※ 月別アーカイブ:9月2022 ※

2022年釣行記(51) – AJ

2022年 Ajing 釣行記

日 時:09月30日(金) 17:40~23:15
潮回り:中潮(↑↓)
場 所:DKK
釣 果:アジ x 1、キビレ x 1、ゴンズイ x 1
同行者:KMI、IMMR、ICNH、HRD各氏

久し振りの孤島での徹夜アジングのお誘いを頂いた。孤島と云えば昨年の5月に行って以来となり、夜を共にしたアジング仲間に会えるのも1年半近く振りのことなので、大いに心を動かされて、一時はすっかりその気になった。
しかし、最近の様に21:30~22:00頃に終わる釣りであっても、一晩寝ただけでは疲れが取れず、翌日も一日中ボーッとして何もせずに過ごしているのだが、それ以上にもなる徹夜明けの疲れ具合を考えると、徐々に気持ちが萎えて来て、結局、パスさせて頂いた。

と云う訳で、DKKでのお気楽アジングに行くことにしたが、予報では東~北東の風が4mと強く吹くとのこと。DKKでは、東寄りの風は向かい風になるのでベイト・アジングには厳しいが、駄目ならスピニングに替える積りで、16:40頃、自宅を出発し、現地到着は17:10頃。

釣り場の岸壁には、KMIさんが一人いるだけで、他にアングラーの姿はない。そのKMIさんは最奥から一人分空けた手前に釣り座を構えていたので、お気に入りの最奥に有り難く入らせて貰って準備を始めた。

予報通り、風はやゝ強目の向かい風なので、安全第一でスピニングにしようかと思ったが、何とかベイト・アジングをものにしたいと結局、Emeraldas改を先発に選んだ。とは云え、この向かい風の中で、1gのJHをトラブルなくキャスティングする自信はない。そこで、風対策と身体を慣らすために3gのSキャリーを使うことにして、17:20頃、キャスティングを始めた。
2投、3投・・・・。
状況次第では、1投目からコンタクトがあることもあるが、前回の結果や昨日のアジング仲間からの情報で、直ぐにコンタクトがあるとは考え難い。そこで、逆風の中でのキャスティングの練習に重点を置いていたが、前回、このポイントで根掛かりでSキャリーを2個奉納したことを思い出した。
アジの棚がボトムでなければ、何も問題はないが、JHをボトムにステイさせる必要がある場合は、根掛かりリスクが少々高い。となると根掛かり覚悟で、このポイントで続けるか、ポイントを変えるかだが、小生は後者を選び、中央付近に移動することにした。

小生が、中央付近に場所を移動し終えた頃、ICNHさんHRDさんの2人が登場、少し遅れてIMMRさんがやって来て、最奥からMRDさんKMIさん、少し間を空けてIMMRさんICNHさん、そして小生の順に並んでキャスティングを始めた。

しかし、アジからのコンタクトは・・・・・・・ない。
遠くの方でKMIさんアジを掛けた様子だが、全体として釣り場の活性は一向に上がって来ない。

アジからのコンタクトがないまゝ時間が過ぎ、記憶が定かではないが、19:00頃(?)、チクンとアタリがあった。反射的に腕を煽って合わせると見事に針掛かり。強い引きにニンマリしながらやり取りを始めたが、スピードは余りないものゝ、思いの外トルクが強い。
尺アジか、それともシーバスか・・・・。
仲間に玉網入れして貰った獲物は、傷一つない銀ピカの惚れ惚れする程の綺麗な魚体をした25cm程(?)のキビレで、これはKMIさんに引き取って頂いた。

アジからのコンタクトは相変わらずないまゝ、時間だけが過ぎて行き・・・・。

Sキャリーを使ったキャストにも慣れた所で1.0gのJHでのジグ単に替えていたが、向かい風ではバック・ラッシュとまでは行かないが、どうしてもスプールのラインが緩んでしまう。そこで、スピニング・ロッドのSoare改に替えて軽い0.4gのJHを使って、アジの関心を引こうとしたが、これも無駄骨。

