※ 月別アーカイブ:12月2006 ※

釣行記(31)

2006年

潮回り:若潮  場所:網代・伊東  釣果:ナシ 同行者:単独

今年と云うか来年と云うか、兎に角この正月休みは曜日の関係でたった5日しかない。
年明けの2?3日は、息子が孫を連れて来る予定だし、元旦から竿を担いで行く訳にも行かない。
となると今日しか残されたチャンスはない。潮周りは余り良くないが、行くっきゃない・・・。
と云うことで、3時過ぎに家を出て一路網代へ。
今年も暖冬とのことで、この所暖かい日が続いていたが、今朝は今冬一番の寒波が来たとかで冷え込むとの予報。果たして車載温度計は-0.5度を記録。潮周りに加えてこの冷え込みじゃ、やはり暖かい布団に包まって居た方が良かったか、何て考えが頭を掠める。
網代には5時少し前に到着。防波堤を見ても釣り人の姿はなさそう。喜び勇んで防波堤に登ると左後ろから可也強い風。
さてどうするか?貸しきり状態だからラインが風に吹けてもポジションは自由に替えられるので、暫くキャスティングを繰り返している内に根掛りし、リーダーの少し上で、プツンとライン・ブレイク。システムを組み直している内に風は益々強くなって来たので新しい防波堤に移動。しかしここでも横からの風は変わらず、7時頃に網代を諦めて伊東に移動。
伊東では過去に2度の実績があるテトラに乗ったが、ここでも風の強さは変わらず。
エギンガーは小生以外にも何人か入っているが、どうも状況は芳しくなさそう。
9時頃から風も弱くなり暖かい日差しに、期待が膨らんだが状況は変わらず、逆に睡魔が・・・。
それでも眠気を堪えて10時頃まで粘ったが、ついに、眠さに負けてStopFishing。
今年は、2月に骨折したのを皮切りに良い思いでは結局出来なかった(涙)。
来年こそは・・・・。

釣行記(30)

2006年

潮回り:小潮  場所:八丈島  釣果:ナシ 同行者:単独

出張で八丈島に行くことになった。どう見ても仕事は午前中で終わり。帰りは早い飛行機でも16:10。となれば、午後からは自由時間。こんな絶好の機会を逃す手はない。
と云うことで、防寒着やロッド、エギなどをボストンバッグに詰め込んで、準備万端。
仕事の荷物よりもズット多くなってしまった釣り用の荷物を肩に担いで、未だ暗い午前6時に家を出発した。
結論から云うと、駄目。
八丈島行きを決めた時の天気予報では「晴れ」だったのに、その日が近付くに連れて「悪く」なり、昨日の予報では「曇り時々雨」。
それでも、何とかなるかも知れないと期待を抱きつつ羽田に着いて見ると、八丈島の視界が悪ければ引き返すことがあるとのアナウンスが盛んに流れている。
ウッ。そんなに天候が悪いの?
それでも飛行機は予定時刻通りに離陸し、八丈島上空に差し掛かると、機長から視界が悪いので上空で旋回して天候の回復を待つとのアナウンス。確かに機体はガクンガクンと揺れるし、窓から外を見ても窓ガラスが曇った様に真っ白で、全く視界が利かない
着陸予定時刻を15分程過ぎた頃に、着陸態勢に入るとのアナウンス。揺れながら低い雲を付き切ると、辺り一面ウサギが跳び回っている。
着陸後、レンタカーに乗り込んだ辺りで、今度は横殴りの雨。ワイパーも利かない程。
それでも、予定の仕事をこなしている内に、何とか雨だけは上がり、所々、雲の切れ目から青空が覗きだし虹さえ出て来た。そうなると、萎んでいた期待が再度膨らみ出したのは云うまでもない。
さて、午後1時過ぎにやっと仕事が終わり、神湊港に向かうと。強い風がまともに吹き付けて来ており、大きなうねりが打寄せ、当然、誰も釣りをしていない。
早々に諦めて風裏となる八重根港に転進。こちらでも風の強さは変わらないものの、岸壁の先端ではフォローになる。しかし、その様な場所には当然釣り人が入っていて、気の弱い小生はその間を割って・・・なんて出来る筈がない。
他に入れそうな場所を求めて、カーナビを頼りにウロウロして見たが結局見付けることは出来ずに、予定より1本早い便で帰京して来た。

釣行記(29)

