※ 月別アーカイブ:12月2015 ※

2015年釣行記(78)- AJ

2015年 Ajing 釣行記

潮回り:中潮 場所:孤島 釣果:アジ x 8、カサゴ x 3、シーバス x 1 同行者:SGMRさん(OHT、USJM、YGW、FKT各氏)

2015年最後の釣りを何処でするか?
と云っても、アジメッキかのどちらを選ぶかと云うことだが、どちらも年内一杯でオフ・シーズンになりそうな雰囲気がプンプン。であれば、欲張ってどちらも行きたい所だが、そうするとカミさんから文句タラタラなのは目に見えている。
そこで、カミさんにばれない様に、カミさんの留守を見計らって月曜日朝10:00頃自宅を出て、11:00~15:00頃までメッキを狙い、いつもの様に18:00頃に何食わぬ顔をして帰宅。そして翌日の火曜日に孤島で徹夜のアジングをする。過去にもやっ方法なので、今回もそうしようと目論んでいた所、カミさんはこの月曜日の外出はないとのこと。と云う訳で、この方法は夢のまた夢に終わってしまった。

そんな時に、SGMRさんから連絡があり、月曜日に孤島に行きたいとのこと。連絡を貰って改めて天気予報をチェックすると、火曜日は北寄りの風が5~6mと強く吹く予報になっている。と事実関係に少し前後している部分はあるにしても、結論として月曜日に孤島に行くことになった。

仕事の都合で遅れると云うSGMRさんを置いて、15:00過ぎに孤島に到着。孤島には既にOHTさんOHTさんの友人のUSJMさんYGWさんの3人の姿があり、小生は岸壁の先端よりのYGWさんUSJMさんの間に入れて貰って釣り座を確保。
OHTさんの岸寄りには3名程のアジンガーがいたので、この時点でアジンガーは既に7名程で、最近にない盛況状態。

風は予報通り向かい風になる北東から吹いて来ているので、最初から裏側でキャスティングをしたかったが、入りたい場所には餌釣りのアングラーが居る。幸い風は弱いので、釣り座の高い表側でも何とかなりそう。

16:00過ぎ、SGMRさんが4~5名のアジンガーと共に登場。
SGMRさんは、裏側に釣り座を構え、先行して入っている小生達を差し置いて直ぐにアジの捕獲に成功。流石と云えば流石だが、もう少し苦労してからならば、少しは可愛げがあるのにと思ったのは、小生だけ?(笑)

それを見たOHTさんUSJMさんは直ぐに裏側に移動。対して、YGWさんと小生は表側でそれから暫くの間粘ったが、これは大きな間違えで、完全に電車に乗り遅れてしまった格好。

月をバックにした豆アジYGWさんと小生が裏側に移動した時は既に遅しで、其々1匹をものにしただけで、短い夕間詰めの時合が終わってしまった。

その後、彼らは表側に戻り、小生は裏側の低い場所に移動したが、アタリが遠い。

17:00を廻った頃には、FKTさんやその友人を含め7~8名のアジンガーが登場して来て、岸壁は満員状態。数えた訳ではないので正確ではないかも知れないが、総勢20名程になったのではないだろうか? 最盛期でも小生が知る範囲では15名が最高だったので、冬のこの時期にこれ程のアジンガーが集まるとは思いもしなかった。

このアジンガーの数に反比例してアジからのコンタクトは徐々に減って行き、交通事故的なアタリが散発的にあるだけの状況になってしまい、18:30頃には、小生はすっかり諦めモードに入ってしまった。

それから約10時間の間、全体としても釣り場は盛り上がることもなく、まったり状態が続き、強い風が吹かなかったことだけが唯一の救いと云った所。

結局、2015年納めの釣りもツ抜けも出来ない貧果で、今シーズンの孤島を象徴する様な結果に終わってしまった。

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2015年の釣りを振り返って見ると、何を置いても釣行回数が78回と長い釣り人生の中で最高の回数を記録出来たことが特筆すべきことだと思う。
中でも特徴的なことは、孤島でのアジング回数が19回にもなったことで、それまでの精々6~7回と比較すると倍以上の増加となっていた。これは何と云ってもSGMRさんと知り合ったことが大きな理由だろうと思う。

