※ 月別アーカイブ:1月2014 ※

2014年釣行記(6)-MB

2014年 Mebaring 釣行記

潮回り:大潮 場所:NGTBN 釣果:メバル x 13 同行者:単独

前回良い思いをしたので二匹目のどじょうを狙ってNGTBNに出撃する機会を窺っていたのだが、釣りをしたい時間帯に限って風の強い日が続いていたので延び延びになっていた。
そして、漸く南寄りの風が3m程の予報だったので出掛けることにしたものゝ、大潮の下げの時間帯に当たることが気懸りだった。
と云うのもこの時期は夜の方が潮の動きが大きく、この日の干潮時刻の22:00頃には-1cm迄下がってしまう。根の荒い磯でのMebaringでここまで潮位が下がってしまうと釣りにならないだろう。この点を考えると精々頑張ったとしても下がり切る前の20:00頃には釣り上がりとせざるを得ないだろう。つまり、折角磯に乗っても実釣時間が限られてしまうと云うことになる。

と云う訳で、少しでも実釣時間を稼ぐために、いつもより早い14:30頃自宅を出発。途中で釣具屋に寄り道をしたので少し遅くなったが、17:00を少し回った頃に現地到着。

NTGBNの磯に乗ってみると、思いの外強い南東の風が吹いている。予報では3mだったが体感的には5m位。
北向きに釣り座を構えてキャスティングを開始したが、風に東が入っているため斜め右後方から斜め左前方に風が吹き抜けていて、思ったコースにルアーを送ることが出来ない。物は試しと南向きにキャストするとルアーが風に煽られて戻される始末。

17:30を廻り、周囲が暗くなりゴールデンタイムに入ったが、風は相変わらず強く吹いており、メバルからの信号も感じられない。
ルアーを替え、立ち位置を替えしても二匹目のどじょうが出て来る気配がなく、場所を移動するなら早い方が良いだろうと云うことで、18:30頃GSHURに移動することに・・・。

GSHURに向かって歩き出した所で、隣りの低い磯が気になりチェックすることに・・・。
この磯は少し岸寄りに位置しているためか、幾分風が弱く感じる。と云っても、正面の根に向かってキャストしてもルアーは左手から戻って来るので通せるコースが決まってしまう。
MB-2014-005Rそれでも移動して、4投目か5投目で23cmの良型メバルが姿を見せて呉れた。
前回調子の良かった磯では全く気配がなく弱気の虫が顔を覗かせていただけに嬉しい1匹。
そして、その後直ぐに20cm。

ここに落ち着こうかと持ったが、その後はアタリがなくなったので30分程やってGSHURに移動。

GSHURは更に岸に近いので、風はあるが余り気にならない。
しかし、潮位がかなり下がっており、いつものワンドが一回り以上小さくなってしまっていて、メバルの活性が下がっているのではないかと心配したが、移動して2投目で、25cm。そしてリリースサイズの20cmを2匹追加したのを最後にアタリが全くなくなってしまった。

20:00頃、根掛かりで飛ばし浮子まで取られてしまったので、StopFishingとする積りで駐車場方向に戻り始めると・・・・・。

アレ~ッ、風がなくなっている!
風がないなら潮位が上がって来るまで粘ってみようか?

元のNGTBNに戻って、カップラーメンで夕食を取り、食後のコーヒーを楽しみながら様子を窺ったが、風が強くなる気配がないので21:30頃、キャスティングを再開することに・・・・。
と云っても、潮位が下がり切る直前なので、潮位は極限近くまで下がっていて北側は至る所に根が顔を出しており、よくもこんなに根がきつい所でプラグを投げていたもんだと我ながら感心する位で、到底釣りなど出来る状況ではなくなっている。対して南側は正面は根が顔を出していてキャストすることは出来ないが、沖方向だけは開けていて何とか釣りは出来そう。

メバルが居るかどうか判断が出来ないので、手間の掛かる飛ばし浮子を使ったワーミング・システムを組むの止めて、シンペンを結んでキャストをすると、3投目でいきなりグ・グンと強いアタリで26cm。これまで、この磯の南向きでは目ぼしい結果がなかったので些か意外な感じがしたが、その後程なくして25cmをゲット。
丁度、干潮時刻に当たる22:00頃のことで、南側は潮位が低い時の方が良いのかも知れないと思った次第。

その後はアタリが遠くなったので、飛ばし浮子を使ったワーミング・システムに変更し、磯の先端に出た所で、ポツリポツリながらの拾い釣り。しかし、出れば、ロッドをグングンと締め込む強い引きの25cm超ばかり。

