※ 月別アーカイブ:5月2022 ※

2022年釣行記(31) – AJ

2022年 Ajing 釣行記

日 時:05月31日(火) 18:45~23:20
潮回り:大潮(↓)
場 所:DKK
釣 果:アジ x 18
同行者:単独

MHR-KGNで遠投して獲るメバルも気にはなったが、弱いながらも北寄りの風が吹く予報だったので、今季2度目のDKKアジングに行くことにした。

17:35頃、自宅を出発、現地には18:00頃到着。
いつもの駐車スペースには、5~6台の車が止まっており、小場所なだけに小生が入れる場所があるか心配。しかし、車から荷物を降ろしている最中に引き揚げて来たアングラーに様子を尋ねた所、タコ狙いばかりだから、もう直ぐ居なくなるだろうとのことで、一安心。

道具を肩に岸壁に出て様子を見ると、先行者は5人で、小生のお気に入りの最奥にはアジンガーが1人、他の4人は申し合わせた様にタコを狙っていた。その内の1人は新仔ダコを4杯釣ったとのこと。
次回来る際には、もう少し早く来て明るい内はタコを狙い、日が暮れてからアジに切り替える2本立て作戦を考えても良いと思った次第。

小生は、最奥に陣取っていたアジンガーに断って、その隣りに釣り座を構えた。
このアジンガーは、20年来DKKに通っており、AKTさんIKDさんとも顔見知りだとのこと。生憎、小生の記憶にはないのだが、実は、彼は小生のことも覚えていて、ここで何度か遭ったことがあるらしい。年齢を重ねるに連れて、他人の顔が中々覚えられなくなり、彼には失礼なことをした。

時刻も早く、まだまだ明るい時間帯なので、彼と色々と釣り談義をしながらゆっくりと支度をしていたのだが、彼の弁では先週の土曜日には20:00頃に時合が来たけれど、30分程で終わってしまったとのこと。それからすると、まだ早過ぎるきらいはあるが、待ち切れずに、18:30過ぎ、Soare改のロッドに0.8gのJHの組み合わせで、キャスティングを開始した。

風は左から右の北寄りで、若干強目。潮も同じ様に左から右に早く流れていて、少々やり難い。
盛期であれば、暗くなる前からコンタクトして来ることもあるし、何となく雰囲気も感じられるのだが、シーズンは始まったばかりのこの時期なので、お隣りさんの云う通り、何も変化がない。

日没時刻の18:50を過ぎ、ソロソロ回って来ても良い頃合いになったと期待を込めてキャスティングを続けていると、19:15頃、この日初めてのコンタクトがあった。
アタリは、それこそ小さなコソとした違和感しかなかったが、反射的に入れた合わせが決まって、ボーズ逃れの1匹をゲット。
サイズは、20cmあるかないかだが、前回は1匹をものにするのに四苦八苦していただけに、こんなにも早い時間から掛けられて嬉しい限り。

しかし、後続がなく、隣りからも迷子の1匹だったみたいですねと声が掛かる程。

そこで、浅目を狙うことにして、カウント10まで沈めた所から軽いアクションを加えつゝリトリーブしていると、コン。
隣りにも棚が浅いことを伝えて、カウント10~16を中心に通すと、その都度、コンタクトがあって、20:20頃にはツ抜けを達成。

その後、潮の流れが逆に右から左に変わったのを機に、アタリは間遠くなってしまった。それでも、退屈しない程度の間で反応があり、明日は仕事だからと、21:20頃、お隣りさんが引き揚げて行った頃には15匹。そして、その後は3匹追加した所で、22:15頃、StopFishingとした。

この日は、シーズンが始まったばかりのDKKで、それ程期待もしていなかったにも拘わらず、ツ抜けが達成出来て、大満足の結果だった。欲を云えば、大きくて20cm程度だったので、もう少しサイズが欲しいが、それは贅沢というものだろう。

2022年釣行記(30) – MB

2022年 Mebaring 釣行記

日 時:05月26日(木) 18:45~23:20
潮回り:若潮(↓↑)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 10
同行者:単独

