆釣劇の立役者だったと思う。1.3gのJHであっても、誰も居ない斜め左前方の潮上にキャストしても、瞬く間に正面にまで流されて来る程の早い流れで、コツとかコンとか云った反響的な反応は感じ取れなかった。所が、フッと緩んだり、流れている筈の動きが止まったり、スッと入る様なラインの動きでアジのコンタクトが判ってからは、21:00頃までは殆んど途切れることもなく釣果を伸ばすことが出来た。

21:00を廻った頃からは、若干間隔は広くなったものゝ、好調振りは相変わらずで、21:20には20匹目22:0730匹目を数えた。
所が、22:00を廻った頃になって、風が吹き止んで蒸し暑さが戻って来ると同時にも寄り始めて来る様になってしまった。こうなると、目標のつ抜けを遥かに超える釣果を上げて満足していたこともあって、StopFishingとして早々に片付けに入った。
そして、粗方片付けが終わった所で、未練がましくこの日最後のキャスティングをすると、まだアジの群れは残っていたと見えて、コン。22:1531匹目をゲットして、この後場所を変えてタコを狙うと云うYROさんを残して、引き揚げて来た。

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19:32 1匹目    20:39 11匹目    21:27 21匹目
19:34 2匹目    20:43 12匹目    21:39 22匹目
19:37 3匹目    20:46 13匹目    21:43 23匹目
20:14 4匹目    20:48 14匹目    21:49 24匹目
20:17 5匹目    20:51 15匹目    21:52 25匹目
20:20 6匹目    20:53 16匹目    21:56 26匹目
20:22 7匹目    20:55 17匹目    21:58 27匹目
20:27 8匹目    21:05 18匹目    21:59 28匹目
20:33 9匹目    21:12 19匹目    22:03 29匹目
20:36 10匹目    21:20 20匹目    22:07 30匹目
‘                       22:15 31匹目

2024年釣行記(44) – AJ

2024年 Ajing 釣行記

日 時:07月19日(金) 18:10~22:40
潮回り:大潮
(↓)
場 所:KMI’s
釣 果:アジ x 20、キジハタ x 1
同行者:単独、(SMT、ICNH、HRD各氏)

今週は、連日の雨模様のため定例の月曜or火曜の釣行が出来ず、例外的に水曜の釣行となったのだが、久し振りに好釣果に恵まれ、2時間程の短時間で20匹。続けていれば更に釣果を伸ばすことが出来たと思うが、余りの蒸し暑さに我慢が出来ず、結局、21:30頃に早揚がりとして後ろ髪を引かれながら帰って来た。
そんなこともあって、翌日の木曜日にも好釣果だったとの仲間からの情報を目にした途端、行きたくなって来た。そこで土曜の予報をチェックしてみると、残念ながら夜間には傘マークが並んでいる。となると、金曜しか残っていないが、前回の釣行から中1日しか経っておらず疲れが取り切れていない。と云う訳で、今週の釣行は1回だけにすることにしていた。しかし、どうしても諦め切れず、カミさんに恐る恐るお伺いを立てた所、OK

と云う訳で、今回はお持ち帰りなしアジングのみとすることにして自宅を出発した。

現地到着は、17:43頃。駐車スペースにはSMTさんの見覚えのある青い色の外車が止まっており、小生の隣りの車には小生に手を振っているICNHさんのニコニコ顔が見える。

岸壁に出てみると、最奥ハゼの泳がせでマゴチを狙っているアングラー、その隣りにSMTさんそして中央付近には年配のカゴ釣り師が入っていて、SMTさんカゴ釣り師の間は空いている。そこで、ICNHさんにはその空いている所に入ってもらい、小生は入り口に釣り座を構えることにした。

入り口には背後に机が設置されていないため、クーラーやバッカンの置き場に困るのだが、この時もビール・ケースを運びこんで置台にしたりして準備に取り掛かった。
すると、その最中にHRDさんが登場。HRDさんは義理の母親にアジをご馳走するとのことで、より確実に釣果を得られる奥に向かって行った。

結果から云うと、今回に限っては岸壁のよりも入り口の方にアジの寄りがあった様だったが・・・・・

18:10頃、SlatyStage改を手にキャスティングを開始したが、今回も酷い蒸し暑さで、風が欲しい程。
この時期の日没時刻は少し早くなって18:55だが、周囲はマダマダ明るく、いつもならマゴチ調査をしている時間帯。しかし、この日はアジング・オンリーのためSaltyStage改でのキャスティングを繰り返したが、アジからの反応が返って来ることなど考えられない。奥のSMTさんICNHさんHRDさんに油を売って時間を潰して暗くなるのを待った。

日没時刻を過ぎ周囲が徐々に暗くなって来た所で、集中してアジングを始めた所、何投目かのこと、トンと力強い反応があった。突然のことで少々泡を喰ったものゝ何とか合わせを決めて寄せに入ったが、手元に感じる引きはアジにしては強いトルクがある。何が来たのか?と思いつゝ抜き上げて正体を確かめると、小生が始めて手にするキジハタ

