2022年釣行記(28) – MB

2022年 Mebaring 釣行記

日 時:05月20日(金) 18:40~22:30
潮回り:中潮(↑↓)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 4、カサゴ x 17
同行者:単独、(ISBSさん)

DKKアジングをするか、MHR-KGNメバリングをするか迷ったが、予報では南寄りの風が少々強目に吹くとのことだったので、MHR-KGNに行くことにした。

17:25頃、自宅を出発し、現地到着は18:25頃。
今シーズンでは見慣れた光景だが、駐車スペースには3~4台の車しか見えず、相変わらず人気薄の様子。

早速、タックルを手に岸壁に出てみると、風は予報通りの南寄りで、若干強目。潮はかなり高くなってはいるが、テトラ帯を水没させてしまう程にはなく、テトラ帯の周囲や岸壁の間には海藻がビッシリと絨毯の様に繁茂している。その海藻に混じって、何処から流れ着いたのか、沢山の木材の切れ端が浮かんでいる。
そんな様子を見ながら岸壁を歩いていて、26番スポット付近に絨毯の切れ目を見つけた。前々回のMHR-KGNでは、この付近の海藻の切れ目で何度も可愛娘ちゃんからのコンタクトがあったので、駄目で元々とキャスティングを始めることにした。

今回は、Emeraldas改のロッド、22 Aldebaran BFS XG Rightのリール、1.0gのJHの組み合わせで、18:40頃、開始。
日はまだ沈み切っておらず、周囲は明るいので着水点がよく見える中、キャストすると、全く飛距離が出ていない。練習の結果、1.0gを難なくキャスト出来る様になっていたので、全然心配していなかったため、こんな事態になるとは考えもしなかった。どうやら、3週間近くの間、ベイト・リールを手にしていなかったので、感覚がリセットされてしまった様だ。
そこで、ブレーキを調整するなどして、2投、3投した所で、スプールを見ると、ラインがグシャグシャ。左手でベイト・リールを扱う様になって以来初めて目にする酷いバック・ラッシュでビックリ。慌てて解きに掛かると、返って藪蛇の憂き目に会う公算大なので、腰を落ち着けて解こうとしたが、とても解けそうにもない。仕方がないので、リールをポケットに忍ばせておいた月下美人Air TW PE Specialに替えて、再開。
しかし、2匹目のドジョウは居らず、空振り。

その後は、海藻の切れ目を探しながら凸部に向かったが、切れ目は見付からず、結局凸部に到達してしまった。所が、テトラ帯とテトラ帯の切れ目にはアングラーの黒い影が見え、小生が入る余地はなさそう。皆さん、海藻帯を避けて、この付近に集中してしまったと見える。

そんな中でも、92番スポット付近に少し広く開いている場所があったので、そこでキャスティングを開始。しかし、コンタクトはなく、周囲でも竿を曲げている様子も見えず、相変わらず渋そうな雰囲気がプンプンと臭っている。
その様な訳で、場所を替えたかったのだが、海藻に邪魔をされないポイントは限られており、そこにアングラーが集中しているので、それも出来そうにもない。どうしようかと思いながらキャスティングを繰り返していると、ラッキーなことに引き揚げるアングラーが居て、その後に入ることが出来た。場所は、94番スポット付近。

移動して間もなく、時刻は定かではないが、この日最初のコン。
やっと来た!
喜び勇んで巻き揚げると、コンタクトの主は惚けた顔をしたロリ・カサゴで、ガックリ。気を取り直してキャストすると、モゾでまたもやロリ・カサゴで、カサゴのマンションに当たった様子。
こうなれば、今日はカサゴ狙いだと割り切ってキャスティングを繰り返すと、一時は入れ掛かりになり、20:00頃には、カサゴつ抜けを達成。

しかし、そのカサゴも根掛かりでロストしたJHを結び直した頃には、反応が消えてしまい、気が付くとあれ程居たアングラーの姿もかなり減ってしまっている。
そこで、その場を諦めて109番スポット付近に移動し、思い付いてバッグに入れて来たカワハギ用に購入したパワー・イソメを使ってみることにした。
そして、その一投目。ロッドを軽く煽って海藻に掛かったJHを外して一拍置いた所でコツとコンタクトがあって、漸く本命の可愛娘ちゃんをゲット。
サイズもまぁまぁと云った所の20cm程の茶色。時刻を確認すると、実釣開始後2時間強を経過した20:45頃。
これでボーズは免れた。
ホッと胸を撫で下ろして、次のキャストをすると、又々コツと来て2匹目をゲット。
更に、20:50頃に3匹目を確保。
これまでカサゴのアタリばかりだったのが嘘の様な状況に変わり、よしこれから・・・・・と思ったが、3匹目のコンタクトを最後に反応がなくなってしまった。
MHR-KGNでは同じポイントで複数の可愛娘ちゃんが来ることは余りなく、3匹も出れば恩の字と云うべき。と云う訳で、通常なら蟹の横這い釣法に移る所だが、時間的にはソロソロ折り返しに入る頃。
行くべきか? 留まるべきか? どうしようか?
と考えながらキャスティングをしていると、背後を通り掛かったアングラーに声を掛けられた。びっくりしながら闇を透かしてその御仁を見ると、その声の主は紛れもなくISBSさん
ISBSさんは、小生に負けず劣らず南風の時はMHR-KGNに出没しているアングラーなのだが、車が見当たらなかったので、今日は珍しく精勤休暇をとったものとばかり思っていた。
小生と一言二言言葉を交わして、ISBSさんは先に進んで行き、小生は付近で可愛娘ちゃんの探索に戻ったが、程なくしてカサゴだけだったと云ってISBSさんが戻って来た。
そのISBSさんと四方山話をしながらキャスティングを繰り返していると、コツンとアタリがあった。反射的に入れた合わせも決まって、やり取りを始めた瞬間、滅多に感じることのないトルクのある引きが伝わって来て、大物であることを確信。今回使用しているラインは、0.4号のPE、リーダーは1.2号のフロロなので、ラインが切れる心配は先ずない。そこで、ドラグを締めて強引に抜き上げた正体は、25cm近くはあると思われる良型のカサゴ。ポイントは111番スポット付近。

その後、ISBSさんは先に進んで行き、小生は主だったポイントをチェックしながら遅れて折り返しに入り、88番スポット付近で4匹目の可愛娘ちゃんをゲット。サイズは22~23cm程の良型で、時刻は22:00少し前。

この1匹を最後に、小生は事実上のStopFishingとし、その後はISBSさんの釣りを1時間程拝見して、23:00過ぎに帰路に着いた。

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