SGMRさんの広い交際範囲のお蔭で、沢山の若いアジンガーの皆さんと知り合え、例え釣果が出なくてもアジンガーの皆さんと楽しい時間を過ごせたことが孤島に通う動機づけにもなったし、アジンガー仲間の忘年会にも生まれて初めて出席させて貰うことが出来たのも、SGMRさんの故で、この場を借りてSGMRさんには心からお礼を申し上げたいと思う。

また、こんな高齢者でも快く仲間として接して頂いたことに、孤島でお会いした若いアジンガーの皆さんにもお礼を云わなければならないだろう。

皆さん、本当に有難うございました。

しかし、年明けには古希を迎えるこの年齢になると、釣行後の疲れの回復が遅くなるなど体力やバランス感覚の衰えが顕著になって来ているのも、認識したくはないが、厳然たる事実で、来年はどうなることやら・・・・。

釣りを楽しめる体力があるのも、あと数年。
SGMRさんや皆さんの足を引っ張らない様にして、精々楽しい釣り人生を全うしたいと思う次第。

2015年釣行記(77)- MK

2015年 Ajing 釣行記

潮回り:大潮 場所:CGSK 釣果:メッキ x 15、カマス x 2、ヒラセイゴ x 1、フグ x 1 同行者:単独(AKW、TKUC両氏)

この所、火曜日、金曜日はSGMRさんに誘われて孤島のアジングに出掛けることが多いのだが、この日に限っては所用があって釣行出来ないとのこと。
と云う訳で、鬼の居ぬ間の洗濯ではないが、これ幸いとばかりに終盤戦に差し掛かっているメッキを狙いに行くことにした。

6:00頃、自宅を出発。年末なので渋滞に引っ掛かるかと思ったが、案に相違して渋滞もなく、現場の駐車場には6:50頃、到着。

この釣り場の難点は、長いサーフを歩かねばならないことで、砂に足を取られながら歩くのは、高齢の身には辛いものがある。フーフー云いながらやっとの思いでサーフを抜けて、目的の岸壁に到着したのは7:10頃。

風は弱い北寄りで予報通りだったが、意外にもウネリが大きく岸壁の上を波がサーッと洗って行く程。この岸壁でのベスト・ポイントは先端部だが、とても行けそうもない。
君子危うきに近寄らず・・・。仕方がないので岸壁の中程の波が上がって来ることのなさそうな所に釣り座を決めたが、いつ波が上がって来るか油断ならない。

MK-2015-015今回のロッドは、この所、余り出番がなかったSoare GAME S709ULT。このロッドにメタルジグのSoare MetalShot TG 7gの組み合わせでキャスティングを開始したのは7:15頃。

すると、その一投目からコツンとハッキリとしたアタリがあって幸先の良いスタート。
この一匹を皮切りに、入れ掛かりまでは行かないが、それでも退屈しない程度の間隔でアタリがある。

8:30頃、AKWさんが登場。
当然AKWさんメッキ狙いでやって来たと思ったのだが、驚いたことにAKWさんの手にはロッドがない。訊けば今シーズンのメッキはもうやめたとのこと。にも拘わらず、駐車場に小生の車があったので、様子を見に来た由。

釣りの上手いAKWさんに見られながら釣りをするのも、少しやり難いが、良型のメッキを2匹程追加した時のこと。時刻はハッキリと記憶にないが9:00頃か9:30頃だったかと思う。
掛かったメッキの針を外し、次のキャスティングをしようとした所・・・。
傍にいたAKWさんによれば、何か異音がしたとのことだが、小生は全く気が付かず、気が付けばロッドが折れていたと云う次第。