週後半の釣行は、DKKアジングをする積りになってその準備を終えたが、出発時刻までまだ間がある。と云う訳で、時間潰しのためネット・サーフィンをしていた時、飛ばしウキデカ・メバルを狙う動画を見掛け、前回、MHR-KGNで出会ったISBSさんが、飛ばしウキで沖目を狙った方がアタリが多いと云っていたのを思い出した。その途端、飛ばしウキで沖目を狙う釣りがしたくなり、慌ててメバリングに切り替えて支度をし直した。

17:30頃、自宅を出発し、現地到着は18:30頃。
直ぐにタックルを手に岸壁に出てみると、思いの外、背後からの南寄りの風が強く吹いている。時間的に見て潮位は1m近くはある筈だが、もう少し高い様に見え、海面にビッシリと広がっている海藻の絨毯が意外にも見えない。と云っても、海を覗き込むと海藻の塊が、至る所に浮かんでいるので油断はならないし、海中にも沢山の切れ藻が漂っていることは確実なので、安心するにはまだ早い。

今回のメバリングは、ISBSさんが云っていた様に、沖目の可愛娘ちゃんを狙う前提にしているので、途中の海藻の絨毯を越えさせる必要がある。そのためには、長いロッドを使って出来るだけ海藻に潜られない様にし、海藻に絡まれてしまった場合には、強引に引っ張り出すために、ラインも太い方が良い。
その様なことから、今回は、ロッドはSoare30 XTUNE S803ULT30、ラインはPEの0.6号、リーダーはライン側を1.5号、JH側を1.2号と磯メバル仕様よりも太目にした。

そんな訳で、海藻対策には万全を尽くして来たのだが、だからと云っても、やはり邪魔になることは変わりがない。そこで、密度の低い場所を探しながら歩き、15番スポット付近にテトラ帯の先まで海藻がなさそうな場所を見付け、18:45頃、StartFishing

時間的には日没時刻だが、まだまだ残照があって明るいので、様子を見ることに重点を置いてキャスティングを続けた所、キャストする方向や場所によっては、全く海藻が邪魔をしないポイントがあることが判った。海藻がなければストレスなく釣りに集中出来るし、願わくば、直ぐにでも反応が返って来て欲しい所だが、そこは贅沢と云うべきかも知れない。
そこで、蟹の横這い釣法で出来るだけ海藻の密度の低いポイントを選んでは、キャスティングを繰り返したが、たまに反応があるものゝ針掛かりさせられず、悔しい思いをさせられるばかりで、この日の飛ばしウキ作戦は失敗だったか?と思った程。

反応が薄い中、海藻がないポイントを行ったり来たりして、コンタクトを待ったが、ないまゝ時間が経ち、この日最初の獲物を手にしたのは、入釣後約1時間経った19:50頃のことだった。
場所は、35番スポット付近で、サイズは20cm位のぷっくらとした可愛娘ちゃんを手に出来、取り敢えずボーズ回避がなって一安心。

やっと、動き出したか・・・・と後続を期待したが、それっきりコンタクトがなくなってしまった。

そこでへの字カーブの手前のポイントは諦めて、凸部方向に移動することにし、途中で、海藻が少なそうに見えるポイントでキャストしてみたが、悉く海藻が邪魔をして来るため、粘ることも出来ず、結局、凸部のいつものポイントに到達してしまった。
この日の凸部は意外と空いていて、テトラ帯とテトラ帯の切れ目を縫って可愛娘ちゃんを探すことが出来、また、これまで通り海藻は殆どないので、安心して釣りに専念も出来るが、コンタクトはないまゝ。

仕方がないので、久し振りに凸部の先に向かうことにしたが、こちらでは海藻のある所とない所が疎らになっている様子で、キャストして海藻が掛かれば少し方向を変えてキャストし直して、海藻の邪魔がなければじっくりと反応を待つと云った具合。

この日、2匹目が来たのは、1匹目を獲ってから1時間以上も経った21:05頃のことで、場所は117番スポット付近。
しかし、アタリは続かず、21:30頃、終点から折り返しに入った。