結局、アジからのコンタクトも全くない完全試合の様相で抑え込まれそうになり、ソロソロ引き揚げることが頭に浮かび始めた21:00頃だったと思う。モゾモゾとした違和感に合わせを入れて、針掛かりさせたが、しかし、引きには全く力がない。が、生命体の反応だけは微かに伝わって来る。
何だろう???
抜き上げてみると、針を咥えて上がって来たのは、紛れもないゴンズイ

本命のアジからの音沙汰がないまゝ21:30頃になり、道具を片付けて帰る準備を終えたが、いつもとは違って帰路に就く気になれず、皆さんと釣り談義に花を咲かせてグダグダとしていた。そんな最中、HRDさんが帰り支度を始めた。

実は、この夜のアジの偏在振りが激しくて、中央付近の3人にはアタリ一つなかったが、最奥のHRDさんは良型アジを7匹、そして隣りのKMIさんも4匹揚げていた程で、全体として良い状況とは云えないが、最奥付近には可能性があることになる。
と云う訳で、IMMRさんICNHさんは最奥に移動することになり、小生は、二人の様子を見届けてから帰路に就こうと考えたのだが・・・・・。
二人から、場所はあるからとの勧めに抗えず、小生も改めて釣りの準備をして、居残り残業をすることにした。

この時、改めて時計を見ると、既に22:30を回っていたので、自覚がなく精々30分程だと思っていたが、アジング・フリークがキャストすることもなく、1時間近くもお喋りをしていたことになる。
それ位、この夜のDKKの状況は厳しいと云うことの証だろう。

改めてEmeraldas改にラインを通し、1.0のJHでキャスティングを再開。
しかし、その1投目でバック・ラッシュ。腹立ち紛れにラインを切って釣りを止めようかと思ったが、気を取り直してバック・ラッシュを解きキャスティングを再開。
すると、コンとこの日最初にして最後のアジ様からのコンタクトがあった。合わせも決まってアジ様の引きを楽しみながら、抜き上げたのは20cmあるかないかのサイズ。時刻を確認すると22:50頃なので、実に、5時間半振りのこと。

後続をと思ったが、アジからのコンタクトも間遠くなり、兎にも角にも、本命ボーズ回避が出来て気が抜けたこともあって、23:15頃、皆さんに別れを告げてStopFishingとして帰路に着いた次第。

2022年釣行記(50) – AJ

2022年 Ajing 釣行記

日 時:09月26日(月) 17:40~21:30
潮回り:大潮(↓)
場 所:DKK
釣 果:アジ x 3、カサゴ x 1
同行者:単独(KMIさん、NGHMさん)

この所ベイト・アジングに打ち込んでいるが、漸くSキャリーを間に噛ませず、ジグ単で出来る目星が付いて来た。こうなると、出来るだけ早い機会にEmeraldas改を携えて出撃したくなって来る。
しかし、この日はUMB-FP近くの霊園に行き両親の墓参りをすることにしている。行動線からすると、当然、墓参りの後にUMB-FP刀狩りをするのが、理に適っている。しかも、予報では南風が2mとのことで刀狩りには持って来い。
UMB-FPでの刀狩りにするか、DKKでのベイト・アジングにするか、正にハムレットの心境で身体が二つ欲しい所。結局、これだけ条件が良ければUMB-FPは激混みで、釣座の確保にも苦労する可能性が高いと考えて、DKKに行くことにした。更には、DKKには、KMIさんも来ているだろうとの期待があったのも一因。

明るい内にキャスティングの練習をしようと、いつもより若干早い16:00頃自宅を出発し現地には16:30頃、到着。

岸壁に出てみると中央付近にKMIさんの姿があって、岸壁の中央付近で準備の真っ最中。いつもは最奥付近に入っていることが多いKMIさんだが、この日は、府中から来たコマセ師が3人、最奥で長いロッドを出しているので、彼らを避けて、少し間を広く取ったとのこと。
小生は、KMIさんの右隣りの入口側に釣り座を構えて、準備に入った。

