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2025年釣行記(53) – TC

2025年 Touching 釣行記

日 時:08月19日(火) 18:40~22:00
潮回り:若潮
(↓↑) 150→142→147cm
場 所:MHR-KGN
海水温 : n.a.
釣 果:タチウオ x 0
同行者:単独

定例釣行日である昨日の月曜日は、南寄りの風向きで条件としては良かったが、潮回りは潮の動きのない長潮だったので、1日順延することにした。と云っても、火曜日の潮回りは若潮長潮よりは干満の差があるとは云え、殆どないと云っても差し支えはなく大同小異。しかし、ほんの気休めにしかならないが、ないよりはましと云った所。

18:10頃、現地に到着。
岸壁には、この日もアングラーの姿が見えず、相変わらず調子は良くなさそう。
誰も居ない岸壁をゴロゴロとキャリヤーを引っ張って歩いて行くと、入りたかった26番スポット付近には人影がある。仕方がないので24番スポット付近に釣り座を構えることにして、支度を始めた所に26番スポット付近の御仁がツカツカと近付いて来る。何事だろうと思ったが、その御仁は前回も一緒になった年配のアングラーで、タチウオの釣り方を色々と訊かれた記憶がある。その御仁はテンヤの引き釣りではなかったが、簡単に狙い方などをレクチャーしてから準備に入った。

今回のタックルは、
ロッド:ベイト・ロッドNeostage AY 90MLB-S・4
リール:0.6号のPEラインを巻いたSilver Wolf SV TW PE SP
テンヤ:11g
と前回と全く同じ構成にした。
前回は、この構成でブレーキ調整のために軽くキャストした1投目で敢え無く高切れしてしまったため全く出番がなかったので、今回はその出直しと云った所。

18:40頃、潮位が高くてテトラ帯の頂上だけが海面から頭を出している海に向かってキャスティングを開始。
前回の轍は踏むまいと極力軽くキャストしてみると、何の問題もなくスルスルとラインが出て行く。2度、3度と肩慣らしのキャストを続けて問題がないことを確認したうえで、本格的にタチウオを狙うことにした。

日没時刻の18:26を回っており、徐々に周囲の光量が減って来て良い雰囲気になって来たが、タチウオからの返事は返って来ない。

19:00を回って今にも反応が返って来そうな気配が漂って来た所で、恐れていた高切れが発生。この頃には何も問題がないことに安心し切ってキャスティングを繰り返していたのだが、思い掛けない事態に茫然自失
これにはガックリと来てしまったが、気を取り直してリールをSLX DC 70HGに交換して刀狩りを続けた。このリールはベイト・リールを使い始めて最初に購入したもので、抜群の飛びと対バックラッシュ性能を獲得したとの謳い文句に喰い付いたもので、この日は念の為にバッカンに入れておいた。所が、実際にキャストしてみると飛距離が全く出ない。
そこで、リールを予備のRevo ALC-BF7に替えてキャスティングを続けた。

しかし、タチウオからはウンともスンとも反応がない。
20:00を回り、ソロソロ何か変化が出て来るかもと期待をしたが、これも外れに終わり、今日は、駄目かも知れないと弱気の虫が頭をもたげて来た。
それでも、ひょっとすると、反応があるかも知れないと自らを鼓舞して良い知らせを待ったが、逆にテトラ帯に根掛かって高切れさせる始末。

仕方がないので、リールをSilver Wolf SV TW PE SPに替えてライン・システムを組み直して仕切り直しをしたが、タチウオには見向きもされないまゝ。
21:00を過ぎて26番スポット付近の御仁は、お先に・・・と云って引き揚げて行ったので、残った小生はその後に移動して足掻いてみたが、又々キャスト時の高切れに見舞われてしまった。
普段の小生であれば、ここで気持ちも切れてStopFishingとする所だが、老いの一徹でこの日はどうにも諦め切れない。何としてでもタチウオを獲りたいSLX DC 70HGを引っ張り出して、未練タラタラのキャスティングを繰り返した。
その結果、高切れで紛失した筈のテンヤを取り戻すことは出来たが、肝心のタチウオには見向きもされないまゝ、22:00頃になり、遂に精根尽き果てゝStopFishingとして肩を落として帰路についた次第。

