※ 月別アーカイブ:3月2015 ※

2015年釣行記(15)-MB

2015年 Mebaring 釣行記

潮回り:中潮 場所:MHR-KGN 釣果:メバル x 20α 同行者:単独

今週は夕方から夜半に掛けて潮位が低い潮回りなので、夜中から未明に掛けての上げ潮狙いで、22:30頃、自宅を出発。
普段は1時間半掛かる行程も夜遅い行程なので1時間少しで釣り場に到着。
すると、駐車スペースにはパトカーの姿がある。パトカーはエンジンは掛けっぱなしだが、赤灯を点滅させている訳でもなく、車内には警察官の姿も見えない。

ここは駐禁でもないし、何か事件でもあったか?

そのまま釣り支度を整えて岸壁に出るのも、パトカーが止まっている理由が分からない以上何となく憚れるので暫く様子を見ていた。
すると、何処からか警官二人が戻って来てパトカーに乗り込み走り去って行った。立禁区域に入り込んだ輩を取り締まりに来たのか・・・・?

兎に角、理由はともあれ、去って行ってくれたのを見届けて支度を整えて岸壁に出た。

岸壁では南風が心地よく吹いていて、波もなく、Mebaringには好条件。
早速、0.3gのJHに昔買って賞味期限がとっくに切れたメバル職人でキャスティングを開始。

MB-2015-010その2投目。
日付が変わる直前の23:57、本日最初の可愛い瞳のメバル。このMHR-KGNでは型は望むべくもないが、ここ暫くは修行の様なMebaringだったので、癒やしを求めるなら、やはりここは一押し。

しかし、この日はもう一つ活性が高くないのか、一箇所で続けて出ることはなく、1匹釣っては少し移動し、又、釣っては少し移動することの繰り返し。

そんなこんなで、への字の先まで進んだ所で、試しに前回TKUCさんに貰ったプラグを結んでみた。この辺りではワームに対する反応は芳しくなかったが、このプラグにはそこそこの反応を見せてくれたので、もう少し腰を落ち着けてやりたかったが、予定の2:30になった所でStopFishingとした。

この日は余り活性が高いとは云えなかったが、それでも、MHR-KGNのメバル達は退屈させることなく遊んでくれ、小生にとっての癒しの場所であることは間違えのない所だと思う次第。

2015年釣行記(14)-MB

2015年 Mebaring 釣行記

潮回り:小潮 場所:NGTBN 釣果:メバル x 5 同行者:AKWさん

予報は南寄りの風1m。釣行することを考えている際、最も気にしている条件の一つである風がなく、条件は悪くない。
さて何処に行くか? 最近通っているTKBIにするか、気分を変えてNGTBNにするか?
考えたが、潮位が余り高くないのでNGTBNに行く積りにしていた所に、AKWさんから連絡がありNGTBNに行きたいとのこと。

と云う訳で、16:30頃AKWさんをピックアップしてNGTBNに向かったが、途中で渋滞に引っ掛かり、17:40頃になっても未だ行程の中程までにしか辿り着いていない。この時期、日没時刻は18:00頃なので、出来ればこの時間には釣り場に入っていたかったのだが、これではどうしようもない。已むを得ず途中から高速を使い、現場着はやっと18:20頃。

焦る気持ちを抑えながら支度をして、目的の磯に乗って釣り場の様子を見ると、海は穏やかだが、結構、南風が強く吹いている。予報では1mなので、直ぐに収まるだろうと期待しながらリールをセットしラインを通している間にAKWさんは磯の先端に入ってキャスティングを始めている。

小生は前回TKBIでメバルを引っ張りだしてくれたShallowMagic50を結び、風を背に受ける北に向かってスタート。
場合によっては一投目から来ることもあるのだが、右・正面・左と向きを替えて探ってみたが、気配が感じられず、ルアーを交換しても音沙汰がない。

19:15頃、先端に入っていたAKWさんが近くに移動して来たので様子を尋ねると24cm位を出したが、その後は駄目とのこと。

そこで、飛ばしウキを使ったワームにシステムを替えて何投目かのこと、これまでになかった違和感が伝わって来た。これは合わせを入れる程のこともなかったが、19:40頃、コンと軽いアタリで漸く掛けたのは22cm程度のサイズ。場所によってはこれでも立派なサイズだが、ここではリリースサイズで、写真撮影の後海にお帰り願った。