当初の目論見通り先ずは肩慣らしのために、少し重めの1.5gのJHを結んで軽くキャストすると・・・・。全く、飛距離が出ていない上にバック・ラッシュ寸前の状態。幾ら何でも、これは酷すぎる。何度かキャストしてみたが、同じ結果に堪らず3gのSキャリーを結んでみた。しかし、結果は変わらない。
これまでは、Sキャリーでは全くストレスなくキャスト出来ていたのに、これはどうしたことか。
余りの酷さに、Emeraldas改を諦めて予備に持ってきていたスピニングのSoare改に替えようかと思った程。
そう思いながらも、バック・ラッシュに気を付けながらEmeraldas改でキャスティングを続けていると、身体が思い出して来たと見えて徐々にトラブルがなくなって来た。

そこで、暫くの間はジグ単を諦めて、これまで通りのSキャリーを介した釣り方で、17:40頃、アジングを開始した。

キャスティングがこれまでの様にスムーズに出来る様になって、アジからのコンタクトを待ったが、コツリとも来ない。最奥のコマセ師が掛けた様子も聞こえて来ず、隣りのKMIさんにもアタリはないとのことで、どうやらアジが寄って来ていない様子。
今夜も苦労しそうだと思いながらキャスティングをしている所に、一際高身長のアングラーが登場。見覚えのあるその出で立ちのアングラーは、昨年の8月以来1年振りに会うNGHMさんで、彼はKMIさんを挟んで反対側に釣り座を構え、早速キャスティングを開始。

そうこうする内、KMIさんアジを抜き上げ、27cmあるとの声が聞こえて来た。漸く回って来たかと期待をしたが、小生の所では完全に音なしの構えで、コツンとも来ない。

潮は、右に行ったり左に行ったりとコロコロと変わって落ち着きがない。
Sキャリーを使ったアジングは、殊の外、潮の流れには弱いので、思い切って1gのJHを使ったジグ単に切り替えることにした。が、この頃には、身体がすっかりEmeraldas改でのキャスティングに馴染んでいたので、入釣した頃のトラブルはまるで嘘の様になっていた。それでも、時折スプールに巻かれたラインが緩んでいる時があるので、油断はならないが・・・。

20:10頃、早くもNGHMさんは、タコも釣れたから・・・と云って引き揚げて行った。
さっと来てさっと釣り、さっと帰って行く。何とスマートな釣り方だろう!!
釣り歴だけは50年以上あるが、後期高齢者になっても、煩悩に塗れた釣りしか出来ない小生には、到底、真似が出来ない釣り方。

この日、初めて、小生がアジのコンタクトをものにしたのは、20:30を回った頃。釣りを開始して約3時間もの間、コンタクトもないのに良く粘れたものだと、自分で自分を褒めてやりたい位。

この時は、半ばヤケになって根掛かり覚悟で、ボトムにステイさせているとムズとコンタクトがあったもので、サイズは21cm程のマァマァのサイズ。

やっと、この夜の釣り方が解ったと思ったが、同じ様にしても反応は返って来ず、完全に交通事故で、元の木阿弥

そして、それから暫く時間を置いて、20:54頃にこの日の2匹目をゲット。更に、その直後の21:01頃に3匹目と、立て続けにコンタクトがあったので漸く調子が出て来たと思ったが、それは夢のまた夢。直ぐに、又々、無反応の状態に戻ってしまい、21:20頃、引き上げて行ったKMIさんを追い掛ける様にして、21:30頃、精も根も尽き果てゝStopFishingとした。

今回もまたベイト・アジングでは貧果に終わってしまった。貧果の原因がEmeraldas改の故とは思いたくはないし、何とか使いこなしたい。
事実、身体がEmeraldas改でのキャスティングに馴染んで来ると、0.8gのJHでもキャスト出来る様になって来ているので、進歩して来ているのは確実だろう。利き腕ではない左手での扱いであることに加えて、老齢の身なので身体的にも覚えが悪くなっているため、ある意味では仕方がないことかも知れないが、問題は身体が馴染んで来るのに時間が掛かること。
Emeraldas改がもう少し胴調子であれば、この様に苦労することはないのかも知れないが・・・。

