※ 月別アーカイブ:6月2019 ※

2019年釣行記(43) – LEG

2019年 Eging 釣行記

日 時:06月26日(水) 18:20~23:00
潮回り:小潮(↑)
場 所:南端
釣 果:ケンサキイカ x 1
同行者:YGWさん

梅雨の真っ只中で、来る日も来る日も曇りや雨のうっとおしい日々が続き、今週も木曜日から来週の週央に掛けて傘マークのオンパレード。そんな中でも、唯一、水曜日の26日だけが梅雨の中休みで雨の心配はないとのこと。所が、雨は降らないが、風は南南西でDKKでは6m、南端では4~5mとかなり強く吹く予報になっていて、雨も風もない状況は望むべくもなく、あちら立てればこちら立たず状態。
と云う訳で、DKKにするか南端にするか迷っていたが、前回はDKKでのアジングだった上、YGWさん南端でのメトウ調査に行きたいと云っていたことも考えてメトウ調査を提案。そして、18:00頃、現地で落ち合うことにした。

15:40頃、自宅を出発し、現地到着は17:40頃。
YGWさんの到着まで少し時間があるので、岸壁に出て風の具合をチェックすると、かなりどころか非常に強くて、とても釣りにはなりそうにもない程。DKKにすれば良かったかと思いはしたが、ここまで来てしまった以上、取って返すことも出来ない。兎に角、YGWさんと相談するしかない。
程なくして到着したYGWさんと相談し、風を正面から受ける場所ですることに。そして、道具を手にその場所に行って見ると、幸い、背後に高い建物があるお陰で、風当たりが他の場所よりもかなり弱くて、充分釣りになりそう。

YGWさんアオリ狙いで、小生は、今回もNSL-S702UL/BFのロッドにアオリーQ 1.6のエギを組み合わせてメトウ狙いで、18:20頃、キャスティングを開始。

しかし、アオリからもメトウからもコンタクトはない。
陽が沈み徐々に光量が減って来て、如何にもと云った雰囲気になったが、相変わらず全く音沙汰がなく、堪らずYGWさんはお気に入りの場所方面のチェックに遠征。

時刻は定かではないが、辺りはすっかり暗くなっていたので、19:30頃のことだったと思う。アオリとのコンタクトが出来ずに戻って来て、隣りでメトウ狙いに切り替えたYGWさんが、遂にメトウをゲット。
棚は底ではなく中層だとのこと。
直ぐに、倣って中層を通してみたが、小生にはコンタクトがなく、YGWさんにも後続がない。メトウは群れで回遊している筈だが、シーズンの走りで群れが小さいと見える。

それから暫くの間、並んでしゃくっていたが、続かないアタリに業を煮やしてYGWさんは岸壁の角に移動。その付近は、停泊していた尾鷲の漁船のライトに照らされて昼間の様に明るくなっており、潮通しも良いポイント。しかし、風の通り道になっていて強い風が抜けて行くので、小生には到底手に負えない場所。そんなポイントで、強風をおしてしゃくっていたYGWさんが2杯目のメトウをゲット。しかし、後続がない。

ポツリポツリとでもアタリがあれば、良いのだが、余りにも気配がないため、ややもすると集中力が切れてしまい、根掛かりすることは良くあることで、この日は2度もエギを奉納する始末。

そこで、気分を変えるために、立ち位置を横に少しズラし、根掛かりを注意しながら、足許でバーティカル・エギングをしていると、またもや根掛かりの気配。
注意していたのに・・・。
実釣開始以来アタリがない状態が続いていた上に、根掛かりの連発では、正に加えて踏んだり蹴ったり。少し腹立ち気味にロッドを煽って見ると、何か動く気配がある。
根掛かりじゃないの?
ひょっとしてタコ?
暗い海面に姿を見せたのは、メトウにしては大きなサイズのイカで、YGWさんによればケンサキイカとのこと。
時刻は丁度22:00頃。
本命のメトウではないものゝ10本足の軟体動物に変わりなく7連続完全試合を喰う所を辛うじて回避出来、ホッとした次第。