それにしても、これまでに経験したことのない高切れの頻発。
飛距離が欲しいため、どうしてもキャスト時に変な力が入っていたのだろうか?
それとも、用のロッドでキャストしようとした、所謂、ロッドとの相性の問題なのか?
どちらにしてもMHR-KGNでの刀狩りではスピニング・ロッドを使うべきだと改めて思い知らされた一晩だった。

2025年釣行記(52) – TC

2025年 Touching 釣行記

日 時:08月15日(金) 18:40~21:50
潮回り:小潮
(↑↓) 150→177→160cm
場 所:MHR-KGN
海水温 : n.a.
釣 果:タチウオ x 4
同行者:単独

毎年この時期には両親の墓参りをした後、その帰りに近場のUMB-FPMHR-KGNに立ち寄って刀狩りをしており、今年もその例に従ってMHR-KGNに行くことにした。

現地到着は、18:10頃。
早速、道具をキャリヤーに積んで岸壁に出てみると、この日は2~3人のアングラーの姿があった。盛期に比べると少ないが、前回、前々回とも誰も居なかったので、何故か少しホッとした気分になった。
海の様子を見ながらキャリヤーをゴロゴロと引っ張って岸壁を進んで行くと、残念ながらお気に入りの26番スポット付近には、その数少ないアングラーの一人が入っている。仕方がないので、今回はその手前の24番スポット付近に釣り座を構えることにして、支度を整えた。

今回使用するロッドは、ベイト・ロッドNeostage AY 90MLB-S・4。このロッドはルアーで釣る新しい釣りに興味があったので、手に入れたもの。しかし、日陰のない真夏の炎天下で釣りをするのが億劫になって、結局、出番がなくなってしまった。しかし、背負えるルアーの重さが3~21gとのことなので、小生が使う8~11gテンヤであれば全く問題はない。
と云う訳で、敢えて引っ張り出してみた。
そして、0.6号のPEラインを巻いたSilver Wolf SV TW PE SPのリールを組み合わせ、11gのテンヤをセットして、軽くキャストしてみた。ベイト・タックルを使用する場合は、リールのブレーキ調整を先ず第一にしなければならないため、最初の2~3投は軽くキャストすることにしており、この時もその様にした筈なのだが・・・・。
振り被ったロッドを前方に降り出し、テンヤが着水したのを見届けてリールを巻き始めた。所が、手応えが全く感じられない。不審に思って確認すると、ガイドを通って前方に伸びている筈のラインが見えず、どうやらラインが高切れてしまった様子。普通、キャスト時に高切れを起こす際には何らかの違和感やショックがあるものだが、この時は全く何も感じることはなかったので、巻き始めるまで気が付かなかった。

刀狩りを始める前の事故で、機先を制せられた格好だが、このまゝ引き下がるのは昭和男児の沽券に関わる。ライン・システムを組み直すのも面倒な上、夕マヅメのチャンス・タイムを逃してしまうことになるので、予備に持って来ておいたスピニング・ロッドのSephia S809M/Fに切り替えることにして直ちに準備に入った。

18:40頃、刀狩り本番を開始。
風は、予報通りの南風が背後から少し吹いて来ており、波はなく海は穏やかで、眼の前に横たわっている筈のテトラ帯は左手に僅かにその頭が波間に見え隠れしているだけ。

前回、最初の1匹を掛けたのは19:45頃のことだったので、その頃までは反応はないだろうと覚悟はしていた。とは云え、心の奥底ではひょっとしたら、反応があるかも・・・と期待しているのは正直な所で、何も気配がないと徐々に心配になって来る。しかし、相手は神出鬼没幽霊魚との異名を持つタチウオなので、いつ何時反応して来るかも知れず、気配がないからと云って油断は出来ない。少しの違和感も見逃すまいと集中してキャスティングを繰り返したが、ラブ・コールはない。

19:00頃、ふと隣りの26番スポット付近を見ると、人影がなくなっている様子だが、暗くて良く判らない。そこで少し寄った所でキャストしながら確かめると、いつ引き揚げて行ったのか、もぬけの殻になっている。
と云う訳で、24番スポット付近に比べてキャスト出来る範囲が少し広い26番スポット付近に移動することにした。

この日の口開けの1匹が来たのは、移動して間もなくの19:28のこと。
この直前に違和感が伝わって来ていたので、心の準備も出来ており、コツとした反応にタイミング良く合わせが決まって、タチウオ独特の引きを楽しんだ。
しかし、抜き上げた獲物は指3本サイズで、この点はもう一つだが、シーズンに入ったばかりのこの時期の陸っぱりなので、これ以上太いサイズは望むべくもない。
それでも、1匹は1匹でボーズ回避に成功。
ヨシ、ヨシ、やっと回って来たか・・・・。
一人ほくそ笑んで後続の反応を期待をしてキャスティングを繰り返したが、それきり、何も返って来なくなってしまった。