2022年釣行記(49) – AJ

2022年 Ajing 釣行記

日 時:09月21日(水) 17:30~21:30
潮回り:若潮(↓)
場 所:DKK
釣 果:アジ x 8
同行者:単独(KMIさん)

予報によると、この日の夜は、雨は降らないものゝ北東の風が4~5mとのことで、いつもであれば、無条件に釣行を控える風の強さ。しかし、今週は台風14号の影響もあって、この日を除いては連日雨降り模様なので、雨の心配のないこの日を除いてはチャンスがない。
と云う訳で、兎に角、出掛けてみて釣りが出来そうにもなければ、引き上げて来る積りで、16:40頃、自宅を出発し、17:10頃、現地に到着。

直ぐに岸壁に出てみると、やはり風が強く吹いており、そのせいか最奥にアングラーが一人いるだけで、釣り場はガラガラ。
こんな状況でも来る人は居るんだなぁ同じ穴のムジナならぬ同好の士が居ることに安堵しながら、近付いて行くとそのアングラーは前回も一緒になったKMIさん。独りでなら萎えてしまいそうな風の強さだが、仲間が居るのは心強い。すっかりその気になって、氏は前回と同じ最奥から一人分スペースを空けて釣座を構えていたので、最奥に入らせて貰いこの夜の釣座とした。

かなり強く吹き付けて来る風を考慮して、ライン・トラブルを起こし難いスピニング・ロッドのSoare改を先発にしようかと思ったが、強い風の中でどの程度使えるか試すのも勉強の内とベイト・ロッドのEmeraldas改を使うことにした。
実は、家を出る時には泡良くばEmeraldas改でジグ単を・・・と目論んでいたが、この強風では到底出来ない相談なので、又々、前回、前々回と同じ様に3gのSキャリーを使うことにして、先ずはテスト的に軽くキャスト。すると、やはり風に押されて距離は余り出ないが、釣りにはなりそう。

17:30頃、キャスティングを開始。
すると、1投目から何やら反応がある。だが、何故か針掛かりさせられない。
何だろう??
反応の主は判らないが、兎にも角にも何かしら反応があるのは、期待出来る証拠で、前回の様なことはないだろう。
と思ったが、正体を明かすこともなく、反応が消えてしまって?????

この日、最初のアジを抜き上げたのはKMIさん
回収している途中で喰って来たとのことで、見ると豆に近い小粒のアジで、針掛かりさせられなかった反応の主はこの豆アジだった様子。

小生が最初のアジを掛けたのは18:10を回った頃。

KMIさんアジを見て、少しレンジを下げたのが良かったと見えて、20cmを少し超えるまぁまぁのサイズでヤレヤレ。
そして、それから約10分後の18:20頃に同じサイズを追加出来、
この分で行けば、今晩は楽しめそうだ!
強い風の中、やって来たのが正解だった。

所が、釣りでは良くあることで、こんな思いが頭に浮かんで来ると、結果は逆になるとの例に漏れず、今回もその後はピタリとコンタクトがなくなってしまった。

風は時折弱くなることはあっても、斜め左前方から強く吹き付けて来て、10月にもなっていないのに寒さを覚える程。そんな状況でも、3gのSキャリーを使えば、ベイト・アジングが成立しそうなことが判って、この点は良かったが、コンタクトが無いのは、如何にも辛い。

そんな中、KMIさんが玉網を出して取り込みをしているので、どんなに大きな獲物だろうと見ていると、玉網に入っていたのは、新仔のアオリイカ。聞けば、先週の土曜日に来た時にアオリイカを見たので、エギを持って来ていたとのこと。
アオリイカ・エギングは、小生が海釣りを始める切っ掛けになった釣りなので、懐かしく、事前に聞いていれば、小生もエギを忍ばせて来たのに・・・
結局、KMIさんアジングは早い内に諦めて、殆どの時間をエギングで通し、新仔アオリを2杯、シリヤケを1杯の結果だった。