その後は、又々、何もコンタクトがないまゝに時間が過ぎ、23:00頃、StopFisningとして、帰路に着いた。

例年、梅雨と共に回遊して来ると云われているメトウイカだが、前回の地元メトウ師の云う様に今シーズンは遅れているのだろう。とは云え、メトウが来始めていることは、確認出来たので、本格的な回遊が見られるのも時間の問題。とすれば、暫く通ってみる価値はありそうだ。

2019年釣行記(42) – AJ

2019年 Ajing 釣行記

日 時:06月24日(月) 18:20~24:00
潮回り:小潮(↑↓)
場 所:DKK
釣 果:アジ x 10、マゴチ x 1、ワニゴチ x 2
同行者:YGWさん

この所、空振り続きでフラストレーションが溜まっていたので、24日の月曜日にはDKKでアジングをしようと考えていた。所が、予報では、朝から夜まで終日、傘マークが並んでいる。梅雨なので、当然と云えば当然だが、どうにも諦めが付かない。と云う訳で、何度も何度も予報をチェックしていると、時間の経過に連れて傘マークが徐々に少なくなって、どうやら天気は回復傾向にあるらしい。そして、当日になった24日の昼前の予報では、夕方には晴れマークが付いている。
こうなると、何も迷うこともなく、DKKでのアジングをすることに決め、その旨YGWさんに連絡して、18:00頃に現地で落ち合うことにした。

17:20頃、自宅を出発。現地到着は約束通りの18:00。
先着していたYGWさんと連れ立って岸壁に出て見ると、昼過ぎまで雨が降っていたせいか、先行者はタコ釣りの地元アングラーが一人だけ。風は斜め右前方の南東の風だが、それ程強くはない、と云っても、それ以上強くなると、小生は少々持て余すと思われる位。それよりも気になるのは、空模様で、予報では晴れマークに変わったにも拘らず、空にはどんよりとした黒い雲が一面に広がっている。

最奥のお気に入りの場所には、水溜まりが出来ているので、一人分中央に寄った所に並んで釣り座を決めて、小生は準備に取り掛かり、YGWさんは早速キャスティングを開始。
すると間もなく、あたった
見ると、YGWさんがロッドを大きく曲げて魚とのやり取りをしている所で、かなりの大物が掛かった様子。しかし、次の瞬間には、一伸しされて、残念ながらライン・ブレイク。正体は判らないが、黒鯛ではないかとのこと。

小生が持ち込んだロッドは、今回もSoare改の1本だけ。そのロッドに1.0gのJHでキャスティングを始めたのは18:20頃。

水は、曇り空で光量がないためかも知れないが、赤茶色に濁って見える。
アジングに悪い影響がなければ良いがと思いながら、1投、2投、3投・・・・・。
心配した通り、アタリがない。
これまでも群が回って来る時刻は、20:00頃や21:00頃だったので、時間的にまだ出ないだろうと思いつゝも、やはり、何となく不安になって来る。

その内、YGWさんは小さなマゴチを掛け、本命のアジも掛けたが、もう一つテンポが良くない。

18:50頃、小生にも待望のアタリがあり、反射的な合せも決まって寄せに入ると、思いの外トルクのある強い引きで、ドラグを鳴らしてラインを引き出して行く。しかも首を振っており、本命のアジではなさそう。

小生にも黒鯛が来たのかと思いながら、やり取りをして、何とか浮かせた所で、正体を確かめるとその主は写真のマゴチ。しかし、0.25号のエステル・ラインでは抜き揚げることも出来ず、YGWさんに玉網入れして貰ってやっと確保出来た次第。
アジングに来ているので、外道には違いないが、現場での手尺計測で40cm強(自宅計測結果は43cm)の立派な獲物に、取り敢えずお土産の確保に成功し一安心と云った所。

