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2015年釣行記(76)- AJ

2015年 Ajing 釣行記

潮回り:中潮 場所:孤島 釣果:アジ X 21、カサゴ X 1、タナゴ X 1 同行者:SGRMさん(KI、KZTM、KBR、FKT各氏)

釣行することになっている朝は、目が覚めると同時に天気予報をチェックするのが習い性となっている。この日も、当然、眠い目を擦りながらタブレットの画面を見ると、何と18:00頃には北寄りの風が6m、以降も4~5mとなっている。
これでは、到底釣りは出来ないので、SGMRさんにメールを入れて意向を訊ねると、何事もない様に行くと仰る。彼の弁によればテレビでは穏やかな風と云っていた由。経験則では、Yahoo天気予報は余り当てには出来ないと思っているのだが、これは差があり過ぎる。
と云うことで、取り敢えず態度を保留とし、昼頃の天気予報を見ると、風は弱まっているものゝ、日付が変わる頃まではずっと北寄りの風が4m。しかも、時間帯によっては向かい風となり東が入りそう。
と云うことで、今回はお休みにして鉄道模型をして、翌日の水曜日はメッキに行こうと考えたが、SGMRさん宛てのメールに打ち込んだ内容は、何故か行くことにしました!!!

現地には15:00過ぎに到着。
心配していた通りの爆風で、風に飛ばされた波シブキが時折顔に掛かって来る程で、キャスティングも始めずにどうしようか?

16:00を廻った頃、KIKZTMKBRの3氏が登場。SGMRKIKZTMKBRと4人も強者が揃うと、風が強いから帰ると云い出す者は誰一人としておらず、強い横風をものともせず、表に向かってキャスティングを開始する始末で、小生一人が稍引き気味の姿勢。

小生は、ただ独り裏側でキャスティングをすることにした。
裏側だからと云って横風を受けることに変わりはないが、海面からの高さがない分、ライン・コントロールは楽になる。だから、裏側に回ったのだが、こちらは北寄りの風を正面から受けることになって寒さが一段と厳しく感じる。しかし、釣りに来たのに釣りにならないのではシャレにならない。

JHは、横風対策のため重めの1.8g。ロッドはEmeraldas改でキャスティングを始めたのは、16:20頃。

AJ-2015-03316:30頃、まだ明るい時間帯なので期待をしていなかったが、思いも掛けないコンとハッキリとしたアタリで、揚がって来たのは生まれて初めて釣った良型タナゴ

カメラを準備している内に、JHが口から外れてしまったが、この小さなおちょぼ口にワームを吸い込んでいるのには、少々驚いた。

AJ-2015-034そしてその10分後、チクッと感じるアタリで、豆だが待望のアジをゲット。

日没時刻を過ぎて周囲の暗さが増して来ると良いペースで豆が続く様になり、18:00頃にはツ抜けを達成。
豆でも、極小さなアタリをタイミング良く取れると、それなりに楽しく、この日もこれまでにはないペースに気を良くして、この分で行けば・・・・
こんなことを考えだすと事態は悪くなる道理で、この日も徐々にペースが悪くなり、20:00頃の16匹目を最後にピタリとアタリがなくなってしまった。
こうなると、釣れている間は我慢が出来た正面から受ける風の冷たさが、一段と身に染みて来て我慢出来ない程になり、堪らず小休止。

表側の強者達も、風の強さとアタリの少なさに持て余し気味で、この辺りから釣りに来ているのか釣り談義に来ているのか分からない程のまったりとした釣り場になってしまった。

結局、この日は、夕間詰めの一瞬だけの地合いで、その後表も裏も一向に状況は回復することなく終わってしまい、日の出前のまだ暗い5:00過ぎにStopFishingとした。

所で、17:00頃登場して来たFKTさんは、転勤で沖縄に赴任することになった由。繊細なアジングも面白いが、沖縄には沖縄の本土では出来ない釣りがある。折角の機会だからその沖縄の釣りを楽しんでもらいたいと思う。