小生が、3匹目を掛けたのは、強く冷たい風に加えて、音沙汰が無いことに嫌気が差して来た19:15頃。しかも豆アジと来ては、モチベーションも上がって来ない。
それでも、豆でもアタリがあれば楽しめると自らを慰め鼓舞してキャスティングを続けて
19:22 4匹目 豆アジ
19:55 5匹目 豆アジ
20:24 6匹目 豆アジ
20:41 7匹目 豆アジ
21:23 8匹目 豆アジ(ジグ単)
と忘れた頃に来るアタリで来たのは、全てばかり。

獲物からのコンタクトがなければ、サイズの大きさは問わないから、何とか反応を示して欲しいと願い、
サイズが小さいものが続けば、少しは大きめな獲物が欲しいと願い、
大き目でもたまにしか来なければ、もっと頻繁に反応が欲しいと願う。
アングラーの欲にはキリがないが・・・。

兎に角、少々の風なら、真正面からの風でない限り、ベイト・アジングが出来そうなことが判ったことが、この日の最大の収穫で、暫くはベイト・アジングを続けようと思いながら、21:30頃、StopFishingとした。

2022年釣行記(48) – AJ

2022年 Ajing 釣行記

日 時:09月16日(金) 18:00~21:40
潮回り:中潮(↑↓)
場 所:DKK
釣 果:アジ x 2
同行者:単独(KMIさん、IMMRさん)

今回もベイト・アジングをするためにDKKに行くことにしたのだが、出来ればジグ単でやりたい。そのためにBlueCurrentⅢ 53/Bをお供に加えて、Emeraldas改との2本立てにすることにした 。
BlueCurrentⅢ 53/Bは、小生には少々硬目に思え、これまで1度メバリングで使用しただけでお蔵入りになっていた。しかし、扱えるルアーのウェイトが0.5~4.5gとなっており、Emeraldas改よりも20cn程短いので、ひょっとすると使えるかも知れないと考え、敢えて持ち出してみた。

17:00少し前に自宅を出て、現地到着は17:30頃。
この時期の日没時刻は17:46なので、直ぐに夕間詰めになってしまう。急いで岸壁に出て見ると、入り口に一人そして最奥は3人の先行者が入っていて、中央付近にしか空きがない。仕方がないので、前回とほゞ同じ場所に道具を置いて、最奥の3人に様子を聞こうと近づいて行った所、KMIさんIMMRさんのアジンガー2人と見覚えのない餌釣り師の3人。
彼らの隣りに入らせて貰う事も考えたが、中央付近でも釣れることは、前回の経験で分かっていたので、そのまゝ中央付近で始めることにして、準備に入った。
準備に入ったのは良いが、夕方の少し光量が落ち掛かったこの頃が、最も見難くて、小さなスナップやスイベルにリーダーを通したり、結んだりするのが大変。特に、最近になってこの傾向が強くなって来ている様な気がしてならない。白内障の手術後は老眼鏡も要らなくなり、快適だったのに・・・。

結局、キャスティングを開始したのは、18:50頃。
予報では東風が2m程とのことだったが、岸壁に立ってみると右手からの横風になる南風。しかも、かなり強く吹き付けて来ており、キャスティングに自信がないベイト・ロッドを使うことを躊躇する程。しかし、両隣りは広く空いているので、慣れないベイト・ロッドで覚束ないキャスティングをしても、誰にも迷惑にはならない。そこで、初心貫徹とばかりに、BlueCurrentⅢ 53/Bを先発に選んで、少し重めの1.2gのJHを組み合わせた。
しかし、2~3投した所で、敢え無くバック・ラッシュを起こして、Emeraldas改にチェンジ。Emeraldas改は前回も使い通した上、3gのSキャリーを組み合わせているので、風に流されることはあっても、致命的なトラブルにはならない。