しかし、本命のアジからのコンタクトは、ないまゝに時間が過ぎて行き、この日、最初の本命をゲットしたのは19:30頃。

イヨイヨ、群れが回って来たと次のアタリを期待したが、何の反応もなく、交通事故の様なもの。

20:00を回り、21:00を回っても状況は一向に変わる気配を見せず、忘れた頃に単発で来るアタリを拾うしかない状況。

満潮時刻の22:30を過ぎ、潮が下げに入っても、この日はアジの群れが寄って来ることもなく、流石のYGWさんもお手上げ状態。増してや小生にはどうすることも出来ず、24:00まで粘って何とかツ抜けは達成出来た夜だった。
しかし、この様な貧果にも拘わらず、間近でYGWさんが苦労しているのを見ているだけに、小生が釣れなくても当たり前とフラストレーションを余り溜めることもなくStoFishingと出来たのがこれまでとは違っていた。

2019年釣行記(41) – LEG

2019年 Eging 釣行記

日 時:06月20日(木) 19:00~22:40
潮回り:中潮(↑↓)
場 所:南端
釣 果:ナシ
同行者:単独

6月も中旬過ぎになって、ソロソロ、メトウイカが出始めても良い頃。
緑のアイシャドウの可愛娘ちゃんには見向きもされなかったので、小さなイカならばどうかと調査に出掛けることにした。

現地到着を18:00頃に予定して、自宅を出たのは16:40頃。
所が、順法精神旺盛な軽トラに先導されたこともあってか、渋滞に掛かった訳でもないのに、現地に到着したのは日没時刻間際の18:40頃。

急いで、道具を担いで岸壁を進み、空いていた先端近くの5番街灯付近に道具を降ろした。小生の沖側の隣りには、地元のメトウ師が3人並んで、長い竿を出しており、メトウイカのシーズンも始まっている模様。
久し振りに、あのヌメーッとしたアタリが楽しめる。
自然に期待が膨らんで来る。

キャスティングを始めたのは19:00頃。
ロッドはNSL-S702UL/BFにエギはアオリーQ 1.6の組み合わせ。
日没時刻を過ぎたばかりの時間帯で、まだ周囲は明るいので、取り敢えずボトムを取ろうとカウントを取っていると、20にも達していないのに、正面にキャストした筈なのに、ラインが斜め左に伸びている。風は強くはないが右から左の北寄りなので、風の影響かと思ったが、どうやら潮に流されているらしい。そこで、風上となる右手45度にキャストしたが、戻って来るのは左45度からで、かなり潮の流れが速い。エギをディープ・タイプに替えてみても殆ど変わりがなく、遂には隣りのメトウ師とお祭りする始末。

仕方がないので、底取りを諦めて中層を流してみたが、コンタクトは全くない。

こうなると潮が緩むのを待つしかない。
と思いながらキャスティングを続けていると、メトウ師の一人が対岸に移動して行き、地元のオッチャン連中も苦労している様子。

余りに気配がないので、隣りのメトウ師に様子を訊ねたが、
今年は、良くない。地元なので殆ど毎晩来ているが、まだツ抜けも出来ていない。この分で行けば、7月にならないと群れが入って来ないかも知れない。
とのこと。

このメトウ師は22:00を回った頃に引き揚げて行き、気が付けば岸壁に只一人残された格好。
それでも、22:30頃まで、惰性のキャスティングを続けたが、交通事故もなく、22:40頃にStopFishingとして、スゴスゴと帰路に着いた。

2019年釣行記(40) – EG

2019年 Eging 釣行記

日 時:06月17日(月) 03:30~12:40
潮回り:大潮(↑↓)
場 所:KBRT-TB
釣 果:ナシ
同行者:YGWさん

先日、雨のために流れてしまったYGWさんとのコラボ・エギングだが、改めてKBRT-TBで出来ることになった。
KBRT-TBは、エギングにドップリと嵌っていた時期にも、行きたいと思いつつもその機会がないまゝだった憧れの釣り場で、しかもYGWさんのエギング・テクを隣りで間近に拝見出来るまたとないチャンス。