その後、右前方に頭を出している根の際を狙ってキャストすると、又々コン。
合わせも決まり大物の気配を感じならがやりとりをしていると、根に張り付かれてしまって敢え無くフックアウト。その直後にも、同じ様にバラしてしまう始末(涙)漸く活性が上がって来たと思ったが、その後はまたダンマリ。

20:30を回った頃、気分を変え、場を休めるためにカップラーメンで夕食を摂り、21:00頃に再開。

MB-2015-009再開後は、ルアーをプラグに戻したが、事態は好転せず、気持ちが切れかかって来た所で、最後の手段とばかりにRealMethodSmallBait50を結んで、左手の浅場にキャストすると、22:00頃、ガリガリと感じるアタリで22cm。

しかし後続はなく、疲れてきた所で22:30頃StopFishingとした。

この日は、この2匹の他にネンブツダイ程の極小サイズを含めロリメバルが3匹、都合5匹の釣果だった。
ネンブツダイ・サイズが出始めたと云うことは、この釣り場でのメバリング・シーズンも終わりを迎えたと云うことだろうか?

2015年釣行記(13)-MB

2015年 Mebaring 釣行記

潮回り:中潮 場所:TKBI 釣果:メバル x 2 同行者:TKUCさん

この所、良い思いをしていないが懲りずに又々TKBIに行く予定だった所に、11:00頃、TKUCさんから出撃する旨のメールが着信。
月曜日なので、当然、小生の様な年金生活者は別として、皆さんは仕事に出ておられる筈。従って、単独釣行には些か不安もあったが仕方がないと覚悟していたが、同行者が出来たことは大いに心強い限り。

16:00過ぎ、TKUCさんと途中のSAで落ち合った後、16:20頃、現場の駐車場に到着。

潮の高い時間帯のため、入釣路が水没していることも有り得るので、その対策にヒップウェーダーを着用して海岸に出てみると、海は前回とは違って穏やかで、心配していた風も気になる程は吹いておらず、メバリングには好条件で、二人してやる気充分。

前回乗った大岩までは距離があるので、小生はその中程にある前回AKWさんが乗った岩で、TKUCさんは前回と同じ大岩まで進んで、別々に釣り座を構えることにした。

日没時刻前の明るい時間帯だったので、TKUCさんお薦めの月下美人 澪示威を結んで色々と方向を変えて周囲の様子を探ることに。そして、右手の少し浅い方向を探ろうとした所根掛かり。ラインを手で引っ張ってもガッチリと引っ掛かっていてびくともしない。そこで、已むを得ず切れることを覚悟でグイと力を入れると、案の定プチッと高切れ

風もなく未だ明るさが残っている時間だったのが、不幸中の幸いで、これが光量が落ち始めた時間帯だと、折角のチャンスタイムを逃してしまうことになり、泣くに泣けない事態に陥ってしまう。

MB-2015-008時間稼ぎも兼ねて丁寧にラインシステムを組み直し、同時にルアーもShallowMagic50に交換。これは、軽いルアーでシモリの上をゆっくりと通して見ようと思ってのことで、これがビンゴ

日没時刻を僅かに過ぎた18:15頃、ひたすらゆっくりとリーリングをしているとコンと軽いアタリ。TKUCさんからは、ここのメバルはメッキの様に強くガツンと来ると聞いていたので、若干オヤッと思ったものゝ、手の方が勝手に動きロッドを軽く煽って合わせを入れていた。
すると、ロッドをグングンと絞り込む強い引きが伝わって来て、一度は根に巻かれたが、何とか引きずり出したのが写真のメバル。写真ではリア・フックがエラ蓋に掛かっているが、抜きあげた時はベリー・フックが口に掛かっていたので、惧らく下からルアーを喰ったのだろう。
型は27cm程度。この近辺ではアベレージ・サイズだが、充分に良型と云って良いだろうし、25cmを超えるメバルの強い引きは何度味わっても良いものだ。

そして、その後程なくして同じ様なアタリで、一回り小振りの26cm。
今回は爆釣だと思ったが、そんなことが浮かんで来ると結果は逆になる道理で、今回もやはりその後はアタリが続かない。
ルアーを替えワームに替えても、一度アタリらしきものがあっただけで、音沙汰が無い。