その頃になって、東京湾を挟んだ対岸で花火が打ち上がっているのに気が付いた。場所としては恐らく富津辺りになると思うが、間には何も障害物がないので赤く真円に広がる輪が綺麗に見え、時には打ち上げ時の音さえ微かに聞こえて来る。
そんな花火を楽しみながらキャスティングを続けた。

この日の2匹目を掛けたのは、20分後の19:50のことだった。これは精々指2.5本しかなかったので、ノータッチ・リリースとしたが、直後の19:53指3本サイズの追加に成功。
時間を置かずに続けて来たので、イヨイヨ群れの本体が近付いて来たのではと期待をしたが、この時も思惑とは違って偶々反応が続いただけの様で気配は完全に消えてしまった。

しかし、アングラーは良かった時のことを常に頭に描いている生き物で、小生もアングラーの端くれ。御多分に洩れず前回の反応が続いて来た時のことを思い出して、キャストする度に
次は、来るだろう!
次は、来るだろう!
の繰り返し。
にも拘わらず、3匹目をゲットしてからの1時間は気配もないまゝ過ぎ、20:554匹目となる指3本を掛けた際にも
やっと、群れが回って来た・・・
と期待を抱いたのだが、これも単独行動の1匹だった様で、その後の1時間程の間も又々梨の礫

結局、21:50頃になって腰の痛みが強くなって来たのを機に、踏ん切りを付けてStopFishingとして片付けに入った。

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19:28 1匹目 F3
19:50 2 F2.5
19:53 3 F3
20:55 4 F3

2025年釣行記(51) – AJ

2025年 Ajing 釣行記

日 時:08月12日(火) 18:10~21:10
潮回り:中潮
(↑↓) 180→195→165cm
場 所:KMI’s
海水温 : n.a.
釣 果:豆アジ x 2、鉛筆カマス x 1
同行者:単独

この日は潮位が高く南寄りの風向きなので、前回に続いて今回もMHR-KGN刀狩りをしたかった。しかし、今週末の15日には両親の墓参りをし、その帰りにMHR-KGNに寄って刀狩りをすることにしている。
世間的にはお盆のこの時期に殺生をすることは避けるべきだろうが、この墓の住人の一人は、小生に釣りの手解きをしてくれた親父なので、まぁ、許してくれるだろうと誠に都合よく考え、この様な予定にしているのだが、そうなると、前回、今回そして15日と3回連続して刀狩りをすることになる。
自然相手のことなので釣れるか釣れないかはやってみなければ判らないが、釣れることを前提にすると、釣ったタチウオをどうするかが問題。
家にはまだ在庫はある。
人様に差し上げるには細過ぎる。
リリースするにしても、余り生命力があるとは云えないので、針の掛かり具合が悪ければリリースする意味がない。
と云う訳で、今回は刀狩りは諦めてKMI’sアジングをすることにした。

17:10頃、自宅を出発。
すると、程なくしてウィンドウに水滴が・・・。
予報では傘マークは付いていないものゝこの時間帯の降水確率は40%となっていたので、雨が降っても可怪しくはない。しかし、この時間帯以外は30%以下になっており直ぐに降り止む俄か雨だろうと思い、給油のためにガソリン・スタンドに立ち寄った。
そして給油が終わってKMI’sに向かって走り出した所、雨は止まず間欠ではあるがワイパーを使う程の強さになって来た。ウィンドウに落ちて来る雨粒を見ながら、ここで引き返すべきか考えたが、兎に角、現場に行って様子を見て決めることにして車を走らせた。

現場には、17:45頃に到着。
相変わらず雨は降っていたので、暫く車の中で様子を伺っていた。すると、心做しか車の屋根に落ちる雨粒の音が、少しずつ間遠くなっている様な・・・・。

釣り場の岸壁に出てみると、入り口付近にタコ狙いの若者が一人入っているだけだったので、お気に入りの最奥に釣り座を構えることにして、クーラーやバッカンを事務机の上に置いて準備に取り掛かった。

小生を出迎えてくれた黒猫にオヤツを上げながら準備を整えて、18:10頃、SaltyStage改のロッドにAldebaran BFS XGのリール、1.0GのJHの組み合わせでキャスティングを開始。