特別にロッドにストレスを加える操作をした訳ではなく、これまで何度も繰り返して来た手順をこれまで通りに行った筈なのに、どうして・・・・。

予備のロッドを取りに車に戻るのも、長いサーフを往復することになるのでこの身にとっては大仕事。と云って、このまゝ引き揚げる気にもならないので、折れてぶら下がっている先端部分を取り除いてキャスティングを続けていると、その様子を見ていたAKWさんは堪らず、予備のロッドを取りに行ってくれるとのこと。しかし、幾ら若いAKWさんとは云え、サーフを往復するのは辛い筈なので遠慮をしたが、繰り返して仰るAKWさんのご厚意に有難く甘えさせて貰うことにした。

AKWさんがロッドを取りに戻っている間も、メッキからのコンタクトは何度もあり、その都度、途中でバラシてしまっていた。先端部がないためにロッドが相対的に硬くなり、メッキの動きにロッドが付いて行けなくなったのが理由だろう。
何とかバラサないで・・・・と、慎重にやり取りをして良型のメッキを手にした直後にAKWさんが戻って来てくれた。

早速、ロッドを替えてキャスティングを続けたが、皮肉なものでその頃から徐々にコンタクトが減って来てしまった。
時間的には、丁度潮が下げ切った10:30頃。これまでの経験で、この場所は潮が下げている方が上げている時よりも良いので、地合いが終わったと云うことだろう。
それでも、折角、サーフを往復までしてロッドを持って来てくれたAKWさんの手前、簡単に諦める訳にも行かず、ルアーを色々と取り換えて粘って、交通事故的なアタリで2~3匹を追加。

11:00を過ぎると、その交通事故も全くなくなり、12:30頃、登場して来たTKUCさんと入れ替わる様にして、StopFishingとした。

年末も押し迫りメッキも終盤に差し掛かっている筈だが、今回の様子では年明けもまだ出来るかも知れない。特に、今回はロッドの破損と云う事故のために好地合いを逃してしまったきらいがあるので、出直しをしたい気持ちが強く残っている。
年明けまで何とか残っていて欲しいものだ・・・・・と願う次第。

2015年釣行記(76)- AJ

2015年 Ajing 釣行記

潮回り:中潮 場所:孤島 釣果:アジ X 21、カサゴ X 1、タナゴ X 1 同行者:SGRMさん(KI、KZTM、KBR、FKT各氏)

釣行することになっている朝は、目が覚めると同時に天気予報をチェックするのが習い性となっている。この日も、当然、眠い目を擦りながらタブレットの画面を見ると、何と18:00頃には北寄りの風が6m、以降も4~5mとなっている。
これでは、到底釣りは出来ないので、SGMRさんにメールを入れて意向を訊ねると、何事もない様に行くと仰る。彼の弁によればテレビでは穏やかな風と云っていた由。経験則では、Yahoo天気予報は余り当てには出来ないと思っているのだが、これは差があり過ぎる。
と云うことで、取り敢えず態度を保留とし、昼頃の天気予報を見ると、風は弱まっているものゝ、日付が変わる頃まではずっと北寄りの風が4m。しかも、時間帯によっては向かい風となり東が入りそう。
と云うことで、今回はお休みにして鉄道模型をして、翌日の水曜日はメッキに行こうと考えたが、SGMRさん宛てのメールに打ち込んだ内容は、何故か行くことにしました!!!

現地には15:00過ぎに到着。
心配していた通りの爆風で、風に飛ばされた波シブキが時折顔に掛かって来る程で、キャスティングも始めずにどうしようか?

