※ 月別アーカイブ:5月2009 ※

2009年釣行記(17)

2009年 釣行記

潮回り:大潮  場所:TKUR、BBUR  釣果:ナシ 同行者:単独

昨夜は豪雨に雷が凄かったが、2:00に起きて見ると雨は殆ど上がっていたので、いつもの様に2:30出発。
途中の西湘バイパスの吹流しもダラリと垂れ下がっている。

さて何処に入るかと考えながらDKNに差し掛かると、先行車が1台駐車しているので、迷うことなくパス。
で、着いたのはいつものTKUR

駐車場には釣り客らしい車が3台。
しかし、支度をして浜辺に出て見れば、ポイントには誰も入っていない。
時間的には丁度満潮を過ぎたばかりで、潮位が高いので左側いは渡れないと考え、右側の三角岩に釣り座を構え、4:30に第一投。

風は若干強めだが、何となく釣れそうな雰囲気。
所が30分位経った頃から強くなり、キャストしたエギが戻されて来る。 しかも南風だと云うのに風は冷たく感じられ寒くなって来たので、レインウェアの上着を引っ張り出す始末。
折角180度、好きな方向にキャスト出来るポイントに乗ったのだが、斜め左から受けられる方向に限定されてしまうが、自然相手のこと故仕方がない。

5:00頃、我慢してキャストして、シャクッた後のフォーリングでラインがすっと引っ張られるアタリ。
思わず合わせると、グィーン・グィーンと気持ちの良い引きが伝わって来て、誰もいないのに思わず来たーと叫んでいた。
しかし、その次の瞬間、ロッドがフワッと軽くなり、痛恨のバラシ
夢よもう一度と同じポイントを攻めて見たが駄目。
ならば、少し休ませてからと、小休憩の後に狙っても駄目。

6:00頃まで頑張ったが結局このポイントを諦め、左側に移動。
少しは風を避けられるかと期待したが、状況は変わらず、釣り難いことこの上ない。

6:30、前回、小さいながらも1杯を出したBBURに移動。
未だ平均水位にまで潮が下がっていないので、ヒップブーツでも若干危ない場面があったが、何とか磯に乗ることが出来た。
風は相変わらず強く吹き、更に悪いことに向きが正面から、右から、左からとコロコロと変わり釣り難い。
それでも1時間程頑張ったが、結果が伴うことはなく、8:30頃にStopFishing

2009年釣行記(16)

2009年 釣行記

潮回り:若潮  場所:TKUR、BBUR、KWUS  釣果:420g X 1 同行者:単独

昨日、漸く小生の去就が正式に決定され、6月一杯は現職、7月から年内は顧問として後任を補佐し、年明けから自由の身となることになった。
そのお祝いと云うことではないが、一区切りが着いたと云うことにして、有給休暇を取ってウィークデイ・フィッシングと洒落て見た。

例によって2:30に出発したものゝ、ポイントを何処にするか?
西湘バイパスの吹流しは多少吹かれている程度で、釣りには全く影響はないだろうから、出来るだけ人がいない所・・・・。
途中のDKNには1台駐車しているので、ここはパスしてマイ・ポイントのTKURへ。

4:00、到着。 流石に水曜日のウィークデイ!!、駐車場には1台の車もとまっていない。
薄明るくなった中、九十九折の坂を下り海岸に出て、さて右に行くか左に行くか?
最近は左に行くことが多いのだが、今日は久し振り右に進み、暫くご無沙汰していた三角岩に釣り座を構えて、第一投。

潮回りが若潮で潮の動きがもう一つ期待出来そうもないことだけが気懸りだが、風は殆どなく、多少ウネリが入っている程度で、エギングには好条件・・・・・・と思ったが、エギを追い掛けて来る気配は全くない。 海中を覗き込んでもベイトの姿も余り見えず、徐々に隣りの芝生が青く見え出して来て、6:00頃になってついに我慢が出来なくなり、ワンドを挟んで対岸に当る最近よく乗っている磯に第一回目の場所替え。
しかし、こちらでも音沙汰はなく、その内切れ藻が大量に流れて来出しキャストの度に切れ藻が掛かって来るし、エギは沈まないし・・・・・。