最初の獲物がアジではないのが無念だが、これは魚が動き出した証。
アジが来るのも時間の問題だろうと期待をしたが、気配は全くない。の3人に様子を訊ねても、SMTさん以外の二人にはアタリがないとのことで、どうやらこの日の状況は厳しいものになりそう。しかし、前日の木曜も出始めたのは20:00頃からだった由なので、その情報を頼りに時間が来るのを待ったが、20:00を廻っても反応が返って来ない。

イヨイヨ、今日は駄目かと諦めが立ち始めた頃になって、この日初めてのアジの反応があってようやく本命をゲット。
時刻は20:12なので、20:00を廻ってからそれ程時間は経っていなかったが、現地で反応を待っている身にはこの10分程が嫌と云う程長く感じられた。
情報通りであればこれが皮切りになる筈と後続を狙うと、程なくして2匹目をゲット。
そして、以降はポツリポツリとだが反応があって、21:24つ抜け10匹目を獲ることが出来た。しかし、前回はこの時点で倍の20匹の釣果だったことを考えると、良い状況とは云えないが、忘れた頃になるとコンと反応が返って来るので、気持ちを切らすことなくアジングを続けられた。
その後、1時間程掛けて10匹を追加し、カウンターの数が20となった所でStopFishingとした。

それにしても、この日の蒸し暑さもこれまで以上に酷いものだった。
キャスト後にアジの反応をジッとして待っている時でも、汗が胸や背中を流れ落ちる程で、時折、僅かに吹いて来る風が救いの神だった。暑さ対策のため、SMTさん達は半袖のシャツ姿だったが、小生はよけに長袖のシャツを羽織っていた。と云う訳で、尚のこと、暑さが堪えたのだろう。次回は、小生も半袖のシャツにして、よけのスプレーを吹いて対策を取ろうと思う。

今回もセリアのワームが良い仕事をしてくれた。この日の朝、近くの店舗に追加補充のため買いに行ったのだが、残念なことに、在庫が切れたのか、取り扱いがなくなったのか、棚にはなかった。
このワームは、喰い気がないアジにも口を使わせる力がある印象なので、これから先も使いたいのだが、切れ易くて保ちが悪いのが欠点。容易に補充出来れば良いのだが・・・・。

冒頭に書いた様にこの日はお持ち帰りの予定がなく、全てリリースする予定だったが、何としてでもお持ち帰りをする必要があったHRDさんに引き取って貰うことになった。と云うことで、釣れる度に獲物をトングに挟んだまゝHRDさんに届けに行くことを繰り返した結果、釣り場の岸壁の端から端まで20往復もしてしまった。この釣り場は長さ50m程しかない小さなポイントなのだが、往復で100m。それを20回となると2kmの距離を歩いたことになって、結果として良い運動になった。
帰宅後体重を測ってみると、1kgも減っていた😁

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20:12 1匹目      21:29 11匹目
20:17 2匹目      21:32 12匹目
20:28 3匹目      21:41 13匹目
20:41 4匹目      21:53 14匹目
20:52 5匹目      21:57 15匹目
20:55 6匹目      22:02 16匹目
20:57 7匹目      22:09 17匹目
21:00 8匹目      22:20 18匹目
21:12 9匹目      22:23 19匹目
21:24 10匹目      22:33 20匹目

2024年釣行記(43) – MG&AJ

2024年 Ajing SaltLure 釣行記

日 時:07月17日(水) 17:50~21:40
潮回り:中潮
(↓↑)
場 所:KMI’s
釣 果:アジ x 20、マゴチ x 0
同行者:単独、(NGHMさん)

前回、月曜日(8日)の釣行後は、これまでにない程蒸し暑い日が続き、外に出掛ける気にもならず、結局、週後半の定例釣行を見送って週明けの月曜か火曜に行くことにした。所が、週が明けると雨模様の毎日。梅雨のことなので雨が降るのは当たり前なのだが、雨に濡れると溶けてしまう体質の小生は出られず、先週の後半に続いて今週の前半も釣行をパスすることになってしまった。
と云う訳で、前回から約10日振りのアジングになるのだが、実は、生憎なことに予報では15:00頃と21:00頃には傘マークが付いている。行くべきか、行かざるべきか散々迷ったが、結局、雨が降り出したら直ぐに引き上げる予定で、兎に角行ってみるとことにした。

現地到着は17:30頃。
釣り道具を両手に下げて岸壁に出てみると、入り口から中央付近までは空いているが、中央付近からに掛けて3人程のアングラーが入っている。そこで、今回は入り口に釣り座を構えることにして、道具を置いて様子を見に奥に向かった。すると、中央付近には年配の黒鯛師最奥にはNGHMさん、そしてAIYMさんが入っていて、机前水道前の中間付近が空いている。しかも、先行者は全員顔見知りのアングラーなので、その空いている場所に入らせてもらって準備に入った。

