※ 月別アーカイブ:2月2014 ※

2014年釣行記(8)-MB

2014年 Mebaring 釣行記

潮回り:中潮 場所:NGTBN,GSHUR 釣果:メバル x 3 同行者:YTさん

2月に入って、8日の土曜日、14日の金曜日と2週連続の週末大雪のため、車を出すことが出来ず、そうこうする内にすっかり出不精に陥ってしまい、寒い冬の夜に独り寂しく暗い磯に立つ気も失せてしまって、気が付けば2月の最終週に入ってしまった。
この分じゃ、今年はエイジシュートは無理か・・・・???

この所平年以下の気温の寒い日々が続いていたが、水曜日の26日は漸く3月下旬の気温になると云う。しかし、木曜日から日曜日にかけては雨模様との予報が出されていたので、雨の嫌いな小生にとっては、水曜日の26日が今月最後のチャンスとばかりに、重い腰を上げることにした。
と云っても、独りで出掛けるのは何となく億劫だったので、YTさんに声を掛けると意外にも同行して呉れるとのこと。と云うのも、YTさんはこの所体調が思わしくなく、自宅付近の釣り場にも行っていないことを聞いていたので、OKの返信は体調が戻ったことの知らせにもなる訳で嬉しく思った次第

予報では気温も高く風も南寄りが1m程と絶好の条件だったが、潮位の点では春先は昼間よりも夜間の潮が低くて、この日は18:00~24:00までの時間帯が60cm以下と少々厳しい状況・・・。
と云う訳で、少しでも潮が動いている時間帯が良かろうと、干潮時刻の21:00頃に現地到着の予定で、20:00過ぎにYTさんをピックアップ。

21:20頃、現地着。
磯に乗ってみると、海鳥のおびただしい糞が白く落ちていて、荷物の置き場所にも困る程。この磯に通い出してから3~4年になるが、これ程までになったことは記憶にない。
海鳥の数が急に増えた・・・・?????

海は珍しい位に凪いでいるが、風は予報とは裏腹に南東方向から結構強めに吹いて来ている。この風を背に受ける北方向は、潮位が低いので至る所に岩礁が海面から顔を出していて、到底ルアーをキャストすることが出来ない
仕方がないので、YTさんは、磯の先端のそのまた先の干潮時にしか渡ることが出来ない岩の上に釣り座を構え、小生はその手前のサーフ寄りに立ってキャスティングを開始。

前回の1月29日にこの磯に乗った際は、潮位がマイナスになる程の大潮の干潮時にも良型を連発することが出来た。今回は、低いとは云えその時よりも高い潮位なので期待する気持ちが何処かにあったのだが、YTさんが10cm程の極小メバルを上げただけで、期待の良型からの音信はなしの礫。

23:00頃、場を休める目的もあってGSHURに場所を移動。
途中、NGTBNの隣りの低い磯に寄ってチェックした所、今回の釣行で初めて感じるブルブルンとしたアタリ。だが、それっきりで後が続かない・・・

GSHURに着いた頃には、風の強さが多少気になる程度まで弱くなっていたが、これまで期待を裏切ったことのない鉄板のワンドでも気配ゼロ
磯の東側に出て北向きにほゞ岸に平行になる様にルアーを引いていると、グッグンと強いアタリ。突然のことで泡を喰ってしまって強く合わせたためか、残念なことにすっぽ抜け。数少ないチャンスを物に出来ず悔しい思いを胸に同じルートを何度も流したが、それっきりで、まるで交通事故

MB-2014-007Rそこで、磯の東正面の離れ磯に向かってキャストしてゆっくりとリーリングしていると、離れと岸との中間付近でググンといきなりのアタリ。
障害物となる岩礁もない所で出るとは思わず、些かビックリしたものゝ、これは運よく針掛かりさせることが出来た。が、上がって来たのは目標より一回り小さな23cm程。24:00過ぎのことだった。

その後はまた気配がなくなり時間ばかりが過ぎて25:00を回った頃、潮も上がって来ているのでソロソロ良かろうと、元のNGTBNに引き返すことに・・・。

NTGBNに戻ってみると、風は殆んどなく、あれ程あちらこちらに海面から頭を出していた岩礁も海面の下に潜ってしまい海が広く見え、絶好の条件。

・・・・・と思い気持ちを鼓舞する様にキャスティングを繰り返したが、状況は余り変わらずアタリは遠いまゝで、この日は全く調子が出ず、20~21cmを夫々1匹ゲット出来ただけ。