16:00を廻った頃、KIKZTMKBRの3氏が登場。SGMRKIKZTMKBRと4人も強者が揃うと、風が強いから帰ると云い出す者は誰一人としておらず、強い横風をものともせず、表に向かってキャスティングを開始する始末で、小生一人が稍引き気味の姿勢。

小生は、ただ独り裏側でキャスティングをすることにした。
裏側だからと云って横風を受けることに変わりはないが、海面からの高さがない分、ライン・コントロールは楽になる。だから、裏側に回ったのだが、こちらは北寄りの風を正面から受けることになって寒さが一段と厳しく感じる。しかし、釣りに来たのに釣りにならないのではシャレにならない。

JHは、横風対策のため重めの1.8g。ロッドはEmeraldas改でキャスティングを始めたのは、16:20頃。

AJ-2015-03316:30頃、まだ明るい時間帯なので期待をしていなかったが、思いも掛けないコンとハッキリとしたアタリで、揚がって来たのは生まれて初めて釣った良型タナゴ

カメラを準備している内に、JHが口から外れてしまったが、この小さなおちょぼ口にワームを吸い込んでいるのには、少々驚いた。

AJ-2015-034そしてその10分後、チクッと感じるアタリで、豆だが待望のアジをゲット。

日没時刻を過ぎて周囲の暗さが増して来ると良いペースで豆が続く様になり、18:00頃にはツ抜けを達成。
豆でも、極小さなアタリをタイミング良く取れると、それなりに楽しく、この日もこれまでにはないペースに気を良くして、この分で行けば・・・・
こんなことを考えだすと事態は悪くなる道理で、この日も徐々にペースが悪くなり、20:00頃の16匹目を最後にピタリとアタリがなくなってしまった。
こうなると、釣れている間は我慢が出来た正面から受ける風の冷たさが、一段と身に染みて来て我慢出来ない程になり、堪らず小休止。

表側の強者達も、風の強さとアタリの少なさに持て余し気味で、この辺りから釣りに来ているのか釣り談義に来ているのか分からない程のまったりとした釣り場になってしまった。

結局、この日は、夕間詰めの一瞬だけの地合いで、その後表も裏も一向に状況は回復することなく終わってしまい、日の出前のまだ暗い5:00過ぎにStopFishingとした。

所で、17:00頃登場して来たFKTさんは、転勤で沖縄に赴任することになった由。繊細なアジングも面白いが、沖縄には沖縄の本土では出来ない釣りがある。折角の機会だからその沖縄の釣りを楽しんでもらいたいと思う。

2015年釣行記(75)- AJ

2015年 Ajing 釣行記

潮回り:中潮 場所:孤島 釣果:アジ X 17、カサゴ X 1 同行者:SGRMさん(KRHR、KBT両氏)

この日はメッキ狙いでCGSKに行くことにしていた所、釣り場付近は強風で海も荒れていると仲間から連絡があったので、急遽予定を変更して孤島に行くことにしてSGMRさんに連絡を入れて合流することに。

孤島には15:00過ぎに到着。
予報では北寄りの風が弱いとのことだったが、結構強くしかも横風になる東から吹いて来ている。

この日、釣り場に持ち込んだロッドは二軍落ちしていたEmeraldas改、主にメバルに使っているFALCON改に予備としてこれまでのメイン・ロッドであるTenryu改の3本。
実は、前回試しに振らせて貰ったSGMRさんのロッドの感触が切っ掛けで、帰宅の途中で既に次回はEmeraldas改を引っ張り出そうと考えていた。と云うのも、最近の孤島で流行りの5.5fのショート・ロッド程ではないが、自作のロッドの中ではEmeraldas改が5.8fと最も短く且つ50gと最も軽い。しかもワン・ピースなので、あの感触を再現出来るとすればEmeraldas改しかないだろうと考え、又、FALCON改は所謂パッツン系のロッドで、極々小さなアタリでもハッキリと判る筈と考えたのが理由。
従って、今回の結果次第では一軍と二軍の総入れ替えになるかも知れず、又来シーズンに向けてのロッド・ビルディングを始める切っ掛けになることさえあり得る。

