※ 月別アーカイブ:7月2023 ※

2023年釣行記(45) – SL

2023年 SaltLure 釣行記

日 時:07月31日(月) 16:40~21:30
潮回り:大潮
(↓)
場 所:KMI’s
釣 果:マゴチ x 0、イシモチ x 1
同行者:単独、(NGHMさん)

前回のマゴチは30cm強しかなく、マゴチとしては小振りだが、生まれて初めて釣った獲物だったので、持ち帰って刺し身にして味見をしてみた。すると、ポン酢で喰ったこともあって、噂に違わず、これが美味。カミさん共々すっかり気に入ってしまった。
そんな所にタイミング良く、KMI’sでマゴチが好調とのニュースが入って来た。こんな情報を耳にしては、ジッとしている訳には行かず、7月最後の釣りは、前回に続いてKMI’sでのマゴチ狙いと決めた。しかし、予報によると、31日の月曜日は南風が6mとかなり強い。所が、翌日8月1日の火曜日は少し弱くなって4mと条件としては火曜日の方が良い。少し迷ったが、アジングよりもずっと重たい10~15gの錘を使う釣りなので、多少風が強くても何とかなるだろうと思い、月曜日に行くことにした。

マゴチは朝・夕のマヅメ時が一番良く、マゴチ好調のニュースも朝マヅメの結果らしいが、日中や夜間でも釣れるとのこと。であれば、朝の弱い小生が朝早く起きて出掛ける必要のない夕マヅメから夜に掛けての時間帯に狙うことにした。

と云う訳で、いつもよりも少し早く自宅を出発し、現地には16:20頃に到着。
直ぐに道具を両手に岸壁に出てみると、最奥にはベチャクチャとよく喋る府中のオッチャンの二人組が入っており、最奥から中央付近に掛けて長いロッドを何本も並べている。今回はアジングではないので、最奥に拘る必要はなく、寧ろ、中央付近から入り口までの方がマゴチ実績が高いらしいので、却って好都合。
入り口に道具を置き準備を始めた。すると程なくして、NGHMさんが登場。

16:40頃、キャスティングを開始。
今回のタックルは、Sephia S809M/Fのロッドに10gビーンズ・シンカーを使ったビフテキキャロ。これは前回も使用したシステムだが、2投目にして敢え無く根掛かり高切れ
釣りはまだ始まったばかりで、時間は充分にある。マゴチの活性が高くてコンタクトが頻繁にある時間帯でなくて、寧ろ不幸中の幸い。改めてFGノットでライン・システムを組み直していると、小生の隣りに釣り座を構えて投げサビキを始めたNGHMさんは、早くもアジをものにしてニコニコしている。

作り直したシステムは、同じビフテキキャロだが、沖目を狙いたかったのでシンカーを14gに重たくしたもので、頭上に張り出した植栽の枝に気を付けながら、遠投を繰り返したが、全く、コンタクトがない。
それでも、
マゴチはどの様なアタリ方をして来るのだろうか?
アタリがあったら、即合わせが良いのか?
一拍置いて喰い込ませた方が良いのか?
などと期待に胸を膨らませてキャスティングを繰り返している内、時間が経ち、徐々に光量が減って来て、イヨイヨ、マヅメのゴールデン・タイムに入って来た。
しかし、期待に反して一向に気配が伝わって来ない。
キャロはアタリが判り難いことがあるので、ひょっとすると見逃してるのかも知れないと考え、システムをフリリグに変更。だが、状況に変わりはない。
その内、大勢の客を乗せた舟や屋形船が、次から次に目の前を通って同じ方向に向かい始めた。
エッ! ヒョットすると花火大会?
何年か前にも花火大会に遭遇し、ボーズだったか兎に角貧果に終わった記憶がある。
嫌な予感は当たるもので、19:30頃になって背後から腹に響く超低音の爆発音がズシーンと伝わって来た。幸い花火大会は30分程で終わって元の静けさが戻って来たが、マゴチからのコンタクトは皆無。
隣りのNGHMさんにも、アジのアタリは全くないとのこと。

20:30頃、最奥に詰めていた府中のオッチャン連中が引き揚げて行った。そこで、マゴチは回遊魚ではないので、こちらから居場所を探す方が良いだろうMHR-KGNでのメバリングに倣って蟹の横這い釣法で、居場所を探ったが、全くコンタクトがない。

こうなると、いつ引き揚げるかだが、踏ん切りがつかないまゝキャスティングを繰り返していると、奥の机の前付近で、コツコツと待望の反応が返って来た。
反射的に合わせを入れた所、生命体の感触があり首を振っている気配も伝わって来る。
やっと来てくれたか・・・・。
しかし、マゴチにしては引きが弱い。
前回と同じ小振りのマゴチかな?