19:00を回った頃になり、それまで気にする程のこともなかった風が強く吹き出し、しかも北になったかと思うと東や西に目まぐるしく向きが変わってやり難くなって来た。と同時に、それまで穏やかだった海が波立って来て、ザワザワと落ち着かなくなり、時には飛沫が足元にまで上って来る様になって来てしまった。

こうなっては、気持ちが切れるのも時間の問題で、20:00過ぎに引き上げてきたTKUCさんと、この所恒例になっているカップ・ラーメンで夕食を取りStopFishingとして、21:30頃引き上げた。

それにしても、夕方の地合いの短いこと。今回も光量が落ち始めた瞬間にしか来ず、それ以降は梨の礫。
何か理由があるのだろうか?

2015年釣行記(12)-MB

2015年 Mebaring 釣行記

潮回り:大潮 場所:TKBI 釣果:ナシ 同行者:AKWさん、TKUCさん

先週は来る日も来る日も強い風が吹いていて釣行が叶わず、10日以上も間を空けての釣行。場所は前回と同じTKBI

14:00頃自宅を出発。16:00頃、AKWさんをピックアップして集合場所には予定より少し早い16:20頃到着。
小生達より僅かに早く到着していたTKUCさんと三人揃って海岸に出たが、ウネリが思いの外大きく、波しぶきが高く上がっている。

ゴロタ浜を少し進んだ所で、果たして釣りは可能か?と暫し歩みを止めて相談したものの、ここまで来て引き返すことなど出来る三人である筈もなく、兎に角釣り座となる場所まで行くだけ行って見よう!となったが、ここまでほんの10mか20m歩いただけなのに、汗びっしょり。

そんな小生を見かねてAKWさんは、小生の道具を担ぎ普通の道路の様にスタスタと歩いて行き、アッと云う間に姿が小さくなってしまう。
遅れまいと焦ると、浮き石に足を取られて転倒することになるし、悪くすると捻挫や骨折してしまうことになりかねない。ゆっくり自分のペースを守って一つ一つ大きな岩を越えていると、TKUCさんは、小生を見守る様にゆっくりと寄り添って歩いてくれる。
若い二人に迷惑を掛けているので非常に心苦しいが、それよりも彼らが気を使ってくれていることが心から嬉しかった。

そんなこんなで時間が掛かったが、17:00を回った頃、AKWさんは少し手前、TKUCさんと小生は奥の大岩に釣り座を構えた。

日没時刻の17:58までには時間があるので、ゆっくりと支度を整え、キャスティングを始めたのは17:30頃。ルアーは、この日のために新調したばかりの月下美人 澪示威蛍霧羅クリア。

風は右から左に弱く吹いている。風に吹かれたラインが左手にある岩に引っ掛らない様に注意すれば、問題はない。しかし、時折、大きなウネリが来るので油断ならない状況。

メバルからのコンタクがあるとすれば、もう少し時間が経ち光量が落ちてからになる筈と、ウォーミングアップで時間を潰し、18:00頃から集中力を高めたが・・・・・。

アタリらしいアタリは一度もなく、大潮に変わる前日の中潮の下げで潮位はドンドンと下がって行き、アチラコチラに根が海面から出して来て、益々状況が悪くなって来る。それでも、一縷の望みを持ってキャスティングを続けたが、19:00頃にはついに気持ちも切れて・・・・。

その頃、独り離れて釣りをしていたAKWさんが合流して来たのを期に、三人で車座になってカップラーメンで夕食を取り、食後のコヒーやTKUCさんの差し入れであるシュークリームをデザートに頂き、19:30過ぎ、ウネリが更に大きくなって来たのを見て、StopFishingとした。

2015年釣行記(11)-MB

2015年 Mebaring 釣行記

潮回り:大潮 場所:TKBI 釣果:メバル x 1 同行者:TKUCさん

2月のMebaringでは、最初の1回を除いて良い思いをしていない。特に後半の2回は、連続してアタリさえもない完全試合を喰らってしまい、3月に入ったのでその轍は踏むまいと・・・・・・。
そんな気持ちも強くあったが、一方で、新しい場所を開拓しておいた方が後々も良いだろうとの思いもあって、今回はTKUCさんを誘っての新場所の調査を主眼にすることにした。

