※ 月別アーカイブ:2月2007 ※
2007/02/27
その他
昨年の2月28日、東伊豆のHKWに単独釣行した際に防波堤から1m程の高さを跳び降り、着地に失敗して左足の踵を骨折してしまった。
早いもので、あれから丁度1年経った。
で、その後の状況はと云うと・・・。
正直に云うと、どうも、調子が悪い、調子はもう一つ。
日常生活には全くと云って良い程支障はないので、人には云ってはいないが、痛むことがある。
長時間足首を動かさずにいて歩こうとする時などは、ほゞ確実に痛む。 車の運転を終えた時、朝の起き抜け時等。 こんな時は痛むことが分かっているので、最初に踏み出す左足には無意識の内に出来るだけ体重を掛けない様にしている。
この時の痛みも、足を踏み出した時に踵の土に当る部分である時もあれば、足首の関節の外側である時、足裏全体に感じる時もある。勿論、何も痛みのない時もある。しかも、ズンとした鈍痛である場合、ピリッと鋭く痛む場合等痛みの種類も一定していない。更には、革靴を履いている時とスニーカーの時とでもその強さや有無が違う。
要するに痛みを伴う状況が一定していない。
これは始末が悪い。状況が一定していないから対策の取り様がない。寧ろ、四六時中注意していなければならない。
医者は痛みや浮腫みは半年程残ると云っていたので、昨年の夏頃にはそれらも無くなって元に戻る筈だった。所が、夏を過ぎ秋になり、冬になっても痛みも浮腫みも取れていない。
禁煙をして増えた体重と跳び降りた際の衝撃を受けて、あの太い踵の骨が折れた位だから、足首の関節にもきっと何らかの障害が発生した筈だ、と考えても不自然ではないのではないだろうか? つまり、単純な骨折ではなかった疑いが残る。
しかしながら、小生の担当医師は、レントゲンの写真を見るだけの診察で患部には全く手を触れなかったので、発見出来なかったのではないだろうか? どうもそう思えて仕方がない。
まぁ、どちらにしても、60歳を過ぎている老骨の身であるから、完全に復旧する事は無理なんだろう。
この様な状態であるので、釣り場でテトラに乗るのに一苦労する。チョットしたギャップや高さであれば跳び移ったり、跳び降りれば良いのだが、それが怖い。つまり、小生の効き足は右なので、この様な動作の踏み切りは全て右足の役割となり、とすると着地は、当然左足が受け持つことになる。だからこそ、骨折した際の衝撃も右足よりも左足の方に大きかったのだろう。
考えて見れば、下り階段でも知らず知らず衝撃にならない様に踏み出す左足には気を使っている。階段でもこの調子なのだから、ジャンプの着地では尚のこと怖い。かと云って、踵への衝撃をなくそうとして爪先から足首で受けるのも躊躇してしまう。それ位、小生の左足には信頼性がない。
暫くは、ソロリソロリとした移動しか出来ないのだろう。
骨折の経験者の中には、骨折箇所の痛みの具合で天気予報が出来る人もいるらしい。所が、小生の骨折はこの様な状態だから、それすらも出来ない。
アァ、一寸した不注意で大きな代償を払うことになってしまった。
2007/02/25
2007年
潮回り:小潮 場所:KMKM, HYKW 釣果:ナシ 同行者:I氏、S氏
ご無沙汰で?す
1月の末に東伊豆のある釣り場でご一緒させて頂いたI氏に電話を掛けた時に、電話口から飛び出して来た明るいこの第一声。
実は、釣り場でたった一度しか会っていない人に電話をすることに何となく躊躇していたのだが、そんな心配は全く無用に思える位に親しみのある反応が帰って来た。今年になってからの連続ボーズ記録は8回になっているが、年末から通算すると・・・、何と12回にもなっている。そんな状況なので、何とか連続記録をストップすべく溺れる者藁をも掴むで小田原近辺の状況をお尋ねしようと、敢えて電話をさせて貰ったのだが、冒頭の様な明るい反応にホッとした。
業種は分からないがI氏は会社経営をされており、日曜日も仕事をされている由。にも拘らず、話しの成り行きで仕事を終わった午後8時頃からお付合いをして頂くことになってしまった。地元の人が付いて呉れれば鬼に金棒、心強いことこの上ないが、こっちとしては、様子を聞かせて頂くだけの積りだったので何とも申し訳のないことになってしまった。
このお礼は、キロ・アップをものにするしかない。
所が、天気予報を見ると、釣行予定日の2日前からは、気温がグ?ンと下がりしかも悪いことに北風も強く吹き、所によっては波浪注意報まで出ている。念のため、WEBでチェックすると、熱海・伊東方面の風力は8?10mに対して、小田原方面は北寄りで1m前後。 これならば、まぁ、風のほうは余り心配しなくても良いだろう。 だが、冷え込みと強風で海水温も急降下したのではないだろうか? ならば、愛しのアオリの活性も比例して下がっている????