KBRT-TBまでは独りでも辿り着けるが、駐車場所などについては不案内なので、途中のパーキングで01:30頃に落ち合った後、YGWさんの先導で現地に向かうことになった。
待ち合わせの場所までは1時間半と想定したが、夜中の移動とは云え事故渋滞もあり得るので、15分余裕を見て23:45に自宅を出ることにした。そして今回の釣行は、徹夜に近い状態になることから、少しでも休んでおこうと、22:00前に床に入った。所が、遠足の前日の子供の様に興奮してなかなか寝付けず、ウトウトしただけ。
自宅でウダウダと時間を潰したが、結局、待ち合わせ時刻より2時間も前の23:30には車を走らせていた。時間は充分過ぎる程あるので、ゆっくりと走ったが、こう云う時に限って信号の巡り合わせが極めて良くて、信号待ちは殆どなく、しかも、事故渋滞もなかったので、パーキングには00:40頃到着してしまった。

01:20頃、YGWさんの先導で、パーキングを出発。
この行程も順調で、KBRT-TBには予定時刻の1時間も前の03:00過ぎに到着してしまった。
直ぐに様子を見に行った所、小生の想像よりも規模の小さな突堤で、中央より先端方向には、日曜日の深夜(月曜日の早朝)にも拘わらず、既に数人のアングラーが入っており、下手をするとアブれかねない。そこで、道具を取りに戻って、取り敢えず場所を確保することにした。

YGWさんによれば、緑のアイシャドウの可愛娘ちゃんが来るのは、5:00を回ってからなので、早過ぎるとのことだが、道具を持って岸壁に立っていて何もしないでいる訳にも行かず、4:00前から様子見のキャスティングを開始した。

エギはYGWさんに倣ってシャロー・タイプにしたが、20~25カウントで根掛かってしまう。しかし、ラインをグイッと引っ張るとズルリと海藻が抜けて来る。
その海藻をよく見ると、沢山の気泡が付いているので、海底から立ち上がっているホンダワラの類だろう。ホンダワラがアオリイカの産卵床になっているのかどうかは定かではないが、少なくとも海藻があればベイトが居るし、ベイトが居れば可愛娘ちゃんも居ておかしくはない。

日の出時刻の4:30を回って背後の山蔭から太陽が顔を出して、すっかり周囲が明るくなり、YGWさんの云う5:00が近付いて来るにつれ、期待がドンドン大きくなって来るが、音沙汰がない。
アオリイカの場合は、何の前触れもなく、いきなりドンと来ることが多い。従って、油断せずキャスティングを続けていることが肝要と自らを鼓舞していたが、時間の経過と共に徐々に気持ちが落ちて来て、ひょっとすると、今日も駄目かも知れないと弱気の虫が頭をもたげて来てしまう。

06:30を回った頃、遂にYGWさんは一休みをすると云って車に戻ってしまい、小生は居残ってキャスティングを続けることに。勿論、YGWさんが休んでいる隙に、1杯掛けて悔しがらせてやろうと云う助平心があったのは、云うまでもない。
07:00頃、そんな気持ちを抱きながらキャスティングを続けている小生をあざ笑う様に、小さな漁船が2艘現れて、目の前で網を打ち始めてしまった。しかも、悪いことに、丁度、エギの着水点。
これでは、キャスティングが出来ない所か、折角寄って来た可愛娘ちゃんも怯えて逃げて行ってしまう。
これで、辛うじて繋がっていた気持ちも切れてしまって、小生も一旦引き揚げて休むことに。

シートを倒してウツラウツラしている内に暑さで目が覚め、YGWさんの様子を見行ったりを何度も繰り返し、落ち着かないまゝ時間を過ごしていたが、その内、フッと寝てしまったのだろう。気が付くとYGWさんの車はもぬけの殻で、遠くの突堤には黒い服装のアングラーの姿が見える。目の悪い小生にはしかとは判らないが、どうやら眠りから覚めたYGWさんらしい。