最近の仲間から寄せられる情報では、状況は余り芳しくはないとのことだが、昨日の雨の影響で良くなっているかも知れないと藁にもすがる思いで反応を待ったが、何も返って来ない。

釣りを始めて1時間経ち19:00を回ったが、何も変化はなく、早くもボーズの文字が浮かんでは消え、消えては浮かんで来る状況になって来た。
回遊して来る時間になっていないのかも・・・。
キャスティングを続けたが、音沙汰はない。

雨粒は相変わらず落ちては来ているが、本降りになる様子はない。しかし降り止む気配もなく、何とも中途半端なまゝ。

20:00を過ぎれば雨は止む筈だから、それまでの辛抱だと自分自身に云い聞かせてキャスティングを繰り返していると、19:59にこの日初めての反応が返って来た。
はっきりとしたものではなくモゾモゾとした違和感だったが、腕が勝手に動いた結果手にした獲物はまだ幼い顔付きをした豆アジ。サイズには到底満足出来るものではなかったが、兎にも角にもこれでボーズは回避出来たと一安心して、後続を期待した。

しかし、後続の2匹目が来たのは20:19のことで、サイズはこれも
豆でも良い。遊んでくれれば・・・と気持ちを入れ直してキャスティングを繰り返したが、鉛筆よりも若干太いカマスが来てくれただけで、肝心のアジは全く興味を示してくれない。

それでもキャスティングを続けていたが、降り止まない雨にも嫌気が差して、結局、21:10頃、いつもより1時間程早くStopFishingとして、釣り場を後にした。

2025年釣行記(50) – TC

2025年 Touching 釣行記

日 時:08月07日(木) 19:20~22:20
潮回り:大潮
(↓) 150→117cm
場 所:MHR-KGN
海水温 : n.a.
釣 果:タチウオ x 10
同行者:単独

前回は、肝心要のドジョウを自宅に忘れて来たと思い込み、たまたまバッカンに入っていたDAIWAリアル・ドジョウを使ってお茶を濁さざるを得ず、何とも締まりのないドタバタ劇を演じてしまった。
今回は、同じ轍を踏むことのない様に念入りに持ち物を確認して、MHR-KGNに赴いた。

現地到着は、18:36頃。
岸壁には、前回と同じ様にアングラーの姿は、釣り終わって自転車に乗り込もうとしている地元の年配者以外全く見えない。その御仁に結果を尋ねると、アジが1匹しか釣れず、暑さと貧果続きで誰も出て来ない・・・とのこと。

今回も釣り座を構えるポイントは選り取り見取りだが、26番スポット付近に決めて準備を始めた。

今回使用するロッドは、飛距離を重視してスピニング・ロッドのSephia S809M/Fを選択し、仕掛けは、太めの1.0号のPEラインスパーク・テンヤの11gを組み合わせたものにし、刀狩りでは付き物のケミホタルは2個使うことにした。
と云うのも、海は大潮の下げ3~4分だが、潮位が高いためテトラ帯の殆どが海中に没していて見えず根掛かりが怖い。そのために、仕掛けが何処にあるのかはっきりと把握しておく必要があるので、いつもは1個しか使わない50サイズのケミホタルを今回は2個使用することにして視認性を上げることにした。

19:10頃、キャスティングを開始。
日没後約30分経過している時間帯なので、周囲が薄っすらと暗くなって来ており、雰囲気は申し分がない。風は斜め左後方から少々強めに吹いて来ているが、刀狩りには殆んど問題はなく、寧ろ、暑さ凌ぎになって有り難い。

前回は入釣した途端に反応があったが、この日は何も反応はなく、気長に回遊して来るのを待つしかない。それでもいつ何時反応があるかも知れず、油断なくキャスティングを続けた。しかし、音沙汰はない。

キャスティングを開始して30分程経った頃、隣りの24番スポット付近が気になったので、移動してみた。そしてキャスト後いつもの様に軽くリフト&フォールを繰り返していると、それまでとは違った違和感が伝わって来た。
オッ、ここに居る!!
仕掛けを回収してドジョウを見ると、背中がスパッと切れておりタチウオの仕業であることを確信。
良し、次こそは・・・と集中して反応を待った。すると予想通り反応が返って来る。しかし、合わせが決まらない。それでもキャストの度に反応がある。
こうなると遊ばれてる様な気になって何とか掛けてやろうと熱くなるのはアングラーの性で、何度か空振りを繰り返した後、何とかこの日の口開けの1本をゲット。時刻は19:45のことで、サイズはギリギリ指3本と若干物足りなさはあったが、狙って獲った今シーズン幕開けを飾る1本で嬉しさも一入と云った所。