久し振りのキャスティングの繰り返しにも拘わらず、メバルからのコンタクトも殆んどなくモチベーションを保つことが難しくなると同時に疲れがどっと出て来たので、3:30頃、StopFishingとした。

メッキ仲間が先週の金曜日の21日そして月曜日の24日に同じNGTBNに入ったが、結果は芳しくなかった由。加えてこの日(26日)の結果を合わせて考えると、ピークは過ぎてしまったのかも知れない。

2014年釣行記(7)-MB

2014年 Mebaring 釣行記

潮回り:中潮 場所:MHR-KGN 釣果:メバル x 28 同行者:単独

三匹目のどじょうを狙ってNGTBNに行く積りにしていたが、天気予報では南寄りの風が4mとなっている。
幾ら南風に強いNGTBNと云っても4mもあると無理だろうと思うが、潮は満潮時刻の19:00で150cmと高いので、何とか出来ないか・・・・・?

季節は進み17:00になると真っ暗だったのが最近は17:30位になって薄暗くなる程日暮れが遅くなって来ているので、15:40頃自宅を出発。
行く道すがら道路端の木々や宣伝旗の吹かれ具合を気にしながらNGTBNに向かったが、やはり強い風が吹いている。その上、道路状況を案内する電光掲示板には、強風注意報発令中の文字が・・・・。
そこで、NGTBNを諦めてMHR-KGNに行く積りになってナビをセットしたのだが、それでも尚NGTBNが気になって仕方がない。

ひょっとするとエア・ポケットの様に釣り場付近だけ風裏になっていないだろうか???

希望的観測と云うか有り得べかざる都合の良いことを考えながら、MHR-KGNに案内するナビを無視してNGTBNに車を向けて18:00頃到着。
駐車スペースの周囲の草が風に吹かれて大きくなびいており、念のためサーフに出てみるとやはりと云うか当然と云うか、強い風に加えて波も高く乗る予定の磯にも波しぶきが高く上がっているのが見える。

そこで、漸くNGTBNを諦めMHR-KGNに・・・。

MHR-KGN到着は18:40頃。

風は変わらず強く吹いていて、しかも方向が一定していない。
折角ここまで来て竿も出さずに引き揚げるのも・・・FALCON改にリールをセットしてキャスティングを開始。

このロッドは5’10”と短く、またラインはPEではなくモノフィラの0.4号を使用しているので風には強い筈なのだが、ロッドが風に煽られてしまってどうしようもなく、しかも、更に悪いことに風の向きが西寄り東寄りにコロコロと変わってやり難いことこの上ない。幸い向かい風になる北寄りにならなかったことだけが救いと云えば救い。

MB-2014-006Rそこで、風が弱くなった瞬間を狙ってキャスティングをして・・・・の繰り返しで、19:00頃に最初の1匹をゲット。サイズは12cm位で今一つの感があるが、ボーズ逃れの嬉しい1匹。

しかし、後続がない。
風の影響を避けようと少し重めの1gのJHを使っているのが原因かも知れない。と云っても強い風の中で0.5gのJHでは風に流されて思う様にルアーを通すことが出来ない。
そこで、物は試しMHR-KGNでは滅多に使うことのないプラグを試してみることにして、最初はシンペンのGS-A。これには全く反応がなかったので、次にShallowMagic1.8gSを泳がしてみると3連続ヒット。これでパターンが見付かったと思ったが、その後はピタリと反応が止まってしまった。

その後はまたワームに戻してポツリポツリの拾い釣りで都合28匹を数えた所で、22:00を回った頃、根掛かりで高切れしてしまったのを機にStopFishingとした。

今シーズンのこのMHR-KGNでのMebaringでは、Ajing用に改造したFALCON改を使い、釣り方もAjingと同じ様にアクションを付けて積極的に小さなアタリを取る様に心掛けている
これは当然今シーズンのAjingを意識してのことだが、Mebaringでもコツとした小さなアタリに反応出来た時は、やはり嬉しいし一際面白く思う
真っ暗な磯で尺に近い型物の引きを感じるのも面白いが、型が小さくても別の楽しさがあることを今更ながらに思い知った次第。