折り返しに入って間もない21:37頃、やっとの思いで3匹目をゲット。ポイントは129番スポット付近。
この頃から、可愛娘ちゃんのご機嫌が少し良くなったと見えて、この後は入れ掛かりには程遠い状態ながら、ポツリポツリと退屈しない程度の間隔でコンタクトがあった。
21:43 4匹目 128番
21:57 5匹目 122番
22:08 6匹目 109番
22:20 7匹目 105番
22:23 8匹目 103番
22:52 9匹目 68番
そして、23:11頃、36番スポット付近でツ抜けを達成し、23:20頃、風が強くなって来たこともあってStopFishingとし、久し振りに満足して引き揚げて来た。

今回、釣果としては10匹だったが、実は、海藻に巻かれたり敷石やテトラの隙間に入られたりして、残念ながら、獲れなかったのが同じ位あった。潮位が低い時間帯の釣りで、型もソコソコ良かったので、ドラグを目一杯締めていたにも拘わらず、強い引きに負けてしまったのは無念としか云い様がない。

また、長竿に飛ばしウキを使う釣り方は、メバリングを始めたばかりの頃にやっていたのだが、その頃は、まだキャスティング自体が覚束なかったために、ジグの重さを稼いでキャストし易くする目的だった。
今回、ISBSさんの言葉を思い出して、やってみたのだが、出足こそ良くなかったものゝ、型も20cm超が揃って、最終的には楽しい思いをさせて貰ったので、海藻が繁茂している時期の釣り方として、引き出しの一つにしても良いだろう。

2022年釣行記(29) – EG

2022年 Eging 釣行記

日 時:05月23日(月) 03:40~07:30
潮回り:小潮(↑)
場 所:ATM
釣 果:ナシ
同行者:YGWさん

久し振りにYGWさんから連絡があり、仲間が3kg超を含めて10杯も出したので、そろそろ良い時期に入って来ましたよ。そこで、今度の月曜日にATMに行きませんか?とのお誘い。
元々、小生はエギングアオリイカを狙う釣りを切っ掛けにして、海釣りを始めたもので、アジングメバリングにうつつを抜かしている今でも、常に意識の何処かに緑のアイシャドウの可愛娘ちゃんの姿がある。更には、前回、YGWさんのお膳立てでSMD-FKURに行って、見事に1.2kgを仕留めたこともあって、柳の下の二匹目のドジョウを狙って、このお誘いには一も二もなく飛び付いてATMに行くことにした。

現地集合時刻は、03:30頃。
世も寝静まった夜中の移動になるので、自宅から約80kmの距離だが、バイパスを縫って走れば、所要時間は1時間半少々。しかし、事故などの不測の事態で遅れることもあるので、余裕を見て01:30頃に出発。

途中、渋滞もなく信号の巡り合わせも極めて良くて順調過ぎる程順調だった。所が、出発して間もなくしてポツリポツリと落ちて来た雨粒が、道程の半分程進んだ辺りで、釣りが出来るかどうか心配になる程の本降りになって来た。幸い、間もなく小降りになり、連絡を入れたYGWさんの弁では、回復に向かっている筈だから、大丈夫だろうとのこと。
その時点で、小生が少し先行していることが分ったので、路肩に車を止めてYGWさんの到着を待ち、その後はYGWさんに先導して貰って、丁度03:30に現地のコイン・パーキングに車を入れた。

早速、道具を手に岸壁に出てみると、白っぽい服装のアングラーが1人。そして、我々とほゞ同時に到着したアングラーが1人と先行者は2人だけ。と云っても、全体としては長い岸壁も、竿を出せる場所は精々60~70m程の狭い区間に限られているので、釣座を構えることが出来て良かったと云った所。
風は左から右への横風で、それ程強くはないので、20gのエギをキャストする分には殆ど影響はなく、寧ろ、波立っていない分、釣り易そう。

03:40頃、Sephia S806ML-Sのロッドに3.5号のエギの組み合わせで、まだ暗い中、期待のキャスティングを開始。運が良ければ、2~3投の内にコンタクトして来ることもあるので油断は出来ないが、反応はない。
回って来れば、何らかの答えが出る筈・・・・。