予報では弱い南寄りの風が吹いている筈だったが、現場ではソヨリとも吹いておらず、2~3時間前に降った雨で湿気が一段と高くなっていて不快な蒸し暑さが身体に纏わり付いて、ジッとしていても汗が噴き出して来る。しかも、がこの時とばかりにブンブと五月蝿く、アッと云う間に2個所3箇所と痒くなって来る始末。

慌てて防虫スプレーを首筋や手に吹き掛け、蚊取り線香を焚き、更に防虫剤を足元に噴霧して対策を講じたのは云うまでもない。
この蒸し暑い中、何もそこまでして釣りをしなくてもと、釣りをしない人から云われそうだが・・・・・。

今回も日没前の明るい時間帯はマゴチ調査をする予定で来たので、先ずBlueCurrentⅢ 82/Bを手に、17:50頃、キャスティングを開始。

最近、このマゴチ調査はアジングに入る前の恒例行事となっているのだが、空振り続きで結果が出ていない。居れば、何か気配がある筈と足掻いているのが常態で、これまでは全くのノー感じ。しかし、キスが釣れているので、寄って来ている筈下手な鉄砲、数撃ちゃ当たるの言葉を信じてマゴチ調査に精を出しているのだが・・・。

この日も何か違和感でも伝わって来ないかと思いながら、キャスティングを繰り返していると、突然ココッと何かの反応があった。思わず反射的に腕を煽って合わせを入れたが、これは空振り。追い喰いを待ったがその後は音沙汰がない。
正体を見た訳ではないが、あの反応は、ひょっとするとマゴチかも知れないと考えると、まだ見ぬ君が直ぐそこにと胸がドキドキ。
そして、その後の何投目かのこと。何かがワームに触っている様な感触があり、ロッドのティップも微かに上下している場面があった。この時は合わせを入れるタイミングを図っている内に、気配が消えてしまった。
その後は、仕掛けをいつものヘビ・キャロを止めてジャクソンの砂団子に替えても見たが効果なく、今回も調査は不調に終わってしまった。この砂団子は、独特な団子型ワームボディの強烈アピール力で、場所を選ばずフラットフィッシュゲームを攻略させる最終兵器!!との謳い文句に釣られてポチッとしてしまったものだが、果たして本当に最終兵器なのだろうか・・・😂

19:00頃、ロッドをSoare改に持ち替えてアジングを開始。
風はなく、波もなく、肝心の潮の流れもない。水の色も茶色っぽくて、何となく釣れそうな雰囲気がない。
それでも来た以上はとキャスティングを繰り返していると、斜めに張ったラインが徐々に沈んで垂直になった時、コソと小さな反応が返って来た。
時刻は19:19のことで、サイズは17cm程しかなくお土産には出来ないので、海に帰って頂いたが、雰囲気が悪い中、思いの外早い時間から顔を出してくれたことに感謝しつゝ、後続を狙った。しかし、案に相違してなかなかコンタクトがない。
やはり、潮の動きもないので、今日は苦労するだろうなと思いながらキャスティングを繰り返していると、何かが寄って来ている様子が出て来た。しかし、ワームの周囲を泳いでいるだけで、喰い込む気配がない。
そこで、100円ショップセリアで購入したワームに替えてみた。最近はズングリムックリした形状のエバーブリーンのルアーVフライがお気に入りで、今回もこのVフライを使っていたのだが、形状が正反対で細身のセリアのワームなら喰い込むかも知れないと考えた次第。
すると、直ぐに答えが出てコツン。ようやく2匹目の反応があって、22cmクラスをゲット。時刻は19:53のことで、1匹目を掛けてから約30分も経過した時のことだが、考えが的中したことに大満足。

この日はこのセリアのワームが当たりと見えて、その後は余り間隔が開くこともなく釣れて、20:40つ抜けを達成。そして、21:29にはカウンターの数は20となり最近にない好調振り。

このまゝ続ければ更に釣果は伸ばせたと思ったが、余りにも蒸し暑くて、これ以上修行するのも心身共に辛い。その上、場合によっては、命を無駄に頂くことになりかねないので、少し早めの21:40頃、StopFishingとして、釣り場を後にした。

この日のアジングは、何と云ってもセリアのワームに尽きると思う。
このワームに替えてから、モゾモゾとした反応や、ラインをフカせる喰い上げなどいつものコンと云った衝撃系の反応とは違った反応が取れた様に思う。
セリアのワームVフライ意外のワームを試さなかったので、大いに主観的な印象に過ぎないが・・・・😁

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19:19 1匹目       20:43 11匹目
19:53 2匹目       20:46 12匹目
20:09 3匹目       20:48 13匹目
20:15 4匹目       20:52 14匹目
20:18 5匹目       20:57 15匹目
20:23 6匹目       21:01 16匹目
20:30 7匹目       21:15 17匹目
20:32 8匹目       21:20 18匹目
20:35 9匹目       21:24 19匹目
20:40 10匹目       21:29 20匹目

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