潮が下げ切った7:00前、ついに二回目の移動。
前々回、乗りたかったものゝウネリがきつくて諦めたBBURの磯。
ウェーダーがないと深いプールがあるので・・・と紹介記事にはあったが、丁度干潮にあたりニーブーツでも何とかなりそうな位。 最近、小生はニーブーツよりも深いヒップブーツを愛用しているので、大潮の満潮時でなければ問題はないだろう。

岩伝いにアプローチをして乗った最初の磯では、海底は右から左にかけ下がっている様子で、エギの着水点が少し右に寄るだけで海藻が掛かって来る。
恐らく、夜明け直後であれば有望かと思うが、かなり日も高くなっている時間帯では、もう少し水深が欲しい所。

次いで、隣りに磯替え。 と云っても、今来たこの道を引き返し、一旦岸辺に戻って再度岩伝いにアプローチとなるので、気軽に乗り換える訳には行かず、少々面倒くさいのだが・・・・。

この磯は、ウネリに対して強い様子で、多少大きめのウネリがやって来ても殆ど波飛沫が上がらず、サラシも出来ない。
周囲の海水の色も濃いブルーで足元から水深がある様に見え、厭でも期待感が高まって来る。 何度かキャストしていると、何やら臭って来るのに気が付いた・・・・。 それもその筈、岩の割れ目に活き餌に使われたアジが捨てられていた。 ここでもアオリを狙っている輩がいる証拠ではあるが、後始末位はチャンとして欲しいものだ。

続いて、付近では最も大きな磯に乗ることにした。
この磯は手頃な高さで、その点は良いのだが足場が良くない。 更に、ウネリの波飛沫を容易に被りそうで、2度程、オットットと避ける場面があった。 しかし、斜め右前方5m-10m付近に海藻の根が見えるので、一寸注意をする必要はありそうだが、水色も良くベイトも活発に泳ぎ回っているので、期待は出来そう。
移って2投目。 笛木スタイルで軽くシャクッてフォールさせていると、手許にムズと違和感が伝わり、思わず合わせを入れると、クィーン・クィーンとアオリの引きが伝わり、上がって来たのは420gの小振りのメス。 
リリースをしようかとも思ったが、ご近所様との約束もあり、この娘にはお土産になって貰った。 それにしても、ここ最近はボーズになることは余りないものゝ、毎回400g前後ばかりとは、どうしたことだろう????

最後に、有名なKWUSに乗って見た。 遊歩道からのアプローチも楽でメジナ、黒鯛等の人気磯らしいので、エギングで乗る機会は余りないとは思うが、様子を知っていて損はない。
この磯の左手は水深もなさそうだが、右手はありそうで良い雰囲気であった。

しかし、未だ5月だと云うのに9:00頃を回ると日差しは真夏並みにきつく、暑さに慣れていない身体からは汗が噴出して来て、我慢が出来ずにStopFishingとした。

2009年釣行記(15)

2009年 釣行記

潮回り:小潮  場所:TKUR  釣果:410g X 1 同行者:単独

昨日は一日中強い風が吹き荒れていて至る所暴風波浪警報が出ていた。
夜になり少しは治まるのかと期待していたのだが、窓に吹き付ける風の音がゴーゴーとうるさくて中々寝付けなかった。
それでも、2:30に起床し様子を見ると、風は治まり掛けているものゝかなり強い。 しかし、目指すポイント付近の風はYahoo天気予報によると、3:00以降は1m/s程度に治まるらしい。
この予報を頼りに2:45、出撃!!

いつものルートで西湘バイパスに乗った頃には、薄っすらと辺りが明るくなり、随分と夜明けが早くなっている。
雨は完全に上がってはいるが、路面は所々濡れている。 車窓から見る海は大きなウネリが押し寄せて来ており、海岸線は幅広く泡立ち、吹流しは海からの風に真横に翻り、時折ハンドルが取られる。

これじゃDKNは無理。 IWのテトラは未だ乾き切っていないだろう。 であれば滑り易いのでパス。
と結局、着いた所はいつものTKUR。 駐車場には車はなし。
早速、支度をして釣り場に下りて行く途中から、波音が聞こえて来る。
案の定、ウネリがきつい。
暫く様子を見ていたが、折角早起きをして来たのだし、間もなく治まる筈だと思い直して、漸くエギを投げたのは6:00頃。

