2007年釣行記(7)
2007/02/12
潮回り:長潮 場所:SRT, AKZW, ITH 釣果:ナシ 同行者:単独
止めた、止めた。もう、止めた!!
毎度、毎度の釣果:なしのレポートなんか書きたくもない。
この部屋に来て頂いている人も、こんなレポートなんか面白くもないだろう・・・。
と思っていたら、何と釣果:ナシを見て安心されている人も居るらしい。
と云うことは何かの足しにはなっているのかも・・・・。
どうしても結果が出せないので、今回は伊豆半島を出来るだけ南下して、ランガンしながら北上することを考えた。
所が今週は建国記念日を挟んでの3連休。
暖冬の影響だろうか、冬にしては気候が良いので、行楽地は人出が多いだろう。しかし、世間は土・日・月の3連休に対して、こっちは1日ずれての日・月・火。従って、世間の皆様の休みが終わる頃に出発すれば渋滞も避けられるのではと考えたが、これが甘かった。
出来ることなら夕マヅメもシャクリたいので、目的地のINTRには明るい内に着いておきたいと考え、月曜日、つまり、世間様が行楽地から引き上げて来る日の昼前11:30頃に家を出たにも拘らず、あちらこちらの渋滞に引っ掛かり、AJR付近を通過したのが何と3時間後の14:30頃で、INTRに辿り着いたのが16:00前。何とか夕マヅメには間に合ったものの、初めてのINTRの様子を見て歩く時間はない。
ガイドブックに載っている地図を見ながら駐車場所を探すと、何やらロープが張ってあり、何処のオッチャンか知らないが交通整理をしている。祝日でもあり何かイベントがあったのかも知れない。
長時間運転の疲れもあったのだろうと思うが、これで一寸ヤル気が薄れ、車の窓越しに辺りの様子を眺めただけで当初の予定通り北上することにした。
次の目的地であるSRTの駐車地点から防波堤を眺めると2桁程の人影が見える。これでは入る隙間もないと、更に次の目的地点のAKZWに向かう。所が135号線に出て暫く走るともう帰りの渋滞が始まっており、AKZWに着いたのは既に薄暗くなり始めた頃。
防波堤では活き餌釣り師が4名陣取っていたが、幸いにもテトラには一人しか入っていない。そのエギンガーに声を掛けて隣に入って漸くシャクリ始めたが、風が右から左。その風に流されて浮きの赤い光が正面にまでプカプカと流れて来る。左はエギンガー。小生がキャスト出来る範囲は極端に狭くなって遣り難いことこの上もない。それでも暫くはキャストを繰り返したが、活き餌釣り師が引き上げる気配も見えず、SRTの釣り人も何人かは引き上げただろうと、再度南下を決心。
着いて見ると確かに釣り人は半分程に減ってはいたが、港内側に向かってエギンガーが3人。仕方がないので、取り敢えず最も岸寄りに入り、先行者が帰るのを待つ作戦。
ここでは北よりの風が真正面からかなり強く吹き付けている。にも拘わらず、誰も引き上げようとはしない。
明日の仕事に差し障るから早く引き上げろ!!
21:00頃になってやっと防波堤の左先端のエギンガーが引き上げ、釣り座の確保は出来たが、風は益々強く吹き最悪の条件。でも、小生には珍しく我慢していると、最後まで粘っていた活き餌釣り師が引き上げ、風を瀬に受けられる特等席が空いた。その活き餌釣り師に釣果を尋ねると、小さなヤリが2杯だけ、アオリに至っては、彼が居る間に700位のが1杯出たのを見ただけだとのこと。
こうなりゃ意地だとばかりにキャストを繰り返しては見たものの、エギに掛かって来るのは海藻ばかり。
この風を背負える所はと考え、又もや場所替えを決断。
日付が変わった頃ITHに到着。思った通り風を背負う格好になってキャストはし易いが、潮は満潮を迎えてマッタリと動きが見えない。結局、ここでも1時間余りキャストしていたが、長時間の運転や移動の繰り返しで、とうとう気力もなくなり、ジ・エンド。