色々とあって落ち着けなかったが、漸く釣りに集中出来る様になり、アジからのコンタクトを待った。しかし、前回、口開けの1匹を釣った18:39は、アッと云う間に過ぎてしまい、なかなか気配が伝わって来ない。

この日最初の1匹が、チクッと極々小さなアタリで来たのは、19:00少し前。

やっと来てくれたか・・・と抜き上げると、今回も、前回と同じ10cm程の豆アジ。前々回も口開けは豆アジだったので、3回連続で口開けに豆アジを釣ったことになる。

お持ち帰りをするなら、サイズは大きい方が良いが、今回はお持ち帰りの予定はない、豆アジでも数多く来てくれれば、それなりに楽しめるし、何よりもベイト・アジングの練習にもなると思ったが、それ以降は、全く音沙汰がない。

2匹目が来たのは、19:45頃。サイズは少し良くはなったが、これはモゾモゾと微かな違和感の後にチクと来たもの。
やっと、回って来たか?
しかし、これも放浪アジだったと見えて、その後は完全に梨の礫

20:30を回った頃から、徐々に風が弱くなって来たので、釣りはし易くなったが、アジの気配は相変わらず伝わって来ない。

21:00頃、アジが居ないのであれば、開き直ってキャスティングの練習に徹しようと、又々、BlueCurrentⅢ 53/Bを持ち出して来てキャスティングをし始めた。すると、Emeraldas改でのキャスティングを続けて来たことで、身体が慣れたためか、問題がない。
となると、自分でベイト・ロッドに改造したEmeraldas改で、何とか1gのJHをキャストしたくなる。そこで、Emeraldas改で試してみると横風に流されるが、問題がない。何度も1gのJHをキャストしても問題が出ないので、この調子なら0.8gのJHでもキャスト出来るかも知れない。バック・ラッシュでもすれば、それを機にこの日の釣りをやめようと思い切ってJHを0.8gに替えて見た。
すると、バック・ラッシュを起こすこともなく、上手くキャストが出来る。

この日も、釣りを始めた頃には、慣れているEmeraldas改でも、4~5投に1回位の割で、ライン放出が上手く行かず引っ掛かる場合があった。しかし、1時間程経った頃には、全く問題なくスムーズなキャスティングが出来ていたことを考えると、キャスティングのコツが完全に自分のものになっていないと云うことだろう。
歳を取って身体の覚えも悪くなったためだろうが、練習すれば何とかなるだろう。そうすればEmeraldas改で0.8gのJHを使ったアジングが楽しめる。

と云う訳で、この日は釣果としてはたった2匹の貧果で終わったが、当分の間の目標が出来ことに大満足出来、21:40頃、KMIさんIMMRさんに別れを告げて、一足先にStopFishingとして帰宅した。

2022年釣行記(47) – AJ

2022年 Ajing 釣行記

日 時:09月13日(火) 18:00~21:40
潮回り:中潮(↓)
場 所:DKK
釣 果:アジ x 9、カサゴ x 1
同行者:単独(ICNHさん)

前回はEmeraldas改でのベイト・アジングを目論んで出掛けたのだが、諸般の事情でスピニング・ロッドであるSoare改での釣りに終始せざるを得ず、目的を果たせずに終わってしまった。しかも、釣果は豆アジを含めて3匹だけの貧果と来ては、到底腹の虫が収まらず、江戸の仇を長崎でとばかりに場所を替えてDKKベイト・アジングをすることにした。とは云え、気掛かりは、2~3mの東寄りの風が吹くとの予報だが、この点は出たとこ勝負

16:45頃自宅を出発し、現地には17:15頃、到着。
細い獣道を通って岸壁に出てみると、入口付近に若者が二人、最奥には年配の3人組が入っており、空いているのは中央付近だけ。取り敢えず中央付近に道具を置いて、奥の年配者に挨拶に行くと、何度かこのポイントで会って顔見知りになった府中からのアングラーで、この御仁の話ではここも取り締まりが厳しくなった由。
釣りの準備もしない内に聞かされた面白くない話に、気分も萎えそうになったが、折角来たのだからと、兎に角、準備をすることにした。