気を良くして後続を狙ったが、反応がなくなっていたので、元の26番スポット付近に戻ってキャスティングを続け、20:022本目をゲット。サイズはやはり指3本シーズンに入ったばかりなので、こんなものだろうと思いつゝキャスティングを繰り返していた。
すると、やがてキャストする度にズン、ゴツッetcと反応が返って来る様になって来た。所が、オッ!、ウッ!と声は出るがどうしても合わせ切れず切歯扼腕
結局、この時間帯には20:1020:1220:15と連続してゲット出来たが、実際にはそれよりも遥かに多い反応があった。どうやら付近にはタチウオが集結していたと見えタチウオドジョウを喰う反応ばかりでなく、テンヤタチウオの身体に触れる感触も加わっていたのだろう。

やがて、タチウオの群れは何処かに去って行き饗宴が終わって状況は落ち着いたが、こうなると何も反応が返って来ないのは物足りない。
それでも、キャスティングを続けていると、時折、反応は返って来る。群れは去ったが、単独行動のハグレたタチウオがウロウロしている印象。そこで、26番スポット付近を中心にして24番、28番スポット付近を行ったり来たりしながら、忘れた頃にポツポツと返って来る反応を拾うことにして、21:499本目タチウオをゲット。

時間的にも間もなく22:00になる頃であり、テンヤにセットしたドジョウもボロボロになっているので、StopFishingとしようとも考えたが、ツ抜け目前なので、もう1本追加して何とかツ抜けを達成したい。
そこで、前回使ったリアル・ドジョウをセットしているテンヤを取り出して、延長戦を試みた。その結果、22:15、追加に成功して見事にツ抜けとなり、意気揚々と引き揚げて来た。

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19:45 1本目
20:02 2
20:10 3 ノータッチ・リリース
20:12 4
20:15 5 ノータッチ・リリース
21:05 6
21:26 7 ノータッチ・リリース
21:46 8 ノータッチ・リリース
21:49 9
22:15 10 ノータッチ・リリース

 

2025年釣行記(49) – TC

2025年 Touching 釣行記

日 時:08月05日(火) 19:20~22:10
潮回り:中潮
(↓↑) 150→139→140cm
場 所:MHR-KGN
海水温 : n.a.
釣 果:タチウオ x 1
同行者:単独

昨日の月曜日は南風だが9~10m/sの強風のため釣行を見送り、6m/sと若干弱くなった火曜日のこの日に釣行することにした。
しかし、何を狙うか・・・・?
KMI’sアジは調子が落ちて来ており、HGS-OGSMマゴチを狙うには風向きが悪い上に強過ぎる。しかし、MHR-KGNであれば南寄りの風は背後から受けることになるため、多少強くても何も問題はない。
と云う訳で、MHR-KGNタチウオ調査をすることにした。

現地到着は18:30頃。
いつもの場所に車を止めてドアを開いて一歩外に出た途端、モワーとした暑さが纏わり付いて来て一気に汗が吹き出して来る。
そんな暑さをものともせずに、キャリヤーにクーラーやバッカンを積み込んで岸壁に出てみると、アングラーの姿が見えない。連日の40℃超えの猛暑・酷暑を避けて自宅に引っ込んでいるのかも知れないが、どんな時でも一人二人のアングラーは居るのに全く見えず、何となく不安な気持ちになって来る。

キャリヤーをゴロゴロと引っ張って誰も居ない岸壁を進んでMHR-KGN刀狩りをする際には好んで入っている24番スポット付近に到達し、釣り座を構えて準備に入った。

所が、ここで大失敗が発覚!!
何と、肝心のドジョウがクーラーの中に見当たらない。
小生の刀狩りドジョウ・テンヤの引き釣りスタイルなので、これでは釣りにならない。我が眼を疑いつゝ再度クーラーの中を見たが、やはり見当たらず、思い返しても自宅でドジョウをクーラーに入れた場面が思い出せない。
やっちゃった!!
この期に及んで釣りを諦めて引き返すのも詰まらないが、ドジョウがなければ仕方がない。と云って、引き返すにしてもこの時間帯であれば、途中で渋滞に巻き込まれることは避けられない。
何か手はないかと思いつゝバッカンをひっくり返してみた。すると、DAIWAリアル・ドジョウがセットされた快適波止テンヤSSSと片目の取れた11gのスパーク・テンヤが出て来た。リアル・ドジョウ刀狩り引き釣りで始めた頃にかったワームだが、実績どころか出番も全くなく、バッカンの肥やしになっていたものだが、これで時間潰しが出来ると考えて、準備を再開した。

