2019年釣行記(39) – AJ
2019/06/13
日 時:06月13日(木) 18:00~23:30
潮回り:若潮(↓↑)
場 所:DKK
釣 果:アジ x 21、カサゴ x 2
同行者:単独(NGHMさん、INUEさん)
先日のDKKアジングでは、漸く時合が来て、さぁこれからだと云う時になって、それまでのポツポツだった雨が酷くなって来てしまった。雨には人一倍弱い小生も、それまでは何とか我慢をしていたが、これには堪らず、泣く泣く引き揚げて来ざるを得なかった。梅雨の最中のことなので、仕方がないことだが、何となく中途半端な終わり方でモヤモヤしたものが残ってしまい・・・・。
そんな状況だったので、南寄りの風が4~5mと強いが、久し振りに雨の心配がない予報を見ては、ジッとしていることなど出来る訳がない。前回から中1日しか経っていないが、再度DKKに行くことにした。
前回と同じ17:00少し前に自宅を出発。
そして、17:40頃、現地に到着して驚いたのは、駐車している車の多さで、皆さん、考えることは同じで、梅雨の中休みを狙って出撃された様子。
これじゃ、アブレルかも知れない。
道具を手や肩に岸壁に向かった所、入り口で思わぬ人から挨拶を受けた。その御仁はNGHMさんで、訊けば、入る場所がないのでここに入ったとのこと。
久し振りに会う挨拶をしながら、岸壁の奥を見通すと、NGHMさんの云う通り木の枝が張り出してロッドを振るのに支障がある場所を除いて、ズラリとアングラーが並んでいて、とても釣り座を構える場所がない。仕方がないので、NGHMさんに断わって、隣りに入らせて貰うことにした。この場所も頭上に枝が張り出しているが、ロッドが短いので何とか躱せそう。と云っても、本意の場所ではないので、何となく落ち着かない。
キャスティングを始めたのは18:00頃。
今回もロッドはSoare改の1本だけで、JHは強い横風を考慮して若干重めの1.2gにしたが、潮の動きが全くない。ピーカンに晴れた夕方でまだまだ明るい時間帯なので、アタリがないのは当然と云えるが、これで、益々釣れる気がしなくなって来てしまった。
19:30頃、岸壁中央のアングラーが引き揚げて行ったので、その後に移動することに。
頭上に気を使う必要がないだけでも開放感があって気分的には楽だが、相変わらず横風は強く、潮の動きは皆無で、アジのコンタクトはないまゝ。
回って来るのは、これまでの様に20:00頃だろうと思いつゝキャスティングを続けていると、いきなりコンとハッキリとしたアタリ。突然のことなので些か泡を喰ったが、合わせも決まり抜き揚げようとした所、ポチャン。
初獲物をバラしたのは残念だが、居ることが判っただけでもモチベーションは上がって来る。集中力を高めてキャスティングを続けたが、その後はサッパリでカサゴがゲストで来ただけ。
期待の20:00間近になり、ソロソロ来る筈・・・・・。
所が、期待に反して、全く気配が感じられない。こうなると初めて釣り座を構える場所なので、自信がなく、元の場所が気になって来る。そこで、又、NGHMさんの隣りに戻ったが、アタリはまだない由。
小生は、20:00を回っているので、いつアタリがあってもおかしくないとキャスティングを続けていたが、NGHMさんは堪らず奥を偵察して来ると云って奥に向かって行った。
暫くして戻って来たNGHMさんによると、最奥のアングラーが引き揚げて行くとのこと。
これを聞いて一も二もなく最奥に移動することに。
移動し終わったのは21:00頃。
やはり、好きな場所は気持ちも落ち着くし、ここで釣れなければ諦めがつくと云うもので、NGHMさんと並んでアジングを再開して一投目。
するとモゾモゾとした違和感でSoare改を曲げてくれたのは本命のアジ。
時間は掛かったものゝ、本日初めての獲物で正直な所ホッとしたが、これまでであれば、余り間を置かず続けてある筈のコンタクトが、この日はない。
JHを重くしたり軽くしたり、何とかアジの気を引こうと悩んでいる所に、INUEさんが登場。NGHMさんの隣りに釣り座を構えたINUEさんは、2投目か3投目で、ドラグ音を響かせ、NGHMさんもポツリポツリだが、獲物を追加しているのに、小生は中々調子が出せない。
時刻は定かではないが、小生の調子が出て来たのは、21:30頃。
INUEさんは0.4gの非常に軽いJHを使っているとのことなので、小生は持ち合わせているJHの中で最も軽い0.6gを使うことにした。しかし、その頃になってかなり弱くなって来ているとは云え、風は相変わらず右から左の横風のため、JHの沈みが遅くなって待ち切れず、ついついロッドを動かしてしまう。そこで、JHを0.8gにして、何とか待てる様になり、同時にアジのコンタクトも感じられる様になった。
小生が、ツ抜けを達成したのは22:30頃。
それに前後して、NGHMさんは一足早く引き揚げて行き、INUEさんと小生の二人で残業することに。
その頃になって、0.8gのJHでアタリが遠くなったら1.0gに替え、1.0gのJHで遠くなったら0.8gに替えて、JHの沈下スピードに変化をもたらす様にしてみた。すると、比較的アタリが続くことが判ったので、以降の1時間はこれを繰り返した。その結果、23:30にStopFishingとするまでに11匹を追加することが出来、終わってみると都合21匹で、入釣してからの3時間を考えると、終わり良ければ総て良しを地で行った様なもの。
ここ最近のDKKアジングでは、出来るだけロッドを動かさない様にしている。と云っても、JHの重みを感じない場合は、無意識の内にロッドを動かしてJHの存在を確認することもある。しかし、これまでに比べて遥かに動かすことは少なくなっている筈。更に、アクションを加える際も極々小さなものに抑えている。
これまでは、アジからのコンタクトがないと、ワームを動かしてアジの関心をかおうとしていた。それでも効果がないと、ついついアクションが大きくなって・・・・。
それに比べると、最近の釣り方は全く正反対になっていると思っている。
これはYGWさんに教えて頂いた方法だが、これによって、ラインに何かが触れた様なカサッ、チッ、モサッと云った本当に小さなアタリが判る様になった。その結果、アジングのこちらから積極的に掛けに行く釣りの面白さを、一際感じる様になった。
今回の釣果も、この方法が功を奏し、これまでであれば取れなかったアタリが取れた結果だろうと思う。
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