約束の20時少し前に目的地に到着。
I氏は未だの様なので、様子を見るために車を降りて外に出て見ると、予報に反して結構強い風が吹いている。それでも、一縷の望みを持ってテトラ帯にまで来ると・・・・・・、 真向かいからの強い風、テトラに砕けて飛沫を高く上げている波、そしてド?ン・ド?ンと腹に響く波の音。
スゴスゴと車に引き返しI氏に連絡を取り、場所をKMKMの駐車場に変更して待つことにした。
車で待っていると程なくしてI氏が到着。
挨拶もそこそこに、早速準備をして防波堤に行き先行者に挨拶をして期待のキャスティングを開始。
程なくして、その先行者が500g位を掛けた。 これで俄然ヤル気が出て来て、エギを追い風に乗せる様にしてキャスティング。
そうこうする内に、非常に体格の良いI氏の友人やS氏が到着。
暗い海で着底が判らないが、充分にカウントを取って、適当な所で糸ふけを取ってラインを張るとグンとラインを引っ張る当り。
ヨッシャ?!! 来た!!
アレ??? グィ?ンがない。
この繰り返し(涙)
暖冬の影響で今冬の夜釣りは楽だったが、今年の冬になって初めて味わう寒さに、手の指先がジンジンと冷たく、ウネリが出す魚信に空振りを続けている内に、段々とモチベーションが低下。とうとう諦めてHYKWに転戦。
ここは嘘の様に風がないが、雰囲気も全く感じられずものの30分程度でStopFishing。
21時に実釣を開始して最短の3時間。寒さと強風とウネリに乾杯じゃなくて完敗で、今年9連続ボーズ、通算13連続ボーズを記録。
こうなりゃ、連続ボーズ記録を何処までも伸ばしてやるゾ?
Iさん、Sさん、そして気は優しくて力持ちのお名前を聞き忘れたIさんのお友達の方、色々とお世話になり有難うございました。又、ボーズの連続記録更新にお付き合い下さいませ。
2007/02/19
2007年
潮回り:大潮 場所:KCN, KDR 釣果:ジンドウ=1 タコ=4 同行者:単独
何とも云えない中途半端さだけが残ってしまった。
ガクちゃんさんから18日の日曜日に何処かでと声を掛けて頂いたけれど、生憎、当日は息子が帰って来ると云うので、泣く泣くそのお誘いをお断りして、19日の月曜日に例によって単独で釣行することにした。
で、釣行前の儀式の一つ。ネットで天気予報をチェックすると、東伊豆は北寄りの風が3?4m、逆に西伊豆は東風が1m前後。さてどうするか?
西伊豆方面のアオリは型が小さくて余り良くないらしいが、こっちは「型より結果重視」、風の状況も東伊豆よりは良さそう、加えて、ボーズ続きの気分転換にも良いだろうと、西伊豆に決定。
午前0時、携帯の目覚しで一旦目を覚ましたが、何となく起きれず次に目を覚ましたのが午前2:30。慌てて出発し東名横浜ICから沼津IC経由、KCNに到着したのは、未だ夜の明けやらぬ5:00頃。釣り人の姿は全く見えず、湾奥のためにプールの様に静かな海面は直ぐ足元。これまで通っていた東伊豆に比べると随分と勝手が違う。
ラインがスッと走った、フッとふけた、ティップがクッと押さえ込まれた。
上手い人はラインで取る魚信(アタリ)をこの様に表現しているが、残念ながら夜釣りが中心の小生は殆ど経験したことがない。
シャクッた。ガツンと来た。根掛り? グィーン・グィーン。アッ、イカだ?!!
