2025年釣行記(40) – MB

2025年 Mebaring 釣行記

日 時:06月30日(月) 19:15~22:40
潮回り:中潮
(↑↓) 135→160→150cm
場 所:MHR-KGN
海水温 : n.a.
釣 果:メバル x 11、カサゴ x 6
同行者:単独

光陰矢の如し
ついこの前、新年の挨拶をしたと思ったら、2025年も早くも6ヶ月経ち、明日からは折り返しの後半戦となる。となると、今シーズンのMHR-KGNは、これまでとは一寸様相が変わっていて20cm超の良型が多かったので、ついつい夢中になっていたが、梅雨メバルの季節もソロソロ終盤戦。
と云う訳で、時期的にも2025年前半の最終日に当たる6月30日の月曜日には、有終の美を飾るべくMHR-KGNに出掛ける積りにしていた。
そして、その前日の日曜日になって天気予報をチェックすると、幸いなことに月曜日の夜は南風が3~4m/sと絶好の条件。

現地到着は18:50頃。
早速岸壁に出てみると思いの外風が強く、しかも、向きや強さがクルクルと変わって落ち着きがない。海は中潮の上げ7~8分で潮位が高いためテトラ帯の殆どが海中に沈んでおり、所々に一段と高くなった頂上だけがポツリポツリと頭を出しているのみで、波やうねりはないものゝ強い風に吹かれたさざ波がサーッと沖に扇状に広がって行く。

今回は手前を捨てて30番スポット以遠をジックリとチェックする予定で、準備に取り掛かった。
今回使用するロッドは、AbuGarciaSSQC-742LT-BF-KR。このベイト・ロッドに飛ばし浮きを使ったワーミングを中心にして、状況を見てプラッギングに替える算段で、19:15頃、キャスティングを開始した。
所が、全く飛距離が出ずテトラ帯が置かれているラインのかなり手前に着水している。スプールに巻き取られているラインの状態をチェックしたが、特に問題になる様な点はない。しかし、キャストすると距離が出ない。使用しているリールはロッドと同じAbuGarciaRevo ALC-BF7なので、ロッドとの相性があるとも思えない。残るは使用している小生自身との相性になるが・・・・。
色々と試してみたが上手く行かず、最後にはマグネット・ブレーキを目一杯締め込んで徐々に緩める様にしてみた。すると、何事もなくスルスルとラインが出て行く。マグネット・ブレーキは横着をしてBlueCurretⅢ 69/Bを使用した時のままだったが、SSQC-742LT-BF-KRでは緩過ぎた様で、ロッドを替えた場合には一から調整しなければならないことを勉強させられた。

と云う訳で、漸く可愛娘ちゃんを狙える様にはなったが反応はなく、ロッドを曲げてくれたのは愛嬌たっぷりの2匹のカサゴだけ。
そこで、蟹の横這い釣法のテンポを上げて、1投毎に立ち位置をズラして居場所を探ったが、全く音沙汰がない。前回、カサゴが入れ掛かり状態になった38番~39番スポット付近でも今回は梨の礫42番~43番スポット付近でも何事も起きずにアッサリと通過。頼みのへの字カーブ付近も空振りに終わり、頭の中にはボーズの文字がグルグルと回り出す始末。

飛ばし浮きでのワーミングで使うJHは0.5gを基本にしていたが、0.8g、1.0gと重たくしても、状況は変わらず仕舞いでお手上げ状態。どうしようかと考えた末、スプリット・ショットを試してみることを思い付いた。スプリット・ショットAbuGarciaSaltyStage Prototype XMBS-762ULSSのロッドを使う際に1~2度使ったことがあるだけで、上手く行くとは思えない。しかし、溺れる者藁をも掴む駄目で元々と試してみることにし、1.3gの錘0.5gのJHを組み合わせたスプリット・ショットを組み上げた。
すると、これが良かったのか、この日初めての反応があって16cm程の小振りな可愛娘ちゃんが顔を見せてくれた。時刻は20:4253番スポット付近でのことだった。
ボーズを覚悟していたので、サイズの面では物足りないものゝこれはこれで嬉しい獲物だった。
しかし、後続の反応がない。

そこで59番スポット付近に移動して、パンを齧って腹拵えしていると自転車に乗った年配アングラーに声を掛けられ、暫し釣り談義をして小休止し、21:00頃、メバリングを再開。

するとその直後の1投目でモゾモゾと反応があって、丸々とした23cmの良型メバルをゲット。時刻は21:07のことだった。
かつては、この59番スポット付近は大のお気に入りポイントで、MHR-KGNと云えばこの59番スポット付近を指す程だったが、釣れなくなってからはスルーしていた。しかし、前回や前々回に反応があった上、凸部やそれ以遠にまで足を伸ばす気にもなれなかったので、この日は59番スポット付近を中心にして近くをジックリと狙うことに方針を変更し、バッグを肩から下ろして身軽になってキャスティングを続けた。

すると、これが功を奏したと見えて、付近を行ったり来たりして、22:10ツ抜けを達成。22:18にはこの日最小の13cmのロリ・メバルを掛けて追加した所で、59番スポット付近の探査は終了とした。

そして、復路に入ってからは、途中で目ぼしいポイントをチェックしてみたが、反応は得られず22:40頃、StopFishingとした。

この日は、今シーズンの最後のメバリングの積りだったのだが、結果は13~16cmのロリ・クラスも混じったものゝ半数は20cm超の良型の釣果。しかも、ベイト・タックルで扱った初めてのスプリット・ショットの結果だったので、爆釣とは云えないまでも楽しいメバリングだった。
一方のアジングは、昨年の今頃は釣果も上がっていたにも拘らず、今年のKMI’sの調子はもう一つ良くないらしい。
となると、ここでアジングに切り替えるのが良いのか・・・・。
行くべきか行かざるべきか大いに迷う所。

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20:42 1匹目 16cm 53番スポット付近
21:07 2 23 59
21:22 3 20 60
21:27 4 21 62
21:43 5 15 57
21:57 6 20 57
21:59 7 15 59
22:04 8 21 59
22:06 9 15 59
22:10 10 15
22:18 11 13

 

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