25:00頃になって風が出て来たのを機にStopFishingとしたが28cmを筆頭に良型9匹とリリースした20cm前後の4匹と満足すべき結果だった。
欲を言えば30cm超が混じっていれば云うことなし・・・・だが、これは望み過ぎと云うもの

これまでMebaringでは、プラグを使う場合もワームを使う場合も教科書通りゆっくりとリーリングばかりしていた。これで、それなりの結果を得ていたのだが、この日はロッドでサビク方法を試してみた。
つまり、キャストして糸ふけを取った後、ロッドを10時から1時方向にゆっくりと動かして、ロッドを10時の位置に戻すと同時に糸ふけを取り、そしてまた1時方向にロッドを動かすことを繰り返してみた。
こうするとロッドを元の10時のポジションに戻す際、ラインのテンションが抜けてワームが僅かにフォールしておりその動きにメバルが刺激されたのだろう。
次回の釣行でも試してみようと思う。

2014年釣行記(5)-MB

2014年 Mebaring 釣行記

潮回り:小潮 場所:NGTBN 釣果:メバル x 10 同行者:単独

この所お手軽なMHR-KGNでのMebaringが連続していたので、今回は磯Mebaringで型狙いで久し振りのNGTBNに行くことにした。

15:30過ぎに自宅を出発し、現地着は17:30頃。

この磯は南北の両側が釣り場となるのだが、どう云う訳か小生は南向きでは良い釣りをした記憶が殆どがない。しかし、潮位が低いこの時間帯では、磯の北岸に平行して走る根が邪魔になって釣り難いし、昨年だったか一昨年だったか、メッキ仲間のIちゃんが南向きで爆釣したと聞いていたので、今回は南に向かってやってみることに・・・・。

潮位が低いことを考慮して、先ずShallowMagic50を結んでキャスティングを開始。

予報では2m/sの北風だったが、1年振りの磯に立ってみるとラッキーなことに殆ど無風状態で、波もなく絶好のMebaring日和
しかし期待とは裏腹に、軽いアタリがコンと1度あっただけ。

こうなるとない物ねだりの様で実績のある北向きが気になって仕方がない。1時間程南向きで粘って、海面から出ている根の頭が小さくなって来たのを待って、北向きに釣り座を移動。

MB-2014-003Rそして、ワンドの中心に向かってキャスティングをして、ゆっくりとリーリングを始めると、いきなりグ・グンとアタリがあってボーズ逃れの21cm。

所が、アタリは良かったが、リア・フックの1本だけが辛うじて唇に掛かっているだけで、写真を撮ろうとしている間にポロリと足元の潮溜まりに落ちてしまった。幸いその潮溜まりは直径が約40cm、深さが約30cm位の小さなものだったので、何とか回収して撮影の後、海に帰って貰った。

2匹目を・・・・とキャスティングを繰り返したが、それっきり音沙汰がない。そこでルアーをPygmyBoxのシンペンに替えた所、同サイズを追加出来たが、これもリアフックが浅く掛かっているだけ。加えて、アタリも交通事故みたいなもので後が続かない。

そんなことから、飛ばし浮子を使った遠投ワーミング・システムに変更して最初のキャスティング。
これは試しの意味もあって、道具を置いている所から南向きにキャストしたのだが、リーリング開始直後のコツッとした軽いアタリに反射的に合わせると、いきなりロッドを締めこむ強い引きで27cm。
そして、立っている磯に平行に沖にキャスティングして同サイズを追加した所で、アタリが遠くなったので、北向きに場所を移動。

斜め右前方に海面から少しだけ頭を出している根の方向に遠投し、ゆっくりとリーリングして来てその根の際に差し掛かった所で、ジワ~ッと重くなる違和感にさびく様にスウィープして様子をうかがうとグーンと重々しい引きでこの日最大の28cm。
再度、同じ様に根の際を通してクッと微かなアタリで26cm。

MB-2014-004R21:00頃、場を休めるために休憩。
湯を沸かしてカップラーメンで腹を満たし、食後の熱いコーヒーを飲んで、21:30頃再開。

そして、同じ根の際を通した所で25cmを2匹を追加。
不思議なことに他の根では全くアタリがなく、あっても単発で終わってしまうし、この根でも少しでも離れるとアタリがなく、広い海の一点だけに固まっている様な感じさえしてしまう。
しかも、アタリも本当に小さいものばかり。こんな小さなアタリが取れたのはAjingをやったから・・・・。

22:00頃になって北風が吹き出してきた。
風そのものは、釣りが成立しなくなる程そんなに強いものではなかったが、ポイントがギリギリ届く範囲であったため、少しの向かい風でもワームを届けることが出来なくなり、結局諦めて22:30頃StopFishingとした。