このパターンが殆ど。
へら鮒の時もそうだったが、絵に描いた様に綺麗な魚信ばかりを待っていても、釣果は伸びる筈もない。特に魚がスレて来ると、浮子(ウキ)に表れる微妙な変化を捉えなければ、釣れる魚も釣れない。
アオリも結局は同じだろうと、今回は、このラインの変化で何とかモノにしようと考え早朝から釣り場に入ったのだが、そう意味ではここは最適な環境。
更に、今回は軽いエギだけを使うことにした。
いつもは着底を確実にするために重めのエギを使っていたが、ラインで魚信を取るなら、少しでも長い時間イカに見せる方が良いだろうと考えた。
さて、その結果は・・・・・・。
結論から云うと・・・・。
3度程アオリらしい魚信はあったがモノに出来ず、結局小さなタコ4匹、同じく小さなジンドウイカ1杯が、本日の釣果。
マァ、ボーズじゃなかった点では良かったが、アオリじゃなかったので満足度は1割未満。何とも中途半端な結果に終わってしまった。
帰りは、来た道をそのまゝ沼津ICから横浜ICへと引き返すのも脳がない。未だ時間も充分あるし、東伊豆の様子を見て帰ろうと伊豆半島の横断を決定。但し、一般道路でと、小生の車1台分の幅しかない林道に入り込み、道路に張り出して来た木々の枝や草に車体を擦りながら、やっとの思いで東伊豆に抜けた。
この様な林道の走行は北海道で慣れていると云っても、北海道では4駆のハリヤー、こっちではパサートの4Mで路面からのクリアランスが違う。舗装されていない地道では車の腹を擦ったりしないかと心配したが、それよりも燃料系の針がエンプティーの赤目盛りを指しており、誰も通らないこんな山中でガス欠になったら・・・と、こちらの方が心配だった。
八幡野の駐車場に着くと、風は正面からかなり強く吹き付けており、これじゃ無理だ。西伊豆にして正解と安心(?)して帰宅。
そんなこんなで、帰宅した時には、車の走行距離計は3万kmを超えていた。骨折した時に毎日車通勤をしたこともあって、買ってから3年足らずで3万km超は、小生にしては少々多いかな???
2007/02/12
2007年
潮回り:長潮 場所:SRT, AKZW, ITH 釣果:ナシ 同行者:単独
止めた、止めた。もう、止めた!!
毎度、毎度の釣果:なしのレポートなんか書きたくもない。
この部屋に来て頂いている人も、こんなレポートなんか面白くもないだろう・・・。
と思っていたら、何と釣果:ナシを見て安心されている人も居るらしい。
と云うことは何かの足しにはなっているのかも・・・・。
どうしても結果が出せないので、今回は伊豆半島を出来るだけ南下して、ランガンしながら北上することを考えた。
所が今週は建国記念日を挟んでの3連休。
暖冬の影響だろうか、冬にしては気候が良いので、行楽地は人出が多いだろう。しかし、世間は土・日・月の3連休に対して、こっちは1日ずれての日・月・火。従って、世間の皆様の休みが終わる頃に出発すれば渋滞も避けられるのではと考えたが、これが甘かった。
出来ることなら夕マヅメもシャクリたいので、目的地のINTRには明るい内に着いておきたいと考え、月曜日、つまり、世間様が行楽地から引き上げて来る日の昼前11:30頃に家を出たにも拘らず、あちらこちらの渋滞に引っ掛かり、AJR付近を通過したのが何と3時間後の14:30頃で、INTRに辿り着いたのが16:00前。何とか夕マヅメには間に合ったものの、初めてのINTRの様子を見て歩く時間はない。
ガイドブックに載っている地図を見ながら駐車場所を探すと、何やらロープが張ってあり、何処のオッチャンか知らないが交通整理をしている。祝日でもあり何かイベントがあったのかも知れない。
長時間運転の疲れもあったのだろうと思うが、これで一寸ヤル気が薄れ、車の窓越しに辺りの様子を眺めただけで当初の予定通り北上することにした。
次の目的地であるSRTの駐車地点から防波堤を眺めると2桁程の人影が見える。これでは入る隙間もないと、更に次の目的地点のAKZWに向かう。所が135号線に出て暫く走るともう帰りの渋滞が始まっており、AKZWに着いたのは既に薄暗くなり始めた頃。
防波堤では活き餌釣り師が4名陣取っていたが、幸いにもテトラには一人しか入っていない。そのエギンガーに声を掛けて隣に入って漸くシャクリ始めたが、風が右から左。その風に流されて浮きの赤い光が正面にまでプカプカと流れて来る。左はエギンガー。小生がキャスト出来る範囲は極端に狭くなって遣り難いことこの上もない。それでも暫くはキャストを繰り返したが、活き餌釣り師が引き上げる気配も見えず、SRTの釣り人も何人かは引き上げただろうと、再度南下を決心。
着いて見ると確かに釣り人は半分程に減ってはいたが、港内側に向かってエギンガーが3人。仕方がないので、取り敢えず最も岸寄りに入り、先行者が帰るのを待つ作戦。
ここでは北よりの風が真正面からかなり強く吹き付けている。にも拘わらず、誰も引き上げようとはしない。
明日の仕事に差し障るから早く引き上げろ!!