所が抜き上げた魚体は銀色のイシモチで、時刻は21:00を少し回った頃。

結局、この日のマゴチ狙いは空振りで、外道のイシモチ1匹の結果で、21:30頃、精根尽きてStopFishingとした。

8月に入ってからは刀狩りに精を出そうと考えていたが、マゴチも捨て難い。UMB-FPMHR-KGNでもマゴチが狙えるなら、マゴチタチウオの2本建てが可能となるのだが・・・・。ネットで調べた限りでは、両釣り場ともマゴチの釣果はあるが、どうやら狙って獲ったものではなさそう。
そうなるとやはりタチウオに絞らなければならないのか?
ダメ元で、一度は試してみようと思っている。

また、HGS-OGSMに朝マヅメに入ってマゴチを狙うことも考えなければと思う。

2023年釣行記(44) – AJ&SL

2023年 Ajing SaltLure 釣行記

日 時:07月27日(木) 17:45~22:00
潮回り:長潮
(↑)
場 所:KMI’s
釣 果:アジ x 0、マゴチ x 1、カサゴ x 1
同行者:単独、(NGHMさん)

時期的に難しい盛夏に入ったので仕方がないことだが、前回のKMI’sアジングでは、僅か2匹だけの貧果。しかも、その内の1匹は豆アジと来ては、例え老夫婦だけとは云え、食卓に乗せるには些か物足りない。せめて豆アジ1匹だけでも追加したい。
と云う訳で、南風が4m程とかなり強く吹く予報だったが、今回もKMI’sに行くことにした。

17:30頃、現地に到着。
早速、道具を両手に岸壁に出てみると、最奥に上背のあるアングラーが一人だけ。ひょっとすると、前回の月曜日にも会ったNGHMさんかも知れないと思いつゝ近付いてみると、ビンゴ!!

前回は、最奥に入っていたNGHMさんとは離れて、敢えて正反対の入り口に釣り座を構えたのだが、結果として前述の通りの貧果。一方のNGHMさんは6匹だったので、今回はNGHMさんの隣りの机の前アジを狙うことにして、準備に取り掛かった。

今回も、明るい時間帯はマゴチを狙う予定なので、Soare30 S803ULT30のロッドに10gの中通し錘を使ったキャロライナ・システムを組み合わせて、17:45頃、キャスティングを開始。

小生の釣り始めから程なくして、アジを探しながら移動して入口に到達したNGHMさんが、アジをぶら下げてニコニコしながら戻って来た。
ありゃ、今日は、奥じゃなくて入り口なの?
ポイントの選択を間違えたか?
そんなことを考えながら、ボトムをズルズルと引き摺っていると、いきなりロッドのティップをグンッと曲げるアタリが・・・。
突然のことなので泡を喰って合わせを入れたが、ユルユルのドラグがジーッとなって敢え無く空振り。ラインをロッドのガイドに通す際に緩めたドラグを、完全に締め忘れていた結果で、仕舞った!!と思っても後の祭り。
アタリの主がマゴチであるかどうか判らないが、兎に角、反応があったことに胸をドキドキさせて、ドラグを締め直してアタリがあった付近にルアーを通すと、コツと感じる反応があった。合わせを入れる程ではなかったので、リーリングをする手を止めて喰い込みのアタリを待ったが、それっきり音沙汰がなくない。

そこで、少し場所を移動して、キャスティングを繰り返していると、ゴツゴツとした感触の後にティップを曲げるアタリが・・・・。
実は、釣り上げた直後にNGHMさんどんなアタリでしたか?と尋ねられたが、情けないことに全く記憶がなかったと云うのが正直な所。
と云う訳で、ゴツゴツとした感触の後にティップを曲げるアタリが・・・・と書きはしたが、果たしてそうだったのか全く自信がない。結局は、反射的に合わせを入れたのだろうが、針掛かりさせた直後には首を振る動きが伝わって来たので、本命であることは直ぐに判った。

