2024年釣行記(47) – TC

2024年 Touching 釣行記

日 時:07月29日(月) 18:35~22:15
潮回り:小潮
(↑↓)
場 所:MHR-KGN
釣 果:タチウオ x 2
同行者:単独

この所、アジング続きだったので、目先を替えて今シーズン初めての刀狩りに行くことにした。

目標となる獲物は決まったが、場所をUMB-FPにするか、MHR-KGNにするか?
UMB-FPは、刀狩り初体験をした場所なので、2024年の開幕もUMB-FPでとの思いが強かったが、残念ながら、この日の夜は横風となる南風が3mとの予報。少しでも西寄りであれば良いのだが、隣りが餌釣り師だと、仕掛けが風に流されて来てトラブルの元になり、甚だ具合が悪い。一方のMHR-KGNでは、風の面では全く問題はないが、釣果が安定していない印象がある。しかし、お隣りさんとのトラブルはあり得ない。
一長一短で、どちらにするか決め兼ねたままゝ、17:00頃、自宅を出発し、現地に近くになった所でMHR-KGNに決めた。

現地到着は、18:00過ぎ。
早速、クーラーやバッカンをキャリヤーに積んで岸壁に出てみると、かなり風が強く吹いており、MHR-KGNにして正解。
潮位は、130cm程とかなり高くて、処々にテトラ帯の頂上が海面から頭を出しているだけ。テトラ帯が完全に海中に没している時間に到着すると、テトラ帯の切れ目が判らず釣り座を決めるにも苦労しそうだが、頭を出しているテトラを頼りに出来ただけでもラッキーと云えそう。
結局、見えている頂上からテトラ帯の位置を推測して、24番スポット付近に釣り座を構え準備に取り掛かった。

BlueCurrentⅢ 82/Bを手に、18:35頃、快適波止タチウオテンヤSS2Sを組み合わせてキャスティングを開始。
この時期の日没時刻は18:47なので、間もなくゴールデン・タイム丁度良い時間に始められたと思いつゝ、キャスティングを繰り返していると、ある時、ロッドを振り被って振り下ろした瞬間、カツッと軽いショックが伝わって来た。アッと思い前方を見やると、糸の切れたタコの様に遥か遠くに飛んで行くテンヤが目に入って来た。
ベイト・リールを使っている場合に、時折発生することのあるラインの高切れで、その対策はリーダーを長く取ることとあった。そこで、今回はリーダーをふた尋(約3m)取って来たのだが、どうやら効果はなかったらしい。
リーダーを結び直そうかと思ったが、ゴールデン・タイム直前のことで、無駄な時間を使いたくはない。急遽、予備に持って来ていたスピニングSephia S809M/Fにロッドを替えて、キャスティングを続けた。

しかし、期待の反応はない。
周囲を見回しても、餌釣りの電気ウキが一つも見えない。いつも通りであれば、5個や6個の赤い色の電気ウキの灯りが波間に漂っているのだが、どう云う訳か、自転車で行き来している地元のおっちゃん連中も一人も見えない。
アレーッ、今年は釣れていないのか・・・・・・?


UMB-FPにすれば、良かったのかも・・・・・?


粘っていれば、必ず廻って来る・・・・だろう?

そんなことを考えながらキャスティングを続けていると、20:00少し前、突然何とも云えない違和感が伝わって来た。反射的に合わせを入れたが、空振り。それから15分(?)後にも、何かが触って来たが、これも掛けられず仕舞。
それでも、回遊して来た気配に集中して反応が返って来るのを待ったが、その後は完全に音無し状態。

気分転換を兼ねて、テンヤを滅多に使うことのない軽めの快適波止タチウオテンヤSS-3S4Sに替えてみたが、効果なし。立ち位置も、24番スポット付近を中心に22番スポット付近や26番スポット付近を行ったり来たりしたが、反応は返って来ず仕舞いで、21:00を廻った頃には、早くも集中力は風前の灯状態。

半ば諦め気味で惰性のキャスティングを繰り返していると、何かがテンヤに軽く触れている様な気配が伝わって来た。
オッ、何かが居るとその瞬間、覚醒してジッと次の反応を待ったが、そのまゝ気配は消えてしまった。しかし、その違和感の主がタチウオなら、まだ近くに居る筈と同じコースにキャストし軽いリフト&フォールを繰り返していると、フッとラインのテンションが抜ける反応が返って来た。そこで、ロッドを煽って合わせを入れるとガツンとショックが伝わって来て、その直後にグングンと力強く締め込むタチウオの引きが伝わって来た。

時刻は、実釣を開始して3時間経過した21:27のことで、抜き上げたタチウオはギリギリ指3本程の太さしかなく、決して大きくはなかったが、今シーズン初の獲物であり、諦めかけていただけに、嬉しい1匹だった。

タチウオは群れで回遊しているので、近くには仲間達が居る筈とキャスティングを繰り返したが、後続の反応は返って来ず仕舞い。

そのまゝ時間が経ち22:00近くになった所で、ソロソロ引き揚げようか・・・と思いつゝキャスティングを繰り返していると、コツンと来て、1匹目より少し太い余裕の指3本をゲット。
こうなると、引き揚げようと云う気持ちは雲散霧消。寧ろ、息も絶え絶えになっていた御老体が息を吹き返した様に元気になって、更に追加しようとキャスティングを続けていると、コツ。
よし、頂いた・・!と合わせを入れた所、軽いショックを残してロッドが急に軽くなってしまい、リーダーを僅かに残した仕掛けが帰って来た。どじょうテンヤ刀狩りをする様になってから、タチウオに仕掛けを切られることはなかったのだが、どうやら装着していたケミホタルにバイトして来た様子で、ケミホタルから先が見事になくなっていた。

タチウオが寄って来ているので、ここでStopFishingとするのは、少し勿体ないと思ったが、心身共に疲れが溜まっていてライン・システムを組み直す気にもならず、結局、22:15頃、釣り場を後にして帰路に着いた次第。

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