SGMRさんはベスト・ポジションの中央付近、その岸側にKRHRさん、そしてその又岸寄りに小生と並んで釣り座を構え、15:30頃キャスティングを開始。
しかし、風が強いので直ぐに裏側に移動。以前Emeraldas改を使った際の印象ではキャスティングのフィーリングがもう一つしっくり来ず、それが二軍落ちの理由の一つだった。しかし、今回は風対策もあって少し重めの1.2gのJHを結んでいるせいかも知れないが、気持ち良くスーッと飛んで行くのが意外な印象で、何か得をした気分。

この日最初の豆アジは16:10頃。
Emeraldas改を持ち出して狙ったコンとハッキリしたものではなくモゾとしたものだったが、取り敢えずボーズ逃れにしてSGMRさんに先行する嬉しい一匹。それから間を置かず同じアタリで同じサイズを追加。

願わくば良型の連チャンと行きたいが、この所孤島では良型の釣果は出ていないので、今回は豆縛りの数釣り・・? 豆でも数が出ればそれなりに楽しめる
などと考えた所で、2回連続のバラシ

その後は徐々にアタリが少なくなってしまったが、それでも20:00頃には6匹の釣果で、これまでよりはペースが良い。
ポツリポツリでも良いから、この状況が続いて欲しいと期待したが、その内すっかりアジの気配は消えてしまった。次の回遊まで粘ろうと一度は考えたが、悪いことに風が正面から吹いて来る北に変わってしまい、指先がジンジンとして来る程寒さが厳しくなってしまった。
こうなると、我慢をして・・・の気持ちがなくなるのに時間は要らず、直ぐに表側に移動。しかし、風に弱い小生が表側に移動したからと云って打開策になる訳ではなく、冷たい北風を正面から受けるよりも背中で受ける方が凌ぎやすいからと云った消極的な理由。

表側に移動して周囲を見渡しても、余り状況は芳しくない模様でSGMRさんがロッドを曲げるペースが遅い。そんな中、小田原から通って来ると云うKBTさんは只一人コンスタントにロッドを曲げていて、流石のSGMRさんも脱帽と云った所。

AJ-2015-032結局、小田原のKBTさんは102匹の好釣果、SGMRさんは58匹、北風にもめげず裏側で粘ったKTHRさんは39匹、対して、釣り場をウロウロと落ち着いた釣りが出来なかった小生は17匹の貧果(涙)

と云う訳で、ロッドの一軍・二軍の入れ替えをどうするか結論は出せないまゝ、未だ暗い5:30頃にStopFishingとした。

早くも、2015年も残す所10日程。
エイジ・シュートは達成出来たが、こんな状況のまゝ新年を迎える訳には行かない!
もう一度孤島で何とか満足できる程度の釣果を得なければ・・・・・
と強く思った次第。

所で、今回も連続のバラシがあった。この時のJHはJAZZの鯵HEAD電撃Dタイプで、前回4連続バラシの際も同じもの。
このJHの針り先は、少し内側に向いているため、掛りが浅いのかも知れない。そこで、指で少しゲイプを広げようとちょっと力を入れた所、簡単に折れてしまった。
他のJHでは、バラスことはあっても殊更に意識することはない程度。そこでクレイジグ波動Ajiに替えてみた所、バラシは殆どなくなったので、やはり針の形状がその原因だろう。JAZZのJHは買い得な漁師パックを買うことにしており、このJHも当然漁師パックを購入したのでまだ大量に残っている。しかし、このままでは出番もなくなってしまうだろう。