こうして、ようやく3回目の釣行で狙っていたマゴチをモノに出来たので、嬉しかったが、サイズは30cm程しかなく、折角持って行った直径50cmの玉網を使う必要がない程で、喜びも半分と云った所。
とは云え、時刻は、日没時刻前の18:25頃のことで、動画情報によるとマゴチの活性が高くなる時間帯なので、上手く行けば複数も捕らぬ狸の皮算用。隠れ本命のマゴチが釣れたことに気を良くして、サイズ・アップを狙ったが、その後は全く梨の礫

19:00頃、アジングに変更。
タックルは前回と同じ、SoareGame改Aldebaran BFS XG1.0gのJHの組み合わせ。

風は相変わらず右から左に若干強目に吹いているが、それ程やり難さはなく、寧ろ暑さが凌げるので有り難い。海は少し濁りが入っていて、雰囲気は良く、直ぐにでもアジからのコンタクトがありそう・・・・・。

悪くても、1匹か2匹は釣れるだろうと安易に考えていたが、全く無反応。しかし、何としてでもお土産を持って帰らなければとキャスティングを繰り返したが、交通事故のアタリもない。
堪らず、マゴチ狙いで遠投を繰り返して気分を変え、アジングに戻したりして何とか気持ちを切らさない様にして粘ってみたが、全て、無駄な作業。

結局、小さいながらもマゴチを釣り上げて当初の目的の半分は達成出来たものゝ、肝心のアジの追加はならず、NGHMさんから1匹、頂いて何とか辻褄を合わせた格好で、22:00過ぎにStopFishingとして、釣り場を後にした。

2023年釣行記(43) – AJ&SL

2023年 Ajing 釣行記

日 時:07月24日(月) 17:30~22:00
潮回り:小潮
(↑↓)
場 所:KMI’s
釣 果:アジ x 2、カニ x 1
同行者:単独、(NGHMさん)

前回の刀狩りも上手く行かず、どうしたものかと思っていたら、KMI’sでは少ないながらも、まだアジが釣れているとのこと。であれば、刀狩りは8月に入ってから本格的に参戦することにして、7月一杯はKMI’sに通ってみようか・・・・。

18:00過ぎ、現地に到着。
早速、岸壁に出て様子を見ると、中央付近から最奥に掛けて3人のアングラーの姿が見えるので、小生は入り口に陣取って準備を始めることにした。そして、バケツを拝借するために奥に向かった所で、最奥のアングラーに声を掛けると、その御仁は小生よりも少し早く到着したと云うNGHMさん投げサビキの準備をしている最中。
NGHMさんとは一言二言言葉を交わして入口に戻って、準備を再開しつゝ海の様子を見ると、右から左に抜けて行く強い南風に吹かれて海はザワザワと波立っている。予報では、南風3mとあったので、横風になることは覚悟していたが、これ程強く吹くとは思いもしなかった。

今回も、先ずはマゴチ狙いでStartFishing
前回のKMI’sでは、マゴチタコアジと欲張って狙った結果、アブハチも獲ることが出来ず打ちのめされたにも拘わらず、今回も性懲りもなくマゴチアジの二本立ての予定。誠に学習効果のないことで汗顔の至りだが、何故かあのグロテスクな姿のマゴチが気になって仕方がない。

と云う訳で、Soare30 S803ULT30のロッドに、強い横風を考慮して持ち込んだジグの中では最も重たい10gの炎月投式の組み合わせで、18:10頃にキャスティングを開始。

マゴチを狙うのは、今回で2回目のことで、ジグの動かし方など動画から得た知識しかないため、全ては手探り状態。兎に角、ジグを底から浮かさないことを心掛けてロッドを水平に保って、ゆっくりとリーリングを繰り返した。
沖の海底は砂かドロの様でズルズルと底を引っ張って来ても、ただ重たい感触があるだけで、中程になってようやくゴツゴツとした硬い感触が所々で伝わって来る。しかも、キスが釣れているので、マゴチは生息している筈だと思うが、何も反応がない。
果たして、居るの・・・?
現にKMIさんが釣り上げた場面も見ているので、居るのは確実だ・・・。