今回は、28cmを筆頭に25cm超を6匹、25cmに届かないサイズの3匹、そして27cm位のお腹の大きくなったメス1匹の合計10匹の釣果(25cm超以外は全てリリース)で、狙った通りの満足すべき結果だった\(^o^)/

2014年釣行記(4)-MB

2014年 Mebaring 釣行記

潮回り:中潮 場所:MHR-KGN 釣果:メバル x 19,カサゴ x 2 同行者:単独

前回はお手軽なMHR-KGNでのMebaringで癒されたので、今回は久し振りに磯Mebaringで型狙いと思っていたが、生憎、夜は南寄りの風が5~6mとの予報。そこで、今回も南風に強いMHR-KGNで遊ぶことにした。

15:30過ぎに自宅を出発し、現地着は17:00少し前。

支度をして岸壁に立つと、風が全く吹いていない!!
こんなことなら磯に行けば良かったと思っても、磯支度はして来なかったので仕方がない・・・・。

前回と同じ0.9gJHを結んでキャスティングを始めたのは17:10頃。
そして、最初の可愛い娘ちゃんが姿を見せて呉れたのは、それから間もない17:20頃で、今回も順調・・・・・・

と期待したが、前回と違ってアタリが続かない。
そこで、風もないのでJH0.5gに替え所、これが良かったのか、その後はポツリポツリながらアタリが出る様になった。と云っても前回の様に一ヶ所で何匹も出る状況ではなく、精々2~3匹。
しかも、満潮時刻の18:52に近付くにつれてアタリが遠くなり、ついには全くなくなってしまった。

満潮時刻を過ぎ潮が効き始めるとアタリが戻って来る筈と期待してキャスティングを繰り返していたが、丁度その頃から風が吹き出して来た。
しかも横風になる西風で0.5gでは風に流されてしまう。そこで0.9gに変更したが、JHを重くすると少ないアタリが全くなくなってしまう。で、風が弱くなった時間帯は0.5gでアタリを拾い、風が強くなると0.9gに替えて・・・・・。

20:00頃、場所を長い岸壁の中央付近に大きく移動してキャスティングを始めようとした途端、タイミングを合わせる様にして風が強くなってどうしようもなくなってしまった。

MB-2014-002R折角長い距離を歩いて来たのだからと粘ったが、風に流されたJHが何処を通っているのか判らず、岸壁の際を流して何とか1匹拾った所で、戻ることに・・。

戻りつゝ風が弱くなった瞬間を狙ってキャスティングをして・・・を繰り返して最後に掛かって来たのが21cm程のカサゴ。

その後は殆どキャスティングをするチャンスもない程絶え間なく強い西風が吹き、21:00過ぎにStopFishingとした。

2014年釣行記(3)-MB

2014年 Mebaring 釣行記

潮回り:大潮 場所:MHR-KGN 釣果:メバル x 40,カサゴ x 1 同行者:単独

高い通行料を払って遠征した房総Ajingでは、今一つの感が強かったので何となくモヤモヤしたものが・・・・。
と云う訳で、今回はつぶらな瞳の可愛い娘ちゃんに癒して貰おうと、今冬初めてのMebaringに出掛けた。場所は型は望めないが数釣りが楽しめるMHR-KGN

日没時刻が17:00少し前なので、ゆっくり目の15:00頃に自宅を出発。
現地には満潮時刻の16:30頃到着。
早速、支度を終えて釣り場となる岸壁に出てみると、珍しいことに予報通り殆ど風がない。こんなことなら磯で型を狙っても良かったかも・・・

0.9gのJHを結んでキャスティングを開始したのは16:45頃。
少しづつ移動しながらキャスティングを繰り返したが、可愛い娘ちゃんからのコンタクトはなく、若干不安が・・・・・。

MB-2014-001R日没時刻を過ぎて東の水平線に赤く満月が見えて来た頃、コ・コンと最初のアタリで姿を見せて呉れたのは16cm位で、この付近ではアベレージ・サイズ。

このMHR-KGNでは同じ場所で続けて来ることは余り経験がないので、少々意外な気がしたが、この1匹を皮切りに同じ場所で10匹程を立て続けにゲット。

ここで粘ってメバルのアタリを楽しんでも良かったのだが、少しサイズに物足りなさを感じたので、少しづつ移動しながら探ることにした。

しかし、これが裏目・・・?