ロッドも持たずに確かめに行くと、やはりそのアングラーはYGWさんで、アタリは依然としてないとのこと。

時刻は、11:00頃で、陽は高くドピーカンに晴れ渡って、潮位は最も低い大潮の干潮とあって、小生には全く釣れる気がしない。しかし、YGWさんによれば、干潮でも充分に可能性があるとのこと。他の場所に移動することも相談したが、最終的にもう少しKBRT-TBで頑張ることに。

そこで、仕切り直しのキャスティングを再開したが、気持ちがどうしても入らない。

どうやらこの日は、可愛娘ちゃんのご機嫌が良くなることはなくロッドが曲がっている所を見たのは2度だけ。
一度目は、小生達の到着前からシャクリ続けていたエギンガーが、突堤の先端に移動して間もなく、アオリイカを浮かした所。二度目はYGWさんの沖側の隣りのヤエン師が、ロッドを曲げてやり取りをしている所。

二人で相談の上13:00まで頑張ることにしたが、流されて来たゴミでキャストも出来なくなったのを機に、12:40頃StopFishingとした。

これで、アオリ・エギング5連敗。しかも、その全てがアタリさえもない完全試合ばかり。アオリ・エギングは、アジングやメバリングと違って、元々何杯も掛けられる釣りではないことは、充分に承知しているが、それにしてもパーフェクト・ゲームばかりと云うのは、如何にも悔しい!
次回もアオリ・エギングで可愛娘ちゃんの顔を見るべく粘って見るのか、それとも諦めて他に切り替えるのか、今の所決め兼ねているのだが・・・・・。

2019年釣行記(39) – AJ

2019年 Ajing 釣行記

日 時:06月13日(木) 18:00~23:30
潮回り:若潮(↓↑)
場 所:DKK
釣 果:アジ x 21、カサゴ x 2
同行者:単独(NGHMさん、INUEさん)

先日のDKKアジングでは、漸く時合が来て、さぁこれからだと云う時になって、それまでのポツポツだった雨が酷くなって来てしまった。雨には人一倍弱い小生も、それまでは何とか我慢をしていたが、これには堪らず、泣く泣く引き揚げて来ざるを得なかった。梅雨の最中のことなので、仕方がないことだが、何となく中途半端な終わり方でモヤモヤしたものが残ってしまい・・・・。
そんな状況だったので、南寄りの風が4~5mと強いが、久し振りに雨の心配がない予報を見ては、ジッとしていることなど出来る訳がない。前回から中1日しか経っていないが、再度DKKに行くことにした。

前回と同じ17:00少し前に自宅を出発。
そして、17:40頃、現地に到着して驚いたのは、駐車している車の多さで、皆さん、考えることは同じで、梅雨の中休みを狙って出撃された様子。

これじゃ、アブレルかも知れない。
道具を手や肩に岸壁に向かった所、入り口で思わぬ人から挨拶を受けた。その御仁はNGHMさんで、訊けば、入る場所がないのでここに入ったとのこと。
久し振りに会う挨拶をしながら、岸壁の奥を見通すと、NGHMさんの云う通り木の枝が張り出してロッドを振るのに支障がある場所を除いて、ズラリとアングラーが並んでいて、とても釣り座を構える場所がない。仕方がないので、NGHMさんに断わって、隣りに入らせて貰うことにした。この場所も頭上に枝が張り出しているが、ロッドが短いので何とか躱せそう。と云っても、本意の場所ではないので、何となく落ち着かない。

キャスティングを始めたのは18:00頃。
今回もロッドはSoare改の1本だけで、JHは強い横風を考慮して若干重めの1.2gにしたが、潮の動きが全くない。ピーカンに晴れた夕方でまだまだ明るい時間帯なので、アタリがないのは当然と云えるが、これで、益々釣れる気がしなくなって来てしまった。