しかし、何の変化もないまゝ時間切れ。
1時間足らずだったが、今回もマゴチは空振りの結果に終わった。

そして、19:00頃、アジングに変更。
タックルは、前回と同じSoareGame改のロッドにリールはAldebaran BFS XG1.0gのJHの組み合わせ。この他にEmeraldas改のロッド、月下美人AirTWのリールも所有しているが、今の所、SoareGame改Aldebaranの組み合わせがレギュラーになりそう。

相変わらず横風が強く吹いているが、蚊の襲来がなく、暑さも凌げるので有り難いが、ベイトリール1.0gのJHの組み合わせは、やはりやり難い。とは云え、スピニング・ロッドを持ち込んでいないので、何とかやる以外にない。
バック・ラッシュに気を付けながらキャスティングを繰り返したが、反応がない。
酷暑続きで海水温もかなり上がってしまい、アジ達も避暑のために深場に落ちて行ったとしても不思議ではなく、釣れる釣れないの斑が大きくなるのも仕方がない。
アジングを始めて1時間も経たない内に、半ば諦めの境地になってしまったが、突然、コツッ。
時刻は、20:13のことで、思いもしなかった反応に、些か泡を喰ったが、何とか合わせを入れて抜き上げたのは20cm少々のKMI’sとしては、良型と云って良いサイズ。

この後もポツポツとで良いから、来てくれ!!
と願いを込めてキャスティングを続けたが、完全に交通事故の1匹で、またまた異常ナシの時間帯に入ってしまった。

そして、引き揚げることが頭に浮かんで来た21:10に、ようやくこの日の2匹目をゲット。しかし、サイズは16cm程の豆でガッカリ。

21:30頃、最奥のNGHMさんが引き揚げて行き、小生は残業をして何とか高齢者の食卓に乗せるべく追加をしようとしたが、これは無駄な足掻きで、結局、マゴチは空振り、アジは2匹の貧果で22:20頃にStopFishingとした。

2023年釣行記(42) – TC

2023年 Touching 釣行記

日 時:07月21日(金) 16:40~21:10
潮回り:中潮
(↑↓)
場 所:UMB-FP
釣 果:ナシ
同行者:単独

予報では東風が3m。KMI’sでは向かい風になる上、前回は三兎を追った結果が、アタリ一つないパーフェクト・ゲーム。7月も下旬に入ったこの時期になると、アジはそろそろ夏枯れになる頃なので、向かい風の中敢えて狙っても、前回の二の舞いになる惧れが強い。
と云う訳で、昨年のこの時期に通っていたUMB-FPMHR-KGNでの刀狩りにしようと考えた。しかし、東風はUMB-FPでは向かい風、MHR-KGNでは横風になって、条件としては芳しくない。とは云え、ラインを若干細めにし、風の悪影響の少ない向かい風のUMB-FPにすれば、飛距離は出なくても何とかなるだろう。しかも、前回の調査でパーフェクト・ゲームを喰らったMHR-KGNと違って、背後に街灯の列がある方が有利だろうと考えUMB-FPに行くことにした。

16:30頃、到着。
早速、クーラーやバッカンをキャリーに積んで岸壁に出てみると、昨年の盛期よりも若干少なめだが、それでも大勢のアングラーが長いロッドを振っている。
そんなアングラーの背後を、入れそうな場所を探しながらトロトロと歩を進めて、第一ボラード付近に、丁度一人分の空きを見付けた。この付近はUMB-FPでの刀狩りの実績ポイントなので、ラッキー!! これで釣果は約束された様なものと先行者に断って、釣り座を構えることにした。

この日の本命はタチウオだが、時間的にも早過ぎる。日没時刻までは行き掛けの駄賃と先ずはタコ釣りのタックルを準備して、16:40頃、キャスティングを開始。
UMB-FPでのタコ狙いは始めてなので、先ずは底の状態をチェックすることにした。すると、KMI’sとは違って、至る所に根があってゴツゴツとした感触が伝わって来る上、ガッチリと根掛かりする場所もある。
これなら、期待出来る。久し振りにタコの感触を味わえるぞ!!
タコエギが根掛かった感触に、何度も何度も胸をドキドキさせて様子を伺ったが、タコエギがモゾモゾとする動きが伝わって来ない。結局、タコエギを1個奉納しただけで、背後からジリジリと差して来る西日が傾き植栽の影が伸び来て日陰になった18:00頃、タコ釣りを終了。