キャスティングを繰り返していると、時間が進むに連れて、一人二人とアングラーが登場して来て、最終的には小生の左側には5~6人、隣りのYGWさんの右側には1人と、都合10人程が並ぶことになり、狭い岸壁はほゞ満員状態。
しかも、我々二人を除くアングラーは、全てヤエン師で、結局、ヤエン師に挟まれてエギングをする状況。

地元のヤエン師がこれだけ集まって来ていることは、アオリイカが釣れている証拠でもあり、事実、岸壁には新しい墨跡も其処此処にあるので、期待充分だが、相変わらずコンタクトはない。ヤエン師達もどこかノンビリとしているので、まだ、回って来ていない模様。とは云え、いつ回って来るか判らない以上、そのチャンスを逃さない様にキャスティングを続けている必要がある。

後、1時間位したら回って来ますヨとのYGWさんの言葉通り、06:00頃、左手のヤエン師が大きくロッドを曲げて遣り取りを始めた。
イヨイヨ、アオリイカが動き出した!!
改めて期待を込めてキャスティングを繰り返したが、エギには見向きもしてくれない。しかし、近くに来ていることは確かなので、何とか来てくれ!と神に祈りながらキャスティングをしていると、又々、先程のヤエン師が良型を物にしている所を目撃。
5人も6人も並んでアジを泳がせているヤエン師の中で、特定の一人のアジにしか興味を示していないのも不思議な気がするが、選り好みが激しいのかも知れない。

そんな様子を見て、次は、次は・・・と根拠のない期待を胸にキャスティングを繰り返したが、全く音沙汰がない。いつもなら、触ったヨ。アタリがあったヨと声を上げるYGWさんも黙々とキャスティングを続けているだけ。

一向に反応を示さない状況が続いたので、07:00を回った頃になると、二人共集中力が切れてしまい、結局、07:30頃に竿を畳んでStopFishingとした。

2022年釣行記(28) – MB

2022年 Mebaring 釣行記

日 時:05月20日(金) 18:40~22:30
潮回り:中潮(↑↓)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 4、カサゴ x 17
同行者:単独、(ISBSさん)

DKKアジングをするか、MHR-KGNメバリングをするか迷ったが、予報では南寄りの風が少々強目に吹くとのことだったので、MHR-KGNに行くことにした。

17:25頃、自宅を出発し、現地到着は18:25頃。
今シーズンでは見慣れた光景だが、駐車スペースには3~4台の車しか見えず、相変わらず人気薄の様子。

早速、タックルを手に岸壁に出てみると、風は予報通りの南寄りで、若干強目。潮はかなり高くなってはいるが、テトラ帯を水没させてしまう程にはなく、テトラ帯の周囲や岸壁の間には海藻がビッシリと絨毯の様に繁茂している。その海藻に混じって、何処から流れ着いたのか、沢山の木材の切れ端が浮かんでいる。
そんな様子を見ながら岸壁を歩いていて、26番スポット付近に絨毯の切れ目を見つけた。前々回のMHR-KGNでは、この付近の海藻の切れ目で何度も可愛娘ちゃんからのコンタクトがあったので、駄目で元々とキャスティングを始めることにした。

今回は、Emeraldas改のロッド、22 Aldebaran BFS XG Rightのリール、1.0gのJHの組み合わせで、18:40頃、開始。
日はまだ沈み切っておらず、周囲は明るいので着水点がよく見える中、キャストすると、全く飛距離が出ていない。練習の結果、1.0gを難なくキャスト出来る様になっていたので、全然心配していなかったため、こんな事態になるとは考えもしなかった。どうやら、3週間近くの間、ベイト・リールを手にしていなかったので、感覚がリセットされてしまった様だ。
そこで、ブレーキを調整するなどして、2投、3投した所で、スプールを見ると、ラインがグシャグシャ。左手でベイト・リールを扱う様になって以来初めて目にする酷いバック・ラッシュでビックリ。慌てて解きに掛かると、返って藪蛇の憂き目に会う公算大なので、腰を落ち着けて解こうとしたが、とても解けそうにもない。仕方がないので、リールをポケットに忍ばせておいた月下美人Air TW PE Specialに替えて、再開。
しかし、2匹目のドジョウは居らず、空振り。