新場所なので、陽が落ちる前に余裕を持って到着して周囲の様子も探っておきたい。と云うことで、いつもよりも早い14:30頃に自宅を出発。
16:00頃、待ち合わせ場所で落ち合ったTKUCさんを先導してHCKNYMSTに向かい、程なくして釣り場近くの駐車スペースに到着。
入釣地点までは、車が激しく行き来する道路端を歩いて5~7分程度で、直ぐ脇を駆け抜けて行く車に恐怖を感じるが、その点を除けば小生の様な高齢者にとっても取っ付き易い釣り場だと感じた。
感じたと書いたのは、ウネリが思っていた以上に高くて実釣出来なかったからで、この日は道路の上から様子を見るだけに終わった。しかし、一度試してみる価値はありそうだというのが二人の共通した感想だった。

と云う訳で新場所の調査は出来なかったが、海を目前にしてウネリがあるからと云って黙って引き下がれる訳もなく、来る途中で見掛けた比較的穏やかなTKBI方面でやることに即決して移動した。

最寄りの駐車場には、この所すっかりご無沙汰しているメッキ仲間の一人であるDr.TJさんの姿が・・・。
こんな所で会うとは思いもしなかったので、些か驚いたが、3人で釣り場に向かった。10分か15分か定かではないが、一抱えもある大きな岩がゴロゴロとしている浜をヨタヨタと歩き、やっとの思いでTKBIに辿り着いた頃には汗びっしょりになり、額から雫になってポタポタと垂れ落ちて来る始末。

TKUCさんと小生は大きな岩に乗り、Dr.TJさんは少し先の岩に一人乗ってキャスティングを開始。

ウネリはHCKNYMST程ではないにしても、時折大きくうねって来て高く飛沫を上げるので油断が出来ない。風は左から右に強めに吹いていて、汗びっしょりの身体がドンドンと冷えて来る。

TKUCさんはその風を正面から受ける岩の左手、小生は斜め左後ろから受ける右手に釣り座を構えた。これは高齢者の小生に対する配慮で、その好意に応えるためにも何とか1匹をゲットしなければと集中したが・・・・。

キャスティングを開始して間もなく、TKUCさんが20cm程をゲット。
これに触発されて一段と集中力を傾けてキャスティングを続けたが、メバルからのコンタクトはなく、またもや完全試合か?
そうこうする内、大物をばらしたTKUCさんの悔しそうな叫び声。

メバルが居ることは分かったので、何とかしなければとルアーを取っ替え引っ替えしたが、それでも反応はない。最後の手段とばかりにRealMethodSmallBait50を結んでの一投目。大きく海面から顔を出している左手の岩ギリギリを通す積りで、その岩を狙ってキャストし、風で大きく膨らんだラインを回収してリーリングを始めようとすると根掛かりした様な重さが伝わって来た。
風は左から右に吹いているので、風に流されて調度良いコースを通せる筈と計算して少し左目を狙ったのが悪かったのか?

MB-2015-007何とか外せないかと思いロッドを立てラインを張ると、アオリイカを掛けた時の様にロッドがお辞儀を繰り返している。何かが掛かったことは確かだが、その正体は?

どうもルアーが着水すると同時か、糸フケをとっている間に喰っていた模様で、アタリを感じることは全くなくて、釣ったと云うよりも釣れちゃったと云った方が正しいだろう。
釣るには釣れたが、満足感の薄い1匹
TKUCさんに玉網で取って貰ったその1匹は体長こそ28cmの良型だが、産卵後の状態なのだろうか?痩せぎすで頭の大きさが目立ち、この点でももう一つ。
とは云え、1匹は1匹で、何とかTKUCさんの好意には応えることが出来た。

その後はTKUCさんにもアタリがなくなったので、場を休めるためと気分を変えるためにカップラーメンの夕食を取ることにしたが、JetBoilで湯を沸かし始めた頃から、ポツリポツリと雨が降り出して来た。

風もウネリも収まらず雨模様とあっては、気持ちが切れるのも自明の理で、カップラーメンを食し終わった19:30頃StopFishingとした。