2015年釣行記(74)- AJ

2015年 Ajing 釣行記

潮回り:中潮 場所:孤島 釣果:アジ X 17、カサゴ X 3、メジナ X 1 同行者:SGRMさん

この所、週の前半の釣行は火曜日にすることが多いので、玄関ドアの交換工事が月曜日にされることを了承していたのだが、この週に限ってSGMRさんは都合で月曜日に行くとのこと。
だからと云って工事の日程変更は出来ないので、今回は孤島でのアジングは諦め、翌日の火曜日にメッキ狙いでCGSKに行く積りにしていた。しかし、工事は早い時刻から始めて貰えば、午前中には終わることが分かり、孤島に行ける可能性が出て来た。
そして、業者と交渉の結果、工事は午前中に終わって貰うことになった。

そこで半分以上孤島に行く積りになって改めて天気予報をチェックすると、月曜の夜から火曜の朝にかけて一貫して北東の風が4mも吹き続けるとのこと。対して、火曜日は南寄りが2m程。
孤島で北寄りの4mの風は、小生には非常に厳しい状況なので、当初の予定通り火曜日のメッキにしようと思ったが・・・・・。

月曜日は、絶対に釣れるヨ~!!の言葉に釣られたのは小生で、結局孤島でSGMRさんと一夜を共にすることにした。

孤島着は15:00過ぎ。
空はどんよりと曇っていて、今にも雨が落ちて来そう。夜にはパラパラと雨が降る所があるので傘を持って出かけた方が良いとの予報が、残念ながら的中しそうな雰囲気。風は横風になる北東から強く吹き付けて来ており、海は表側も裏側もバシャバシャと波立っていて、分かっていたこととは云え、小生のモティベーションは急降下。
SGMRさんは、そんな状況をものともせず、直ぐにキャスティングを始める始末で、この辺が孤島の住民と云われる所以か・・・・。

しかし、ものの5分も経たない内に、SGMRさんメッキにした方が良かったかも・・などと首を傾げながら云い出す始末。

小生が準備を整えてキャスティングを始めたのは15:40頃。
横風が強く吹いているので、小生は最初から裏側に移動し、アングラーがいないことを幸いに、突堤の角に陣取って風を背負える方向にキャスト。

AJ-2015-030すると、16:00頃、数投目にコツンとハッキリとしたアタリで来たのは、豆ながら本命のアジ
日没前と云っても曇り空で光量が落ちているからか、幸先の良いスタート。

こうなるとメッキのことは忘れて目の前の釣りに集中するのは、良くも悪くもアングラーの性で、17:00頃までに4匹の釣果に期待は大きく膨らんだ。しかし、を見ることが出来たのは束の間で、ポロリポロリと4連続バラシをした頃からアタリが徐々に遠くなって行き、お約束の修業の場に変わってしまった。

アジを求めて、エサ師を含めて3人しかいない孤島をウロウロとしたが、横風に邪魔をされて、結局は又々裏側に戻って来て、忘れた頃に来るアタリを拾っての繰り返し。AJ-2015-031強い風とアタリの少なさに嫌気が差して来た、19:30頃、コツンと久し振りに感じるハッキリとした感触で掛かって来たのは、初めてのメジナ。


 

風が強く吹くことは分かっていたので、用意して来た3gの中通し錘を使ったキャロライナも試して見たが、これも功を奏せず不発。

結局、今回の孤島も良い釣りには程遠い豆ばかりの17匹。その殆どが裏で忘れた頃に来るアタリで、今回もフラストレーションが溜まる結果だった。

所で、2m程度しか離れていない場所で、同じ様にアクションを加えても小生に感じないアタリをSGMRさんはハッキリと感じているとのこと。
その理由が、解った・・・・?

今回初めて、SGMRさんのロッドを借りてみた所、確かにハッキリとコツンとしたアタリを感じることがあった。たった一度きりのことで、結論付けるのは早計に過ぎるきらいはあるが、どうも小生のロッドには出せないアタリをSGMRさんのロッドは伝えてくれている様に思える。
この強い横風のなかでも39匹の釣果を出したこのSGMRさんのロッドを、機会があればジックリと振らせて貰いたいと思った次第。

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