その後は、海藻の切れ目を探しながら凸部に向かったが、切れ目は見付からず、結局凸部に到達してしまった。所が、テトラ帯とテトラ帯の切れ目にはアングラーの黒い影が見え、小生が入る余地はなさそう。皆さん、海藻帯を避けて、この付近に集中してしまったと見える。

そんな中でも、92番スポット付近に少し広く開いている場所があったので、そこでキャスティングを開始。しかし、コンタクトはなく、周囲でも竿を曲げている様子も見えず、相変わらず渋そうな雰囲気がプンプンと臭っている。
その様な訳で、場所を替えたかったのだが、海藻に邪魔をされないポイントは限られており、そこにアングラーが集中しているので、それも出来そうにもない。どうしようかと思いながらキャスティングを繰り返していると、ラッキーなことに引き揚げるアングラーが居て、その後に入ることが出来た。場所は、94番スポット付近。

移動して間もなく、時刻は定かではないが、この日最初のコン。
やっと来た!
喜び勇んで巻き揚げると、コンタクトの主は惚けた顔をしたロリ・カサゴで、ガックリ。気を取り直してキャストすると、モゾでまたもやロリ・カサゴで、カサゴのマンションに当たった様子。
こうなれば、今日はカサゴ狙いだと割り切ってキャスティングを繰り返すと、一時は入れ掛かりになり、20:00頃には、カサゴつ抜けを達成。

しかし、そのカサゴも根掛かりでロストしたJHを結び直した頃には、反応が消えてしまい、気が付くとあれ程居たアングラーの姿もかなり減ってしまっている。
そこで、その場を諦めて109番スポット付近に移動し、思い付いてバッグに入れて来たカワハギ用に購入したパワー・イソメを使ってみることにした。
そして、その一投目。ロッドを軽く煽って海藻に掛かったJHを外して一拍置いた所でコツとコンタクトがあって、漸く本命の可愛娘ちゃんをゲット。
サイズもまぁまぁと云った所の20cm程の茶色。時刻を確認すると、実釣開始後2時間強を経過した20:45頃。
これでボーズは免れた。
ホッと胸を撫で下ろして、次のキャストをすると、又々コツと来て2匹目をゲット。
更に、20:50頃に3匹目を確保。
これまでカサゴのアタリばかりだったのが嘘の様な状況に変わり、よしこれから・・・・・と思ったが、3匹目のコンタクトを最後に反応がなくなってしまった。
MHR-KGNでは同じポイントで複数の可愛娘ちゃんが来ることは余りなく、3匹も出れば恩の字と云うべき。と云う訳で、通常なら蟹の横這い釣法に移る所だが、時間的にはソロソロ折り返しに入る頃。
行くべきか? 留まるべきか? どうしようか?
と考えながらキャスティングをしていると、背後を通り掛かったアングラーに声を掛けられた。びっくりしながら闇を透かしてその御仁を見ると、その声の主は紛れもなくISBSさん
ISBSさんは、小生に負けず劣らず南風の時はMHR-KGNに出没しているアングラーなのだが、車が見当たらなかったので、今日は珍しく精勤休暇をとったものとばかり思っていた。
小生と一言二言言葉を交わして、ISBSさんは先に進んで行き、小生は付近で可愛娘ちゃんの探索に戻ったが、程なくしてカサゴだけだったと云ってISBSさんが戻って来た。
そのISBSさんと四方山話をしながらキャスティングを繰り返していると、コツンとアタリがあった。反射的に入れた合わせも決まって、やり取りを始めた瞬間、滅多に感じることのないトルクのある引きが伝わって来て、大物であることを確信。今回使用しているラインは、0.4号のPE、リーダーは1.2号のフロロなので、ラインが切れる心配は先ずない。そこで、ドラグを締めて強引に抜き上げた正体は、25cm近くはあると思われる良型のカサゴ。ポイントは111番スポット付近。

その後、ISBSさんは先に進んで行き、小生は主だったポイントをチェックしながら遅れて折り返しに入り、88番スポット付近で4匹目の可愛娘ちゃんをゲット。サイズは22~23cm程の良型で、時刻は22:00少し前。

