2015年釣行記(70)- AJ
2015/12/01
潮回り:中潮 場所:孤島 釣果:アジ X 16、カサゴ X 2、メバル X 1 同行者:SGMRさん(OHT、OHKB、FKT各氏)
早くももう師走・・・・。
年齢が高くなるに連れて月日が経つのが早く感じられるのだが、本当にアッと云う間。ついこの前69歳になったと思ったら、70歳が目の前。あと何年釣りを楽しむことが出来るのか判らないので、元気な内に・・・・。
予報では夜間になると北寄りの風が4mとのことで、予定通り孤島に行くか中止するか非常に迷う所。
小生は迷ったが、SGMRさんは釣る気満々で、クーラーも大きなものを持って行くが、仕事の関係で1時間程遅れるとのことで、小生独り先行して15:00過ぎに現地到着。
先行者はアジンガーが一人、カゴ釣り師が一人、黒鯛師が一人の三人だけ。やはり、師走に入って早くも皆さん忙しくなって、釣りどころではなくなったのか?
アジンガーはSGMRさんの知り合いでOHTさんと仰る若者でアジングは始めたばかりの由。
直ぐに支度を整えOHTさんの陸側に釣り座を決めたが、斜め左前からの風が思いの外強く吹いている。OHTさんは風対策で2gのJHを使っているとのことだが、生憎、小生には2gのJHの持ち合わせがないので2.2gをチョイス。
風上に向かってキャストすると、潮は右から左に強く流れていて、アッと云う間に流されてしまう。そこで、正面にキャストすると、ラインが風に吹かれて大きく膨らんでしまいJHが沈んで行かない。
こう云った状況が、小生は全く苦手で、早くもお手上げ状態(涙)そこで、2段低くなった裏側に回って見たが、強い風が回り込んでいてこちらサイドもやり難い。
16:00過ぎ、予定通りSGMRさんが登場。
流石にこの孤島をホームにしているSGMRさんは、そんな風を全く気にする様子もなくキャスティングを開始。この辺りが孤島で実績を出しているアングラーと苦手にしている小生との違いだろう。
苦手にしているからと云って、ここで敵前逃亡する訳には行かない。
我慢をしてキャスティングを続けていると、16:45頃、アクションを付けた後のフォールで違和感が・・・・。
豆アジながら未だ明るい時間帯での釣果で、今日は良い釣りが出来るのか?
17:00頃、カゴ釣り師、黒鯛師が引き揚げ、入れ替わりにアジンガーが二人登場。
見れば月曜日に来ることの多いFKTさんと、最近金曜日に必ず顔を見るOHKBさんと仰る若者で、本日は顔見知りの5人で夜を明かすことに。
しかし、風が非常に強く収まりそうもない。
堪らず裏側に回って見たものゝ、ロッドが風に叩かれてどうしようもない。しかし、海面まで距離のない裏側の方が小生に取っては、まだ良い方。我慢をしてキャスティングを続けていると、風の影響とは何か異なる感触に思わず手首を返して合わせると、生命体の動きが伝わって来てまたもや豆アジ。
そんなこんなで、3匹を追加した所で、アタリがなくなったので表側に移動。
しかし、通常のJH単体のシステムでは釣りにならないので、0.5号の中通し錘に手を加えた2gに0.3gのJHを組み合わせたキャロライナに替えることにした。
このシステムは、風が強い中でのキャスティングも楽だし、何よりもラインを常に張った状態に保て、操作感が得られるのが小生には好ましく思える。
ただ、アクションを付けるには、JHとロッドの中間に錘があるため、ロッドに加えた操作がJHには間接的にしか伝わらないことを意識する必要がある。従って、JH単体の時よりは少し大きめのアクションにすべきだろう。
と云う訳で、ほゞキャロライナで通した結果、良型5匹、豆11匹、加えてカサゴ2、メバル1、都合19匹の釣果。あのSGMRさんが風に悩まされて19匹の釣果に留まったことを考えると、大いに健闘出来た結果ではないかと思う次第。
しかし、OHTさんは、始めたばかりと仰るが、なかなかどうして、雰囲気はベテランアジンガーで、結果は、自己最高記録の15匹と、あの強風の影響を考えると立派なもので、ウカウカすると直ぐに置いて行かれそう。
と云う訳で、キャロライナは小生にとっては大きな武器になりそうなので、もう少し使い込んでみようと思う。