今回の目的は、Emeraldas改でのベイト・アジングをすることで、出来ることなら1.0gのジグ単体と行きたい所だが、まだまだ腕が追い付いておらず、無理をするとそれこそ最初からバック・ラッシュのライン・トラブルに見舞われるのは必定。安全策をとって、34(サーティーフォー)のSキャリー3gを介して0.8gのJHを結んだシステムでアジングに臨んだ。

18:00頃、キャスティングを開始。
所が、前回と同じ様に上手くキャスト出来ない。やはり刀狩りで重たいテンヤをベイト・リールでキャストしていた感覚が抜け切れていない様子。そこで、日没時刻を過ぎていたが、まだまだ明るいので、先ずはキャスティングの練習をすることにした。

暫くの間、キャスティングの練習をしている内に、周囲も暗くなって来た所で、釣りに集中することにしたが、コンタクトはない。
ジグ単ではなく、間にSキャリーを挟んでいるので、アタリが出ないのか、ロッドの感度の問題なのか、それとも場所的な問題なのか、全く見当が付かない。稍々もするとスピニング・ロッドのSoare改を引っ張り出したくなったが、グッと堪えて、Emeraldas改を使い続けた。

18:15頃、若者アジンアーが登場。
後に分かったことだが、ICNHさんと仰るこのアジンガーはアジング仲間のIKDさんの同僚とのことで、小生より岸壁の入り口に近い方に4m程離れた位置に釣り座を構えキャスティングを始めると、程なくして最初のアジを抜き上げていた。

小生にはコンタクトがないが、場所的な問題ではないことが解った。
残るはSキャリーのせいか、ロッドの感度か・・・。どちらにしてもタックルに起因する問題か
と考えていると、チク。
極々小さなアタリだったが、合わせが遅れることもなく待望のアジをゲット。
抜き上げたサイズは10cm程の豆アジだったが、非常に小さなアタリにも反応出来、Emeraldas改で掛けた最初のアジだったことに、顔は自然に綻んでいた。
時刻は18:39だったので、実釣開始後、それ程時間が経っておらず、出足としては悪くはないが、首を長くして待っていたコンタクトだったので、殊更以上に長く感じた。

この豆アジを皮切りとして、10分後の18:49に2匹目をゲット。
そして
19:10 3匹目
19:15 4匹目
19:19 5匹目
と順調にコンタクトがあったが、少し間を置いて
19:34 6匹目
19:45 7匹目
20:03 8匹目
とマァマァのペースで釣れていた。サイズは最初の豆アジを除いて20cm超でこの点もほゞ満足出来るものだった。

そして、20:10頃、最奥の年配者3人組が引き揚げて行った所で、空いた最奥に移動することを決行。
実は、当初の場所でもソコソコ釣れていたので、移動することには迷いがあった。しかし、最奥は小生のお気に入りの場所だったので、思い切ったのだが、結果的にはこれは大きな間違いだった。

移動後、直ぐにコンタクトがあるとは期待していなかったので、暫くは我慢しなければならないと思っていたものゝ、いつまで経っても梨の礫。結局、移動後最初にして最後のコンタクトがあったのは、20:44。

それからは、ジグ単のキャスティングを練習しようと考え、Sキャリーを外し1.0g1.2g1.5gのJHを試してみた。結果、やはり1.0gは少々きつく、1.2gでは何とか、1.5gになると粗問題なくキャスト出来た。慣れて来れば、何とか1.0gでのジグ単でのアジングが出来るだろうと思うが、Sキャリーを介してでの釣りも、ダイレクト感には欠けるきらいはありそうだが、ソコソコ楽しめそうだ。

と云う訳で、この日はEmeraldas改でのベイト・アジングで、何とか結果を出すことが出来、ICNHさんの30匹に比べて、遥かに少ない釣果だったが、満足して、21:40頃、StopFishingとした。

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