この日の刀狩り用のタックルは、Sephia S809M/Fのロッドに快適波止タチウオテンヤSS2Sの組み合わせ。
正面から休みなく吹き付けて来る東風のため、飛距離は差程出ないが、タチウオは近くに寄って来ていることが多いので、気にすることなくキャスティングを繰り返した。

やがて陽が沈み、周囲の光量が徐々に減って来て、いつコンタクトがあっても良い状況になり、タチウオ独特の強い引きを思い描いた手に自然に力が入って来るが、待てども待てどもコンタクトがない。

久し振りに出会った鎌倉の御仁の4月、5月は釣れたが、6月に入ってからはサッパリとの言葉が脳裏に浮かんで来る。その言葉を裏付ける様にタチウオ狙いの電気ウキの数が少ない。
回遊して来るタチウオの数は少ないかも知れないが、回遊がない訳ではないだろう。
一投一投に願いを込めてキャスティングを繰り返した。

20:00頃(?)、時刻は定かではないが、隣りの餌釣り師のウキがジワジワと海中に引き込まれ、銀色に輝くタチウオを抜き上げた。
サイズは指3本とのことで、少々物足りないが、釣れただけマシというもの。
やっと、群れが回って来た。次は小生の番だ!!!と期待をしたが、小生の方には音沙汰がない。
群れが小さいのか、数が少ないのか・・・・・。

回って来るだろう

回って来い

回って来てくれ 

しかし、願いも虚しくタチウオからの音沙汰がないまゝ時間が経ち、気が付けば数少ない電気ウキの数が更に減ってしまって数える程。小生も腰の痛みが強くなるに連れ、モチベーションが反比例して下って来て、ボラードに腰を掛けながらリーリングをする始末。
こうなると釣れるものも釣れなくなるのだが、いつ来るかも知れないコンタクトを考えると、諦めが付かない。未練のキャスティングを繰り返していたが、21:00を回った頃になると、首の皮一枚の気持ちも切れてStopFishingとして、スゴスゴと引き揚げて来た。

今シーズンのタチウオ調査は、今回で2回目だが、2度共見事にパーフェクト・ゲームの結果。現地で聞く情報も6月に入ってからは全く駄目とのことで、昨年の結果とは雲泥の違い。自然相手のことなので、年によって状況が違うのは納得出来るが、こんなにも極端に違うとは思いもしなかった。とは云え、釣り物が少なくなる盛夏の時期なので、暫くの間、通ってみようかと考えている。

2023年釣行記(41) – AJ&SL

2023年 Ajing Octopusing SaltLure 釣行記

日 時:07月18日(火) 17:30~22:00
潮回り:大潮
(↓)
場 所:KMI’s
釣 果:ナシ
同行者:単独、(IKOKさん)

前回のKMI’sアジングは、お持ち帰りをしないノー・クーラー・デイだったのだが、そんな時に限って良型が釣れるのは、釣りの世界では良くあること。この時も25cmの良型をゲットしながら、クーラーを持って来ていなかったため、泣く泣く仲間に差し上げた。
今回は、そんなことがない様に持ち帰る前提で準備を進めていたのだが、今回は、マゴチもターゲットに加えることにした。と云うのは、前回、目の前でKMIさんが釣り上げたマゴチを見て、しかも、マゴチ用の2.0gのJHとワームを頂いたので、試してみようと考えた次第。
そして、準備を終え、時間潰しで眺めていた釣り動画の中に、タコ釣りの動画があり、タコも良いなぁと・・・・。

小生は、釣りのターゲットを、例えばアジタチウオの様に複数にして臨むと、どっち付かずになって共倒れになる場合が多いので、どちらかに絞ることにしている。しかし、夕間詰め前の明るい時間帯にはタコ、夕間詰めに入ってからはマゴチ、そして、夜にはアジと云う様に時間帯を区切って、ターゲットを限定すれば、其々が独立した釣りになるので、共倒れになることはないだろう。