19:30頃、岸壁中央のアングラーが引き揚げて行ったので、その後に移動することに。
頭上に気を使う必要がないだけでも開放感があって気分的には楽だが、相変わらず横風は強く、潮の動きは皆無で、アジのコンタクトはないまゝ。
回って来るのは、これまでの様に20:00頃だろうと思いつゝキャスティングを続けていると、いきなりコンとハッキリとしたアタリ。突然のことなので些か泡を喰ったが、合わせも決まり抜き揚げようとした所、ポチャン。
初獲物をバラしたのは残念だが、居ることが判っただけでもモチベーションは上がって来る。集中力を高めてキャスティングを続けたが、その後はサッパリでカサゴがゲストで来ただけ。

期待の20:00間近になり、ソロソロ来る筈・・・・・。
所が、期待に反して、全く気配が感じられない。こうなると初めて釣り座を構える場所なので、自信がなく、元の場所が気になって来る。そこで、又、NGHMさんの隣りに戻ったが、アタリはまだない由。
小生は、20:00を回っているので、いつアタリがあってもおかしくないとキャスティングを続けていたが、NGHMさんは堪らず奥を偵察して来ると云って奥に向かって行った。

暫くして戻って来たNGHMさんによると、最奥のアングラーが引き揚げて行くとのこと。
これを聞いて一も二もなく最奥に移動することに。

移動し終わったのは21:00頃。
やはり、好きな場所は気持ちも落ち着くし、ここで釣れなければ諦めがつくと云うもので、NGHMさんと並んでアジングを再開して一投目。
するとモゾモゾとした違和感でSoare改を曲げてくれたのは本命のアジ
時間は掛かったものゝ、本日初めての獲物で正直な所ホッとしたが、これまでであれば、余り間を置かず続けてある筈のコンタクトが、この日はない。

JHを重くしたり軽くしたり、何とかアジの気を引こうと悩んでいる所に、INUEさんが登場。NGHMさんの隣りに釣り座を構えたINUEさんは、2投目か3投目で、ドラグ音を響かせ、NGHMさんもポツリポツリだが、獲物を追加しているのに、小生は中々調子が出せない。

時刻は定かではないが、小生の調子が出て来たのは、21:30頃。
INUEさんは0.4gの非常に軽いJHを使っているとのことなので、小生は持ち合わせているJHの中で最も軽い0.6gを使うことにした。しかし、その頃になってかなり弱くなって来ているとは云え、風は相変わらず右から左の横風のため、JHの沈みが遅くなって待ち切れず、ついついロッドを動かしてしまう。そこで、JHを0.8gにして、何とか待てる様になり、同時にアジのコンタクトも感じられる様になった。

小生が、ツ抜けを達成したのは22:30頃。
それに前後して、NGHMさんは一足早く引き揚げて行き、INUEさんと小生の二人で残業することに。

その頃になって、0.8gのJHでアタリが遠くなったら1.0gに替え、1.0gのJHで遠くなったら0.8gに替えて、JHの沈下スピードに変化をもたらす様にしてみた。すると、比較的アタリが続くことが判ったので、以降の1時間はこれを繰り返した。その結果、23:30にStopFishingとするまでに11匹を追加することが出来、終わってみると都合21匹で、入釣してからの3時間を考えると、終わり良ければ総て良しを地で行った様なもの。

ここ最近のDKKアジングでは、出来るだけロッドを動かさない様にしている。と云っても、JHの重みを感じない場合は、無意識の内にロッドを動かしてJHの存在を確認することもある。しかし、これまでに比べて遥かに動かすことは少なくなっている筈。更に、アクションを加える際も極々小さなものに抑えている。
これまでは、アジからのコンタクトがないと、ワームを動かしてアジの関心をかおうとしていた。それでも効果がないと、ついついアクションが大きくなって・・・・。
それに比べると、最近の釣り方は全く正反対になっていると思っている。
これはYGWさんに教えて頂いた方法だが、これによって、ラインに何かが触れた様なカサッ、チッ、モサッと云った本当に小さなアタリが判る様になった。その結果、アジングのこちらから積極的に掛けに行く釣りの面白さを、一際感じる様になった。

今回の釣果も、この方法が功を奏し、これまでであれば取れなかったアタリが取れた結果だろうと思う。

« 古い記事