この1匹を最後に、小生は事実上のStopFishingとし、その後はISBSさんの釣りを1時間程拝見して、23:00過ぎに帰路に着いた。

2022年釣行記(27) – AJ

2022年 Ajing 釣行記

日 時:05月18日(水) 18:00~22:00
潮回り:中潮(↑↓)
場 所:DKK
釣 果:アジ x 1、カサゴ x 2
同行者:単独

予報では、弱い南寄りの風が吹くとのことなので、これまで通りMHR-KGNでのメバリングをすることを考えた。しかし、今シーズンのMHR-KGNは、どう云う訳か極めて低調な状況が続いているので、行っても苦行になることは九分九厘確実だろう。そこで、時期的にもソロソロ回って来ている筈のアジはどうか?と近くの釣り施設の釣果をチェックしてみた。すると、3桁にも届かない数字が並んでいて、まだまだ本格化するまでには至っておらず、今年のシーズン・インは遅れている模様。

と云う訳で、DKKMHR-KGNも厳しい釣りになりそうだが、運良く回遊に当たれば楽しめるかも知れないと神頼みの儚い期待を抱いてDKKアジの調子を見に行くことにした。

17:30頃、自宅を出発し、現地到着は18:10頃。
早速、重たいバッカンやクーラーを持って岸壁に出て様子を見ると、入口付近に2人組の若者、そして中央付近から奥に掛けて長い竿を出している年配者が6人も居て、中央付近にしか空きがない。この岸壁のお気に入りポイントは最奥なのだが、仕方がないなぁなどと思いながら歩いていると、年配者の一人がいきなり声を掛けて来て、
今日は駄目だよ。2時頃からやっているけど、一度もアタリがないよ。
そして、駄目押しにほら、一つも餌が取られていないでしょとワザワザ竿を上げて餌がついたままの仕掛けを見せてくれる始末。

竿を出す前から聞きたくない話だが、これにめげることなくゆっくりと準備に入った。

18:00頃、Soare改のロッドに0.8gのJHの組み合わせで、キャスティングを開始。
すると正面にキャストした筈なのに、斜め右45°から戻って来る程、左から右に向かっての潮流が早い。こうなると左前方にキャストしたい所だが、左側には話し掛けて来た年配者が竿を出しているので、これは出来ない相談。となると、年配者達が引き揚げるのを待つしかない。

時間稼ぎのキャスティングを繰り返していると、18:45頃やって来た一人のアングラーが、小生の後ろを通って奥に進んで行く。
あれ、最奥には空きはない筈なのに・・・と思って奥を見やると、丁度最奥の3人組が引き揚げて来る所で、そのアングラーは3人組と入れ違いに入って行った。
仕舞った!!先を越されたと思ったが、仕方がない。
最奥に入ったそのアングラーに断って、隣りに入りアジングを再開。

相変わらず左から右に向かっての潮流が早いが、最奥に入ったアングラーもアジングなので、左に向かっってキャストしてもオマツリになる可能性は低く、その点は安心出来るが、年配の先行者の云う通り、全く、コンタクトがない。

19:00を回った頃、フト隣りを見ると丁度獲物を抜き上げた所で、訊けば本命のアジとのこと。
やっと回って来たかとキャストする手にも力が入ったが、相変わらずコンタクトがない。
隣りが2匹目を上げたのは19:30頃だが、小生には音沙汰が無いまゝ。そして、20:00少し前だったと思うが、隣りは3匹目をゲット。アジの群れは薄い様だが、粘っていれば、回って来る筈と自らを鼓舞したが、ロッドを曲げてくれるのは、本命には程遠いロリ・カサゴでガッカリ。

小生に初めてコツと本命からのコンタクトがあったのは20:25頃のこと。サイズは20cmソコソコで良型には程遠いが、今シーズンの開幕を飾る1匹でヤレヤレ。

これに気を良くして、後続を待ったが完全にまぐれ当たりの交通事故で、その後はさっぱり音沙汰がない。

21:00頃、アタリがないので帰りますとお隣さんは引き揚げて行き、1匹では、老夫婦の食卓を飾るには足りない。せめて、もう1匹と、小生は居残って粘ったが、カサゴを掛けただけに終わり、22:00頃、諦めてStopFishingとした。

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