潮位が下がって来たのが原因なのか、月の位置が高くなって満月の光で周囲が明るくなったのが原因なのか定かではないが、移動先では、一ヶ所で出ても精々2匹で、その2匹を拾っては隣りに移動して・・の繰り返し。

それでも長い岸壁の中程まで行って引き返して来た頃には、23cmの良型を含む41匹の釣果で、それなりに満足が出来る結果だった。

21:30頃、この日3度目のバック・ラッシュ
これに嫌気が差して諦めてStopFishingとしたが、そんなトラブルがなければもう少し釣果を伸ばせただろうと思う。

それにしても、アジと違ってメバルは非常に素直な魚だと思った。
広い海を回遊して回るアジの場合は、先ず群れが回って来ることが第一条件で、泳層もコロコロと変化するのでその泳層にジグを通さなければ釣果に繋がらない。
対してメバルは大きく回遊することもなく、基本的には身を隠せる根の近くにいることが多く、底付近を狙えば取り敢えず姿を拝めることが多い。

この様にアジとメバルは対照的な魚だけれど、ルアーで狙う釣りの対象としてはどちらも甲乙付けがたい程面白い。

2014年釣行記(2)-AJ

2014年 Ajing 釣行記

潮回り:大潮 場所:EM-FP 釣果:アジ x 5 同行者:単独

前回の釣行では、要領を得ない初めての場所で何とか10匹の釣果があった。アジング初心者の小生としては、これではこれで満足すべきものだったが、何か引っ掛かるものがあった
と云うのも、釣果こそ10匹だったが、実は小さなアタリに手が出なかったケースが結構あった。アジングの師匠筋の空読さん海猿さん達はこの小さなアタリを確実にものにしている筈。
と考えると再度挑戦して見なければと云う気持ちが強くなって・・・と云う次第。

今回はデイアジングにも挑戦するために10:00頃自宅を出発。
現地着は12:00を少し回った頃。

前回入った突堤の先端には、2人連れのアングラーの姿があったが、北風を背にする外海側ではなく港内側を向いていた。
前回、小生は南寄りの強い風のため、先端の外海側では釣りが出来なかった。なので、今回は外海側をやってみることに・・・。

先行者に挨拶をして、1gのJHを結んでキャスティングを開始したのは12:30頃。
岸壁から足元を覗くと小さなベイトの群れが右に左に泳ぎ回り、その群れの下には一回り大きな黒っぽい魚影が岸壁に生えた海藻の影に入ったり出たり・・・。前回は陽が暮れてから入ったので解らなかったが、黒っぽく見える海藻帯と白っぽい砂地が手に取る様に見える。

陽が高く水の透明度も高いので、アジが居るとすれば海藻帯の陰だろうと考えて、ギリギリを狙って通すと・・・。
ワームがスパッと針から出た部分だけが切り取られている。
云うまでもなくフグの仕業で、キャストの度にワームが食い千切られてしまい、お蔭で使いさしのワームが瞬く間になくなってしまった。

AJ-2014-002R1時間程フグと格闘したが肝心のアジからの信号は感じられなかったので、突堤を岸寄りに戻ってテトラから試すことにした。
この付近は、見た所海藻帯が広がっているので、ひょっとするとメバルでも来ないかと期待したが、プルプルと来たのは、棲んでいる場所の影響からかやけに黄色っぽい穴ハゼ君

その後は、相も変わらずアジからのコンタクトはなく、12月にデイアジングをやった浜行川に行くことも頭を過ったが、20数キロも移動しなければならず、そのままグダグダと夕暮れまで時間潰しをして過ごした。

16:30頃、正面の陽が大きく傾き光量もかなり減って来たので、アジングを再開。
暫くは何の気配もなかったが、陽が暮れて何処からか夕焼け小焼けの曲が聞こえてきた瞬間、ブルブルッとそれらしいアタリ。
いきなりのことで、これは合わせられなかったが、このアタリを皮切りに立て続けに3匹をゲット。サイズは16cm程度でこの点は物足りなかったが、待ちに待ったアジの姿で嬉しい嬉しい釣果。
特に2匹目は、前回手が出せなかった程クッと微かに感じるだけの微かなアタリを合わせることが出来たもので、これで爆釣・・・・。

しかしながら、3匹目を掛けた後からは又もやアタリが全くなくなってしまい、その後は、突堤の岸寄りに戻ったテトラの入っていない浅場で1匹、先端の船道で1匹と拾っただけ。
それでも、再度回遊して来るのを待って粘ったが、20:30頃諦めてStopFishingとした。

帰宅して、こうして昨日のことを思い出しながらブログを書いているのだが、突堤の際しか攻めていなかったことを思い出した。
折角高い通行料を払って行ったのだから、考えられること全て・・・例えば、飛ばし浮子を使ってでも遠くを攻めるなど・・・を試してみるべきだった。

« 古い記事