2009年釣行記(16)
2009/05/20
潮回り:若潮 場所:TKUR、BBUR、KWUS 釣果:420g X 1 同行者:単独
昨日、漸く小生の去就が正式に決定され、6月一杯は現職、7月から年内は顧問として後任を補佐し、年明けから自由の身となることになった。
そのお祝いと云うことではないが、一区切りが着いたと云うことにして、有給休暇を取ってウィークデイ・フィッシングと洒落て見た。
例によって2:30に出発したものゝ、ポイントを何処にするか?
西湘バイパスの吹流しは多少吹かれている程度で、釣りには全く影響はないだろうから、出来るだけ人がいない所・・・・。
途中のDKNには1台駐車しているので、ここはパスしてマイ・ポイントのTKURへ。
4:00、到着。 流石に水曜日のウィークデイ!!、駐車場には1台の車もとまっていない。
薄明るくなった中、九十九折の坂を下り海岸に出て、さて右に行くか左に行くか?
最近は左に行くことが多いのだが、今日は久し振り右に進み、暫くご無沙汰していた三角岩に釣り座を構えて、第一投。
潮回りが若潮で潮の動きがもう一つ期待出来そうもないことだけが気懸りだが、風は殆どなく、多少ウネリが入っている程度で、エギングには好条件・・・・・・と思ったが、エギを追い掛けて来る気配は全くない。 海中を覗き込んでもベイトの姿も余り見えず、徐々に隣りの芝生が青く見え出して来て、6:00頃になってついに我慢が出来なくなり、ワンドを挟んで対岸に当る最近よく乗っている磯に第一回目の場所替え。
しかし、こちらでも音沙汰はなく、その内切れ藻が大量に流れて来出しキャストの度に切れ藻が掛かって来るし、エギは沈まないし・・・・・。
潮が下げ切った7:00前、ついに二回目の移動。
前々回、乗りたかったものゝウネリがきつくて諦めたBBURの磯。
ウェーダーがないと深いプールがあるので・・・と紹介記事にはあったが、丁度干潮にあたりニーブーツでも何とかなりそうな位。 最近、小生はニーブーツよりも深いヒップブーツを愛用しているので、大潮の満潮時でなければ問題はないだろう。
岩伝いにアプローチをして載乗った最初の磯では、海底は右から左にかけ下がっている様子で、エギの着水点が少し右に寄るだけで海藻が掛かって来る。
恐らく、夜明け直後であれば有望かと思うが、かなり日も高くなっている時間帯では、もう少し水深が欲しい所。
次いで、隣りに磯替え。 と云っても、今来たこの道を引き返し、一旦岸辺に戻って再度岩伝いにアプローチとなるので、気軽に乗り換える訳には行かず、少々面倒くさいのだが・・・・。
この磯は、ウネリに対して強い様子で、多少大きめのウネリがやって来ても殆ど波飛沫が上がらず、サラシも出来ない。
周囲の海水の色も濃いブルーで足元から水深がある様に見え、厭でも期待感が高まって来る。 何度かキャストしていると、何やら臭って来るのに気が付いた・・・・。 それもその筈、岩の割れ目に活き餌に使われたアジが捨てられていた。 ここでもアオリを狙っている輩がいる証拠ではあるが、後始末位はチャンとして欲しいものだ。
続いて、付近では最も大きな磯に乗ることにした。
この磯は手頃な高さで、その点は良いのだが足場が良くない。 更に、ウネリの波飛沫を容易に被りそうで、2度程、オットットと避ける場面があった。 しかし、斜め右前方5m-10m付近に海藻の根が見えるので、一寸注意をする必要はありそうだが、水色も良くベイトも活発に泳ぎ回っているので、期待は出来そう。
移って2投目。 笛木スタイルで軽くシャクッてフォールさせていると、手許にムズと違和感が伝わり、思わず合わせを入れると、クィーン・クィーンとアオリの引きが伝わり、上がって来たのは420gの小振りのメス。
リリースをしようかとも思ったが、ご近所様との約束もあり、この娘にはお土産になって貰った。 それにしても、ここ最近はボーズになることは余りないものゝ、毎回400g前後ばかりとは、どうしたことだろう????
最後に、有名なKWUSに乗って見た。 遊歩道からのアプローチも楽でメジナ、黒鯛等の人気磯らしいので、エギングで乗る機会は余りないとは思うが、様子を知っていて損はない。
この磯の左手は水深もなさそうだが、右手はありそうで良い雰囲気であった。
しかし、未だ5月だと云うのに9:00頃を回ると日差しは真夏並みにきつく、暑さに慣れていない身体からは汗が噴出して来て、我慢が出来ずにStopFishingとした。