2006年

潮回り:中潮  場所:網代  釣果:ナシ 同行者:た?ぼさん一家

翌日の12日に出張で八丈島行きのため5時起きとなるし、行っても結果が出そうもないので、11日の釣行は躊躇していたが、た?ぼさん一家も勢揃いしているとのことなので、又々、出掛けた。
前回は一睡もせずに釣行したが、流石にこの歳での完全徹夜は骨身に堪える。
今回は仮眠を取って、夜中の出発とした。
現地には、丁度2時に到着。
早速、防寒着を着込んで防波堤行くと、手を振って合図を呉れるた?ぼさん。皆さんに挨拶をして防波堤に登ると、流石にこの高さ、下では余り感じなかった風が、左から右に吹いている。
ラインをシンキング・タイプに替えてキャスティングをするが、この高さと風で膝をついてロッドのチップを下げても効果なし。ラインはアッと云う間に右に大きくふけてしまい、中々着底しそうもない。
と云うよりも、右にふけるラインにエギが手前に引っ張られて来るのだろう。シャクッてもいないのに根掛りが頻発。エギはロストするし、ラインは高切れしてしまうし、全く良いことなし。
先端の漁港側が空いたので場所を替えたが、ここでも音沙汰なし。
周囲が明るくなった頃、た?ぼさんの彼女がカマスを上げたのを見て、ジェット天秤を借りて小生もカマス狙いに変更。2匹を釣った所で、この反応もなくなったのでStopFishingとした。
それにしても、頂いた熱いスープやコーヒー、加えてシーチキン巻きの美味しかったこと。
本当にご馳走様でした。

釣行記(28)

2006年

潮回り:大潮  場所:網代  釣果:ナシ 同行者:た?ぼさん一家

満月の大潮。天気予報では晴れ、そして風は微風。この所、週末になると雨が降っていたが、絶好のアオリ日和。
夜中の12時頃に着けば良いと、横になって見たものの、今回は、た?ぼさんと1年振りで再会する予定もあってか、目が冴えてしまって、眠れやしない。仕方がないので21時過ぎに出発。
23時半頃に現地到着。月明かりに防波堤を透かして見ると3?4人の人影が見える。
早速、防寒着を着込んでの釣り支度。防波堤にまで来て見ると、少し風がある。しかも横風。やってやれないことはないが、高い釣り座はどうしても風の影響が出易い。
しかし、今日は満月の大潮で条件としては最高。漁港側でも出る筈と考え、ロッドを繋ぎラインを通しエギを結んで、ふと右前方を見ると、短い防波堤には人影がない。しかも、そこはフォローの風になるし、前回の偵察の結果、結構沢山の墨跡もあったので、迷わず移動。
ここは高さも程良く、釣り易そう。
キャスティングの開始。風は思った通りのフォロー。しかし潮が流れているのか、ラインが右から左にふける。
斜め右、正面、斜め左とアオリからのラブ・コールを期待しながら扇状にキャスティングを繰り返す。
夜中の12時を廻った頃だったか、1台の車が漁港沿いの道路に入って来た。どうもた?ぼさんの車の様だが、遠目には番号も読めない。暫くして携帯を掛けると、既に竿を出しているとの返事。ヘッド・ランプを振って貰うと、高い防波堤の先端付近でLEDの白い光りが右に左に揺れている。
移動することも考えたが、風向きも変化がないのでもう少し様子を見ようとそのままキャスティング。しかし、潮がかなり上げて来ているにも拘らず、アオリからの信号は相変わらず感じられない。同じ防波堤の後ろ向きにキャスティングも試して見たが、ノー感じ。
あれも駄目、これも駄目、さてどうするか? と考え始めた頃、前方の高い防波堤の先端内側に空きが出来た様なので、とうとうた?ぼさんに会うために移動。高い防波堤の先端に陣取っているた?ぼさんに様子を聞くと、「今日は状況が良くない」が、た?ぼさん本人は2杯、お母さんが1杯の釣果。お父さんはライン・トラブルが続きエギを5個奉納したとのこと。
下に戻ってキャスティングの再開。
しかし、状況は相変わらず。音沙汰なしが続く内に緊張感も飛んで行ってしまい、眠気が強くなって来たので、車で一休み。いつの間にかぐっすりと眠り込んでしまい、気が付けば、すっかり夜が明けていた。
気分を新に再開。先週、今季初のアオリをゲットした時刻になったが・・・。
結局、8時頃にStopFishing。
た?ぼさんご一家に挨拶をして引き揚げた。
アオリが居ないのか?
居てもエギに興味を示さないのか?
興味を示す様なエギの動きになっていないのか?
シャクリ方が悪いのか?
エギはちゃんと着底しているのか?
何が悪いのか、良く解からぬが、肩から先に問題がありそうなことだけは解かる。