21:00頃になってやっと防波堤の左先端のエギンガーが引き上げ、釣り座の確保は出来たが、風は益々強く吹き最悪の条件。でも、小生には珍しく我慢していると、最後まで粘っていた活き餌釣り師が引き上げ、風を瀬に受けられる特等席が空いた。その活き餌釣り師に釣果を尋ねると、小さなヤリが2杯だけ、アオリに至っては、彼が居る間に700位のが1杯出たのを見ただけだとのこと。
こうなりゃ意地だとばかりにキャストを繰り返しては見たものの、エギに掛かって来るのは海藻ばかり。
この風を背負える所はと考え、又もや場所替えを決断。
日付が変わった頃ITHに到着。思った通り風を背負う格好になってキャストはし易いが、潮は満潮を迎えてマッタリと動きが見えない。結局、ここでも1時間余りキャストしていたが、長時間の運転や移動の繰り返しで、とうとう気力もなくなり、ジ・エンド。
2007/02/05
2007年
潮回り:中潮 場所:AJR 釣果:ナシ 同行者:単独
一昨昨日の1日、あのグィーン・グィーンと竿をしならせた重たい感触を持ったまま帰路に着いた際、立ち寄って見ようと考えつつも、パスしてしまったOSKが気になって仕方がなかった。
水深もある様だし海底もゴロタ石で、しかも、昨年の夏の経験からすると海草も多い。であれば、アオリの生息地としてはT’sよりも良いのではないか?帰り道々そんなことを考えていたのに、やはり記録物を釣り落としたショックが大きかったのかも知れない。気が付いたら既に熱海付近を走っていた。
と云うことで、今回は駄目元でOSKをターゲットにした。潮は中潮だが大潮明けなので、潮位表を見る限り大潮の昨日とそんなに大きくは違っていない。条件としては良い方だろうと思う。
夕食後直ぐに出発しようかとも考えたが、NHKスペシャルのプラネット・アースを観てからにした。
10時に番組が終わり、道楽部屋に行って準備をしていると、携帯にメール着信音。
誰からだろう?と見ると、何とた?ぼさん。文面からすると2日だろうと思うがAJRで爆釣し、1.8kgを上げたとの連絡。今回はた?ぼさん本人は都合で行けないが、ご両親と友人の3人が釣行するとのこと。
この爆釣のニュースに、迷うことなくAJRに目的地を変更。
AJRには0時過ぎに到着。
早速道具を担いで堤防に上がったが、風は思った程強くはない。これまでで最も状況は良いかも知れないと、自然に期待が膨らんで来る。
防波堤には釣り人が2名。丁度その中間に釣り座を構えることにして、暗がりで顔が見えないエギンガーに声を掛けると、その方がた?ぼさんのお父さん。
お父さんは、小生が到着後間もなく2杯のアオリを釣って余裕シャクシャク。お母さんは港内側でヤリイカのスッテ釣りをされていて、既に3杯も上げたとのこと。
小生と云えば、1・2投目からの根掛りを皮切りに、一度は誰かが高切れさせたラインに掛ったものだったが、根掛りの頻発。更には、キャストした途端にプッチと厭な音を残しての高切れ等々、緊張感が薄れ嫌気も差して来た。
小生は高所恐怖症ではない。しかし、どうもこのエギングでは高い所が不得意だ。エギングを始めたMSKやAKYが高過ぎもせず低過ぎもしない丁度良い高さの釣り場だったのが理由かも知れない。この近辺で云うと、ENUR、FKUR、ATMそして今日のAJR。何れも防波堤は高くなっている。そう云えば1日のT’sも防波堤の高さは5m以上あったように思う。
釣り座が高いとどうしても風の影響が強い。特に横風の場合は、幾らロッドの先を下に向けても効果がない。ラインは大きく左右にふけてしまい、キャストしたエギはそのラインに引っ張られて手前に寄って来ている。それがどの程度近付いて来ているのか、特に夜釣りの場合は尚のこと、良く判らない場合が多い。風の強さ、風向きによってもその都度変わっている。
で、手前に寄って来ている分、シャクリの回数を減らせば良いのだが、それでも、手前のケーソンで根掛りすることが多くなる。この日もこのパターンが多かったのではないかと思うが、到着した頃はそれ程強くなかった風が時間と共に強った中で、結局5?6個のエギを奉納した。
嫌気ついでに、途中でAJRを抜け出しOSKに様子を見に行ったが、ここはAJRよりも強い横風。それでも、物は試しと何投かして見たものの、結局ここでもエギをなくしただけに終わってしまい、AJRに舞い戻ったが、こんなことで釣果に恵まれる筈もない。
今日もいつもの通りボーズ連続記録を更新しただけに終わった。
否、しただけではない。いつも以上にエギをなくしてしまって、懐への打撃も大きい一日だった。
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