と云う訳で、欲張ってタコマゴチアジの三種狙いをすることにした。

17:15頃、現地に到着。
いつもとは違って、今回は三種狙いのためロッドの数も多い上、玉網まで、しかも、今回は持ち帰りが前提なのでクーラーも要る。となるとかなりの荷物となるが、この蒸し暑い中、2度も3度も往復するのも辛いものがある。仕方がないので、バッカンを肩に掛け、両手にロッド・ケースやクーラーを手に、ヨチヨチと狭い獣道を通り抜けて岸壁に出ると、意外なことに誰も居ない。

そこで、迷うことなく最奥に釣り座を構えて、17:30頃、予定通りタコ狙いのキャスティングから開始。
流石に15号(56.3g)の錘を付けたデビル・パラシュートは、重たい。ヨイショと沖に向かってキャストして、ボトムをズルズルと引き摺る様にしたが、思いの外、根や岩の存在が感じられない。何年か前、YGWさんと行ったポイントでは根ばかりで、文字通り、根掛かりとの格闘だった。その根と根の隙間に潜んでいるタコを誘い出していたのだが、それに比べると、何ともアッサリとした海底で、タコが身を隠す場所がない。そこで、テクトロで貸し切り状態の岸壁の際を狙ったが、何も変わりがない。

18:45頃、タコを諦めてマゴチ狙いに変更。
タックルは、Soare30 S803ULT30のロッドに、shimanoのメタルジグの炎月投式を組み合わせてみた。このメタルジグは、かなり昔に購入したものゝ出番がなかったもので、重さは測ってみると8g程。針やスカートが付いたまゝなので、メタルジグ単体ではは7g程度だろう。何年もの間プラスチックケースに入れっ放しだったので、付属のネクタイのゴムは溶けてしまってスカートしか残っていないが、何とかなるだろうと、敢えて引っ張り出して来たもの。
始めてのマゴチ狙いなので、アクションの付け方もアタリの出方も全くわからないまゝ、動画で俄仕込みの知識を試してみたが、全く反応がない。
そこで、これ又買ったまゝで出番がなかったOceanRulerBottomFishUltimateに替えたり、KMIさんに貰ったJHにしたりしたが、空振り。

19:20頃、最後のアジングに変更。
タックルは、SoareGame改のロッドにリールはAldebaran BFS XG1.0gのJHの組み合わせ。タコマゴチと違って遥かに軽い1.0gのJHでは、右から左へ吹き抜けている少々強目の風にラインが流されてやり難い。
直ぐにでも反応が返って来るだろうと期待をしたが、何も音沙汰がない。
前回は、明るい内にコンタクトがあったが、暗くなってからはアタリが遠くなってしまって、苦労したことを思い出し、間詰めの時間帯はマゴチではなくアジをやれば良かったかな?と後悔をしたが仕方がない。
たまにしか来ないであろうコンタクトを待ちながら、キャスティングを繰り返していると、19:45頃、IKOKさんが登場し、入口付近でキャスティングを開始。

アジからの音沙汰がないまゝ時間ばかりが過ぎて行き、流石に嫌気も差して来た所で、気分転換のためにマゴチ狙いに切り替えても見たが、何も効果がない。しからば、夜になって餌を求めて巣穴から出て動き回っている筈のタコに遭遇するかも知れないと重たいタックルを持ち出したが、これも無駄な努力に終わり、22:00頃、精も根も尽き果てて、当初の目論見とは違って、重たい空のクーラーを持ってスゴスゴと引き揚げた。

この日は、アジはどちらかと云うと保険的な意味合いがあったのだが、この日は1度もコンタクトがなかった。7月も半ばを過ぎ、ソロソロ、アジも夏休みに入る頃で、昨年の今頃と同じ様に、これから暫くの間はタチウオに狙いを変えても良いかも知れない。

所で、二兎を追うもの、一兎も得ずと云われるが、この日は欲張りにも三兎を追ってみた。しかし、二兎を追っても一兎も得られないのに、三兎を追えば一兎は得られるのではないかと考える方が、やはり無謀で考えが甘かったと云うべきだろう。
とは云え、三種ともパーフェクト・ゲームを喰らう結果は、やはりショック!!

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