海はウネリに加えて小さな三角波が立ちザワザワと落ち着かない。 
こちらも、何となく集中出来ず、時折ズンッと来るウネリのアタリに翻弄されるばかり。

IMG_0131_R.JPG7:30、シャクッたロッドに重みが伝わりクィーン・クィーンの生命体の反応。 上がって来たのがこれ。
それにしても、先週はこれよりもズット小さかったし、これにしても産卵時期にしてはサイズが今一つ。

この後は期待に反して続いて来ることもなく、反対にウネリが予想に反して大きくなって来たので、8:30にStopFishingとした。

2009年釣行記(14)

2009年 釣行記

潮回り:大潮  場所:OHM  釣果:200g X 1 同行者:単独

GWの前半は1歳と3歳のちびっ子ギャングの相手をしていて些か疲れたこともあったし、高速料金一律1,000円の影響で至る所大渋滞。こんな時は家でジッとしている方が賢いと、世間が静かになったGW明けの7日に烏帽子岩に渡礁することにしていた。

所が、予報では雨模様だったので、いつもの地磯に乗る積りに変更して、3:00頃出発。
家を出た時点では、雨は小降りになっており何とかなると思っていたし、小生には珍しくレインウェアを着てでもやろうと、モチベーションは非常に高かったのだが、西湘バイパスに乗り車窓から海の状態を見ると、台風1号の影響だと思うが、ウネリがが強くて、とても釣りが出来そうにない。
仕方がないのでとんぼ返りをして戻ったのだが、この日は一日中雨が降ったり止んだり、時には激しく降ったりと、無理をして竿を出さなくて良かったと思った次第。

と云うことで、結局、1週間間を空けての出撃。
烏帽子岩に渡ることも考えていたのだが、釣り終わりたい時に終われないのが欠点。 小生の釣りは、大体において、未明から9:00前後までのことが多い。 所が烏帽子岩の場合は、当然のことながら12:00にお迎えの船が来るまでは動きが取れない。 特に、今回の様な晴れの日は、翌日の仕事のことを考えると、出来れば10:00頃には終わっておきたい。
従って、ポイントは好きな時に終われる地磯のOHMにした。
ここは自己記録1.85kgを出した以外、これと云って良い思いをしたことはないし、駐車ポイントからの距離を考えると、特に帰りのダラダラとした長い距離の上り坂は躊躇するものがあるが・・・・・、海水温も19度を超えて来ているので、ソロソロ記録物が接岸して来ているのではないかと考えた。

辺りが薄っすらと明るくなり掛けた4:00頃ポイントに到着。

潮は満潮を迎えた頃で、多少ウネリがあるので、波が時折リ足許を洗うが、夢よもう一度とばかりに気にせずキャスティングを繰り返したものゝ全く反応ナシ。
潮が下げに入り動き出せば、或いはひょっとして・・・・・、と自分を鼓舞しながら、独り貸し切り状態の磯のあちらこちらに立ち位置を変えて見ても状況には変化は見られず、時折、ナブラが目の前に出るので期待もするのだが、その都度裏切られ・・・。

7:00過ぎになり、とうとうこの磯を諦めて場所移動を決断。
前々回入れなかったBBURに行く積りで磯を下りて砂利浜に出て見ると、岬に遮られてウネリも入っておらず、何となく良い雰囲気がプンプンと匂う。
行き掛けの駄賃と手近な岩から湾の出口に向かって大遠投。
青い海水面に浮かぶラインを見ていると、?????
気のせいか、何やら波とは違っている様な動きに、聞き合せを入れると、遥か彼方でクィン・クィンとラインを引っ張る生命体の反応がある。

姿を見せたのは200g前後の小さなメスのアオリイカ。
産卵時期に何でこんなに小さいの??? と、この娘は写真も撮らずにノータッチ・リリース。
付近には、もう少しましなオスがウロウロしているのではないかと、期待したがこれは空振り。
潮が下げ切る9:00頃になり、ここも諦めてBBURに・・・・。

ダラダラとした長い坂を上って駐車ポイントに到着した頃には、息はゼイゼイと上がり全身汗びっしょりに、BBURに行く気も綺麗に失せてしまい、そのまゝ帰路についていた。