先ず、快適波止テンヤSSにセットされているリアル・ドジョウスパーク・テンヤの11gにセットし直して、BlueCurrentⅢ 82/Bのロッドを手に19:20頃、時間潰しのキャスティングを開始した。

すると、その1投目でいきなりコンコンと反応が返って来た。
ベイト・ロッドを使う場合の最初の2~3投はブレーキ調整が目的で、しかも今回はドジョウならぬドジョウもどきのワームを使った時間潰しが目的だったので、完全に予想外の事態。そのために、全く手が出せず見送ってしまったが、いきなりの反応に大失態をやらかしたことも忘れて、キャスティングを繰り返したが、それっきり。

その後は誰も居ない22番スポット付近や26番スポット付近を行ったり来たりしてタチウオからの反応を待ったが、時々コツと反応があるだけで喰い込むまでは行かない。本物のドジョウだったらどうだろう?とどうしても思考方向はそちらに行ってしまうが、ない物はどうしようもない。

アクションを付けずにタダ巻きにしたり、フォールを長めしたり、リフト&フォールのピッチを替えたりと、色々と試してみたが反応が返って来ない。ドジョウを忘れて来ていなければ、テンヤの重さを替えたりもしただろうが、それも出来ない。
そこで、今度は狙う層を深めにして見た。余りテンヤを深く沈めると岸壁から10m程の所に配置されているテトラ帯の餌食になってしまうが、背に腹は代えられない。根掛かりしない様に注意をしながら軽くリフト&フォールを繰り返していると、ジワーとした重さが伝わって来た。タチウオであれば強く締め込む独特な引きがある筈だが、それはない。ロッドを煽ればジワーと上がって来るが、ロッドを下げればまたジワーと戻って行く。まるで高切れをした誰かのラインが掛かっている様で、仕掛けが足許にまで戻って来るまで、そう思っていた。
所が、足許に戻って来た仕掛けを覗き込むと、白く輝く細長い魚体が目に入って来た。
アッ、タチウオだ!!
抜き上げた獲物は指2.5本程度のベルト・サイズだったので、写真も撮らずにノータッチで海にお帰り願った。時刻は20:33のことで、渋滞も収まった頃なので引き上げても良い時間だったが、これに気を良くしてもう少しやってみよう!

しかし、後続はなく21:00になった所で片付けに入った。
そして、クーラーやバッカンをキャリヤーに積み込んで歩き出した時、ここまでやったんだから、もう少しやってみれば・・・と悪魔の声が聞こえて来た。
この種の誘惑には全く抵抗力のない小生は直ぐその気になり、26番スポット付近に立ち位置を替え、ロッドもスピニングのSephia S809M/Fにして、改めて刀狩りを始めた。

しかし、26番スポット付近や24番スポット付近では全く反応が得られず、22番スポット付近で針掛かりさせられずに終わった反応が1回あっただけで、延長線は敗退し、22:10頃、StopFishingとした。

所で、家に置き忘れたドジョウだが・・・・。
自宅に帰り着いて冷蔵庫の冷凍室をみると置き忘れた筈のドジョウがない。
エッ、嘘だろう!
ドジョウは何処に行った?
と思いつゝクーラーに入れておいた保冷剤を冷凍室に戻していると、何と保冷剤の下からドジョウの入ったジップ・ロックの袋が出て来た。
どうやらドジョウはちゃんとクーラーに入れて現場に持ち込んでいたにも拘わらず、保冷剤の下になっていたため見付けられず、クーラーに入れた場面の記憶がすっかりなかったので、てっきり忘れたとばかり思っていた。
クーラーに入れた記憶さえあれば、現場ではもう少し念入りに探して見付け出していただろうが、記憶がなかったのでてっきり入れ忘れたと思い込んでいた。
古い記憶は残っているが、新しい記憶がないと云うのが認知症の症状だとのこと。とすると後期高齢者の小生にも認知症の気が出て来たのかも・・・。

 

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